JPH1035393A - 自動車用シートカバー - Google Patents

自動車用シートカバー

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JPH1035393A
JPH1035393A JP8195137A JP19513796A JPH1035393A JP H1035393 A JPH1035393 A JP H1035393A JP 8195137 A JP8195137 A JP 8195137A JP 19513796 A JP19513796 A JP 19513796A JP H1035393 A JPH1035393 A JP H1035393A
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seat cover
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sewn
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公治 佐藤
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和幸 榊
Yumiko Asada
由美子 浅田
Motoji Nakayama
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
Toyota Motor Corp
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/58Seat coverings
    • B60N2/5816Seat coverings attachments thereof
    • B60N2/5883Seat coverings attachments thereof by sewing, stitching or threading
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/207Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats
    • B60R2021/2076Removable covers with tear seams

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグの展開出力でシートカバーが破断
されて所定のエアバッグの展開モードを変化させること
がない。 【解決手段】 シートカバー10はシートに内蔵したエア
バッグの展開部位を覆う部分をエアバッグの展開出力で
破断される縫着部14または布帛の組織部にて切り開き可
能とする。この縫着部14は、強度5〜8N、伸度40〜90
%の範囲にある縫い糸を用いて、縫い目ピッチ9〜20ス
テッチ/3cmの範囲で縫着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアバッグを内蔵し
た自動車のシートを被覆する自動車用シートカバーに関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、図17に示すように、エアバッグ1
をシート2の側方から展開させて自動車の側方からの衝
突などによる搭乗者に対する衝撃を緩和するようにした
エアバッグ内蔵の自動車用シートが開発されている。
【0003】このようなエアバッグ内蔵のシートをシー
トカバーにて被覆すると、シートカバーがエアバッグの
展開によって破断されなければエアバッグは展開でき
ず、シートカバーが吸収材となってエアバッグの展開お
よび作動時間に影響を及ぼし、しかも、従来のシートカ
バーでは布帛の縫着部またはシートカバーの布帛自体の
破断部が一定でないため、エアバッグの展開モードが変
化することが考えられる。
【0004】そこで、シートのエアバッグの展開部位に
臨ませて窓孔を形成したシートカバーが検討されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記シートカバーに窓
孔を形成したシートカバーでは体裁を損なう問題を有し
ている。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、シートカバーに体裁を損なう窓孔を形成することな
く、エアバッグの展開出力でシートカバーが破断されて
所定のエアバッグの展開モードを変化させることがない
自動車用シートカバーを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の自
動車用シートカバーは、エアバッグを内蔵したシートを
被覆する自動車用シートカバーの少くとも一部に、前記
エアバッグの展開出力で破断される縫着部を設けたもの
である。
【0008】そして、衝突などの衝撃で展開するエアバ
ッグの展開出力で縫着部の縫い糸が破断されてシートカ
バーは切り開かれ、エアバッグは所期の展開モードで展
開される。
【0009】請求項2記載の発明の自動車用シートカバ
ーは、請求項1記載の自動車用シートカバーにおいて、
縫着部が、強度5〜8N、伸度40〜90%の範囲にある縫
い糸を用いて、縫い目ピッチ9〜20ステッチ/3cmの範
囲で縫着されているものである。
【0010】そして、通常時はシートカバーのエアバッ
グの展開出力で破断される縫着部の縫い糸は引張り伸度
が大きいために応力が分散されて破断されることがな
く、また、縫い糸は引張り強度が低いため、エアバッグ
の展開出力による応力集中で確実に所定部位が切り開か
れる。
【0011】請求項3記載の発明の自動車用シートカバ
ーは、エアバッグを内蔵したシートを被覆する自動車用
シートカバーの少くとも一部に前記エアバッグの展開出
力で破断される組織部を設けたものである。
【0012】そして、エアバッグの展開出力でシートカ
バーの布帛の組織部分の一部がエアバッグの展開出力で
破断されてシートカバーは切り開かれ、エアバッグは所
期の展開モードで展開される。
【0013】請求項4記載の自動車用シートカバーは、
エアバッグを内蔵したシートを被覆する自動車用シート
カバーの少くとも一部に前記エアバッグの展開出力で破
断される組織部を有する当布地を介して縫着したもので
ある。
【0014】そして、エアバッグの展開出力でシートカ
バーの布帛を縫着した当布地は切り開かれ、エアバッグ
は所期の展開モードで展開される。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の自動車用シートカバ
ーの一実施の形態を図1および図2に基いて説明する。
【0016】図1において、10はシートカバーで、エア
バッグがシートの側部から展開するように内蔵したシー
トの背当部を覆う前面部11とシートの背面を覆う背面部
13の下端をシートの下部にて紐13a などで結んでシート
に取付けられるようになっている。このシートカバー10
は背当部を覆う前面部11とシートの外側側面を覆う側面
部12との縫着部14はエアバッグの展開出力で破断されて
切り開き可能となっている。
【0017】このエアバッグの展開出力で破断される縫
着部14は図2に示すように、前面部11と側面部12との縫
着縁部15,16をそれぞれ折り返して縫い糸17で縫着し、
この前面部11と側面部12との折り返した縫着縁部15,16
の端縁を他の部分の縫着部に比してエアバッグの展開出
力で破断され易いように縫い糸18を調整して縫着してエ
アバッグの展開出力で縫い糸18が破断されて側面部12が
切り開かれるようになっている。すなわち、通常時は応
力が分散されて破断されることがないように引張り伸度
を大きくするとともにエアバッグの展開出力で破断され
易いように引張り強度が低い縫い糸18を用いるとともに
この縫い糸18の縫い目ピッチを調整してエアバッグが所
期の展開モードで展開されるようにする。
【0018】そして、このエアバッグの展開出力で破断
される縫い糸18は強度5〜8N、伸度40〜90%の範囲に
ある縫い糸を用い、縫い目ピッチ9〜20ステッチ/3cm
の範囲で縫着する。
【0019】次にこの実施の形態の作用を説明する。
【0020】衝突などの衝撃でエアバッグが展開される
とき、このエアバッグの展開部位のシートの側面を覆う
側面部12とこの側面部12の周縁とを縫着する前面部11と
の縫着部分の縫い糸18が破断されてシートカバー10の側
面部12は切り開かれ、エアバッグは所期の展開モードで
展開される。
【0021】そして、シートカバー10のエアバッグの展
開出力で破断される側面部12と前面部11との縫着部は他
の部分よりエアバッグの展開出力で破断されるように縫
い目が縫い目ピッチ9〜20ステッチ/3cmの範囲で調整
されているため、確実にシートカバー10のエアバッグの
展開部位となる側面部12は前面部11から切り開かれる。
【0022】また、通常時はシートカバー10のエアバッ
グの展開出力で破断される縫着部14の縫い糸18は伸度40
〜90%の範囲にあるため引張り伸度が大きいため、着席
によるシートカバー10に掛かる外力程度では、応力が分
散されて破断されることがない。また、縫い糸18は強度
5〜8Nの範囲にあるためエアバッグの展開出力による
応力集中で確実に所定部位が切り開かれる。
【0023】次に、他の実施の形態を図3に基いて説明
する。
【0024】前記実施の形態では、シートカバー10のエ
アバッグの展開出力で破断される縫着部14は側面部12と
前面部11との縫着部としたが、この実施の形態では側面
部12を中間部で左右に分割し、図2に示すように、この
分割した側面部12a ,12b の縫着縁部をそれぞれ折り返
して縫い糸17で縫着し、この折り返した縫着縁部の端縁
を他の部分の縫着部に比してエアバッグの展開出力で破
断されるように縫い目を調整して縫い糸18で縫着してエ
アバッグの展開出力で縫い糸18が破断されて側面部12が
切り開かれるようになっている。この縫い糸18は前記引
張り強度が低く引張り伸度の大きい強度5〜8N、伸度
40〜90%の範囲にある縫い糸を用い、縫い目ピッチ9〜
20ステッチ/3cmの範囲で縫着する。
【0025】この実施の形態でも、衝突などの衝撃でエ
アバッグが展開されるとき、このエアバッグの展開部位
のシートの側面を覆う側面部12a ,12b の縁部とを縫着
する縫着部19の縫い糸18が破断されてシートカバー10の
側面部12は切り開かれ、エアバッグは所期の展開モード
で展開される。
【0026】そして、シートカバー10のエアバッグの展
開出力で破断される側面部12a ,12b との縫着部19は他
の部分に対してエアバッグの展開出力で破断されるよう
に縫い目が調整されているため、確実にシートカバー10
のエアバッグの展開部位となる側面部12は切り開かれ
る。
【0027】また、通常時はシートカバー10のエアバッ
グの展開出力で破断される縫着部19の縫い糸18は引張り
伸度が大きいため、着席によるシートカバー10に掛かる
外力程度では、応力が分散されて破断されることがな
い。また、エアバッグの展開出力による応力集中で確実
に所定部位が切り開かれる。
【0028】さらに、前記実施の形態では、シートカバ
ー10は前面部11と背面部13との下部を紐13a などで結ん
でシートに取付けられるようにしたが、図4に示すよう
にシートカバー10はシートを被覆して図示しない面ファ
スナーなどでシートに取付けるようにすることもでき、
このシートカバー10でも、前記図1に示す実施の形態と
同様に前面部11と側面部12との縫着部14を他の部分に対
してエアバッグの展開出力で破断されるように縫い目を
調整し、また、引張り伸度が大きく、引張り強度が低い
前記強度5〜8N、伸度40〜90%の範囲にある縫い糸18
を用い、縫い目ピッチ9〜20ステッチ/3cmの範囲で縫
着する。
【0029】この実施の形態でも、エアバッグが展開さ
れるとき、このエアバッグの展開部位のシートの側面を
覆う側面部12とこの側面部12の周縁とを縫製する前面部
11との縫着部14の縫い糸18が破断されてシートカバー10
の側面部12は切り開かれ、エアバッグは所期の展開モー
ドで展開される。
【0030】また、図5に示すように、シートカバー10
はシートを被覆して図示しない面ファスナーなどでシー
トに取付けるようにし、このシートカバー10でも、前記
図3に示す実施の形態と同様に側面部12を分割して側面
部12a ,12b との縫着部19を他の部分に比してエアバッ
グの展開出力で破断されるように引張り伸度が大きく、
引張り強度が低い前記強度5〜8N、伸度40〜90%の範
囲にある縫い糸18を用い、縫い目ピッチ9〜20ステッチ
/3cmの範囲で縫着する。
【0031】この実施の形態でも、エアバッグが展開さ
れるとき、このエアバッグの展開部位のシートの側面を
覆う側面部12a ,12b との縫着部19の縫着糸18が破断さ
れてシートカバー10の側面部12は切り開かれ、エアバッ
グは所期の展開モードで展開される。
【0032】そして、前記各実施の形態において、縫着
部14,19の縫い糸18の縫い目はエアバッグの展開出力と
引張り伸度および引張り強度に応じて縫い目ピッチなど
を決定して他の縫着部に対してエアバッグの展開出力で
破断されるようにする。
【0033】次に、他の実施の形態を図6および図7に
ついて説明する。
【0034】この実施の形態はエアバッグを内蔵したシ
ートを被覆する自動車用シートカバー20の布帛23の一部
にエアバッグの展開出力で破断される組織部24を形成
し、この組織部24がシートに内蔵されたエアバッグの展
開部位を覆う部分を切り開く位置としたものである。
【0035】このシートカバー20は、シートを被覆して
図示しない面ファスナーなどでシートに取付けるように
し、このシートカバー20は、エアバッグがシートの側部
から展開するように内蔵したシートの背当部を覆う前面
部21とシートの外側側面を覆う側面部22との連接部の組
織部24がエアバッグの展開出力で破断されて切り開き可
能となっている。
【0036】このエアバッグの展開出力で破断される組
織部24を形成した布帛23が編物地の場合は、図7に示す
ように、鎖状に編んだ一方の地糸25と、この隣接する地
糸25と交互に織込む他方の地糸26とで編成され、さら
に、この地糸25,26とに柄糸27を編込まれている。そし
て、この前面部21と側面部22との連接部28にエアバッグ
の展開出力で破断される組織部24が形成されるようにす
る。この組織部24には柄糸27を織込まないで一方の地糸
25に織込む他方の地糸26を他の部分より粗くなるように
他方の地糸26の数を少なくしてこの連接部28の他方の地
糸26がエアバッグの展開出力で破断されて側面部12が切
り開かれるようになっている。
【0037】次にこの実施の形態の作用を説明する。
【0038】衝突などの衝撃でエアバッグが展開される
とき、このエアバッグの展開部位のシートの側面を覆う
側面部22と前面部21との連接部28の組織部24の他方の地
糸26が破断されてシートカバー20の側面部22は切り開か
れ、エアバッグは所期の展開モードで展開される。
【0039】また、前記実施の形態では、シートカバー
20のエアバッグの展開出力で破断される組織部24は側面
部22と前面部21との連接部28としたが、図8に示す実施
の形態では側面部22を中間部にエアバッグの展開出力で
破断される組織部24で側面部22が左右に分割して切り開
かれるように、この分割される側面部22a ,22b の間を
組織部24を図7に示すように一方の地糸25間に柄糸27を
織り込まないで他方の地糸26を他の部分より粗くして編
成したものである。そして、この組織部24がエアバッグ
の展開出力で破断されて側面部22が切り開かれるように
なっている。
【0040】この実施の形態でも、衝突などの衝撃でエ
アバッグが展開されるとき、このエアバッグの展開部位
のシートの側面を覆う側面部22のエアバッグの展開出力
で破断される組織部24が破断され、シートカバー20の側
面部12は左右の側面部22a ,22b に分断して切り開か
れ、エアバッグは所期の展開モードで展開される。
【0041】前記図6および図8に示す各実施の形態に
おいて、エアバッグの展開出力で破断される組織部24の
他方の地糸26はエアバッグの展開出力と他方の地糸26の
引張り伸度および引張り強度に応じて数、織り目などを
決定して他の組織部より破断され易いようにする。
【0042】なお、図6および図8に示す各実施の形態
において、シートカバー20は、シートを被覆して図示し
ない面ファスナーなどでシートに取付けるようにした
が、図1に示すように、前面部21と背面部29との下部を
紐などで結んでシートに取付けられるようにすることも
できる。
【0043】さらに、他の実施の形態を図9および図10
について説明する。
【0044】エアバッグを内蔵したシートを被覆する自
動車用シートカバー30はシートに内蔵されたエアバッグ
の展開部位を覆う側面部32をエアバッグの展開出力で破
断される組織部33を有する当布地34を介して縫着して切
り開き可能としたものである。
【0045】このシートカバー30は、エアバッグが側部
から展開するように内蔵したシートの背当部を覆う前面
部31とシートの背面を覆う背面部36の下端をシートの下
部にて紐37などで結んでシートに取付けられるようにな
っている。
【0046】そして、このシートカバー30は背当部を覆
う前面部31とシートの外側側面を覆う側面部32との縫着
部35は図10に示すように、前面部31と側面部32との縫着
縁部38,39をそれぞれ折り返して縫い糸40で縫着し、こ
の前面部31と側面部32との折り返した縫着縁部38,39の
端縁を当布地34を介して縫い糸41で縫着する。
【0047】この当布地34は図7に示す生地と同様にエ
アバッグの展開出力で破断される組織部24と同様の組織
部33を有し、この組織部33の地糸に柄糸を織込むことな
く地糸に織込む地糸を少なくしてエアバッグの展開出力
で地糸が破断されるようにする。
【0048】この当布地34のエアバッグの展開出力で破
断される組織部33はエアバッグの展開出力、地糸の引張
り伸度および引張り強度に応じて数、織り目などを決定
して他の組織部より破断され易いようになっている。
【0049】そして、シートカバー30はエアバッグの展
開部位を覆う所定の布帛部分を縫着した当布地34のエア
バッグの展開出力で破断される組織部33がエアバッグの
展開出力で破断されてシートカバー30の側面部32は切り
開かれ、エアバッグは所期の展開モードで展開される。
【0050】また、図11に示すように、シートカバー30
のエアバッグの展開出力で破断される部分は側面部32と
前面部31との連接部としたが、この実施の形態では側面
部32を中間部で左右に分割し、図10に示すように、この
分割した側面部32a ,32b の縫着縁部をそれぞれ折り返
して縫着糸で縫着し、この折り返した縫着縁部の端縁を
当布地34を介して縫い糸41で縫着する。
【0051】この当布地34は図7に示す生地と同様にエ
アバッグの展開出力で破断される組織部24と同様の組織
部33を有し、この組織部33の地糸に柄糸を織込むことな
く一方地糸に編込む他方の地糸を少なくしてエアバッグ
の展開出力で他方の地糸が破断されるようなっている。
【0052】この実施の形態でも、衝突などの衝撃でエ
アバッグが展開されるとき、このエアバッグの展開部位
のシートの側面を覆う側面部12a ,12b の縁部を縫製し
た当布地34のエアバッグの展開出力で破断される組織部
33が破断されてシートカバー30の側面部12は切り開か
れ、エアバッグは所期の展開モードで展開される。
【0053】さらに、図11に示すように、前面部31と背
面部36との下部を紐などで結んでシートに取付けるシー
トカバー30に限らず、図12に示すようにシートカバー30
は、シートを被覆して図示しない面ファスナーなどでシ
ートに取付けるようにすることもできる。
【0054】この図12に示す実施の形態は、シートカバ
ー30は背当部を覆う前面部31とシートの外側側面を覆う
側面部32との縫着部35は図10に示すように、前面部31と
側面部32との縫着縁部をそれぞれ折り返して縫い糸で縫
着し、この前面部31と側面部32との折り返した縫着縁部
の端縁を当布地34を介して縫い糸で縫着する。そして、
この当布地34は図7に示す生地と同様にエアバッグの展
開出力で破断される組織部24と同様の組織部33を有し、
この組織部33の地糸に柄糸を編込むことなく一方の地糸
に編込む他方の地糸を少なくしてエアバッグの展開出力
で他方の地糸が破断されるようにする。
【0055】また、図13に示す実施の形態では、側面部
32を中間部で左右に分割し、図11に示す実施の形態と同
様に、この分割した側面部32a ,32b の縫着縁部をそれ
ぞれ折り返して縫着糸で縫着し、この折り返した縫着縁
部の端縁を当布地34を介して縫製糸で縫着する。この当
布地34は図7に示す生地と同様にエアバッグの展開出力
で破断される組織部24と同様の組織部33を有し、この組
織部33の一方の地糸間に柄糸を織込むことなく他方の地
糸を少なくしてエアバッグの展開出力で他方の地糸が破
断されるようなっている。
【0056】この実施の形態でも、衝突などの衝撃でエ
アバッグが展開されるとき、このエアバッグの展開部位
のシートの側面を覆う側面部12a ,12b の縁部を縫製し
た当布地34のエアバッグの展開出力で破断される組織部
33が破断されてシートカバー30の側面部12は切り開か
れ、エアバッグは所期の展開モードで展開される。
【0057】なお、前記図6、図8に示すシートカバー
20、図11ないし図13に示すシートカバー30の当布地34の
布帛は編物地としたが、編物地に限られるものではな
く、エアバッグの展開出力で破断される組織部を形成し
た不織布、織物地、合成皮革を用いることができ、不織
布の場合はエアバッグの展開出力で破断される組織部の
繊維を少くし、また、織物地の場合はエアバッグの展開
出力で破断される組織部の経糸または緯糸を粗くして形
成し、合成皮皮の場合はエアバッグの展開出力で破断さ
れる組織部は厚みを薄くして形成する。
【0058】前記各実施の形態では、シートの側部から
エアバッグが展開される場合のシートカバー10,20,30
について説明したが、後部座席の搭乗者を保護するため
に前側シートに内蔵したエアバッグが後方に展開する場
合には、各実施の形態において、シートカバー10,20,
30の背面部にエアバッグの展開出力で破断されて切り開
かれるようにすることもできる。
【0059】なお、図13に示す実施の形態の型取りは、
図14、図15または図16に示すように、シートカバー20の
側面部22のエアバッグの展開出力で破断される組織部24
が編み方向になるように編み込まれるように側面部22を
前面部21および背面部29と向きを直交方向とする。
【0060】
【実施例】図1ないし図5に示す実施の形態において、
エアバッグの展開出力で破断される縫着部14,19の縫い
糸18は帝人株式会社のポリエステルフィラメント80deに
S撚を施した単糸3本を引揃えてZ撚合撚した後、染色
しシリコン系油材を付着させた糸を用いる。この縫い糸
18は強度5〜8Nの範囲、好ましくは6.3 N、伸度40〜
90%の範囲、好ましくは60%である。この縫い糸18の縫
い目ピッチ9〜20ステッチ/3cm、好ましくは12ステッ
チ/3cmとする。
【0061】そして、強度6.3 N、伸度60%の上記縫い
糸18を用いて、縫い目ピッチ12ステッチ/3cmで縫着し
たシートカバー(実施例)と、強度6.3 N、伸度60%の
上記縫い糸18を用いて、縫い目ピッチ8ステッチ/3cm
で縫着したシートカバー(比較例1)と、市販の強度12
N、伸度16%の大貫繊維株式会社のポリエステルスパン
ミシン糸#60の縫い糸を用いて、縫い目ピッチ22ステッ
チ/3cmで縫着したシートカバー(比較例2)で実験し
たところ表1に示す結果が得られた。
【0062】
【表1】 実験結果では、実施例ではエアバッグの展開出力で所期
のエアバッグの展開モードが得られ、12回洗濯した後で
も所期のエアバッグの展開モードが得られたが、比較例
1では、12回洗濯した後では所期のエアバッグの展開モ
ードが得られなかった。また、比較例2ではシートカバ
ーの縫着部はエアバッグの展開出力で破断されず所期の
エアバッグの展開モードが得られなかった。すなわち、
この実験によれば、シートカバーのエアバッグの展開出
力で破断され縫着部の強度Nは比較例1では低く、比較
例2では大きすぎ、実施例が最適な強度Nを得られたも
のである。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、衝突など
の衝撃で展開するエアバッグの展開出力でシートカバー
は切り開かれ、エアバッグは所期の展開モードで確実に
展開される。
【0064】請求項2記載の発明によれば、通常時はシ
ートカバーは破断されることがなく、エアバッグの展開
出力によって所定部位が確実に切り開かれる。
【0065】請求項3記載の発明によれば、衝突などの
衝撃で展開するエアバッグの展開出力でシートカバーの
布帛の組織部分の一部が切り開かれ、エアバッグは所期
の展開モードで確実に展開される。
【0066】請求項4記載の発明によれば、衝突などの
衝撃で展開するエアバッグの展開出力でシートカバーの
当布地の組織部が切り開かれ、エアバッグは所期の展開
モードで確実に展開される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す自動車用シートカ
バーの斜視図である。
【図2】同上自動車用シートカバーの破断される縫着部
の拡大説明図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す自動車用シート
カバーの斜視図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す自動車用シート
カバーの斜視図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す自動車用シート
カバーの斜視図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す自動車用シート
カバーの斜視図である。
【図7】同上自動車用シートカバーの破断される組織部
の織成を示す拡大説明図である。
【図8】本発明の他の実施の形態を示す自動車用シート
カバーの斜視図である。
【図9】本発明の他の実施の形態を示す自動車用シート
カバーの斜視図である。
【図10】同上自動車用シートカバーの破断される組織
部の拡大説明図である。
【図11】本発明の他の実施の形態を示す自動車用シー
トカバーの斜視図である。
【図12】本発明の他の実施の形態を示す自動車用シー
トカバーの斜視図である。
【図13】本発明の他の実施の形態を示す自動車用シー
トカバーの斜視図である。
【図14】本発明の図8の実施の形態を示す自動車用シ
ートカバーの型取り図である。
【図15】本発明の図8の実施の形態を示す自動車用シ
ートカバーの他の例を示す型取り図である。
【図16】本発明の図8の実施の形態を示す自動車用シ
ートカバーのさらに他の例を示す型取り図である。
【図17】自動車用シートのエアバッグの展開状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10,20,30 シートカバー 14,19 縫着部 18 縫い糸 33 組織部 34 当布地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊 和幸 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 浅田 由美子 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 中山 元二 大阪府茨木市耳原三丁目4番1号 帝人株 式会社大阪研究センター内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグを内蔵したシートを被覆する
    自動車用シートカバーの少くとも一部に、前記エアバッ
    グの展開出力で破断される縫着部を設けたことを特徴と
    する自動車用シートカバー。
  2. 【請求項2】 縫着部が、強度5〜8N、伸度40〜90%
    の範囲にある縫い糸を用いて、縫い目ピッチ9〜20ステ
    ッチ/3cmの範囲で縫着されていることを特徴とする請
    求項1記載の自動車用シートカバー。
  3. 【請求項3】 エアバッグを内蔵したシートを被覆する
    自動車用シートカバーの少くとも一部に前記エアバッグ
    の展開出力で破断される組織部を設けたことを特徴とす
    る自動車用シートカバー。
  4. 【請求項4】 エアバッグを内蔵したシートを被覆する
    自動車用シートカバーの少くとも一部に前記エアバッグ
    の展開出力で破断される組織部を有する当布地を介して
    縫着したことを特徴とする自動車用シートカバー。
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