JP2642421B2 - デジタル位相差検出回路及び位相差検出方法 - Google Patents

デジタル位相差検出回路及び位相差検出方法

Info

Publication number
JP2642421B2
JP2642421B2 JP63162094A JP16209488A JP2642421B2 JP 2642421 B2 JP2642421 B2 JP 2642421B2 JP 63162094 A JP63162094 A JP 63162094A JP 16209488 A JP16209488 A JP 16209488A JP 2642421 B2 JP2642421 B2 JP 2642421B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delay
signal
phase difference
phase
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63162094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0210922A (ja
Inventor
清之 小桧山
秀長 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP63162094A priority Critical patent/JP2642421B2/ja
Priority to US07/372,452 priority patent/US4963817A/en
Publication of JPH0210922A publication Critical patent/JPH0210922A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2642421B2 publication Critical patent/JP2642421B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R25/00Arrangements for measuring phase angle between a voltage and a current or between voltages or currents

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 デジタル位相検出回路、特に外来信号を同期又はロッ
クするデジタルPLL回路に必要な位相情報を出力する位
相検出回路に関し、 容量や抵抗等の外付け回路を要するアナログ方式の位
相差検出回路に替えて、完全デジタル動作によって、位
相情報データを出力させることを目的とし、 被位相検出信号を遅延させるn段遅延素子と、遅延さ
れて遅延データを経時的に取り込むn段遅延レジスタ
と、検出された遅延データ数値化するエンコーダと、エ
ンコーダから出力される遅延情報を補正する補正回路と
を具備し、被位相検出信号のデジタル位相差検出をし、
位相情報を出力することを含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、デジタル位相検出回路及び位相差検出方法
に関するものであり、更に詳しく言えば、外来信号を同
期又はロックするデジタルPLL回路に位相情報を出力す
る位相検出回路に関するものである。
近年アナログ方式の位相差検出回路では、外付けの容
量や、抵抗等が必要になり、これをIC化することは困難
であった。
しかし、デジタルテレビ映像信号処理回路等の水平同
期信号をデジタルPLL処理をする場合の位相情報とし
て、デジタル形式の情報が必要となる場合がある。
〔従来の技術〕
第5図(a)〜(c)は、従来例に係る位相差検出回
路を説明する図である。
同図(a)において、1は入力信号Va,入力信号Vb間
の位相を比較する位相比較器である。Rは外付け抵抗,C
は外付け容量(コンデンサ)である。Pは位相比較器1
の出力、V(θ)は位相差電圧出力である。
これらにより位相差検出回路を構成し、その動作を、
同図(b),(c)のタイムチャートに基づいて説明す
る。
同図(b)は、入力信号Vaが、入力信号Vbより位相差
θだけ進んでいた場合の回路の動作を示すタイムチャー
トである。まず、入力信号Vaが立ち下がると、同図
(a)のように、位相差出力回路の内部動作により、出
力Pが、この「H」レベル状態を保持する。入力信号Vb
が立ち下がると、出力Pは元のハイインピーダンス状態
に戻る。
従って、入力信号Vaが入力信号Vbより進んでいる場合
は、出力Pがその位相の進んでいる間だけ「H」レベル
となり、後段のコンデンサー(容量成分)4を充電す
る。この充電された電圧V(θ)が検出された位相差θ
に当たる。
また、入力信号Vaが入力信号Vbより遅れている場合
は、今とちょうど逆の動作をし、これを同図(c)のタ
イムチャートに示している。つまり、入力信号Vbの立ち
下がった時点から、出力Pは「L」レベルになり、この
状態が入力信号Vaが立ちさがるまで続けられる。入力信
号Vaが立ち下がると、出力Pは、ハイインピーダンス状
態になる。このため、入力信号Vaが入力信号言Vbより位
相が遅れていた分だけ、出力Pより「L」レベルが出力
され、コンデンサー4は、放電する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで従来のような回路構成を取ると、どうしても
抵抗R、コンデンサーC等の外付け回路が必要になり、
該回路の完全なLSI化は困難であるという第1の問題が
存在する。
また、容量や抵抗は、基本的にアナログ素子であるた
め、デジタル回路と違い、どうしても完全な精度を保証
することはできない。
さらに、アナログ回路の特色として、デジタル回路と
比較して、どうしてもノイズに弱い。
従って、完全な、理想的な位相差検出を実現すること
が出来ないという第2の問題が存在する。
本発明は、かかる従来例の課題に鑑み創作されたもの
であり、容量や抵抗等の外付け回路を要するアナログ方
式の位相差検出回路に替えて、完全デジタル動作によっ
て位相情報を出力することを可能とするデジタル位相差
検出回路の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のデジタル位相差検出回路は、その原理図を第
1図に示すように、n段の遅延素子により構成され、被
位相検出信号、及び第1の基準信号に対し一定の位相差
を有する第2の基準信号のいずれか一方を入力し、その
入力した信号を遅延する遅延素子部と、この遅延素子部
の各遅延素子の出力を前記第1の基準信号に同期して取
り込むn段遅延レジスタと、このn段遅延レジスタの出
力を数値化するエンコーダと、前記第2の基準信号入力
時の前記エンコーダの出力と前記被位相検出信号入力時
の前記エンコーダの出力との演算して位相情報を算出す
る演算回路とを具備することを特徴とする。
また、本発明のデジタル位相差検出方法は、n段の遅
延素子により、第1の基準信号に対し一定の位相差を有
する第2の基準信号を遅延し、各遅延素子の出力を前記
第1の基準信号に同期して取り込み基準遅延データと
し、該基準遅延データを数値化して基準遅延情報を得
て、次に、前記n段の遅延素子により被位相検出信号を
遅延し、各遅延素子の出力を前記第1の基準信号に同期
して取り込み遅延データとし、該遅延データを数値化し
て遅延情報を得て、該遅延情報と前記基準遅延情報との
演算を行って位相情報を算出することを特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、まず、インバータ等により構成され
る遅延素子をn段接続した遅延素子部により第2の基準
信号を遅延し、第1の基準信号に同期して前記遅延素子
部の出力を遅延レジスタに取り込む。そして、この遅延
レジスタの出力をエンコーダにより数値化して基準遅延
情報とする。なお、前記第2の基準信号は、前記第1の
基準信号に対して一定の位相差を有している。従って、
前記基準遅延情報は一定の値となる。
次に、前記遅延素子部に被位相差検出信号を入力し、
同様に第1の基準信号に同期して遅延素子部の出力を遅
延レジスタに取り込み、エンコーダにより数値化して遅
延情報とする。そして、例えば、この遅延情報に基づき
被除数を決定し、前記基準遅延情報に基づき除数を決定
して、除算することにより、第1の基準信号に対する被
位相差検出信号の位相差を求める。
このため、位相差検出回路を完全にデジタル化するこ
とが可能となる。
これにより、外付け抵抗や容量を必要とするアナログ
方式の位相差検出回路に置き替えることが可能となる。
〔実施例〕
次に図を参照しながら本発明の実施例について説明を
する。
第2〜4図は本発明の実施例に係るデジタル位相差検
出回路及び位相検出方法説明する図であり、第2図は、
本発明の実施例に係るデジタル位相差検出回路の構成図
を示している。
図において、21aは被位相検出信号PSとテスト信号
(第2の基準信号)TSとの入力を切り換えるセレクタで
ある。なお、被位相検出信号PSは、テレビ信号などに含
まれる水平同期信号(1周期63.5〔μs〕やFM変調波等
の位相差検出信号である。また、CSは切り換え信号であ
り、遅延情報作成時(動作状態)及び補正時(テスト状
態)を切り換える制御信号である。21はn段遅延素子で
あり、例えばインバータのようにクロックを必要としな
い素子を非反転信号を得るために2個直列接続して1つ
の遅延素子とし、この遅延素子をn段直列にして、各段
毎に出力端子を設けて遅延素子部を構成している。この
遅延素子部は、被位相検出信号PSを順次遅延させて、遅
延データD1〜Dnを出力する機能を有している。
22は遅延データD1〜Dnを経時的に取り込むnbitレジス
タ(n段遅延レジスタ12)であり、基準信号(第1の基
準信号)φSの立ち上がりに同期して遅延データD1〜Dn
のうち,「H」から「L」に変化する遅延データDiを検
出(ラッチ)して、エンコーダ23に出力する機能を有し
ている。なお基準信号(以下、システムロックともい
う)φSは、デジタルテレビ信号処理回路の場合は、色
副搬送波fsc=3.58〔MHz〕の4倍(4fsc)又は3倍(3f
sc)のシステムクロック(1周期約70〔ns〕)である。
また、位相差等は、被位相検出信号PSと、システムクロ
ックφS間との位相のずれ量を位相情報として出力され
るものである。
23は、検出された遅延データDiを数値化して、遅延情
報DDを出力するエンコーダである。また、24a,24bは補
正回路(演算回路)14の一部を構成するラッチ回路A,B
であり、切り換え信号Csが補正時(テスト状態)の期間
中に、ラッチ回路24a(ラッチ回路A)は後述する第1
の基準遅延情報DDをラッチし、ラッチ回路24b(ラッチ
回路B)は後述する第2の基準遅延情報DDをラッチする
機能を有している。
なお、加算器24dはラッチAの出力データDAとラッチ
Bの出力データDBとを加算して、除数DK2を出力するも
のであり、加算器24cは、ラッチBの出力データDBと、
遅延情報DDとを入力して被除数DK1を出力するものであ
る。
また、24eはラッチ回路A,Bや加算器24c,24dと共に補
正回路24を構成する割算器であり、被除数DK1と除数DK2
とを入力して、正規化した位相情報PDを出力するもので
ある。
これ等により、デジタル位相差検出回路を構成する。
次にデジタル位相差検出方法について該検出回路の動
作と併せて説明する。
電源を投入直後に、n段遅延素子21の遅延時間の製造
ばらつきを保証するため、まず、切り換え信号CSを
「H」にしてテスト状態にする。これにより、テスト信
号TSがn段遅延素子21に入力される。図4は、テスト状
態のときのタイムチャートを示す。テスト信号TSはn段
遅延素子21を1段目からn段目まで順次伝搬していく。
nbitレジスタ22では、基準信号φS(システムクロック
で1番目のパルスをシステムクロック1とし、2番目の
パルスをシステムクロック2とする)によりテスト信号
TSが基準信号φSの1周期間にn段遅延素子21をどこま
で進んだかを調べる。基準信号φSは周波数が既知であ
り、例えばテレビ信号処理回路用の場合は1周期が70ns
に設定されている。この場合、例えば70nsの間にテスト
信号TSが70個の遅延素子を伝搬したとすると一つの遅延
素子の遅延時間は1nsであり、35個の遅延素子を伝搬し
たとすると一つの遅延素子の遅延時間は2nsである。
図2に示す回路において、ラッチ回路Aにはシステム
クロック1のときにテスト信号TSが伝搬した遅延素子数
がラッチされ、ラッチ回路Bには70ns後のシステムロッ
ク2のときにテスト信号TSが伝搬した遅延素子の数がラ
ッチされる。加算器24dでラッチ回路Aとラッチ回路B
との差を演算することにより、70nsの間に何個の遅延素
子をテスト信号TSが伝搬したかがわかる。この値を除数
DK2とする。
このようにして、テスト信号TSを入力して除数DK2を
求めた後、切り換え信号CSによりセレクタ21aの入力を
切換えて動作状態にし、被位相検出信号PSをn段遅延素
子21に入力する。被位相検出信号PSは、例えばテレビ信
号のうちの水平同期信号である。
n段遅延素子21に入力された被位相検出信号PSはn段
遅延素子21の各遅延素子を伝搬していく。nbitレジスタ
22は、基準信号φSに同期してn段遅延素子21の各遅延
素子の出力状態を入力して保持する。そして、エンコー
ダ23により、被位相検出信号PSが伝搬した遅延素子の数
を数値化する。そして、加算器24cにおいて、ラッチ回
路Bにラッチされている値と被位相検出信号入力時のエ
ンコーダ23の出力とを演算して、基準信号φSと被位相
検出信号との位相差(遅延段数の差)を求める。この値
は、被除数DK1として割算器24eに入力される。
割算器24eは、被除数DK1を除数DK2で除算し、その結
果を位相差情報PDとして出力する。
以下、更に詳細に説明する。
第3図は、本発明の実施例の位相差検出回路の動作状
態時に係るタイムチャートである。
予め、後述するようにテスト状態とし、テスト信号TS
をn段遅延素子21からなる遅延素子部に入力して、その
ときエンコーダ23から出力される第1及び第2の基準遅
延情報をそれぞれラッチ回路24a,24bにラッチしてお
く。ここでは、後述するように、ラッチ回路24aに3、
ラッチ回路24bにn−4がラッチされているとする。
図において、まず、該位相差検出回路を動作状態にす
る切り換え信号CSが「H」→「L」になると同時に、例
えば水平同期信号等の被位相検出信号PSに立ち下がりが
n段遅延素子によって遅延処理される。なお、1,2,3…
…i……n−2,n−1,nは水平同期信号の立ち下がりを遅
延処理したn段遅延素子の各素子より出力される遅延デ
ータD1〜Dnである。
次に、nbitレジスタ22において、基準信号φS例え
ば、デジタルテレビ回路等のシステムクロック(4fsc
φSにより、被位相検出信号PSの遅延データD1〜Dnのう
ち、システムクロックφS=1に同期して、「H」→
「L」に変化する遅延データDiをラッチする。ここで、
1〜5段目のnbitレジスタ22の出力は「H」に固定さ
れ、6段目移行は「L」に固定されているとすると、Di
=6となる。
これにより検出された遅延データDi=6をエンコーダ
23により数値化処理されて位相差が検出される。この時
のエンコーダの出力DD(即ち、6)が遅延情報となる。
なお、この遅延情報DDを補正して、位相情報PDを出力
するため、次の処理がされる。
すなわち、加算器24cによりエンコーダ23の遅延情報D
Dと,ラッチBの出力データDBと加算(減算)し、(Di
=n−4)−(Di=6)のデータからなる被除数DK1を
検出する。
次に、被位相検出信号の周期間を、例えば、水平同期
信号の場合、1周期=63.5〔μs〕の合間利用して、位
相差検出回路のテスト状態を作成し、除数の検出処理を
する。
なお、第4図は本発明の実施例の位相差検出回路のテ
スト状態時に係るタイムチャートである。図において、
切り換え信号CSを「H」にして、セレクタ21aを動作さ
せ、セレクタ21aの入力を被位相検出信号PSからテスト
信号TSに切り換えて、動作状態からテスト状態にする。
これにより、予めシステムクロックφSと位相差が規
格化された(即ち、基準信号φSに対し一定の位相差を
有する)テスト信号TSをn段遅延素子21により、被位相
検出信号PSと同様に遅延処理され、システムクロックφ
S=1に同期して、テスト信号PSの遅延データD1〜Dn
うち「H」から「L」に変化する遅延データ(第1の基
準遅延データ:ここでは、Di=3とする)と、1周期後
のシステムクロックφS=2に同期して「H」から
「L」に変化する遅延データ(第2の基準遅延データ:
ここでは、Di=n−4とする)を検出し、エンコーダ23
により数値化し、該テスト信号の遅延データDDをラッチ
回路24a,24bに入力する。
ここで、ラッチAの出力データDAと、ラッチBの出力
データDBとを加算器24dにより加算(減算)して、除数D
K2を検出する。
なお、動作状態時に検出された加算器24cから出力さ
れる被除数DK1と、テスト状態時に検出されて加算器24d
から出力される除数DK2とを割算器24eにより割算し、被
位相差信号PSの遅延情報を規格化されたテスト信号TSの
遅延情報により補正する。これにより、正規格された位
相情報PDを出力することができる。
このようにして、被位相検出信号PSがn段遅延素子21
により遅延処理されて、被位相検出信号PSをn個の遅延
データD1〜Dnに分割され、nbitレジスタ22により、基準
信号φS=1,2に同期して、該遅延データD1〜Dnのうち
「H」から「L」に変化する遅延データDi=6やDi=n
−4が保持され、この保持された遅延データDiがエンコ
ーダ23により数値され、遅延情報DDとなり、該遅延情報
DDを規格化されたテスト信号TSの遅延データDDにより補
正することにより、正規した位相情報PDを出力すること
ができる。
このため、位相検出回路を完全にデジタル化すること
が可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば被位相検出信号
の位相情報を規格化した遅延データにより補正する処理
を完全にデジタル動作されることが可能となる。
このため、従来の外付け容量や抵抗等などが必要なア
ナログ式の位相差検出回路に替えて、デジタル位相差検
出回路を構成することができ、電子機器等のデジタルPL
L回路を完全にIC化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例のデジタル位相検出回路の構
成に係る原理図、 第2図は、本発明の実施例に係るデジタル位相差検出回
路の構成図、 第3図は、本発明の実施例の位相差検出回路の動作状態
時に係るタイムチャート、 第4図は、本発明の実施例の位相差検出回路のテスト状
態時に係るタイムチャート、 第5図は、従来例に係る位相差検出回路を説明する図で
ある。 (符号の説明) 1……D/A変換器、 2……アナログ位相差検出回路、 3……A/D変換器、 11,21……n段遅延素子 12,22……n段遅延レジスタ(nbitレジスタ)、 13,23……エンコーダ、 14……補正回路、 21a……セレクタ、 24a,24b……ラッチ回路A,B、 24c,24d……加算器、 24e……割算器、 PS……被位相検出信号、 PD……位相情報、 D1〜Dn,Di……遅延データ、 DD……遅延情報(エンコーダの出力データ)、 CS……切り換え信号、 φS……基準信号(システムクロック)、 DA……ラッチAの出力データ、 DB……ラッチBの出力データ、 DK1……被除数、 DK2……除数(補正データ)、 Va,Vb……入力信号、 P……出力、 V(θ)……位相差電圧出力、 θ……位相差、 R……外付け抵抗、 C……外付け容量。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n段の遅延素子により構成され、被位相検
    出信号、及び第1の基準信号に対し一定の位相差を有す
    る第2の基準信号のいずれか一方を入力し、その入力し
    た信号を遅延する遅延素子部と、 この遅延素子部の各遅延素子の出力を前記第1の基準信
    号に同期して取り込むn段遅延レジスタと、 このn段遅延レジスタの出力を数値化するエンコーダ
    と、 前記第2の基準信号入力時の前記エンコーダの出力と前
    記被位相検出信号入力時の前記エンコーダの出力との演
    算して位相情報を算出する演算回路とを具備することを
    特徴とするデジタル位相差検出回路。
  2. 【請求項2】n段の遅延素子により、第1の基準信号に
    対し一定の位相差を有する第2の基準信号を遅延し、 各遅延素子の出力を前記第1の基準信号に同期して取り
    込み基準遅延データとし、 該基準遅延データを数値化して基準遅延情報を得て、 次に、前記n段の遅延素子により被位相検出信号を遅延
    し、 各遅延素子の出力を前記第1の基準信号に同期して取り
    込み遅延データとし、 該遅延データを数値化して遅延情報を得て、 該遅延情報と前記基準遅延情報との演算を行って位相情
    報を算出することを特徴とするデジタル位相差検出方
    法。
  3. 【請求項3】前記演算は、前記遅延情報に基づいて被除
    数を決定し、前記基準遅延情報に基づいて除数を決定し
    て、除算することを特徴とする請求項2に記載のデジタ
    ル位相差検出方法。
JP63162094A 1988-06-28 1988-06-28 デジタル位相差検出回路及び位相差検出方法 Expired - Fee Related JP2642421B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63162094A JP2642421B2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28 デジタル位相差検出回路及び位相差検出方法
US07/372,452 US4963817A (en) 1988-06-28 1989-06-28 Method and apparatus for detecting a phase difference between two digital signals

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63162094A JP2642421B2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28 デジタル位相差検出回路及び位相差検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0210922A JPH0210922A (ja) 1990-01-16
JP2642421B2 true JP2642421B2 (ja) 1997-08-20

Family

ID=15747959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63162094A Expired - Fee Related JP2642421B2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28 デジタル位相差検出回路及び位相差検出方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4963817A (ja)
JP (1) JP2642421B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4211701A1 (de) * 1992-04-08 1993-10-14 Thomson Brandt Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Phasenmessung
US5422529A (en) * 1993-12-10 1995-06-06 Rambus, Inc. Differential charge pump circuit with high differential and low common mode impedance
AU1841895A (en) * 1994-02-15 1995-08-29 Rambus Inc. Delay-locked loop
AU1738995A (en) 1994-02-15 1995-08-29 Rambus Inc. A phase detector with minimized phase detection error
DE19503035C2 (de) * 1995-01-31 1998-09-17 Siemens Ag Verfahren und Anordnung zum Ermitteln der Phasendifferenz zwischen Taktsignalen in einer Kommunikationseinrichtung
US6642746B2 (en) 1996-01-02 2003-11-04 Rambus Inc. Phase detector with minimized phase detection error
AUPO072096A0 (en) * 1996-06-28 1996-07-25 Curtin University Of Technology Precise digital frequency detection
US5825209A (en) * 1997-02-27 1998-10-20 Rambus Inc. Quadrature phase detector
US6407599B1 (en) 2000-05-10 2002-06-18 Eastman Kodak Company Method and apparatus for determining a digital phase shift in a signal
US6868135B1 (en) 2000-05-18 2005-03-15 Eastman Kodak Company Method and apparatus for correcting for a phase shift between a transmitter and a receiver
US8585050B2 (en) 2011-12-06 2013-11-19 Eastman Kodak Company Combined ultrasonic-based multifeed detection system and sound-based damage detection system
WO2019111470A1 (ja) * 2017-12-07 2019-06-13 オリンパス株式会社 通信モジュール、カプセル型内視鏡及び受信ユニット
CN109752594B (zh) * 2018-12-28 2021-02-19 北京航天测控技术有限公司 一种多通道同步数据采集相位校正方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4075698A (en) * 1974-04-01 1978-02-21 Lode Tenny D Digital phase measurement system
US4457005A (en) * 1981-12-07 1984-06-26 Motorola, Inc. Digital coherent PSK demodulator and detector
JPS61222072A (ja) * 1985-03-26 1986-10-02 Sharp Corp デイジタル磁気記録再生装置
US4652838A (en) * 1985-04-17 1987-03-24 Rca Corporation Phase randomization to reduce detectability of phase or frequency-modulated digital signals
JPS63169143A (ja) * 1987-01-05 1988-07-13 Nec Corp 位相制御回路
JPH07118705B2 (ja) * 1988-01-21 1995-12-18 日本電気株式会社 位相制御回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0210922A (ja) 1990-01-16
US4963817A (en) 1990-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2642421B2 (ja) デジタル位相差検出回路及び位相差検出方法
US7930121B2 (en) Method and apparatus for synchronizing time stamps
US10886930B1 (en) Voltage controlled oscillator based analog-to-digital converter including a maximum length sequence generator
US6252445B1 (en) Method and apparatus for extending a resolution of a clock
US5428648A (en) Digital PLL circuit having signal edge position measurement
US4774686A (en) Serial digital signal processing circuitry
US4694475A (en) Frequency divider circuit
JPH08288880A (ja) Pll回路及び方式
JPH0365053B2 (ja)
JP4335381B2 (ja) クロック生成装置、及びクロック生成方法
JPH066213A (ja) Pll回路のロック検出回路
JP2001021596A (ja) 二値信号の比較装置及びこれを用いたpll回路
JP3218720B2 (ja) 入力信号のエッジ時刻測定回路及びディジタルpll装置
JP3070053B2 (ja) デジタルpll回路
JPH07162294A (ja) パルス計数回路およびパルス切換回路
JP2687349B2 (ja) ディジタルpll回路
JP2792759B2 (ja) 同期クロック発生回路
JP3053008B2 (ja) 信号生成方法および装置、電圧生成方法および装置
JP3185768B2 (ja) 周波数比較器及びこれを用いたクロック抽出回路
US20040066221A1 (en) Non-iterative signal synchronization
JP3085372B2 (ja) クロック切替回路
JP2811671B2 (ja) 同期信号検出装置
JP2912680B2 (ja) デジタル位相同期装置
JP4244468B2 (ja) クロック発生装置
JP2000196573A (ja) 信号判定回路、及び信号判定方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees