JPH06105515B2 - 電子編集サ−ボ方法 - Google Patents

電子編集サ−ボ方法

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JPH06105515B2
JPH06105515B2 JP60147557A JP14755785A JPH06105515B2 JP H06105515 B2 JPH06105515 B2 JP H06105515B2 JP 60147557 A JP60147557 A JP 60147557A JP 14755785 A JP14755785 A JP 14755785A JP H06105515 B2 JPH06105515 B2 JP H06105515B2
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JP
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signal
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phase
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勝 柱野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、キャプスタンサーボ系を備えた磁気記録再生
装置(以下VTRと称す)に於ける電子編集サーボ方式に
関するものである。
従来の技術 通常のVTRでは、再生時のトラッキングを良好にするた
めにキャプスタンサーボ系を用いる。このキャプスタン
サーボ系を備えたVTRでは、記録時にはキャプスタンま
たはキャプスタンモータの回転検出信号と基準信号とを
位相比較して磁気テープの速度を一定に制御すると共に
基準信号をコントロール信号として磁気テープのコント
ロールトラックに記録する。再生時にはコントロールト
ラックからの再生コントロール信号を基準信号と位相比
較して、両信号の位相差が所定値になるように磁気テー
プを制御し、トラッキングサーボを行なっている。
係るVTRに於いてアッセンブル編集(継ぎ撮り記録)を
行なう場合は、まず磁気テープを未記録部から記録済み
部へ所定量巻き戻す。そして、短期間のスタンバイモー
ドを経た後記録モードに切換えて行なう。このスタンバ
イモードの期間は、磁気テープの巻き戻し量の範囲内の
期間とし、記録すべき映像信号中の同期信号を基準信号
とし、再生コントロール(CTL)信号との位相合わせで
トラッキングサーボを行ない、継ぎ目での記録パターン
が乱れないように準備する。記録モードに切換わると再
生CTL信号が得られなくなるので、キャプスタンまたは
キャプスタンモータの回転検出信号に切換える。この
時、再生CTL信号と回転検出信号との位相整合がなされ
ていないと位相ロックがはずれる。そして、再び位相ロ
ック状態なるために位相引き込みがなされることとな
り、テープ上には過渡応答を伴なった記録パターンが形
成される。従って、このようにして記録されたテープを
再生すると継き目でトラッキングがとれなくなり、再生
画像の乱れをきたす。
この対策として、再生CTL信号と回転検出信号との位相
整合を行ない、キャプスタンサーボ系の同期乱れを緩和
した例が、特公昭49−18805号公報に開示されている。
以下図面により従来例を説明する。
第6図は従来のアッセンブル編集に於ける位相整合方式
の構成ブロック図、第7図はその動作波形図である。
第6図に於いて、1はキャプスタンまたはキャプスタン
モータ、2は周波数発電機(FG)、3は速度比較回路、
4は駆動回路、5は分周回路、6は第1スイッチ、7は
位相比較回路、8は第2スイッチである。通常、キャプ
スタンモータ1にはFG2、速度比較回路3、駆動回路4
による速度制御ループが施されており、キャプスタンモ
ータ1の回転速度が速度比較回路3内の基準速度に一致
するように定速回転制御がなされる。さらに、分周回路
5、第1スイッチ6、位相比較回路7による前述の位相
制御ループが施されており、記録時には基準信号S7とFG
信号S2を分周回路5で分周した出力S4との位相比較で、
再生時には基準信号S7と再生CTL信号S3との位相比較で
得た出力S8により速度比較回路3を制御して位相制御を
可能にしている。
次に、アッセンブル編集時のスタンバイモードから記録
モードへ切換えるときの動作を第7図を用いて説明す
る。モード切換信号S1が“L"のスタンバイモードでは、
第1スイッチ6、第2スイッチ8は再生CTL信号S3を出
力する。従って、FG信号S2を分周する分周回路5には再
生CTL信号S3によるリセットがかけられ、分周回路5は
リセット後のFG信号S2を計数し、リセット直後の1パル
スを回転検出信号(分周出力)S4として得ている。これ
が再生CTL信号と回転検出信号の位相整合状態である。
一方、位相比較回路7では基準信号(記録すべき映像信
号中の垂直同期信号)S7の入力により位相比較台形波S6
を形成し、第1スイッチ6から出力される再生CTL信号S
5を比較信号として位相比較し、位相ロック状態で傾斜
部の中心位置をサンプリングする構成としている。この
とき、得られる位相比較出力S8は中心値近傍の値であ
り、少なくとも記録モードに切換える直前ではこの状態
になるように設定している。
モード切換信号S1が“H"の記録モードになると、再生CT
L信号S3が消滅するので、第1スイッチ6は分周回路5
の分周出力S4を出力し、第2スイッチ8は出力を停止す
る。ここで、分周出力S4はスタンバイモードに於いて再
生CTL信号S3に位相整合された信号であり、第2スイッ
チ8の出力によるリセット動作が解除されると、分周回
路5は普通の分周状態に戻るから分周動作に乱れを生ず
ることはない。従って、記録モードに切換えた後も再生
CTL信号S3とほぼ同タイミングの分周出力S4が得られ
る。
発明が解決しようとする問題点 しかし乍ら、その位相ずれΔTを零とすることは不可能
であり、FG信号S2の1周期分の位相ずれを伴なう。従っ
て、切換え直後は位相比較出力S8が中心値から低レベル
に変化し、これによる若干の同期乱れを防ぐことはでき
ない。
本発明は、上記従来の問題点を解消するものであって、
極めて簡単な構成によりアッセンブル編集時の同期乱れ
を零となし得る電子編集サーボ方式を提供することを目
的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、スタンバイモードでは、記録すべき映像信号
の垂直同期信号と再生コントロール信号との位相比較出
力に基づいて記録媒体を移送制御し、記録モードへの移
行後は、前記垂直同期信号と記録コントロール信号との
位相比較出力に基づいて前記記録媒体を移送制御する電
子編集サーボ方式である。
作用 本発明は以上のように構成することにより、モード切換
え時に於ける同期乱れを生ずることが全く無く、安定か
つ確実なアッセンブル編集を可能にすることができる。
実施例 以下図面に基づき、本発明の構成及び動作を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す電気的ブロック図であ
り、第2図はその動作波形図である。
第1図は従来例(第6図)の構成から分周回路5と第1
スイッチ6を削除し、第2スイッチの出力S9を位相比較
回路7の比較入力とした点であり、他の構成は同一であ
る。このように構成すれば、第2図に示すように記録モ
ードに切換った時に再生CTL信号S3が消滅し、かつ第2
スイッチ8によりその出力も停止されるので比較信号と
しての出力S9を無くすることができる。これにより、位
相比較回路7は切換直前の位相比較出力S8をそのまま保
持することができ、位相比較出力S8は変動することがな
い。従って、継ぎ目での同期乱れは一切起らない。すな
わち、本発明では、スタンバイモードでは基準信号S7
再生CTL信号S3との位相比較によるトラッキングサーボ
を可とし、記録モードでは位相比較出力S8を切換直前の
値に保持し、速度制御ループのみで可とするものであ
り、その構成は極めて簡易とすることができる。なお、
通常の速度制御ループ内に積分補償フィルタを用いるの
は公知であり、位相制御ループを解除した状態であって
も、磁気テープの絶対速度は充分管理することができ、
実用上何ら問題はない。
第3図は本発明の第2の実施例を示す電気的ブロック図
である。第3図は従来例(第6図)から分周回路5と第
2スイッチ8を削除し、分周回路5の出力S4に代えて記
録CTL信号S10を第1スイッチ6の入力とした点である。
通常、スタンバイモードに於いて記録CTL信号S10は再生
CTL信号S3と同位相とされ、記録モードに切換ったときC
TL信号の連続性が保たれて記録されるように構成される
ので、記録モードに於いて記録CTL信号S10を第1スイッ
チ6の出力S5とし、位相比較回路7の比較入力とすれば
位相比較出力S8を動作中心の一定値として得ることがで
きる。しかし、実際には再生CTL信号S3は位相変動を伴
っており(また、ノイズの混入で信号が侵される場合も
ある。)、スタンバイモードにおける位相比較回路7の
出力S8は一定ではなく変動している。この位相比較出力
S8は補償フィルタ(不図示)により帯域制限や位相補償
され、その平均値が速度比較回路3に与えられ、キャプ
スタンモータ1が再生CTL信号S3の速い動きに追随しな
いように位相制御ループの応答特性を制限している。こ
れにより、再生CTL信号S3の平均的な位相が記録CTL信号
S10の位相に一致するようになされる。従って、第1の
実施例のような構成にすると、位相比較出力S8が補償フ
ィルタの出力である平均値からずれた値として保持され
た場合、記録モードでは速度比較回路3に誤った値(平
均値からずれた値)を与えることとなり、キャプスタン
モータ1を希望とする回転速度にできず、磁気テープの
絶対速度も目標値からずれてしまう。これに対し本第2
の実施例は、記録モードでは記録CTL信号S10でサンプリ
ングするから位相比較出力S8を平均値(動作中心の一定
値)とすることができ、磁気テープの絶対速度が目標値
からずれることがない。よって、安定かつ確実な編集が
可能である。
第4図は本発明の第3の実施例を示す電気的ブロック図
である。第4図は従来例(第6図)から第2スイッチ8
を削除し、モード切換信号S1を位相比較回路7の新たな
入力とした点である。これにより、記録モードでの位相
比較出力S8を動作中心の一定値として得るものである。
すなわち、記録モードにおいてモード切換信号S1によ
り、位相比較回路7の台形波S6を動作中心の一定値に固
定し、比較信号S5のタイミングに関係なく一定出力が得
られるよう構成したものである。本実施例に於いても、
第1,第2の実施例と同様の安定かつ確実な編集が可能で
ある。
第5図は本発明の第4の実施例を示す電気的ブロック図
である。第5図は第3の実施例(第4図)に固定値発生
源9と第3スイッチ10を追加し、スタンバイモードでは
位相比較出力S8を、記録モードでは固定値発生源9の出
力S11をスイッチ出力S12として速度比較回路3に導びく
構成とした点であり、位相比較回路7へのモード切換信
号S1は削除している。本実施例は第3の実施例の他の実
施例であり、等価である。
ここで、第3,第4の実施例に於いて、記録モードにおけ
る位相比較回路7の比較信号は分周回路5の出力S4に限
定されるものではない。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明はアッセンブル編
集のスタンバイモードでは記録すべき映像信号中の垂直
同期信号を基準信号とし、再生CTL信号を比較信号とす
る位相比較出力で再生動作を行ない、記録モードでは再
生CTL信号に代えて記録CTL信号を用いる構成とすること
により位相比較出力を動作中心の一定出力とし、速度制
御ループのみで記録動作を行うものであり、切換による
同期乱れは発生せず、安定で確実な編集が可能となり、
その構成は簡単で実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子編集サーボ方法の第1の実施例を
示す電気的ブロック図、第2図はその動作波形図、第3
図,第4図,第5図は本発明の電子編集サーボ方法の第
2,第3,第4の実施例を示す電気的ブロック図、第6図は
電子編集サーボ方法の従来例を示す電気的ブロック図、
第7図はその動作波形図である。 1……キャプスタンまたはキャプスタンモータ、2……
周波数発電機、3……速度比較回路、4……駆動回路、
5……分周回路、7……位相比較回路、9……固定値発
生源、6,8,10……第1,第2,第3スイッチ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタンバイモードでは記録すべき映像信号
    の垂直同期信号と再生コントロール信号との位相比較出
    力に基づいて記録媒体を移送制御し、記録モードへの移
    行後は、前記垂直同期信号と記録コントロール信号との
    位相比較出力に基づいて前記記録媒体を移送制御するこ
    とを特徴とする電子編集サーボ方法。
  2. 【請求項2】スタンバイモードでは、記録すべき映像信
    号の垂直同期信号と再生コントロール信号との位相比較
    出力に基づいて記録媒体を移送制御し、記録モードへの
    移行後は、前記位相比較出力を得るための位相比較手段
    をモード切換信号により動作中心を現す一定値に固定
    し、その一定値をサンプルホールドした出力に基づいて
    前記記録媒体を移送制御することを特徴とする電子編集
    サーボ方法。
  3. 【請求項3】スタンバイモードでは、記録すべき映像信
    号の垂直同期信号と再生コントロール信号との位相比較
    出力に基づいて記録媒体を移送制御し、記録モードへの
    移行後は、一定値を出力する固定値発生手段の出力に基
    づいて前記記録媒体を移送制御することを特徴とする電
    子編集サーボ方法。
JP60147557A 1985-07-04 1985-07-04 電子編集サ−ボ方法 Expired - Lifetime JPH06105515B2 (ja)

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JPS628355A JPS628355A (ja) 1987-01-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0636258B2 (ja) * 1982-04-30 1994-05-11 ソニー株式会社 電子編集用磁気記録再生装置

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