JP2792759B2 - 同期クロック発生回路 - Google Patents

同期クロック発生回路

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JP2792759B2 JP3193033A JP19303391A JP2792759B2 JP 2792759 B2 JP2792759 B2 JP 2792759B2 JP 3193033 A JP3193033 A JP 3193033A JP 19303391 A JP19303391 A JP 19303391A JP 2792759 B2 JP2792759 B2 JP 2792759B2
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行雄 宮崎
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基準クロック入力信
号を外部からの非同期入力信号に同期させて同期クロッ
クとして出力する同期クロック発生回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の同期クロック発生回路を
示すブロック図である。同図に示すように、非同期のト
リガ信号を入力する非同期信号入力端子2から非同期信
号S2がカウンタ402の一方の入力に与えられてお
り、カウンタ402の出力である分周イネーブル信号S
402が分周器403に与えられている。また、高周波
クロック発生回路401の出力である高周波クロックS
401がカウンタ402の他方の入力と分周器403の
他方の入力に与えられており、分周器403の出力であ
る同期クロックS5が同期クロック出力端子5に与えら
れている。
【0003】なお、高周波クロックS401の周波数は
同期クロックS5の周波数に比べて高い周波数である。
【0004】次に動作について説明する。図13は従来
の同期クロック発生回路の動作を示すタイミングチャー
トである。同図に示すように、カウンタ402は非同期
信号入力端子2からの非同期信号S2のトリガを検出す
ると高周波クロック発生回路401の出力である高周波
クロックS401のカウントを開始する。カウント数が
一定数(この例では3)に達するとカウンタ402は分
周器403に対して分周イネーブル信号S402を出力
する。分周イネーブル信号S402により、分周器40
3は高周波クロックS401を定められた分周比(この
例では8)で分周をして同期クロックS5として同期ク
ロック出力端子5から出力する。
【0005】この従来回路では非同期信号S2のトリガ
入力の立ち下がりが図13の破線で示した範囲で変動し
ても同期クロックS5は同じタイミングで出てくること
になる。すなわち、同期精度は高周波クロックS401
の周波数が高いほど良くなり、近似的に、同期精度=高
周波クロックS401の周期ということができる。
【0006】例えば、1nsの同期精度を得たい場合
は、高周波クロックS401の周波数に1GHzを必要
とすることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の同期クロック発
生回路は以上のように構成されているので、同期精度を
上げるために高周波クロックの周波数を高くすることが
必要であった。しかしながら、同期クロック発生回路内
部に発生するノイズの問題などがあり、高周波クロック
の周波数を高くすることには限界があり、高い同期精度
が得られないという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、高周波クロックを必要とせず、
高い同期精度を有する同期クロック発生回路を得ること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る同期ク
ロック発生回路は、非同期入力信号に同期した同期クロ
ックを発生する同期クロック発生回路において、直列接
続された複数の遅延素子を有し、順次所定時間遅延され
た複数のクロックを出力するクロック発生手段と、この
クロック発生手段からの複数のクロックに対応して設け
られ、それぞれが、クロック入力端子に上記クロック発
生手段からの対応したクロックを受け、セット/リセッ
ト端子に前記非同期入力信号を受け、セット/リセット
状態の解除状態においてデータ入力端子に入力される2
値レベル信号に基づいてクロック入力端子に入力された
クロックに同期した信号をデータ出力端子から出力する
複数のフリップフロップと、これら複数のフリップフロ
ップのデータ出力端子からの出力に基づいて、前記クロ
ック発生手段からの複数のクロックのうちから1つのク
ロックを選択して、この選択したクロックに応じた信号
を前記同期クロックとして出力するとともに、前記選択
した1つのクロックに応じて前記複数のフリップフロッ
プのうちの1つのフリップフロップのデータ入力端子に
与える前記2値レベル信号のレベルを現在のレベルと異
なるレベルに変更するとともに残りのフリップフロップ
のデータ入力端子に与える前記2値レベル信号のレベル
を現在のレベルのまま維持し続けるクロック選択回路と
を備えて構成されている。
【0010】第2の発明に係る同期クロック発生回路
は、非同期入力信号に同期した同期クロックを発生する
同期クロック発生回路において、直列接続された複数の
遅延素子を有し、順次所定時間遅延された複数のクロッ
クを出力するクロック発生手段と、このクロック発生手
段からの複数のクロックに対応して設けられ、それぞれ
が、上記クロック発生手段からの対応したクロックを受
けるクロック入力端子と、前記非同期入力信号を受ける
セット/リセット端子と、2値レベル信号が入力される
データ入力端子と、データ出力端子とを有し、セット/
リセット状態の解除状熊においてデータ入力端子に入力
される2値レベル信号に基づいてクロック入力端子に入
力されたクロックに同期した信号をデータ出力端子から
出力する複数のフリップフロップと、これら複数のフリ
ップフロップのデータ出力端子からの出力を受け、これ
ら複数の出力のうちの隣接する2つの出力間に所定のレ
ベル変化が生じると、所定のレベル変化が生じた隣接す
るフリップフロップのデータ出力端子からの出力に基づ
いて前記クロック発生手段からの複数のクロックのうち
の1つを選択する被選択信号を出力するとともに、所定
のレベル変化が生じた隣接するフリップフロップのデー
タ出力端子からの出力に基づいて前記複数のフリップフ
ロップのうちの1つのフリップフロップのデータ入力端
子に現在のレベルと異なるレベルにレベルを変更して前
記2値レベル信号を与えるとともに残りのフリップフロ
ップのデータ入力端子に現在のレベルのままレベルを維
持して前記2値レベル信号を与えるフリップフロップ出
力変化点検出回路と、このフリップフロップ出力変化点
検出回路からの被選択信号及び前記クロック発生手段か
らの複数のクロックを受け、受けた被選択信号に基づい
て受けた前記クロック発生手段からの複数のクロックの
うちから1つのクロックを選択して、この選択したクロ
ックに応じた信号を前記同期クロックとして出力する選
択手段とを備えて構成されている。第3の発明に係る同
期クロック発生回路は、非同期入力信号に同期した同期
クロックを発生する同期クロック発生回路において、
列接続された複数の遅延素子を有し、順次所定時間遅延
された複数のクロックを出力するクロック発生手段と、
このクロック発生手段からの複数のクロックに対応して
設けられ、それぞれ が、上記クロック発生手段からの対
応したクロックを受けるクロック入力端子と、前記非同
期入力信号を受けるセット/リセット端子と、2値レベ
ル信号が入力されるデータ入力端子と、データ出力端子
とを有し、セット/リセット状態の解除状態においてデ
ータ入力端子に入力される2値レベル信号に基づいてク
ロック入力端子に入力されたクロックに同期した信号を
データ出力端子から出力する複数のフリップフロップ
と、それぞれが、隣接する2つのフリップフロップのデ
ータ出力端子からの出力を受け、前段側のフリップフロ
ップのデータ出力端子の出力が第1レベルを維持して後
段側のフリップフロップのデータ出力端子の出力が第1
レベルから第2レベルへ変化した時のみ、出力のレベル
が変化する複数の論理手段を有し、これら複数の論理手
段からの出力を前記2値レベル信号として前記複数のフ
リップフロップのデータ入力端子に対応させて与えるフ
リップフロップ出力変化点検出回路と、このフリップフ
ロップ出力変化点検出回路の複数の論理手段からの出力
及び前記クロック発生手段からの複数のクロックを受
け、受けた前記複数の論理手段からの出力に基づいて受
けた前記クロック発生手段からの複数のクロックのうち
から1つのクロックを選択して、この選択したクロック
に応じた信号を前記同期クロックとして出力する選択手
を備えて構成されている。
【0011】
【作用】第1〜第3の発明においては、直列接続された
複数の遅延素子を有するクロック発生手段により順次所
定時間遅延された複数のクロックを出力し、これら複数
のクロックを複数のフリップフロップのクロック入力端
子にそれぞれ入力するとともに、当該複数のフリップフ
ロップのセット/リセット端子に非同期入力信号、デー
タ入力端子に2値レベル信号をそれぞれ入力して、セッ
ト/リセット状態の解除状態においてデータ入力端子に
入力される2値レベル信号に基づいてクロック入力端子
に入力されたクロックに同期した信号を各フリップフロ
ップのデータ出力端子から出力し、そして、これらの各
フリップフロップのデータ出力端子からの出力に基づい
て、クロック選択回路により、あるいは、フリップフロ
ップ出力変化点検出回路と選択手段とにより、複数のク
ロックのうちから1つのクロックを選択してそれに応じ
た信号を同期クロックとして出力するとともに、その選
択状態がセット/リセット状態の解除状態の間維持され
ることを可能にするために1つの2値レベル信号のレベ
ル変化が生起されるように構成したので、高周波クロッ
ク発生回路を必要とせずに高精度の同期クロッグを生成
することができ、しかも、非同期入力信号の同期エッジ
到来前はフリップフロップはセット/リセット状態にあ
って同期クロックは出力されていないので、同期エッジ
到来に応答して安定した同期クロックを導出することが
できる。
【0012】
【0013】
【実施例】図1はこの発明の第1の実施例を示す同期ク
ロック発生回路の回路図である。同図に示すように、基
準クロック入力端子1から入力される基準クロックS1
が遅延素子211の入力に、遅延素子211の出力であ
る遅延クロックDC1が遅延素子212の入力にという
ように、基準クロック入力端子1から入力される基準ク
ロックS1が遅延素子211ないし215に順々に与え
られている。
【0014】また、遅延素子211の出力である遅延ク
ロックDC1がフリップフロップ201の負論理のクロ
ック入力端子CKに、遅延素子212の出力である遅延
クロックDC2がフリップフロップ202の負論理のク
ロック入力端子CKにというように、各遅延素子211
ないし215の出力である遅延クロックDC1ないしD
C5が各フリップフロップ201ないし205の負論理
のクロック入力端子CKに1対1で与えられている。さ
らに、遅延クロックDC1ないしDC5はクロック選択
回路221の一方の入力端子群に与えられている。
【0015】また、非同期信号入力端子2から入力され
る非同期信号S2がフリップフロップ201ないし20
5のリセット入力端子Rに与えられており、データ出力
端子Qからの出力信号S201ないしS205がクロッ
ク選択回路221の他方の入力端子群に与えられてい
る。さらに、クロック選択回路221の出力端子群の出
力信号S201DないしS205Dがフリップフロップ
201ないし205それぞれのデータ入力端子Dに与え
られている。
【0016】なお、遅延素子215以降の遅延素子、お
よびフリップフロップ205以降のフリップフロップは
省略されている。
【0017】次に図1の回路の動作について説明する。
図2は図1の回路の動作を示すタイミングチャートであ
る。同図に示すように、基準クロックS1が遅延素子2
11ないし215によって所定時間づつ遅延されて、遅
延クロックDC1ないしDC5が生成される。
【0018】今、図のように、非同期信号S2に“H”
レベルから“L”レベルへの立ち下がりトリガが発生す
ると、フリップフロップ201ないし205のリセット
入力端子Rが“L”レベルになり、フリップフロップ2
01ないし205は動作可能状態となる。従って、各フ
リップフロップ201ないし205はクロック入力端子
CKへ入力される信号の立ち下がりでデータを取り込み
始める。遅延素子211,212の出力である遅延クロ
ックDC1,DC2の立ち下がりエッジE1,E2が発
生したとき、非同期信号S2はまだ“H”レベルである
ので、このタイミングではフリップフロップ201,2
02は動作できない。このため、フリップフロップ20
1,202は遅延クロックDC1,DC2の次の立ち下
がりエッジE6,E7でデータ入力端子Dに与えられて
いるレベル(後述するようにフリップフロップ201の
データ入力端子Dは“H”レベル、フリップフロップ2
02のデータ入力端子Dは“L”レベル)を出力Qに出
力信号S201,S202として出力する。
【0019】次に、遅延素子213ないし215の出力
である遅延クロックDC3ないしDC5の立ち下がりエ
ッジE3ないしE5が発生したとき、非同期信号S2は
“L”レベルであるので、フリップフロップ203ない
し205はこのタイミングでデータ入力端子Dに与えら
れているレベルを出力端子Qに出力信号S203ないし
S205として出力する。ここで、後述するように、ク
ロック選択回路221からフリップフロップ201ない
し205のデータ入力端子Dに与えられる入力信号S2
01DないしS205Dのレベルは最初はすべて“H”
レベルであるので、フリップフロップ203ないし20
5の出力信号S203ないしS205は“H”レベルと
なる。
【0020】クロック選択回路221は、フリップフロ
ップ201ないし205の出力信号S201ないしS2
05のなかで時間的に最も早く立ち上がるものに対応す
る遅延クロック、すなわち非同期入力信号S2のエッジ
に時間的に最も近いエッジを有する遅延クロック(図2
の例では遅延クロックDC3)を遅延クロックDC1な
いしDC5のなかから検出する。次に、これをもとに遅
延クロックDC1ないしDC5のなかから所望の遅延ク
ロック(図2の例では、同じく遅延クロックDC3)を
選択して、同期クロックS3として同期クロック出力端
子3から出力するとともに、その選択状態が以後変化し
ないように、フリップフロップ201ないし205のデ
ータ入力端子Dのレベルを設定する。なお、クロック選
択回路221の詳細については後述する。
【0021】次にこの発明の他の実施例について説明す
る。図3はこの発明の第2の実施例を示す同期クロック
発生回路の回路図である。同図に示すように、基準クロ
ック入力端子1から入力される基準クロックS1が遅延
素子211の入力に、遅延素子211の出力である遅延
クロックDC1が遅延素子212の入力にというよう
に、基準クロック入力端子1から入力される基準クロッ
クS1が遅延素子211ないし215に順々に与えられ
ている。
【0022】また、遅延素子211の出力である遅延ク
ロックDC1がフリップフロップ201の負論理のクロ
ック入力端子CKに、遅延素子212の出力である遅延
クロックDC2がフリップフロップ202の負論理のク
ロック入力端子CKにというように、各遅延素子211
ないし215の出力である遅延クロックDC1ないしD
C5が各フリップフロップ201ないし205の負論理
のクロック入力端子CKに1対1で与えられている。さ
らに、遅延クロックDC1ないしDC5はクロック選択
回路221の一方の入力端子群に与えられている。
【0023】また、非同期信号入力端子2から入力され
る非同期信号S2がフリップフロップ201ないし20
5のセット入力端子Sに与えられている。さらに、クロ
ック選択回路221の出力端子群の出力信号S201D
ないしS205Dがフリップフロップ201ないし20
5それぞれのデータ入力端子Dに接続されている。
【0024】なお、遅延素子215以降の遅延素子、お
よびフリップフロップ205以降のフリップフロップは
省略されている。
【0025】この実施例の動作において、先の実施例と
比べ、後述するクロック選択回路221の出力信号S2
01DないしS205Dの極性が反転され、図2のタイ
ミングチャートで示した各信号のうち、フリップフロッ
プ201ないし205の出力信号S201ないしS20
5の極性がすべて反転する以外は、先の実施例と同じで
ある。
【0026】以上のように、図1,図3の実施例では非
同期信号S2のトリガ入力が図2の破線で示した範囲で
変動しても、各フリップフロップ201ないし205の
出力信号S201ないしS205の状態は変化せず、同
期クロックS3は同じタイミングで出てくることにな
る。すなわち、同期精度は遅延素子211ないし215
の1段分の遅延値に近似できる。つまり、近似的に、同
期精度=遅延素子1段分の遅延値ということができる。
半導体集積回路においては、遅延素子1段分の遅延値を
1ns以下にとることが可能であり、従来の同期クロッ
ク発生回路に比べて、非常に高い同期精度を得ることが
できる。
【0027】図4は図1及び図3で示したクロック選択
回路221の一構成例を示す回路図である。同図に示す
ように、クロック選択回路221の一方の入力端子群に
与えられたフリップフロップ201ないし205の出力
信号S201ないしS205がフリップフロップ出力変
化点検出回路301に入力され、フリップフロップ出力
変化点検出回路301の出力がスイッチ311ないし3
15の導通,非導通を制御するゲート端子Gにそれぞれ
接続されている。また、遅延素子212ないし216
(図1,図3には遅延素子216は図示せず)の出力で
ある遅延クロックDC2ないしDC6がスイッチ311
ないし315の入力端子に与えられており、スイッチ3
11ないし315それぞれの出力端子が多入力OR回路
321の入力に接続されている。さらに、多入力OR回
路321の出力が同期クロック出力端子3に接続されて
いる。また、フリップフロップ出力変化点検出回路30
1の出力信号S201DないしS205Dが図1,図3
のフリップフロップ201ないし205のデータ入力端
子Dに与えられている。
【0028】図5はクロック選択回路221の構成要素
であるフリップフロップ出力変化点検出回路301の一
構成例を示す回路図である。同図に示すように、フリッ
プフロップ201ないし205の出力信号S201ない
しS205の隣り合う2つのフリップフロツプの出力信
号の一方を反転させて他方を反転せずにNAND回路5
01ないし505に入力することによって、一方が
“L”レベル他方が“H”レベルのときNAND回路
01ないし505それぞれの出力S311ないしS31
5が“L”レベルになり、それ以外のときは“H”レベ
ルになるように構成されている。(なお、図3の実施例
に適用する場合、前述したように信号S201ないしS
205の極性が反転しているので、応じてNAND回路
501ないし505の各2入力の反転入力と非反転入力
は図5に図示したのとは逆にする。)さらに、NAND
回路501ないし505の出力は前記信号S201Dな
いしS205Dとしても、図1のフリップフロップ20
1ないし205のデータ入力端子Dに与えられている。
なお、図3の実施例に適用する場合、前述したように、
NAND回路501ないし505の出力を反転したもの
が信号S201DないしS205Dとなる必要があるの
で、図5において左右方向に延びる信号S201Dない
しS205Dの各信号線上にインバータを介挿する。
【0029】次に、図のクロック選択回路及び図
フリップフロップ出力変化点検出回路の動作について説
明する。フリップフロップ出力変化点検出回路301は
フリップフロップ201ないし205の出力信号S20
1ないしS205のうち、隣り合う出力信号同士を一方
の入力が反転されたNAND回路501ないし505に
よって比較し、その2つの入力のレベルが前述した定め
られたパターンになったときにその出力S311ないし
S315のうちのひとつを“L”レベルにして(それま
ではすべて“H”レベル状態にある)対応するスイッチ
311ないし315のうちのひとつを導通させるように
動作する。図2の例ではNAND回路502の出力S3
12が“L”レベルになり、対応のスイッチ312が導
通する。スイッチ311ないし315のうちのひとつが
導通すると、遅延クロックDC1ないしDC5のうちの
対応するひとつ(図2の例では遅延クロックDC3)が
導通したスイッチを介してOR回路321の入力に与え
られ、OR回路321の出力から同期クロックS3とし
て同期クロック出力端子3に出力される。
【0030】また、このとき、導通したスイッチ312
に対応するNAND回路502の“L”レベルの出力
が、信号S202Dとしてフリップフロップ202のデ
ータ入力端子Dに帰還されるので、遅延クロックDC2
の立ち下がりエッジE7が生じてもフリップフロップ2
02の出力信号S202は“L”レベルを保ち、このた
めNAND回路502の出力の“L”レベルも変化しな
い。
【0031】図6は図4に示したクロック選択回路の他
の構成例を示す回路図である。同図に示すように、遅延
クロックとスイッチの接続関係が図4に示したクロック
選択回路と異なる。すなわち、遅延クロックDC1〜D
C5がそれぞれスイッチ311ないし315の入力端子
に接続されている。その他の構成は図4に示したクロッ
ク選択回路と同じであるので、説明は省略する。
【0032】図6に示すクロック選択回路においては、
図4に示すクロック選択回路と同一タイミング条件のも
とで、同期クロック出力端子3から出力される同期クロ
ックS3が異なる。すなわち、例えば、図4において、
同期クロックDC2が選択されるタイミング条件のとき
に、図6において同期クロックDC1が選択され、図4
において、同期クロックDCが選択されるタイミング
条件のときに、図6において同期クロックDCが選択
される。このように、同期クロックS3として同期クロ
ック出力端子3から出力される遅延クロックを1つずら
せることができる。このように、遅延クロックとスイッ
チの接続関係を、変えることによって、所望の遅延クロ
ックを同期クロックS3として、同期クロック出力端子
から出力することができる。
【0033】なお、図4の構成では、最初の遅延素子2
11からの遅延クロックDC1が同期クロックS3とし
て選択されない構成となっており、図6の構成では、最
後の遅延素子が出力する遅延クロックが同期クロックS
3として選択されない構成となっている。しかし、図4
においては、遅延素子の数を基準クロックS1が1周期
分以上遅延できるように用意すれば、遅延クロックDC
1と同相の遅延クロックが遅延クロックDC5以降に現
れるので、遅延クロックDC1と同相の遅延クロックを
同期クロックS3として選択することができる。また、
図6においても、遅延素子の数を基準クロックS1が1
周期分以上遅延できるように用意すれば、最後の遅延素
子が出力する遅延クロックと同相の遅延クロックが最後
の遅延素子の出力する遅延クロック以前に現れるので、
最後の遅延素子が出力する遅延クロックと同相の遅延ク
ロックを同期クロックS3として選択することができ
る。
【0034】また、本実施例では、フリップフロップ2
01ないし205のクロック入力端子CKの有効エッジ
をネガティブエッジとしたがポジティブエッジとしても
良い。
【0035】さらに、遅延クロックとスイッチとの接続
関係は、図4及び図6に示したものに限る必要はない。
【0036】また、本実施例では、非同期信号入力端子
2から与えられる非同期信号S2のエッジに対し時間的
に後でもっとも近いエッジを有する遅延クロックをもと
に同期クロックを選択しているが、非同期信号S2のエ
ッジに対し時間的に前でもっとも近いエッジを有する遅
延クロックをもとに同期クロックを選択してもよいし、
前後関係なく時間的にもっとも近いエッジを有する遅延
クロックをもとに同期クロックを選択しても良い。
【0037】次にこの発明のさらに他の実施例について
説明する。図7はこの発明の第3の実施例を示す同期ク
ロック発生回路の回路図である。同図に示すように、基
準クロック入力端子1から入力される基準クロックS1
が遅延素子211の入力に、遅延素子211の出力であ
る遅延クロックDC1が遅延素子212の入力にという
ように、基準クロック入力端子1から入力される基準ク
ロックS1が遅延素子211ないし215に順々に与え
られている。
【0038】また、遅延素子211の出力である遅延ク
ロックDC1がフリップフロップ201のデータ入力端
子Dに、遅延素子212の出力である遅延クロックDC
2がフリップフロップ202のデータ入力端子Dにとい
うように、各遅延素子211ないし215の出力である
遅延クロックDC1ないしDC5が各フリップフロップ
201ないし205のデータ入力端子Dに1対1で与え
られている。さらに、遅延クロックDC1ないしDC5
はクロック選択回路221の一方の入力端子群に与えら
れている。
【0039】また、非同期信号入力端子2から入力され
る非同期信号S2がフリップフロップ201ないし20
5の負論理のクロック入力端子CKに与えられている。
さらに、リセット信号入力端子4から与えられるリセッ
ト信号S4がフリップフロップ201ないし205のリ
セット入力端子Rに与えられている。また、各フリップ
フロップ201ないし205のデータ出力端子Qからの
出力信号S201ないしS205がクロック選択回路2
21の他方の入力端子群に与えられているなお、遅延素
子215以降の遅延素子、およびフリップフロップ20
5以降のフリップフロップは省略されている。
【0040】次に図7の回路の動作について説明する。
図8は図7の回路の動作を示すタイミングチャートであ
る。同図に示すように、基準クロックS1が遅延素子2
11ないし215によって所定時間づつ遅延されて、遅
延クロックDC1ないしDC5が生成される。
【0041】また、リセット信号入力端子4からのリセ
ット信号S4が“L”レベルに立ち下がり、フリップフ
ロップ201ないし205のリセット入力端子Rが
“L”レベルになるとフリップフロップ201ないし2
05が動作可能状態となる。
【0042】今、同図に示すように、非同期信号S2に
“H”レベルから“L”レベルへの立ち下がりトリガが
発生すると、フリップフロップ201ないし205はそ
のクロック入力端子CKへ入力される非同期信号S2の
の立ち下がりでデータ入力端子Dのデータを取り込む。
この時、遅延素子211,212の出力である遅延クロ
ックDC1,DC2は“L”レベル,遅延素子213な
いし215の出力である遅延クロックDC3ないしDC
5は“H”レベルであるので、フリップフロップ201
ないし205の出力信号S201ないしS205は図示
のようになる。
【0043】クロック選択回路221は、フリップフロ
ップ201ないし205の出力信号S201ないしS2
05のなかで時間的に最も早く立ち上がるものに対応す
る遅延クロック、すなわち非同期入力信号S2のエッジ
に時間的に最も近いエッジを有する遅延クロック(図8
の例では遅延クロックDC3)を遅延クロックDC1な
いしDC5のなかから検出する。次に、これをもとに遅
延クロックDC1ないしDC5のなかから所望の遅延ク
ロック(図8の例では、同じく遅延クロックDC3)を
選択して、同期クロックS3として同期クロック出力端
子3から出力する。なお、クロック選択回路221の詳
細については後述する。
【0044】以上のように、図8の例では非同期信号S
2のトリガ入力が図8の破線で示した範囲で変動して
も、各フリップフロップ201ないし205の出力信号
S201ないしS205の状態は変化せず、同期クロッ
クS3は同じタイミングで出てくることになる。すなわ
ち、同期精度は遅延素子211ないし215の1段分の
遅延値に近似できる。つまり、近似的に、 同期精度=遅延素子1段分の遅延値 ということができる。半導体集積回路においては、遅延
素子1段分の遅延値を1ns以下にとることが可能であ
り、従来の同期クロック発生回路に比べて、非常に高い
同期精度を得ることができる。
【0045】図9は図7で示したクロック選択回路22
1の一構成例を示す回路図である。同図に示すように、
クロック選択回路221の一方の入力端子群に与えられ
たフリップフロップ201ないし205の出力信号S2
01ないしS205がフリップフロップ出力変化点検出
回路301に入力され、フリップフロップ出力変化点検
出回路301の出力がスイッチ311ないし315の導
通,非導通を制御するゲート端子Gにそれぞれ接続され
ている。また、遅延素子212ないし216(図7には
遅延素子216は図示せず)の出力である遅延クロック
DC2ないしDC6がスイッチ311ないし315の入
力端子に与えられており、スイッチ311ないし315
それぞれの出力端子が多入力OR回路321の入力に接
続されている。さらに、多入力OR回路321の出力が
同期クロック出力端子3に接続されている。
【0046】図10はクロック選択回路221の構成要
素であるフリップフロップ出力変化点検出回路301の
一構成例を示す回路図である。同図に示すように、フリ
ップフロップ201ないし205の出力信号S201な
いしS205の隣り合う2つのフリップフロップの出力
信号の一方を反転させて他方を反転せずにNAND回路
501ないし505に入力することによって、一方が
“L”レベル他方が“H”レベルのときNAND回路の
出力S311ないしS315が“L”レベルになり、そ
れ以外のときは“H”レベルになるように構成されてい
る。
【0047】次に、図9のクロック選択回路及び図10
のフリップフロップ出力変化点検出回路の動作について
説明する。フリップフロップ出力変化点検出回路301
はフリップフロップ201ないし205の出力信号S2
01ないしS205のうち、隣り合う出力信号同士を一
方の入力が反転されたNAND回路501ないし505
によって比較し、その2つの入力のレベルが前述した定
められたパターンになったときにその出力S311ない
しS315のうちのひとつを“L”レベルにして対応す
るスイッチ311ないし315のうちのひとつを導通さ
せるように動作する。図8の例ではNAND回路502
の出力S312が“L”レベルになり、対応のスイッチ
312が導通する。スイッチ311ないし315のうち
のひとつが導通すると、遅延クロックDC2ないしDC
6のうちの対応するひとつ(図8の例では遅延クロック
DC3)が導通したスイッチを介して多入力OR回路3
21の入力に与えられ、多入力OR回路321の出力か
ら同期クロックS3として同期クロック出力端子3に出
力される。
【0048】図11は図9に示したクロック選択回路の
他の構成例を示す回路図である。同図に示すように、遅
延クロックとスイッチの接続関係が図9に示したクロッ
ク選択回路と異なる。すなわち、遅延クロックDC1〜
DC5がそれぞれスイッチ311ないし315の入力端
子に接続されている。その他の構成は図9に示したクロ
ック選択回路と同じであるので、説明は省略する。
【0049】図11に示すクロック選択回路において
は、図9に示すクロック選択回路と同一タイミング条件
のもとで、同期クロック出力端子3から出力される同期
クロックS3が異なる。すなわち、例えば、図9におい
て、同期クロックDC2が選択されるタイミング条件の
ときに、図11において同期クロックDC1が選択さ
れ、図9において、同期クロックDCが選択されるタ
イミング条件のときに、図11において同期クロックD
が選択される。このように、同期クロックS3とし
て同期クロック出力端子3から出力される遅延クロック
を1つずらせることができる。このように、遅延クロッ
クとスイッチの接続関係を、変えることによって、所望
の遅延クロックを同期クロックS3として、同期クロッ
ク出力端子から出力することができる。
【0050】なお、図9の構成では、最初の遅延素子2
11からの遅延クロックDC1が同期クロックS3とし
て選択されない構成となっており、図11の構成では、
最後の遅延素子が出力する遅延クロックが同期クロック
S3として選択されない構成となっている。しかし、図
9においては、遅延素子の数を基準クロックS1が1周
期分以上遅延できるように用意すれば、遅延クロックD
C1と同相の遅延クロックが遅延クロックDC5以降に
現れるので、遅延クロックDC1と同相の遅延クロック
を同期クロックS3として選択することができる。ま
た、図11においても、遅延素子の数を基準クロックS
1が1周期分以上遅延できるように用意すれば、最後の
遅延素子が出力する遅延クロックと同相の遅延クロック
が最後の遅延素子の出力する遅延クロック以前に現れる
ので、最後の遅延素子が出力する遅延クロックと同相の
遅延クロックを同期クロックS3として選択することが
できる。
【0051】また、本実施例ではフリップフロップ20
1ないし205のクロック入力端子CKの有効エッジを
ネガティブエッジとしたがポジティブエッジとしても良
い。
【0052】さらに、遅延クロックとスイッチとの接続
関係は、図9及び図11に示したものに限る必要はな
い。
【0053】また、本実施例では、非同期信号入力端子
2から与えられる非同期信号S2のエッジに対し時間的
に後でもっとも近いエッジを有する遅延クロックをもと
に、同期クロックを選択しているが、非同期信号S2の
エッジに対し時間的に前でもっとも近いエッジを有する
遅延クロックをもとに同期クロックを選択しても良い
し、前後関係なく時間的にもっとも近いエッジを有する
遅延クロックをもとに同期クロックを選択しても良い。
【0054】さらに、本実施例では、リセット信号入力
端子4からのリセット信号S4をフリップフロップ20
1ないし205のリセット入力端子Rに与えたが、リセ
ット信号入力端子4に代えてセット信号入力端子を設
け、この端子からのセット信号をフリップフロップ20
1ないし205のセット入力端子に与えるようにしても
よく、この場合にも上記実施例と同様の効果を奏する。
【0055】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜請求項3記載
の発明によれば、非同期入力信号に同期した同期クロッ
クを発生する同期クロック発生回路において、直列接続
された複数の遅延素子を有し、順次所定時間遅延された
複数のクロックを出力するクロック発生手段を設け、こ
れら複数のクロックを複数のフリップフロップのクロッ
ク入力端子にそれぞれ入力するとともに、当該複数のフ
リップフロップのセット/リセット端子に非同期入力信
号、データ入力端子に2値レベル信号をそれぞれ入力し
て、セット/リセット状態の解除状態においてデータ入
力端子に入力される2値レベル信号に基づいてクロック
入力端子に入力されたクロックに同期した信号を各フリ
ップフロップのデータ出力端子から出力し、そして、こ
れらの各フリップフロップのデータ出力端子からの出力
に基づいて、クロック選択回路により、あるいは、フリ
ップフロップ出力変化点検出回路と選択手段とにより、
複数のクロックのうちから1つのクロックを選択してそ
れに応じた信号を同期クロッグとして出力するととも
に、その選択状態がセット/リセット状態の解除状態の
間維持されることを可能にするために1つの2値レベル
信号のレベル変化が生起されるように構成したので、
周波クロック発生回路が不要で、同期精度の高い同期ク
ロック発生回路が得られるという効果があり、しかも、
非同期入力信号の同期エッジ到来前はフリップフロップ
はセット/リセット状態にあっで同期クロックは出力さ
れていないので、同期エッジ到来に応答して安定した同
期クロックを導出することができるという効果がある。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す同期クロック発
生回路の回路図である。
【図2】図1に示す回路の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図3】この発明の第2の実施例を示す同期クロック発
生回路の回路図である。
【図4】図1,図3のクロック選択回路の一構成例を示
す回路図である。
【図5】図4に示すクロック選択回路の構成要素である
フリップフロップ出力変化点検出回路の一構成例を示す
回路図である。
【図6】図3に示すクロック選択回路の他の構成例を示
す回路図である。
【図7】この発明の第3の実施例を示す同期クロック発
生回路の回路図である。
【図8】図7の回路の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図9】図7のクロック選択回路の一構成例を示す回路
図である。
【図10】図9のクロック選択回路の構成要素であるフ
リップフロップ出力変化点検出回路の一構成例を示す回
路図である。
【図11】図9のクロック選択回路の他の構成例を示す
回路図である。
【図12】従来の同期クロック発生回路を示す回路図で
ある。
【図13】図12に示した回路の動作を示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1 基準クロック入力端子 2 非同期信号入力端子 3 同期クロック出力端子 4 リセット信号入力端子 201〜205 フリップフロップ 211〜215 遅延素子 221 クロック選択回路 301 フリップフロップ出力変化点検出回路 311〜315 スイッチ 321 多入力OR回路 401〜405 一方の入力が反転されたNAND回路 501〜505 NAND回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真野 純司 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社 北伊丹製作所内 (56)参考文献 特開 昭63−122066(JP,A) 特開 昭61−227423(JP,A) 特開 昭63−7021(JP,A) 特開 昭63−202129(JP,A) 特開 平3−12719(JP,A) 特開 平4−207520(JP,A) 特開 平4−157673(JP,A) 特公 昭63−41466(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03L 7/00 H03K 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期入力信号に同期した同期クロック
    を発生する同期クロック発生回路であって、 直列接続された複数の遅延素子を有し、順次所定時間遅
    延された複数のクロックを出力するクロック発生手段
    と、 このクロック発生手段からの複数のクロックに対応して
    設けられ、それぞれが、クロック入力端子に上記クロッ
    ク発生手段からの対応したクロックを受け、セット/リ
    セット端子に前記非同期入力信号を受け、セット/リセ
    ット状態の解除状熊においてデータ入力端子に入力され
    2値レベル信号に基づいてクロック入力端子に入力さ
    れたクロックに同期した信号をデータ出力端子から出力
    する複数のフリップフロップと、 これら複数のフリップフロップのデータ出力端子からの
    出力に基づいて、前記クロック発生手段からの複数のク
    ロックのうちから1つのクロックを選択して、この選択
    したクロックに応じた信号を前記同期クロックとして出
    力するとともに、前記選択した1つのクロックに応じて
    前記複数のフリップフロップのうちの1つのフリップフ
    ロップのデータ入力端子に与える前記2値レベル信号の
    レベルを現在のレベルと異なるレベルに変更するととも
    に残りのフリップフロップのデーダ入力端子に与える
    記2値レベル信号のレベルを現在のレベルのまま維持し
    続けるクロック選択回路を備えた同期クロック発生回
    路。
  2. 【請求項2】 非同期入力信号に同期した同期クロック
    を発生する同期クロック発生回路であって、 直列接続された複数の遅延素子を有し、順次所定時間遅
    延された複数のクロッグを出力するクロック発生手段
    と、 このクロック発生手段からの複数のクロックに対応して
    設けられ、それぞれが、上記クロック発生手段からの対
    応したクロックを受けるクロック入力端子と、前記非同
    期入力信号を受けるセット/リセット端子と、2値レベ
    ル信号が入力されるデータ入力端子と、デーダ出力端子
    とを有し、セット/リセット状態の解除状態においてデ
    ータ入力端子に入力される2値レベル信号に基づいてク
    ロック入力端子に入力されたクロックに同期した信号を
    データ出力端子から出力する複数のフリップフロップ
    と、 これら複数のフリップフロップのデータ出力端子からの
    出力を受け、これら複数の出力のうちの隣接する2つの
    出力間に所定のレベル変化が生じると、所定のレベル変
    化が生じた隣接するフリップフロップのデータ出力端子
    からの出力に基づいて前記クロック発生手段からの複数
    のクロックのうちの1つを選択する被選択信号を出力す
    るとともに、所定のレベル変化が生じた隣接するフリッ
    プフロップのデータ出力端子からの出力に基づいて前記
    複数のフリップフロップのうちの1つのフリップフロッ
    プのデータ入力端子に現在のレベルと異なるレベルにレ
    ベルを変更して前記2値レベル信号を与えるとともに残
    りのフリップフロップのデータ入力端子に現在のレベル
    のままレベルを維持して前記2値レベル信号を与えるフ
    リップフロップ出力変化点検出回路と、 このフリップフロップ出力変化点検出回路からの被選択
    信号及び前記クロック発生手段からの複数のクロックを
    受け、受けた被選択信号に基づいて受けた前記クロック
    発生手段からの複数のクロックのうちから1つのクロッ
    クを選択して、この選択したクロックに応じた信号を前
    記同期クロックとして出力する選択手段とを備えた同期
    クロック発生回路。
  3. 【請求項3】 非同期入力信号に同期した同期クロック
    を発生する同期クロック発生回路であって、 直列接続された複数の遅延素子を有し、順次所定時間遅
    延された複数のクロックを出力するクロック発生手段
    と、 このクロック発生手段からの複数のクロックに対応して
    設けられ、それぞれが、上記クロック発生手段からの対
    応したクロックを受けるクロック入力端子と、前記非同
    期入力信号を受けるセット/リセット端子と、2値レベ
    ル信号か入力されるデータ入力端子と、データ出力端子
    とを有し、セット/リセット状態の解除状態においてデ
    ータ入力端子に入力される2値レベル信号に基づいてク
    ロック入力端子に入力されたクロックに同期した信号を
    データ出力端子から出力する複数のフリップフロップ
    と、 それぞれが、隣接する2つのフリップフロップのデータ
    出力端子からの出力を受け、前段側のフリップフロップ
    のデータ出力端子の出力が第1レベルを維持して後段側
    のフリップフロップのデータ出力端子の出力が第1レベ
    ルから第2レベルへ変化した時のみ、出力のレベルが変
    化する複数の論理手段を有し、これら複数の論理手段か
    らの出力を前記2値レベル信号として前記複数のフリッ
    プフロップのデータ入力端子に対応させて与えるフリッ
    プフロップ出力変化点検出回路と、 このフリップフロップ出力変化点検出回路の複数の論理
    手段からの出力及び前記クロック発生手段からの複数の
    クロッグを受け、受けた前記複数の論理手段からの出力
    に基づいて受けた前記クロック発生手段からの複数のク
    ロックのうちから1つのクロックを選択して、この選択
    したクロックに応じた信号を前記同期クロックとして出
    力する選択手段を備えた同期クロック発生回路。
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