JPH1038071A - 操作アシスト装置 - Google Patents

操作アシスト装置

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JPH1038071A
JPH1038071A JP19039396A JP19039396A JPH1038071A JP H1038071 A JPH1038071 A JP H1038071A JP 19039396 A JP19039396 A JP 19039396A JP 19039396 A JP19039396 A JP 19039396A JP H1038071 A JPH1038071 A JP H1038071A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な保持機構を不要にしながら、適切に位
置保持することができ、且つ、電動モータの故障等によ
り作動しないような場合であっても、極力軽い操作力で
人為操作を行うことが可能となる操作アシスト装置を提
供すると共に、電動モータに対する制御動作状態に異常
が発生した場合であっても、極力、操作上の安全性を確
保できるようにする。 【解決手段】 復帰付勢力が生じるベルト式無段変速装
置3の変速部に機械的に連動連結され、人為的に正逆に
操作される操作具26の操作方向に沿って、電動モータ
23により正逆にアシスト力を与えるように構成され、
操作具26が人為的に操作されていないときは、ベルト
式無段変速装置3の変速部が、復帰付勢力に抗してその
操作位置で保持されるべく、電動モータ23に保持電流
を供給するように構成し、更に、操作具26の操作位置
を検出するポテンショメータ33の検出情報に基づい
て、電動モータ23に対する制御動作状態が異常である
か否かを判別して、動作異常が判別されると、電動モー
タ23に対する保持電流の供給を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人為的に操作され
る操作具と、所定方向に復帰付勢される被操作対象とが
機械的に連動連結され、前記操作具の操作方向に沿って
アシスト力を与える電動モータと、この電動モータの動
作状態を制御する制御手段と、前記操作具が人為的に操
作されているか否か、及び、その操作方向を検出する操
作状態検出手段とが備えられ、前記制御手段は、前記操
作状態検出手段の検出情報に基づいて、前記操作具が人
為的に操作されていることが検出されると、前記操作具
の操作方向に向けてアシスト力が与えられるように、前
記電動モータにアシスト操作電流を供給するように構成
されている操作アシスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成の操作アシスト装置は、例え
ば、車体走行用の無段変速装置等の被操作対象を人為操
作に基づいて操作するように構成したものにおいて、人
為操作に伴ってその操作方向に向けて電動モータによる
アシスト力を付与するようにして、人為操作を楽に行え
るようにしたものである。
【0003】ところで、この種の操作アシスト装置にお
いて、操作具による人為操作を停止させた状態で、被操
作対象にて復帰付勢力が生じるものにおいては、このよ
うな復帰付勢力によって被操作対象に連動連結されてい
る操作具が移動して、その設定操作位置が変化してしま
うおそれがある。
【0004】そこで、従来では、例えば、電動モータの
回転力を、従動側から連動回動させることが出来ないウ
ォームギア式の伝動機構を介してアシスト力として与え
るように構成したり、あるいは、操作具と被操作対象と
の連係機構に対して、摩擦保持機構を介してアシスト力
を付与させるように構成して、被操作対象からの操作反
力が生じる場合であっても、その操作反力が操作具側に
伝わらないように構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成によるときは、例えば、電動モータが故障して動
作不能状態になった場合に操作具を人為操作するに際し
て、ウォームギア式の伝動機構を介装する場合には、ウ
ォームギア式の伝動機構によって操作が牽制されて操作
が行えないものになる不利がある。又、摩擦保持機構を
介装する構成においては、その摩擦保持力に抗して人為
操作しなければならず、被操作対象の操作反力に加えて
摩擦保持力が加わり、これらの大きな反力に抗して操作
しなければならず操作が重くなってしまうという不利が
あった。
【0006】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであり、その目的は、人為操作が停止されている状態
において位置保持する為の特別な保持機構を不要にしな
がら、適切に位置保持することができ、且つ、電動モー
タの故障等により作動しないような場合であっても、極
力軽い操作力で人為操作を行うことが可能となる操作ア
シスト装置を提供すると共に、しかも、このような操作
アシスト装置において、電動モータに対する制御動作状
態に異常が発生した場合であっても、極力、操作上の安
全性を確保できるようにする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、電動モータに対する制御動作が正常であれ
ば、操作状態検出手段により操作具が人為的に操作され
ていないことが検出されると、前記被操作対象が、復帰
付勢力に抗してその操作位置で保持されるべく、前記電
動モータに保持電流が供給されることになる。つまり、
電動モータの保持電流による駆動トルクと、前記復帰付
勢力とが均衡することによって位置保持されるのであ
る。
【0008】従って、このように電動モータの駆動トル
クを利用して操作位置を保持する構成であるから、上述
したような復帰付勢力に抗して操作位置を保持する為の
特別な保持機構が不要であると共に、例えば、電動モー
タが動作していない状態で極力軽い操作力で人為的に操
作することも可能となる。
【0009】そして、電動モータに対する制御動作状態
が異常であるか否かが判別される。例えば、操作状態検
出手段にて操作具の人為操作が検出されているにもかか
わらず、操作位置が変化していないような制御動作異常
や、操作状態検出手段にて操作具の人為操作が検出され
ていない状態で、操作位置が変化しているような制御動
作異常等が検出されると、電動モータに対する保持電流
の供給を停止すべく制御するのである。
【0010】つまり、このような動作異常が判別される
場合としては、上記各検出手段の断線や短絡故障、ある
いは、制御手段と電動モータとの間での配線の断線や短
絡、その他の異常が考えられるが、このような異常状態
においては、人為操作力にて操作を行う必要があるが、
上述したような保持電流が供給されていれば、この保持
電流による電動モータの駆動トルクによってその人為操
作が重くなるおそれがあるので、このような動作異常の
場合には、保持電流の供給を停止させることで、極力、
軽い力で操作を行うことができ、操作上の安全性を確保
できるものとなる。
【0011】請求項2に記載の特徴構成によれば、操作
具の操作位置を検出する操作位置検出手段が設けられ、
前記制御手段は、予め設定された設定値の保持電流を供
給しているにもかかわらず、操作位置検出手段にて、操
作具の操作位置が復帰付勢力の作用する方向と反対方向
に変化したことが検出されると、制御動作状態が異常で
あると判別するように構成されている。
【0012】このような異常としては、操作具を人為操
作しているにもかかわらず、操作状態検出手段が正常に
検出できない状態が考えられるが、このとき制御手段に
より保持電流が供給され続けていると、保持電流による
駆動トルクに抗して人為操作する必要があり重くなるの
で、保持電流の供給を停止させることで、極力、軽い力
で操作を行うことができ、操作上の安全性を確保できる
ものとなる。
【0013】請求項3に記載の特徴構成によれば、操作
状態検出手段により操作具が人為的に操作されているこ
とが検出されている状態において、操作位置検出手段に
て、操作具の操作位置が変化していないことが検出され
ると、動作異常であると判別するように構成されてい
る。
【0014】このような異常としては、操作具と被操作
対象との間の機械的な連係途中において機械的にロック
されて移動操作が不能に陥っている場合や、制御手段と
電動モータとの間での電気配線の断線や短絡等が考えら
れるが、このような動作異常時に、人為操作していない
ときに保持電流を供給し続けると、電動モータが焼損し
たり、制御手段における駆動電流の出力部が過剰電流に
より損傷する等の不具合が生じるおそれがあるから、こ
のような場合には、保持電流の供給を停止することによ
って、操作上の安全性を確保できるものとなる。
【0015】請求項4に記載の特徴構成によれば、操作
位置検出手段の検出値が適正検出領域外にあれば、動作
異常であると判別するように構成されている。
【0016】つまり、操作位置検出手段が、短絡故障や
断線故障等、検出値が適正検出領域に無い場合には、適
正な操作位置が検出されず、例えば、操作具が保持電流
による保持力が不要である操作位置にあるような場合で
あっても、異なった操作位置として検出されることにな
って、不要な保持電流を供給してしまう等の不利があ
り、人為操作がこの不要な保持電流によって重くなって
しまう等の不利が生じるおそれがあるが、このような動
作異常が判別されると保持電流の供給を停止すべく制御
することで、上述したような不利を未然に回避できるも
のとなる。
【0017】請求項5に記載の特徴構成によれば、被操
作対象が、前進方向並びに後進方向の夫々に対して車体
走行速度を変更可能なベルト式無段変速装置の変速部に
て構成され、この変速部は、操作位置の中間に位置する
変速中立域から、所定方向に操作されると前進側走行速
度が増速され、逆方向に操作されると後進側走行速度が
増速され、且つ、変速中立域に向けて復帰付勢力が生じ
るように構成されている。
【0018】従って、操作具を人為操作して車体の走行
速度を変速させることができ、操作具を任意の速度の位
置で停止させても、ベルト式無段変速装置における中立
位置に向けての復帰付勢力に抗して、その変速位置で確
実に位置保持させることができ、しかも、電動モータが
動作不能になったような場合であっても、比較的軽い操
作力で操作具を人為操作させて変速操作させることが可
能となる。
【0019】しかも、前進走行位置と、後進走行位置に
おいては、復帰付勢力が作用する方向が異なり、保持電
流を供給すべき通流方向も異なることになるが、上述し
たような動作異常に起因して、適正方向と逆方向の保持
電流を供給すると、操作具の保持動作が適切に行えず
に、操作者の意思に反して増速側に操作してしまう等の
不利があるので、保持電流の供給を停止させることで、
このような不利を回避して操作上の安全性を確保できる
ものとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る操作アシスト
装置を、ベルト式無段変速装置に適用した場合について
図面に基づいて説明する。図4は作業車の一例であるコ
ンバインの伝動系を示しており、エンジン1からの動力
がテンションクラッチを備えたベルト伝動機構2を介し
て、ベルト式の無段変速装置3の入力プーリ4に伝達さ
れる。無段変速装置3からの動力がミッションケース5
の油圧クラッチ式の前後進切換装置(図示せず)、及び
走行用のギヤ変速装置(図示せず)を介して、左右のク
ローラ走行装置6に伝達される。ギヤ変速装置の直前か
ら分離した動力が、ミッションケース5からベルト伝動
機構7を介して、機体の前部の刈取部8に伝達される。
【0021】次に、ベルト式の無段変速装置3及びその
変速操作構造について説明する。図2に示すように、入
力プーリ4が固定された入力軸9に第1割りプーリ1
1、出力軸10に第2割りプーリ12を備えて、第1及
び第2割りプーリ11,12に亘り伝動ベルト13を巻
回している。第1及び第2割りプーリ11,12は、入
力軸9及び出力軸10にスプライン構造で固定されるプ
ーリ部分14、及び軸芯方向に移動自在なプーリ部分1
5から構成されており、第2割りプーリ12の移動側の
プーリ部分15はバネ16で固定側のプーリ部分14側
に付勢され、出力軸10側の負荷が大きくなるのに比例
して移動側のプーリ部分15を固定側のプーリ部分14
に押すカム機構17が設けられている。
【0022】第1割りプーリ11の移動側のプーリ部分
15にベアリングを介してリング部材18が外嵌され、
リング部材18に固定された一対のピン18aが無段変
速装置3のケース側の凹部19に入り込んで、リング部
材18が回り止めされている。図3及び図2に示すよう
に、円筒状のカム部材20がベアリングを介して入力軸
9に外嵌されて、直線状の底部20aと左右対象な一対
の傾斜面20bとで構成された凹部がカム部材20に一
対形成されており、リング部材18のピン18aのロー
ラー18bが、カム部材20の一対の凹部に入り込んで
いる。
【0023】図2及び図3に示す状態は、第1割りプー
リ11の移動側のプーリ部分15が固定側のプーリ部分
14から紙面左方に最も離れ、第2割りプーリ12の移
動側のプーリ部分15が固定側のプーリ部分14に最も
接近した最低速位置の状態である。この状態からカム部
材20を右及び左に回転させると、傾斜面20bを介し
てリング部材18及び第1割りプーリ11の移動側のプ
ーリ部分15が、固定側のプーリ部分14側に押し操作
されて接近し、第1割りプーリ11での伝動ベルト13
の巻回半径が大きくなっていく。これに伴って第2割り
プーリ12の移動側のプーリ部分15が、固定側のプー
リ部分14から紙面右方に離れていくのであり、無段変
速装置3が高速側に変速操作されていく。
【0024】次に、ベルト式の無段変速装置3及び前後
進切換装置の操作構造について説明する。図2及び図1
に示すように、無段変速装置3の外側においてカム部材
20(変速部の一例)の端部にボス部材21が固定さ
れ、ボス部材21に扇型ギヤ22が固定されている。機
体の固定部に電動モータ23が固定され、平ギヤによる
減速機構24が電動モータ23に備えられており、減速
機構24のピニオンギヤ24aが扇型ギヤ22に咬合し
ている。ボス部材21にリング部材25が外嵌されてお
り、リング部材25に人為操作される変速レバー26
(操作具に相当)が支持されている。つまり、変速部と
してのカム部材20は、変速レバー26と一体移動する
ように機械式連係機構を介して連係され、正逆方向に作
動可能に構成されている。
【0025】この変速レバー26は十字方向に揺動操作
自在で、図5に示すように、レバーガイドの前進変速用
ガイド溝27a、後進変速用ガイド溝27c及び、操作
状態切り換え用段差部分を形成する中間ガイド溝27b
の夫々に沿わせて揺動操作でき、前進変速用ガイド溝2
7a又は後進変速用ガイド溝27cにおいて、減速側操
作方向(中立位置側への操作)に沿って操作される際
に、前進変速用ガイド溝27a・後進変速用ガイド溝2
7cの内縁kにおいて、走行中立状態に対応する位置で
変速レバー26が強制的に受止め規制され、過剰操作に
よって前後逆方向の走行状態に切換わることがないよう
構成されている。
【0026】リング部材25のアーム25aのピン25
bが、扇型ギヤ22の開孔22aに入り込んでおり、ゴ
ム状の一対の感圧スイッチ28,29が、アーム25a
のピン25bを挟み込むように扇型ギヤ22に固定され
ている。前後進切換装置を前進位置、後進位置及び中立
停止位置に切換操作する切換弁(図示せず)が備えられ
ており、扇型ギヤ22と切換弁とがプッシュプルワイヤ
30及び融通機構31を介して連係されている。
【0027】無段変速装置3側の固定壁32にポテンシ
ョメータ33を取付けるとともに、このポテンショメー
タ33から延びる揺動レバー34の先端側の横向きピン
34aを、前記扇型ギヤ22に形成した長孔22bに挿
通させて、無段変速装置3の変速状態、つまり、変速レ
バーの操作位置を検出可能に構成してある。
【0028】図6に示すように、電動モータ23の動作
を制御する制御手段Hが、電動モータ23に対する制御
情報を指令する制御部としての制御装置35と、この制
御装置35からの制御情報に基づいて、電動モータ23
に電流を供給して駆動する駆動部としての駆動回路36
とを備えて構成されている。制御装置35は、マイクロ
コンピュータを備えて構成され、各種の入力情報に基づ
いて、予め設定記憶されている制御プログラムにて所定
の制御を実行するように構成されている。前記駆動回路
36は、制御装置35からの制御情報により前進側の駆
動状態に切換操作される(即ち、変速レバー26が、図
1において反時計周りである正転側に揺動するように切
換操作される)第1電磁リレー37、後進側の駆動状態
に切換操作される(即ち、変速レバー26が、図1にお
いて時計周りである逆転側に揺動するように切換操作さ
れる)第2電磁リレー38、第1,2電磁リレー37,
38の励磁駆動用のトランジスタ39,40、制御装置
35からの制御信号に基づいて電動モータ23に供給す
る電流量を調整する電流調整用トランジスタ41、電動
モータ23に通流する実電流値を両端電圧値として検出
する基準抵抗器42、基準抵抗器42の両端電圧を直流
信号に変換する平滑回路43、電動モータ23に過負荷
電流が設定時間以上継続する異常時に、電動モータ23
への電流供給を遮断して、制御装置35に警報信号を入
力する過負荷警報回路44等が備えられている。このよ
うにして、制御動作を実行する制御装置35と電動モー
タ23に流れる大電流を調整する駆動回路36とが夫々
各別に備えられている。第1,2電磁リレー37,38
が接点切換手段に相当し、電流調整用トランジスタ41
が電流切換手段に相当する。又、ポテンショメータ33
が変速レバー26の操作位置を検出する操作位置検出手
段に相当する。
【0029】前記基準抵抗器42と前記平滑回路43と
により電流検出手段としての電流検出回路45が構成さ
れ、この電流検出回路45は、0アンペア〜5アンペア
の検出範囲で電流値を検出するように構成されている。
前記ポテンショメータ33の検出値(電圧値)がアナロ
グ信号にて制御装置35に入力されるが、そのアナログ
信号は、全ストローク範囲(0.2ボルト〜4.8ボル
ト)が256ビットの分解能にてアナログ/デジタル変
換されて、制御に用いられるようになっている。
【0030】前記制御装置35に対しては、前記各感圧
スイッチ28,29、ポテンショメータ33の検出値が
入力されると共に、走行装置6の車軸の回転数により走
行車速を検出する車速センサ46、及び、エンジンの回
転数を検出するエンジン回転数センサ47の検出値も入
力されるようになっている。
【0031】前記制御装置35は、前記各感圧スイッチ
28,29のいずれかがON操作され、変速レバー26
が人為的に正逆いずれかの方向に操作されていることが
検出されると、その人為操作方向に向けてアシスト力が
与えられるように、前記電動モータ23にアシスト操作
電流を供給するように構成され、電動モータ23のアシ
ストにより変速操作を軽く行えるようになっている。従
って、各感圧スイッチ28,29により操作状態検出手
段が構成されることになる。又、各感圧スイッチ28,
29の検出情報に基づいて変速レバー26が人為的に操
作されていないことが検出されると、無段変速装置3が
中立位置への復帰付勢力により変速状態が変化すること
を阻止すべく、前記電動モータ26に保持電流を供給す
るように構成されている。又、制御装置35は、各感圧
スイッチ28,29の検出情報、並びに、前記電流検出
回路45の検出情報に基づいて、前記保持電流の供給量
を適正値に調整するように構成されている。
【0032】具体的には、アシスト操作電流としては、
電流調整用トランジスタ41に対してON状態を維持す
るように一定電圧を出力させ、保持電流の供給状態で
は、電流調整用トランジスタ41に対してパルス電圧に
て間欠的にON/OFF状態を繰り返し、そのON時間
の調整(デューティ比制御)を行い電流量を調整するよ
うになっている。尚、電動モータ26の正逆の動作方向
は、各感圧スイッチ28、29のON操作に基づいて、
いずれかの電磁リレー37,38が電源供給状態に切り
換わって電動モータ26の回転方向が規定されるように
なっている。
【0033】更に、前記制御装置35には、各種の入力
情報に基づいて、電動モータ23に対する制御動作状態
が異常であるか否かを判別する動作異常判別手段100
が制御プログラム形式で備えられ、この動作異常判別手
段100にて異常が判別されると、感圧スイッチ28,
29にて、変速レバー26が人為的に操作されていない
ことが検出されている場合であっても、電動モータ23
に対する保持電流の供給を停止すべく制御するように構
成されている。
【0034】次に、制御装置35における制御動作につ
いて、図7〜図12の制御フローチャートに基づいて説
明する。尚、この制御フローチャートは10msecに
1回、繰り返して実行するようになっている。又、変速
レバー26を中立停止領域Nの一端から前進側の範囲に
操作していると、プッシュプルワイヤ29及び切換弁に
より、前後進切換装置が前進位置に操作されており、変
速レバー26を中立停止領域Nの他端から後進側の範囲
に操作していると、プッシュプルワイヤ29及び切換弁
により、前後進切換装置が後進位置に操作されることに
なる。
【0035】先ず、エンジン回転数センサ47の検出状
態によりエンジン回転数が500rpm以上であるか否
か、つまり、エンジン1が正常に回転しているか否かを
判断する(ステップ1)。ベルト無段変速装置3はエン
ジン1が回転していない状態では、変速操作が非常に重
くなるからである。エンジン1が回転している状態で、
変速レバー26が操作され、正転側に操作し始めると、
ピン25bにより正転側の感圧スイッチ(正転スイッ
チ)28が押圧されてON状態になると(ステップ
2)、ハンチングの発生のおそれのある領域でなけれ
ば、逆転側の作動が終了して200msec以上経過し
ていれば、アシスト操作電流を供給して電動モータ26
を正転側に高速で駆動する(ステップ3,4,5)。
又、逆転側の感圧スイッチ(逆転スイッチ)29がON
すると、ハンチング領域でなければ同様にして電動モー
タ26を逆転側に高速で駆動する(ステップ13〜1
6)。
【0036】但し、正転側の感圧スイッチ(正転スイッ
チ)28のON操作状態が0.7秒間継続した後におい
てもポテンショメータ33の検出状態に基づいて、変速
レバー26の操作位置がアシスト操作方向に向かって変
化していないことが検出されると、正転エラーフラグを
ONさせ(ステップ6〜8)、逆転側の感圧スイッチ
(逆転スイッチ)29のON操作状態が0.7秒間継続
した後においてもポテンショメータ33の検出状態に基
づいて、変速レバー26の操作位置がアシスト操作方向
に向かって変化していない動作異常状態が検出される
と、逆転エラーフラグをONさせるようになっている
(ステップ17〜19)。このような動作異常の原因と
しては、制御装置35と駆動回路36での接続配線が断
線していたり、短絡接地しているような不具合が考えら
れるが、このようなときに、操作停止時に制御装置から
駆動出力が継続されつづけると、出力トランジスタが焼
損したりする等の不都合があるから、保持電流の供給を
停止させるようにしている。
【0037】尚、図5に示すように、変速レバー26の
操作領域の両側端や中立位置Nでの接当部k付近では、
変速レバー26がガイド溝の内縁に接当して、ハンチン
グを起こすおそれがあるので、このようなハンチング領
域であれば、感圧スイッチのON操作が前回の逆方向作
動が終了した後に、100msec以内に行われた場合
には、すぐに、感圧スイッチがOFFするまで微速で電
動モータ26を作動させるようにしている(ステップ
3,9,10,11、ステップ14,20,21,2
2)。
【0038】そして、変速レバー26が操作されていな
い状態(いずれの感知スイッチもOFFしている状態)
であれば、上記正転エラーフラグ又は逆転エラーフラグ
のいずれかがON状態に設定されいるか否か、及び、ポ
テンショメータ33の検出値が適正検出領域内か否か
(具体的には、検出値が0.2ボルト以上で且つ4.8
ボルト以下であるか否か)が判断され(ステップ24,
25)、いずれかのエラーフラグがON状態に設定され
ているか、又は、ポテンショメータ33が適正域内に無
い状態が200msec以上継続すると(ステップ2
6)、動作異常であると判断してそのままリターンす
る。このようにして、後述するような保持電流の供給動
作を停止するようにしている。
【0039】各エラーフラグが共にONでなく、ポテン
ショメータ33の検出値が適正域内であれば、ポテンシ
ョメータ33の検出値に基づいて、現在の操作位置が前
進域Fであるか後進域Rであるが判断される(ステップ
27)。前進域Fであれば、逆転作動(減速操作)を終
了してから30msec以上経過するまでは、各電磁リ
レー37,38を共に接地側にして電動モータ26の両
側端子を接地させる状態に維持し(ステップ28,2
9)、後進域Rであれば、正転作動(減速操作)を終了
してから100msec以上経過するまでは、各電磁リ
レー37,38を共に接地側にして電動モータ26の両
側端子を接地させる状態に維持する(ステップ30,3
1)。前進域Fにおいて逆転作動(減速操作)を行って
いるときは、電動モータ26が無段変速装置3の復帰付
勢力の方向と同方向にアシストしており、この状態から
すぐに保持電流を供給するものとすると、電動モータ2
6への供給電流が逆方向になり、電流供給状態のまま各
電磁リレー37,38が逆転して、接点異常を起こすお
それがあるからである。又、後進域Rにおいて、このよ
うな電流の逆転が発生すると、上述したような電磁リレ
ー37,38の接点異常のおそれがあると共に、変速レ
バー26に逆方向の衝撃がかかるおそれがあり、操作性
が低下するおそれがあるからである。尚、前進域Fで
は、後進側に較べて高速で走行するので、走行負荷が大
きく上記時間経過中に応答遅れにより変速レバー26が
移動する不具合を少なくすることから短い時間に制限し
ている。
【0040】そして、上記時間が経過した後は、無段変
速装置3の中立復帰力に抗して、現在の変速位置に保持
されるように、電動モータ26に保持電流を供給して、
この電動モータ26による保持力と、無段変速装置3の
中立復帰力とが均衡して位置保持されるように制御す
る。又、上述したように保持電流がアシスト操作電流と
逆方向になるときは、設定待機時間経過した後に保持電
流を供給することになるが、各電流が同一方向になると
きは、上述したような不具合がないので直ちに保持電流
を供給することになる。つまり、前進域Fでの正転作動
(増速操作)の後、又は、後進域Rでの逆転作動(増速
操作)の後は、直ちに保持電流を供給することになる。
【0041】尚、上述したような中立復帰力は、変速状
態によって変化するので、変速状態に応じて異なった保
持力を初期設定すると共に、ポテンショメータ33の検
出状態や電流検出回路45の検出状態に基づいて、適正
値になるように保持電流を調整するようになっている。
【0042】具体的に説明すると、ポテンショメータ3
3の検出値と車速センサ46の検出値に基づいて、「前
進低速」、「前進中速」、「前進高速」、「後進」、
「前進域での車体停止」、「後進域での車体停止」の6
つの変速状態に区分けして、夫々の変速状態に応じて、
夫々異なる保持力(具体的には、電流調整用トランジス
タ41に印加するパルスのデューティ比)を初期設定す
る(ステップ32)。尚、前進域Fの上限位置にあると
きは、前記初期設定値よりも設定量大きい値に増加させ
る(ステップ33,34)。
【0043】このようにして設定された保持力(デュー
ティ比)にて保持動作を実行し、電流検出回路45にて
検出される保持電流の値を過去の4回分の移動平均値を
演算する(ステップ35,36)。この演算は、制御ル
ーチンが実行される毎に、つまり、10msec毎に実
行される。
【0044】保持電流が供給され始めてから200ms
ec以上経過すると、そのときのレバー位置、つまり、
保持が開始されたときのレバー位置(具体的にはポテン
ショメータ33の検出値)を記憶し(ステップ37,3
8,39)た後に、ポテンショメータ33の検出情報、
及び、電流検出回路45の検出情報に基づく保持力制御
を実行する。尚、この記憶値が一度記憶された後は、ア
シスト操作が実行されて保持フラグがリセットされるま
では、記憶動作は実行しないようになっている(ステッ
プ12,23,38,40)。
【0045】次に保持力制御について説明する。尚、こ
の保持力制御は、エンジン回転数が2000rpm以上
であり、電流検出回路45にて検出される検出値Ixが
設定値Is以上であって電動モータ26が正常に作動し
ていることが条件となる(ステップ41,42)。前記
保持電流の移動平均値IAVが、予め実験等に基づいて設
定された許容上限値IMAX を越えると、第1カウンタN
aをカウントアップ(+1)する(ステップ43,4
4)。又、移動平均値IAVが、予め実験等に基づいて設
定された許容下限値IMIN を下回ると、第2カウンタN
bをカウントアップする(ステップ45,46)。許容
上限値IMAX を越えていず許容下限値IMIN を下回って
いなければ、各カウンタをカウントダウン(−1)する
(ステップ47)。そして、第1カウンタNaのカウン
ト値が「100」を越え、現在のデューティ比が予め設
定された調整可能範囲内であれば、保持電流が不足して
いるものと判断して、保持力が増大するようにデューテ
ィ比を設定単位量増加させる(ステップ48,49,5
0)。又、第2カウンタNbのカウント値が「100」
を越え、現在のデューティ比が予め設定された調整可能
範囲内であれば、保持電流が超過しているものと判断し
て、保持力が減少するようにデューティ比を設定単位量
減少させる(ステップ51,52,53)。上述したよ
うな各カウンタのカウント動作は10msec毎に実行
されるから、保持電流の超過状態や不足状態が連続で生
じていれば、カウント値が「100」に達する1秒毎に
保持力が変更調整されることになり、間欠的に生じてい
れば、カウント値が「100」になるまでの変更調整間
隔は1秒間よりも長くなる。
【0046】次に、変速レバー26が前進域Fにある状
態でポテンショメータ33の検出値が、記憶されている
保持開始時の値から20ポイント(20/256)以上
減少(前進減速)した場合、及び、後進域Rにある状態
で20ポイント以上増加(後進減速)した場合、言い換
えると、ベルト無段変速装置3の中立復帰付勢力の作用
する方向に移動した場合には、保持力が不足しているも
のと判断して、そのとき保持力が初期設定値よりも小さ
ければ初期設定値まで戻して保持力を増加させ、初期設
定値よりも大きい状態であれば保持力が増大するように
デューティ比を設定単位量増加させる(ステップ54,
56,58,59,60)。又、変速レバー26が前進
域Fにある状態でポテンショメータ33の検出値が、記
憶されている保持開始時の値から5ポイント(5/25
6)以上増加(前進増速)した場合、及び、後進域Rに
ある状態で5ポイント以上減少(後進増速)した場合、
言い換えると、ベルト無段変速装置3の中立復帰付勢力
の作用する方向と反対方向に移動した場合には、保持力
が超過しているものと判断して、そのときの保持力が初
期設定値よりも大きければ初期設定値まで戻して保持力
を減少させ、初期設定値よりも小さい状態であれば保持
力が減少するようにデューティ比を設定単位量減少させ
る(ステップ55,57,65,66,67)。
【0047】尚、デューティ比を変更した場合には、そ
のときのポテンショメータ33の検出値を新たな保持開
始時の値(記憶値)として書換え変更する(ステップ6
8)。
【0048】尚、前回の処理中において既に初期値に戻
す制御が実行されているにもかかわらず、前回の検出値
から5ポイント以上増加するような動作異常が検出され
た場合には、前進中であれば、正転エラーフラグをON
状態に設定し、逆転中であれば逆転エラーフラグをON
状態に設定するようにしている(ステップ61,62,
63,64)。このような現象が生じる場合としては、
例えば、いずれかの感圧スイッチ28,29が断線故障
しているときに、変速レバー26を人為操作にていずれ
かの方向に操作したような場合が考えられ、このような
ときに保持電流が供給されていると、操作が重くなって
しまうからである。
【0049】尚、詳述はしてしないが、前記正転エラー
フラグや逆転エラーフラグがON状態に設定されている
場合や、ポテンショメータ33の検出値が適正領域外に
あるときには、図示しない表示部に動作異常状態である
ことを表示して操縦者にそのことを告知するようにして
いる。又、上述したような動作異常であって、保持電流
の供給が停止されていても、変速レバー26の人為操作
に伴うアシスト操作電流の供給動作は正常に動作する限
り実行するようにしている。
【0050】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態では、操作位置検出手段としてポテ
ンショメータが用いられる場合を示したが、このような
構成に代えて、複数の所定位置にあることを各別に検出
する複数のリミットスイッチ等のスイッチ手段にて検出
する構成としてもよい。
【0051】(2)上記実施形態では、動作異常判別手
段として、 a.変速レバーが人為的に操作されていないことが検出
されている状態において、前記ポテンショメータにて、
前記変速レバーの操作位置が変化したことが検出された
場合、 b.変速レバーが人為的に操作されていることが検出さ
れている状態において、前記ポテンショメータにて、前
記変速レバーの操作位置が変化してしないことが検出さ
れた場合、 c.ポテンショメータの検出値が適正検出領域外にある
とき、の夫々について動作異常であると判別するように
したが、いずれか1つだけの動作異常や2つの動作異常
を判別する構成であってもよく、その他の動作異常、例
えば、車速センサにて適正領域外の値が検出されると動
作異常と判別する構成としてもよい。
【0052】(3)上記実施形態では、被操作対象とし
てベルト式無段変速装置と前後進切換機構とを連動操作
可能にして、操作具の一連の操作で前後進の夫々に対し
て、増減速を行える構成としたが、ベルト式無段変速装
置の変速操作のみを行うように構成してもよい。つま
り、操作具を操作域の一端側に操作すると最低速度とな
り他端側に操作すると最高速度になるようにして、低速
側に向けて復帰付勢力が生じるような構成としてもよ
い。
【0053】(4)上記実施形態では、被操作対象とし
て、ベルト式無段変速装置3を変速する場合を例示した
が、本発明は、ベルト式無段変速装置3に限らず、油圧
式の無段変速装置やその他の無段変速装置の操作構造に
適用してもよく、被操作対象としては、無段変速装置に
限らず、例えば、作業装置を操作具にて手動昇降させる
構成であって電動モータ26にてアシスト操作させる構
成等、各種の操作構成に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】変速操作構成を示す側面図
【図2】ベルト無段変速装置の断面図
【図3】カム機構の側面図
【図4】コンバインの伝動系を示す図
【図5】変速レバーの操作域を示す図
【図6】電気回路ブロック図
【図7】制御動作のフローチャート
【図8】制御動作のフローチャート
【図9】制御動作のフローチャート
【図10】制御動作のフローチャート
【図11】制御動作のフローチャート
【図12】制御動作のフローチャート
【符号の説明】
3 被操作対象 20 変速部 23 電動モータ 26 操作具 28,29 操作状態検出手段 33 操作位置検出手段 H 制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人為的に操作される操作具と、所定方向
    に復帰付勢される被操作対象とが機械的に連動連結さ
    れ、 前記操作具の操作方向に沿ってアシスト力を与える電動
    モータと、 この電動モータの動作状態を制御する制御手段と、 前記操作具が人為的に操作されているか否か、及び、そ
    の操作方向を検出する操作状態検出手段とが備えられ、 前記制御手段は、 前記操作状態検出手段の検出情報に基づいて、前記操作
    具が人為的に操作されていることが検出されると、前記
    操作具の操作方向に向けてアシスト力が与えられるよう
    に、前記電動モータにアシスト操作電流を供給するよう
    に構成されている操作アシスト装置であって、 前記制御手段は、 前記操作状態検出手段により前記操作具が人為的に操作
    されていないことが検出されると、前記被操作対象が、
    復帰付勢力に抗してその操作位置で保持されるべく、前
    記電動モータに保持電流を供給するように制御し、 且つ、前記電動モータに対する制御動作状態が異常であ
    ることを判別すると、前記電動モータに対する保持電流
    の供給を停止すべく制御するように構成されている操作
    アシスト装置。
  2. 【請求項2】 前記操作具の操作位置を検出する操作位
    置検出手段が設けられ、 前記制御手段は、 予め設定された設定値の保持電流を供給しているにもか
    かわらず、前記操作位置検出手段にて、前記操作具の操
    作位置が復帰付勢力の作用する方向と反対方向に変化し
    たことが検出されると、前記制御動作状態が異常である
    と判別するように構成されている請求項1記載の操作ア
    シスト装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記操作状態検出手段により前記操作具が人為的に操作
    されていることが検出されている状態において、前記操
    作位置検出手段にて、前記操作具の操作位置が変化して
    いないことが検出されると、前記制御動作状態が異常で
    あると判別するように構成されている請求項2記載の操
    作アシスト装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、 前記操作位置検出手段の検出値が適正検出領域外にあれ
    ば、前記制御動作が異常であると判別するように構成さ
    れている請求項2又は3記載の操作アシスト装置。
  5. 【請求項5】 前記被操作対象が、前進方向並びに後進
    方向の夫々に対して車体走行速度を変更可能なベルト式
    無段変速装置の変速部にて構成され、 この変速部は、中間に位置する変速中立域から、設定方
    向に操作されると前進側走行速度が増速され、設定方向
    と逆方向に操作されると後進側走行速度が増速され、且
    つ、変速中立域に向けて復帰付勢力が生じるように構成
    されている請求項1〜4のいずれか1項の記載の操作ア
    シスト装置。
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