JPH0138761Y2 - - Google Patents

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JPH0138761Y2
JPH0138761Y2 JP2616183U JP2616183U JPH0138761Y2 JP H0138761 Y2 JPH0138761 Y2 JP H0138761Y2 JP 2616183 U JP2616183 U JP 2616183U JP 2616183 U JP2616183 U JP 2616183U JP H0138761 Y2 JPH0138761 Y2 JP H0138761Y2
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signal
phase
servo circuit
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video signal
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電子編集VTRのドラムサーボ回路に
関する。
背景技術とその問題点 先ず、第1図を参照して、従来の電子編集
VTRのドラムサーボ回路について説明する。第
1図において1は例えば180゜角度割に配された一
対の回転磁気ヘツド(図示を省略)を有するテー
プ案内装置を全体として示し、2は回転磁気ヘツ
ドの取り付けられた回転上ドラム、3は固定下ド
ラムである。4はこの回転上ドラムを回転駆動す
るドラムモータである。
5は、回転磁気ヘツドの速度検出出力に基づい
て、速度サーボ信号を形成する速度サーボ回路で
ある。この速度サーボ回路5に於いては、テープ
案内装置1から回転磁気ヘツドの回転に応じて得
られる互いに位相を異にするパルス(60Hz又はそ
の整数倍の周波数を有する)PG1,PG2を供給し
てそれを比較することにより、速度サーボ信号を
得る様にしている。6は、ドラム回転磁気ヘツド
の位相検出出力及び記録ビデオ信号の垂直同期信
号REC−VDを比較して、第1の位相サーボ信号
を形成する第1の位相サーボ回路である。この第
1の位相サーボ回路6に供給する位相検出出力
は、テープ案内装置1から得られた回転磁気ヘツ
ドの回転に伴なつて発生する60HzのパルスPG3
ある。このパルスPG3の発生タイミングは、一対
の回転磁気ヘツドに対する記録又は再生信号の切
換時点にほぼ対応する。7は、アツセンブル編集
再生時に記録ビデオ信号の垂直同期信号REG−
VD及び再生ビデオ信号の垂直同期信号PB−VD
を比較して、第2の位相サーボ信号を形成する第
2の位相サーボ回路である。
そして、第1及び第2の位相サーボ回路6,7
よりの第1及び第2の位相サーボ信号を合成器9
に供給して加算した後、更にその加算出力を速度
サーボ回路5よりの速度サーボ信号と合成器8に
おいて加算し、その加算出力をモータ4に供給し
て、ドラムモータ4に対する速度及び位相サーボ
を行なう。そして、この第2の位相サーボ回路7
は特に電子編集のために有効なサーボ回路であ
る。
次に、この速度サーボ回路5及び第1の位相サ
ーボ回路6に加えて、第2の位相サーボ回路7を
設ける必要性について述べる。若し、第2の位相
サーボ回路7が設けられていないと、位相サーボ
系の温度特性及び経時変化(ドラム負荷の変動、
回路定数の温度特性等による)、互換性等を考慮
すると、テープ上に記録されたビデオ信号の垂直
同期信号の位置がだらつくことになる。これを第
2図について更に説明する。即ち、第2図はテー
プ上の傾斜トラツクTRと、そこに記録されるビ
デオ信号と、スイツチング位置(SW位置)との
関係を示している。スイツチング位置は上述した
様にパルスPG3の発生タイミングと略等しい。そ
して、この第2の位相サーボ回路7を設けない場
合には、ビデオ信号の垂直同期信号VDと傾斜ト
ラツクTR上のスイツチング位置との間の時間間
隔Tが種々ばらつくことになる。このスイツチン
グ位置は、同時に電子編集においては、再生信号
から記録信号に切り換わる時点でもあるので、こ
のTがばらつくとその継ぎ目付近の水平同期信号
の間隔が乱れることになる。
第3図はこの状態を示す、第3図Aは新たに編
集記録(アツセンブル編集記録)しようとするビ
デオ信号を示し、第3図Bは既にテープに記録さ
れているビデオ信号の波形を示す。そして、第3
図Aの新たに記録しようとするビデオ信号のスイ
ツチング位置(SW位置)と、既にテープに記録
されているビデオ信号のスイツチング位置(SW
位置)とが例えば0.5H程度ずれているものとす
る。斯くすると、新たに記録しようとするビデオ
信号のスイツチング位置において、編集開始のイ
ンポイントPioを与えると、編集記録されたビデ
オ信号は第3図Cに示す如く、そのインポイント
Pio付近で水平同期信号の間隔がずれることにな
り、この様なテープを再生した場合には、画面に
水平同期乱れが生じることになる。
そこで、第2の位相サーボ回路を設けて、再生
ビデオ信号の垂直同期信号と、これから編集記録
しようとするビデオ信号の垂直同期信号の位相を
合わせを行なう様にすれば、編集記録されたビデ
オ信号の水平同期信号の間隔の乱れは解消され
る。
この様にして、既に記録されているビデオ信号
の垂直同期信号と、これから記録しようとするビ
デオ信号の垂直同期信号の位相を一致させた後、
アツセンブル編集記録を行なえば、編集記録され
たビデオ信号を再生する場合の再生画面のインポ
イント付近での瞬間的な画像の流れが改善され
る。
第4図は、アツセンブル編集におけるテープパ
ターンを示し、アツセンブル編集再生時には、第
2図の位相サーボ回路により、再生ビデオ信号の
垂直同期信号とこれから記録しようとするビデオ
信号の垂直同期信号との間の位相差がなくなる様
にドラムモータにサーボが掛けられる。このた
め、インポイントPio付近において水平同期信号
方向での信号の不連続はなくなり、従つて信号の
時間方向での乱れはなくなる。更に、編集記録時
にインポイントPio以降にこの第2の位相サーボ
回路における位相差情報を記録(ホールド)して
おき、その後それに基づいてアツセンブル編集記
録が行なわれる。第4図においてドツトの付され
た部分は既にビデオ信号の記録されたトラツクを
示し、ドツトの付されていない部分は新たに編集
記録されるビデオ信号を示し、斜線の部分は全幅
消去により消去された部分を示す。
ところで、斯かる速度サーボ回路、第1及び第
2の位相サーボ回路を設けた電子編集VTRのド
ラムサーボ回路においては、次の様な問題があ
る。即ち第5図に示す様に、アツセンブル編集時
においては、インポイントPioのところまで、再
生状態であり、それ以降は記録状態となる。とこ
ろが、既に記録されているビデオ信号の傾斜トラ
ツクTRに於いて、キヤプスタンサーボ等による
トラツキングコントロールの影響によつて、スイ
ツチング位置(SW位置)の垂直同期信号までの
時間が例えばT1〜T3とばらつくことになる。こ
れは再生されるビデオ信号の垂直同期信号の、ト
ラツキングコントロールのずれ量によつてスイツ
チング位置を基準にした再生時間がT1〜T3と変
化するためである。インポイントPio以降のアツ
センブル編集記録時は、第2の位相サーボ回路よ
りの第2の位相サーボ信号がホールドされて、記
録されるビデオ信号のスイツチング位置は再生時
の時間情報T1〜T3のいずれかで決定されるから
である。このホールドされる時間情報は、インポ
イントPio以前の第2位相サーボ回路の再生から
記録への切換の直前の時間情報である。即ち、第
5図の編集記録されたビデオ信号の傾斜トラツク
TRにおけるスイツチング位置を基準にした垂直
同期信号の再生時間T4は、トラツキングコント
ロールのずれ量によつてT1〜T3のいずれかに変
化することになる。しかも繰り返しアツセンブル
編集を行なうと、それに伴なうずれ量が積算され
ることになる。又、CTL信号の位置のずれたテ
ープ等に編集を行なう場合にも、そのずれ量に応
じてスイツチング位置がずれることになる。この
ため繰り返し編集を行なうと、回転磁気ヘツドの
スイツチング位置が再生画面上に現われたり、タ
イムベースコレクタがウイドオーバを起したりす
る虞れもある。
考案の目的 斯る点に鑑み、本考案は回転磁気ヘツドのスイ
ツチング位置のずれを除去することのできる電子
編集VTRのドラムサーボ回路を提案しようとす
るものである。
考案の概要 本考案による電子編集VTRのドラムサーボ回
路は、回転磁気ヘツドの速度検出出力に基づいて
速度サーボ信号を形成する速度サーボ回路と、回
転磁気ヘツドの位相検出出力及び記録ビデオ信号
の垂直同期信号を比較して第1の位相サーボ信号
を形成する第1の位相サーボ回路と、アツセンブ
ル編集再生時に記録ビデオ信号の垂直同期信号及
び再生ビデオ信号の垂直同期信号を比較して第2
の位相サーボ信号を形成する第2の位相サーボ回
路とを有し、速度サーボ信号並びに第1及び第2
の位相サーボ信号の加算出力によりドラムモータ
にサーボを掛ける様にした電子編集VTRのドラ
ムサーボ回路において、回転磁気ヘツドの位相検
出出力に対し所定位相関係を有する基準パルスを
発生する基準パルス発生回路を設け、アツセンブ
ル編集記録時に記録ビデオ信号の垂直同期信号及
び基準パルス信号を第2の位相サーボ回路に供給
して比較して第2の位相サーボ信号を形成する様
にしてなるものである。
斯る電子編集VTRのドラムサーボ回路によれ
ば、回転磁気ヘツドのスイツチング位置のずれを
なくすことができる。従つて、再生画面の水平同
期乱れは生じない。
実施例 以下に第6図を参照して本考案の一実施例を説
明するも、第6図において第1図と対応する部分
には同一符号を付して重複説明を省略する。10
は、回転磁気ヘツドの位相検出出力、即ちパルス
PG3(第7図A参照)に対し、垂直同期信号VD
(第7図C参照)と同じ所定位相関係Td(例えば
6.5H)にある基準パルスPS(第7図B参照)を発
生する基準パルス発生回路である。即ち、パルス
PG3を時間幅がTdの単安定マルチバイブレータ
11に供給し、その出力を次段の単安定マルチバ
イブレータ12に供給して、その出力側にそのバ
イブレータ12の時間幅で決まるパルス幅の基準
パルスPSを発生する。アツセンブル編集記録時
に、この基準パルスPSを、第2の位相サーボ回
路7の再生ビデオ信号の垂直同期信号の供給され
る入力端子に供給する。13はアンド回路であつ
て、その出力「1」になつたとき、単安定マルチ
バイブレータ11を動作状態にするものである。
即ち、アンド回路13の入力側にサーボロツク状
態、アツセンブル編集、ノーマルホワードの各シ
ステムコントロール信号が供給された時にその出
力信号が「1」となり単安定マルチバイブレータ
11が作動状態となる。
次に、この第6図の電子編集用VTRのドラム
サーボ回路の動作を説明する。アツセンブル編集
の再生時においては、第2の位相サーボ回路7に
再生ビデオ信号の垂直同期信号PB−VD及び新
たに記録しようとするビデオ信号の垂直同期信号
REC−VDが供給されて、これより得られた第2
の位相サーボ信号が速度サーボ信号及び第1の位
相サーボ信号に加算される。そして、編集点以降
のアツセンブル編集記録時にはこの再生ビデオ信
号よりの垂直同期信号PB−VDの供給が断たれ、
その換わりに基準パルス発生回路10からの基準
パルスPSが第2の位相サーボ回路7に供給され
て新たに編集記録しようとするビデオ信号の垂直
同期信号REC−VDと比較され、得られた第2の
位相サーボ信号が速度サーボ信号及び第1の位相
サーボ信号に加算される。この時、第2の位相サ
ーボ回路7に供給される信号が、再生ビデオ信号
より得られる垂直同期信号PB−VDから基準パ
ルスPSに切換えられても、サーボ状態はすぐに
変化せず、徐々に新しい安定状態に向かつて移項
する。よつて、編集点の直後では記録されるビデ
オ信号の垂直同期信号REC−VDの位置はそれ以
前の記録済ビデオ信号から得られる再生垂直同期
信号の位置に合致するよう制御され、その後徐々
に基準パルスPSに位相によつて決まる新しい安
定状態に集束していく。
斯くして回転磁気ヘツドのスイツチング位置と
ビデオ信号の垂直同期信号との間の時間差Tdは、
アツセンブル編集記録の後半では一定となる。従
つて編集動作を何回も繰り返し行なつたとしても
トラツキングコントロールのずれに伴なつて発生
する垂直同期信号の再生位置ずれ量が積算される
ことなく、従つて再生画面の同期乱れを回避する
ことができる。
尚、上述においては、テープ案内装置に一対の
回転磁気ヘツドを設けたVTRに、本考案を適用
した場合であるが、1個又は3個以上の回転磁気
ヘツドを有するVTRにも適用するこができる。
考案の効果 上述せる本考案によれば、回転磁気ヘツドのス
イツチング位置のずれをなくすことのできる電子
編集VTRのドラムサーボ回路を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子編集VTRのドラムサーボ
回路を示すブロツク線図、第2図はその説明に供
するトラツクパターンを示すパターン図、第3図
は第1図の説明に供する波形図、第4図及び第5
図は第1図の説明に供するトラツクパターンを示
すパターン図、第6図は本考案による電子編集
VTRのドラムサーボ回路の一実施例を示すロツ
ク線図、第7図はその説明に供する波形図であ
る。 1はテープ案内装置、2は回転上ドラム、3は固
定下ドラム、4はドラムモータ、5は速度サーボ
回路、6は第1の位相サーボ回路、7は第2の位相
サーボ回路、10は基準パルス発生回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転磁気ヘツドの速度検出出力に基づいて速度
    サーボ信号を形成する速度サーボ回路と、上記回
    転磁気ヘツドの位相検出出力及び記録ビデオ信号
    の垂直同期信号を比較して第1の位相サーボ信号
    を形成する第1の位相サーボ回路と、アツセンブ
    ル編集再生時に上記記録ビデオ信号の垂直同期信
    号及び再生ビデオ信号の垂直同期信号を比較して
    第2の位相サーボ信号を形成する第2の位相サー
    ボ回路とを有し、上記速度サーボ信号並びに上記
    第1及び第2の位相サーボ信号の加算出力により
    上記ドラムモータにサーボを掛ける様にした電子
    編集VTRのドラムサーボ回路において、上記回
    転磁気ヘツドの位相検出出力に対し所定位相関係
    を有する基準パルスを発生する基準パルス発生回
    路を設け、編集点において上記アツセンブル編集
    再生よりアツセンブル編集記録へ移行する際、上
    記再生ビデオ信号の垂直同期信号に換え上記基準
    パルス信号を上記第2の位相サーボ回路に供給し
    て上記記録ビデオ信号の垂直同期信号と比較し、
    上記第2の位相サーボ信号を形成することを特徴
    とする電子編集VTRのドラムサーボ回路。
JP2616183U 1983-02-24 1983-02-24 電子編集vtrのドラムサ−ボ回路 Granted JPS59135543U (ja)

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JPS59135543U JPS59135543U (ja) 1984-09-10
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ID=30157106

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