JP2000164074A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2000164074A
JP2000164074A JP10334725A JP33472598A JP2000164074A JP 2000164074 A JP2000164074 A JP 2000164074A JP 10334725 A JP10334725 A JP 10334725A JP 33472598 A JP33472598 A JP 33472598A JP 2000164074 A JP2000164074 A JP 2000164074A
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Japan
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handle
operation handle
switch device
switch
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JP10334725A
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English (en)
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Hidekazu Nomura
秀和 野村
Masaji Sakabe
正司 坂部
Hiroyuki Tateishi
博之 立石
Masami Hayafune
正実 早船
Hideaki Ujihara
秀哲 氏原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/04Cases; Covers
    • H01H13/06Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof or flameproof casings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H23/00Tumbler or rocker switches, i.e. switches characterised by being operated by rocking an operating member in the form of a rocker button
    • H01H23/02Details
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    • H01H23/02Details
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    • H01H23/14Tumblers
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    • H01H23/24Tumbler or rocker switches, i.e. switches characterised by being operated by rocking an operating member in the form of a rocker button with two operating positions
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers

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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Tumbler Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】操作性の良好なスイッチ装置を提供する。 【解決手段】スイッチ本体10は、前面が開口した略箱
状のボディ1と、ボディ1の前面に被着されるカバー2
とで構成される。カバー2の両側面には、造営面に固定
されたプレート枠の係合溝と係止離脱自在に係止する係
止爪29が突設されており、この係止爪29をプレート
枠の係止溝に係止させることによりスイッチ本体10が
プレート枠に取り付けられる。スイッチ本体10の内部
には片切タイプの接点部が収納されており、この接点部
のオンオフ状態を切り換えるための反転ハンドル30が
カバー2前面に反転動作自在に取り付けられている。操
作ハンドル38aは、プレート枠の前面に被着される化
粧プレートの窓孔の長手方向に沿う方向の寸法が、窓孔
の長手方向寸法と略同じ寸法に形成されており、反転ハ
ンドル30の前面に着脱自在に取着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチ装置としては、前面に
操作部が設けられ、壁面などの造営面に固定される取付
枠を用いて埋込配線されるスイッチ本体を備えたものが
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のスイッチ装
置では、スイッチ本体に設けられた操作部を用いてスイ
ッチ操作を行っているが、操作部の大きさはスイッチ本
体に比べて小さいため、操作性が悪く、見栄えも良くな
いという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、操作性を改善したス
イッチ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、細長で長手方向に複数の器具
取付部を有する開口窓を備えた取付枠の器具取付部と係
止離脱自在に係止する取付手段を有し、短方向の外形寸
法が前記開口窓の長手方向の寸法を器具取付部の数で分
割した寸法に形成され、本体内部に収納した接点部の切
換操作を行うための操作部を前面に有するスイッチ本体
と、前記開口窓に対向する細長の窓孔を有し前記取付枠
の前方に配置される化粧プレートの前記窓孔の短辺方向
に沿う方向の寸法が前記窓孔の短辺方向の寸法と略同じ
寸法に形成され、且つ、前記窓孔の長手方向に沿う方向
の寸法が前記窓孔の長手方向の寸法に対して前記取付枠
に取り付けられるスイッチ本体の個数を分母とする整数
分の1の寸法に形成され、化粧プレートの窓孔内に配設
されるスイッチ本体の前面に取着される操作ハンドルと
を具備したことを特徴とし、操作ハンドルは、窓孔の短
辺方向に沿う方向の寸法が窓孔の短辺方向の寸法と略同
じ寸法に形成され、窓孔の長手方向に沿う方向の寸法が
窓孔の長手方向の寸法に対して取付枠に取り付けられる
スイッチ本体の個数を分母とする整数分の1の寸法に形
成されているので、スイッチ本体の操作部に比べて操作
ハンドルの寸法を大きくすることができ、スイッチ装置
の操作性を向上させ、見栄えを良くすることができる。
【0006】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記操作ハンドルの前面一側に前記窓孔の長手方
向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状
の板片を設け、前記板片の短方向の一辺に前記溝内に設
けられた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設け
るとともに、前記板辺の長手方向の両側辺に前記溝内に
設けられた被係止部と係止する係止部を設けたことを特
徴とし、窓孔の長手方向に沿って走る板片が操作ハンド
ルの前面に取り付けられるので、この板片により操作ハ
ンドルをスリムでコンパクト(小型)に見せて、見栄え
を良くすることができ、しかも板片を操作ハンドルに取
り付ける際は、まず板片の短方向の一辺に設けた凹凸係
止部を被凹凸係止部に凹凸係止させた後、板辺の短方向
の他辺を操作ハンドルに押しこむことによって、係止部
を被係止部に容易に取り付けることができ、板片の取付
作業を容易に行うことができる。
【0007】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記接点部をオン操作する際に押圧する操作ハン
ドルの部位に前面側に突出する突起を設けたことを特徴
とし、突起が操作ハンドルの前面に突出しているので、
視覚的あるいは突起の感触によりオン操作する際に押圧
する操作ハンドルの部位を容易に判別できる。
【0008】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記操作ハンドルの前面一側に前記窓孔の長手方
向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状
の板片を設けるとともに、設置位置を表示するための位
置表示ランプをスイッチ本体に設けた場合には位置表示
ランプの光を外部に導くための導光部材が前記操作ハン
ドルおよび前記板片に取り付けられ、前記操作ハンド
ル、前記板片および前記導光部材は、接点部の種類や位
置表示ランプの有無に応じて複数種類設けられ、前記複
数種類の操作ハンドル、板片および導光部材の外形寸法
および取付寸法が略同一寸法に形成されることを特徴と
し、複数種類の操作ハンドルや板片や導光部材の外形寸
法および取付寸法を略同一寸法に形成することによって
部品の共用化を図ることができ、部品の種類を減らして
低コスト化を図ることができる。
【0009】請求項5の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記操作部の厚み寸法は、前記操作ハンドルとの
間にネームカードを収納するための空間が設けられるよ
うな寸法に形成されたことを特徴とし、操作部と操作ハ
ンドルとの間にネームカードを収納するための空間を設
けることによって、ネームカードが取り付けられた操作
ハンドルを用いることができ、ネームカードの表示から
スイッチ装置の用途や名称などを容易に判別できる。
【0010】請求項6の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記操作ハンドルの前面に凹所が設けられ、この
凹所の底面にネームカードが配置される底面よりも一段
低くなったカード収納凹所を設け、凹所の一方の端面に
凹溝を設けるとともに、凹所の他方の端面に貫通孔を設
け、凹所に着脱自在に取着されるネームカバーの一端側
に前記凹溝に挿入される凸部を設けるとともに、カバー
の他端側に前記貫通孔の端縁と係止する係止手段を設け
たことを特徴とし、ネームカードが配置されるカード収
納凹所は凹所の底面よりも一段低くなっているので、カ
ード収納凹所内に納めたネームカードの位置がずれるこ
とがなく、しかもネームカバーは、凸部を凹所の凹溝と
係止させると共に、係止手段を貫通孔と係止させること
によって凹所に着脱自在に取り付けられるので、ネーム
カバーの凹所への着脱作業が容易に行え、ネームカード
の交換作業にも容易に対応できる。
【0011】請求項7の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記操作ハンドルは、前記窓孔の長手方向に沿う
方向の寸法が前記窓孔の略2分の1の寸法に形成され、
前記窓孔の長手方向に沿う方向におけるスイッチ本体の
中心位置を操作ハンドルの中心位置と一致させた状態で
スイッチ本体が取付枠に取り付けられるような取付手段
をスイッチ本体に設けたことを特徴とし、開口窓の長手
方向に2個並べてスイッチ本体を取り付ける場合、スイ
ッチ本体を何れの取付位置にも取り付けることができる
から、製品の種類を減らして低コスト化を図ることがで
き、しかも施工時に取付位置を間違えることがない。
【0012】請求項8の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記操作ハンドルの前記操作部に対向する面に、
前記操作部に設けられた被係止部と係止離脱自在に係止
する係止手段を設けたことを特徴とし、操作ハンドルの
係止手段と操作部の被係止部とを係止させることによっ
て操作ハンドルは操作部に着脱自在に取り付けられるの
で、操作ハンドルの着脱作業を容易に行うことができ、
操作ハンドルの交換作業にも容易に対応できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。
【0014】(実施形態1)図1に本実施形態のスイッ
チ装置の分解斜視図を示し、図2(a)に正面図、図2
(b)に側面図、図2(c)に下面図、図3に断面図を
それぞれ示す。
【0015】このスイッチ装置は、前面が開口した略箱
状の合成樹脂製のボディ1と、前面が略矩形状に形成さ
れるとともに、ボディ1の前面に被着される合成樹脂製
のカバー2とで構成されるスイッチ本体10を備えてい
る。ボディ1の長手方向の両側面にはそれぞれ一対の係
止凸部3が突設されるとともに、カバー2の後端縁から
は係止凸部3と係止離脱自在に係止する係止孔4がそれ
ぞれ穿設された舌片5が突設されており、係止凸部3と
係止孔4とを凹凸係止させることによってボディ1とカ
バー2とが組み立てられる。
【0016】ボディ1の内部は隔壁によって複数の区画
に仕切られており、速結端子部6を収納する端子収納室
9,9が両側に設けられ、後述する片切タイプ(B接点
タイプ)の接点部8を収納する接点収納室7が略中央に
設けられている。
【0017】端子収納室9,9にはそれぞれ導電材料か
ら形成された端子板11,12が収納されている。端子
板11,12はそれぞれ略コ字状に形成されたコ字状部
13,14を有しており、コ字状部13,14にはそれ
ぞれ一対の鎖錠ばね15が収納されて、速結端子部6が
構成してある。また、ボディ1の底面には各端子収納室
9に連通する電線挿入孔16が2個づつ穿設されてい
る。
【0018】ここで、端子板11,12のコ字状部1
3,14および鎖錠ばね15から構成される速結端子部
6について簡単に説明する。鎖錠ばね15の鎖状片15
bおよび接触片15cは、弾性を有する導電材料の帯板
の両端部を曲成して中央片15aの両端部に形成され
る。また、端子板11,12のコ字状部13,14は、
それぞれ、中央片13a,14aと、中央片13a,1
4aの両端縁から中央片13a,14aと略直交する方
向にそれぞれ突出する当接片13b,14bおよび接触
片13c,14cから構成される。鎖錠ばね15の中央
片15aは、端子板11,12の当接片13b,14b
に当接し、鎖錠片15bは中央片15aとの連結部位か
ら先端縁に向かってコ字状部13,14の接触片13
c,14cに近付く向きに傾斜し、接触片15cは略S
字状に曲成されており、鎖錠ばね15に設けた鎖錠片1
5bおよび接触片15cがコ字状部13,14の接触片
13c,14cと対向する。
【0019】速結端子部6に電線を接続する場合には、
電線の被覆が剥かれた芯線(図示せず)を電線挿入孔1
6から挿入すると、鎖錠ばね15のばね力により鎖錠ば
ね15の鎖錠片15b及び接触片15cと、端子板1
1,12の接触片13c,14cとの間に芯線の導体が
挟持され、鎖錠片15bの先端縁が芯線の導体に食い込
むことによって、芯線の脱落が防止されるようになって
いる。したがって、電線挿入孔16に電線の芯線を挿入
するだけで、電線の芯線が保持されるとともに、端子板
11,12への電気的接続がなされるのである。尚、電
線挿入孔16は奥方ほど細くなるように形成されてお
り、電線挿入孔16からボディ1内に挿入された電線の
芯線が端子板11,12と鎖錠ばね15との間に確実に
挿入されるようになっている。
【0020】また各端子収納室9内には、一対の鎖錠ば
ね15の鎖状片15bと対向させて解除釦17が収納さ
れている。速結端子部6に接続された電線の芯線を外す
場合は、ボディ1の底面に穿設された工具挿入孔18か
らマイナスドライバなどの工具を挿入して、解除釦17
を押圧することにより、解除釦17の突起17aが鎖状
片15bを押圧して、鎖状片15bを端子板11,12
の接触片13c,14cから離れる向きに撓ませるの
で、鎖状片15bが芯線の導体から離れ、芯線を容易に
引き抜くことができる。なお、解除釦17は両側に突起
17aを有しているので、解除釦17を操作することに
よって一対の鎖錠ばね15の鎖状片15bを同時に撓ま
せて、一対の鎖錠ばね15と芯線との係止状態を同時に
解除して、芯線を一度に外すことができる。
【0021】一方、接点部8は端子板11,12と可動
接点板19とで構成される。一方の端子板11の中央片
13aと当接片13bとの連結部位には、端部に固定接
点21が設けられた略L字状の端子片20が突設されて
おり、他方の端子板12の当接片14bの端部からは、
先端に可動接点板19の揺動支点となる支点突起22が
形成された支持片23が突設されている。可動接点板1
9は導電材料よりなる帯板を略コ字状に曲成して形成さ
れ、中央片19aの両端縁に側片19b,19bが形成
されており、一方の側片19bには固定接点21と接離
自在に接触する可動接点24が形成されている。ボディ
1の両側面の略中央には内方に突出するリブ33,33
が突設されており、ボディ1の接点収納室7内に端子板
11,12を収納した状態で、中央片19aをボディ1
底面側にして可動接点板19を接点収納室7内に納める
と、可動接点板19の中央片19aが端子板12の支点
突起22と当接し、可動接点板19が支点突起22を中
心として揺動自在に配置される。この時、可動接点板1
9の両側にリブ33,33が配置され、ボディ1の短幅
方向への可動接点板19の移動がリブ33,33によっ
て規制される。また、可動接点板19の側片19bには
側方に突出する突起37が突設されており、この突起3
7がリブ33と係止することにより、可動接点板19の
揺動範囲が規制される。
【0022】一方、カバー2は前面に略矩形状の開口2
5が形成され、開口25の長手方向略中央の開口縁には
前方に突出する軸受け台26が突設されており、各軸受
け台26の互いに対向する面には溝27が形成されてい
る。また、カバー2の短幅方向の両側面には、カバー2
の前面よりも一段高くなった段部28,28が形成さ
れ、各段部28にはそれぞれ側方に突出する取付手段た
る一対の係止爪29が突設されている。なお、係止爪2
9から、施工面に固定される取付枠たる後述のプレート
枠100に設けられた器具取付部と係止離脱自在に係止
する取付手段が構成される。
【0023】接点部8の開閉操作を行うための操作部た
る合成樹脂製の反転ハンドル30は背面が開口した略箱
状であって、前面が略矩形状に形成されており、長手方
向の両側面にはカバー2の溝27に入り込む突起31が
それぞれ突設されている。また、反転ハンドル30前面
の長手方向における一端側には開口34が穿設され、開
口34の両側には側方に突出する被係止部たる爪35,
35が突設され、反転ハンドル30前面の長手方向にお
ける他端側略中央には側方に突出する爪36が突設され
ている。また、カバー2前面の裏側にはコイルばね32
が納められる略円筒状のばね収納部(図示せず)が設け
られている。
【0024】反転ハンドル30の前面側には合成樹脂製
の操作ハンドル38aが着脱自在に取り付けられる。操
作ハンドル38aは、図4および図7〜図9に示すよう
に、反転ハンドル30の前面を覆う矩形状の主部74a
と主部74aの周縁から全周にわたって背方に突出する
側壁74bとを連続一体に形成した略箱型のもので、主
部74a裏面の長手方向略中央には弾性を有する係止手
段たる係止爪片39,40が突設されている。係止爪片
39,40の先端には内方に突出する爪39a,40a
が突設され、係止爪片39,40の爪39a,40aと
反転ハンドル30の爪35,36とを係止させることに
より、操作ハンドル38aの長手方向における中心とス
イッチ本体10の短幅方向における中心とが略一致する
ようにして、操作ハンドル38aが反転ハンドル30に
取り付けられる。
【0025】また、反転ハンドル30の開口34に対応
する操作ハンドル38aの部位には、操作ハンドル38
aの長手方向に沿って走る溝41が形成されている。溝
41の長手方向の略中央には先端に丸みを持たせた細長
の突起42が突設され、溝41の両端部および中間部位
には操作ハンドル38aを貫通する孔43a〜43dが
穿設されており、溝41の一端側に穿設された孔43a
の奥方には被凹凸係止部たる凹所44が形成されてい
る。
【0026】この溝41内には長尺状の板片からなるハ
ンドルライン45aが取り付けられる。図5および図6
に示すように、ハンドルライン45aの略中央には突起
42を挿通させる窓孔46が穿設され、短方向の一辺に
は溝41の一端側に設けられた凹所44と凹凸係止する
凹凸係止部としての凸部47が突設されている。またハ
ンドルライン45aの長手方向の両側縁における孔43
b〜43dに対応する部位には背方に突出する係止部と
しての係止爪片48が突設され、係止爪片48の先端に
は外側に突出する爪49が突設されている。而して、ハ
ンドルライン45aを操作ハンドル38aに取り付ける
際は、図10(a)(b)に示すように、先ずハンドル
ライン45aの凸部47を操作ハンドル38の孔43a
内に挿入し、この凸部47を支点としてハンドルライン
45aを図10(b)中の矢印の向きに回転させ、ハン
ドルライン45aの係止爪片48を対応する孔43b〜
43d内に挿入して、係止爪片48の先端に設けられた
爪49と孔43b〜43dの端縁とを係止させることに
より、ハンドルライン45aが操作ハンドル38aに取
り付けられる。この時、ハンドルライン45の窓孔46
内に突起42が挿入され、突起42の先端が操作ハンド
ル38の前面から突出するので、操作感触や視覚により
接点部8をオン操作する際に押し操作する操作ハンドル
38aの位置を判別することができる。ここに、孔43
b〜43dの端縁から係止爪片48が係止する被係止部
が構成される。
【0027】ところで、図65および図66に示すよう
に、操作ハンドル38の前面に形成された溝41の両端
部および中間部に孔43a〜43dを形成し、ハンドル
ライン45の長手方向の両側縁における孔43a〜43
dに対応する部位に背方に突出する係止爪片48を形成
し、係止爪片48の先端に外側に突出する爪49を突設
した場合に、ハンドルライン45を操作ハンドル38に
取り付ける際は、図67(a)〜(c)に示すように、
ハンドルライン45を操作ハンドル38に対して略平行
にして、ハンドルライン45の係止爪片48を対応する
孔43a〜43d内に挿入し、ハンドルライン45を操
作ハンドル38側に押圧することにより、ハンドルライ
ン45を操作ハンドル38に取り付けるのであるが、ハ
ンドルライン45は長尺状に形成されており短幅方向の
寸法が短くなっているので、図67(d)に示すように
ハンドルライン45が回転しやすく、組立作業がやりに
くいという問題がある。
【0028】それに対して本実施形態では、ハンドルラ
イン45aの長手方向における一端側に凸部47を突設
し、先ず凸部47を溝41の一端側に穿設された孔43
aに挿入して、孔43aの奥方に設けられた凹所44と
凸部47とを凹凸係止させた後、凸部47を支点として
ハンドルライン45aを回転させ、係止爪片38を対応
する孔43b〜43dに挿入して、爪39と孔43b〜
43dの端部とを係止させているので、図67(d)に
示すようにハンドルライン45aが回転して、取り付け
にくくなることはない。
【0029】以下にスイッチ装置を組み立てる手順につ
いて簡単に説明する。先ず、ボディ1の各端子収納室9
内に一対の鎖錠ばね15および解除釦17を収納すると
ともに、接点収納室7内に端子板11,12および可動
接点板19を収納した状態で、コイルばね32の一端を
ばね収納部内に納めた反転ハンドル30を、コイルばね
32の他端が可動接点板19の中央片19aに入り込む
ようにしてボディ1に組み込んだ後、カバー2をボディ
1の前面側から取り付けて、ボディ1の係止凸部3とカ
バー2の係止孔4とを凹凸係止させることにより、ボデ
ィ1とカバー2とを結合する。この時、可動接点板19
と反転ハンドル30との間でコイルばね32が押し撓め
られ、コイルばね32のばね力によって反転ハンドル3
0の突起31が軸受け部26の溝27に押しつけられ、
反転ハンドル30は切り換えられた状態を保持する。
【0030】次に、図11(a)に示すように反転ハン
ドル30を図中左下がりに傾斜させた状態(すなわち反
転ハンドル30の2個の爪35が突設された側を、爪3
6が突設された側よりも図中上側にした状態)で、先ず
反転ハンドル30の爪35に対応する係止爪片40の爪
40aを爪35に係止させた後、操作ハンドル38の略
中央をスイッチ本体10側に押圧して、係止爪片39に
突設された爪39aと反転ハンドル30の爪36とを係
止させることにより、操作ハンドル38aが反転ハンド
ル30に取り付けられる。
【0031】一方、操作ハンドル38aを反転ハンドル
30から取り外す際は、先ず図12(a)に示すように
反転ハンドル30および操作ハンドル38aが図中右下
がりに傾斜している状態(すなわち反転ハンドル30の
2個の爪35が突設された側を、爪36が突設された側
よりも図中下側にした状態)で、カバー2の段部28と
操作ハンドル38aとの間にマイナスドライバなどの工
具150を差し込み、段部28を支点にして工具150
を図中左回りに倒すと、図12(b)に示すように操作
ハンドル38aの側壁74bが工具150により外側に
引っ張られ、操作ハンドル38aの主部74aが撓ん
で、操作ハンドル38aの主部74a裏面に突設された
係止爪片39が外側に傾斜するので、係止爪片39の爪
39aと反転ハンドル30の爪36との係止状態が外
れ、操作ハンドル38aを反転ハンドル30から取り外
すことができる。このように、操作ハンドル38aを反
転ハンドル30に着脱自在に取り付けているので、操作
ハンドル38aの破損時には操作ハンドル38aだけを
交換することができ、また様々な色の操作ハンドル38
aを用意することにより、施工現場の雰囲気に合わせた
色の操作ハンドル38aを選択して取り付けることがで
きる。なお、操作ハンドル38aの主部74a裏側に
は、反転ハンドル30の前面および側面の一部と当接す
るリブ51a,51bが突設されているので、反転ハン
ドル30に操作ハンドル38aを取り付けた際に、操作
ハンドル38aのがたつきを抑えることができる。
【0032】このスイッチ装置は、施工面に固定される
プレート枠100に着脱自在に取り付けられる。図13
(a)(b)に示すように、プレート枠100は絶縁性
を有する合成樹脂により矩形枠状に形成され、中央部に
はスイッチ本体10の前面に取り付けられた操作ハンド
ル38aを前面側に露出させるために矩形状の開口窓1
01が設けられている。この開口窓101の周縁背面側
には、開口窓101の長手方向に沿って互いに対向する
ように帯状の固定梁部102および可動梁部103が設
けてある。可動梁部103はプレート枠100の長手方
向に沿った一対の側枠片104a,104bの一方の側
枠片104bから離間し、且つ連結部105によりその
両端において側枠片104bに一体に連結している。こ
こで、可動梁部103および連結部105を含めてプレ
ート枠100を形成している合成樹脂は可撓性材料であ
り、プレート枠100に対して可動梁部103および連
結部105はそれぞれ撓み自在となっている。
【0033】また、側枠片104bから一体に延設され
た幅狭の一対のリブ106によって可動梁部103が支
持されており、可動梁部103と側枠片104bとの間
にできる隙間が上記リブ106によって3つの部分(以
下、各部分をスリット107a〜107cと呼ぶ)に分
割されることになる。このうち、両側のスリット107
a,107cは外側端部が連結部105の方へ屈曲させ
てある。さらに側枠片104bの各リブ106近傍の部
位には、可動梁部103を撓み易くさせるための長孔状
の溝108が一対設けてある。
【0034】一方、固定梁部102および可動梁部10
3の開口窓101側の面には、スイッチ本体10の両側
面から一対づつ突設された係止爪29が係止する器具取
付部たる係止溝109,110を各々3対づつ等ピッチ
で設けてある。従って、スイッチ本体10に設けた係止
爪29を各係止溝109,110に係止することによ
り、操作ハンドル38aを開口窓101から露出させた
状態で、プレート枠100にスイッチ本体10を取着す
ることができる。ここで、固定梁部102および可動梁
部103の先端部分には、スイッチ本体10の係止爪2
9を各係止溝109,110にガイドするため、各々外
側に向けて傾斜したテーパ面を有するガイド部111,
112が設けてある。すなわち、図14(a)(b)に
示すようにプレート枠100にスイッチ装置のスイッチ
本体10を取り付ける際は、スイッチ本体10の係止爪
29をガイド部111,112のテーパ面に当接させた
状態で、スイッチ本体10をプレート枠100の背面側
から前面側に押し込めば、係止爪29がガイド部11
1,112のテーパ面に沿って移動することにより、ガ
イド部111,112にガイドされてスムーズに係止溝
109,110に係止することができるのである。
【0035】ここで、プレート枠100の開口窓101
に対して開口窓101の長手方向に沿ってスイッチ本体
10を3個並べて取り付けることができるようにスイッ
チ本体10の取付位置を限定するために、固定梁部10
2および可動梁部103の係止溝109,110の近傍
に仕切りリブ119を突設している。これらの仕切りリ
ブ119は、固定梁部102および可動梁部103の内
側面に各一対づつ計3組が設けられた係止溝109,1
10の各組の外側の位置にそれぞれ一対づつがプレート
枠100と一体に突設されている。仕切りリブ119は
プレート枠100にスイッチ本体10を取り付けた際に
スイッチ本体10側面の少なくとも一部に当接するよう
な位置に突設されているので、スイッチ本体10をプレ
ート枠100に取り付けた状態でスイッチ本体10のが
たつきを抑えることができる。
【0036】また固定梁部102には各係止溝109の
間にプレート枠100の前面側から貫通する器具外し孔
113が穿設してあって、ドライバや取り外し専用の治
具などの先端部分をこの器具外し孔113に挿入し、治
具の先端部分でスイッチ本体10を可動梁部103側へ
押してやれば梃子の原理によって僅かな力で可動梁部1
03を撓ますことができ、固定梁部102側の係止溝1
09とスイッチ本体10の係止爪29との係止状態を解
除してプレート枠100からスイッチ本体10を容易に
取り外すことができる。なお、カバー2の両側面には、
器具外し孔113から挿入された治具の先端が当接する
傾斜部76が形成されており、治具の先端が傾斜部76
と当接することにより、可動梁部103を撓ませる力を
容易に発生することができ、スイッチ本体10の取り外
し作業を容易に行うことができる。
【0037】ところで、開口窓101の寸法は図2に示
すスイッチ本体10の寸法を配線器具の基準寸法(以
下、この寸法を「1個モジュール寸法」と呼ぶ)とした
ときに、スイッチ本体10の長手方向を開口窓101の
長手方向と略直交させた状態で1個モジュール寸法のス
イッチ本体10が長手方向と直交する方向に3個並べて
取り付けることができる寸法に形成してある。同様にプ
レート枠100の固定梁部102および可動梁部103
に設けた各係止溝109,110のピッチは、1個モジ
ュール寸法のスイッチ本体10の側面に突設されている
係止爪29のピッチと等しくなっている。なお、上記1
個モジュール寸法は適当な値に設定すれば良く、このよ
うなモジュール寸法に適合した配線器具であれば、共通
にプレート枠100に取り付けることができる。
【0038】またプレート枠100の長手方向に対向す
る両側片114には各々凹所115が形成してあり、凹
所115には、プレート枠100を埋込ボックス(図示
せず)に取り付けるためのボックスねじを挿通する長孔
116と、プレート枠100を壁面等の造営面に取り付
けるためのねじが挿通されるねじ挿通孔117と、造営
面を形成する壁パネルなどに取り付ける際に使用するは
さみ金具(図示せず)を係止するはさみ金具係止孔11
8とが設けてある。
【0039】プレート枠100の前面側には合成樹脂製
の化粧プレート130を着脱自在に取り付けることがで
きるようになっており、図15に示すように化粧プレー
ト130はプレート枠100の前面を覆う矩形状の主部
131と主部131の周縁から全周にわたって後方に突
出する側壁132とを連続一体に形成した略箱型のもの
で、背方に向けて突出する係止突起133をプレート枠
100の係止孔120に挿入係止することでプレート枠
100の前面に配設される。主部131の略中央にはプ
レート枠100の開口窓101と対向する細長の窓孔1
34が穿設されており、この窓孔134からスイッチ本
体10に取着された操作ハンドル38aが露出する。
【0040】ここで、操作ハンドル38aの短幅方向寸
法(化粧プレート130の窓孔134の短幅方向に沿う
方向の寸法)が窓孔134の短幅方向寸法と略同じ寸法
に形成され、操作ハンドル38aの長手方向寸法(窓孔
134の長手方向に沿う方向の寸法)が窓孔134の長
手方向寸法と略同じ寸法(すなわち1分の1の寸法)に
形成されており、操作ハンドル38aは、窓孔134の
長手方向に沿う方向における中心をスイッチ本体10の
中心と略一致させて、スイッチ本体10に取り付けられ
ているので、図16(a)に示すようにスイッチ本体1
0は、プレート枠100の固定梁部102および可動梁
部103に各3組づつ設けられた係止溝109,110
の内、プレート枠100の長手方向略中央に設けられた
係止溝109,110の組に係止爪29を係止させて、
プレート枠100に取り付けられる。
【0041】上述のように操作ハンドル38aは、短幅
方向の寸法が窓孔134の短幅方向の寸法と略同じ寸法
に形成され且つ長手方向の寸法が窓孔134の長手方向
の寸法と略同じ寸法に形成されているので、反転ハンド
ル30に比べて操作ハンドル38aを十分大きな寸法に
形成することができ、スイッチ装置の操作性を向上させ
ることができる。また、操作ハンドル38aの操作面が
大きく見えるため、窓孔134の長手方向に沿う方向に
伸びるハンドルライン45aを操作ハンドル38aの一
端側に取り付けることによって、操作ハンドル38aを
スリムでコンパクト(小型)に見せ、見栄えを良くして
いる。
【0042】このスイッチ装置の動作について以下に簡
単に説明する。図3に示すように、操作ハンドル38a
および反転ハンドル30が図3中右下がりに傾斜し、可
動接点24が固定接点21と接触している状態(オン状
態)で、操作ハンドル38aの図3中左側を押圧する
と、操作ハンドル38aを押圧する力によって反転ハン
ドル30が反転動作し、図中左下がりに傾斜した状態と
なる。反転ハンドル30の反転動作に応じてコイルばね
32は図3中右側に反るため、コイルばね32の曲がり
具合に応じて可動接点板19が支点突起22を支点とし
て図3中右回りに回動し、可動接点24が固定接点21
と開離する。この時、反転ハンドル30はコイルばね3
2のばね力によって反転した状態を保持し、接点部8は
オフ状態のままとなる。
【0043】一方、操作ハンドル38aおよび反転ハン
ドル30が図3中左下がりに傾斜し、可動接点24が固
定接点21と開離している状態(オフ状態)で、操作ハ
ンドル38aの図3中右側を押圧すると、操作ハンドル
38aを押圧する力によって反転ハンドル30が反転動
作し、図中右下がりに傾斜した状態となる。反転ハンド
ル30の反転動作に応じてコイルばね32は図3中左側
に反るため、コイルばね32の曲がり具合に応じて可動
接点板19が支点突起22を支点として図3中左回りに
回動し、可動接点24が固定接点21と接触する。この
時、反転ハンドル30はコイルばね32のばね力によっ
て反転した状態を保持し、接点部8はオン状態のままと
なる。なお、操作ハンドル38aの主部74a裏面には
背方に突出する略V字状のリブ75が一対突設されてお
り、操作ハンドル38aの端部が押圧された際にリブ7
5の先端がカバー2と当接するので、操作ハンドル38
aがスイッチ本体10側に沈み込むのを防止することが
できる。
【0044】(実施形態2)実施形態1ではプレート枠
100に1個のスイッチ装置が取り付けられる場合につ
いて説明したが、本実施形態ではプレート枠100に2
個のスイッチ装置を並設する場合について説明する。と
ころで、図68〜図70に示すようにスイッチ本体10
を、取付枠100の開口窓101の上側および下側の取
付位置に取り付ける場合、図70中上側の取付位置に取
り付けられるスイッチ装置では、スイッチ本体10の短
幅方向の中心よりも操作ハンドル38の中心を図68中
下側にずらした状態で操作ハンドル38がスイッチ本体
10に取り付けられており、図70中下側の取付位置に
取り付けられるスイッチ装置では、スイッチ本体10の
短幅方向の中心よりも操作ハンドル38の中心を図69
中上側にずらした状態で操作ハンドル38がスイッチ本
体10に取り付けられている。したがって、各スイッチ
装置の取付位置が図70中上側または下側に限定される
ため、施工時に上下を間違える虞があり、しかも図70
中上側または下側の取付位置に取り付けられるスイッチ
装置毎に、専用の操作ハンドル38を設ける必要がある
ためコストアップとなるという問題がある。そこで本実
施形態のスイッチ装置では、プレート枠100の各側枠
片104a,104bに設けられた隣接する3個の係止
溝109,110の内、両側の係止溝109,110に
係止爪29を係止させることによって、プレート枠10
0の上下いずれの取付位置にも取付可能にしている。
【0045】本実施形態のスイッチ装置の分解斜視図を
図17に、正面図を図18(a)に、側面図を図18
(b)に、下面図を図18(c)に、断面図を図19に
それぞれ示す。また、このスイッチ装置に用いる操作ハ
ンドル38dにハンドルライン45dを取り付けた状態
の正面図を図20(a)に、側面図を図20(b)に、
A−A’断面図を図20(c)に、裏面図を図21
(a)に、B−B’断面図を図21(b)に、操作ハン
ドル38dへのハンドルライン45dの組立方法を図2
2(a)(b)にそれぞれ示す。尚、実施形態1のスイ
ッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、そ
の説明を省略する。
【0046】本実施形態のスイッチ装置では、窓孔13
4の長手方向に沿う方向におけるスイッチ本体10の中
心位置を操作ハンドル38の中心位置と一致させた状態
で、スイッチ本体10がプレート枠100に取り付けら
れるような取付ピッチで係止爪29がカバー2両側面に
突設されている。すなわち、カバー2前面の両端部に設
けられた段部28に、プレート枠100の固定梁部10
2および可動梁部103にそれぞれ設けられた隣接する
3個の係止溝109,110の内の両側に位置する係止
溝109,110とそれぞれ係止する係止爪29を2個
づつ突設するとともに、隣接する3個の係止溝109,
110の内、隣接するいずれか2個の係止溝109,1
10の間に設けられた1対の仕切りリブ119がそれぞ
れ入り込む1対の溝50を2組づつ設けている。また、
操作ハンドル38dは、化粧プレート130の窓孔13
4の長手方向に沿う方向の寸法が、窓孔134の長手方
向寸法の略2分の1の寸法に形成されており、窓孔13
4の長手方向に沿う方向におけるスイッチ本体10の中
心と操作ハンドル38dの中心とが略一致するようにし
て、操作ハンドル38dがスイッチ本体10に取り付け
られている。
【0047】なお、カバー2の両側面には、器具外し孔
113から挿入された治具の先端が当接する傾斜部76
が形成されており、治具の先端が傾斜部76と当接する
ことにより、可動梁部103を撓ませる力を容易に発生
することができ、スイッチ本体10の取り外し作業を容
易に行うことができる。ここで傾斜部76は、スイッチ
本体10の短幅方向において広範囲に形成されているの
で、スイッチ本体10がプレート枠100の何れの取付
位置に取り付けられたとしても、治具の先端が確実に傾
斜部76に当接し、スイッチ本体10の取り外し作業を
容易に行うことができる。
【0048】ここで、図23に示すようにプレート枠1
00の長手方向に沿ってスイッチ本体10を2個並べて
取り付ける場合、図中上側の位置に取り付けられるスイ
ッチ本体10では、固定梁部102および可動梁部10
3に3組づつ設けられた係止溝109,110の内、図
中上側に設けられた組の中の上側にある係止溝109,
110と、図中中央に設けられた組の中の上側にある係
止溝109,110に、スイッチ本体10の両側面に突
設させた係止爪29を係止させることにより、プレート
枠100に取り付けられる。一方、図中下側の位置に取
り付けられるスイッチ本体10では、図中中央に設けら
れた組の中の下側にある係止溝109,110と、図中
下側に設けられた組の中の下側にある係止溝109,1
10に、スイッチ本体10の両側面に突設させた係止爪
29を係止させることにより、プレート枠100に取り
付けられる。この時、係止溝109,110の各組の間
にそれぞれ設けられた2個の仕切りリブ119は、段部
28に設けた溝50に入り込むので、仕切りリブ119
が干渉してスイッチ本体10が取り付けられなくなるこ
とはない。
【0049】また操作ハンドル38dの前面には、化粧
プレート130の窓孔134の長手方向に沿う方向に走
る溝41が形成されており、この溝41の両端部には操
作ハンドル38を貫通する孔43a,43bが穿設さ
れ、孔43aの奥方には凹所44が形成されている。
【0050】この溝41内に取り付けられるハンドルラ
イン45dは、図22(a)に示すように、略中央には
溝41内に突設された突起42を挿通させる長孔状の窓
孔46が穿設され、短方向の一辺には溝41の一端側に
設けられた凹所44と凹凸係止する凸部47が突設され
ている。またハンドルライン45dの長手方向の両側縁
における孔43bに対応する部位には背方に突出する係
止爪片48が突設され、係止爪片48の先端には外側に
突出する爪49が突設されている。而して、ハンドルラ
イン45dを操作ハンドル38dに取り付ける際は、図
22(b)に示すように、先ずハンドルライン45dの
凸部47を操作ハンドル38dの孔43a内に挿入し、
この凸部47を支点としてハンドルライン45dを図2
2(b)中の矢印の向きに回転させ、ハンドルライン4
5dの係止爪片48を対応する孔43b内に挿入して、
係止爪片48の先端に設けられた爪49と孔43bの端
縁とを係止させることにより、ハンドルライン45dが
操作ハンドル38dに取り付けられる。
【0051】このように、ハンドルライン45dを操作
ハンドル38dに取り付ける際は、ハンドルライン45
dの一端に設けられた凸部47を操作ハンドル38dの
孔43a内に挿入し、この凸部47を支点としてハンド
ルライン45dの他端を操作ハンドル38dの前面に押
し込むことにより、ハンドルライン45dを操作ハンド
ル38dに取り付けているので、ハンドルライン45d
が回転して、取付作業がやりにくくなるのを防止でき
る。
【0052】(実施形態3)実施形態1ではプレート枠
100に1個のスイッチ装置が取り付けられる場合につ
いて説明したが、本実施形態ではプレート枠100に3
個のスイッチ装置を並設する場合について説明する。本
実施形態のスイッチ装置では、図24(a)〜(c)に
示すように、化粧プレート130の窓孔134の長手方
向に沿う方向の操作ハンドル38gの寸法が、窓孔13
4の長手方向の寸法の略3分の1の寸法に形成されてお
り、図16(b)に示すようにプレート枠100の長手
方向に3個並べてスイッチ装置を取り付けることができ
る。また操作ハンドル38gの一端側には窓孔134の
長手方向に沿って走る溝が形成され、この溝内にハンド
ルライン45gが取り付けられている。なお、操作ハン
ドル38gおよびハンドルライン45gの寸法関係以外
は実施形態1のスイッチ装置と同様であるので、その説
明は省略する。
【0053】(実施形態4)本実施形態のスイッチ装置
では、実施形態1のスイッチ装置において片切タイプの
接点部8のオフ時に点灯してスイッチ装置の設置場所を
表示する点灯表示部を設けている。このスイッチ装置の
分解斜視図を図25に、正面図を図26(a)に、側面
図を図26(b)に、下面図を図26(c)に、断面図
を図27にそれぞれ示す。また、このスイッチ装置に用
いる操作ハンドル38bにハンドルライン45aを取り
付けた状態の正面図を図28(a)に、側面図を図28
(b)に、裏面図を図28(c)に、A−A’断面図を
図28(d)に、B−B’断面図を図28(e)に、操
作ハンドル38bへのハンドルライン45aの組立方法
を図29(a)(b)にそれぞれ示す。尚、実施形態1
のスイッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付し
て、その説明を省略する。
【0054】このスイッチ装置では、片切タイプの接点
部8のオフ時に点灯してスイッチ装置の設置位置を表示
する位置表示ランプたるネオンランプ53を有する点灯
表示部52を反転ハンドル30内に組み込み、反転ハン
ドル30の前面に穿設された開口34にネオンランプ5
3を臨ませている。また、操作ハンドル38bの溝41
におけるハンドルライン45aの窓孔46に対応する部
位には、操作ハンドル38bを貫通する長孔状の孔54
が穿設されている。導光部材たるプリズム55aは孔5
4および窓孔46に挿通され先端がハンドルライン45
a前面から突出する先端に丸みを持たせた突起たる細長
の凸部56を有しており、操作ハンドル38bの裏面側
から孔54内に凸部56を挿入した状態で、プリズム5
5aは操作ハンドル38bにかしめ固定される。而し
て、操作ハンドル38bを反転ハンドル30に取り付け
ると、プリズム55aの入射面57がネオンランプ53
に対向して配置される。また、プリズム55aの凸部5
6の先端が操作ハンドル38の前面から突出しているの
で、凸部56により接点部8をオン操作する際に押し操
作する操作ハンドル38の位置を容易に判別することが
できる。
【0055】接点部8がオフ状態になると、点灯表示部
52の電極(図示せず)が両端子板11,12に接続さ
れ、ネオンランプ53が端子板11,12間に電気的に
接続されて点灯し、ネオンランプ53の発光がプリズム
55aの入射面57に入射し、プリズム55a内で屈折
されて凸部56から外部に出射され、接点部8のオフ時
にスイッチ装置の位置を表示することができる。
【0056】なお、本実施形態のスイッチ装置では、実
施形態1のスイッチ装置と同じハンドルライン45aを
用いており、ハンドルライン45aを共用することによ
って部品の種類を減らし、コストダウンを図っている。
【0057】(実施形態5)本実施形態のスイッチ装置
では、実施形態2のスイッチ装置において、実施形態4
で説明した片切タイプの接点部8のオフ時に点灯してス
イッチ装置の設置場所を表示する点灯表示部52を設け
ている。このスイッチ装置の分解斜視図を図30に、正
面図を図31(a)に、側面図を図31(b)に、下面
図を図31(c)に、断面図を図32にそれぞれ示す。
また、このスイッチ装置に用いる操作ハンドル38eに
ハンドルライン45dを取り付けた状態の正面図を図3
3(a)に、側面図を図33(b)に、裏面図を図33
(c)に、A−A’断面図を図33(d)に、B−B’
断面図を図33(e)に、操作ハンドル38eへのハン
ドルライン45dの組立方法を図34(a)(b)にそ
れぞれ示す。尚、実施形態2又は4のスイッチ装置と同
一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略
する。
【0058】操作ハンドル38eは、化粧プレート13
0の窓孔134の長手方向に沿う方向の寸法が、窓孔1
34の長手方向寸法の略2分の1の寸法に形成されてお
り、操作ハンドル38eの一端側には窓孔134の長手
方向に沿う方向に走る溝41が形成されている。操作ハ
ンドル38eの溝41におけるハンドルライン45dの
窓孔46に対応する部位には、操作ハンドル38eを貫
通する長孔状の孔54が穿設されている。実施形態4と
同様に操作ハンドル38eには、操作ハンドル38eの
裏面側から孔54内に凸部56を挿入した状態でプリズ
ム55aがかしめ固定され、この操作ハンドル38eを
反転ハンドル30に取り付けると、プリズム55aの入
射面57がネオンランプ53に対向して配置される。而
して、入射面57から入射したネオンランプ53の発光
はプリズム55a内で屈折されて凸部56から外部に出
射され、接点部8のオフ時にスイッチ装置の位置を表示
することができる。また、プリズム55aの凸部56の
先端が操作ハンドル38eの前面から突出しているの
で、凸部56により接点部8をオン操作する際に押し操
作する操作ハンドル38の位置を操作感触や視覚により
容易に判別できる。
【0059】なお、本実施形態のスイッチ装置では、実
施形態1のスイッチ装置と同じハンドルライン45e、
実施形態4のスイッチ装置と同じプリズム55aを用い
ており、ハンドルライン45eおよびプリズム55aを
共用することによって部品の種類を減らし、コストダウ
ンを図っている。
【0060】(実施形態6)本実施形態のスイッチ装置
は、実施形態3のスイッチ装置において、実施形態4で
説明した片切タイプの接点部8のオフ時に点灯してスイ
ッチ装置の設置場所を表示する点灯表示部52を設けて
いる。このスイッチ装置の正面図を図35(a)に、側
面図を図35(b)に、下面図を図35(c)にそれぞ
れ示す。尚、実施形態3又は4のスイッチ装置と同一の
構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略す
る。
【0061】このスイッチ本体では、化粧プレート13
0の窓孔134の長手方向に沿う方向の操作ハンドル3
8hの寸法が、窓孔134の長手方向の寸法の略3分の
1の寸法に形成され、操作ハンドル38hの一端側には
窓孔134の長手方向に沿う方向に走る溝(図示せず)
が形成され、この溝内にハンドルライン45gが取着さ
れる。実施形態4と同様に、操作ハンドル38hの溝に
おけるハンドルライン45gの窓孔46に対応する部位
には、操作ハンドル38eを貫通する長孔状の孔(図示
せず)が穿設されており、この孔内に凸部56を挿入し
た状態でプリズム55aが操作ハンドル38hにかしめ
固定されている。而して、プリズム55aの凸部56は
ハンドルライン45gの窓孔46から露出しており、反
転ハンドル30内に納められたネオンランプの光はプリ
ズム55a内で屈折し、凸部56から外部に出射される
ので、接点部8のオフ時にスイッチ装置の設置位置を表
示することができる。
【0062】なお、本実施形態のスイッチ装置では、実
施形態1のスイッチ装置と同じハンドルライン45gを
用い、実施形態5と同じプリズム55aを用いており、
ハンドルライン45g、プリズム55aを共用すること
によって部品の種類を減らし、コストダウンを図ってい
る。
【0063】(実施形態7)実施形態1のスイッチ装置
では片切タイプの接点部8を備えているが、本実施形態
では3路タイプ(C接点タイプ)の接点部8を備えてい
る。このスイッチ装置の分解斜視図を図36に、正面図
を図37(a)に、側面図を図37(b)に、下面図を
図37(c)に、断面図を図38にそれぞれ示す。ま
た、このスイッチ装置に用いる操作ハンドル38bにハ
ンドルライン45bを取り付けた状態の正面図を図39
(a)に、側面図を図39(b)に、裏面図を図39
(c)に、A−A’断面図を図39(d)に、操作ハン
ドル38bへのハンドルライン45bの組立方法を図4
0(a)(b)にそれぞれ示す。尚、実施形態1のスイ
ッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、そ
の説明を省略する。
【0064】接点部8は端子板12と可動接点板19と
固定接点板58,60とで構成される。端子板12は略
コ字状に形成されたコ字状部14を有しており、このコ
字状部14に一対の鎖錠ばね15が配置されて、速結端
子部6を構成する。端子板12のコ字状部14は中央片
14aと、中央片14aの両端縁から中央片14aと略
直交する方向にそれぞれ突出する当接片14bおよび接
触片14cから構成され、当接片14bの端部からは、
先端に可動接点板19の揺動支点となる支点突起22が
形成された支持片23が突設されている。可動接点板1
9は導電材料よりなる帯板を略コ字状に曲成して形成さ
れ、中央片19aの両端縁に側片19b,19bが形成
されており、各側片19bには固定接点59,61とそ
れぞれ接離自在に接触する可動接点24a,24bが形
成されている。
【0065】固定接点板58,60は導電性材料から形
成されており、固定接点板58,60と一対の鎖状ばね
15とで速結端子部6が構成される。一方の固定接点板
58の中央片58a一端側には、鎖錠ばね15の接触片
15bおよび当接片15cと対向する接触片58bが突
設されており、中央片58aの他端側からは、可動接点
板19の一方の可動接点19aと接離自在に接触する固
定接点59が先端に設けられた略L字状の端子片58c
が延設されている。他方の固定接点板60の中央片60
a一端側には、鎖錠ばね15の接触片15bおよび当接
片15cと対向する接触片60bが突設されており、中
央片60aの他端側からは固定接点61が先端に設けら
れた略L字状の端子片60cが延設されている。
【0066】而して、ボディ1の端子収納室9内に鎖錠
ばね15および解除釦17を収納し、接点収納室7内に
端子板12と固定接点板58,60を収納した状態で、
中央片19aをボディ1底面側にして可動接点板19を
接点収納室7内に納めると、可動接点板19の中央片1
9aが端子板12の支点突起22と当接し、可動接点板
19が支点突起22を中心として揺動自在に配置され
る。
【0067】また、操作ハンドル38bの溝41内には
窓孔46が穿設されていないハンドルライン45bが取
着されている。操作ハンドル38bは、化粧プレート1
30の窓孔134の長手方向に沿う方向の寸法が、窓孔
134の長手方向寸法と略同じ寸法に形成されており、
操作ハンドル38の操作面が広くなっているので、スイ
ッチ装置の操作性を向上させることができ、窓孔134
の長手方向に沿う方向に走るハンドルライン45が操作
ハンドル38に取着されているので、操作ハンドル38
の見栄えを良くできる。なお、本実施形態のスイッチ装
置では、実施形態4のスイッチ装置と同じ操作ハンドル
38bを用いており、操作ハンドル38bを共用するこ
とによって部品の種類を減らし、コストダウンを図って
いる。
【0068】このスイッチ装置の動作について以下に簡
単に説明する。図38に示すように、操作ハンドル38
bおよび反転ハンドル30が図中右下がりに傾斜し、可
動接点24aが固定接点59と接触し且つ可動接点24
bが固定接点61と開離している状態で、操作ハンドル
38bの図中左側を押圧すると、操作ハンドル38bを
押圧する力によって反転ハンドル30は反転動作し、図
中左下がりに傾斜した状態となる。反転ハンドル30の
反転動作に応じてコイルばね32は図中右側に反るた
め、コイルばね32の曲がり具合に応じて可動接点板1
9が支点突起22を支点として図中右回りに回動し、可
動接点24aが固定接点59と開離し、可動接点24b
が固定接点61と接触する。この時、反転ハンドル30
はコイルばね32のばね力によって反転した状態を保持
し、可動接点24bが固定接点61と接触した状態を維
持する。
【0069】一方、操作ハンドル38bおよび反転ハン
ドル30が図38中左下がりに傾斜し、可動接点24a
が固定接点59と開離し且つ可動接点24bが固定接点
61と接触している状態で、操作ハンドル38の図中右
側を押圧すると、操作ハンドル38を押圧する力によっ
て反転ハンドル30が反転動作し、図中右下がりに傾斜
した状態となる。反転ハンドル30の反転動作に応じて
コイルばね32は図中左側に反るため、コイルばね32
の曲がり具合に応じて可動接点板19が支点突起22を
支点として図38中左回りに回動し、可動接点24bが
固定接点61と開離して、可動接点24aが固定接点5
9と接触する。この時、反転ハンドル30はコイルばね
32のばね力によって反転した状態を保持し、可動接点
24aが固定接点59と接触した状態を維持する。
【0070】(実施形態8)実施形態2のスイッチ装置
では片切タイプの接点部8を備えているが、本実施形態
のスイッチ装置では、実施形態7で説明した3路タイプ
の接点部8を備えている。このスイッチ装置の分解斜視
図を図41に、正面図を図42(a)に、側面図を図4
2(b)に、下面図を図42(c)に、断面図を図43
にそれぞれ示す。また、このスイッチ装置に用いる操作
ハンドル38eに操作ハンドル45eを取り付けた状態
の正面図を図44(a)に、側面図を図44(b)に、
裏面図を図44(c)に、A−A’断面図を図44
(d)に、操作ハンドル38eへのハンドルライン45
eの組立方法を図45(a)(b)にそれぞれ示す。
尚、実施形態2又は7のスイッチ装置と同一の構成要素
には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0071】このスイッチ装置では、操作ハンドル38
eの溝41内に窓孔46が穿設されていないハンドルラ
イン45eを取着している。操作ハンドル38eは、化
粧プレート130の窓孔134の長手方向に沿う方向の
寸法が、窓孔134の長手方向寸法の略2分の1の寸法
に形成されており、操作ハンドル38eの操作面が広く
なっているので、スイッチ装置の操作性を向上させるこ
とができる。また操作ハンドル38eには、窓孔134
の長手方向に沿って、ハンドルライン45eが取着され
ているので、操作ハンドル38eの見栄えを良くでき
る。なお、本実施形態のスイッチ装置では、実施形態5
のスイッチ装置と同じ操作ハンドル38eを用いてお
り、操作ハンドル38eを共通化することによって部品
の種類を減らし、コストダウンを図っている。
【0072】(実施形態9)本実施形態のスイッチ装置
は、実施形態3のスイッチ装置において、片切タイプの
接点部8の代わりに、実施形態7で説明した3路タイプ
の接点部8を用いている。このスイッチ装置の正面図を
図46(a)に、側面図を図46(b)に、下面図を図
46(c)にそれぞれ示す。尚、実施形態3又は7のス
イッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、
その説明を省略する。
【0073】このスイッチ装置では、操作ハンドル38
hの溝41内に窓孔46が穿設されていないハンドルラ
イン45を取着している。操作ハンドル38hは、化粧
プレート130の窓孔134の長手方向に沿う方向の寸
法が、窓孔134の長手方向の寸法の略3分の1の寸法
に形成されており、3個のスイッチ装置をプレート枠1
00の長手方向に3個並べて取り付けることができる。
なお、本実施形態のスイッチ装置では、実施形態5のス
イッチ装置と同じ操作ハンドル38hを用いており、操
作ハンドル38hを共通化することによって部品の種類
を減らし、コストダウンを図っている。
【0074】(実施形態10)本実施形態のスイッチ装
置では、実施形態7のスイッチ装置において、実施形態
4で説明した点灯表示部52を設けている。このスイッ
チ装置の分解斜視図を図47に、正面図を図48(a)
に、側面図を図48(b)に、下面図を図48(c)
に、断面図を図49にそれぞれ示す。また、このスイッ
チ装置に用いる操作ハンドル38bにハンドルライン4
5aを取り付けた状態の正面図を図50(a)に、側面
図を図50(b)に、裏面図を図50(c)に、A−
A’断面図を図50(d)に、B−B’断面図を図50
(e)にそれぞれ示す。尚、実施形態4、7のスイッチ
装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説
明を省略する。なお本実施形態では、実施形態4のスイ
ッチ装置と同じ操作ハンドル38b、実施形態1のスイ
ッチ装置と同じハンドルライン45aを用いており、部
品を共通化することによってコストダウを図っている。
【0075】このスイッチ装置では、接点部8の接点状
態に応じてオンオフされる負荷(例えば照明負荷)のオ
フ時に点灯してスイッチ装置の場所を表示する点灯表示
部52を反転ハンドル30内に組み込み、反転ハンドル
30の前面に穿設された開口34に点灯表示部52のネ
オンランプ53を臨ませている。プリズム55bは、操
作ハンドル38bの孔54およびハンドルライン45a
の窓孔46に挿通される先端が平らな細長の凸部62を
有しており、操作ハンドル38bの裏面側から孔54内
に凸部62を挿入した状態で、プリズム55bは操作ハ
ンドル38bにかしめ固定される。而して、操作ハンド
ル38bを反転ハンドル30に取り付けると、プリズム
55bの入射面57がネオンランプ53に対向して配置
され、入射面57から入射したネオンランプ53の発光
はプリズム55b内で屈折されて凸部56から外部に出
射され、負荷のオフ時にスイッチ装置の位置を表示する
ことができる。
【0076】ここで、点灯表示部52を構成するネオン
ランプ53などの部品が実装された基板52aは、基板
52aの裏面に設けられた電極(図示せず)と弾接する
弾接部63a,64aを有する導電部材63,64を介
して固定端子板58,60間に電気的に接続されてお
り、負荷のオフ時に導電部材63,64を介して点灯表
示部52に給電されて、ネオンランプ53が点灯する。
【0077】(実施形態11)本実施形態のスイッチ装
置では、実施形態8のスイッチ装置において、実施形態
10で説明した点灯表示部52を設けている。このスイ
ッチ装置の分解斜視図を図51に、正面図を図52
(a)に、側面図を図52(b)に、下面図を図52
(c)に、断面図を図53にそれぞれ示す。また、この
スイッチ装置に用いる操作ハンドル38eにハンドルラ
イン45dを取り付けた状態の正面図を図54(a)
に、側面図を図54(b)に、裏面図を図54(c)
に、A−A’断面図を図54(d)に、B−B’断面図
を図54(e)にそれぞれ示す。尚、実施形態8又は1
0のスイッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付
して、その説明を省略する。また本実施形態では、実施
形態5のスイッチ装置と同じ操作ハンドル38e、実施
形態2のスイッチ装置と同じハンドルライン45d、実
施形態10と同じプリズム55bを用いており、部品を
共通化することによってコストダウンを図っている。
【0078】操作ハンドル38eは、化粧プレート13
0の窓孔134の長手方向に沿う方向の寸法が、窓孔1
34の長手方向寸法の略2分の1の寸法に形成されてお
り、操作ハンドル38eの操作面が広くなっているの
で、スイッチ装置の操作性を向上させることができ、窓
孔134の長手方向に沿う方向に走るハンドルライン4
5dが操作ハンドル38eに取着されているので、操作
ハンドル38eの見栄えを良くできる。
【0079】(実施形態12)本実施形態のスイッチ装
置では、実施形態8のスイッチ装置において、実施形態
10で説明した点灯表示部を設けている。このスイッチ
装置の正面図を図55(a)に、側面図を図55(b)
に、下面図を図55(c)にそれぞれ示す。尚、実施形
態8又は10のスイッチ装置と同一の構成要素には同一
の符号を付して、その説明を省略する。
【0080】このスイッチ装置では、操作ハンドル38
hは、化粧プレート130の窓孔134の長手方向に沿
う方向の寸法が、窓孔134の長手方向の寸法の略3分
の1の寸法に形成されており、スイッチ装置をプレート
枠100の長手方向に3個並べて取り付けることができ
る。なお、本実施形態では、実施形態6のスイッチ装置
と同じ操作ハンドル38h、実施形態3のスイッチ装置
と同じハンドルライン45g、実施形態10と同じプリ
ズム55bを用いており、部品を共通化することによっ
て部品の種類を減らし、コストダウンを図っている。
【0081】(実施形態13)本実施形態のスイッチ装
置を図56乃至図64を参照して説明する。本実施形態
では、スイッチ装置の名称や用途などを表示するため
に、実施形態1のスイッチ装置においてスイッチ装置の
名称や用途などの文字情報が表示された表示部材たるネ
ームカード65を操作ハンドル38に取り付けて、ユー
ザがスイッチ装置の名称や用途などを容易に判別できる
ようにしている。なお、実施形態1のスイッチ装置と同
一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略
する。
【0082】図58(a)〜(c)に示すように、操作
ハンドル38a’前面における溝41以外の部位には矩
形状の凹所66が形成され、凹所66の長手方向におけ
る略中央には凹所66よりも一段低くなった表示部材収
納凹所たるカード収納凹所69が形成されている。凹所
66の端面におけるカード収納凹所69両側の部位に
は、凹所66の端面から内側に入り込む凹部70,70
が形成され、この凹部70,70は操作ハンドル38
a’の背面側に連通している。また溝41側の凹所66
端面のカード収納凹所69を挟んで対称の位置には、凹
所66端面から内側に入り込む凹溝67,67が形成さ
れており、この凹溝67,67は操作ハンドル38a’
の背面側に連通している。また、溝41と反対側の凹所
66端面のカード収納凹所69を挟んで対称の位置に
は、操作ハンドル38a’を貫通する凹溝67よりも大
きな貫通孔68,68が穿設されている。
【0083】操作ハンドル38a’の凹所66には透明
な樹脂から形成された略矩形状のネームカバー71が着
脱自在に取り付けられる。図59(a)〜(c)に示す
ように、ネームカバー71における凹溝67,67に対
応する部位には側方に突出する凸部72,72が突設さ
れており、ネームカバー71における貫通孔68,68
に対応する部位には背面側に突出する係止手段たる係止
爪片73,73が突設され、各係止爪片73には外側に
突出する爪73aが突設されている。
【0084】このように、ネームカード65が取り付け
られる凹所66を有した操作ハンドル38a’では凹所
66の分だけ前面の厚みが増しており、図71および図
72に示すように、反転ハンドル30の厚み寸法D1が
大きい場合、反転ハンドル30に操作ハンドル38を取
り付けた状態で、反転ハンドル30の前面と操作ハンド
ル38の裏面との間に隙間がないため、ネームカード6
5が収納される凹所66を有する操作ハンドル38a’
を取り付けることができないが、本実施形態では図63
に示すように反転ハンドル30の厚み寸法D1を十分薄
くすることによって、図3に示すように反転ハンドル3
0に操作ハンドル38aを取り付けた状態で、反転ハン
ドル30の前面と操作ハンドル38aの裏面との間にネ
ームカード65を取り付けるための空間を確保すること
ができ、ネームカード65を収納するための凹所66を
有した操作ハンドル38a’を反転ハンドル30に取り
付けることができる。
【0085】ここで、ネームカード65を操作ハンドル
38a’に取り付ける際は、図60(a)〜(e)に示
すように、先ずネームカード65のいずれか一端を、一
方の凹部70内に挿入した後、ネームカード65を撓ま
せてネームカード65の他端を他方の凹部70に挿入す
ることにより、容易に取り付けることができる。そし
て、ネームカード65をカード収納凹所69内に取り付
けた後、図61(a)〜(c)に示すように、先ずネー
ムカバー71の凸部72を凹溝67に挿入した後、凸部
72を支点にしてネームカバー71の係止爪片73側を
操作ハンドル38a’の前面側から押し込むと係止爪片
73が貫通孔68に挿入され、ネームカバー71を操作
ハンドル38a’に押し込む力によって係止爪片73が
内側に撓まされて、係止爪片73の爪73aが操作ハン
ドル38a’の裏面側に入り込み、爪73aが貫通孔6
8の端縁と係止することによりネームカバー71が操作
ハンドル38a’に取り付けられる。なお、ネームカー
ド65が配置されるカード収納凹所69は凹所66の底
面よりも一段低くなっているので、ネームカード65の
位置がずれにくくなっている。
【0086】一方、ネームカバー71を取り外す際は、
図62(a)〜(c)に示すように、ネームカバー71
の係止爪片73を図62(a)中の矢印の方向に撓ませ
ると、爪73aと貫通孔68の端縁との係止状態が外
れ、この状態で係止爪片73を操作ハンドル38a’の
前面側に押すと、ネームカバー71が凸部72を支点に
して図中右回りに回転して係止爪片73が貫通孔68か
ら外れ、ネームカバー71を操作ハンドル38a’から
容易に取り外すことができる。
【0087】本実施形態では、化粧プレート130の窓
孔134の長手方向に沿う方向の操作ハンドル38の寸
法を、窓孔134の長手方向寸法と略同じ寸法に形成し
ているが、図64(a)〜(c)に示すように窓孔13
4の長手方向寸法の略2分の1の寸法に形成しても良い
し、窓孔134の長手方向寸法の略3分の1の寸法に形
成しても良いし、実施形態4〜12のスイッチ装置に、
ネームカード65を収納する凹所66が設けられた操作
ハンドルを用いても良い。尚、ネームカード65の取付
構造は上述と同様であるので、その説明は省略する。
【0088】図表73は、プレート枠130の窓孔13
4の長手方向に沿う方向の操作ハンドル38a…の寸法
が、窓孔134の長手方向寸法と略同じ寸法に形成され
た場合と、窓孔134の長手方向寸法の略2分の1の寸
法に形成された場合について、操作ハンドル38a…、
ハンドルライン45a…、プリズム55a…の組み合わ
せを示しており、接点部8の種類(片切タイプまたは3
路タイプ)や点灯表示部52の有無などの仕様の異なる
スイッチ装置で、操作ハンドル38a…、ハンドルライ
ン45a…、プリズム55a…の外形寸法や取付寸法を
同一寸法に形成することによって部品を共通化し、部品
の種類を減らしてコストダウンを図っている。
【0089】
【発明の効果】上述のように請求項1の発明は、細長で
長手方向に複数の器具取付部を有する開口窓を備えた取
付枠の器具取付部と係止離脱自在に係止する取付手段を
有し、短方向の外形寸法が前記開口窓の長手方向の寸法
を器具取付部の数で分割した寸法に形成され、本体内部
に収納した接点部の切換操作を行うための操作部を前面
に有するスイッチ本体と、前記開口窓に対向する細長の
窓孔を有し前記取付枠の前方に配置される化粧プレート
の前記窓孔の短辺方向に沿う方向の寸法が前記窓孔の短
辺方向の寸法と略同じ寸法に形成され、且つ、前記窓孔
の長手方向に沿う方向の寸法が前記窓孔の長手方向の寸
法に対して前記取付枠に取り付けられるスイッチ本体の
個数を分母とする整数分の1の寸法に形成され、化粧プ
レートの窓孔内に配設されるスイッチ本体の前面に取着
される操作ハンドルとを具備したことを特徴とし、操作
ハンドルは、窓孔の短辺方向に沿う方向の寸法が窓孔の
短辺方向の寸法と略同じ寸法に形成され、窓孔の長手方
向に沿う方向の寸法が窓孔の長手方向の寸法に対して取
付枠に取り付けられるスイッチ本体の個数を分母とする
整数分の1の寸法に形成されているので、スイッチ本体
の操作部に比べて操作ハンドルの寸法を大きくすること
ができ、スイッチ装置の操作性を向上させ、見栄えを良
くできるという効果がある。
【0090】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記操作ハンドルの前面一側に前記窓孔の長手方向
に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の
板片を設け、前記板片の短方向の一辺に前記溝内に設け
られた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設ける
とともに、前記板辺の長手方向の両側辺に前記溝内に設
けられた被係止部と係止する係止部を設けたことを特徴
とし、窓孔の長手方向に沿って走る板片が操作ハンドル
に取り付けられるので、この板片により操作ハンドルを
スリムでコンパクト(小型)に見せて、見栄えを良くす
ることができ、しかも板片を操作ハンドルに取り付ける
際は、まず板片の短方向の一辺に設けた凹凸係止部を被
凹凸係止部に凹凸係止させた後、板辺の短方向の他辺を
操作ハンドルに押しこむことによって、係止部を被係止
部に容易に取り付けることができ、板片の取付作業を容
易に行えるという効果がある。
【0091】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記接点部をオン操作する際に押圧する操作ハンド
ルの部位に前面側に突出する突起を設けたことを特徴と
し、突起が操作ハンドルの前面に突出しているので、視
覚的あるいは突起の感触によりオン操作する際に押圧す
る操作ハンドルの部位を容易に判別できるという効果が
ある。
【0092】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記操作ハンドルの前面一側に前記窓孔の長手方向
に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の
板片を設けるとともに、設置位置を表示するための位置
表示ランプをスイッチ本体に設けた場合には位置表示ラ
ンプの光を外部に導くための導光部材が前記操作ハンド
ルおよび前記板片に取り付けられ、前記操作ハンドル、
前記板片および前記導光部材は、接点部の種類や位置表
示ランプの有無に応じて複数種類設けられ、前記複数種
類の操作ハンドル、板片および導光部材の外形寸法およ
び取付寸法が略同一寸法に形成されることを特徴とし、
複数種類の操作ハンドルや板片や導光部材の外形寸法お
よび取付寸法を略同一寸法に形成することによって部品
の共用化を図ることができ、部品の種類を減らして低コ
スト化を図ることができるという効果がある。
【0093】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記操作部の厚み寸法は、前記操作ハンドルとの間
にネームカードを収納するための空間が設けられるよう
な寸法に形成されたことを特徴とし、操作部と操作ハン
ドルとの間にネームカードを収納するための空間を設け
ることによって、ネームカードが取り付けられた操作ハ
ンドルを用いることができ、ネームカードの表示からス
イッチ装置の用途や名称などを容易に判別できるという
効果がある。
【0094】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、前記操作ハンドルの前面に凹所が設けられ、この凹
所の底面にネームカードが配置される底面よりも一段低
くなったカード収納凹所を設け、凹所の一方の端面に凹
溝を設けるとともに、凹所の他方の端面に貫通孔を設
け、凹所に着脱自在に取着されるネームカバーの一端側
に前記凹溝に挿入される凸部を設けるとともに、カバー
の他端側に前記貫通孔の端縁と係止する係止手段を設け
たことを特徴とし、ネームカードが配置されるカード収
納凹所は凹所の底面よりも一段低くなっているので、カ
ード収納凹所内に納めたネームカードの位置がずれるこ
とがなく、しかもネームカバーは、凸部を凹所の凹溝と
係止させると共に、係止手段を貫通孔と係止させること
によって凹所に着脱自在に取り付けられるので、ネーム
カバーの凹所への着脱作業が容易に行え、ネームカード
の交換作業にも容易に対応できるという効果がある。
【0095】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、前記操作ハンドルは、前記窓孔の長手方向に沿う方
向の寸法が前記窓孔の略2分の1の寸法に形成され、前
記窓孔の長手方向に沿う方向におけるスイッチ本体の中
心位置を操作ハンドルの中心位置と一致させた状態でス
イッチ本体が取付枠に取り付けられるような取付手段を
スイッチ本体に設けたことを特徴とし、開口窓の長手方
向に2個並べてスイッチ本体を取り付ける場合、スイッ
チ本体を何れの取付位置にも取り付けることができるか
ら、製品の種類を減らして低コスト化を図ることができ
るという効果があり、しかも施工時に取付位置を間違え
ることがないという効果がある。
【0096】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、前記操作ハンドルの前記操作部に対向する面に、前
記操作部に設けられた被係止部と係止離脱自在に係止す
る係止手段を設けたことを特徴とし、操作ハンドルの係
止手段と操作部の被係止部とを係止させることによって
操作ハンドルは操作部に着脱自在に取り付けられるの
で、操作ハンドルの着脱作業を容易に行うことができ、
操作ハンドルの交換作業にも容易に対応できるという効
果がある。。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のスイッチ装置を示す分解斜視図で
ある。
【図2】同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図3】同上のスイッチ装置を示す断面図である。
【図4】同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルの正
面図である。
【図5】同上のスイッチ装置に用いるハンドルラインを
示し、(a)は正面図、(b)は右側から見た要部側面
図である。
【図6】同上のスイッチ装置に用いるハンドルラインを
示し、(a)は裏面図、(b)は右側から見た図、
(c)は下方から見た図である。
【図7】同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルにハ
ンドルラインを取り付けた状態を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)はA−A’断面図、(d)
はB−B’断面図である。
【図8】図7(a)におけるC−C’断面図である。
【図9】同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルにハ
ンドルラインを取り付けた状態を示し、(a)は裏面
図、(b)はA−A’断面図である。
【図10】(a)(b)はハンドルラインの操作ハンド
ルへの取付方法を説明する図である。
【図11】(a)(b)は操作ハンドルの取付方法を説
明する図である。
【図12】(a)〜(c)は操作ハンドルの取り外し方
法を説明する図である。
【図13】実施形態1のスイッチ装置を施工面に取り付
けるために用いるプレート枠を示し、(a)は正面図、
(b)は裏面図である。
【図14】(a)(b)はスイッチ装置のプレート枠へ
の取付方法を説明する図である。
【図15】同上のプレート枠に取着される化粧プレート
を示し、(a)は正面側から見た斜視図、(b)は裏面
側から見た斜視図である。
【図16】(a)(b)はスイッチ装置のプレート枠へ
の取付状態を説明する図である。
【図17】実施形態2のスイッチ装置を示す分解斜視図
である。
【図18】同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図19】同上のスイッチ装置を示す断面図である。
【図20】同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを
示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−
A’断面図である。
【図21】同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを
示し、(a)は裏面図、(b)はB−B’断面図であ
る。
【図22】(a)(b)は同上のスイッチ装置に用いる
ハンドルラインの操作ハンドルへの取付方法を説明する
図である。
【図23】同上のスイッチ装置のプレート枠への取付状
態を説明する図である。
【図24】実施形態3のスイッチ装置を示し、(a)は
正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図25】実施形態4のスイッチ装置を示す分解斜視図
である。
【図26】同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図27】同上のスイッチ装置を示す断面図である。
【図28】同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを
示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は裏面
図、(d)はA−A’断面図、(e)はB−B’断面図
である。
【図29】(a)(b)は同上のスイッチ装置に用いる
ハンドルラインの操作ハンドルへの取付方法を説明する
図である。
【図30】実施形態5のスイッチ装置を示す分解斜視図
である。
【図31】同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図32】同上のスイッチ装置を示す断面図である。
【図33】同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを
示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は裏面
図、(d)はA−A’断面図、(e)はB−B’断面図
である。
【図34】(a)(b)は同上のスイッチ装置に用いる
ハンドルラインの操作ハンドルへの取付方法を説明する
図である。
【図35】実施形態6のスイッチ装置を示し、(a)は
正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図36】実施形態7のスイッチ装置を示す分解斜視図
である。
【図37】同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図38】同上のスイッチ装置を示す断面図である。
【図39】同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを
示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は裏面
図、(d)はA−A’断面図である。
【図40】(a)(b)は同上のスイッチ装置に用いる
ハンドルラインの操作ハンドルへの取付方法を説明する
図である。
【図41】実施形態8のスイッチ装置を示す分解斜視図
である。
【図42】同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図43】同上のスイッチ装置を示す断面図である。
【図44】同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを
示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は裏面
図、(d)はA−A’断面図である。
【図45】(a)(b)は同上のスイッチ装置に用いる
ハンドルラインの操作ハンドルへの取付方法を説明する
図である。
【図46】実施形態9のスイッチ装置を示し、(a)は
正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図47】実施形態10のスイッチ装置を示す分解斜視
図である。
【図48】同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図49】同上のスイッチ装置を示す断面図である。
【図50】同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを
示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は裏面
図、(d)はA−A’断面図、(e)はB−B’断面図
である。
【図51】実施形態11のスイッチ装置を示す分解斜視
図である。
【図52】同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図53】同上のスイッチ装置を示す断面図である。
【図54】同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを
示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は裏面
図、(d)はA−A’断面図、(e)はB−B’断面図
である。
【図55】実施形態12のスイッチ装置を示し、(a)
は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図56】実施形態13のスイッチ装置を示す分解斜視
図である。
【図57】同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図58】同上に用いる操作ハンドルを示し、(a)は
正面図、(b)はA−A’断面図、(e)はB−B’断
面図である。
【図59】同上に用いるネームカバーを示し、(a)は
正面図、(b)は側面図、(e)はA−A’断面図であ
る。
【図60】(a)〜(e)は同上に用いるネームカード
の取付方法を説明する図である。
【図61】(a)〜(c)は同上に用いるネームカバー
の取付方法を説明する図である。
【図62】(a)〜(c)は同上に用いるネームカバー
の取外し方法を説明する図である。
【図63】同上に用いる反転ハンドルを示し、(a)は
正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図64】同上の別のスイッチ装置を示し、(a)は正
面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図65】比較例の操作ハンドルを示す正面図である。
【図66】比較例のハンドルラインを示し、(a)は正
面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図67】(a)〜(d)は比較例の操作ハンドルへの
ハンドルラインの取付方法を説明する図である。
【図68】比較例のスイッチ装置を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図である。
【図69】比較例のスイッチ装置を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図である。
【図70】比較例のスイッチ装置のプレート枠への取付
状態を示す図である。
【図71】比較例の反転ハンドルを示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図72】比較例の反転ハンドルの取付状態を示す断面
図である。
【図73】各実施形態に用いる操作ハンドル、ハンドル
ライン、プリズムの組み合わせを示す図表である。
【符号の説明】
1 ボディ 2 カバー 10 スイッチ本体 29 係止爪 30 反転ハンドル 38a 操作ハンドル
フロントページの続き (72)発明者 立石 博之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 早船 正実 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 氏原 秀哲 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5G035 CB04 DA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細長で長手方向に複数の器具取付部を有す
    る開口窓を備えた取付枠の器具取付部と係止離脱自在に
    係止する取付手段を有し、短方向の外形寸法が前記開口
    窓の長手方向の寸法を器具取付部の数で分割した寸法に
    形成され、本体内部に収納した接点部の切換操作を行う
    ための操作部を前面に有するスイッチ本体と、前記開口
    窓に対向する細長の窓孔を有し前記取付枠の前方に配置
    される化粧プレートの前記窓孔の短辺方向に沿う方向の
    寸法が前記窓孔の短辺方向の寸法と略同じ寸法に形成さ
    れ、且つ、前記窓孔の長手方向に沿う方向の寸法が前記
    窓孔の長手方向の寸法に対して前記取付枠に取り付けら
    れるスイッチ本体の個数を分母とする整数分の1の寸法
    に形成され、化粧プレートの窓孔内に配設されるスイッ
    チ本体の前面に取着される操作ハンドルとを具備したこ
    とを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】前記操作ハンドルの前面一側に前記窓孔の
    長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される
    長尺状の板片を設け、前記板片の短方向の一辺に前記溝
    内に設けられた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部
    を設けるとともに、前記板辺の長手方向の両側辺に前記
    溝内に設けられた被係止部と係止する係止部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  3. 【請求項3】前記接点部をオン操作する際に押圧する操
    作ハンドルの部位に前面側に突出する突起を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  4. 【請求項4】前記操作ハンドルの前面一側に前記窓孔の
    長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される
    長尺状の板片を設けるとともに、設置位置を表示するた
    めの位置表示ランプをスイッチ本体に設けた場合には位
    置表示ランプの光を外部に導くための導光部材が前記操
    作ハンドルおよび前記板片に取り付けられ、前記操作ハ
    ンドル、前記板片および前記導光部材は、接点部の種類
    や位置表示ランプの有無に応じて複数種類設けられ、前
    記複数種類の操作ハンドル、板片および導光部材の外形
    寸法および取付寸法が略同一寸法に形成されることを特
    徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  5. 【請求項5】前記操作部の厚み寸法は、前記操作ハンド
    ルとの間にネームカードを収納するための空間が設けら
    れるような寸法に形成されたことを特徴とする請求項1
    記載のスイッチ装置。
  6. 【請求項6】前記操作ハンドルの前面に凹所が設けら
    れ、この凹所の底面にネームカードが配置される底面よ
    りも一段低くなったカード収納凹所を設け、凹所の一方
    の端面に凹溝を設けるとともに、凹所の他方の端面に貫
    通孔を設け、凹所に着脱自在に取着されるネームカバー
    の一端側に前記凹溝に挿入される凸部を設けるととも
    に、カバーの他端側に前記貫通孔の端縁と係止する係止
    手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ
    装置。
  7. 【請求項7】前記操作ハンドルは、前記窓孔の長手方向
    に沿う方向の寸法が前記窓孔の略2分の1の寸法に形成
    され、前記窓孔の長手方向に沿う方向におけるスイッチ
    本体の中心位置を操作ハンドルの中心位置と一致させた
    状態でスイッチ本体が取付枠に取り付けられるような取
    付手段をスイッチ本体に設けたことを特徴とする請求項
    1記載のスイッチ装置。
  8. 【請求項8】前記操作ハンドルの前記操作部に対向する
    面に、前記操作部に設けられた被係止部と係止離脱自在
    に係止する係止手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のスイッチ装置。
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