JPH0580737B2 - - Google Patents

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JPH0580737B2
JPH0580737B2 JP59253464A JP25346484A JPH0580737B2 JP H0580737 B2 JPH0580737 B2 JP H0580737B2 JP 59253464 A JP59253464 A JP 59253464A JP 25346484 A JP25346484 A JP 25346484A JP H0580737 B2 JPH0580737 B2 JP H0580737B2
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Yukio Fukuju
Chiaki Kanai
Yasuhiro Ogura
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば固定ヘツド式のデイジタル
テープレコーダを他の機器と同期運転するのに適
用されるデイジタルテープレコーダの調相装置に
関する。
〔従来の技術〕
固定ヘツド式のデイジタルテープレコーダを2
台用い、そのうちの1台のデイジタルテープレコ
ーダをマスター機(記録機)とし、その他方をス
レーブ機(再生機)として、ダビングや電子編集
がなされている。また、ビデオシステムとデイジ
タルテープレコーダとを同期運転させることによ
り、ステレオビデオ番組、ドラマ等の音声収録及
び音声編集が行われている。
このように、調相を行う場合、固定ヘツド式の
デイジタルテープレコーダをスレーブ機とする
と、マスター機とスレーブ機とのタイムコード信
号のアドレスを比較し、両者のアドレス差情報に
よりスレーブ機のキヤプスタンサーボ回路を制御
し、フレーム単位まで調相後、スレーブ機のサー
ボ回路をセクタークロツク(コントロールトラツ
クに記録されているコントロール信号)にロツク
するように切り換える。更に、その後の同期ずれ
を起こさないように、基準ビデオ同期信号に同期
させる。
但し、この場合のタイムコード信号のフレーム
データとセクタークロツクとの間には、相関がな
いため、スレーブ機のサーボ回路をセクタークロ
ツクにロツクする状態に切り換える時に、±1セ
クター以上の誤差を許容している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
デイジタルテープレコーダ間でのダビング、編
集又はビデオ機器とデイジタルテープレコーダ間
における音声の編集を行う場合、1セクター以上
の誤差が存在することは、編集精度の点で充分な
ものとは言えない。
従つて、この発明の目的は、調和の精度をより
向上させることができるデイジタルテープレコー
ダの調和装置の提供を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、デイジタルオーデイオ信号が記録
される第1のトラツクTD0〜TD7とタイムコ
ード信号が記録される第2のトラツクTTとデイ
ジタルオーデイオ信号と同期した関係でコントロ
ール信号が記録される第3のトラツクTCとを有
する磁気テープ21を再生するデイジタルテープ
レコーダと、 デイジタルテープレコーダにより再生されたデ
イジタルオーデイオ信号又はデイジタルオーデイ
オ信号をA/D変換してなるアナログオーデイオ
信号を記録する記録装置と を同期運転するためのデイジタルテープレコーダ
の調相装置において、 第3のトラツクTCからの再生コントロール信
号と基準のクロツク信号とにより、キヤプスタン
モータ71の回転位相を基準のクロツク信号の位
相に一致させるためのサーボ回路53と、 基準のクロツク信号を記録装置と共に端子42
より入力される同期信号に同期するように形成す
る基準クロツク発生回路51と、 第2のトラツクTTから再生された再生タイム
コード信号と外部からのタイムコード信号とのア
ドレス差及び位相差を除去するように、クロツク
発生回路51の出力の周波数を変化させる制御回
路52と をデイジタルテープレコーダに設けたことを特徴
とするデイジタルテープレコーダの調相装置であ
る。
〔作用〕
デイジタルテープレコーダの記録フオーマツト
は、タイムコード信号より細かい単位のテープア
ドレスが要求されるために、フレーム周波数と1
ブロツク又は数ブロツク単位のテープアドレスと
の相関がない。かかるデイジタルテープレコーダ
をタイムコード信号を用いて調相する場合、スレ
ーブ機は端子8より入力される基準のビデオ同期
信号に同期したサンプルクロツク発生回路3の出
力をスイツチ9を通して調相器4の基準クロツク
発生回路51の端子42に入力することにより基
準クロツク発生回路51の出力を基準のビデオ同
期信号に同期させ、また、基準クロツク発生回路
51の出力をサーボ回路53の基準信号とするこ
とにより、デイジタルテープレコーダのキヤプス
タンサーボ回路53をサーボ回路53の基準信号
にロツクさせる。この状態で、調相制御部52に
よつて、再生タイムコード信号とマスター機のロ
ツクしている外部タイムコード信号とのアドレス
差及び位相差を除去するように、基準クロツクの
周波数を微調整して、磁気テープ21の速度を変
化させる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照
して説明する。第1図は、この発明をデイジタル
オーデイオ信号のダビングを行う場合に適用した
一実施例のシステムの構成を示す。
第1図において、1は、デイジタルオーデイオ
信号を再生するスレーブ機としてのデイジタルテ
ープレコーダを示し、11がマスター機としての
デイジタルテープレコーダを示す。デイジタルテ
ープレコーダ1により再生されたデイジタルオー
デイオ信号がデイジタル出力端子2からデイジタ
ルテープレコーダ11のデイジタル入力端子12
に供給され、デイジタルテープレコーダ11によ
り磁気テープに記録される。
デイジタルテープレコーダ1及び11は、第2
図に示すように、例えば1/4インチ幅の磁気テー
プ21に対して8本のデータトラツクTD0〜
TD7と2本のアナログトラツクTA1,TA2と
コントロールトラツクTCとタイムコードトラツ
クTTとを形成するようにしている。この8本の
データトラツクTD0〜TD7には、8チヤンネ
ルの各デイジタルオーデイオ信号が所定のフオー
マツトで以て記録される。
第3図Aに示すように、各ワードが16ビツトの
16ワードのデータとその最初に付加されたデータ
同期信号(斜線で示す)とデータの終に付加され
たCRCコードとによつて1伝送ブロツクが構成
されている。データ同期信号区間には、3ビツト
のブロツクアドレス信号が挿入されており、この
ブロツクアドレス信号とのデータと両者がCRC
によるエラー検出の対象とされている。
コントロールトラツクTCの1セクターは、4
ビツトの同期信号(斜線区間で示す)と、16ビツ
トのコントロールワードと、28ビツトのセクター
アドレス信号と、16ビツトのCRCコードとから
構成されている。コントロールワードは、記録さ
れているデイジタルオーデイオ信号のサンプリン
グ周波数、記録フオーマツトの判別用のもので、
セクターアドレスは、0番地から歩進する絶対番
地である。このコントロールワード及びセクター
アドレスがCRCによるエラー検出の対象とされ
ている。
データトラツクTDに記録するための変調方法
としては、3PM方式等の高密度記録が可能なも
のが用いられ、コントロールトラツクTCに記録
するための変調方法としては、FM方式等のもの
が用いられる。セクターアドレス信号の最下位ビ
ツトS0がそのセクター内に含まれる4ブロツクの
各ブロツクアドレス信号の最上位ビツトと一致す
るようにされている。つまり、ブロツクアドレス
〔B2B1B0〕は、そのセクター内において、〔S000〕
〔S001〕〔S010〕〔S011〕と順次変化する。
磁気テープ21の走行方向に対して第1の記録
ヘツド、再生ヘツド、第2の記録ヘツドが順次位
置する配列とされる。各ヘツドは、磁気テープ2
1の幅方向にインラインに配列された10個の記録
又は再生用の磁気ギヤツプを有している。この磁
気ギヤツプのうちの8個がデータトラツクTD0
〜TD7と対応し、他の2個がコントロールトラ
ツクTC及びタイムコード信号トラツクTTと
夫々対応している。磁気テープ21に対する最初
の記録は、第1の記録ヘツドによりなされ、シン
ク録音、カツトイン/カツトアウト等のときは、
第2の記録ヘツドが用いられる。第1の記録ヘツ
ドによつて一旦形成されたコントロールトラツク
TCは、書き換えがなされず、データトラツクの
みが書き換えられる。
デイジタルテープレコーダ1及びデイジタルテ
ープレコーダ11の夫々は、サンプルクロツク発
生回路3及び13と調相器4及び14を有してい
る。デイジタルテープレコーダ11のサンプルク
ロツク発生回路13の端子18には、端子20か
ら基準のビデオ同期信号が供給される。このビデ
オ同期信号と同期するサンプルクロツク(ワード
クロツク)がサンプルクロツク発生回路13から
発生する。このサンプルクロツク発生回路13の
出力が調相器14に供給されると共に、端子19
に取り出される。
調相器4には、スイツチ9を介されたサンプル
クロツクが供給される。スイツチ9により、自身
のサンプルクロツク発生回路3の出力と端子19
からのサンプルクロツク発生回路13の出力とが
選択される。デイジタルテープレコーダ1の記録
動作時及び単独の再生時には、サンプルクロツク
発生回路3の出力がスイツチ9により選択され、
同期運転時には、図示のように、端子19からの
サンプルクロツクが選択される。
サンプルクロツク発生回路3は、外部から基準
のビデオ同期信号が供給される端子8を有してい
る。調相器4には、サンプルクロツクの他に、外
部タイムコード信号と磁気ヘツド6からの再生タ
イムコード信号が供給される。デイジタルテープ
レコーダ11の調相器14には、サンプルクロツ
クの他に、端子15からの外部タイムコード信号
と磁気ヘツド16からの再生タイムコード信号と
が供給される。
第1図に示す一実施例では、調相器14に外部
タイムコード信号が供給されず、磁気ヘツド16
からの再生タイムコード信号が供給される。ま
た、デイジタルテープレコーダ11の再生タイム
コード信号が端子17及び端子7を介してデイジ
タルテープレコーダ1の調相器4に外部タイムコ
ード信号として供給される。
上述のサンプルクロツク発生回路3は、第6図
に示す具体的構成を有している。31は、端子8
から基準のビデオ信号が供給される同期検出回路
である。32は、同期検出回路31の出力信号と
内部発振器33の出力信号とを切り換えるスイツ
チを示し、このスイツチ32の出力信号が位相比
較回路34に供給される。位相比較回路34の出
力がVCO(電圧制御形発振器)35に供給され
る。このVCO35の出力信号が分周器40を介
して出力端子41に取り出される。
VCO35の出力が分周器36及び分周器38
を介して位相比較回路34に供給される。分周器
36の分周比は、端子37からの切り換え信号に
よつて切り換えられ、分周器38の分周比は、端
子39からの切り換え信号によつて切り換えられ
る。分周器36の分周比は、デイジタルオーデイ
オ信号のサンプリング周波数の違い(例えば48K
Hz又は44.1KHz)と対応して切り換えられ、分周
器38の分周比は、フレーム周波数の違い(例え
ば29.97Hz,30Hz又は25Hz)と対応して切り換え
られる。このサンプルクロツク発生回路3は、基
準のビデオ同期信号と同期したサンプルクロツク
を発生する。
デイジタルテープレコーダ1の調相器4は、第
7図に示す具体的構成を有している。この調相器
4は、破線で囲んで示すように、PLLの構成の
セクタークロツク発生回路51と、調相制御部5
2と、サーボ回路53とから構成されている。
セクタークロツク発生回路51の位相比較回路
54の一方の入力信号として端子42からサンプ
ルクロツクが供給される。このサンプルクロツク
は、第6図に示されるサンプルクロツク発生回路
3からのものである。位相比較回路54の他方の
入力信号として可変分周器56を介されたVCO
55の出力信号が供給される。VCO55の出力
信号が分周器57を介してセクタークロツクとさ
れる。このセクタークロツクがサーボ回路53の
基準信号として供給される。
セクタークロツク発生回路51の可変分周器5
6の分周比が調相制御部52により制御される。
調相制御部52は、磁気ヘツド6からの自身の再
生タイムコード信号と端子7からの外部タイムコ
ード信号とのアドレス及び位相を一致させるよう
に、可変分周器56の分周比を制御して、セクタ
ークロツクの周波数の微調整を行うためのもので
ある。
磁気ヘツドからの再生タイムコード信号がビツ
トクロツク抽出回路61を介して位相検出回路6
2及びアドレス検出回路66に供給される。ビツ
トクロツク抽出回路61により再生タイムコード
信号の読み取りのためのビツトクロツクが取り出
される。位相検出回路62は、再生タイムコード
信号の1フレーム毎の同期ワードの位相を検出す
るためのものである。アドレス検出回路66は、
再生タイムコード信号のアドレス(フレームデー
タ)を検出するためのものである。
端子7からの外部タイムコード信号がビツトク
ロツク抽出回路64を介して位相検出回路65及
びアドレス検出回路67に供給される。ビツトク
ロツク抽出回路64により外部タイムコード信号
の読み取りのためのビツトクロツクが取り出され
る。位相検出回路65は、外部タイムコード信号
の1フレーム毎の同期ワードの位相を検出するた
めのものである。アドレス検出回路67は、外部
タイムコード信号のアドレス(フレームデータ)
を検出するためのものである。
位相検出回路62及び65の夫々の出力が位相
比較回路63に入力される。位相比較回路63に
より、再生タイムコード信号と外部タイムコード
信号の同期ワードの位相差が検出される。アドレ
ス検出回路66及び67の出力がアドレス比較回
路68に供給される。アドレス比較回路68によ
り、再生タイムコード信号と外部タイムコード信
号のアドレス差が検出される。これらの位相比較
回路63及びアドレス比較回路68の位相差及び
アドレス差の夫々と対応する出力信号が分周比コ
ントローラ69に供給される。
分周比コントローラ69は、位相差及びアドレ
ス差の夫々を除去するように、セクタークロツク
発生回路51の可変分周器56の分周比の値を設
定する制御信号を発生する。この分周比コントロ
ーラ69は、位相差及びアドレス差から上記の分
周比を演算するマイクロプロセツサを有してい
る。
セクタークロツク発生回路51からのセクター
クロツクがサーボ回路53の速度検出回路74に
供給され、また、位相比較回路80にその一方の
入力として供給される。サーボ回路53は、直流
モータの構成のキヤプスタンモータ71の速度及
び位相を制御するためのものである。キヤプスタ
ンモータ71の回転速度を検出する回転検出器7
2が設けられている。回転検出器72からキヤプ
スタンモータ71の回転速度に対応する周期の検
出パルスが発生し、この検出パルスが速度検出回
路73に供給される。速度検出回路73により検
出パルスの周期が測定がなされ、キヤプスタンモ
ータ71の速度が検出される。
この速度検出回路73及び74の両者の検出出
力が速度比較回路75に供給される。速度比較回
路75により、セクタークロツクに対するキヤプ
スタンモータ71の速度誤差が検出される。この
速度誤差信号が加算回路76に供給される。この
加算回路76の出力信号がドライブアンプ77を
介してキヤプスタンモータ71に供給される。
78は、コントロールトラツクTC(第2図参
照)からセクター周期のコントロール信号を再生
する磁気ヘツドを示す。この磁気ヘツド78の出
力から再生セクタークロツクの位相が検出され、
この検出された位相が位相比較回路80の他方の
入力とされる。位相比較回路80の比較出力は、
セクタークロツク発生回路51からセクタークロ
ツクの位相とデイジタルテープレコーダ1の再生
セクタークロツクの位相との位相誤差を示してい
る。位相比較回路80の比較出力がスイツチ81
を介して加算回路76に供給され、速度誤差信号
と加算される。スイツチ81は、調相の過程でオ
ン/オフされるスイツチである。サーボ回路53
によつてデイジタルテープレコーダ1のキヤプス
タンモータ71の回転速度及び回転位相がセクタ
ークロツク発生回路51からのセクタークロツク
と一致するようになされる。
デイジタルテープレコーダ11に設けられてい
るサンプルクロツク発生回路13と調相器14
は、夫々上述のデイジタルテープレコーダ1のサ
ンプルクロツク発生回路3及び調相器4と同一の
構成とされている。デイジタルテープレコーダ1
1のサンプルクロツク発生回路13は、端子20
からの基準のビデオ同期信号に同期している。こ
のサンプルクロツク発生回路13の出力に得られ
るサンプルクロツクがスイツチ9を介してデイジ
タルテープレコーダ1の調相器4に供給されるの
で、デイジタルテープレコーダ1の調相器4も、
基準のビデオ同期信号に同期している。
第4図は、デイジタルテープレコーダ1及びデ
イジタルテープレコーダ11のセクタークロツ
ク、セクターアドレス及びタイムコード信号の関
係を示すタイムチヤートである。第4図A、第4
図B及び第4図Cは、マスター機であるデイジタ
ルテープレコーダ11におけるマスター機のセク
タークロツク、マスター機のセクターアドレス及
びマスター機のタイムコード信号を夫々示す。調
相器14のサーボ回路によりデイジタルテープレ
コーダ11のキヤプスタンモータが制御され、マ
スター機のセクタークロツク(第4図A)及びマ
スター機のセクターアドレス(第4図B)の位相
が一致されている。このマスター機のセクターア
ドレスとマスター機の再生タイムコード信号(第
4図C)とは、一定の位相差を有している。
第4図D、第4図E及び第4図Fは、スレーブ
機であるデイジタルテープレコーダ1におけるス
レーブ機のセクタークロツク、スレーブ機のセク
ターアドレス及びスレーブ機のタイムコード信号
を夫々示す。デイジタルテープレコーダ11の場
合と同様に、スレーブ機のセクタークロツク(第
4図D)及びスレーブ機のセクターアドレス(第
4図E)の位相が一致されている。また、スレー
ブ機のセクターアドレスとスレーブ機の再生タイ
ムコード信号(第4図F)とは、一定の位相差を
有しいる。
すなわち、サーボ回路53の磁気ヘツド78か
ら、磁気テープに記録されたコントロール信号が
再生され、セクター位相検出器79によりコント
ロール信号に含まれる再生セクターアドレスの位
相が検出される。この位相信号は、位相比較器8
0の一方に入力される。位相比較器80のもう一
方の入力は、セクタークロツク発生器51の出力
するセクタークロツクであり、位相比較器80は
この両者の位相の誤差信号を出力する。この誤差
信号はスイツチ81、加算器76を通してキヤプ
スタンモータ71に入力され、その結果、キヤプ
スタンモータ71はこの誤差がなくなるように動
作する。このようにして、セクタークロツクとセ
クターアドレスの位相が一致する。
第4図は、デイジタルテープレコーダ1及びデ
イジタルテープレコーダ11を第1図に示す接続
関係により同期運転する時に、デイジタルテープ
レコーダ1の再生タイムコード信号(第4図F)
がデイジタルテープレコーダ11の再生タイムコ
ード信号(第4図C)と位相差Dを有している状
態を示している。この位相差Dは、調相器4の位
相比較回路63により検出される。この位相差に
応じてセクタークロツク発生回路51の可変分周
器56の分周比較が変えられる。つまり、第4図
に示す場合では、セクタークロツク発生回路51
により形成されるセクタークロツクの周波数が上
昇するように、分周比が制御される。これによつ
て、デイジタルテープレコーダの再生タイムコー
ド信号の位相が図において左にシフトして、位相
差Dが除去される。
上述のように、フレーム周波数とデータトラツ
クのテープアドレスを示すブロツクフオーマツト
に相関がない2台のデイジタルテープレコーダを
共にビデオ同期信号による同期をかけ、この状態
で、デイジタルテープレコーダ1のサーボ回路5
3の基準信号であるセクタークロツク発生回路5
1の出力するセクタークロツクの周波数を変化さ
せることにより、調相の精度を頗る高くすること
ができる。
第5図は、この発明の他の実施例を示す。第5
図において、25は、マスター機としてのVTR
を示す。デイジタルテープレコーダ1により再生
されたデイジタルオーデイオ信号がA/D変換さ
れて、このアナログオーデイオ信号が端子10に
取り出される。アナログオーデイオ信号がVTR
25のオーデイオ入力端子23に供給され、
VTR25のオーデイオトラツクに記録される。
VTR25の記録動作及びデイジタルテープレコ
ーダ1のサンプルクロツク発生回路3は、端子2
2からの基準のビデオ同期信号に同期している。
VTR25の固定の磁気ヘツド26により再生
されたタイムコード信号がVTR25の端子24
からデイジタルテープレコーダ1の端子7に外部
タイムコード信号として供給される。デイジタル
テープレコーダ1の調相器4は、前述の一実施例
と同様に、再生タイムコード信号と外部タイムコ
ード信号との間のアドレス差及び位相差を除去す
るように、サーボ回路53の基準信号であるセク
タークロツク発生回路51の出力するセクターク
ロツクの周波数を変化させる。
上述のこの発明の一実施例及び他の実施例と異
なり、外部のタイムコード信号発生器が設けられ
ている場合は、このタイムコード信号発生器から
のタイムコード信号にマスター機及びスレーブ機
が共にロツクするようになされる。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、フレーム周波数とデータト
ラツクのテープアドレスを示すブロツクフオーマ
ツトに相関がないデイジタルテープレコーダ或い
はビデオ機器とデイジタルテープレコーダとの調
相をブロツク単位まで、同期させることができ、
調相の精度を頗る高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図、第2図はデイジタルテープレコーダのテ
ープフオーマツトの一例の説明に用いる略線図、
第3図はデイジタルテープレコーダのデータトラ
ツクとコントロールトラツクとの関係及び1ブロ
ツクのデータ構成を示す略線図、第4図はこの発
明の一実施例の動作説明に用いるタイムチヤー
ト、第5図はこの発明の他の実施例の構成を示す
ブロツク図、第6図はサンプルクロツク発生回路
の一例のブロツク図、第7図は調相器の一例のブ
ロツク図である。 1,11:デイジタルテープレコーダ、3,1
3:サンプルクロツク発生回路、4,14:調相
器、6,16,26:タイムコード信号を再生す
る磁気ヘツド、20,22:ビデオ同期信号の入
力端子、21:磁気テープ、25:VTR、5
1:セクタークロツク発生回路、52:調相制御
部、53:サーボ回路、56:可変分周器、6
9:分周比コントローラ、71:キヤプスタンモ
ータ、78:セクタークロツク再生用の磁気ヘツ
ド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 デイジタルオーデイオ信号が記録される第1
    のトラツクとタイムコード信号が記録される第2
    のトラツクと上記デイジタルオーデイオ信号と同
    期した関係でコントロール信号が記録される第3
    のトラツクとを有する磁気テープを再生するデイ
    ジタルテープレコーダと、 上記デイジタルテープレコーダにより再生され
    た上記デイジタルオーデイオ信号又は上記デイジ
    タルオーデイオ信号をA/D変換してなるアナロ
    グオーデイオ信号を記録する記録装置と を同期運転するためのデイジタルテープレコーダ
    の調相装置において、 上記第3のトラツクからの再生コントロール信
    号と基準のクロツク信号とにより、キヤプスタン
    モータの回転位相を上記基準のクロツク信号の位
    相に一致させるためのサーボ回路と、 上記基準のクロツク信号を上記記録装置と共に
    外部の同期信号に同期するように形成する基準ク
    ロツク発生回路と、 上記第2のトラツクから再生された再生タイム
    コード信号と外部からのタイムコード信号とのア
    ドレス差及び位相差を除去するように、上記クロ
    ツク発生回路の出力の周波数を変化させる制御回
    路と を上記デイジタルテープレコーダに設けたことを
    特徴とするデイジタルテープレコーダの調相装
    置。
JP59253464A 1984-11-30 1984-11-30 デイジタルテ−プレコ−ダの調相装置 Granted JPS61133073A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59253464A JPS61133073A (ja) 1984-11-30 1984-11-30 デイジタルテ−プレコ−ダの調相装置

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JP59253464A JPS61133073A (ja) 1984-11-30 1984-11-30 デイジタルテ−プレコ−ダの調相装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61133073A JPS61133073A (ja) 1986-06-20
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