JPH0668909B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0668909B2
JPH0668909B2 JP27797685A JP27797685A JPH0668909B2 JP H0668909 B2 JPH0668909 B2 JP H0668909B2 JP 27797685 A JP27797685 A JP 27797685A JP 27797685 A JP27797685 A JP 27797685A JP H0668909 B2 JPH0668909 B2 JP H0668909B2
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JP
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time code
signal
recording
time
video signal
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JP27797685A
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一男 神山
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は磁気記録再生装置に係わり、特に映像信号を
デジタル信号の状態で記録することができる磁気記録再
生装置に関するものである。
〔発明の概要〕
映像信号の録画の際に、記録信号に同期してタイムコー
ドが磁気テープの長手方向に記録されるように構成され
ている磁気記録再生装置において、前記タイムコードデ
ータのスタート位相を記録方式によって可変できるよう
にする。
そのため、記録方式がデジタル記録になっているときで
も、再生時に出力される映像信号と時間的に一致したタ
イムコードが出力できるようになる。
〔従来の技術〕
映像信号を記録再生する装置(VTR)において、例えば
編集機能を備えているような高級の機種では、供給され
た映像信号をデジタル信号で記録するようにすると共
に、記録した映像信号のタイムコード、すなわち映像フ
レームナンバ、及び映像信号のテープ上における記録時
間(絶対時間)等を映像信号と同時に磁気テープに記録
できるようになされているものがある。
かかる、タイムコードゼネレータ内蔵のVTRは記録画像
を再編集する場合に、各映像フレームをタイムコードに
よって特定することができるので、特にオフライン編
集、自動編集等では必要不可欠のものとなっており、そ
の記録フォーマットも規格化(SMPTEタイムコード、EBU
タイムコード)されたものになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで記録映像信号が直接VTRの回転ヘッドに供給さ
れるようなアナログ記録の場合は、記録時に映像信号か
ら分離した同期信号(フレームパルス)によって、タイ
ムコードゼネレータのデータ発生回路のクロックを形成
し、第3図の記録フォーマットに示すように回転記録ヘ
ッドによって映像トラックゾーンAに対して映像信号を
記録する際に、長手方向に形成されているトラックBに
逐次、前記タイムコードデータを記録するようにしてお
けば、再生時に映像トラックの映像信号とタイムコード
が一致して読み出される。
しかしながら、記録映像信号を一旦、デジタル信号に変
換し、デジタル信号によって記録するような方式のVTR
では、例えば第4図に示すように記録すべき信号は磁気
ヘッドの供給される前にA/D変換器1においてデジタ
ル信号に変換され、デジタル信号処理回路2において、
タイミング変換メモリに書き込まれ、水平、垂直ブラン
キング期間のシフト、パリティ、ブロック同期、ブロッ
ク番号などの挿入期間を形成すると共に、ヘッド走査に
合わせるように信号期間を変換して誤り検出、訂正のた
めのパリティ、同期パターン等を加える等の信号処理が
行われる。
そして、記録アンプ3を介して第3図に示すようにテー
プTの映像記録トラックに記録される。
そのため、映像信号を記録しているゾーンAの記録信号
は、記録映像信号の同期信号によってトラックBに記録
されたタイムコードに対して少なくとも映像信号処理を
施す時間だけ送れて記録されることになる。
したがって、再生時における信号処理をも考慮すると、
アナログ信号の場合に比較して、記録トラックのゾーン
Aに記録されているデジタルビデオ信号と、トラックB
に記録されているタイムコードはかなり時間差をもって
再生されることになり、再生された映像信号と、そのフ
レームアドレスを示すタイムコードが時間的に一致しな
くなるという問題がある。
この発明はかかる問題点を解消するために、タイムコー
ドの記録スタート時間を、特にデジタル記録方式の場合
は所定時間遅らせて、再生時に映像信号とタイムコード
が時間的に一致するようにした磁気記録再生装置を提供
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の磁気記録再生装置に搭載されているタイムコ
ード発生装置には、例えばVTRのCPUに入力された制御信
号によって、記録信号から抽出された垂直同期信号(フ
レームパルス)を所望の時間だけ移送させる遅延手段を
設け、移送されたフレームパルスの立ち上がり時点によ
ってタイムコードゼネレータのデータの出力スタート時
間を制御するように構成する。
〔作用〕
記録信号から抽出したフレームパルスが所定時間遅延さ
れてタイムコードゼネレータの読み出しクロック信号を
形成するようになされているので、記録信号がデジタル
信号処理等によって磁気テープ上で遅延した位置に記録
されていても、その記録位置に対応してタイムコードを
供給することができるようになる。
そのため、再生時に映像信号と、当該映像信号のフレー
ムアドレスに対応するタイムコードが時間的に一致した
状態で出力することができるようになり、正確な編集作
業を行うことができる。
〔実施例〕
第1図は、この発明の磁気記録再生装置において、磁気
テープ上にタイミングコードを記録するためのタイミン
グコード発生装置の主要部を示したもので、装置の全体
的な構成は省略されている。
この図において、10はIC回路等で形成されているタイム
コード発生回路、20はタイムコードデータを読み出すタ
イミング信号を形成するためのPLL回路、30はプログラ
マブルカウンタを示し、単安定マルチバイブレータの同
様にパルスエッジに所定時間の遅延を与える遅延手段と
なるものである。
40はVTRのシステムコントローラとなる制御部(CPU)を
示し、入力装置41からの操作信号によってVTRの各種動
作モードを設定すると共に、この発明の場合は前述した
タイムコードの位相制御命令等を入力することができる
のである。
タイムコード発生回路10の概要は、図示したように記録
映像信号のフレームパルス、すなわち一般的に同期信号
(垂直)VDが入力されているフレームパルスゼネレータ
11、分周回路(1/320)12、及びこの分周回路12の立
ち上がりによってクロック信号が出力され、所定のビッ
ト数からなるタイムコードデータが読み出されるタイム
コードゼネレータ13を備えており、このタイムコードゼ
ネレータ13は前述したようにテープの長手方向に記録す
るタイムコード(LTC)及び垂直ブランキング期間内に
出力されるようなタイムコード(VLTC)等をNTSC方式、
PAL方式、及びSECAM方式及びフイルムフレームモード等
に対応して出力することができるものである。
以下、上述したタイムコード発生装置の動作を第2図の
波形図を参照して説明する。
まず、入力装置41からタイムコードデータの出力位相を
0とするような制御命令が入力されている場合は、プロ
グラマブルカウンタ30の制御データD0〜D7は例えば0で
あり、フレームパルスゼネレータ11は同期信号VDによっ
てフレームパルスAを形成してプログラマブルカウンタ
30に供給する。
プログラマブルカウンタ30はクロックfCLK計数している
がCPU40からの制御データが0であるため、その出力out
のタイミング信号BはフレームパルスAの立ち上がり点
t0に同期したものが得られ、そのままPLL回路20の位相
検出器22に入力される。
PLL回路20の電圧可変発振器21(以下VCOという)は、例
えば9.6KHzを発振しており、この出力信号を1/320し
た信号(30Hz)と、前記プログラムカウンタ30の出力ou
tのタイミング信号Bの位相が同期した出力をタイムコ
ードゼネレータ13に入力している。
したがって、タイムコードゼネレータ13から出力される
タイムコードデータは映像信号から分離した同期信号VD
と一致する位相で出力され、テープの長手方向のトラッ
クBに逐次記録されることになる。
しかしながら、前述したようにデジタル記録とする場合
は、このようなタイムコードデータを出力すると、記録
映像信号の再生時点と、タイムコードデータの再生時点
に位相のずれが発生し、再生映像信号のフレームナン
バ、時間が再生画面と一致しない。
そこで、このような場合は、入力装置41からCPU40に対
してタイムコードデータの出力位相を所定時間遅延させ
る制御命令を入力する。
この場合は前記プログラマブルカウンタ30に遅延量を示
す制御データD0〜D7がCPUバスを介して供給されるた
め、プログラマブルカウンタ30の出力out端子のタイミ
ング信号は第2図の波形Bに示すようにフレームパルス
Aの立ち上がり点t0ら遅延時間τだけおくれ信号にな
る。
そして、この遅れた信号波形Bの立ち上がり点と分周回
路12の出力位相が一致するようにPLL回路20が動作する
ようになる。つまり、VCO21の出力位相も変化し、分周
回路12から供給されている分周出力の位相も変化する。
そして、タイミング信号の波形Bの立ち上がり点t1をタ
イムコードデータの読み出しスタート時間とするように
タイムコードゼネレータ13が制御され、同期信号VDに基
づいて形成されたフレームパルスよりτ時間遅れた時点
t1から映像信号の各フレーム毎に逐次、タイムコードTC
が出力され、このタイムコードTCがテープのトラックB
に逐次記録されることになる。
遅延時間τの設定は記録方式により任意に可変すること
ができ、例えば16ビットのカウンタとされているときは
プログラムカウンタ30で計数するクロックfCLKの周波数
を fCLK=1フレーム(30Hz)×216=2MHz に設定することができる。そうすると τ=1/fCLK×N(N=16ビットバイナリ信号)によっ
て設定でき、N=100(HEX)であれば、128μSの遅延
量を設定することができる。
このようにCPU40からNに対応する制御データ(D0
D7)を入力すれば、制御データのビット数の分解能でτ
を設定することができる。
SMPTE規格のタイムコードは第2図のTCに示すように、8
0ビットにより構成されフレームコードX1、X10、時間コ
ードS、10S(秒)M、M10(分)、H、10H(時間)及
びユーザースコードU1、U2、U3、‥‥‥等設けられてお
り、ユーザースコードには信号の管理用として月・日、
番組コード、リール番号、画質制御データ等が記入でき
るようになされている。したがって、このユーザースコ
ードにタイムコードの遅延情報を入力しておくこともで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の磁気記録再生装置は、タ
イミングコードを出力するタイムコード発生回路に対し
てPLL回路、及びプログラマブルカウンタ等からなる遅
延手段、及び同期手段をを追加して、タイムコード発生
器より出力されるタイミングコードスタート時間を制御
するように構成しているので、デジタル記録を行った時
に再生時に出力される映像信号とそのタイムコードの位
相を合致させることが容易にできるという効果を奏す
る。
また、タイムコードの遅延量はCPUの制御命令によって
細かく制御できるので、特にデジタルVTRの各機種に容
易に適用できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のタイムコード発生装置の概要を示すブ
ロック図、第2図は遅延量とタイムコードデータの波形
図、第3図は磁気テープにおける記録信号とタイムコー
ドの記録フォーマット、第4図はデジタル記録の説明図
を示す。 図中、10はタイムコード発生回路、11はフレームパルス
ゼネレータ、12は分周回路、13はタイムコードゼネレー
タ、20はPLL回路、30はプログラマブルカウンタ、40はC
PU(制御部)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された映像信号の同期信号を分離し、
    前記同期信号に基づいて前記映像信号の各フレームに対
    応する情報を含むタイムコードを発生し、このタイムコ
    ードをテープの長手方向に記録するように構成されてい
    る磁気記録再生装置において、 CPUに入力される制御信号によって前記同期信号より形
    成されたフレームパルス信号の位相を遅延する遅延手段
    と、 該遅延手段によって所定時間遅延されたタイミング信号
    と同期してタイムコードを出力するための制御信号を発
    生するPLL回路と、 上記制御信号に基づいて上記映像信号の1フレーム毎に
    タイムコードを発生するタイムコード発生手段を備え、 上記タイムコード発生手段より出力されるタイムコード
    が前記入力された映像信号と共に、テープの長手方向に
    記録されるようにしたことを特徴とする記録再生装置。
JP27797685A 1985-12-12 1985-12-12 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0668909B2 (ja)

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JPS62139192A JPS62139192A (ja) 1987-06-22
JPH0668909B2 true JPH0668909B2 (ja) 1994-08-31

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