JPH057827Y2 - - Google Patents

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JPH057827Y2
JPH057827Y2 JP1984092120U JP9212084U JPH057827Y2 JP H057827 Y2 JPH057827 Y2 JP H057827Y2 JP 1984092120 U JP1984092120 U JP 1984092120U JP 9212084 U JP9212084 U JP 9212084U JP H057827 Y2 JPH057827 Y2 JP H057827Y2
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JP
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circuit
signal
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gate
output
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JP1984092120U
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JPS617172U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はビデオテープレコーダ(VTR)のサ
ーボ回路の基準信号切換回路に関する。
(ロ) 従来の技術 VTRでは回転ヘツドの回転及びテープを駆動
するキヤプスタンの回転制御をするサーボ回路が
設けられている。このサーボ回路では、記録時に
記録する映像信号の垂直同期信号に関連する信号
を基準としてヘツド及びキヤプスタンの回転位相
を制御し、再生時にはテープ走行により再生され
る再生コントロール信号の位相と基準信号源の出
力位相を比較してキヤプスタンの回転を制御し、
回転ヘツドは前記基準信号源の出力と同期する様
に回転せしめる。
従つて記録時には映像信号の垂直同期信号がサ
ーボ回路の基準信号として用いられ、再生時には
VTR内の基準信号源が利用されることになる。
この垂直同期信号と基準信号源の出力の位相とは
一般に無関係であり、記録から再生に移る時、又
はその逆のモード切換においては回転ヘツド等の
回転が乱れる。
再生状態から記録状態に移行する場合に関して
はシヨートリワインド方式のつなぎ撮りという技
術がある。例えば実開昭57−131065に示されてい
るように、既に記録した部分を有するテープに、
この記録部分に連続して次の記録を行ないたい場
合に、既記録部分の後端を再生してから記録状態
となる方法である。このつなぎ撮り再生状態では
前述の再生状態とは異なり、回転ヘツドは次に記
録する映像信号と同期して回転している。従つ
て、つなぎ撮り再生状態と記録状態においては回
転ヘツドの回転の基準信号は同一であるので回転
が乱れる心配がない。
一方、記録状態から通常の再生状態に変化する
場合については従来何も考慮されていなかつた。
記録モード→再生モードの変化が生じた時回転ヘ
ツドの回転乱れにより問題が生じると考えられる
のは、例えばインサート編集機能を備えたVTR
である。
インサート編集機能は、既記録部分の間に、何
らかの映像信号(例えばタイトル等)を挿入する
ものである。インサートモードの時には全幅消去
ヘツドが不作動となり、前の記録トラツクに重ね
て新しい記録が行なわれる。又、コントロール信
号の記録も為されない。そして再生時インサート
部分の前後で画像が乱れない様に、前述のつなぎ
撮りと同様の動作が行なわれる。
すなわち次の様な動作が行なわれる。再生状態
でインサート開始位置を決定して、ポーズ/スチ
ルスイツチを押すとテープ走行が停止する。次に
VTRをインサートモードに設定するとつなぎ撮
りと同様に少しテープが巻戻されて停止し、イン
サートしたい映像信号がモニタ可能となる。ポー
ズ/スチルスイツチを再び投入するとテープが走
行を開始するが、ヘツドの回転の基準信号はイン
サート映像の垂直同期信号であり、キヤンプタン
モータも垂直同期信号に基づいて位相が制御され
る。従つてインサート部分の頭で画像が乱れるこ
とはない。インサート編集の終了位置はインサー
ト開始前にあらかじめテープカウンタにより設定
されている。インサート終了位置でテープカウン
タをリセツトしておけば、カウンタ値が「0000」
となつた時に、インサートが完了して、VTRは
停止状態となる。
ここでVTRが停止せずに、そのまま再生状態
に移行すれば、どの時点でインサートが完了した
かがすぐに確認でき便利であるが、実際には、ヘ
ツドモータの回転を制御する基準信号が垂直同期
信号から、VTR内部の基準信号源出力に切換る
ので、ヘツドの回転が乱れ、再生画像が乱れてし
まつて正確な確認ができない。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記の点に鑑み為されたものであり、
VTRが記録状態から再生状態に切換り、サーボ
回路の基準信号が、垂直同期信号からVTR内部
の基準信号源出力に切換えられても回転ヘツド等
の回転が乱れない基準信号切換回路を提供するも
のである。
(ニ) 問題点を解決する手段 本考案では、VTR内部の基準信号源が、発振
回路と発振回路出力を分周する分周回路から構成
されている。又、記録状態から再生状態への変化
に対応して所定期間ゲートを開くゲート信号の作
成手段と、垂直同期信号を入力としてゲート信号
により制御されるゲート回路を備え、ゲート回路
出力により分周回路をリセツトする。
(ホ) 作用 ゲート回路からは少なくとも1個の垂直同期信
号が出力され、この垂直同期信号により分周回路
がリセツトされるので、分周回路出力は垂直同期
信号と位相が略一致する。従つて両者を切換えて
もサーボ回路の乱れは少ない。
(ヘ) 実施例 以下図面に従い本考案の一実施例を説明する。
第1図は実施例の回路ブロツク図、第2図は波形
図である。
第1図において、1は発振回路からの発振出力
(例えば3.58MHz)の入力端子、2は映像信号の
入力端子、3はシステムコントロール回路からの
記録/再生指令(/P)信号の入力端子、4は
サーボ回路への基準信号の出力端子である。
又、5はリセツト端子付の分周回路、6は垂直
同期信号の分離回路、はゲート信号の作成回
路、8はゲート回路、9,10は第1、第2のア
ナログスイツチ、11は第1、第2アナログスイ
ツチ9,10の制御信号の作成回路である。
ゲート信号作成回路は微分回路12を介して
R/P信号がセツト入力に印加される第1R−S
フリツプフロツプ13を有する。リセツト入力に
はゲート回路8出力が印加されている。そしてQ
出力がゲート信号としてゲート回路8に供給され
る。
アナログスイツチの制御信号作成回路11は、
インバータ14及び微分回路15を介して/P
信号がリセツト入力に印加される第2R−Sフリ
ツプフロツプ16を有する。この第2R−Sフリ
ツプフロツプ16のセツト入力にはゲート回路8
の出力が付与される。第2R−Sフリツプフロツ
プ16のQ出力は第1アナログスイツチ9を制御
し、出力は第2アナログスイツチ10を制御す
る。17は1/2分周回路である。
次に第2図に従い動作を説明する。/P信号
は、VTR全体を制御する信号であつてLレベル
の時にはVTRを記録状態に設定し、Hレベルの
時には非記録状態(従つて再生状態)に設定す
る。記録開始時には、/P信号aがロウレベル
となり、第2R−Sフリツプフロツプ16がリセ
ツトされ、第2アナログスイツチ10のみがオン
となつて、同期分離回路6出力bの60Hz信号が1/
2分周されて出力端子4に現われる。
記録状態→再生状態の変化があると/P信号
aはHレベルに変化する。これにより、第1R−
Sフリツプフロツプ13はセツトされ、ゲート信
号cがハイレベルとなつてゲート回路8が開く。
ゲート回路8が開くと垂直同期信号bがゲート回
路8出力として現われ、分周回路5、第1R−S
フリツプフロツプ13をリセツトし、第2R−S
フリツプフロツプ16をセツトする。
分周回路5が垂直同期信号により、リセツトさ
れることから、このリセツトタイミングの直後の
発振回路出力に対応した分周回路5出力dと垂直
同期信号bとの位相差は最大でも発振回路出力の
1周期分である。発振回路出力は周期が短いの
で、位相はほとんど一致していると見なせる。
第1R−Sフリツプフロツプ13が分周回路5
と同時にリセツトされることからゲート回路8は
再び閉じるので、分周回路5のリセツトは1回だ
け行なわれる。これによつて、同期分離回路出力
のノイズ等により分周回路8がリセツトされるこ
とを防いでいる。又、第2R−Sフリツプフロツ
プ16がセツトされることにより、第1アナログ
スイツチ9のみがオンとなり、分周回路5出力が
1/2分周回路17に付与されることになる。
インサート編集の動作においては以下の様に動
作する。インサートの完了までは従来と同じであ
る。インサート動作開始前に終了位置としてテー
プカウンタをリセツトしておく。VTRがインサ
ート編集状態となつた時には/P信号がLレベ
ルとなる。これにより垂直同期信号に関連した信
号がサーボ回路に供給される。テープカウンタの
値が「0000」となると、テープカウンタより検出
出力が出力される。この検出出力はシステムコン
トロール回路に供給され、VTRがインサート編
集動作状態である時に、/P信号をHレベルと
してVTRを再生状態とする。/P信号がHレ
ベルとなることから、第1図の回路の動作によ
り、インサート動作中における垂直同期信号と位
相が略一致した基準信号がサーボ回路に供給さ
れ、サーボが乱れることはない。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案によればVTRが記録
状態から再生状態に変化してもサーボが乱れない
ので、効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の回路ブロツク図、第
2図は波形図である。 5……リセツト端子付分周回路、……ゲート
信号作成手段、8……ゲート回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 記録状態では映像信号の垂直同期信号をサーボ
    回路の基準信号とし、再生状態では基準信号源の
    出力を前記基準信号とするビデオテープレコーダ
    の基準信号切換回路において、発振回路とこの発
    振回路出力を分周するリセツト端子付分周回路を
    有する基準信号源と、垂直同期信号を入力とする
    ゲート回路と、記録状態から再生状態への変化に
    対応して所定期間前記ゲート回路を開くゲート信
    号の作成手段を備え、前記ゲート回路から出力さ
    れる垂直同期信号を前記リセツト端子及び前記ゲ
    ート信号の作成手段に供給し、該垂直同期信号に
    より前記リセツト端子付分周回路をリセツトする
    と同時に前記ゲート回路を閉じることを特徴とす
    る基準信号切換回路。
JP9212084U 1984-06-20 1984-06-20 基準信号切換回路 Granted JPS617172U (ja)

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JP9212084U JPS617172U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 基準信号切換回路

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JP9212084U JPS617172U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 基準信号切換回路

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JPS617172U JPS617172U (ja) 1986-01-17
JPH057827Y2 true JPH057827Y2 (ja) 1993-02-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5061116A (ja) * 1973-09-28 1975-05-26
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JPS55114082A (en) * 1979-02-23 1980-09-03 Hitachi Ltd Magnetic recording and reproducing device
JPS59191165A (ja) * 1983-04-15 1984-10-30 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置のサ−ボ装置

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