JPS5839176A - 回転ヘツド型磁気記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転ヘッド型磁気記録装置いわゆるＶＴＲに関
するもので、特に、時間的に不連続に別々の録画を行い
、再生時は連続的に再生す録画中に１旦テープ走行を中
止し、ある時間后、ひきつづき録画を再開する、いわゆ
るつなぎ撮りを行った録画テープを再生する場合には前
述の録画の継ぎ目においてはコントロールトラックに記
録されるコントロール信号に乱れがあり、コントロール
信号の位相が不連続になっているため、回転ヘッド駆動
系あるいはテープ走行系のサーボ系がハンティングを起
ζし、再生画面に乱れを生じ、非常に見苦しい状態にな
った。

従来のつなぎ撮りに関する方式上しては、特公昭５３−
２６８０３号公報がある。同公報に記載されでいるつな
ぎ撮り方法は「録画中のコントロール信号と一時停止指
令信号とのタイミングをとりテープを一時停止させ、又
、一時停止解除指令信号と次に録画しようとするコント
ロール１ぎ号とのタイミングをとり録画を再開するとい
う、いわゆるタイミング方法」である。更に詳細に説明
すると、上記公報に記載されている録画中に一時停止指
令信号が入ると次にくるコントロール信号よりある電電
時間ｔｌだけ遅れてテープ走行を制御するピンチソレノ
イド駆動回路を停止させ、ピンチローラの圧着を解除さ
せる。

しかし、メカのイナーシャにより実際テープが走行停止
するまでには時間ｔ、だけ遅れが生じる。

テープが完全に停止した位置でコントロール信号がテー
プに記録される。コントロールＣｆ　号（Ｄ位相が合う
ためには、前記停止時における電気的遅延時間ｔ、とメ
カのイナーシャによる遅延時間ｔ、の和が一定で、且、
コントロール信号の周期をＴとすると、ｔ＋＋　ｂ＝’
Ｔという関係成立する必要同様に、テープの一時停止解
除時においても一時停止解除信号が入ると、次にくるコ
ントロール信号よりある電電時間ｔ、だけ遅れて、テー
プ走行を制御するピンチソレノイド駆動回路を作動させ
、ピンチローラを圧着させる。しかし、メカ系が通常走
行状態に立よるまでにはメカの遅れとして時間ｔ４だけ
か＼るわけであり、前述のテープ停止時と同様、停止時
に記録されていたコントロール信号とテープ走行開始后
、次に記録されるコン、トロール信号の位相を合致させ
るには、時間ｔｓと時間ｔ４の和が一定で、かつｔａ＋
ｔｎ＝Ｔという関係が成立する必要がある。

以上の点をまとめると１１（停止時における停止制御ま
での電気的遅延時間）＋１！（停止時におけるメカのイ
ナーシャによる遅れ時間）　＝　ｔｓ＠行書開時におけ
る走行開始制御までの電気的遅延時間）＋ｔｉ（テープ
通常走行状態になるまでのメカの遅れ時間）二Ｔ（コン
トロール信号の周期）という関係になる。

さて、か＼る方法によりテープ上でコントロール信号の
位相が乱れる事なく並び、良好なつなぎ撮りが得られる
為には、上述の時間ｊｌｅ　Ｆｍｔｓ、　ｔａと周期Ｔ
の関係が成立する必要があり、特に、メカに関する遅れ
時間即ち１１及びｔ４のバラツキの精度は機構的要素で
決定される為、ｔｔ及びｔ４の個々の製作が困難である
と同時に、コントロール信号９伎相を決定する要因がｔ
、〜ｔ４と４要素もあるので、どうしてもコントロール
信号の位相が不連続になりがちであった。

本発明はか＼る欠点を改良し、コントロール信号の記録
される位相を決定する要素を減少させることにより精度
よくコントロール信号を記録させ良好な再生画像を得る
ことができる回転ヘッド型磁気記録装置を提供すること
を目的としている。

以下、本発明の一実施例を図面に基き詳細に説明する。

第１図は本実施例の構成図で図中磁気テープ１は、キャ
プスタンモータ２にベルト又はアイドラ３（図示せず）
により連結されたキャプスタン軸４により一定速度で走
行する。一方、へラドモータ５に連結されたヘッドディ
スク６には回転磁気ヘッド７．８が取り付けられており
、ヘッド７．８はテープに斜めに映像信号９を記録再生
する。一方間時にコントロールヘッド１゜によりテープ
１の一端に再生時のトラッキングの為のコントロール信
号１１が記録される。又、ピンチローラ１２Ｆｉ、テー
プ走行時には７−プ１を介してキャプスタン軸４に対接
して圧着させ、停止時には圧着を解除する如くピンチソ
レノイド１３により制御される。第１図の制御ブロック
図を第２図のタイミングチャートにより簡単に説明する
と、録画時においては、映像信号発生回路１４からの記
録すべき映像信号ｖｓは、同期分離回路１５により６０
ｎｚの垂直同期信号Ａが叶離成形される。この垂直同期
信号Ａはフリッ５プフロップ回路（以下、ＦＦ）１６に
より３０Ｈｚの信号Ｂとなり、コントロール信号（以ド
、ＣＴＬ　）記録アンプ１７、及びｃＴＬヘッド１０に
より、テープ１上にＣＴＬＩ　１として記録される。又
、ＦＦ１６により得られた３０Ｈｚフレーム同期信号Ｂ
は比較回路１８に入力され、一方パルス発生器１９より
得られた回転磁気ヘッド７．８の回転角位置を示すフレ
ーム周期のパルス信号も比較回路１８に供給される。比
較回路１８の出力は、誤差信号としてドラムモータ５の
回転制御回路２０に入力され、制御回路２０の出力によ
り回転磁気ベッドの回転位相が制御されるわけである。

次にキャプスタンモータに付いて説明する。

記録時においては、キャプスタンモータ２０回転により
得られるパルス発生器２１の出力しくルスを分周器２２
−により３０１１ｚのフレーム同期のパルスに変換し、
比較回路２３に入力される。

一方、水晶発振器等の発振器２４からのパルスが分局器
２５を介して基準の３０Ｈｚフレ一ム同期信号として比
較回路２３に入力される。比較モーター御回路２６を入
力され、制御回路２６は誤差信号に基づいてテープスピ
ードを一定に制御する。

ャプスタンモータの制御に付いて説明する。再生時には
切換スイッチ５１，５λ５３がＲ側からＰ側に切換えら
れる。ドラムモータに関しては、記録時には映像信号ｖ
Ｓから垂直分離された３０Ｈｚの信号が比較回路１８に
入力されていたのに対し再生時には基準発振器２７から
分周器２８を経て形成された３０１１ｚのフレーム同期
のパルスが入力されている。キャプスタンモータに関し
ては、記録時にはキャプスタンモータの回転により発生
するパルスを分周した信号が比較回路２３に入力されて
いたのに対し、再生時には、コントロール信号１１の再
生出力が比較回路２３に入力される。

今、録画中ポーズスイッチ（不図示）を押すとポーズ信
号発生回路２９から信号ＣＵＦＦ３０を介し、Ｄタイプ
ＦＦ３１のデータ端子りに入力されている。一方、垂直
同期分離により得られたフレーム同期のＣＴＬはＦＦ３
１のクロック端子Ｃに入力されている０即ち、第２図に
おいて、Ｃに示されるポーズ信号ＳＴの次のコントロー
ル信号ＣＴＬＩでＤタイプＦＦ３１の出力端子りの出力
は第２図Ｅで示される如く高レベル（以下％　Ｈ＃　）
から低レベル（以下′Ｌ′）に切換わる。端子りの出力
信号ＥはＣＴＬ記録ミューティング回路３２に入力され
、ｃＴＬ記録回路１７を不作動とし、コントロール信号
のテープ１上への記録を停止させる。一方、ＤタイプＦ
Ｆ３１のもう一方の出力端子Ｑの出力はピンチソレノイ
ド制御回路３３に入力され二制御回路はビンチンレノイ
ド１３を不作動としてピンチローラ１２をテープ１及び
キャプスタン軸４より離隔させ、テープ走行を停止させ
る。

しかるにテープ１はメカ的なイナーシャによりテープ走
行方向（矢印α方向）へ微少時間ｔａだけ移動し、やが
て停止する。

第２図のＨにおいて、′１ｔテープ走行中を示し、１０
′はテープの停止状態を示す。

又、■はテープが停止した時のＣＴＬ記録ヘッド１０の
位置及びｅＴＬｌ　１のテープ上の位置を示す。尚、テ
ープ上のＣＴＬ及びヘッドの位置は時間軸と対応し、ヘ
ッド１０−１．１０−２は空間的には同一位置である。

上述の如く、ポーズスイッチ２９のオンにより、テ下−
プ走行一時停止状態になり、この期間ではコントロール
信号は上述の説明の如く記録されない。

次に、一時停止解除指令として再びポーズスイッチをオ
ンすると、ＦＦ３０の出力りをでにするＯＤタイプＦＦ
３１、の入力端子りには１Ｌ′が入力され端子この出力
は、次に発生するＣＴＬにより再び′Ｈ′に後締する（
第２図Ｅ）。Ｑの１Ｈ１にする（第２図Ｆ）。又、端子
Ｑの′Ｈ“出方信号は、第２の単安定回路３５に入力さ
れ、所定時間（ｔε）后、ＣＴＬ記録ミューティング回
路３２をオフし、再びコントロール信号ＣＴＬのテープ
１への記録を可能にする０（第２図Ｇ）即ち一時停止解
除指令信号ＳＰの次のコントロール信号ＣＴＬ２より、
時間ｔ＾だけ遅れてピンチロ−２１２の圧接の為の信号
Ｆの′Ｈ″が発生し、それよりさらにメカの立−ヒりの
遅れの時間ｔｃ后に始めてテープが完全に安定走行状態
となるわけである（第２図Ｈ）。その後、前述の第二の
単安定回路３５により、ミニ−ティング回路がオフされ
コントロール信号が記録される。実際のテープ上では第
２図−工で示した如く、テープ停止時に位置していたコ
ントロール信号記録ヘッド５１０は時間換算でｔｏ后次
のコントロール信号が記録される。

ここでｔｔｓ−ｔ＾ｔ’ｂ、ｔｃをまとめると次のよう
になる。

七〇：テープ停止時におけるメカのイナーシャによる遅
れ時間 ｔＡ：テープ走行再開始におけるテープ走行切換の次に
くるコントロール信号よりピンチ圧着までの電気的な遅
延時間 ｔＩ：テープ走行再開始−におけるテープ走行切換の次
にくるコントロール信号、コントロール信号ミニ−ティ
ング解除までの電気的な遅延時間 ｔ、：テープ走行開始信号からテープが安定に走行する
までのメ□カの立上りに要する遅れの時間 以上のｔａ、ｔＡｔ　ｊ、Ｅ　ｅ　ｊＣの関係式を求め
てみる。

まず最終的にコントロール信号の位相を乱さない為には
、第２図工上り明らかな如く ｔ＠　＋　ｊ　Ｄ　＝　Ｔ 即ち３３．３３ｍ＋ｓでなければならない。しかし必ず
しも３０Ｈでコン）ｏ−ル信号が並ぶ必要はなく、仮に
つなぎの部分でコントロール信号が数個欠如していヤも
、トラッキングのサーボには大きな影響は与えない。即
ちコントロール信号ＣＴＬが２ケまで欠如しても大丈夫
とすればｊ６　＋　ｔｐ　＝３３．３３ｍ５　Ｘｎ　（
ｎ＝１．２　）・・・・・・・・・■ が成立する。従って■、■式より ｔ＾＋ｔｃ　＝　＜　ｎ’　−ｎ　）　Ｘ−３３，３３
＋　ｔｐ従ってし＾＋ｔｃ　−ｔＢ＝　Ｎ　Ｘ　３３．
３３　　・・・・・・・・・（没が成立する。

一方、ｔＩ：に関しては ｔへ＜ｔＡ＋ｔｃ＜ｔｓ＜Ｑｔｃ＋　ｔｔ）＝ｎ’Ｘ３
３．３３＝（Ｎ＋１．ス３）Ｘ３３．３が成り立つ。

さらに具体的に仮にコントロール信号を一ケ欠如させて
（即ちｎ＝２）つなぎを行いｎ′を３と仮定してみると ■式は　　ｊＡ＋　ｔｃ　−ｔＢ＝　３３．３３ｍ５又
ｔ、ｈ　　　ｔ、＜ｔＡ十ｔｃ＜ｈ＜　　１００ｍ５は ｔＡ”（３３，３３−（ｔｃ　ｊ、）　）ｍａとして設
定し、第二の遅延時間ｔｔは ３３．３３　＋　［ａ　＜　ｔｔ＜　１００ｒｎ　ｓと
して設定すれば、いい事になる。

以上の如く本発明は、磁気テープへの記録を一時中断さ
せる中断信号を発生させる発生手段と、前記中断信号の
発生後最初に発生する第１コントロール信号を前記磁気
テープに記録し、それ以後発生するコントロール信号の
記録を禁止するコント１−ル信号記録制御手段と、前記
第１コントロール信号の記録後前記磁気テープの走行を
停止せしめるテープ走行制御手段とを有している。つま
り、第１コ、ントロール信号の記録後には、コントロー
ル信号の記録を禁止しているので、磁気テープをコント
ロールヘッドが通常のコントロール信号の記録位置に対
向する位置以外の位置に対向する如く停止せしめること
が可能となるので、磁気テープの停止制御が非常に容易
になる０

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例の制御ブロック図、第２図社第１図の
各部のタイミングチャートを示す図である。 図に於いて、１は磁気テープ、２はキャプスタンモータ
、４はキャプスタン軸、５はへラドモータ、６はヘッド
ディスク、７．８は回転ヘッド、１０はコントロールヘ
ッド、１１はコントロール信号、１２はピンチローラ、
１３はピンチソレノイドを夫々示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）映像信号を記録する回転ヘッドと、クントロール
   信号を記録するコントロールヘッドとを有し、前記映像
   信号及びクントロール信号を同一磁気テープ上に記録す
   る回転ヘッド型磁気記録装置において、前記磁気テープ
   への記録を一時中断させる中断信号を発生させる発生手
   段と、前記中断信号の発生後最初に発生する第１コント
   ロール信号を前記磁気テープに記録し、それ以後発生す
   るコントロール信号の記録を禁止するコントロール信号
   記録制御手段と、前記第１コントロール信号の記録後前
   記磁気テープの走行を停止せしめるテープ走行制御手段
   とを有することを特徴とする回転ヘッド型磁気記録装置
   。
2. （２）　　前記磁気テープ走行制御手段は磁気テープ上
   のコントロール信号間隔以内の距離で前記