JPH0119497Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0119497Y2 JPH0119497Y2 JP14322082U JP14322082U JPH0119497Y2 JP H0119497 Y2 JPH0119497 Y2 JP H0119497Y2 JP 14322082 U JP14322082 U JP 14322082U JP 14322082 U JP14322082 U JP 14322082U JP H0119497 Y2 JPH0119497 Y2 JP H0119497Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- control signal
- control
- recording
- variable delay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ビデオテープレコーダ(以下VTR
と略称する)の継ぎ撮り用遅延時間設定回路に関
する。
と略称する)の継ぎ撮り用遅延時間設定回路に関
する。
特に、ポータブル式のVTRは、ポーズモード
を介して録画した記録トラツクが連続的に形成さ
れる様に、ポーズモードの設定によつて僅か(約
3秒)巻戻したテープを、ポーズモード解除によ
つて一時的(約2.5秒)に再生し、得られる再生
コントロール信号を記録すべき映像信号(通常再
生モードでは基準発振出力)に同期せしめ、同期
状態にした後に映像信号とコントロール信号とを
記録する様に構成している。この様にして継ぎ撮
りを為せば、同一のVTRを用いて継ぎ撮りを為
す限り、連続的な継ぎ撮りが可能になる。
を介して録画した記録トラツクが連続的に形成さ
れる様に、ポーズモードの設定によつて僅か(約
3秒)巻戻したテープを、ポーズモード解除によ
つて一時的(約2.5秒)に再生し、得られる再生
コントロール信号を記録すべき映像信号(通常再
生モードでは基準発振出力)に同期せしめ、同期
状態にした後に映像信号とコントロール信号とを
記録する様に構成している。この様にして継ぎ撮
りを為せば、同一のVTRを用いて継ぎ撮りを為
す限り、連続的な継ぎ撮りが可能になる。
通常VTRは、コントロールヘツドの取付け誤
差を電気的に補正して記録パターンが共通になる
様にコントロール信号記録回路中に可変の遅延手
段を配している。しかし、実際には、この互換性
は完全には保たれておらず、別のVTRで記録し
たテープを再生する場合に、トラツキングミスを
生ずることがあり、コントロール信号記録回路に
は必ずトラツキング調整手段(可変遅延手段)を
配している。よつて互換性のないテープを再生す
ることは可能である。しかし、互換性のないテー
プに連続的な継ぎ撮りを為す場合には、記録側で
記録するコントロール信号の位相を調整しなけれ
ばならないが、調整するにも目安となる指標がな
く、この調整は実質的に不可能である。
差を電気的に補正して記録パターンが共通になる
様にコントロール信号記録回路中に可変の遅延手
段を配している。しかし、実際には、この互換性
は完全には保たれておらず、別のVTRで記録し
たテープを再生する場合に、トラツキングミスを
生ずることがあり、コントロール信号記録回路に
は必ずトラツキング調整手段(可変遅延手段)を
配している。よつて互換性のないテープを再生す
ることは可能である。しかし、互換性のないテー
プに連続的な継ぎ撮りを為す場合には、記録側で
記録するコントロール信号の位相を調整しなけれ
ばならないが、調整するにも目安となる指標がな
く、この調整は実質的に不可能である。
そこで本考案は、上述する点に鑑み、コントロ
ール信号記録再生回路の再生側と記録側に相補的
な連動関係にある遅延回路を設け、連続的な継ぎ
撮りを実現した新規且つ有効な継ぎ撮り用遅延時
間設定回路を提案するものである。
ール信号記録再生回路の再生側と記録側に相補的
な連動関係にある遅延回路を設け、連続的な継ぎ
撮りを実現した新規且つ有効な継ぎ撮り用遅延時
間設定回路を提案するものである。
以下、本考案を図示せる一実施例に従い説明す
る。図は、本考案を採用するコントロール信号記
録再生回路を示す。まず本実施例の通常記録モー
ドでは、記録する映像信号の垂直同期分離出力V
を第1スイツチS1を介してキヤプスタン制御回路
1の基準入力とする一方は、1/2分周回路2に入
力される。1/2分周出力は、第1トラツキング回
路3と第1遅延回路4にて適宜遅延され、第4ス
イツチS4を介してコントロールヘツドHに供給さ
れる。前記第1トラツキング回路3は第1ボリユ
ームR1にて遅延量を可変するモノマルチであり、
前記第1可変遅延回路4の遅延量との和を変更す
ることによつて、コントロールヘツドHの取付誤
差を解消してテープの互換性を保つ様に構成され
ており、前記第1ボリユームR1は製造時やサー
ビス点検時に調整される半固定抵抗で構成され
る。尚、前記第1可変遅延回路4も第2ボリユー
ムR2にて遅延時間を変更するモノマルチで構成
されているが、通常記録モードや後述の通常再生
モードでは前記第2ボリユームR2が中央のクリ
ツク点に係止されており、後述の第2可変遅延回
路5と等しい一定の遅延量を呈する様に構成され
ている。一方キヤプスタン制御回路1は、比較入
力をキヤプスタンモータCMの回転検出の1/4分
周出力としており、120Hzの回転検出出力を1/4分
周回路6にて分周しており、キヤプスタンは記録
映像信号に同期して定速回転せしめられる。
る。図は、本考案を採用するコントロール信号記
録再生回路を示す。まず本実施例の通常記録モー
ドでは、記録する映像信号の垂直同期分離出力V
を第1スイツチS1を介してキヤプスタン制御回路
1の基準入力とする一方は、1/2分周回路2に入
力される。1/2分周出力は、第1トラツキング回
路3と第1遅延回路4にて適宜遅延され、第4ス
イツチS4を介してコントロールヘツドHに供給さ
れる。前記第1トラツキング回路3は第1ボリユ
ームR1にて遅延量を可変するモノマルチであり、
前記第1可変遅延回路4の遅延量との和を変更す
ることによつて、コントロールヘツドHの取付誤
差を解消してテープの互換性を保つ様に構成され
ており、前記第1ボリユームR1は製造時やサー
ビス点検時に調整される半固定抵抗で構成され
る。尚、前記第1可変遅延回路4も第2ボリユー
ムR2にて遅延時間を変更するモノマルチで構成
されているが、通常記録モードや後述の通常再生
モードでは前記第2ボリユームR2が中央のクリ
ツク点に係止されており、後述の第2可変遅延回
路5と等しい一定の遅延量を呈する様に構成され
ている。一方キヤプスタン制御回路1は、比較入
力をキヤプスタンモータCMの回転検出の1/4分
周出力としており、120Hzの回転検出出力を1/4分
周回路6にて分周しており、キヤプスタンは記録
映像信号に同期して定速回転せしめられる。
また通常再生モードでは、コントロールトラツ
クを再生走査するコントロールヘツドHの再生出
力を第4スイツチS4を介して第2トラツキング回
路7に入力している。この第2トラツキング回路
7は、第3ボリユームR3にて準安定期間を変更
するモノマルチで構成されており、通常自ら記録
したテープを再生する場合には、第3ボリユーム
R3をクリツク点に係止して安定な再生を実現し
ているが、互換性のないテープを再生する場合に
のみ第3ボリユームR3を回動してトラツキング
調整をしている。尚、後段の第2可変遅延回路5
は前述する様に第2ボリユームR2にて遅延時間
を一定に定めており、キヤプスタン制御回路1に
対する比較入力即ち再生コントロール信号は、前
記第2トラツキング回路7と、第2可変遅延回路
3の遅延量の和によつて定められる。よつて、キ
ヤプスタン制御回路1は、固定の基準発振器8の
発振出力に再生コントロール信号が一致する様
に、キヤプスタンモータCMの回転を制御され
る。
クを再生走査するコントロールヘツドHの再生出
力を第4スイツチS4を介して第2トラツキング回
路7に入力している。この第2トラツキング回路
7は、第3ボリユームR3にて準安定期間を変更
するモノマルチで構成されており、通常自ら記録
したテープを再生する場合には、第3ボリユーム
R3をクリツク点に係止して安定な再生を実現し
ているが、互換性のないテープを再生する場合に
のみ第3ボリユームR3を回動してトラツキング
調整をしている。尚、後段の第2可変遅延回路5
は前述する様に第2ボリユームR2にて遅延時間
を一定に定めており、キヤプスタン制御回路1に
対する比較入力即ち再生コントロール信号は、前
記第2トラツキング回路7と、第2可変遅延回路
3の遅延量の和によつて定められる。よつて、キ
ヤプスタン制御回路1は、固定の基準発振器8の
発振出力に再生コントロール信号が一致する様
に、キヤプスタンモータCMの回転を制御され
る。
本実施例に於て、別のVTRにて記録したテー
プに継ぎ撮りを為す場合には、予め、記録テープ
を再生してトラツキング調整を為す。この調整は
第3ボリユームR3ではなく第2ボリユームR2を
操作する点にも特徴がある。このトラツキング調
整によつて、第1・第2可変遅延回路4,5は遅
延に関して相補的な連動関係にあるため、第2可
変遅延回路5が通常より進相(又は逆に遅相)せ
しめられれば、進相量(遅相量)だけ第1可変遅
延回路4が遅相(進相)せしめられる。よつて第
2ボリユームR2を操作することは、記録再生に
関してコントロールヘツドHの取付位置を記録に
用いたVTRに一致せしめたことに相当し、第3
ボリユームR3を操作することは、再生に関して
のみコントロールヘツドの位置を記録VTRに一
致せしめたことに相当する。
プに継ぎ撮りを為す場合には、予め、記録テープ
を再生してトラツキング調整を為す。この調整は
第3ボリユームR3ではなく第2ボリユームR2を
操作する点にも特徴がある。このトラツキング調
整によつて、第1・第2可変遅延回路4,5は遅
延に関して相補的な連動関係にあるため、第2可
変遅延回路5が通常より進相(又は逆に遅相)せ
しめられれば、進相量(遅相量)だけ第1可変遅
延回路4が遅相(進相)せしめられる。よつて第
2ボリユームR2を操作することは、記録再生に
関してコントロールヘツドHの取付位置を記録に
用いたVTRに一致せしめたことに相当し、第3
ボリユームR3を操作することは、再生に関して
のみコントロールヘツドの位置を記録VTRに一
致せしめたことに相当する。
よつて、本実施例では上述する操作後に、継ぎ
撮りをしている。この継ぎ撮りは、ポーズモード
設定により記録テープを約3秒間巻戻す。ポーズ
モード解除によつて、約2.5秒間再生モードに陥
るが、この再生モードは上述の通常再生モードと
は異なり、キヤプスタン制御回路1が新たに記録
すべき映像信号の垂直同期分離出力を基準入力と
し、1/4分周回路6が第5スイツチS5の閉路によ
つて再生コントロール信号をリセツト入力とす
る。従つて、キヤプスタンは新たな映像信号に同
期してその回転を制御される。本実施例では、少
なくともこの2.5秒の再生モードで、サーボが定
常状態となる。再生後通常記録モードと同様の記
録モードに陥ると、第1可変遅延回路4にて遅延
量を調整されたコントロール信号がコントロール
ヘツドHに記録されるが、前述の調整によつて新
たなコントロールトラツクは、既に記録されてい
るコントロールトラツクに対して連続的に形成さ
れることになる。また、キヤプスタン制御回路1
の比較入力も、再生コントロール信号とほぼ位相
の等しい1/4分周出力に置換されるため、サーボ
系の乱れもほとんどない。
撮りをしている。この継ぎ撮りは、ポーズモード
設定により記録テープを約3秒間巻戻す。ポーズ
モード解除によつて、約2.5秒間再生モードに陥
るが、この再生モードは上述の通常再生モードと
は異なり、キヤプスタン制御回路1が新たに記録
すべき映像信号の垂直同期分離出力を基準入力と
し、1/4分周回路6が第5スイツチS5の閉路によ
つて再生コントロール信号をリセツト入力とす
る。従つて、キヤプスタンは新たな映像信号に同
期してその回転を制御される。本実施例では、少
なくともこの2.5秒の再生モードで、サーボが定
常状態となる。再生後通常記録モードと同様の記
録モードに陥ると、第1可変遅延回路4にて遅延
量を調整されたコントロール信号がコントロール
ヘツドHに記録されるが、前述の調整によつて新
たなコントロールトラツクは、既に記録されてい
るコントロールトラツクに対して連続的に形成さ
れることになる。また、キヤプスタン制御回路1
の比較入力も、再生コントロール信号とほぼ位相
の等しい1/4分周出力に置換されるため、サーボ
系の乱れもほとんどない。
よつて、本考案によれば、記録テープに合わせ
た継ぎ撮りが為される為、コントロールトラツク
が連続形成されて、キヤプスタンサーボを乱すこ
ともなく継ぎ目部分で度々トラツキング調整をす
る必要もなく、その効果は大である。
た継ぎ撮りが為される為、コントロールトラツク
が連続形成されて、キヤプスタンサーボを乱すこ
ともなく継ぎ目部分で度々トラツキング調整をす
る必要もなく、その効果は大である。
図は本考案の一実施例の回路ブロツク図を示
す。 主な図番の説明、H……コントロールヘツド、
4……第1可変遅延回路、5……第2可変遅延回
路。
す。 主な図番の説明、H……コントロールヘツド、
4……第1可変遅延回路、5……第2可変遅延回
路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 記録映像信号の垂直同期分離出力を1/2分周し
てコントロールヘツドに供給するコントロール信
号記録回路と、前記コントロールヘツドの再生出
力を可変遅延回路を介して導出するコントロール
信号再生回路とを配して成るビデオテープレコー
ダに於いて、 前記コントロール信号記録回路と前記コントロ
ール信号再生回路にそれぞれ配され、1個の調整
手段によつて各遅延量を相補的に変更する第1・
第2可変遅延回路を設けたことを特徴とする継ぎ
撮り用遅延時間設定回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14322082U JPS5948174U (ja) | 1982-09-20 | 1982-09-20 | 継ぎ撮り用遅延時間設定回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14322082U JPS5948174U (ja) | 1982-09-20 | 1982-09-20 | 継ぎ撮り用遅延時間設定回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5948174U JPS5948174U (ja) | 1984-03-30 |
JPH0119497Y2 true JPH0119497Y2 (ja) | 1989-06-06 |
Family
ID=30319755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14322082U Granted JPS5948174U (ja) | 1982-09-20 | 1982-09-20 | 継ぎ撮り用遅延時間設定回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5948174U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0644811B2 (ja) * | 1985-05-24 | 1994-06-08 | 日本ビクター株式会社 | 磁気記録再生装置のキヤプスタン制御回路 |
-
1982
- 1982-09-20 JP JP14322082U patent/JPS5948174U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5948174U (ja) | 1984-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0570219B2 (ja) | ||
US3939490A (en) | Apparatus for assembling video sequences on tape in phase synchronization | |
JPH0119497Y2 (ja) | ||
KR100265906B1 (ko) | 정보신호의 기록 장치 | |
JPS6258044B2 (ja) | ||
JPH022216B2 (ja) | ||
JP3182770B2 (ja) | タイムコード信号記録回路 | |
JPH0138761Y2 (ja) | ||
JPH05225647A (ja) | 情報信号の記録装置 | |
JPS6342760Y2 (ja) | ||
JPS634266Y2 (ja) | ||
JPS59191164A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS6126148B2 (ja) | ||
JPS61269577A (ja) | 磁気記録再生装置のキヤプスタン制御回路 | |
JPH01235056A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP3624846B2 (ja) | 記録再生装置 | |
JPH057827Y2 (ja) | ||
JPS634256B2 (ja) | ||
JPS63861B2 (ja) | ||
JPS5831665B2 (ja) | 磁気テ−プ走行制御装置 | |
JPH0636258B2 (ja) | 電子編集用磁気記録再生装置 | |
JPH11339448A (ja) | 記録再生装置および方法、並びに提供媒体 | |
JPS62134847A (ja) | トラツキング制御方法 | |
JPH0380458A (ja) | ビデオ信号再生装置 | |
JPH0264953A (ja) | 映像記録再生装置 |