JPH0728428B2 - 信号再生装置 - Google Patents

信号再生装置

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JPH0728428B2
JPH0728428B2 JP1295862A JP29586289A JPH0728428B2 JP H0728428 B2 JPH0728428 B2 JP H0728428B2 JP 1295862 A JP1295862 A JP 1295862A JP 29586289 A JP29586289 A JP 29586289A JP H0728428 B2 JPH0728428 B2 JP H0728428B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フレームを有する信号再生手段を用いて、こ
れとは異なるフレーム周期の、記録時のフレーム周期の
タイムコードを再生するための、例えば回転ヘッド方式
デジタルオーディオテープレコーダ(以下、R−DATと
記す。)を信号再生手段に用いて、これで例えばVTRの
タイムコードであるSMPTE/EBUタイムコードを再生する
ための信号再生装置に関するものである。
従来の技術 近年、デジタル技術は音響、映像等多くの分野に応用さ
れ、CDプレーヤ,R−DAT,デジタルVTR等の技術が確立さ
れてきた。その中でPCM信号の記録再生技術と共にPCM信
号に対応したタイムコードを記録再生し、このタイムコ
ードによって記録や再生の頭出しを行ったり、複数の記
録再生装置を接続して、同期記録,同期再生,同期編集
を行う技術が重要になってきた。
従来、VTR等の放送業務用機器ではタイムコードとしてS
MPTE/EBUタイムコードが広く用いられてきた。このため
従来機器との接続を可能にする目的で、R−DATのよう
なSMPTE/EBUタイムコードとフレーム周波数が異なる信
号記録再生装置を用いて、回転ヘッドによってSMPTE/EB
Uタイムコードの記録再生を行うために、タイムコード
と共にタイムコードのフレームと信号記録再生装置のフ
レームとの時間関係を表わす情報を記録再生できる様に
した信号記録再生装置があった。(以後、タイムコード
とフレームの時間関係を表す情報とをあわせてタイムコ
ード情報と呼ぶ。)こういった信号記録再生装置で、再
生時に複数の機器間で同期運転を行えるようにするた
め、タイムコードと位相情報とを用いて、外部同期信号
に同期しながら再生信号のタイムコードと再生信号との
時間関係を記録時のタイムコードと記録信号との時間関
係と一致させられる様にする必要があった。
以下に、このような従来の信号記録再生装置の一例につ
いて説明する。
第5図は、この従来の信号記録再生装置のブロック図を
示すものである。
第5図において、51は周波数変換部、52はタイミング変
換部、53は信号記録再生部(例えばR−DAT)、54はタ
イムコード差演算部、55は信号遅延部である。
以上のように構成された信号記録再生装置について、以
下その動作を説明する。
まず、記録時について説明する。
周波数変換部51は、第1のフレーム同期信号S51(例え
ばVTRのフレーム同期信号)を第2のフレーム同期信号S
52(例えばDATのフレーム同期信号)に変換する。タイ
ミング変換部52は、第1のフレーム周期を有する第1の
タイムコードS53を第2のフレーム周期でサンプルし、
変換タイムコード情報S54として出力する。信号記録再
生部53は、第2のフレーム同期信号S52に同期して変換
タイムコード情報S54と入力信号S55とを、フレーム単位
で記録する。
第6図のA〜Dは、第1のタイムコードS53と変換タイ
ムコード情報S54の時間関係を示すタイミングチャート
であり、Aは第1のタイムコード、Bは第1のフレーム
同期信号、Cは第2のフレーム同期信号、Dは変換タイ
ムコード情報である。
第6図に示すように、第1のタイムコードAは、第1の
フレーム同期信号Bに同期してタイミング変換部52に入
力される。タイミング変換部52では、第2のフレーム同
期信号Cの立ち下がりでサンプルされたタイムコードを
変換タイムコード情報Dとして出力する。この時、フレ
ーム以下の時間情報として第1のフレーム周期を例えば
10等分して表せば、第1のフレーム同期信号Bの立ち下
がりから第2のフレーム同期信号Cの立ち下がりまでの
時間は、第6図に示すように0.4,0.2,…のように表され
る。従って、変換タイムコード情報Dは、2.4,3.2と表
現される。信号記録再生部53では、第2のフレーム同期
信号Cに同期して変換タイムコード情報Dと入力信号S5
5とを記録媒体上に記録する。なお、第1のフレーム同
期信号S51が入力されず、第1のタイムコードS53と入力
信号S55だけが入力されている場合は、周波数変換部51
は、標準の周波数の第2のフレーム同期信号S52を出力
し、タイミング変換部52は第1のフレーム同期信号S51
の代わりに、第1のタイムコードS53のフレームを抽出
した信号を用いてタイミング変換を行う。
次に、再生時の動作を説明する。
周波数変換部51は、記録時と同様に第1のフレーム同期
信号S51を第2のフレーム同期信号S52に変換する。タイ
ミング変換部52は、第1のフレーム周期を有する第1の
タイムコードS53を第2のフレーム同期信号S52の立ち下
がりでサンプルし、変換タイムコード情報S54として出
力する。信号記録再生部53は、第2のフレーム同期信号
S52に同期して再生タイムコード情報S56と再生信号S57
とを再生する。タイムコード差演算部54は、変換タイム
コード情報S54と再生タイムコード情報S56との差を取
り、タイムコード情報差S58を出力する。信号遅延部55
は、タイムコード情報差S58に相当する時間だけ、再生
信号S57を遅延し、出力信号S59として出力する。第7図
のE〜Lは、再生時の動作を説明したタイミングチャー
トであり、Eは記録時の第1のタイムコード、Fは記録
時の変換タイムコード情報、Gは第1のタイムコード、
Hは第1のフレーム同期信号、Iは第2のフレーム同期
信号、Jは変換タイムコード情報、Kは再生タイムコー
ド情報、Lは出力信号のフレームである。記録時は前述
したように、E,Fに示すタイミングで記録媒体上への記
録が行われたものとする。再生時は第7図に示すよう
に、第1のタイムコードGと第1のフレーム同期信号H
が入力された時、第2のフレーム同期信号Iと再生タイ
ムコード情報Kがたまたまこのような時間関係となった
とする。信号再生部53では、予め再生タイムコード情報
Kが、変換タイムコード情報Jより数フレーム程度先行
するように記録媒体を送っておく。タイムコード差演算
部54では変換タイムコード情報Jと再生タイムコード情
報Kとの差を計算し、タイムコード情報差として出力す
る。図の例ではタイムコード差は1.1(=3.2−2.1)と
なり、信号遅延部57ではタイムコード情報差の1.1に対
し、第1のフレーム同期信号の周期で1.1フレームに相
当する時間だけ再生信号を遅延するように動作する。こ
うして記録時と同じタイミングの出力信号が得られる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の信号再生装置では、信号再生部
の動作フレームである第2のフレーム同期信号のフレー
ムと出力信号のフレームとの位相が異なる、即ち、外部
からの見かけの出力信号のフレームと実際の再生フレー
ムとが異なるため、編集等のためのフレームのタイミン
グ管理が複雑になるという問題点を有していた。
以下、編集の場合を例にして説明する。再生ヘッドに対
し、例えば2フレーム後行した位置に記録ヘッドがある
ような上記従来の信号記録再生装置を考える。第8図は
この問題点を示すためのタイミング図であり、Mは第1
のフレーム同期信号、Nは第2のフレーム同期信号、O
は見かけのフレームである出力信号のフレーム、Pは実
際の再生フレームである再生信号のフレーム、Qは入力
信号のフレームである。この図のM,N,O,Pのタイミング
は、それぞれ第7図のH,I,L,Kのタイミングと合致して
いる。図の▼印は、この点から入力信号を記録する記録
開始点を示している。なお、フレームを有する信号記録
再生装置の記録開始点は、通常この図の例のようにフレ
ーム境界となる。
まず、外部の同期信号である第1のフレーム同期信号M
を基準として、上述の従来の再生装置の動作と全く同様
にして第2のフレーム同期信号N、再生信号のフレーム
P、出力信号のフレームOが得られる。信号記録再生装
置の見かけのフレームは出力信号のフレームOとなって
いるため、入力信号Qもこの見かけのフレームタイミン
グで入ってきた信号を実際のフレームである第2のフレ
ームタイミングに合わせ直して記録しなければならな
い。このため図に示すように0.5のタイムコード情報に
相当する時間だけ遅延させて記録する必要がある。この
時間遅延処理によって入力信号Qは、出力信号Oに対し
信号記録再生部のフレームの2フレームだけ遅れること
になる。この信号を2フレーム先行したヘッドによっ
て、記録媒体上に▼印で示すフレームから記録をし始め
ることによって目的の編集を行う。
このように従来の信号再生装置では、信号再生部の動作
フレームと再生信号が実際に出力信号として装置から出
力される時のフレームとの位相が異なるため、編集等の
際に複数のフレームタイミングを管理しなければなら
ず、タイミング処理が複雑になる。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、外部のフ
レーム同期信号に従って同期再生、同期編集を行う際の
フレームのタイミング管理の容易な、フレーム周期の異
なる外部同期信号に同期できる信号再生装置を提供する
ことを目的とするものである。
また本発明は、上記従来の問題点を解決すると共に、非
同期で記録されたタイムコード、即ち、記録時に第1の
フレーム同期信号を入力せずに記録したタイムコードを
再生した時にも、外部のフレーム同期信号に同期して再
生できる信号再生装置を提供することを目的とするもの
である。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の信号再生装置は、第
1のフレーム同期信号とフレームリセット信号とから第
2のフレーム同期信号を発生する周波数変換手段と、前
記第2のフレーム同期信号に同期して再生信号と再生タ
イムコード情報とを再生する信号再生手段と、第1のフ
レーム周期を有する第1のタイムコードを第2のフレー
ム周期を有する変換タイムコード情報に変換するタイム
コード変換手段と、前記変換タイムコード情報と前記再
生タイムコード情報とからタイムコード差と位相差とを
出力するタイムコード差演算手段と、前記位相差と前記
第2のフレーム同期信号とからフレームリセット信号を
出力するフレーム同期信号リセット手段と、前記再生信
号を前記タイムコード差に相当する時間だけ遅延させる
信号遅延手段とを有している。
また本発明の信号記録再生装置は、位相差とフレームリ
セット信号とから第2のフレーム同期信号を発生する可
変周波数発振手段と、前記第2のフレーム同期信号に同
期して、再生信号と再生タイムコード情報とを再生する
信号再生手段と、第1のフレーム周期を有する第1のタ
イムコードを第2のフレーム周期を有する変換タイムコ
ード情報に変換するタイムコード変換手段と、前記変換
タイムコード情報と前記再生タイムコード情報とからタ
イムコード差と位相差とを出力するタイムコード差演算
手段と、前記位相差と前記第2のフレーム同期信号とか
らフレームリセット信号を出力するフレーム同期信号リ
セット手段と、前記再生信号を、前記タイムコード差に
相当する時間だけ遅延させる信号遅延手段とを有してい
る。
作用 本発明の信号再生装置は上記した構成により、第2のフ
レーム同期信号をリセットすることにより、第1のフレ
ーム同期信号と第2のフレーム同期信号との時間関係を
記録時と一致させ、なおかつ、第1のフレーム周期のタ
イムコードを第2のフレーム周期のタイムコードに変換
することで、タイムコード差だけで再生信号を遅延する
構成としたため、タイムコード変換手段以外の全ての処
理フレームを第2のフレーム同期信号と一致させた状態
で、第1のフレーム同期信号に同期して再生することが
できる。
また本発明の信号再生装置は、フレーム同期信号をリセ
ットした後、タイムコード差演算手段から出力される位
相差がゼロからずれた場合、位相差がゼロになるように
可変周波数発振手段の発振周波数を制御する構成とした
ため、非同期で記録されたタイムコード情報であっても
正しく第1のフレーム同期信号に同期して再生すること
ができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例における信号再生装置
の構成を示すブロック図である。
第1図において、1は周波数変換部、2は例えばR−DA
Tのような信号再生部、3はタイムコード変換部、4は
タイムコード差演算部、5はフレーム同期信号リセット
部、6は信号遅延部である。
以上のように構成された第1の実施例の信号再生装置に
ついて、以下その動作を説明する。
周波数変換部1は、第1のフレーム同期信号S1を第2の
フレーム同期信号S2に変換する。信号再生部2は、第2
のフレーム同期信号S2に同期して再生タイムコード情報
S3と再生信号S4とを再生する。タイムコード変換部3
は、第1のフレーム周期を有する第1のタイムコードS5
を第2のフレーム周期を有する変換タイムコード情報S6
として出力する。タイムコード差演算部4は、変換タイ
ムコード情報S6と再生タイムコード情報S3との差を演算
し、タイムコード差S8と位相差S7とを出力する。フレー
ム同期信号リセット部5は、第2のフレーム同期信号S2
から位相差S7に相当する時間だけ遅れたフレームリセッ
ト信号S9を出力し、周波数変換部1の第2のフレーム同
期信号S2をリセットする。タイムコード差演算部4によ
り、リセット後の第2のフレーム同期信号S2に同期して
得られた再生タイムコード情報S3と変換タイムコード情
報S6との差を取り、タイムコード差S8として出力する。
信号遅延部6は、再生信号S4をタイムコード差S8に相当
する時間遅延し、出力信号S10として出力する。
第2図は、このタイムコード変換を説明したもので、F1
は第1のタイムコード、F2は変換タイムコード情報であ
る。第1のフレームの周期をT1、第2のフレームの周期
をT2とすると、第1のタイムコードmと第2のタイムコ
ードnの関係は、 t=T1×m …(1) t+p=a+T2×n …(2) の2つの式で与えられる。T1,T2は既知であるので、第
1のタイムコードmと、第1のフレーム同期信号S1の立
ち下がりから第2のフレーム同期信号S2の立ち下がりま
での時間pを得ることによって、変換されたタイムコー
ドnと位相情報aが得られる。nとaで表現された時間
情報を変換タイムコード情報F2として出力する。変換タ
イムコード情報F2の()内の数値aは位相情報である。
第3図は、信号再生装置の動作を説明したタイミングチ
ャートであり、Rは記録時の第1のタイムコード、Sは
記録時の変換タイムコード情報、Tは第1のタイムコー
ド、Uは第1のフレーム同期信号、Vは第2のフレーム
同期信号、Wは変換タイムコード情報、Xは再生タイム
コード情報、Yは出力信号のフレームである。記録時に
は、R,Sに示すタイミングで記録媒体上への記録が行わ
れたものとする。記録時の変換タイムコード情報Sは、
第2図で説明したタイムコード変換をしたタイムコード
情報が記録されている。再生時はT〜Yに示すように、
まず、第1のフレーム同期信号Uに同期して第1のタイ
ムコードTがタイムコード変換部3に入力されると、変
換タイムコード情報Wは0(0.1),1(0.1)のように出
力される。タイムコード差演算部4は、第2のフレーム
同期信号Vに同期して信号再生部2から出力される再生
タイムコード情報Xと変換タイムコード情報Wとの位相
情報の差を取り、位相差として0.3(=0.4−0.1)を出
力する。フレーム同期信号リセット部5は、第3図の▲
印で示すように、第2のフレーム同期信号を基準として
位相差0.3に相当する時間遅らせて第2のフレーム同期
信号Vをリセットする。これにより、記録時の第1のタ
イムコードRと変換タイムコード情報Sとのタイミング
関係と、再生時の第1のタイムコードTと変換タイムコ
ード情報Wとのタイミング関係とが一致する。タイムコ
ード差演算部4は、再生タイムコード情報Xと変換タイ
ムコード情報Wとのタイムコードの差を取り、タイムコ
ード差として1(=3−2)を出力する。信号遅延部6
で、再生信号をタイムコード差1に相当する時間だけ遅
延させることにより、第1のタイムコードとのタイミン
グ関係が記録時と一致した出力信号Yが得られる。
以上のように本実施例によれば、フレーム同期信号リセ
ット部5で信号再生部2のフレーム基準である第2のフ
レーム同期信号をリセットすることにより、第1のフレ
ーム同期信号と第2のフレーム同期信号との時間関係を
記録時と一致させ、なおかつ、第1のフレーム周期のタ
イムコードを第2のフレーム周期のタイムコードに変換
することで、タイムコード差で再生信号を遅延する構成
としたため、全ての動作フレームを第2のフレーム同期
信号と一致させることができ、フレームの時間管理を1
つのフレームタイミングで行うことで、信号再生部2と
フレーム周期の異なる第1のタイムコードに同期した出
力信号を再生することができる。
第4図は、本発明の第2の実施例における信号再生装置
の構成を示すブロック図である。
第4図において、41は可変周波数発振部、2は信号再生
部、3はタイムコード変換部、4はタイムコード差演算
部、5はフレーム同期信号リセット部、6は信号遅延部
である。
以上のように構成された第2の実施例の信号再生装置に
ついて、以下その動作を説明する。
可変周波数発振部41以外の構成要素の動作は第1の実施
例と全く同一なため、詳細な説明は省略する。可変周波
数発振部41は、まず、入力される位相差S41に無関係に
標準的な周波数の第2のフレーム同期信号S42を出力す
る。信号再生部2は、第2のフレーム同期信号S42に同
期して再生タイムコード情報S43と再生信号S44とを再生
する。タイムコード変換部3は、第1のフレーム同期信
号S45に同期して入力される第1のタイムコードS46を変
換タイムコード情報S47として出力する。タイムコード
差演算部4は、変換タイムコード情報S47と再生タイム
コード情報S43との差を演算し、タイムコード差S48と位
相差S41とを出力する。フレーム同期信号リセット部5
は、第2のフレーム同期信号S42から位相差S41に相当す
る時間だけ遅れたフレームリセット信号S49を出力し、
可変周波数発振部41の第2のフレーム同期信号S42をリ
セットする。タイムコード差演算器4により、リセット
後の第2のフレーム同期信号S42に同期して得られた再
生タイムコード情報S43と変換タイムコード情報S47との
差を取り、タイムコード差S48として出力する。また、
位相差も毎フレーム演算し続け、位相差S41として出力
する。信号遅延部6は、再生信号S44をタイムコード差S
48に相当する時間遅延し、出力信号S40として出力す
る。以後、可変周波数発振部41は位相差S41が常にゼロ
となるように周波数を制御した第2のフレーム同期信号
S42を出力する。
第1の実施例で説明した第3図を用いて、非同期なタイ
ムコードを記録再生した場合について説明する。非同期
な第1のタイムコードをタイムコード変換した場合、タ
イムコード変換で仮定した第1のフレームの周期T1が実
際のフレーム周期と異なっているため、位相情報aの値
が一定値とならない。従って、記録時の変換タイムコー
ド情報Sの位相情報0.4は、時間が経過するにつれて0.
5,0.6というように徐々に変化していく。例えば、記録
時の変換タイムコード情報Sが5フレームから5(0.
5)のように位相情報が0.5となっていたとする。そうす
ると、再生タイムコード情報Xの5,6フレームは、それ
ぞれ5(0.5),6(0.5)となるので、タイムコード差演
算部4から出力される位相差は0でなく0.1となる。こ
のとき、可変周波数発振部41は位相差が0に近づくよう
に第2のフレーム同期信号の周波数を少し下げる。する
と、変換タイムコード情報Wの位相情報が増加して0.5
となる。逆に、位相差が減少した場合はこれと反対の動
作をする。第2のフレーム同期信号Vの周波数を制御す
ることにより、出力信号Yのフレームも自動的にこれに
追従する。こうして、第1のタイムコードと出力信号と
のタイミング関係を、記録時と同様の状態にすることが
できる。
以上のように本実施例によれば、第2のフレーム同期信
号を記録時と同様の状態にリセットした後、タイムコー
ド差演算手段から出力される位相差がゼロからずれた場
合、位相差がゼロになるように可変周波数発振手段の発
振周波数を制御することにより、非同期で記録されたタ
イムコード情報を再生した時も正しく第1のフレーム同
期信号に同期した出力信号を出力することができる。
発明の効果 以上のように本発明の信号再生装置では、周波数変換手
段と、フレーム同期信号リセット手段と、タイムコード
変換手段と、タイムコード差演算手段と、信号遅延手段
とを設けることにより、信号再生装置内の全てのフレー
ムタイミングが同一のフレーム同期信号によって動作す
るような、信号再生部とフレーム周波数の異なる第1の
タイムコードに同期した出力信号を再生できる信号再生
装置を構成することができ、外部のフレーム同期信号に
従って同期再生、同期編集を行う際のフレームのタイミ
ング管理の容易な信号再生装置を提供することができ
る。
また本発明の信号再生装置は、位相差によって制御され
る可変周波数発振手段を設けることにより、信号再生部
の動作基準となるフレーム同期信号を記録時と同じ状態
にリセットした後、タイムコード差演算手段から出力さ
れる位相差がゼロになるように可変周波数発振手段の発
振周波数を制御することにより、非同期で記録されたタ
イムコード情報を再生した時も第1のフレーム同期信号
に同期して出力信号を再生することができる信号再生装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における信号再生装置の
構成を示すブロック図、第2図は同実施例のタイムコー
ド変換部の動作を示すタイミングチャート、第3図は同
実施例の動作を表すタイミングチャート、第4図は本発
明の第2の実施例における信号再生装置の構成を示すブ
ロック図、第5図は従来の信号記録再生装置の構成を示
すブロック図、第6図は同従来例の記録時の動作を表す
タイミングチャート、第7図は同従来例の再生時の動作
を表すタイミングチャート、第8図は同従来例の動作上
の問題点を説明するためのタイミングチャートである。 1……周波数変換部、2……信号再生部、3……タイム
コード変換部、4……タイムコード差演算部、5……フ
レーム同期信号リセット部、6……信号遅延部、41……
可変周波数発振部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/073 A 5/7826 5/91 H04N 5/782 A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のフレーム同期信号とフレームリセッ
    ト信号とから第2のフレーム同期信号を発生する周波数
    変換手段と、 前記第2のフレーム同期信号に同期して再生信号と再生
    タイムコード情報とを再生する信号再生手段と、 第1のフレーム周期を有する第1のタイムコードを第2
    のフレーム周期を有する変換タイムコード情報に変換す
    るタイムコード変換手段と、 前記変換タイムコード情報と前記再生タイムコード情報
    とからタイムコード差と位相差とを出力するタイムコー
    ド差演算手段と、 前記位相差と前記第2のフレーム同期信号とからフレー
    ムリセット信号を出力するフレーム同期信号リセット手
    段と、 前記再生信号を前記タイムコード差に相当する時間だけ
    遅延させる信号遅延手段とを備えたことを特徴とする信
    号再生装置。
  2. 【請求項2】位相差とフレームリセット信号とから第2
    のフレーム同期信号を発生する可変周波数発振手段と、 前記第2のフレーム同期信号に同期して再生信号と再生
    タイムコード情報とを再生する信号再生手段と、 第1のフレーム周期を有する第1のタイムコードを第2
    のフレーム周期を有する変換タイムコード情報に変換す
    るタイムコード変換手段と、前記変換タイムコード情報
    と前記再生タイムコード情報とからタイムコード差と位
    相差とを出力するタイムコード差演算手段と、 前記位相差と前記第2のフレーム同期信号とからフレー
    ムリセット信号を出力するフレーム同期信号リセット手
    段と、 前記再生信号を前記タイムコード差に相当する時間だけ
    遅延させる信号遅延手段とを備えたことを特徴とする信
    号再生装置。
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