JPH10326541A - スイッチ及びそのスイッチを用いたスイッチ装置 - Google Patents

スイッチ及びそのスイッチを用いたスイッチ装置

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Publication number
JPH10326541A
JPH10326541A JP15452897A JP15452897A JPH10326541A JP H10326541 A JPH10326541 A JP H10326541A JP 15452897 A JP15452897 A JP 15452897A JP 15452897 A JP15452897 A JP 15452897A JP H10326541 A JPH10326541 A JP H10326541A
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JP
Japan
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switch
opening
plate
locking
handle
Prior art date
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Application number
JP15452897A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Nomura
秀和 野村
Masuo Kitamura
満寿雄 北村
Yutaka Kato
豊 加藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10326541A publication Critical patent/JPH10326541A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作が容易であるとともに造営面への配設作業
が簡単になり且つ外観上の見栄えも良いスイッチ及びそ
のスイッチを用いたスイッチ装置を提供する。 【解決手段】中ハンドル30の棒状突起32に上部が挿
入固定されたコイルスプリング25により中ハンドル3
0の回動に応じて開閉体24に反転回動力を付与する。
而して、中ハンドル30を器体1に対して回動させれ
ば、コイルスプリング25による作用で開閉体24が反
転回動して、開閉体24の可動接点29を第2の端子板
21の固定接点28に接触・開離させる。中ハンドル3
0の上部に取着される操作ハンドル40をその器体1
(カバー1b)上面への投影像が器体1の上面とほぼ同
じ大きさとなる寸法に形成する。操作ハンドル40が大
きくて操作が容易になるとともに、操作ハンドル40を
取着した状態で取付枠等に取り付けることができて造営
面への配設作業が容易になり、見栄えも良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回動自在に操作さ
れる操作ハンドルを具備して壁面等の造営面に埋込配設
されるスイッチ及びそのスイッチを用いたスイッチ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、器体の上面から操作面を露出
させて回動自在に取り付けられたハンドルを操作するこ
とにより、器体内に納装された接点開閉機構を動作させ
て接点の開閉を行うようにしたスイッチがある(例え
ば、特開昭63−301438号公報参照)。かかるス
イッチは、中央部にハンドルを露出させるための開口部
を有する金属製又は合成樹脂製の取付枠あるいはプレー
ト枠を用いて壁面等の造営面に埋込配設される。すなわ
ち、造営面に設けた埋込孔の開口面側を覆うように取付
枠あるいはプレート枠を取り付け、ハンドルを開口部か
ら露出させた状態でスイッチの器体の両側面に突設した
係止爪を取付枠あるいはプレート枠が具備する係止孔に
挿入係止することで取付枠あるいはプレート枠に取り付
けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来例で
は、取付枠やプレート枠の開口部に対してハンドルの露
出する面積が小さいためにハンドルが操作しにくいとい
う問題がある。それに対して、開口部よりも大きい寸法
のハンドルを用いたものもあるが、ハンドルを着けた状
態で器体を取付枠やプレート枠に取り付けることができ
ずに、器体を取付枠やプレート枠に取り付けた後でハン
ドルを器体に着けるというような面倒な作業が必要にな
ってしまうという問題や、あるいはハンドルが大きくな
った分だけハンドルの回動角(反転角)も大きくなって
開口部から露出するハンドルの出代が増えて外観上の見
栄えが悪くなるという問題もある。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、スイッチの操作が容易であるとともに造営面
への配設作業が簡単になり、且つ外観上の見栄えも良い
スイッチ及びそのスイッチを用いたスイッチ装置を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、器体の上面から上部を露出させ
て回動自在に器体に保持される中ハンドルと、上記器体
内に収められて外部の電線と接続される第1及び第2の
端子板と、上記器体内の両端部に設けられて外部の電線
と第1及び第2の端子板とを各々電気的に接続する速結
端子と、可動接点を有し第1の端子板と接触した状態で
回動する開閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持され
るとともに下部が上記開閉体に保持され中ハンドルの回
動に応じて開閉体に反転回動力を付与するコイルスプリ
ングと、第2の端子板に設けられ上記開閉体の回動に応
じて可動接点と接触・開離する固定接点と、上記中ハン
ドルの上部に取着されるとともに上記器体上面への投影
像が器体上面と略同じ大きさとなる寸法に形成された操
作ハンドルと、壁面等の造営面に配設するための取付枠
あるいはプレート枠が具備する係止部に係止する係止爪
とを備えたことを特徴とし、所謂片切り型のスイッチに
おいて、操作ハンドルが従来に比べて大きくなって操作
が容易になるとともに、操作ハンドルを取着した状態で
取付枠等に取り付けることができて造営面への配設作業
が容易になり、しかも操作ハンドルの回動支点を器体の
上部に設けることができることから操作ハンドルの出代
が増えることがなく、外観上の見栄えを良くすることが
できる。
【0006】請求項2の発明は、上記目的を達成するた
めに、器体の上面から上部を露出させて回動自在に器体
に保持される中ハンドルと、上記器体内に収められて外
部の電線と接続される各一対の第1及び第2の端子板
と、上記器体内の両端部に設けられて外部の電線と各一
対の第1及び第2の端子板とを各々電気的に接続する速
結端子と、可動接点を有し各第1の端子板と接触した状
態で回動する一対の開閉体と、上記中ハンドルにて上部
が保持されるとともに下部が上記各開閉体に保持され中
ハンドルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を付与す
る一対のコイルスプリングと、各第2の端子板に設けら
れ上記各開閉体の回動に応じて可動接点と接触・開離す
る固定接点と、上記中ハンドルの上部に取着されるとと
もに上記器体上面への投影像が器体上面と略同じ大きさ
となる寸法に形成された操作ハンドルと、壁面等の造営
面に配設するための取付枠あるいはプレート枠が具備す
る係止部に係止する係止爪とを備えたことを特徴とし、
所謂両切り型のスイッチにおいて、操作ハンドルが従来
に比べて大きくなって操作が容易になるとともに、操作
ハンドルを取着した状態で取付枠等に取り付けることが
できて造営面への配設作業が容易になり、しかも操作ハ
ンドルの回動支点を器体の上部に設けることができるこ
とから操作ハンドルの出代が増えることがなく、外観上
の見栄えを良くすることができる。
【0007】請求項3の発明は、上記目的を達成するた
めに、器体の上面から上部を露出させて回動自在に器体
に保持される中ハンドルと、上記器体内に収められて外
部の電線と接続される第1の端子板と、上記器体内に収
められて外部の電線と接続される一対の第2の端子板
と、上記器体内の両端部に設けられて外部の電線と第1
の端子板及び一対の第2の端子板とを各々電気的に接続
する速結端子と、一対の可動接点を有し第1の端子板と
接触した状態で回動する開閉体と、上記中ハンドルにて
上部が保持されるとともに下部が上記開閉体に保持され
中ハンドルの回動に応じて開閉体に反転回動力を付与す
るコイルスプリングと、一対の第2の端子板にそれぞれ
設けられ上記開閉体の回動に応じて各可動接点と択一的
に接触・開離する固定接点と、上記中ハンドルの上部に
取着されるとともに上記器体上面への投影像が器体上面
と略同じ大きさとなる寸法に形成された操作ハンドル
と、壁面等の造営面に配設するための取付枠あるいはプ
レート枠が具備する係止部に係止する係止爪とを備えた
ことを特徴とし、所謂3路型のスイッチにおいて、操作
ハンドルが従来に比べて大きくなって操作が容易になる
とともに、操作ハンドルを取着した状態で取付枠等に取
り付けることができて造営面への配設作業が容易にな
り、しかも操作ハンドルの回動支点を器体の上部に設け
ることができることから操作ハンドルの出代が増えるこ
とがなく、外観上の見栄えを良くすることができる。
【0008】請求項4の発明は、上記目的を達成するた
めに、器体の上面から上部を露出させて回動自在に器体
に保持される中ハンドルと、上記器体内に収められて外
部の電線と接続される各一対の第1及び第2の端子板
と、上記器体内の両端部に設けられて外部の電線と各一
対の第1及び第2の端子板とを各々電気的に接続する速
結端子と、可動接点を有し各第1の端子板と接触した状
態で回動する一対の開閉体と、上記中ハンドルにて上部
が保持されるとともに下部が上記各開閉体に保持され中
ハンドルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を付与す
る一対のコイルスプリングと、各第2の端子板に設けら
れ上記各開閉体の回動に応じて各可動接点と択一的に接
触・開離する固定接点と、上記中ハンドルの上部に取着
されるとともに上記器体上面への投影像が器体上面と略
同じ大きさとなる寸法に形成された操作ハンドルと、壁
面等の造営面に配設するための取付枠あるいはプレート
枠が具備する係止部に係止する係止爪とを備えたことを
特徴とし、所謂4路型のスイッチにおいて、操作ハンド
ルが従来に比べて大きくなって操作が容易になるととも
に、操作ハンドルを取着した状態で取付枠等に取り付け
ることができて造営面への配設作業が容易になり、しか
も操作ハンドルの回動支点を器体の上部に設けることが
できることから操作ハンドルの出代が増えることがな
く、外観上の見栄えを良くすることができる。
【0009】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、第1及び第2の端子板間に電気的に接続される表示
灯と、上記操作ハンドルに設けた窓孔に少なくとも一部
が嵌入されるプリズムとを備え、上記中ハンドルに設け
た透孔を通して上記プリズムの端部を表示灯に対向させ
て成ることを特徴とし、夜間等の周囲が暗い状況下で表
示灯を点灯させて操作ハンドルの位置を知らしめること
ができる。
【0010】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、上記表示灯が実装される回路基板と、第1及び第2
の端子板の各上面部に固着され上記回路基板の下面に形
成される接点部に弾接する一対の接触子とを備え、上記
回路基板を第1及び第2の端子板上面に載置した状態で
器体内に収めたことを特徴とし、表示灯の器体内への組
み込み作業が容易に行える。
【0011】請求項7の発明は、請求項5の発明におい
て、上記表示灯が取り付けられて中ハンドル内に収めら
れる取付板と、該取付板より突出し上記表示灯に電気的
に接続されるとともに第2の端子板の上面部と接離自在
に接触導通する端子片と、一端が上記表示灯に接続され
るとともに他端が上記コイルスプリングと接触導通する
抵抗とを備えたことを特徴とし、表示灯の器体内への組
み込み作業が容易に行えるとともに、取付板を中ハンド
ル内に収めることで省スペース化を図ることができる。
【0012】請求項8の発明は、請求項3の発明におい
て、一対の第2の端子板間に電気的に接続される表示灯
と、上記操作ハンドルに設けた窓孔に少なくとも一部が
嵌入されるプリズムとを備え、上記中ハンドルに設けた
透孔を通して上記プリズムの端部を表示灯に対向させて
成ることを特徴とし、夜間等の周囲が暗い状況下で表示
灯を点灯させて操作ハンドルの位置を知らしめることが
できる。
【0013】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、上記表示灯が実装される回路基板と、一対の第2の
端子板の各上面部に固着され上記回路基板の下面に形成
される接点部に弾接する一対の接触子とを備え、上記回
路基板を各第2の端子板上面に載置した状態で器体内に
収めたことを特徴とし、表示灯の器体内への組み込み作
業が容易に行える。
【0014】請求項10の発明は、請求項8の発明にお
いて、上記表示灯が取り付けられて中ハンドル内に収め
られる取付板と、一対の第2の端子板の各上面部に固着
され上記取付板の下面に形成される接点部に弾接する一
対の接触子とを備えたことを特徴とし、表示灯の器体内
への組み込み作業が容易に行えるとともに、取付板を中
ハンドル内に収めることで省スペース化を図ることがで
きる。
【0015】請求項11の発明は、請求項3又は8又は
9又は10の発明において、上記第1の端子板と開閉体
との間に1次側が電気的に接続されて上記器体内に収め
られる電流トランスと、該電流トランスの2次側に接続
される動作表示灯と、上記操作ハンドルに設けた窓孔に
少なくとも一部が嵌入されるプリズムとを備え、上記中
ハンドルに設けた透孔を通して上記プリズムの端部を動
作表示灯に対向させて成ることを特徴とし、外部電線に
より接続される負荷への給電状態を動作表示灯によって
示すことができて使い勝手の向上が図れる。
【0016】請求項12の発明は、請求項1〜11の何
れかの発明において、上記器体の四隅の角部を上下方向
にカットされた形状にしたことを特徴とし、カットされ
た器体の角部が丸型の埋込ボックスに干渉することが無
くなり、丸型の埋込ボックスに複数個並べて埋込配設す
ることができる。請求項13の発明は、請求項1〜12
の何れかの発明において、上記器体をボディとカバーで
構成し、該カバーの周縁四隅から組立孔が穿設された組
立脚を下方へ垂設するとともに、上記ボディの両側面に
該組立孔に係止される組立突起を突設して成ることを特
徴とし、ボディとカバーの組立が簡単に行える。
【0017】請求項14の発明は、請求項13の発明に
おいて、上記組立突起の上面に下方に向けて外側へ傾斜
するガイド面を形成したことを特徴とし、組立脚の先端
を組立突起のガイド面に当接させながらカバーを押し込
むことでガイド面に沿って組立脚を拡径させ、組立孔を
組立突起に容易に係止させることができる。請求項15
の発明は、請求項1〜14の何れかの発明において、箱
形に形成されるボディと、枠状に形成されて該ボディに
組み立てられるカバーとで上記器体を構成し、該カバー
の枠部周囲に軸受部を立設するとともに上記中ハンドル
に突設される回動軸が嵌入される軸受溝を上記軸受部の
内壁に形成して中ハンドルを上記枠部内に収めて回動自
在に保持して成ることを特徴とし、中ハンドルをカバー
に容易に組み立てることができる。
【0018】請求項16の発明は、請求項15の発明に
おいて、上記中ハンドルの回動軸下部に上部よりも一段
内側へ下がった段部を設けるとともに回動軸を上記軸受
溝に嵌入させた際に該段部と嵌合する抜け止めダボを軸
受溝の下部に突設したことを特徴とし、抜け止めダボに
よってカバーからの中ハンドルの抜け止めができ、ボデ
ィとカバーの組立作業が容易になる。
【0019】請求項17の発明は、請求項15又は16
の発明において、一方の回動軸に逆組防止リブを突設す
るとともに該逆組防止リブを逃がすための逃がし凹部を
上記回動軸と対応する一方の軸受溝に設けたことを特徴
とし、カバーに対する中ハンドルの逆組を防止すること
ができる。請求項18の発明は、請求項15〜17の何
れかの発明において、上記軸受溝の上端部に内側に向け
て下方へ傾斜するテーパ面を設けるとともに、上記中ハ
ンドルの回動軸31の上端部に外側へ向けて上方へ傾斜
するテーパ面を設けたことを特徴とし、互いのテーパ面
を当接させることで中ハンドルがカバーの軸受部から上
方へ外れるのを防止することができる。
【0020】請求項19の発明は、請求項1〜18の何
れかに記載のスイッチと、該スイッチの上面を露出させ
る開口部、上記スイッチが備える係止爪を係止する係止
溝を長手方向に3組有し上記開口部の周縁に設けられる
固定梁部、上記係止爪を係止する係止溝を長手方向に3
組有し上記開口部の周縁に撓み自在に設けられる可動梁
部を具備して造営面に設けた埋込孔の開口面側を覆うプ
レート枠と、上記スイッチの上面を露出させる開口窓を
有し上記プレート枠の前面を覆う主部、該主部の略全周
縁より突出させた側壁を具備してプレート枠の前面に取
り付ける化粧プレートとを備え、上記スイッチの短幅方
向寸法を上記開口部の長手方向寸法の略3分の1に形成
して成ることを特徴とし、スイッチを2個又は3個取り
付ける場合と共通のプレート枠及び化粧プレートを使用
することができ、プレート枠及び化粧プレートの共通化
によるコストダウンが図れる。
【0021】請求項20の発明は、請求項1〜18の何
れかに記載のスイッチと、該スイッチの上面を露出させ
る開口部、上記スイッチが備える係止爪を係止する係止
溝を長手方向に3組有し上記開口部の周縁に設けられる
固定梁部、上記係止爪を係止する係止溝を長手方向に3
組有し上記開口部の周縁に撓み自在に設けられる可動梁
部を具備して造営面に設けた埋込孔の開口面側を覆うプ
レート枠と、上記スイッチの上面を露出させる開口窓を
有し上記プレート枠の前面を覆う主部、該主部の略全周
縁より突出させた側壁を具備してプレート枠の前面に取
り付ける化粧プレートとを備え、上記スイッチの短幅方
向寸法を上記開口部の長手方向寸法の略3分の1に形成
するとともに、上記操作ハンドルのスイッチ短幅方向の
寸法を開口部の長手方向寸法の略2分の1に形成して成
ることを特徴とし、スイッチを3個取り付けることがで
きるプレート枠に2個取り付けた場合でも各スイッチの
操作ハンドルによってプレート枠の開口部が塞がれるた
め、スイッチを3個取り付ける場合と共通のプレート枠
及び化粧プレートを使用できてコストダウンが図れる。
【0022】請求項21の発明は、請求項1〜18の何
れかに記載のスイッチと、該スイッチの上面を露出させ
る開口部、上記スイッチが備える係止爪を係止する係止
溝を長手方向に3組有し上記開口部の周縁に設けられる
固定梁部、上記係止爪を係止する係止溝を長手方向に3
組有し上記開口部の周縁に撓み自在に設けられる可動梁
部を具備して造営面に設けた埋込孔の開口面側を覆うプ
レート枠と、上記スイッチの上面を露出させる開口窓を
有し上記プレート枠の前面を覆う主部、該主部の略全周
縁より突出させた側壁を具備してプレート枠の前面に取
り付ける化粧プレートとを備え、上記スイッチの短幅方
向寸法を上記開口部の長手方向寸法の略3分の1に形成
するとともに、上記操作ハンドルのスイッチ短幅方向の
寸法を開口部の長手方向寸法と略同一に形成して成るこ
とを特徴とし、スイッチを3個取り付けることができる
プレート枠に1個だけ取り付けた場合でもスイッチの操
作ハンドルによってプレート枠の開口部が塞がれるた
め、スイッチを2個又は3個取り付ける場合と共通のプ
レート枠及び化粧プレートを使用できてコストダウンが
図れる。
【0023】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1〜図46を参照して本発明の実施形
態1を説明する。図1〜図12に示すように、本実施形
態におけるスイッチA1 の器体1は、ユリア樹脂のよう
な熱硬化性樹脂から成るボディ1aと、PBT(ポリブ
チレンテレフタレート)のような熱可塑性樹脂から成
り、ボディ1aに組み立てられるカバー1bとで構成さ
れる。ここで、カバー1bの周縁四隅からは矩形の組立
孔10aが穿設された組立脚10が下方へ垂設してあ
り、ボディ1aの両側面に突設された組立突起2に組立
脚10の組立孔10aを係止することでボディ1aとカ
バー1bとを一体に組み立てるようになっている。
【0024】ボディ1aの長手方向両端部に、それぞれ
外部の電線と接続される端子ブロックを収める端子ブロ
ック収納部3を形成するとともに、中央には接点開閉機
構を構成する開閉体24を収める中央収納部4が形成し
てある。これらの各収納部3,4はボディ1aの内部を
隔壁で仕切ることにより形成してある。またボディ1a
の各端子ブロック収納部3の底面には、外部の電線を挿
入する一対の電線挿入孔5と、端子ブロックを構成する
解除釦27を操作するための解除孔6とが穿設してあ
る。なお、ボディ1aが耐トラッキング性に優れたユリ
ア樹脂で形成してあるから、トラッキングの発生を防止
することができるものである。
【0025】本実施形態における端子ブロックは、第1
及び第2の端子板20,21と一対の錠ばね26と解除
釦27とで構成される所謂速結端子構造を有する。錠ば
ね26は、弾性を有する導電材料の帯板の両端部を曲成
して中央片26cの両端部に鎖錠片26a及び接触片2
6bが形成されている。鎖錠片26aは中央片26cと
の連結部位から先端縁に向かって、端子ブロックを構成
する略コ字状の第1及び第2の端子板20,21の脚片
20a,21aに近づく向きに傾斜し、接触片26bは
略S字形に曲成されている。また、中央片26cは略平
板状に形成されていて第1及び第2の端子板20,21
の当接片20b,21bに当接する。而して、錠ばね2
6の鎖錠片26a及び接触片26bと第1及び第2の端
子板20,21の脚片20a,21aとの間に、ボディ
1aの底部に設けた電線挿入孔5を通して外部から電線
が挿入されると、鎖錠片26aの先端が電線の芯線に食
い込んで抜け止めがなされるとともに、鎖錠片26a及
び接触片26bによって電線の芯線が脚片20a,21
aに圧接されることにより、電線の芯線と第1及び第2
の端子板接20,21との導通(接続)が図られる。ま
た、解除釦27はユリア樹脂のような熱硬化性樹脂にて
形成され、下部を解除孔6に臨ませてボディ1aの各端
子ブロック収納部3に収納される。而して、外部から解
除孔6を通して挿入するドライバ等の工具の先端で解除
釦27を押操作すれば、両側面に突設した押圧片27a
で錠ばね26の鎖錠片26aを圧接解除方向に撓ませ、
鎖錠片26aの先端を電線の芯線から引き離して第1あ
るいは第2の端子板20,21と電線との接続を解除す
ることができる。
【0026】第1の端子板20からは中央収納部4の底
面に敷設される支持片20cを延設してあり、この支持
片20cの先端部を山形状に折曲して支持突起20dを
形成し、この支持突起20d上に開閉体24を回動自在
に載置してある。第2の端子板21には中央収納部4に
延設して先端をボディ1aの長手方向に直交するように
折曲した延設片21cを形成し、この延設片21cに固
定接点28が固着してある。
【0027】開閉体24は金属部材によって上方に開口
するコ字状に形成され、下部の両側から一対の回動規制
片24aがそれぞれ突設してあり、この回動規制片24
a間にボディ1aの内側面から突設されたリブ4aを係
合することで回動角(反転角)が規制される。この開閉
体24の第2の端子板21の固定接点28に臨む部分に
は可動接点29が固着してある。
【0028】カバー1bは全体が矩形枠状に形成され、
この枠部11内にはユリア樹脂のような熱硬化性樹脂に
て下面が開口する箱形に形成された中ハンドル30が収
められる。この中ハンドル30の両側面の下部には略三
角状の回動軸31が突設してあり、内底面の中央からは
コイルスプリング25の上部を挿入固定する棒状突起3
2が突設してある(図5参照)。このコイルスプリング
25は中ハンドル30の回動に応じて開閉体24に反転
回動力を付与するものであり、下部が開閉体24内に収
められて、中ハンドル30と開閉体24との間に介装さ
れる。
【0029】一方、カバー1bの枠部11の短幅方向両
側に立設された軸受部12の内壁に軸受溝12aが形成
してあり、この軸受溝12aに中ハンドル30の回動軸
31を下方から嵌入し、カバー1bにて中ハンドル30
を回動自在に保持する構造となっている。ここで、中ハ
ンドル30の回動軸31の下部には上部よりも一段内側
へ下がった段部31aが設けてあり、回動軸31を軸受
溝12aに嵌入させた際に、軸受溝12aの下部に突設
した抜け止めダボ12bが段部31aと嵌合することで
中ハンドル30の脱落が防止できるようになっている
(図7参照)。また一方の回動軸31の段部31a上方
に逆組防止リブ31bが突設してあり、これと対応する
一方の軸受溝12aに上記逆組防止リブ31bを逃がす
ための逃がし凹部12cが設けてあるので、カバー1b
に対する中ハンドル30の逆組が防止できるようになっ
ている(図7参照)。さらに軸受溝12aの上端部に内
側に向けて下方へ傾斜するテーパ面12dを設けるとと
もに、中ハンドル30の回動軸31の上端部に外側へ向
けて上方へ傾斜するテーパ面31cを設けることによ
り、互いのテーパ面12d,31cを当接させることで
中ハンドル30がカバー1bの軸受部12から上方へ外
れるのを防止するようにしている(図7参照)。
【0030】而して、中ハンドル30を回動軸31を支
点として器体1に対して回動させれば、器体1内に圧縮
して収められたコイルスプリング25による作用で開閉
体24が反転回動して、開閉体24の可動接点29を第
2の端子板21の固定接点28に接触・開離させること
ができる。なお、本実施形態のスイッチA1 は、一対の
固定接点28と可動接点29を接触・開離することで第
1の端子板20と第2の端子板21との間の導通をオン
・オフする、所謂片切り型のスイッチである。
【0031】一方、中ハンドル30の上部には操作ハン
ドル40が取着される。この操作ハンドル40はABS
樹脂のような熱可塑性樹脂にて下面が開口する箱状に形
成され、内底面より突設した係止片41a,41bの先
端を中ハンドル30の長手方向両側面に突設された係止
突起33a,33bと係合させることで中ハンドル30
の上部を覆うように取着される。操作ハンドル40の長
手方向に沿った両側壁の開口端縁は中央部が下方に突出
するような山形に形成してあり、この山形に形成された
両側壁の内側中央にはカバー1bの軸受部12を逃がす
ための凹部42が形成してある。操作ハンドル40の上
面(操作面)の長手方向一端部には、外周形状が略長円
形の突部43が設けてあり、スイッチA1 の状態(固定
接点28と可動接点29が接触しているか又は開離して
いるか)を外観上判断する目安となるものである。
【0032】したがって、操作ハンドル40を回動操作
すれば、操作ハンドル40が取着されている中ハンドル
30を回動させて開閉体24を反転回動させることがで
き、これによって開閉体24を介して可動接点29に電
気的に接続されている第1の端子板20と、固定接点2
8に電気的に接続されている第2の端子板21との間の
導通をオン・オフすることができるのである(図12参
照)。なお、中ハンドル30と操作ハンドル40の2つ
の部品で接点開閉機構の駆動(開閉体24の反転回動)
を行うようにしたため、直接操作される操作ハンドル4
0の回動支点を従来に比較して上方へ移動させることが
できる。その結果、操作ハンドル40を大きくした場合
にあっても後述するプレート枠Bの開口部52から露出
する操作ハンドル40の出代があまり増えることがな
く、従来に比較して外観上の見栄えを良くすることがで
きるという利点がある。
【0033】また図11に示すように、操作ハンドル4
0はその器体1(カバー1b)上面への投影像が器体1
の上面とほぼ同じ大きさとなる寸法に形成してある。さ
らにカバー1b上面の長手方向における両端部には、外
側面両端部に一対の係止爪13が突設された突台部14
が立設してある。これら係止爪13には、突台部14の
上部から下部に向けて外側へ傾斜する傾斜面13aが形
成してある。
【0034】ここで、本実施形態におけるスイッチA1
の組立方法について簡単に説明する。図8(a)に示す
ように、中ハンドル30をカバー1bに取り付け且つ中
ハンドル30の棒状突起32にコイルスプリング25を
固定した状態で、カバー1bの組立脚10の先端をボデ
ィ1aの組立突起2上面に当接させながら、ボディ1a
の開口面側からカバー1bをボディ1aに被せるように
カバー1bを押し込んで行くと(同図(b)参照)、組
立突起2の上面に形成したガイド面2aに沿って組立脚
10が拡径し(同図(c)(d)参照)、やがて組立脚
10が組立突起2を乗り越え、組立脚10の組立孔10
aが組立突起2に係止されてボディ1aとカバー1bと
が組み立てられる(同(e)参照)。なお、ボディ1a
両側面の組立突起2間には、カバー1bをボディ1aに
組み立てる際にカバー1bの組立脚10をそれぞれボデ
ィ1aの組立突起2にガイドするためのガイドリブ7が
突設してあるので、ガイドリブ7の両側面に組立脚10
を当接させることで組立が容易になるものである。また
組立突起2の下側面並びに組立孔10aの下側端縁に外
側に向けて下方へ傾斜する傾斜面を形成することによ
り、圧縮して収められているコイルスプリング25のば
ね力で組立突起2と組立孔10aとの係止が外れるのを
防止することができる。
【0035】ボディ1aとカバー1bを組み立てた後に
中ハンドル30に操作ハンドル40を取着することでス
イッチA1 が完成する(同図(f)参照)。ここで、中
ハンドル30への操作ハンドル40の取着手順は、自動
機等で取着する場合と手で取着する場合とで若干異な
る。例えば、自動機等で自動で取着する場合には図9に
示すように、操作ハンドル40の係止片41a,41b
をそれぞれ中ハンドル30の係止突起33a,33bに
当接させ、そのまま操作ハンドル40を器体1の方へ押
し込むことで各係止片41a,41bをほぼ同時に係止
突起33a,33bに係止させる。これに対して手で取
着する場合には図10に示すように、係止片41a,4
1bのうちで幅狭に形成されている一対の係止片41a
を先に係止突起33aに係止させ、この係止片41aを
支点にして操作ハンドル40を回動するように中ハンド
ル30の方へ押し込むことにより、幅広に形成されてい
る他方の係止片41bを他方の係止突起33bに係止さ
せる。なお、係止突起33a,33b並びに係止片41
a,41bが互いに当接する面をテーパ面とすること
で、操作ハンドル40を中ハンドル30の方へ押し込ん
だ時に係止片41a,41bがテーパ面に案内されて拡
径されるので、上記取着作業が行い易くなるものであ
る。
【0036】次に上記スイッチA1 とともに本発明のス
イッチ装置を構成するプレート枠B並びに化粧プレート
Cについて説明する。なお、プレート枠B並びに化粧プ
レートCはスイッチA1 を壁面等の造営面に配設するた
めに用いられるものである。矩形枠状のプレート枠本体
51はABS樹脂のような熱可塑性樹脂(弾性を有する
熱硬化性樹脂でもよい)により各部材が一体に形成され
ており、その中央部にはスイッチA1 の操作ハンドル4
0を前面側へ露出させるために矩形の開口部52が設け
てある。この開口部52の周縁背面側には、開口部52
の長手方向に沿って互いに対向するように帯状の固定梁
部54並びに可動梁部55が設けてある。可動梁部55
はプレート枠本体51の長手方向に沿った一対の側枠片
53a,53bの一方の側枠片53bから離間し、且つ
連結部56によりその両端において側枠片53bに一体
に連結してある。ここで、可動梁部55並びに連結部5
6を含めてプレート枠本体51を形成している合成樹脂
は可撓性材料であり、プレート枠本体51に対して可動
梁部55並びに連結部56がそれぞれ撓み自在となって
いる。
【0037】また、側枠片53bから一体に延設された
幅狭の一対のリブ57によって可動梁部55が支持され
ており、可動梁部55と側枠片53bとの間にできる隙
間が上記リブ57によって3つの部分(以下、各部分を
スリット58a〜58cと呼ぶ。)に分割されることに
なる。このうち、両側のスリット58a,88cは外側
端部が連結部56の方へ屈曲させてある。さらに側枠片
53bの各リブ57近傍の部位には、可動梁部55を撓
み易くさせるために長孔状の溝59が一対設けてある。
【0038】一方、固定梁部54並びに可動梁部55の
開口部52側の面には、スイッチA1 の係止爪13が係
止する係止溝54a,55aを各々3対ずつ等ピッチに
て設けてある。従って、スイッチA1 の係止爪13を各
係止溝54a,55aに係止することにより、操作ハン
ドル40を開口部52から露出させた状態でプレート枠
本体51にスイッチA1 を取り付けることができる。こ
こで固定梁部54並びに可動梁部55の先端部分には、
スイッチA1 の係止爪13をプレート枠本体51の背面
側から係止溝54a,55aに係止する際に、各係止爪
13を係止溝54a,55aにガイドするため、各々外
側に向けて傾斜したテーパ面を有するガイド部54b,
55bが設けてある。
【0039】すなわち、図23に示すように、プレート
枠Bの固定梁部4の係止溝54aにスイッチA1 の一方
の側面の係止爪13を係止した後、他方の側面の係止爪
13をガイド部54b,54bに当接させながらスイッ
チA1 をプレート枠Bの背面側から前面側へ押し込むこ
とにより、係止爪13がガイド部54b,55bのテー
パ面にガイドされながらプレート枠Bの可動梁部55を
撓めてスムーズに係止爪13を係止溝54a,55aに
係止してプレート枠BにスイッチA1 を取り付けること
ができる。ここで、スイッチA1 の操作ハンドル40
は、器体1(カバー1b)上面への投影像が器体1の上
面とほぼ同じ大きさとなる寸法に形成してあるので、操
作ハンドル40を中ハンドル30に取着してスイッチA
1 を完成品の状態でプレート枠Bの開口部52に背面側
から操作ハンドル40を挿通させて、上記のようにスイ
ッチA1 をプレート枠Bに取り付けることができる。つ
まり、操作性を良くするために操作ハンドルを大きくし
た場合に、プレート枠Bの開口部52に操作ハンドルを
挿通することができなくなって、スイッチをプレート枠
Bに取り付けた後で別途操作ハンドルを取り付けるとい
う面倒な作業が必要な場合があるが、本発明におけるス
イッチA1 ではそのような面倒な作業を必要とせず、施
工作業が容易になるという利点がある。
【0040】また、固定梁部54並びに可動梁部55の
基部とプレート枠本体51の開口部52の端縁との間に
は、係止爪13を各係止溝54a,55aに係止させた
状態でスイッチA1 の器体1の前面側の一部に当接する
当接部54d,55dが設けてある。このため、プレー
ト枠Bに取り付けた状態でスイッチA1 の器体1にプレ
ート枠Bの前面方向へ力が加わった場合に、器体1が前
面側へ移動するのを当接部54d,55dによって規制
することができる。同様に、スイッチA1 の器体1にプ
レート枠Bの背面方向へ力が加わった場合には、係止爪
13と係止溝54a,55aとが当接しているために器
体1の移動が規制できる。しかもプレート枠本体51の
可動梁部55と側枠片53bとを連結している連結部5
6は、スリット58a,58cの外側端部が屈曲して形
成されていることで薄肉になっており、その結果スイッ
チA1 の器体1に前面側から背面方向への強い押圧力が
加えられたときに可動梁部55が開口部52側へ倒れる
ように撓むので、可動梁部55の係止溝55aからスイ
ッチA1 の係止爪13が外れることがなく、プレート枠
BからのスイッチA1 の脱落を防止することができる。
【0041】さらに固定梁部54には各係止溝54aの
間にプレート枠本体51の前面側から貫通する器具外し
孔54cが穿設してあって、ドライバや取外し専用の治
具等の先端部分をこの器具外し孔54cに挿入し、治具
の先端部分で器体1を可動梁部55側へ押してやれば梃
子の原理によって僅かな力で可動梁部55を撓ますこと
ができ、固定梁部54側の係止溝54aとスイッチA1
の係止爪13との係止を解いてプレート枠本体51から
スイッチA1 を取り外すことができる。なお、スイッチ
1 のカバー1b両側面における係止爪13間の下部に
は、図1及び図3に示すように外側へ向かって下方に傾
斜する傾斜面16aを有する突起16が突設してあり、
器具外し孔54cに挿入される上記治具等の先端部分を
この突起16に当てるようにすることで外し操作を行い
易くしてある。
【0042】ところで、このプレート枠Bは3個用であ
って、スイッチA1 の長手方向を開口部52の長手方向
に直交させて3個並べて取り付けることができるように
なっており、このようなスイッチA1 の寸法を1個モジ
ュール寸法と呼ぶ。また、スイッチA1 の器体1の両側
面に突設した各一対の係止爪13のピッチも、プレート
枠本体51の固定梁部54及び可動梁部55に設けた各
係止溝54a,55aのピッチに一致させてある。
【0043】一方、固定梁部54及び可動梁部55の各
係止溝54a,55aは全て等ピッチで6個ずつ設けて
あるので、1個モジュール寸法のスイッチA1 をプレー
ト枠本体51に取り付ける際にスイッチA1 の器体1に
設けた一対の係止爪13が何れの係止溝54a,55a
にも係止させることができ、プレート枠本体51の開口
部52に対するスイッチA1 の取付位置は5通りの中か
ら任意に選択することができる。
【0044】ところで、プレート枠本体51の長手方向
に対向する両側片60には各々凹所61が形成してあ
る。各凹所61には、プレート枠Bを埋込ボックス(図
示せず)に取り付けるためのボックスねじを挿通する長
孔62と、プレート枠Bを壁面等の造営面に直付けする
ためのねじが挿通されるねじ挿通孔63と、造営面を形
成する壁パネル等に取り付ける際に使用するはさみ金具
(図示せず)を係止するはさみ金具係止孔64とが設け
てある。
【0045】またプレート枠本体51の四隅には、化粧
プレートCのプレート本体80背面から突設した係止突
起83を係止する化粧プレート係止孔65が設けてあ
り、これらの化粧プレート係止孔65に係止突起83を
挿入係止することでプレート枠Bの前面側に化粧プレー
トCを着脱自在に取り付けることができるようになって
いる。
【0046】一方、化粧プレートCのプレート本体80
はプレート枠本体51と同様にABS樹脂のような熱可
塑性合成樹脂により、プレート枠Bの前面を覆う矩形の
主部81と、主部81の全周縁から背面側に突出する側
壁82とを一体に形成した略箱形としてある。上記係止
突起83は主部81の背面側の四隅に突設してある。ま
た主部81の略中央には、プレート枠Bに取り付けたス
イッチA1 の操作ハンドル40を露出する開口窓81a
が設けてある。ここで、プレート本体80の対向する側
壁82間の幅寸法がプレート枠本体51の各幅寸法より
も大きくしてある。すなわち、造営面に配設したプレー
ト枠Bの前面側に化粧プレートCを取着したとき、プレ
ート枠本体51が化粧プレートCのプレート本体80の
内側に収まり、プレート本体80の側壁82の先端縁が
造営面にほぼ当接することになる。その結果、プレート
枠Bと化粧プレートCとの突き合わせ面が造営面よりも
前方へ出ることがなく、両者の突き合わせの線が側面か
らはほとんど見えないようにして見栄えを良くすること
ができる。
【0047】また、プレート本体80の各側壁82に
は、造営面に当接する端縁から主部81の方へ傾斜する
傾斜面82aを設けるとともに、それぞれプレート枠本
体51の側面に造営面に沿った方向から当接して化粧プ
レートCの動きを規制する規制リブ84を複数列設して
いる。すなわち、プレート枠Bの前面側に化粧プレート
Cを取り付けたときに規制リブ84がプレート枠本体5
1の側面に当接し、プレート枠本体51に対する化粧プ
レートCのがたつきを防止することができる。なお、図
20に示すように規制リブ84の背面側にもガイド用の
テーパ面84aを設けるようにすれば、化粧プレートC
がさらに取り付け易くなるものである。
【0048】一方、図15に示すようにプレート枠本体
51の両側枠片53a,53bの側面から背面側に向か
うにつれて外側に傾斜するテーパ面53c並びにテーパ
面53cに連続して外側に張り出した張出部53dが形
成されており、この張出部53dの前面に載置されて化
粧プレートCのがたつきを防ぐリブ55がプレート本体
80の主部81より長手方向に直交する方向の側壁82
の内側面に沿って突設してある。ここで、プレート枠B
に化粧プレートCを取り付ける際に、化粧プレートCの
規制リブ84がプレート枠本体51の側枠片53a,5
3bに形成した上記テーパ面53cにガイドされるた
め、取り付けが容易になるという利点がある。なお、上
記規制リブ84並びにがたつき防止用のリブ55の代わ
りに、図24に示すようにプレート枠本体51の上記張
出部53dに当接する当接部87を側壁82に沿って全
周に渡って設けるようにしてもよく、この場合にもプレ
ート枠Bに対する化粧プレートCのがたつきを防止する
ことができる。
【0049】プレート本体80の長手方向に沿った一方
の側壁82には一対の切欠部86が設けてあり、この切
欠部86に治具(ドライバの先端等)を差し込んでプレ
ート本体80に前面側への力を加えることにより、プレ
ート本体80の係止突起83とプレート枠本体51の化
粧プレート係止孔65との係止を解除し、化粧プレート
Cをプレート枠Bから取り外すことができるようにして
ある。ここで、プレート枠本体51の側枠片53bの切
欠部86に対応する位置にはテーパ面53cよりも内側
へ窪んだ逃がし部66が設けてあり、切欠部86に差し
込まれた治具を逃がすことで奥まで挿入でき、化粧プレ
ートCを取り外す際に力が加え易くしてある。さらに、
逃がし部66の背面側端部からは張出部53dよりも薄
肉のリブ67が、化粧プレートCの切欠部86から突出
しない程度まで延設してある。すなわち、切欠部86に
差し込んだ治具に造営面に当接する部分を支点として力
を加えることで造営面に傷が付く虞があるが、リブ67
を設けることで切欠部86に差し込んだ治具がリブ67
に当接することになり、化粧プレートCをプレート枠B
から取り外す際に治具によって造営面に傷が付くのを防
ぐことができる。
【0050】またプレート本体80の背面側には、プレ
ート枠Bに取着したときにプレート枠本体51に設けた
3つのスリット58a〜58cにそれぞれ嵌入される突
条片88a〜88cが列設してある。ここで、各突条片
88a〜88cの寸法は、プレート枠本体51の各スリ
ット58a〜58cに嵌入された状態で、スリット58
a〜58cの内周面と各突条片88a〜88cとの間に
僅かな隙間しか生じないような寸法に設定してある。す
なわち、スイッチA1 を取り付けたプレート枠Bに化粧
プレートCを取着した状態では、3つの突条片88a〜
88cがプレート枠本体51の各スリット58a〜58
cに嵌入され、スリット58a〜58cの内周面と各突
条片88a〜88cとの間には僅かな隙間しか生じない
ことから、プレート枠本体51の可動梁部55の動き
(撓み)が規制されることになる。その結果、スイッチ
1 に衝撃が加えられた場合でも、上記の如く可動梁部
55の動きが規制されているためにスイッチA1 の係止
爪13と可動梁部55及び固定梁部54の係止溝5a,
4aとの係止が外れ難くなるものである。
【0051】ところで、合成樹脂製の化粧プレートCの
代わりに金属製の化粧プレートを用いることも可能であ
る。金属製の化粧プレート(図示せず)の場合には合成
樹脂製の化粧プレートCのような係止突起83を設ける
ことができないから、金属製の化粧プレートを取り付け
る取付ねじが螺着される取付ねじ孔69をプレート枠本
体51’の凹所61に設けるようにしてもよい(図25
参照)。これにより、係止突起83を有する合成樹脂製
の化粧プレートC、並びに取付ねじによって取り付ける
金属製の化粧プレートの何れにも対応できることにな
る。
【0052】また、化粧プレートCの規制リブ84やが
たつき防止用のリブ55が載置される張出部53dは、
図25に示すようにプレート枠本体51’の全周に設け
るようにしてもよいが、その場合には埋込ボックスに取
り付けるためにボックスねじを締め付けたときにプレー
ト枠本体51’が多少変形することでボックスねじが挿
通される長孔62の周辺部分で化粧プレートCとプレー
ト枠本体51’とが干渉し、化粧プレートCがきっちり
と取り付けられない場合がある。そこで、長孔62の周
辺(プレート枠本体51の四隅)を逃げて張出部53d
を設けることにより、ボックスねじの締め付けでプレー
ト枠本体51が変形しても化粧プレートCに干渉せずに
きっちりと取り付けることができる。
【0053】ところで、固定梁部54及び可動梁部55
の各係止溝54a,55aを全て等ピッチで6個ずつ設
けることにより、プレート枠本体51の開口部52に対
するスイッチA1 の取付位置が数通りの中から任意に選
択することができるが、プレート枠Bに対するスイッチ
1 の取付位置が増えることにより、各取付位置に対応
した開口窓81aを有する化粧プレートCを揃える必要
が生じる等のデメリットもある。
【0054】そこで、図26及び図29に示すように、
プレート枠Bの開口部52に対して1個モジュール寸法
のスイッチA1 が3個並べて取り付けることができるよ
うに取付位置を限定するために、固定梁部54並びに可
動梁部55の係止溝54a,55aの近傍に仕切リブ7
0を突設している。これらの仕切リブ70は、固定梁部
54並びに可動梁部55の内側面に各一対ずつ計3組が
設けられた係止溝54a,55aの各組の外側の位置に
それぞれ一対ずつがプレート枠本体51と一体に突設さ
れている。すなわち、上記の3個並べて取り付けること
ができる取付位置以外でスイッチA1 を取り付けようと
しても、係止溝54a,55aの各組の間に突出する仕
切リブ70がスイッチA1 の器体1に干渉するために取
り付けることができないものである。
【0055】また、上記取付位置にスイッチA1 を取り
付けたときに各仕切リブ70が当接する逃がし凹部15
が器体1(カバー1b)の側面四隅に設けてある。つま
り、仕切リブ70を逃がし凹部15に当接させることに
より、プレート枠Bに取り付けた状態のスイッチA1
がたつきを抑えることができる。その結果、スイッチA
1 の器体1に不要な力が加えられた場合でも係止爪13
が破損する等の不具合の発生を防止することができる。
なお、図27及び図28に示すように仕切リブ70に段
部70aを設けることでスイッチA1 に対して横方向と
上方向の両方向から当接させて、がたつきの防止をより
確実に行えるようにしてある。
【0056】ところで、既に説明したようにプレート枠
Bをボックスねじを使って埋込ボックスに取り付けた場
合に、ボックスねじの締め付けによってプレート枠Bが
多少変形することがあり、変形したプレート枠Bの化粧
プレート係止孔65に化粧プレートCの係止突起83が
係止できないために、化粧プレートCがプレート枠Bに
取り付けることができなかったたり、あるいは取り付け
ることができたとしてもプレート枠Bと化粧プレートC
の突き合わせ面に隙間が生じる虞がある。そこで、プレ
ート枠本体1の四隅に設けた化粧プレート係止孔65の
周縁に一部を残して貫通溝71を設けることにより、化
粧プレート係止孔65を有する化粧プレート取付部72
を上記残した部分(これを支持片73と呼ぶ。)で片持
ち支持するようにすれば、ボックスねじの締め付け等に
よってプレート枠Bが多少変形しても、幅細の支持片7
3で片持ち支持されている化粧プレート取付部72には
上記変形の影響が及び難く、化粧プレートCをプレート
枠Bに見栄え良く取り付けることができる。なお、図3
0に示すように4箇所ある化粧プレート係止孔65のう
ちの1箇所のみを上記構造としてもよいが、2箇所又は
3箇所でもよく、4箇所前部を上記と同様の構造とする
のが望ましい。
【0057】上記プレート枠Bは、プレート枠本体51
の略中央に3個用の開口部52を1つだけ有する所謂1
連型のものであるが、図31に示すような3個用の開口
部2つ521 ,522 を長手方向に直交する方向に並べ
た所謂2連型のものであってもよい。このプレート枠
B”のプレート枠本体51”の略中央には2つの開口部
521 ,522 が長手方向に直交する方向に並べて設け
てあり、両開口部521,522 を仕切る中央枠片74
に固定梁部54”が設けてある。この固定梁部54”の
両側面には、図32に示すように各々係止溝54aが等
ピッチで各一対ずつの計3組が設けてある。なお各係止
溝54aの組の外側には仕切リブ70が突設してある。
【0058】またプレート枠本体51”の両側枠片53
a,53bには、連結部56によって連結された可動梁
部55、スリット58a〜58c、溝59がそれぞれ設
けてあり、各可動梁部55にも各一対の計3組の係止溝
55aが設けてある。さらに各開口部521 ,522
側の側片60には、それぞれ凹所61、長孔62、ねじ
挿通孔63並びにはさみ金具係止孔64が設けてあり、
プレート枠本体51”の四隅には化粧プレートC”の係
止突起83が挿入係止される化粧プレート係止孔65が
設けてある。
【0059】一方、化粧プレートC”のプレート本体8
0”略中央には、全周に渡って側壁82”が形成された
主部81”の略中央に、長手方向に直交する方向で並ぶ
一対の開口窓81a”が形成してある。この開口窓81
a”も3個用であって、プレート枠B”に1個モジュー
ル寸法のスイッチA1 を3個並べて取り付けたとき、あ
るいは3個モジュール寸法のスイッチを取り付けたとき
にスイッチA1 の操作ハンドル40を露出させることが
できるようになっている。なおプレート本体80”の対
向する側壁82”間の幅寸法をプレート枠本体51”の
各幅寸法よりも大きくしてあり、プレート枠B”の前面
側に化粧プレートC”を取着したときにプレート枠本体
51”がプレート本体80”の内側に収まり、両者の突
き合わせの線が側面からはほとんど見えないようにして
見栄えを良くすることができる。
【0060】また主部81”の背面には、プレート枠本
体51”の化粧プレート係止孔65に挿入係止される係
止突起83、側枠片53a,53bの各スリット58a
〜58cに嵌入される突条片88a〜88cが突設して
ある。さらに側壁82には、プレート枠本体51”の側
面に当接してプレート枠本体51”に対する化粧プレー
トC”のがたつきを防止する規制リブ84、プレート枠
本体51”の張出部53dの前面に載置されて化粧プレ
ートC”のがたつきを防ぐリブ85、化粧プレートC”
をプレート枠B”から取り外す際に治具が挿入される切
欠部86が設けてある。このようなプレート枠B”並び
に化粧プレートC”を用いれば、プレート枠B及び化粧
プレートCを2組用いてスイッチA1 を配設する場合に
対して、プレート枠B”及び化粧プレートC”が1組で
済み、部品点数の削減が図れるという利点がある。ま
た、1箇所に配設可能なスイッチA1 の個数や組み合わ
せのパターンが増えることになり、使い勝手が良くなる
という利点もある。
【0061】なお、スイッチA1 は図37に示すような
金属製の取付枠Dにも取り付けることができる。この取
付枠Dは中央に3個用の開口窓90を備える矩形枠状に
形成されており、長手方向に対向する両側片91には埋
込ボックスに取り付けるためのボックスねじを挿通する
長孔92と、壁面等の造営面に直付けするためのねじが
挿通されるねじ挿通孔93と、造営面を形成する壁パネ
ル等に取り付ける際に使用するはさみ金具を係止するは
さみ金具係止孔94と、金属製の化粧プレート等をねじ
止めするためのねじ孔95とが設けてある。
【0062】一方、開口窓90を挟んで長手方向に沿っ
て対向する側枠片96a,96bには、スイッチA1
カバー1b両側面における係止爪13間の下部に設けら
れた枠取付孔17と係合する係合爪97,98がそれぞ
れ設けてある。このうち一方の側枠片96bにおいて
は、上記係合爪98を幅細の支持片99で両側から支持
するようにしてある。すなわち、スイッチA1 を取付枠
Dに取り付ける際には、側枠片96aの係合爪97を先
にスイッチA1 の枠取付孔17に係合させ、ドライバ等
の工具を使って他方の側枠片96bの支持片99を開口
窓90側へ押し曲げることにより、スイッチA1 の枠取
付孔17に係合爪98を係合させてスイッチA1 を取付
枠Dに取り付けることができる。
【0063】ところで壁面等の造営面に埋め込まれる埋
込ボックスの中には開口部が略円形である丸型の埋込ボ
ックス(所謂C型丸ボックスなど)があるが、スイッチ
1の器体1の大きさとの関係で2個以上のスイッチA
1 を並べて配設できない場合がある。そこで、スイッチ
1 の器体1(ボディ1a及びカバー1b)の角部1c
を上下方向にカットした形状にしてある。これにより、
例えば図38に示すように2つのスイッチA1 を並べて
埋込配設する場合にあっても、各スイッチA1の器体1
の角部1cがカットされていることから丸型の埋込ボッ
クスに干渉することが無くなり、丸型の埋込ボックスに
スイッチA1 を複数個並べて埋込配設することができる
ようになっている。
【0064】なお、かかる丸型の埋込ボックスへの対応
を考慮する必要がなければ、図39及び図40に示すよ
うに器体1の四隅をカットしない構造としてもよい。図
39及び図40に示したスイッチA1 においては、他に
中ハンドル30の一方の係止突起33b側の底面端部に
スリット34を設けることで係止突起33bを撓み易く
して、中ハンドル30への操作ハンドル40の取着作業
が行い易くしてある。
【0065】ところで本実施形態におけるスイッチA1
は、図41に示すように3個用のプレート枠Bに3個並
べて取り付けることができるようになっており、この場
合の操作ハンドル40操作面の短幅方向の寸法は、プレ
ート枠Bの開口部52の長手方向の寸法の約3分の1に
してある。これに対して、1つのプレート枠Bにスイッ
チA1 を2個だけ取り付けたい場合には、図42に示す
ようなプレート枠Bの開口部52の長手方向寸法の約2
分の1の寸法(2個モジュール寸法)の操作面を有する
操作ハンドル40’を中ハンドル30に取着するように
すればよい。すなわち、開口部52の両端に取り付けら
れたスイッチA1 の操作ハンドル40’によってプレー
ト枠Bの開口部52が塞がれることになるから、化粧プ
レートCの開口窓81aの寸法をスイッチA1 の数に合
わせて変える必要がなくなる。また、1つのプレート枠
BにスイッチA1 を1個だけ取り付けたい場合であれ
ば、図43に示すような開口部52とほぼ等しい寸法
(3個モジュール寸法)の操作面を有する操作ハンドル
40”を中ハンドル30に取着するようにすればよい。
何れの操作ハンドル40’,40”も中ハンドル30に
取着した状態で、スイッチA1 をプレート枠Bの背面側
から取り付けることができることはいうまでもない。こ
のように共通のプレート枠Bに対してスイッチA1 を1
個〜3個取り付けてスイッチ装置を構成でき、取り付け
るスイッチA1 の個数に依らずにプレート枠B並びに化
粧プレートCを共通に使用できてコストダウンが図れ
る。
【0066】なお、図44〜図46に示すようにプレー
ト枠Bの代わりに金属製の取付枠Dに取り付ける場合に
おいても、プレート枠Bと同様に1個、2個、3個の各
モジュール寸法の操作ハンドル40,40’,40”を
中ハンドル30に取着するようにすればよい。 (実施形態2)図47〜図50を参照して本発明の実施
形態2を説明する。
【0067】実施形態1におけるスイッチA1 が片切り
型のものであるのに対し、本実施形態におけるスイッチ
2 は所謂両切り型のものであり、基本的な構成は実施
形態1におけるスイッチA1 と共通であるから共通する
部分については同一の符号を付して説明は省略する。な
お、図47及び図48は上記丸型の埋込ボックスに対応
した場合、図49及び図50は対応していない場合の構
造をそれぞれ示しているが、実施形態1で説明した相違
点以外は共通であるので、図47及び図48に示す丸型
の埋込ボックスに対応した構成のみについて説明する。
【0068】本実施形態のスイッチA2 が実施形態1の
スイッチA1 と異なる点は、各一対の第1の端子板20
1 ,202 、第2の端子板211 ,212 、開閉体24
1 ,242 並びにコイルスプリング25,25を備える
ことにより、両切り型としたことにある。各一対の第1
の端子板201 ,202 並びに第2の端子板211 ,2
2 は、ボディ1aの内部を長手方向に沿って立設され
る隔絶壁8により分割されて形成される端子ブロック収
納部31 〜34 に錠ばね26とともにそれぞれ収められ
る。また開閉体241 ,242 は隔絶壁8を隔てて設け
た2つの中央収納部41 ,42 に収められる。なお、解
除釦27は両側の端子ブロック収納部31 〜34 の間に
収められる。
【0069】第1の端子板201 ,202 からは、実施
形態1と同様に中央収納部41 ,42 の底面に敷設され
る支持片20cを延設してあり、この支持片20cの先
端部を山形状に折曲して支持突起20dを形成し、この
支持突起20d上にそれぞれ開閉体241 ,242 を回
動自在に載置してある。第2の端子板211 ,212
も、実施形態1と同様に中央収納部41 ,42に延設し
て先端をボディ1aの長手方向に直交するように折曲し
た延設片21cを形成し、この延設片21cに固定接点
281 ,282 が固着してある。
【0070】開閉体241 ,242 は実施形態1と同様
に金属部材によって上方に開口するコ字状に形成され、
下部の両側から一対の回動規制片24aがそれぞれ突設
してあり、この回動規制片24a間にボディ1aの内側
面から突設されたリブ4aを係合することで回動角(反
転角)が規制される。この開閉体241 ,242 の第2
の端子板211 ,212 の固定接点281 ,282 に臨
む部分にはそれぞれ可動接点291 ,292 が固着して
ある。
【0071】一方、中ハンドル30の内底面には一対の
棒状突起321 ,322 が突設してある。そして、これ
ら棒状突起321 ,322 に各々コイルスプリング25
1 ,252 の上部を挿入固定するとともに、その下部を
各開閉体241 ,242 内に収めて中ハンドル30と開
閉体241 ,242 との間にコイルスプリング251
252 が介装される。また中ハンドル30には実施形態
1と同様に操作ハンドル40が取着される。
【0072】而して、操作ハンドル40を回動操作する
ことで中ハンドル30を器体1に対して回動させれば、
器体1内に圧縮して収められた各コイルスプリング25
1 ,252 による作用で各開閉体241 ,242 が反転
回動して、各開閉体241 ,242 の可動接点291
292 を第2の端子板211 ,212 の固定接点2
1 ,282 にそれぞれ接触・開離させることができ、
第1の端子板201 と第2の端子板211 、第1の端子
板202 と第2の端子板212 との各々端子板間の導通
をオン・オフする、両切り型のスイッチとなる。
【0073】(実施形態3)図51〜図55を参照して
本発明の実施形態3を説明する。本実施形態におけるス
イッチA3 は、第1の端子板20に対して一対の第2の
端子板211 ’,212 ’の何れか一方と択一的に導通
させる、所謂3路スイッチであり、基本的な構成は実施
形態1におけるスイッチA1 と共通であるから共通する
部分については同一の符号を付して説明は省略する。な
お、図51〜図53は丸型の埋込ボックスに対応した場
合、図54及び図55は対応していない場合の構造をそ
れぞれ示しているが、実施形態1で説明した相違点以外
は共通であるので、図51〜図53に示す丸型の埋込ボ
ックスに対応した構成のみについて説明する。
【0074】第1の端子板20は先端部に支持突起20
dが形成された支持片20cを具備する実施形態1と共
通の構造を有し、ボディ1aの一端部に設けた端子ブロ
ック収納部3内に収められ、中央収納部4の底面に支持
片20cを敷設して支持突起20d上に開閉体24を回
動自在に載置してある。一方の第2の端子板212
は、中央収納部4に延設して先端をボディ1aの長手方
向に直交するように折曲して形成される延設片21c
と、この延設片21cに固着される固定接点282 とを
具備し、ボディ1aの他端側に設けた一方の端子ブロッ
ク収納部32 ’内に収められる。また他方の第2の端子
板211 ’は中央収納部4を越えて端子ブロック収納部
3の方まで延設して先端を中央収納部4側に折曲して形
成される延設片21eと、この延設片21eに固着され
る固定接点281 とを具備し、ボディ1aの他端側に設
けた他方の端子ブロック収納部33 ’内に収められる。
すなわち、各第2の端子板211 ’,212 ’が具備す
る固定接点281 ,282 を中央収納部4を挟んで対向
配置してある。
【0075】一方、コ字状に形成されて中央収納部4内
に収められる開閉体24は、2つの第2の端子板2
1 ’,212 ’に臨む部分にそれぞれ可動接点2
1 ,292が固着してある。従って、図53に示すよ
うに開閉体24の一方の可動接点291 が第2の端子板
212 ’の固定接点282 と対向し、他方の可動接点2
2 が第2の端子板211 ’の固定接点281 と対向す
ることになる。
【0076】而して、操作ハンドル40を回動操作する
ことで中ハンドル30を器体1に対して回動させれば、
器体1内に圧縮して収められた各コイルスプリング25
による作用で開閉体24が反転回動して、開閉体24の
可動接点291 ,292 を第2の端子板211 ’の固定
接点281 と第2の端子板212 ’の固定接点282
に交互に接触・開離させることができ、第1の端子板2
0に対する各第2の端子板211 ’,212 ’の導通を
択一的にオン・オフする、3路スイッチが実現できる。
【0077】(実施形態4)図56〜図59を参照して
本発明の実施形態4を説明する。本実施形態におけるス
イッチA4 は、一方の第1の端子板201 と第2の端子
板212 ”の間と、他方の第1の端子板202 と第2の
端子板212 ”の間とを択一的に導通させる、所謂4路
スイッチであり、基本的な構成は実施形態2におけるス
イッチA2 と共通であるから共通する部分については同
一の符号を付して説明は省略する。なお、図56及び図
57は丸型の埋込ボックスに対応した場合、図58及び
図59は対応していない場合の構造をそれぞれ示してい
るが、実施形態1で説明した相違点以外は共通であるの
で、図56及び図57に示す丸型の埋込ボックスに対応
した構成のみについて説明する。
【0078】各一対の第1の端子板201 ,202 並び
に第2の端子板211 ”,212 ”は、ボディ1aの両
端部に互いに隔絶されて形成される端子ブロック収納部
1〜34 に錠ばね26とともにそれぞれ収められる。
また開閉体241 ,242 はボディ1a中央に形成され
る2つの中央収納部41 ,42 にそれぞれ収められる。
なお、解除釦27は両側の端子ブロック収納部31 〜3
4 の間に収められる。
【0079】第1の端子板201 ,202 には中央収納
部41 ,42 の底面に敷設される支持片20cが延設し
てあり、この支持片20cの先端部に形成した支持突起
20d上にそれぞれ開閉体241 ,242 を回動自在に
載置してある。一方の第2の端子板211 ”は、中央収
納部42 に延設して先端をボディ1aの長手方向に直交
する方向へ折曲して形成される延設片21c”と、この
延設片21c”に固着される固定接点281 とを具備
し、ボディ1aの他端側に設けた一方の端子ブロック収
納部33 内に収められる。また他方の第2の端子板21
2”は中央収納部42 を越えて端子ブロック収納部31
の方まで延設して先端を中央収納部41 側に折曲して形
成される延設片21e”と、この延設片21e”に固着
される固定接点282 とを具備し、ボディ1aの他端側
に設けた他方の端子ブロック収納部34 内に収められ
る。
【0080】一方、コ字状に形成されて中央収納部
1 ,42 内にそれぞれ収められる開閉体241 ,24
2 には、両先端部外側にそれぞれ可動接点2911,29
12及び2921,2922が固着してある。従って、開閉体
241 の一方の可動接点2911が第2の端子板212
の固定接点282 と対向し、開閉体242 の一方の可動
接点2922が第2の端子板211 ”の固定接点281
対向することになる。
【0081】而して、操作ハンドル40を回動操作する
ことで中ハンドル30を器体1に対して回動させれば、
器体1内に圧縮して収められた各コイルスプリング25
1 ,252 による作用で各開閉体241 ,242 が反転
回動して、各開閉体241 ,242 の可動接点2911
2922を第2の端子板211 ”,212 ”の各固定接点
281 ,282 に交互に接触・開離させることができ、
第1の端子板201 に対する第2の端子板212 ”の導
通と、第1の端子板202 に対する第2の端子板2
1 ”の導通とを択一的にオン・オフする、4路スイッ
チが実現できる。
【0082】(実施形態5)図60〜図65を参照して
本発明の実施形態5を説明する。本実施形態のスイッチ
5 は、実施形態1のスイッチA1 と同様の片切りスイ
ッチにおいて、夜間等の周囲が暗い状況下で操作ハンド
ル40の位置を知らしめるための表示灯(ネオンラン
プ)を備えた、所謂ほたるスイッチと呼ばれるものであ
る。従って、スイッチとしての基本的な構成は実施形態
1におけるスイッチA1 と共通であるから共通する部分
については同一の符号を付して説明は省略し、本実施形
態の特徴となる部分についてのみ説明する。なお、図6
0〜図63は上記丸型の埋込ボックスに対応した場合、
図64及び図65は対応していない場合の構造をそれぞ
れ示しているが、実施形態1で説明した相違点以外は共
通であるので、図60〜図63に示す丸型の埋込ボック
スに対応した構成のみについて説明する。
【0083】本実施形態におけるスイッチA5 の器体1
内には、中央に貫通孔101aを有する矩形枠状に形成
され、上記表示灯たるネオンランプ100及び抵抗10
2が実装された回路基板101が納装される。この回路
基板101の下面(非実装面)の両端部には図示しない
接点部が設けてあり、これらの接点部が回路基板101
上のネオンランプ100並びに抵抗102と電気的に接
続されている。一方、第1の端子板20と第2の端子板
21の各上面部には、それぞれ弾性を有する略く字状の
接触子103の一端がレーザ溶接などにより固着してあ
り、各接触子103に上記接点部を接触させるようにし
て、第1の端子板20並びに第2の端子板21の上部に
回路基板101が載置してある。ここで、図63に示す
ようにカバー1bの枠部11内周面に複数の押さえリブ
18が突設してあり、ボディ1aとカバー1bを組み立
てて器体1を構成した場合に、押さえリブ18が回路基
板101の周縁部に当接して回路基板101をボディ1
a側へ押さえつけるようになっている。その結果、回路
基板101の接点部と各接触子103とが弾接して、第
1の端子板20並びに第2の端子板21と回路基板10
1とを電気的に接続している。なお、回路基板101の
貫通孔101aに中ハンドル30の棒状突起32が挿通
されるため、中ハンドル30の回動時に回路基板101
が邪魔になることがないものである。
【0084】ところで、図61に示すように操作ハンド
ル40の操作面には窓孔44が設けてあり、この窓孔4
4にプリズム110の突部111が嵌入される。このプ
リズム110はポリカーボネイト等の透光性を有する部
材で形成され、ネオンランプ100が発する光を操作ハ
ンドル40の窓孔44から外へ導くはたらきをするもの
である。図62に示すように、このプリズム110は側
面が斜めにカットされた主部112と、主部112の上
面に突設される上記突部111と、主部112の上面か
ら延設された取付部113から成る。突部111の上面
にはその外周形状に略等しい形状の凹所111aが形成
されている。また取付部113の両端にピン挿通孔11
3aがそれぞれ穿設してある。
【0085】一方、操作ハンドル40の底面における窓
孔44の外側には、プリズム110の取付部113に穿
設されたピン挿通孔113aに挿通される取付ピン45
が立設してある。すなわち、これらの取付ピン45をピ
ン挿通孔113aに各々挿通し、取付ピン45の先端部
分を熱あるいは機械的に潰すことで操作ハンドル40に
プリズム110を固定するものである。
【0086】ところで実施形態1では説明を省略した
が、中ハンドル30の一端側低面には操作ハンドル40
に固定されたプリズム110の主部112が挿通される
透孔35が設けてある。そして、中ハンドル30に操作
ハンドル40を取着したときにプリズム110が中ハン
ドル30の上記透孔35に挿通される。その結果、プリ
ズム110の主部112下面がネオンランプ100と対
向することになり(図63参照)、ネオンランプ100
の発する光をプリズム110の主部112から突部11
1へ導き、操作ハンドル40の窓孔44を通して外部へ
放射させることができる。
【0087】(実施形態6)図66〜図69を参照して
本発明の実施形態6を説明する。本実施形態のスイッチ
6 は表示灯を備えた片切りスイッチであり、基本的な
構成は実施形態5におけるスイッチA5 と共通であるか
ら共通する部分については同一の符号を付して説明は省
略し、本実施形態の特徴となる部分についてのみ説明す
る。なお、図66及び図67は上記丸型の埋込ボックス
に対応した場合、図68及び図69は対応していない場
合の構造をそれぞれ示しているが、実施形態1で説明し
た相違点以外は共通であるので、図66及び図67に示
す丸型の埋込ボックスに対応した構成のみについて説明
する。
【0088】本実施形態におけるスイッチA6 は、合成
樹脂製の取付板104にインサート成形されている端子
板(図示せず)にネオンランプ100及び抵抗102の
一端を電気的に接続して成る表示灯ブロックを中ハンド
ル30内に納装するようにした点に特徴がある。取付板
104の略中央には圧入孔104aが形成されており、
この圧入孔104aに中ハンドル30の棒状突起32を
圧入することで取付板104が棒状突起32に固定され
中ハンドル30内に納装される。このとき、ネオンラン
プ100及び抵抗103は、図67に示すように中ハン
ドル30内の棒状突起32周囲のスペースに収納され
る。
【0089】取付板104の長手方向一端側(第2の端
子板21に対向する側)からは、取付板104にインサ
ート成形される端子板と一体に形成され、第2の端子板
21の上面部と接離自在に接触導通する端子片105が
突出させてある。この端子片105の下面には接点10
5aが形成してある。また抵抗103の一方の端子10
3aが棒状突起32の側面に設けた縦溝32aを通して
棒状突起32内に挿入される。そして、棒状突起32の
内部において抵抗103の端子103aとコイルスプリ
ング25とを接触導通させている。
【0090】而して、開閉体24の可動接点29が第2
の端子板21の固定接点28と開離するように操作ハン
ドル40を操作した場合には、取付板104の端部から
突出する端子片105の下面に形成された接点105a
が第2の端子板21の上面部に接触導通し、開閉体24
と接触導通しているコイルスプリング25を介してネオ
ンランプ100並びに抵抗102に電源が供給されてネ
オンランプ100が点灯する。
【0091】一方、開閉体24の可動接点29が第2の
端子板21の固定接点28と接触するように操作ハンド
ル40を操作した場合には(図67参照)、取付板10
4の端子片105が第2の端子板21の上面部から開離
するので、ネオンランプ100が消灯する。 (実施形態7)図70〜図76を参照して本発明の実施
形態7を説明する。
【0092】本実施形態のスイッチA7 は、実施形態3
のスイッチA3 と同様の3路スイッチにおいて実施形態
5と同様の表示灯(ネオンランプ)を備えたものであ
る。従って、スイッチとしての基本的な構成は実施形態
3におけるスイッチA3 と共通であるから共通する部分
については同一の符号を付して説明は省略し、本実施形
態の特徴となる部分についてのみ説明する。なお、図7
0〜図72は上記丸型の埋込ボックスに対応した場合、
図75及び図76は対応していない場合の構造をそれぞ
れ示しているが、実施形態1で説明した相違点以外は共
通であるので、図70〜図72に示す丸型の埋込ボック
スに対応した構成のみについて説明する。
【0093】中央に貫通孔101aを有する矩形枠状の
回路基板101には、実施形態5と同様にネオンランプ
100及び抵抗102が実装されている。また回路基板
101の下面にはネオンランプ100並びに抵抗102
と電気的に接続された接点部(図示せず)が設けてあ
る。一方、一対の第2の端子板211 ,212 の各上面
部には、それぞれ弾性を有する接触子103’の基部が
レーザ溶接などにより固着してあり、各接触子103’
に上記接点部を接触させるようにして、第1の端子板2
0並びに第2の端子板211 ,212 の上部に回路基板
101が載置してある。なお、回路基板101は、実施
形態5と同様にカバー1bの枠部11内周面に突設され
た押さえリブ18でボディ1a側へ押さえつけてあるか
ら、回路基板101の接点部と各接触子103’とが弾
接して、一対の第2の端子板211 ,212 と回路基板
101とを電気的に接続している。なお、回路基板10
1の貫通孔101aには実施形態5と同様に中ハンドル
30の棒状突起32が挿通される。
【0094】操作ハンドル40に固定して取り付けられ
るプリズム110’は、図72に示すように突部111
の上面に凹所を形成していない点以外は実施形態5にお
けるプリズム110と略同一形状である。本実施形態の
スイッチA7 は、例えば図73に示すように負荷Lと交
流電源ACに2個接続して3路スイッチ回路を構成する
ものである。ここで、図73の状態においては両スイッ
チA7 が通電して交流電源ACから負荷Lに給電されて
いるが、両スイッチA7 のネオンランプ100には通電
されず、ネオンランプ100は点灯しない。この図73
の状態から、何れか一方のスイッチA7 の操作ハンドル
40を操作して反転させると、図74に示すように反転
させた方のスイッチA7 が切り換わり、両スイッチA7
は非導通となって負荷Lには給電されないが、両スイッ
チA7 のネオンランプ100に交流電源ACから通電さ
れ、ネオンランプ100が点灯して操作ハンドル40の
窓孔44からプリズム110を通してネオンランプ10
0の光が照射されるものである。
【0095】(実施形態8)図77〜図80を参照して
本発明の実施形態8を説明する。本実施形態のスイッチ
8 は、実施形態7と同様の表示灯(ネオンランプ10
0)を備えた3路スイッチにおいて、実施形態6と同様
に合成樹脂製の取付板104’にインサート成形されて
いる端子板(図示せず)にネオンランプ100及び抵抗
102の一端を電気的に接続して成る表示灯ブロックを
中ハンドル30内に納装するようにした点に特徴があ
る。従って、本実施形態のスイッチA8 の基本的な構成
は実施形態6及び7におけるスイッチA6 ,A7 と共通
であるから共通する部分については同一の符号を付して
説明は省略する。なお、図77及び図78は上記丸型の
埋込ボックスに対応した場合、図79及び図80は対応
していない場合の構造をそれぞれ示しているが、実施形
態1で説明した相違点以外は共通であるので、図77及
び図78に示す丸型の埋込ボックスに対応した構成のみ
について説明する。
【0096】取付板104’の略中央には圧入孔104
a’が形成されており、この圧入孔104a’に中ハン
ドル30の棒状突起32を圧入することで取付板10
4’が棒状突起32に固定され中ハンドル30内に納装
される。このとき、ネオンランプ100及び抵抗102
は、図78に示すように中ハンドル30内の棒状突起3
2周囲のスペースに収納される。
【0097】また取付板104’の下面には端子板に電
気的に接続された接点部(図示せず)が設けてあり、こ
の接点部が一対の第2の端子板211 ,212 の各上面
部に基部が固着された一対の接触子103’が弾接させ
てある。従って、ネオンランプ100及び抵抗102は
実施形態7と同様に一対の第2の端子板211 ,212
に電気的に接続されている。而して、本実施形態のスイ
ッチA8 は、実施形態7と同様に2個用いて図73及び
図74に示したような3路スイッチ回路に使用されるも
のである(動作については実施形態7と共通であるから
説明は省略する)。
【0098】(実施形態9)図81及び図82を参照し
て本発明の実施形態9を説明する。本実施形態のスイッ
チA9 は、実施形態7のスイッチA7 と同様のネオンラ
ンプ100を備えた3路スイッチにおいて、負荷への給
電状態を示す動作表示灯(所謂パイロットランプ)を備
えたものである。従って、基本的な構成は実施形態7に
おけるスイッチA7 と共通であるから共通する部分につ
いては同一の符号を付して説明は省略する。
【0099】本実施形態のスイッチA9 では、位置表示
のためのネオンランプ100の他に負荷への給電状態
(動作状態)を表示するための動作表示灯たる発光ダイ
オード106を備え、第1の端子板20と開閉体24を
支持するための支持片(図示せず)との間に1次側を挿
入した電流トランスCTの2次側に発光ダイオード10
6とダイオード107を逆並列に接続してある。なお、
電流トランスCTはボディ1aの中央底部に形成される
収納部9内に落とし込まれて収納され、図示しないリー
ド線等によって上記各部と電気的に接続される。
【0100】いま、2個のスイッチA9 を用いて図73
及び図74に示したような3路スイッチ回路を構成した
場合を考える。図73の状態においては両スイッチA9
が通電して交流電源ACから負荷Lに給電されている
が、このときの負荷電流を電流トランスCTにて検出
し、その検出電流で発光ダイオード106を点灯させ
る。なお、この状態では両スイッチA9 のネオンランプ
100には通電されず、ネオンランプ100は点灯しな
い。この図73の状態から、何れか一方のスイッチA9
の操作ハンドル40を操作して反転させると、反転させ
た方のスイッチA9 が切り換わり、両スイッチA9 は非
導通となって負荷Lには給電されないために発光ダイオ
ード106が消灯するが、両スイッチA9 のネオンラン
プ100には交流電源ACから通電されて点灯する。
【0101】このように本実施形態のスイッチA9 は、
負荷Lへの給電を行っていないときに点灯して位置表示
を行うネオンランプ100と、負荷Lへの給電中に点灯
して動作表示を行う発光ダイオード106とを備えるも
のである。但し、必ずしも両者を同時に備える必要はな
く、動作表示機能を有する発光ダイオード106のみを
備えるようにしてもよい。
【0102】
【発明の効果】請求項1の発明は、器体の上面から上部
を露出させて回動自在に器体に保持される中ハンドル
と、上記器体内に収められて外部の電線と接続される第
1及び第2の端子板と、上記器体内の両端部に設けられ
て外部の電線と第1及び第2の端子板とを各々電気的に
接続する速結端子と、可動接点を有し第1の端子板と接
触した状態で回動する開閉体と、上記中ハンドルにて上
部が保持されるとともに下部が上記開閉体に保持され中
ハンドルの回動に応じて開閉体に反転回動力を付与する
コイルスプリングと、第2の端子板に設けられ上記開閉
体の回動に応じて可動接点と接触・開離する固定接点
と、上記中ハンドルの上部に取着されるとともに上記器
体上面への投影像が器体上面と略同じ大きさとなる寸法
に形成された操作ハンドルと、壁面等の造営面に配設す
るための取付枠あるいはプレート枠が具備する係止部に
係止する係止爪とを備えたので、所謂片切り型のスイッ
チにおいて、操作ハンドルが従来に比べて大きくなって
操作が容易になるとともに、操作ハンドルを取着した状
態で取付枠等に取り付けることができて造営面への配設
作業が容易になり、しかも操作ハンドルの回動支点を器
体の上部に設けることができることから操作ハンドルの
出代が増えることがなく、外観上の見栄えを良くするこ
とができるという効果がある。
【0103】請求項2の発明は、器体の上面から上部を
露出させて回動自在に器体に保持される中ハンドルと、
上記器体内に収められて外部の電線と接続される各一対
の第1及び第2の端子板と、上記器体内の両端部に設け
られて外部の電線と各一対の第1及び第2の端子板とを
各々電気的に接続する速結端子と、可動接点を有し各第
1の端子板と接触した状態で回動する一対の開閉体と、
上記中ハンドルにて上部が保持されるとともに下部が上
記各開閉体に保持され中ハンドルの回動に応じて各開閉
体に反転回動力を付与する一対のコイルスプリングと、
各第2の端子板に設けられ上記各開閉体の回動に応じて
可動接点と接触・開離する固定接点と、上記中ハンドル
の上部に取着されるとともに上記器体上面への投影像が
器体上面と略同じ大きさとなる寸法に形成された操作ハ
ンドルと、壁面等の造営面に配設するための取付枠ある
いはプレート枠が具備する係止部に係止する係止爪とを
備えたので、所謂両切り型のスイッチにおいて、操作ハ
ンドルが従来に比べて大きくなって操作が容易になると
ともに、操作ハンドルを取着した状態で取付枠等に取り
付けることができて造営面への配設作業が容易になり、
しかも操作ハンドルの回動支点を器体の上部に設けるこ
とができることから操作ハンドルの出代が増えることが
なく、外観上の見栄えを良くすることができるという効
果がある。
【0104】請求項3の発明は、器体の上面から上部を
露出させて回動自在に器体に保持される中ハンドルと、
上記器体内に収められて外部の電線と接続される第1の
端子板と、上記器体内に収められて外部の電線と接続さ
れる一対の第2の端子板と、上記器体内の両端部に設け
られて外部の電線と第1の端子板及び一対の第2の端子
板とを各々電気的に接続する速結端子と、一対の可動接
点を有し第1の端子板と接触した状態で回動する開閉体
と、上記中ハンドルにて上部が保持されるとともに下部
が上記開閉体に保持され中ハンドルの回動に応じて開閉
体に反転回動力を付与するコイルスプリングと、一対の
第2の端子板にそれぞれ設けられ上記開閉体の回動に応
じて各可動接点と択一的に接触・開離する固定接点と、
上記中ハンドルの上部に取着されるとともに上記器体上
面への投影像が器体上面と略同じ大きさとなる寸法に形
成された操作ハンドルと、壁面等の造営面に配設するた
めの取付枠あるいはプレート枠が具備する係止部に係止
する係止爪とを備えたので、所謂3路型のスイッチにお
いて、操作ハンドルが従来に比べて大きくなって操作が
容易になるとともに、操作ハンドルを取着した状態で取
付枠等に取り付けることができて造営面への配設作業が
容易になり、しかも操作ハンドルの回動支点を器体の上
部に設けることができることから操作ハンドルの出代が
増えることがなく、外観上の見栄えを良くすることがで
きるという効果がある。
【0105】請求項4の発明は、器体の上面から上部を
露出させて回動自在に器体に保持される中ハンドルと、
上記器体内に収められて外部の電線と接続される各一対
の第1及び第2の端子板と、上記器体内の両端部に設け
られて外部の電線と各一対の第1及び第2の端子板とを
各々電気的に接続する速結端子と、可動接点を有し各第
1の端子板と接触した状態で回動する一対の開閉体と、
上記中ハンドルにて上部が保持されるとともに下部が上
記各開閉体に保持され中ハンドルの回動に応じて各開閉
体に反転回動力を付与する一対のコイルスプリングと、
各第2の端子板に設けられ上記各開閉体の回動に応じて
各可動接点と択一的に接触・開離する固定接点と、上記
中ハンドルの上部に取着されるとともに上記器体上面へ
の投影像が器体上面と略同じ大きさとなる寸法に形成さ
れた操作ハンドルと、壁面等の造営面に配設するための
取付枠あるいはプレート枠が具備する係止部に係止する
係止爪とを備えたので、所謂4路型のスイッチにおい
て、操作ハンドルが従来に比べて大きくなって操作が容
易になるとともに、操作ハンドルを取着した状態で取付
枠等に取り付けることができて造営面への配設作業が容
易になり、しかも操作ハンドルの回動支点を器体の上部
に設けることができることから操作ハンドルの出代が増
えることがなく、外観上の見栄えを良くすることができ
るという効果がある。
【0106】請求項5の発明は、第1及び第2の端子板
間に電気的に接続される表示灯と、上記操作ハンドルに
設けた窓孔に少なくとも一部が嵌入されるプリズムとを
備え、上記中ハンドルに設けた透孔を通して上記プリズ
ムの端部を表示灯に対向させて成るので、夜間等の周囲
が暗い状況下で表示灯を点灯させて操作ハンドルの位置
を知らしめることができるという効果がある。
【0107】請求項6の発明は、上記表示灯が実装され
る回路基板と、第1及び第2の端子板の各上面部に固着
され上記回路基板の下面に形成される接点部に弾接する
一対の接触子とを備え、上記回路基板を第1及び第2の
端子板上面に載置した状態で器体内に収めたので、表示
灯の器体内への組み込み作業が容易に行えるという効果
がある。
【0108】請求項7の発明は、上記表示灯が取り付け
られて中ハンドル内に収められる取付板と、該取付板よ
り突出し上記表示灯に電気的に接続されるとともに第2
の端子板の上面部と接離自在に接触導通する端子片と、
一端が上記表示灯に接続されるとともに他端が上記コイ
ルスプリングと接触導通する抵抗とを備えたので、表示
灯の器体内への組み込み作業が容易に行えるとともに、
取付板を中ハンドル内に収めることで省スペース化を図
ることができるという効果がある。
【0109】請求項8の発明は、一対の第2の端子板間
に電気的に接続される表示灯と、上記操作ハンドルに設
けた窓孔に少なくとも一部が嵌入されるプリズムとを備
え、上記中ハンドルに設けた透孔を通して上記プリズム
の端部を表示灯に対向させて成るので、夜間等の周囲が
暗い状況下で表示灯を点灯させて操作ハンドルの位置を
知らしめることができるという効果がある。
【0110】請求項9の発明は、上記表示灯が実装され
る回路基板と、一対の第2の端子板の各上面部に固着さ
れ上記回路基板の下面に形成される接点部に弾接する一
対の接触子とを備え、上記回路基板を各第2の端子板上
面に載置した状態で器体内に収めたので、表示灯の器体
内への組み込み作業が容易に行えるという効果がある。
【0111】請求項10の発明は、上記表示灯が取り付
けられて中ハンドル内に収められる取付板と、一対の第
2の端子板の各上面部に固着され上記取付板の下面に形
成される接点部に弾接する一対の接触子とを備えたの
で、表示灯の器体内への組み込み作業が容易に行えると
ともに、取付板を中ハンドル内に収めることで省スペー
ス化を図ることができるという効果がある。
【0112】請求項11の発明は、上記第1の端子板と
開閉体との間に1次側が電気的に接続されて上記器体内
に収められる電流トランスと、該電流トランスの2次側
に接続される動作表示灯と、上記操作ハンドルに設けた
窓孔に少なくとも一部が嵌入されるプリズムとを備え、
上記中ハンドルに設けた透孔を通して上記プリズムの端
部を動作表示灯に対向させて成るので、外部電線により
接続される負荷への給電状態を動作表示灯によって示す
ことができて使い勝手の向上が図れるという効果があ
る。
【0113】請求項12の発明は、上記器体の四隅の角
部を上下方向にカットされた形状にしたので、カットさ
れた器体の角部が丸型の埋込ボックスに干渉することが
無くなり、丸型の埋込ボックスに複数個並べて埋込配設
することができるという効果がある。請求項13の発明
は、上記器体をボディとカバーで構成し、該カバーの周
縁四隅から組立孔が穿設された組立脚を下方へ垂設する
とともに、上記ボディの両側面に該組立孔に係止される
組立突起を突設して成るので、ボディとカバーの組立が
簡単に行えるという効果がある。
【0114】請求項14の発明は、上記組立突起の上面
に下方に向けて外側へ傾斜するガイド面を形成したの
で、組立脚の先端を組立突起のガイド面に当接させなが
らカバーを押し込むことでガイド面に沿って組立脚を拡
径させ、組立孔を組立突起に容易に係止させることがで
きるという効果がある。請求項15の発明は、箱形に形
成されるボディと、枠状に形成されて該ボディに組み立
てられるカバーとで上記器体を構成し、該カバーの枠部
周囲に軸受部を立設するとともに上記中ハンドルに突設
される回動軸が嵌入される軸受溝を上記軸受部の内壁に
形成して中ハンドルを上記枠部内に収めて回動自在に保
持して成るので、中ハンドルをカバーに容易に組み立て
ることができるという効果がある。
【0115】請求項16の発明は、上記中ハンドルの回
動軸下部に上部よりも一段内側へ下がった段部を設ける
とともに回動軸を上記軸受溝に嵌入させた際に該段部と
嵌合する抜け止めダボを軸受溝の下部に突設したので、
抜け止めダボによってカバーからの中ハンドルの抜け止
めができ、ボディとカバーの組立作業が容易になるとい
う効果がある。
【0116】請求項17の発明は、一方の回動軸に逆組
防止リブを突設するとともに該逆組防止リブを逃がすた
めの逃がし凹部を上記回動軸と対応する一方の軸受溝に
設けたので、カバーに対する中ハンドルの逆組を防止す
ることができるという効果がある。請求項18の発明
は、上記軸受溝の上端部に内側に向けて下方へ傾斜する
テーパ面を設けるとともに、上記中ハンドルの回動軸3
1の上端部に外側へ向けて上方へ傾斜するテーパ面を設
けたので、互いのテーパ面を当接させることで中ハンド
ルがカバーの軸受部から上方へ外れるのを防止すること
ができるという効果がある。
【0117】請求項19の発明は、請求項1〜18の何
れかに記載のスイッチと、該スイッチの上面を露出させ
る開口部、上記スイッチが備える係止爪を係止する係止
溝を長手方向に3組有し上記開口部の周縁に設けられる
固定梁部、上記係止爪を係止する係止溝を長手方向に3
組有し上記開口部の周縁に撓み自在に設けられる可動梁
部を具備して造営面に設けた埋込孔の開口面側を覆うプ
レート枠と、上記スイッチの上面を露出させる開口窓を
有し上記プレート枠の前面を覆う主部、該主部の略全周
縁より突出させた側壁を具備してプレート枠の前面に取
り付ける化粧プレートとを備え、上記スイッチの短幅方
向寸法を上記開口部の長手方向寸法の略3分の1に形成
して成るので、スイッチを2個又は3個取り付ける場合
と共通のプレート枠及び化粧プレートを使用することが
でき、プレート枠及び化粧プレートの共通化によるコス
トダウンが図れるという効果がある。
【0118】請求項20の発明は、請求項1〜18の何
れかに記載のスイッチと、該スイッチの上面を露出させ
る開口部、上記スイッチが備える係止爪を係止する係止
溝を長手方向に3組有し上記開口部の周縁に設けられる
固定梁部、上記係止爪を係止する係止溝を長手方向に3
組有し上記開口部の周縁に撓み自在に設けられる可動梁
部を具備して造営面に設けた埋込孔の開口面側を覆うプ
レート枠と、上記スイッチの上面を露出させる開口窓を
有し上記プレート枠の前面を覆う主部、該主部の略全周
縁より突出させた側壁を具備してプレート枠の前面に取
り付ける化粧プレートとを備え、上記スイッチの短幅方
向寸法を上記開口部の長手方向寸法の略3分の1に形成
するとともに、上記操作ハンドルのスイッチ短幅方向の
寸法を開口部の長手方向寸法の略2分の1に形成して成
るので、スイッチを3個取り付けることができるプレー
ト枠に2個取り付けた場合でも各スイッチの操作ハンド
ルによってプレート枠の開口部が塞がれるため、スイッ
チを3個取り付ける場合と共通のプレート枠及び化粧プ
レートを使用できてコストダウンが図れるという効果が
ある。
【0119】請求項21の発明は、請求項1〜18の何
れかに記載のスイッチと、該スイッチの上面を露出させ
る開口部、上記スイッチが備える係止爪を係止する係止
溝を長手方向に3組有し上記開口部の周縁に設けられる
固定梁部、上記係止爪を係止する係止溝を長手方向に3
組有し上記開口部の周縁に撓み自在に設けられる可動梁
部を具備して造営面に設けた埋込孔の開口面側を覆うプ
レート枠と、上記スイッチの上面を露出させる開口窓を
有し上記プレート枠の前面を覆う主部、該主部の略全周
縁より突出させた側壁を具備してプレート枠の前面に取
り付ける化粧プレートとを備え、上記スイッチの短幅方
向寸法を上記開口部の長手方向寸法の略3分の1に形成
するとともに、上記操作ハンドルのスイッチ短幅方向の
寸法を開口部の長手方向寸法と略同一に形成して成るの
で、スイッチを3個取り付けることができるプレート枠
に1個だけ取り付けた場合でもスイッチの操作ハンドル
によってプレート枠の開口部が塞がれるため、スイッチ
を2個又は3個取り付ける場合と共通のプレート枠及び
化粧プレートを使用できてコストダウンが図れるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のスイッチを示す分解斜視図であ
る。
【図2】同上のスイッチのボディを示し、(a)は上面
図、(b)は(a)のX−X線断面矢視図、(c)は
(a)のY−Y線断面矢視図、(d)は(a)のZ−Z
線断面矢視図、(e)は下面図である。
【図3】同上のスイッチのカバーを示し、(a)は下面
図、(b)は側面図、(c)は(a)のX−X線断面矢
視図、(d)は(a)のY−Y線断面矢視図、(e)は
側面図、(f)は(a)の一部省略したZ−Z線断面矢
視図である。
【図4】同上のスイッチの中ハンドルを示し、(a)は
下面図、(b)は(a)のX−X線断面矢視図、(c)
は側面図、(d)は側面図、(e)は(a)のY−Y線
断面矢視図、(f)は上面図である。
【図5】同上のスイッチの中ハンドルの棒状突起を示す
側面断面図である。
【図6】同上のスイッチの操作ハンドルを示し、(a)
は下面図、(b)は(a)のX−X線断面矢視図、
(c)は(a)のY−Y線断面矢視図、(d)は上面
図、(e)は側面図、(f)は(a)のZ−Z線断面矢
視図である。
【図7】同上のスイッチのカバーと中ハンドルを示す側
面断面図である。
【図8】同上のスイッチの組立方法を説明するための説
明図である。
【図9】同上のスイッチの中ハンドルに自動機等で操作
ハンドルを取着する場合の作業を説明するための説明図
である。
【図10】同上のスイッチの中ハンドルに手で操作ハン
ドルを取着する場合の作業を説明するための説明図であ
る。
【図11】同上のスイッチを示し、(a)は上面図、
(b)は側面図である。
【図12】同上のスイッチを示す側面断面図である。
【図13】同上のプレート枠及び化粧プレートを示す前
面側から見た斜視図である。
【図14】同上のプレート枠及び化粧プレートを示す背
面側から見た斜視図である。
【図15】同上のプレート枠の要部を示す一部省略した
斜視図である。
【図16】同上のプレート枠を示し、(a)は正面図、
(b)は左側から見た側面断面図、(c)は右側から見
た側面断面図、(d)は下側から見た側面断面図、
(e)は下側から見た側面断面図、(f)は背面図であ
る。
【図17】同上のプレート枠の要部側面断面図である。
【図18】同上のプレート枠の要部側面断面図である。
【図19】同上の化粧プレートを示し、(a)は正面
図、(b)は左側から見た側面断面図、(c)は下側か
ら見た側面断面図、(d)は背面図である。
【図20】同上の化粧プレートの要部側面断面図であ
る。
【図21】同上の化粧プレートの要部側面断面図であ
る。
【図22】同上のプレート枠に化粧プレートを取り付け
た状態を示し、(a)は正面図、(b)は右側から見た
一部破断した側面図、(c)は下側から見た側面断面図
である。
【図23】同上のプレート枠へのスイッチの取り付け方
を説明するための説明図である。
【図24】同上の化粧プレートの他の構成を示し、
(a)は正面図、(b)は右側から見た側面断面図、
(c)は背面図、(d)は下側から見た側面断面図であ
る。
【図25】同上のプレート枠の他の構成を示し、(a)
は正面図、(b)は左側から見た側面断面図、(c)は
右側から見た側面断面図、(d)は背面図、(e)は下
側から見た側面断面図、(f)は下側から見た側面断面
図である。
【図26】同上のプレート枠の他の構成を示し、(a)
は正面図、(b)は左側から見た側面断面図、(c)は
右側から見た側面断面図、(d)は下側から見た側面断
面図、(e)は下側から見た側面断面図、(f)は背面
図である。
【図27】同上のプレート枠の要部側面断面図である。
【図28】同上のプレート枠の要部側面断面図である。
【図29】同上のスイッチをプレート枠に取り付けた状
態を示し、(a)は正面図、(b)は側面断面図、
(c)は他の方向から見た側面断面図である。
【図30】同上のプレート枠の他の構成を示し、(a)
は正面図、(b)は左側から見た側面断面図、(c)は
右側から見た側面断面図、(d)は背面図、(e)は下
側から見た側面断面図、(f)は下側から見た側面断面
図である。
【図31】同上のプレート枠の他の構成を示し、(a)
は正面図、(b)は左側から見た側面断面図、(c)は
右側から見た側面断面図、(d)は背面図、(e)は下
側から見た側面断面図である。
【図32】同上のプレート枠の要部側面断面図である。
【図33】同上のプレート枠の要部側面断面図である。
【図34】同上の化粧プレートの他の構成を示し、
(a)は正面図、(b)は左側から見た側面断面図、
(c)は背面図、(d)は下側から見た側面断面図であ
る。
【図35】同上の化粧プレートの要部側面断面図であ
る。
【図36】同上の化粧プレートの要部側面断面図であ
る。
【図37】同上のスイッチを金属製の取付枠に取り付け
た状態を示し、(a)は正面図、(b)は側面断面図、
(c)は他の方向から見た側面断面図である。
【図38】同上のスイッチを丸型の埋込ボックスに埋込
配設する場合の説明図である。
【図39】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す分解斜視図である。
【図40】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す側面断面図である。
【図41】同上のスイッチをプレート枠に3個取り付け
る場合を示し、(a)は正面図、(b)は側面断面図、
(c)は他の方向から見た側面断面図である。
【図42】同上のスイッチをプレート枠に2個取り付け
る場合を示し、(a)は正面図、(b)は側面断面図、
(c)は他の方向から見た側面断面図である。
【図43】同上のスイッチをプレート枠に1個取り付け
る場合を示し、(a)は正面図、(b)は側面断面図、
(c)は他の方向から見た側面断面図である。
【図44】同上のスイッチを金属製の取付枠に3個取り
付ける場合を示し、(a)は正面図、(b)は側面断面
図、(c)は他の方向から見た側面断面図である。
【図45】同上のスイッチを金属製の取付枠に2個取り
付ける場合を示し、(a)は正面図、(b)は側面断面
図、(c)は他の方向から見た側面断面図である。
【図46】同上のスイッチを金属製の取付枠に1個取り
付ける場合を示し、(a)は正面図、(b)は側面断面
図、(c)は他の方向から見た側面断面図である。
【図47】実施形態2のスイッチを示す分解斜視図であ
る。
【図48】同上のスイッチの側面断面図である。
【図49】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す分解斜視図である。
【図50】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す側面断面図である。
【図51】実施形態3のスイッチを示す分解斜視図であ
る。
【図52】同上のスイッチのボディを示し、(a)は上
面図、(b)は(a)のX−X線断面矢視図、(c)は
(a)のY−Y線断面矢視図、(d)は(a)のZ−Z
線断面矢視図、(e)は(a)のW−W線断面矢視図、
(f)は下面図である。
【図53】同上のスイッチの側面断面図である。
【図54】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す分解斜視図である。
【図55】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す側面断面図である。
【図56】実施形態4のスイッチを示す分解斜視図であ
る。
【図57】同上のスイッチの側面断面図である。
【図58】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す分解斜視図である。
【図59】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す側面断面図である。
【図60】実施形態5のスイッチを示す分解斜視図であ
る。
【図61】同上のスイッチの操作ハンドルを示し、
(a)は下面図、(b)は(a)のX−X線断面矢視
図、(c)は(a)のY−Y線断面矢視図、(d)は上
面図、(e)は側面図、(f)は(a)のZ−Z線断面
矢視図である。
【図62】同上のスイッチのプリズムを示し、(a)は
上面図、(b)は側面断面図、(c)は一部破断した断
面図、(d)は側面図である。
【図63】同上のスイッチの側面断面図である。
【図64】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す分解斜視図である。
【図65】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す側面断面図である。
【図66】実施形態6のスイッチを示す分解斜視図であ
る。
【図67】同上のスイッチの側面断面図である。
【図68】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す分解斜視図である。
【図69】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す側面断面図である。
【図70】実施形態7のスイッチを示す分解斜視図であ
る。
【図71】同上のスイッチの側面断面図である。
【図72】同上のスイッチのプリズムを示し、(a)は
上面図、(b)は側面断面図、(c)は断面図である。
【図73】同上のスイッチを2個用いた3路スイッチ回
路の回路図である。
【図74】同上の接点を切り換えた状態の3路スイッチ
回路の回路図である。
【図75】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す分解斜視図である。
【図76】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す側面断面図である。
【図77】実施形態8のスイッチを示す分解斜視図であ
る。
【図78】同上のスイッチの側面断面図である。
【図79】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す分解斜視図である。
【図80】同上のスイッチの丸型の埋込ボックスに対応
しない場合を示す側面断面図である。
【図81】同上のスイッチの一部破断した側面図であ
る。
【図82】同上のスイッチを示す回路図である。
【符号の説明】
1 スイッチ 1 器体 1a ボディ 1b カバー 20 第1の端子板 21 第2の端子板 24 開閉体 25 コイルスプリング 26 錠ばね 27 解除釦 28 固定接点 29 可動接点 30 中ハンドル 40 操作ハンドル

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体の上面から上部を露出させて回動自
    在に器体に保持される中ハンドルと、上記器体内に収め
    られて外部の電線と接続される第1及び第2の端子板
    と、上記器体内の両端部に設けられて外部の電線と第1
    及び第2の端子板とを各々電気的に接続する速結端子
    と、可動接点を有し第1の端子板と接触した状態で回動
    する開閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持されると
    ともに下部が上記開閉体に保持され中ハンドルの回動に
    応じて開閉体に反転回動力を付与するコイルスプリング
    と、第2の端子板に設けられ上記開閉体の回動に応じて
    可動接点と接触・開離する固定接点と、上記中ハンドル
    の上部に取着されるとともに上記器体上面への投影像が
    器体上面と略同じ大きさとなる寸法に形成された操作ハ
    ンドルと、壁面等の造営面に配設するための取付枠ある
    いはプレート枠が具備する係止部に係止する係止爪とを
    備えたことを特徴とするスイッチ。
  2. 【請求項2】 器体の上面から上部を露出させて回動自
    在に器体に保持される中ハンドルと、上記器体内に収め
    られて外部の電線と接続される各一対の第1及び第2の
    端子板と、上記器体内の両端部に設けられて外部の電線
    と各一対の第1及び第2の端子板とを各々電気的に接続
    する速結端子と、可動接点を有し各第1の端子板と接触
    した状態で回動する一対の開閉体と、上記中ハンドルに
    て上部が保持されるとともに下部が上記各開閉体に保持
    され中ハンドルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を
    付与する一対のコイルスプリングと、各第2の端子板に
    設けられ上記各開閉体の回動に応じて可動接点と接触・
    開離する固定接点と、上記中ハンドルの上部に取着され
    るとともに上記器体上面への投影像が器体上面と略同じ
    大きさとなる寸法に形成された操作ハンドルと、壁面等
    の造営面に配設するための取付枠あるいはプレート枠が
    具備する係止部に係止する係止爪とを備えたことを特徴
    とするスイッチ。
  3. 【請求項3】 器体の上面から上部を露出させて回動自
    在に器体に保持される中ハンドルと、上記器体内に収め
    られて外部の電線と接続される第1の端子板と、上記器
    体内に収められて外部の電線と接続される一対の第2の
    端子板と、上記器体内の両端部に設けられて外部の電線
    と第1の端子板及び一対の第2の端子板とを各々電気的
    に接続する速結端子と、一対の可動接点を有し第1の端
    子板と接触した状態で回動する開閉体と、上記中ハンド
    ルにて上部が保持されるとともに下部が上記開閉体に保
    持され中ハンドルの回動に応じて開閉体に反転回動力を
    付与するコイルスプリングと、一対の第2の端子板にそ
    れぞれ設けられ上記開閉体の回動に応じて各可動接点と
    択一的に接触・開離する固定接点と、上記中ハンドルの
    上部に取着されるとともに上記器体上面への投影像が器
    体上面と略同じ大きさとなる寸法に形成された操作ハン
    ドルと、壁面等の造営面に配設するための取付枠あるい
    はプレート枠が具備する係止部に係止する係止爪とを備
    えたことを特徴とするスイッチ。
  4. 【請求項4】 器体の上面から上部を露出させて回動自
    在に器体に保持される中ハンドルと、上記器体内に収め
    られて外部の電線と接続される各一対の第1及び第2の
    端子板と、上記器体内の両端部に設けられて外部の電線
    と各一対の第1及び第2の端子板とを各々電気的に接続
    する速結端子と、可動接点を有し各第1の端子板と接触
    した状態で回動する一対の開閉体と、上記中ハンドルに
    て上部が保持されるとともに下部が上記各開閉体に保持
    され中ハンドルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を
    付与する一対のコイルスプリングと、各第2の端子板に
    設けられ上記各開閉体の回動に応じて各可動接点と択一
    的に接触・開離する固定接点と、上記中ハンドルの上部
    に取着されるとともに上記器体上面への投影像が器体上
    面と略同じ大きさとなる寸法に形成された操作ハンドル
    と、壁面等の造営面に配設するための取付枠あるいはプ
    レート枠が具備する係止部に係止する係止爪とを備えた
    ことを特徴とするスイッチ。
  5. 【請求項5】 第1及び第2の端子板間に電気的に接続
    される表示灯と、上記操作ハンドルに設けた窓孔に少な
    くとも一部が嵌入されるプリズムとを備え、上記中ハン
    ドルに設けた透孔を通して上記プリズムの端部を表示灯
    に対向させて成ることを特徴とする請求項1記載のスイ
    ッチ。
  6. 【請求項6】 上記表示灯が実装される回路基板と、第
    1及び第2の端子板の各上面部に固着され上記回路基板
    の下面に形成される接点部に弾接する一対の接触子とを
    備え、上記回路基板を第1及び第2の端子板上面に載置
    した状態で器体内に収めたことを特徴とする請求項5記
    載のスイッチ。
  7. 【請求項7】 上記表示灯が取り付けられて中ハンドル
    内に収められる取付板と、該取付板より突出し上記表示
    灯に電気的に接続されるとともに第2の端子板の上面部
    と接離自在に接触導通する端子片と、一端が上記表示灯
    に接続されるとともに他端が上記コイルスプリングと接
    触導通する抵抗とを備えたことを特徴とする請求項5記
    載のスイッチ。
  8. 【請求項8】 一対の第2の端子板間に電気的に接続さ
    れる表示灯と、上記操作ハンドルに設けた窓孔に少なく
    とも一部が嵌入されるプリズムとを備え、上記中ハンド
    ルに設けた透孔を通して上記プリズムの端部を表示灯に
    対向させて成ることを特徴とする請求項3記載のスイッ
    チ。
  9. 【請求項9】 上記表示灯が実装される回路基板と、一
    対の第2の端子板の各上面部に固着され上記回路基板の
    下面に形成される接点部に弾接する一対の接触子とを備
    え、上記回路基板を各第2の端子板上面に載置した状態
    で器体内に収めたことを特徴とする請求項8記載のスイ
    ッチ。
  10. 【請求項10】 上記表示灯が取り付けられて中ハンド
    ル内に収められる取付板と、一対の第2の端子板の各上
    面部に固着され上記取付板の下面に形成される接点部に
    弾接する一対の接触子とを備えたことを特徴とする請求
    項8記載のスイッチ。
  11. 【請求項11】 上記第1の端子板と開閉体との間に1
    次側が電気的に接続されて上記器体内に収められる電流
    トランスと、該電流トランスの2次側に接続される動作
    表示灯と、上記操作ハンドルに設けた窓孔に少なくとも
    一部が嵌入されるプリズムとを備え、上記中ハンドルに
    設けた透孔を通して上記プリズムの端部を動作表示灯に
    対向させて成ることを特徴とする請求項3又は8又は9
    又は10記載のスイッチ。
  12. 【請求項12】 上記器体の四隅の角部を上下方向にカ
    ットされた形状にしたことを特徴とする請求項1〜11
    の何れかに記載のスイッチ。
  13. 【請求項13】 上記器体をボディとカバーで構成し、
    該カバーの周縁四隅から組立孔が穿設された組立脚を下
    方へ垂設するとともに、上記ボディの両側面に該組立孔
    に係止される組立突起を突設して成ることを特徴とする
    請求項1〜12の何れかに記載のスイッチ。
  14. 【請求項14】 上記組立突起の上面に下方に向けて外
    側へ傾斜するガイド面を形成したことを特徴とする請求
    項13記載のスイッチ。
  15. 【請求項15】 箱形に形成されるボディと、枠状に形
    成されて該ボディに組み立てられるカバーとで上記器体
    を構成し、該カバーの枠部周囲に軸受部を立設するとと
    もに上記中ハンドルに突設される回動軸が嵌入される軸
    受溝を上記軸受部の内壁に形成して中ハンドルを上記枠
    部内に収めて回動自在に保持して成ることを特徴とする
    請求項1〜14の何れかに記載のスイッチ。
  16. 【請求項16】 上記中ハンドルの回動軸下部に上部よ
    りも一段内側へ下がった段部を設けるとともに回動軸を
    上記軸受溝に嵌入させた際に該段部と嵌合する抜け止め
    ダボを軸受溝の下部に突設したことを特徴とする請求項
    15記載のスイッチ。
  17. 【請求項17】 一方の回動軸に逆組防止リブを突設す
    るとともに該逆組防止リブを逃がすための逃がし凹部を
    上記回動軸と対応する一方の軸受溝に設けたことを特徴
    とする請求項15又は16記載のスイッチ。
  18. 【請求項18】 上記軸受溝の上端部に内側に向けて下
    方へ傾斜するテーパ面を設けるとともに、上記中ハンド
    ルの回動軸31の上端部に外側へ向けて上方へ傾斜する
    テーパ面を設けたことを特徴とする請求項15〜17の
    何れかに記載のスイッチ。
  19. 【請求項19】 請求項1〜18の何れかに記載のスイ
    ッチと、該スイッチの上面を露出させる開口部、上記ス
    イッチが備える係止爪を係止する係止溝を長手方向に3
    組有し上記開口部の周縁に設けられる固定梁部、上記係
    止爪を係止する係止溝を長手方向に3組有し上記開口部
    の周縁に撓み自在に設けられる可動梁部を具備して造営
    面に設けた埋込孔の開口面側を覆うプレート枠と、上記
    スイッチの上面を露出させる開口窓を有し上記プレート
    枠の前面を覆う主部、該主部の略全周縁より突出させた
    側壁を具備してプレート枠の前面に取り付ける化粧プレ
    ートとを備え、上記スイッチの短幅方向寸法を上記開口
    部の長手方向寸法の略3分の1に形成して成ることを特
    徴とするスイッチ装置。
  20. 【請求項20】 請求項1〜18の何れかに記載のスイ
    ッチと、該スイッチの上面を露出させる開口部、上記ス
    イッチが備える係止爪を係止する係止溝を長手方向に3
    組有し上記開口部の周縁に設けられる固定梁部、上記係
    止爪を係止する係止溝を長手方向に3組有し上記開口部
    の周縁に撓み自在に設けられる可動梁部を具備して造営
    面に設けた埋込孔の開口面側を覆うプレート枠と、上記
    スイッチの上面を露出させる開口窓を有し上記プレート
    枠の前面を覆う主部、該主部の略全周縁より突出させた
    側壁を具備してプレート枠の前面に取り付ける化粧プレ
    ートとを備え、上記スイッチの短幅方向寸法を上記開口
    部の長手方向寸法の略3分の1に形成するとともに、上
    記操作ハンドルのスイッチ短幅方向の寸法を開口部の長
    手方向寸法の略2分の1に形成して成ることを特徴とす
    るスイッチ装置。
  21. 【請求項21】 請求項1〜18の何れかに記載のスイ
    ッチと、該スイッチの上面を露出させる開口部、上記ス
    イッチが備える係止爪を係止する係止溝を長手方向に3
    組有し上記開口部の周縁に設けられる固定梁部、上記係
    止爪を係止する係止溝を長手方向に3組有し上記開口部
    の周縁に撓み自在に設けられる可動梁部を具備して造営
    面に設けた埋込孔の開口面側を覆うプレート枠と、上記
    スイッチの上面を露出させる開口窓を有し上記プレート
    枠の前面を覆う主部、該主部の略全周縁より突出させた
    側壁を具備してプレート枠の前面に取り付ける化粧プレ
    ートとを備え、上記スイッチの短幅方向寸法を上記開口
    部の長手方向寸法の略3分の1に形成するとともに、上
    記操作ハンドルのスイッチ短幅方向の寸法を開口部の長
    手方向寸法と略同一に形成して成ることを特徴とするス
    イッチ装置。
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