JPH103463A - プロセッサ間通信方法 - Google Patents

プロセッサ間通信方法

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Publication number
JPH103463A
JPH103463A JP17555896A JP17555896A JPH103463A JP H103463 A JPH103463 A JP H103463A JP 17555896 A JP17555896 A JP 17555896A JP 17555896 A JP17555896 A JP 17555896A JP H103463 A JPH103463 A JP H103463A
Authority
JP
Japan
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processor
transmission
area
transmission right
read
Prior art date
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Pending
Application number
JP17555896A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Katsuo
聡 勝尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH103463A publication Critical patent/JPH103463A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセッサ間のデータの送受信において、何
方のプロセッサも停止させることなく動作させることが
できる。 【解決手段】 プロセッサAのREAD完了フラグAと
送信権フラグAが `1' であるのを確認し(ステップS
1)、プロセッサAはプロセッサA書き込みエリアに送
信データを書き込む(ステップS2)。プロセッサA通
知エリアにプロセッサAからの指示が書き込まれ(ステ
ップS3)、その指示をプロセッサBが読み出す(ステ
ップS4)。そして、プロセッサA受信完了または送信
権譲渡エリアからデータが読み出され(ステップS
5)、読み出されたデータは、送信権譲渡か否かが確認
される(ステップS6)。送信権譲渡ではない場合、プ
ロセッサBによってプロセッサA書き込みエリアから送
信データが全て読み出される(ステップS7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デュアルポート
メモリを使用してプロセッサ間の通信を行い、特にデュ
アルポートメモリのBUSY信号を使用することなく用
いることができるプロセッサ間通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にデュアルポートメモリ(以下、D
PMと称する)を介したプロセッサ間の通信において
は、DPMのBUSY信号端子を両プロセッサに接続
し、DPMへのアクセスコマンドが両プロセッサから発
生し、両プロセッサからのアクセスコマンドがDPMで
衝突した場合は、後着のアクセスコマンドを発生させた
プロセッサに接続さているBUSY信号がアクティブと
なり、そのプロセッサのアクセスを無効とすることによ
り、衝突する問題を回避している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、BUSY信号がアクティブになったプロセッサ
にウェイトがかかる。すなわち、この間のプロセッサの
動作を止めてしまうことになり、システムのスループッ
トに影響を与えていた。すなわち、システムの実質処理
量が落ちる問題があった。
【0004】従って、この発明の目的は、アクセスコマ
ンドが衝突しても、両方のプロセッサの動作を止めるこ
となく使用することができるプロセッサ間通信方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、デュアルポートメモリを介して行うプロセッサ間の
通信において、一方のプロセッサの送信権フラグをアク
ティブとし、一方のプロセッサから送信データが送信さ
れ、他方のプロセッサによって送信データが読み出され
るステップと、他方のプロセッサによって送信データが
完全に読み出された場合、一方のプロセッサの送信権フ
ラグをノンアクティブとし、他方のプロセッサの送信権
フラグをアクティブとするステップとからなることを特
徴とするプロセッサ間通信方法である。
【0006】上述したように、この発明では、DPMが
両プロセッサに対してREAD完了フラグAおよびB並
びに送信権フラグAおよびBを有することによって、送
信権を相互に渡し合うことによって、完全に排他的な相
互通信が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例を図面
を参照して説明する。図1は、DPMの使い方を説明す
るための概略図である。DPMは、プロセッサB通知エ
リア1、プロセッサA通知エリア2、プロセッサB受信
完了または送信権譲渡エリア3、プロセッサB書き込み
エリア4、プロセッサA受信完了または送信権譲渡エリ
ア5およびプロセッサA書き込みエリア6に分けられ
る。そして、このDPMのLポートにプロセッサAが接
続され、RポートにプロセッサBが接続されている。
【0008】プロセッサB通知エリア1は、プロセッサ
Aに割り込みを発生させるためにプロセッサBの指示が
書き込まれる領域である。このプロセッサB通知エリア
1にプロセッサBの指示が書き込まれると、割り込み
(INT-L)が発生し、プロセッサAによって、後述する
プロセッサB書き込みエリア4に書き込まれた送信デー
タが読み出される。
【0009】同様に、プロセッサA通知エリア2は、プ
ロセッサBに割り込みを発生させるためにプロセッサA
の指示が書き込まれる領域である。このプロセッサA通
知エリア2にプロセッサAの指示が書き込まれると割り
込み(INT-R)が発生し、プロセッサBによって、後述
するプロセッサA書き込みエリア6に書き込まれた送信
データが読み出される。
【0010】プロセッサB受信完了または送信権譲渡エ
リア3は、プロセッサBによってプロセッサB書き込み
エリア4に送信データが書き込まれ、その書き込まれた
送信データがプロセッサAによって完全に読み出された
こと、またプロセッサBが有する送信権をプロセッサA
に譲渡すること、またその何れにも該当しないことを示
す領域である。一例として、これらの内容を2ビットで
表し、0のとき何も該当しないことを示し、1のとき受
信完了を示し、2のとき送信権譲渡を示す。プロセッサ
B書き込みエリア4は、プロセッサBからの送信データ
が書き込まれる領域である。
【0011】プロセッサA受信完了または送信権譲渡エ
リア5は、プロセッサAによってプロセッサA書き込み
エリア6に送信データが書き込まれ、その書き込まれた
送信データがプロセッサBによって完全に読み出された
こと、またプロセッサAが有する送信権をプロセッサB
に譲渡すること、またその何れにも該当しないことを示
す領域である。一例として、これらの内容を2ビットで
表し、0のとき何も該当しないことを示し、1のとき受
信完了を示し、2のとき送信権譲渡を示す。プロセッサ
A書き込みエリア6は、プロセッサAからの送信データ
が書き込まれる領域である。
【0012】READ完了フラグA7および送信権フラ
グA9は、プロセッサA内に保持されたフラグである。
このREAD完了フラグA7は、プロセッサAがプロセ
ッサA書き込みエリア6に送信データを書き込み、プロ
セッサBがその送信データを全て読み出したことを示す
フラグであり、送信権フラグA9 は、現在プロセッサA
に送信権があるか否かを示すフラグである。
【0013】同様に、READ完了フラグB8および送
信権フラグB10は、プロセッサB内に保持されたフラ
グである。このREAD完了フラグB8は、プロセッサ
BがプロセッサB書き込みエリア4に送信データを書き
込み、プロセッサAがその送信データを全て読み出した
ことを示すフラグであり、送信権フラグB10は、現在
プロセッサBに送信権があるか否かを示すフラグであ
る。
【0014】この発明の一実施例を図2にフローチャー
トを用いて説明する。この図2に示すフローチャート
は、プロセッサAからプロセッサBに対して、送信デー
タを送信するものとする。このときの各フラグの初期値
は、READ完了フラグAを `1' 、READ完了フラ
グBを `1' 、送信権フラグAを `1' および送信権フ
ラグBを `0' である。このフラグの `1' はアクティ
ブな状態を示し、 `0'はノンアクティブな状態を示
す。
【0015】ステップS1からこのフローチャートの制
御が開始され、このステップS1では、プロセッサAに
保持されているREAD完了フラグAが `1' であり、
かつ送信権フラグAが `1' であることが確認される。
ステップS2では、プロセッサAによってプロセッサA
書き込みエリア6に送信データの書き込みが実行され
る。このとき、READ完了フラグAは、 `0' にされ
る。ステップS3では、プロセッサAの指示がプロセッ
サA通知エリア2に書き込まれる。この指示は、プロセ
ッサBによって、プロセッサA書き込みエリア6から書
き込まれた送信データを読み出させるために、プロセッ
サBに割り込み信号を発生させるものである。
【0016】ステップS4では、プロセッサA通知エリ
ア2に書き込まれたプロセッサAからの指示をプロセッ
サBが読み出し、プロセッサAは割り込み処理(ハンド
ラ)から抜け出す。ステップS5では、プロセッサBに
よってプロセッサA受信完了または送信権譲渡エリア5
に書き込まれたプロセッサAからのデータが読み出さ
れ、ステップS6において、そのデータが送信権譲渡か
否かが確認され、送信権譲渡でないことが確認されると
ステップS7へ制御が移り、送信権譲渡が確認されると
ステップS18に制御が移る。
【0017】ステップS7では、プロセッサBによって
プロセッサA書き込みエリア6に書き込まれた送信デー
タが全て読み出される。全ての送信データが読み出され
ると、ステップS8において、プロセッサAに割り込み
信号を発生させるために、プロセッサBの指示がプロセ
ッサB通知エリア1に書き込まれる。
【0018】ステップS9では、プロセッサB通知エリ
ア1に書き込まれたプロセッサBからの指示をプロセッ
サAが読み出し、プロセッサBは割り込み処理(ハンド
ラ)から抜け出す。ステップS10では、プロセッサA
によってプロセッサB受信完了または送信権譲渡エリア
3に書き込まれたプロセッサBからのデータが読み出さ
れ、ステップS11において、プロセッサA書き込みエ
リア6に書き込まれた送信データがプロセッサBに全て
受信されたか否かが確認され、受信完了が確認された場
合、ステップS12へ制御が移り、受信完了が確認され
ない場合、異常終了となる。
【0019】ステップS12では、READ完了フラグ
Aが `1' にされ、ステップS13では、プロセッサA
からプロセッサBへ送信権が譲渡されるための送信権コ
ードがプロセッサAによってプロセッサA受信完了また
は送信権譲渡エリア5に書き込まれる。ステップS14
では、プロセッサBに割り込み信号を発生させるため
に、プロセッサAの指示がプロセッサA通知エリア2に
書き込まれる。
【0020】ステップS15では、プロセッサBによっ
てプロセッサA通知エリア2に書き込まれた指示が読み
出され、ステップS16において、プロセッサA受信完
了または送信権譲渡エリア5に書き込まれたデータが読
み出される。ステップS17では、読み出されたそのデ
ータが送信権の譲渡か否かが確認され、送信権の譲渡で
あると確認されるとステップS18へ制御が移り、送信
権の譲渡でないと確認されるとステップS7へ制御が移
る。ステップS18では、送信権フラグBが `1' とさ
れ、このフローチャートの制御が終了する。すなわち、
プロセッサAの送信は終了し、次にプロセッサBの送信
が開始される。
【0021】ここで、送信権を有するが送信するデータ
がない場合は、相手に送信権を譲渡する。ただし、双方
とも送信するデータがなく、送信権が頻繁に行き来する
ことを避けるために、プロセッサに対して任意のウェイ
トをかけ、それでも送信するデータがない場合に、相手
に送信権を譲渡することにする。
【0022】この実施例では、READ完了フラグAお
よびB、並びに送信権フラグAおよびBは、各プロセッ
サが保持されたフラグとしているが、DPM上で使用す
ることも可能である。一例として、プロセッサB受信完
了または送信譲渡エリア3にREAD完了フラグBおよ
び送信権フラグBが各1ビットずつ保持され、両方のフ
ラグが `0' のとき何も該当しないこととする。同様
に、プロセッサA受信完了または送信譲渡エリア5にR
EAD完了フラグAおよび送信権フラグAが保持され、
両方のフラグが `0' のとき何も該当しないこととす
る。
【0023】
【発明の効果】この発明に依れば、DPMを介してプロ
セッサ間の通信を行うシステムにおいて、送信権を交互
に渡し合うことにより、両プロセッサのDPMへのアク
セスが衝突することのない、完全に排他的な相互通信が
可能である。
【0024】また、この発明に依れば、DPMのBUS
Y信号をすかわない相互通信を実現したことにより、プ
ロセッサにウェイトをかけることがなく、すなわち両プ
ロセッサが行うべき本通信以外の仕事に影響を与えるこ
とがなく、システム全体のスループットの向上を実現す
ることが可能である。すなわち、システム全体の実質処
理量の向上を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のデュアルポートメモリの動作を説明
するための概略図である。
【図2】この発明のプロセッサ間通信の一実施例のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1・・・プロセッサB通知エリア、2・・・プロセッサ
A通知エリア、3・・・プロセッサB受信完了または送
信権譲渡エリア、4・・・プロセッサB書き込みエリ
ア、5・・・プロセッサA受信完了または送信権譲渡エ
リア、6・・・プロセッサA書き込みエリア、7・・・
READ完了フラグA、8・・・READ完了フラグ
B、9・・・送信権フラグA、10・・・送信権フラグ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デュアルポートメモリを介して行うプロ
    セッサ間の通信において、 一方のプロセッサの送信権フラグをアクティブとし、上
    記一方のプロセッサから送信データが送信され、他方の
    プロセッサによって上記送信データが読み出されるステ
    ップと、 上記他方のプロセッサによって上記送信データが完全に
    読み出された場合、上記一方のプロセッサの送信権フラ
    グをノンアクティブとし、上記他方のプロセッサの送信
    権フラグをアクティブとするステップとからなることを
    特徴とするプロセッサ間通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプロセッサ間通信方法
    において、 上記一方または他方のプロセッサの指示によって、上記
    他方または一方のプロセッサの割り込みが発生するステ
    ップとからなることを特徴とするプロセッサ間通信方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプロセッサ間通信方法
    において、 上記他方のプロセッサによって上記送信データが完全に
    読み出された場合、上記一方のプロセッサのリード完了
    フラグをアクティブとするステップとからなることを特
    徴とするプロセッサ間通信方法。
JP17555896A 1996-06-14 1996-06-14 プロセッサ間通信方法 Pending JPH103463A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17555896A JPH103463A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 プロセッサ間通信方法

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JP17555896A JPH103463A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 プロセッサ間通信方法

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Publication Number Publication Date
JPH103463A true JPH103463A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15998188

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JP17555896A Pending JPH103463A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 プロセッサ間通信方法

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JP (1) JPH103463A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7155550B2 (en) 2001-05-30 2006-12-26 Omron Corporation Program-executing apparatus and portable information processing apparatus

Cited By (1)

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