JP3815147B2 - スイッチ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のスイッチ装置としては、前面に操作部が設けられ、壁面などの造営面に固定される取付枠を用いて埋込配線されるスイッチ本体を備えたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成のスイッチ装置では、スイッチ本体に設けられた操作部を用いてスイッチ操作を行っているが、操作部の大きさはスイッチ本体に比べて小さいため、操作性が悪く、見栄えも良くないという問題があった。
【0004】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、操作性を改善したスイッチ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、接点部を内部に収納し接点部の切換操作を行うための操作部を前面に有するスイッチ本体と、スイッチ本体の前面に取着され前記操作部を操作する操作ハンドルとを備え、スイッチ本体は、細長で長手方向に複数の器具取付部を有する開口窓を備えた取付枠に取り付けられるものであって、前記器具取付部と係止離脱自在に係止する取付手段を有し、短方向の外形寸法が前記開口窓の長手方向の寸法を器具取付部の数で分割した寸法に形成されてなり、操作ハンドルは、前記取付枠の前方に配置される化粧プレートが有する窓孔内に配設されるものであって、取付枠の開口窓に対向する細長の前記窓孔の短辺方向に沿う方向の寸法が前記窓孔の短辺方向の寸法と略同じ寸法に形成され、且つ、前記窓孔の長手方向に沿う方向の寸法が前記窓孔の長手方向の寸法に対して略2分の1の寸法に形成されたスイッチ装置であって、前記取付手段は、前記窓孔の長手方向に沿う方向におけるスイッチ本体の中心位置を操作ハンドルの中心位置と一致させた状態でスイッチ本体を取付枠に取り付けるとともに、スイッチ本体の前記窓孔の長手方向に沿う方向へ突出した突出部を有し、該突出部の端縁に曲面形状のリブが設けられてなることを特徴とし、操作ハンドルは、窓孔の短辺方向に沿う方向の寸法が窓孔の短辺方向の寸法と略同じ寸法に形成され、窓孔の長手方向に沿う方向の寸法が窓孔の長手方向の寸法に対して略2分の1の寸法に形成されているので、スイッチ本体の操作部に比べて操作ハンドルの寸法を大きくすることができ、スイッチ装置の操作性を向上させ、見栄えを良くすることができる。また、開口窓の長手方向に2個並べてスイッチ本体を取り付ける場合、スイッチ本体を何れの取付位置にも取り付けることができるから、製品の種類を減らして低コスト化を図ることができ、しかも施工時に取付位置を間違えることがない。しかも、曲面形状のリブを設けたことで突出部のエッジが滑らかになり、スイッチ本体を容易且つ安全に取り扱うことができる。
【0006】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記操作ハンドルの前面一側に前記窓孔の長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の板片を設け、前記板片の短方向の一辺に前記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けるとともに、前記板片の長手方向の両側辺に前記溝内に設けられた被係止部と係止する係止部を設けたことを特徴とし、窓孔の長手方向に沿って走る板片が操作ハンドルの前面に取り付けられるので、この板片により操作ハンドルをスリムでコンパクト(小型)に見せて、見栄えを良くすることができ、しかも板片を操作ハンドルに取り付ける際は、まず板片の短方向の一辺に設けた凹凸係止部を被凹凸係止部に凹凸係止させた後、板片の短方向の他辺を操作ハンドルに押しこむことによって、係止部を被係止部に容易に取り付けることができ、板片の取付作業を容易に行うことができる。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記操作ハンドルの前面一側に前記窓孔の長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の板片を設け、前記板片の短方向の両側辺に前記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けたことを特徴とし、窓孔の長手方向に沿って走る板片が操作ハンドルの前面に取り付けられるので、この板片により操作ハンドルをスリムでコンパクト(小型)に見せて、見栄えを良くすることができ、しかも板片を操作ハンドルに取り付ける際は、板片の短方向の両辺に設けた凹凸係止部を被凹凸係止部に凹凸係止させることによって容易に取り付けることができ、板片の取付作業を容易に行うことができる。
【0008】
請求項4の発明では、請求項1の発明において、前記接点部をオン操作する際に押圧する操作ハンドルの部位に前面側に突出する突起を設けたことを特徴とし、突起が操作ハンドルの前面に突出しているので、視覚的あるいは突起の感触によりオン操作する際に押圧する操作ハンドルの部位を容易に判別できる。
【0009】
請求項5の発明では、請求項1の発明において、前記操作ハンドルの前面一側に前記窓孔の長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の板片を設けるとともに、設置位置を表示するための位置表示ランプをスイッチ本体に設けた場合には位置表示ランプの光を外部に導くための導光部材が前記操作ハンドルおよび前記板片に取り付けられ、前記操作ハンドル、前記板片および前記導光部材は、接点部の種類や位置表示ランプの有無に応じて複数種類設けられ、前記複数種類の操作ハンドル、板片および導光部材の外形寸法および取付寸法が略同一寸法に形成されることを特徴とし、複数種類の操作ハンドルや板片や導光部材の外形寸法および取付寸法を略同一寸法に形成することによって部品の共用化を図ることができ、部品の種類を減らして低コスト化を図ることができる。
【0010】
請求項6の発明では、請求項1の発明において、前記操作部の厚み寸法は、前記操作ハンドルとの間にネームカードを収納するための空間が設けられるような寸法に形成されたことを特徴とし、操作部と操作ハンドルとの間にネームカードを収納するための空間を設けることによって、ネームカードが取り付けられた操作ハンドルを用いることができ、ネームカードの表示からスイッチ装置の用途や名称などを容易に判別できる。
【0011】
請求項7の発明では、請求項1の発明において、前記操作ハンドルの前面に凹所が設けられ、この凹所の底面にネームカードが配置される底面よりも一段低くなったカード収納凹所を設け、凹所の一方の端面に凹溝を設けるとともに、凹所の他方の端面に貫通孔を設け、凹所に着脱自在に取着されるネームカバーの一端側に前記凹溝に挿入される凸部を設けるとともに、カバーの他端側に前記貫通孔の端縁と係止する係止手段を設けたことを特徴とし、ネームカードが配置されるカード収納凹所は凹所の底面よりも一段低くなっているので、カード収納凹所内に納めたネームカードの位置がずれることがなく、しかもネームカバーは、凸部を凹所の凹溝と係止させると共に、係止手段を貫通孔と係止させることによって凹所に着脱自在に取り付けられるので、ネームカバーの凹所への着脱作業が容易に行え、ネームカードの交換作業にも容易に対応できる。
【0013】
請求項8の発明では、請求項1の発明において、前記操作ハンドルの前記操作部に対向する面に、前記操作部に設けられた被係止部と係止離脱自在に係止する係止手段を設けたことを特徴とし、操作ハンドルの係止手段と操作部の被係止部とを係止させることによって操作ハンドルは操作部に着脱自在に取り付けられるので、操作ハンドルの着脱作業を容易に行うことができ、操作ハンドルの交換作業にも容易に対応できる。
【0014】
請求項9の発明は、請求項1の発明において、外部の電線と接続される第1の端子板と、外部の電線と接続される一対の第2の端子板と、前記第1の端子板と前記一対の第2の端子板を選択的に接続する前記接点部と、スイッチ本体の設置位置を表示する位置表示ランプと、前記位置表示ランプが実装される回路基板と、前記第2の端子板の各上面部に取着され前記回路基板の下面に形成される接触部に弾接する一対の接触子とを前記スイッチ本体内に収納して成り、前記接触子を前記第2の端子板に係止固定する固定手段を設けたことを特徴とし、夜間等の周囲が暗い状況下で位置表示ランプを点灯させて操作ハンドルの位置を知らしめることができるとともに、固定手段によって接触子を第2の端子板に容易に取着することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0017】
本発明の実施形態を説明する前に、本発明の参考例について説明する。
(参考例1)
図1に本参考例のスイッチ装置の分解斜視図を示し、図2(a)に正面図、図2(b)に側面図、図2(c)に下面図、図3に断面図をそれぞれ示す。
【0018】
このスイッチ装置は、前面が開口した略箱状の合成樹脂製のボディ1と、前面が略矩形状に形成されるとともに、ボディ1の前面に被着される合成樹脂製のカバー2とで構成されるスイッチ本体10を備えている。ボディ1の長手方向の両側面にはそれぞれ一対の係止凸部3が突設されるとともに、カバー2の後端縁からは係止凸部3と係止離脱自在に係止する係止孔4がそれぞれ穿設された舌片5が突設されており、係止凸部3と係止孔4とを凹凸係止させることによってボディ1とカバー2とが組み立てられる。
【0019】
ボディ1の内部は隔壁によって複数の区画に仕切られており、速結端子部6を収納する端子収納室9,9が両側に設けられ、後述する片切タイプ(B接点タイプ)の接点部8を収納する接点収納室7が略中央に設けられている。
【0020】
端子収納室9,9にはそれぞれ導電材料から形成された端子板11,12が収納されている。端子板11,12はそれぞれ略コ字状に形成されたコ字状部13,14を有しており、コ字状部13,14にはそれぞれ一対の鎖錠ばね15が収納されて、速結端子部6が構成してある。また、ボディ1の底面には各端子収納室9に連通する電線挿入孔16が2個づつ穿設されている。
【0021】
ここで、端子板11,12のコ字状部13,14および鎖錠ばね15から構成される速結端子部6について簡単に説明する。鎖錠ばね15の鎖状片15bおよび接触片15cは、弾性を有する導電材料の帯板の両端部を曲成して中央片15aの両端部に形成される。また、端子板11,12のコ字状部13,14は、それぞれ、中央片13a,14aと、中央片13a,14aの両端縁から中央片13a,14aと略直交する方向にそれぞれ突出する当接片13b,14bおよび接触片13c,14cから構成される。鎖錠ばね15の中央片15aは、端子板11,12の当接片13b,14bに当接し、鎖錠片15bは中央片15aとの連結部位から先端縁に向かってコ字状部13,14の接触片13c,14cに近付く向きに傾斜し、接触片15cは略S字状に曲成されており、鎖錠ばね15に設けた鎖錠片15bおよび接触片15cがコ字状部13,14の接触片13c,14cと対向する。
【0022】
速結端子部6に電線を接続する場合には、電線の被覆が剥かれた芯線(図示せず)を電線挿入孔16から挿入すると、鎖錠ばね15のばね力により鎖錠ばね15の鎖錠片15b及び接触片15cと、端子板11,12の接触片13c,14cとの間に芯線の導体が挟持され、鎖錠片15bの先端縁が芯線の導体に食い込むことによって、芯線の脱落が防止されるようになっている。したがって、電線挿入孔16に電線の芯線を挿入するだけで、電線の芯線が保持されるとともに、端子板11,12への電気的接続がなされるのである。尚、電線挿入孔16は奥方ほど細くなるように形成されており、電線挿入孔16からボディ1内に挿入された電線の芯線が端子板11,12と鎖錠ばね15との間に確実に挿入されるようになっている。
【0023】
また各端子収納室9内には、一対の鎖錠ばね15の鎖状片15bと対向させて解除釦17が収納されている。速結端子部6に接続された電線の芯線を外す場合は、ボディ1の底面に穿設された工具挿入孔18からマイナスドライバなどの工具を挿入して、解除釦17を押圧することにより、解除釦17の突起17aが鎖状片15bを押圧して、鎖状片15bを端子板11,12の接触片13c,14cから離れる向きに撓ませるので、鎖状片15bが芯線の導体から離れ、芯線を容易に引き抜くことができる。なお、解除釦17は両側に突起17aを有しているので、解除釦17を操作することによって一対の鎖錠ばね15の鎖状片15bを同時に撓ませて、一対の鎖錠ばね15と芯線との係止状態を同時に解除して、芯線を一度に外すことができる。
【0024】
一方、接点部8は端子板11,12と可動接点板19とで構成される。一方の端子板11の中央片13aと当接片13bとの連結部位には、端部に固定接点21が設けられた略L字状の端子片20が突設されており、他方の端子板12の当接片14bの端部からは、先端に可動接点板19の揺動支点となる支点突起22が形成された支持片23が突設されている。可動接点板19は導電材料よりなる帯板を略コ字状に曲成して形成され、中央片19aの両端縁に側片19b,19bが形成されており、一方の側片19bには固定接点21と接離自在に接触する可動接点24が形成されている。ボディ1の両側面の略中央には内方に突出するリブ33,33が突設されており、ボディ1の接点収納室7内に端子板11,12を収納した状態で、中央片19aをボディ1底面側にして可動接点板19を接点収納室7内に納めると、可動接点板19の中央片19aが端子板12の支点突起22と当接し、可動接点板19が支点突起22を中心として揺動自在に配置される。この時、可動接点板19の両側にリブ33,33が配置され、ボディ1の短幅方向への可動接点板19の移動がリブ33,33によって規制される。また、可動接点板19の側片19bには側方に突出する突起37が突設されており、この突起37がリブ33と係止することにより、可動接点板19の揺動範囲が規制される。
【0025】
一方、カバー2は前面に略矩形状の開口25が形成され、開口25の長手方向略中央の開口縁には前方に突出する軸受け台26が突設されており、各軸受け台26の互いに対向する面には溝27が形成されている。また、カバー2の短幅方向の両側面には、カバー2の前面よりも一段高くなった段部28,28が形成され、各段部28にはそれぞれ側方に突出する取付手段たる一対の係止爪29が突設されている。なお、係止爪29から、施工面に固定される取付枠たる後述のプレート枠100に設けられた器具取付部と係止離脱自在に係止する取付手段が構成される。
【0026】
接点部8の開閉操作を行うための操作部たる合成樹脂製の反転ハンドル30は背面が開口した略箱状であって、前面が略矩形状に形成されており、長手方向の両側面にはカバー2の溝27に入り込む突起31がそれぞれ突設されている。また、反転ハンドル30前面の長手方向における一端側には開口34が穿設され、開口34の両側には側方に突出する被係止部たる爪35,35が突設され、反転ハンドル30前面の長手方向における他端側略中央には側方に突出する爪36が突設されている。また、カバー2前面の裏側にはコイルばね32が納められる棒状突起(図示せず)が設けられている。
【0027】
反転ハンドル30の前面側には合成樹脂製の操作ハンドル38aが着脱自在に取り付けられる。操作ハンドル38aは、図4および図7〜図9に示すように、反転ハンドル30の前面を覆う矩形状の主部74aと主部74aの周縁から全周にわたって背方に突出する側壁74bとを連続一体に形成した略箱型のもので、主部74a裏面の長手方向略中央には弾性を有する係止手段たる係止爪片39,40が突設されている。係止爪片39,40の先端には内方に突出する爪39a,40aが突設され、係止爪片39,40の爪39a,40aと反転ハンドル30の爪35,36とを係止させることにより、操作ハンドル38aの長手方向における中心とスイッチ本体10の短幅方向における中心とが略一致するようにして、操作ハンドル38aが反転ハンドル30に取り付けられる。
【0028】
また、反転ハンドル30の開口34に対応する操作ハンドル38aの部位には、操作ハンドル38aの長手方向に沿って走る溝41が形成されている。溝41の長手方向の略中央には先端に丸みを持たせた細長の突起42が突設され、溝41の両端部および中間部位には操作ハンドル38aを貫通する孔43a〜43dが穿設されており、溝41の一端側に穿設された孔43aの奥方には被凹凸係止部たる凹所44が形成されている。
【0029】
この溝41内には長尺状の板片からなるハンドルライン45aが取り付けられる。図5および図6に示すように、ハンドルライン45aの略中央には突起42を挿通させる窓孔46が穿設され、短方向の一辺には溝41の一端側に設けられた凹所44と凹凸係止する凹凸係止部としての凸部47が突設されている。またハンドルライン45aの長手方向の両側縁における孔43b〜43dに対応する部位には背方に突出する係止部としての係止爪片48が突設され、係止爪片48の先端には外側に突出する爪49が突設されている。而して、ハンドルライン45aを操作ハンドル38aに取り付ける際は、図10(a)(b)に示すように、先ずハンドルライン45aの凸部47を操作ハンドル38の孔43a内に挿入し、この凸部47を支点としてハンドルライン45aを図10(b)中の矢印の向きに回転させ、ハンドルライン45aの係止爪片48を対応する孔43b〜43d内に挿入して、係止爪片48の先端に設けられた爪49と孔43b〜43dの端縁とを係止させることにより、ハンドルライン45aが操作ハンドル38aに取り付けられる。この時、ハンドルライン45の窓孔46内に突起42が挿入され、突起42の先端が操作ハンドル38の前面から突出するので、操作感触や視覚により接点部8をオン操作する際に押し操作する操作ハンドル38aの位置を判別することができる。ここに、孔43b〜43dの端縁から係止爪片48が係止する被係止部が構成される。
【0030】
ところで、図87および図88に示すように、操作ハンドル38の前面に形成された溝41の両端部および中間部に孔43a〜43dを形成し、ハンドルライン45の長手方向の両側縁における孔43a〜43dに対応する部位に背方に突出する係止爪片48を形成し、係止爪片48の先端に外側に突出する爪49を突設した場合に、ハンドルライン45を操作ハンドル38に取り付ける際は、図89(a)〜(c)に示すように、ハンドルライン45を操作ハンドル38に対して略平行にして、ハンドルライン45の係止爪片48を対応する孔43a〜43d内に挿入し、ハンドルライン45を操作ハンドル38側に押圧することにより、ハンドルライン45を操作ハンドル38に取り付けるのであるが、ハンドルライン45は長尺状に形成されており短幅方向の寸法が短くなっているので、図89(d)に示すようにハンドルライン45が回転しやすく、組立作業がやりにくいという問題がある。
【0031】
それに対して本参考例では、ハンドルライン45aの長手方向における一端側に凸部47を突設し、先ず凸部47を溝41の一端側に穿設された孔43aに挿入して、孔43aの奥方に設けられた凹所44と凸部47とを凹凸係止させた後、凸部47を支点としてハンドルライン45aを回転させ、係止爪片38を対応する孔43b〜43dに挿入して、爪39と孔43b〜43dの端部とを係止させているので、図89(d)に示すようにハンドルライン45aが回転して、取り付けにくくなることはない。
【0032】
以下にスイッチ装置を組み立てる手順について簡単に説明する。先ず、ボディ1の各端子収納室9内に一対の鎖錠ばね15および解除釦17を収納するとともに、接点収納室7内に端子板11,12および可動接点板19を収納した状態で、コイルばね32の一端を棒状突起内に納めた反転ハンドル30を、コイルばね32の他端が可動接点板19の中央片19aに入り込むようにしてボディ1に組み込んだ後、カバー2をボディ1の前面側から取り付けて、ボディ1の係止凸部3とカバー2の係止孔4とを凹凸係止させることにより、ボディ1とカバー2とを結合する。この時、可動接点板19と反転ハンドル30との間でコイルばね32が押し撓められ、コイルばね32のばね力によって反転ハンドル30の突起31が軸受け部26の溝27に押しつけられ、反転ハンドル30は切り換えられた状態を保持する。
【0033】
次に、図11(a)に示すように反転ハンドル30を図中左下がりに傾斜させた状態(すなわち反転ハンドル30の2個の爪35が突設された側を、爪36が突設された側よりも図中上側にした状態)で、先ず反転ハンドル30の爪35に対応する係止爪片40の爪40aを爪35に係止させた後、操作ハンドル38の略中央をスイッチ本体10側に押圧して、係止爪片39に突設された爪39aと反転ハンドル30の爪36とを係止させることにより、操作ハンドル38aが反転ハンドル30に取り付けられる。
【0034】
一方、操作ハンドル38aを反転ハンドル30から取り外す際は、先ず図12(a)に示すように反転ハンドル30および操作ハンドル38aが図中右下がりに傾斜している状態(すなわち反転ハンドル30の2個の爪35が突設された側を、爪36が突設された側よりも図中下側にした状態)で、カバー2の段部28と操作ハンドル38aとの間にマイナスドライバなどの工具150を差し込み、段部28を支点にして工具150を図中左回りに倒すと、図12(b)に示すように操作ハンドル38aの側壁74bが工具150により外側に引っ張られ、操作ハンドル38aの主部74aが撓んで、操作ハンドル38aの主部74a裏面に突設された係止爪片39が外側に傾斜するので、係止爪片39の爪39aと反転ハンドル30の爪36との係止状態が外れ、操作ハンドル38aを反転ハンドル30から取り外すことができる。このように、操作ハンドル38aを反転ハンドル30に着脱自在に取り付けているので、操作ハンドル38aの破損時には操作ハンドル38aだけを交換することができ、また様々な色の操作ハンドル38aを用意することにより、施工現場の雰囲気に合わせた色の操作ハンドル38aを選択して取り付けることができる。なお、操作ハンドル38aの主部74a裏側には、反転ハンドル30の前面および側面の一部と当接するリブ51a,51bが突設されているので、反転ハンドル30に操作ハンドル38aを取り付けた際に、操作ハンドル38aのがたつきを抑えることができる。
【0035】
このスイッチ装置は、施工面に固定されるプレート枠100に着脱自在に取り付けられる。図13(a)(b)に示すように、プレート枠100は絶縁性を有する合成樹脂により一方の辺が他方の辺よりも長い矩形枠状に形成され、中央部にはスイッチ本体10の前面に取り付けられた操作ハンドル38aを前面側に露出させるために矩形状の開口窓101が設けられている。この開口窓101の周縁背面側には、開口窓101の長手方向に沿って互いに対向するように帯状の固定梁部102および可動梁部103が設けてある。可動梁部103はプレート枠100の長手方向に沿った一対の側枠片104a,104bの一方の側枠片104bから離間し、且つ連結部105によりその両端において側枠片104bに一体に連結している。ここで、可動梁部103および連結部105を含めてプレート枠100を形成している合成樹脂は可撓性材料であり、プレート枠100に対して可動梁部103および連結部105はそれぞれ撓み自在となっている。
【0036】
また、側枠片104bから一体に延設された幅狭の一対のリブ106によって可動梁部103が支持されており、可動梁部103と側枠片104bとの間にできる隙間が上記リブ106によって3つの部分(以下、各部分をスリット107a〜107cと呼ぶ)に分割されることになる。このうち、両側のスリット107a,107cは外側端部が連結部105の方へ屈曲させてある。さらに側枠片104bの各リブ106近傍の部位には、可動梁部103を撓み易くさせるための長孔状の溝108が一対設けてある。
【0037】
一方、固定梁部102および可動梁部103の開口窓101側の面には、スイッチ本体10の両側面から一対づつ突設された係止爪29が係止する器具取付部たる係止溝109,110を各々3対づつ等ピッチで設けてある。従って、スイッチ本体10に設けた係止爪29を各係止溝109,110に係止することにより、操作ハンドル38aを開口窓101から露出させた状態で、プレート枠100にスイッチ本体10を取着することができる。ここで、固定梁部102および可動梁部103の先端部分には、スイッチ本体10の係止爪29を各係止溝109,110にガイドするため、各々外側に向けて傾斜したテーパ面を有するガイド部111,112が設けてある。すなわち、図14(a)(b)に示すようにプレート枠100にスイッチ装置のスイッチ本体10を取り付ける際は、スイッチ本体10の係止爪29をガイド部111,112のテーパ面に当接させた状態で、スイッチ本体10をプレート枠100の背面側から前面側に押し込めば、係止爪29がガイド部111,112のテーパ面に沿って移動することにより、ガイド部111,112にガイドされてスムーズに係止溝109,110に係止することができるのである。
【0038】
ここで、プレート枠100の開口窓101に対して開口窓101の長手方向に沿ってスイッチ本体10を3個並べて取り付けることができるようにスイッチ本体10の取付位置を限定するために、固定梁部102および可動梁部103の係止溝109,110の近傍に仕切りリブ119を突設している。これらの仕切りリブ119は、固定梁部102および可動梁部103の内側面に各一対づつ計3組が設けられた係止溝109,110の各組の外側の位置にそれぞれ一対づつがプレート枠100と一体に突設されている。仕切りリブ119はプレート枠100にスイッチ本体10を取り付けた際にスイッチ本体10側面の少なくとも一部に当接するような位置に突設されているので、スイッチ本体10をプレート枠100に取り付けた状態でスイッチ本体10のがたつきを抑えることができる。
【0039】
また固定梁部102には各係止溝109の間にプレート枠100の前面側から貫通する器具外し孔113が穿設してあって、ドライバや取り外し専用の治具などの先端部分をこの器具外し孔113に挿入し、治具の先端部分でスイッチ本体10を可動梁部103側へ押してやれば梃子の原理によって僅かな力で可動梁部103を撓ますことができ、固定梁部102側の係止溝109とスイッチ本体10の係止爪29との係止状態を解除してプレート枠100からスイッチ本体10を容易に取り外すことができる。なお、カバー2の両側面には、器具外し孔113から挿入された治具の先端が当接する傾斜部76が形成されており、治具の先端が傾斜部76と当接することにより、可動梁部103を撓ませる力を容易に発生することができ、スイッチ本体10の取り外し作業を容易に行うことができる。
【0040】
ところで、開口窓101の寸法は図2に示すスイッチ本体10の寸法を配線器具の基準寸法(以下、この寸法を「1個モジュール寸法」と呼ぶ)としたときに、スイッチ本体10の長手方向を開口窓101の長手方向と略直交させた状態で1個モジュール寸法のスイッチ本体10が長手方向と直交する方向に3個並べて取り付けることができる寸法に形成してある。同様にプレート枠100の固定梁部102および可動梁部103に設けた各係止溝109,110のピッチは、1個モジュール寸法のスイッチ本体10の側面に突設されている係止爪29のピッチと等しくなっている。なお、上記1個モジュール寸法は適当な値に設定すれば良く、このようなモジュール寸法に適合した配線器具であれば、共通にプレート枠100に取り付けることができる。
【0041】
またプレート枠100の長手方向に対向する両側片114には各々凹所115が形成してあり、凹所115には、プレート枠100を埋込ボックス(図示せず)に取り付けるためのボックスねじを挿通する長孔116と、プレート枠100を壁面等の造営面に取り付けるためのねじが挿通されるねじ挿通孔117と、造営面を形成する壁パネルなどに取り付ける際に使用するはさみ金具(図示せず)を係止するはさみ金具係止孔118とが設けてある。
【0042】
プレート枠100の前面側には合成樹脂製の化粧プレート130を着脱自在に取り付けることができるようになっており、図15に示すように化粧プレート130はプレート枠100の前面を覆う矩形状の主部131と主部131の周縁から全周にわたって後方に突出する側壁132とを連続一体に形成した略箱型のもので、背方に向けて突出する係止突起133をプレート枠100の係止孔120に挿入係止することでプレート枠100の前面に配設される。主部131の略中央にはプレート枠100の開口窓101と対向する細長の窓孔134が穿設されており、この窓孔134からスイッチ本体10に取着された操作ハンドル38aが露出する。
【0043】
ここで、操作ハンドル38aの短幅方向寸法(化粧プレート130の窓孔134の短幅方向に沿う方向の寸法)が窓孔134の短幅方向寸法と略同じ寸法に形成され、操作ハンドル38aの長手方向寸法(窓孔134の長手方向に沿う方向の寸法)が窓孔134の長手方向寸法と略同じ寸法(すなわち1分の1の寸法)に形成されており、操作ハンドル38aは、窓孔134の長手方向に沿う方向における中心をスイッチ本体10の中心と略一致させて、スイッチ本体10に取り付けられているので、図16(a)に示すようにスイッチ本体10は、プレート枠100の固定梁部102および可動梁部103に各3組づつ設けられた係止溝109,110の内、プレート枠100の長手方向略中央に設けられた係止溝109,110の組に係止爪29を係止させて、プレート枠100に取り付けられる。
【0044】
ところで、上述のプレート枠100並びに化粧プレート130の代わりに、図17〜図19に示すように各辺の長さが略等しい矩形枠状のプレート枠100’並びに化粧プレート130’を用いることもできる。なお、このプレート枠100’並びに化粧プレート130’の構造は基本的に上述のプレート枠100並びに化粧プレート130と共通であるから、共通する構成に同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
【0045】
上述のように操作ハンドル38aは、短幅方向の寸法が窓孔134の短幅方向の寸法と略同じ寸法に形成され且つ長手方向の寸法が窓孔134の長手方向の寸法と略同じ寸法に形成されているので、反転ハンドル30に比べて操作ハンドル38aを十分大きな寸法に形成することができ、スイッチ装置の操作性を向上させることができる。また、操作ハンドル38aの操作面が大きく見えるため、窓孔134の長手方向に沿う方向に伸びるハンドルライン45aを操作ハンドル38aの一端側に取り付けることによって、操作ハンドル38aをスリムでコンパクト(小型)に見せ、見栄えを良くしている。
【0046】
このスイッチ装置の動作について以下に簡単に説明する。図3に示すように、操作ハンドル38aおよび反転ハンドル30が図3中右下がりに傾斜し、可動接点24が固定接点21と接触している状態(オン状態)で、操作ハンドル38aの図3中左側を押圧すると、操作ハンドル38aを押圧する力によって反転ハンドル30が反転動作し、図中左下がりに傾斜した状態となる。反転ハンドル30の反転動作に応じてコイルばね32は図3中右側に反るため、コイルばね32の曲がり具合に応じて可動接点板19が支点突起22を支点として図3中右回りに回動し、可動接点24が固定接点21と開離する。この時、反転ハンドル30はコイルばね32のばね力によって反転した状態を保持し、接点部8はオフ状態のままとなる。
【0047】
一方、操作ハンドル38aおよび反転ハンドル30が図3中左下がりに傾斜し、可動接点24が固定接点21と開離している状態(オフ状態)で、操作ハンドル38aの図3中右側を押圧すると、操作ハンドル38aを押圧する力によって反転ハンドル30が反転動作し、図中右下がりに傾斜した状態となる。反転ハンドル30の反転動作に応じてコイルばね32は図3中左側に反るため、コイルばね32の曲がり具合に応じて可動接点板19が支点突起22を支点として図3中左回りに回動し、可動接点24が固定接点21と接触する。この時、反転ハンドル30はコイルばね32のばね力によって反転した状態を保持し、接点部8はオン状態のままとなる。なお、操作ハンドル38aの主部74a裏面には背方に突出する略V字状のリブ75が一対突設されており、操作ハンドル38aの端部が押圧された際にリブ75の先端がカバー2と当接するので、操作ハンドル38aがスイッチ本体10側に沈み込むのを防止することができる。
【0048】
(実施形態1)
参考例1ではプレート枠100に1個のスイッチ装置が取り付けられる場合について説明したが、本実施形態ではプレート枠100に2個のスイッチ装置を並設する場合について説明する。ところで、図90〜図92に示すようにスイッチ本体10を、取付枠100の開口窓101の上側および下側の取付位置に取り付ける場合、図92中上側の取付位置に取り付けられるスイッチ装置では、スイッチ本体10の短幅方向の中心よりも操作ハンドル38の中心を図90中下側にずらした状態で操作ハンドル38がスイッチ本体10に取り付けられており、図92中下側の取付位置に取り付けられるスイッチ装置では、スイッチ本体10の短幅方向の中心よりも操作ハンドル38の中心を図91中上側にずらした状態で操作ハンドル38がスイッチ本体10に取り付けられている。したがって、各スイッチ装置の取付位置が図92中上側または下側に限定されるため、施工時に上下を間違える虞があり、しかも図92中上側または下側の取付位置に取り付けられるスイッチ装置毎に、専用の操作ハンドル38を設ける必要があるためコストアップとなるという問題がある。そこで本実施形態のスイッチ装置では、スイッチ本体10を構成するカバー2の長手方向に対向する両側面より、スイッチ本体10の短幅方向に沿って突出する突出部2aを設け、この突出部2aの両端近傍に係止爪29,29を設けることで参考例1の場合と比較して一対の係止爪29,29のピッチを拡げている。これにより、プレート枠100(又はプレート枠100’、以下同じ)の各側枠片104a,104bに設けられた隣接する3個の係止溝109,110の内、両側の係止溝109,110に係止爪29を係止させ、プレート枠100の上下いずれの取付位置にも取付可能にしている。
【0049】
本実施形態のスイッチ装置の分解斜視図を図20に、正面図を図21(a)に、側面図を図21(b)に、下面図を図21(c)に、断面図を図22にそれぞれ示す。また、このスイッチ装置に用いる操作ハンドル38dにハンドルライン45dを取り付けた状態の正面図を図23(a)に、側面図を図23(b)に、A−A’断面図を図23(c)に、裏面図を図24(a)に、B−B’断面図を図24(b)に、操作ハンドル38dへのハンドルライン45dの組立方法を図25R>5(a)(b)にそれぞれ示す。尚、参考例1のスイッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0050】
本実施形態のスイッチ装置では、窓孔134の長手方向に沿う方向におけるスイッチ本体10の中心位置を操作ハンドル38の中心位置と一致させた状態で、スイッチ本体10がプレート枠100に取り付けられるような取付ピッチで係止爪29がカバー2に設けた突出部2aに突設されている。すなわち、突出部2aの前面側には段部28が形成されており、この段部28に、プレート枠100の固定梁部102および可動梁部103にそれぞれ設けられた隣接する3個の係止溝109,110の内の両側に位置する係止溝109,110とそれぞれ係止する係止爪29を2個づつ突設するとともに、隣接する3個の係止溝109,110の内、隣接するいずれか2個の係止溝109,110の間に設けられた1対の仕切りリブ119がそれぞれ入り込む1対の溝50を2組づつ設けている。また、操作ハンドル38dは、化粧プレート130の窓孔134の長手方向に沿う方向の寸法が、窓孔134の長手方向寸法の略2分の1の寸法に形成されており、窓孔134の長手方向に沿う方向におけるスイッチ本体10の中心と操作ハンドル38dの中心とが略一致するようにして、操作ハンドル38dがスイッチ本体10に取り付けられている。
【0051】
なお、カバー2の両側面には、器具外し孔113から挿入された治具の先端が当接する傾斜部76が形成されており、治具の先端が傾斜部76と当接することにより、可動梁部103を撓ませる力を容易に発生することができ、スイッチ本体10の取り外し作業を容易に行うことができる。ここで傾斜部76は、スイッチ本体10の短幅方向において広範囲に形成されているので、スイッチ本体10がプレート枠100の何れの取付位置に取り付けられたとしても、治具の先端が確実に傾斜部76に当接し、スイッチ本体10の取り外し作業を容易に行うことができる。
【0052】
ここで、図26に示すようにプレート枠100の長手方向に沿ってスイッチ本体10を2個並べて取り付ける場合、図中上側の位置に取り付けられるスイッチ本体10では、固定梁部102および可動梁部103に3組づつ設けられた係止溝109,110の内、図中上側に設けられた組の中の上側にある係止溝109,110と、図中中央に設けられた組の中の上側にある係止溝109,110に、スイッチ本体10の両側面に突設させた係止爪29を係止させることにより、プレート枠100に取り付けられる。一方、図中下側の位置に取り付けられるスイッチ本体10では、図中中央に設けられた組の中の下側にある係止溝109,110と、図中下側に設けられた組の中の下側にある係止溝109,110に、スイッチ本体10の両側面に突設させた係止爪29を係止させることにより、プレート枠100に取り付けられる。この時、係止溝109,110の各組の間にそれぞれ設けられた2個の仕切りリブ119は、段部28に設けた溝50に入り込むので、仕切りリブ119が干渉してスイッチ本体10が取り付けられなくなることはない。
【0053】
また操作ハンドル38dの前面には、化粧プレート130の窓孔134の長手方向に沿う方向に走る溝41が形成されており、この溝41の両端部には操作ハンドル38を貫通する孔43a,43bが穿設され、孔43aの奥方には凹所44が形成されている。
【0054】
この溝41内に取り付けられるハンドルライン45dは、図25(a)に示すように、略中央には溝41内に突設された突起42を挿通させる長孔状の窓孔46が穿設され、短方向の一辺には溝41の一端側に設けられた凹所44と凹凸係止する凸部47が突設されている。またハンドルライン45dの長手方向の両側縁における孔43bに対応する部位には背方に突出する係止爪片48が突設され、係止爪片48の先端には外側に突出する爪49が突設されている。而して、ハンドルライン45dを操作ハンドル38dに取り付ける際は、図25(b)に示すように、先ずハンドルライン45dの凸部47を操作ハンドル38dの孔43a内に挿入し、この凸部47を支点としてハンドルライン45dを図25(b)中の矢印の向きに回転させ、ハンドルライン45dの係止爪片48を対応する孔43b内に挿入して、係止爪片48の先端に設けられた爪49と孔43bの端縁とを係止させることにより、ハンドルライン45dが操作ハンドル38dに取り付けられる。
【0055】
このように、ハンドルライン45dを操作ハンドル38dに取り付ける際は、ハンドルライン45dの一端に設けられた凸部47を操作ハンドル38dの孔43a内に挿入し、この凸部47を支点としてハンドルライン45dの他端を操作ハンドル38dの前面に押し込むことにより、ハンドルライン45dを操作ハンドル38dに取り付けているので、ハンドルライン45dが回転して、取付作業がやりにくくなるのを防止できる。
【0056】
ところで、図28(b)に示すようにカバー2に設けた突出部2aのエッジが尖っているとスイッチ本体10を取り扱う際に上記エッジが手に当たって痛みを感じる等の不具合が生じる虞がある。そこで、図27及び図28(a)に示すように突出部2aの端縁に曲面形状のリブ2bを設ければ、突出部2aのエッジが滑らかになってスイッチ本体10を容易且つ安全に取り扱うことができる。
【0057】
(参考例2)
参考例1ではプレート枠100に1個のスイッチ装置が取り付けられる場合について説明したが、本参考例ではプレート枠100に3個のスイッチ装置を並設する場合について説明する。ここで、本参考例のスイッチ装置の分解斜視図を図29に、正面図を図30(a)に、側面図を同図(b)に、下面図を同図(c)にそれぞれ示す。また、このスイッチ装置に用いる操作ハンドル38gにハンドルライン45gを取り付けた状態の正面図を図31(a)に、側面図を図同(b)に、A−A’断面図を同図(c)に、裏面図を同図(d)に、B−B’断面図を同図(e)に、操作ハンドル38gへのハンドルライン45gの組立方法を図32(a)(b)にそれぞれ示す。尚、参考例1のスイッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0058】
本参考例のスイッチ装置では、図30(a)〜(c)に示すように、化粧プレート130の窓孔134の長手方向に沿う方向の操作ハンドル38gの寸法が、窓孔134の長手方向の寸法の略3分の1の寸法に形成されており、図16(b)に示すようにプレート枠100の長手方向に3個並べてスイッチ装置を取り付けることができる。また操作ハンドル38gの一端側には窓孔134の長手方向に沿って走る溝が形成され、この溝内にハンドルライン45gが取り付けられている。
【0059】
ハンドルライン45gは、図29に示すように略中央に突起42を挿通させる窓孔46が穿設され、短方向の両辺に溝41の両端に設けられた凹所44a,44bと凹凸係止する凹凸係止部としての凸部47a,47bが突設され、凸部47a,47bの先端には外側に突出する爪47cが突設されている。なお、一方の凸部47aの長さ寸法を他方の凸部47bの長さ寸法よりも長くしてある。而して、ハンドルライン45gを操作ハンドル38gに取り付ける際は、図32(a)(b)に示すように、先ずハンドルライン45gの寸法が長い方の凸部47aを操作ハンドル38gの凹所44a内に挿入して爪47cを凹所44aの端縁に係止し、この凸部47aを支点としてハンドルライン45gを図32(b)中の矢印の向きに回転させ、ハンドルライン45gの寸法が短い方の凸部47bを他方の凹所44b内に挿入して、凸部47bの先端に設けられた爪47cを凹所44bの端縁に係止させることにより、ハンドルライン45gが操作ハンドル38gに取り付けられる。この時、ハンドルライン45gの窓孔46内に突起42が挿入され、突起42の先端が操作ハンドル38gの前面から突出する。なお、操作ハンドル38gの寸法関係およびハンドルライン45gの構造以外は参考例1のスイッチ装置と同様であるので、その説明は省略する。
【0060】
(参考例3)
本参考例のスイッチ装置では、参考例1のスイッチ装置において片切タイプの接点部8のオフ時に点灯してスイッチ装置の設置場所を表示する点灯表示部を設けている。このスイッチ装置の分解斜視図を図33に、正面図を図34(a)に、側面図を図34(b)に、下面図を図34(c)に、断面図を図35にそれぞれ示す。また、このスイッチ装置に用いる操作ハンドル38bにハンドルライン45aを取り付けた状態の正面図を図36(a)に、側面図を図36(b)に、裏面図を図36(c)に、A−A’断面図を図36(d)に、B−B’断面図を図36(e)に、操作ハンドル38bへのハンドルライン45aの組立方法を図37(a)(b)にそれぞれ示す。尚、参考例1のスイッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0061】
このスイッチ装置では、片切タイプの接点部8のオフ時に点灯してスイッチ装置の設置位置を表示する位置表示ランプたるネオンランプ53を有する点灯表示部52を反転ハンドル30内に組み込み、反転ハンドル30の前面に穿設された開口34にネオンランプ53を臨ませている。また、操作ハンドル38bの溝41におけるハンドルライン45aの窓孔46に対応する部位には、操作ハンドル38bを貫通する長孔状の孔54が穿設されている。導光部材たるプリズム55aは孔54および窓孔46に挿通され先端がハンドルライン45a前面から突出する先端に丸みを持たせた突起たる細長の凸部56を有しており、操作ハンドル38bの裏面側から孔54内に凸部56を挿入した状態で、プリズム55aは操作ハンドル38bにかしめ固定される。而して、操作ハンドル38bを反転ハンドル30に取り付けると、プリズム55aの入射面57がネオンランプ53に対向して配置される。また、プリズム55aの凸部56の先端が操作ハンドル38の前面から突出しているので、凸部56により接点部8をオン操作する際に押し操作する操作ハンドル38の位置を容易に判別することができる。
【0062】
一方、点灯表示部52は、合成樹脂製の回路基板52aにインサート成形されている端子板(図示せず)にネオンランプ53及び抵抗Rの一端を電気的に接続して成り、回路基板52aの略中央には圧入孔52bが形成されている。そして、図38及び39に示すように反転ハンドル30内に設けられてコイルばね32の一端部が挿入固定される棒状突起30aを上記圧入孔52bに圧入することで回路基板52aが棒状突起30aに固定され反転ハンドル30内に納装される。このとき、ネオンランプ53及び抵抗Rは反転ハンドル30内の棒状突起30a周囲のスペースに収納される。
【0063】
回路基板52aの長手方向一端側(端子板11に対向する側)からは、回路基板52aにインサート成形される端子板と一体に形成され、端子板11の上面部と接離自在に接触導通する端子片52cが突出させてある。この端子片52cの下面には接点(図示せず)が形成してある。また、図39に示すように抵抗Rの一方の端子Raが棒状突起30aの側面に設けた縦溝30bを通して棒状突起30a内に挿入される。そして、図38に示すように棒状突起30aの内部において抵抗Rの端子Raとコイルばね32とを接触導通させている。
【0064】
而して、可動接点板19の可動接点24aが端子板11の固定接点21と開離(すなわち、接点部8がオフ)するように操作ハンドル38bを操作した場合には、回路基板52aの端部から突出する端子片52cの下面に形成された接点が端子板11の上面部に接触導通し、可動接点板19と接触導通しているコイルばね32を介してネオンランプ53並びに抵抗Rに電源が供給されてネオンランプ53が点灯し、ネオンランプ53の発光がプリズム55aの入射面57に入射し、プリズム55a内で屈折されて凸部56から外部に出射され、接点部8のオフ時にスイッチ装置の位置を表示することができる。
【0065】
一方、可動接点板19の可動接点24aが端子板11の固定接点21と接触(すなわち、接点部8がオン)するように操作ハンドル38bを操作した場合には、回路基板52aの端子片52cが端子板11の上面部から開離するので、ネオンランプ53が消灯する。
【0066】
なお、本参考例のスイッチ装置では、参考例1のスイッチ装置と同じハンドルライン45aを用いており、ハンドルライン45aを共用することによって部品の種類を減らし、コストダウンを図っている。
【0067】
(実施形態2)
本実施形態のスイッチ装置では、実施形態1のスイッチ装置において、参考例3で説明した片切タイプの接点部8のオフ時に点灯してスイッチ装置の設置場所を表示する点灯表示部52を設けている。このスイッチ装置の分解斜視図を図40に、正面図を図41(a)に、側面図を図41(b)に、下面図を図41(c)に、断面図を図42にそれぞれ示す。また、このスイッチ装置に用いる操作ハンドル38eにハンドルライン45dを取り付けた状態の正面図を図43R>3(a)に、側面図を図43(b)に、裏面図を図43(c)に、A−A’断面図を図43(d)に、B−B’断面図を図43(e)に、操作ハンドル38eへのハンドルライン45dの組立方法を図44(a)(b)にそれぞれ示す。尚、実施形態1又は参考例3のスイッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0068】
操作ハンドル38eは、化粧プレート130の窓孔134の長手方向に沿う方向の寸法が、窓孔134の長手方向寸法の略2分の1の寸法に形成されており、操作ハンドル38eの一端側には窓孔134の長手方向に沿う方向に走る溝41が形成されている。操作ハンドル38eの溝41におけるハンドルライン45dの窓孔46に対応する部位には、操作ハンドル38eを貫通する長孔状の孔54が穿設されている。参考例3と同様に操作ハンドル38eには、操作ハンドル38eの裏面側から孔54内に凸部56を挿入した状態でプリズム55aがかしめ固定され、この操作ハンドル38eを反転ハンドル30に取り付けると、プリズム55aの入射面57がネオンランプ53に対向して配置される。而して、入射面57から入射したネオンランプ53の発光はプリズム55a内で屈折されて凸部56から外部に出射され、接点部8のオフ時にスイッチ装置の位置を表示することができる。また、プリズム55aの凸部56の先端が操作ハンドル38eの前面から突出しているので、凸部56により接点部8をオン操作する際に押し操作する操作ハンドル38eの位置を操作感触や視覚により容易に判別できる。
【0069】
なお、本実施形態のスイッチ装置では、実施形態1のスイッチ装置と同じハンドルライン45d、参考例3のスイッチ装置と同じプリズム55aを用いており、ハンドルライン45dおよびプリズム55aを共用することによって部品の種類を減らし、コストダウンを図っている。
【0070】
(参考例4)
本参考例のスイッチ装置は、参考例2のスイッチ装置において、参考例3で説明した片切タイプの接点部8のオフ時に点灯してスイッチ装置の設置場所を表示する点灯表示部52を設けている。ここで、本参考例のスイッチ装置の分解斜視図を図45に、正面図を図46(a)に、側面図を同図(b)に、下面図を同図(c)にそれぞれ示す。また、このスイッチ装置に用いる操作ハンドル38hにハンドルライン45gを取り付けた状態の正面図を図47(a)に、側面図を図同(b)に、A−A’断面図を同図(c)に、裏面図を同図(d)に、B−B’断面図を同図(e)に、操作ハンドル38hへのハンドルライン45gの組立方法を図48(a)(b)にそれぞれ示す。尚、参考例2又は3のスイッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0071】
このスイッチ本体10では、化粧プレート130の窓孔134の長手方向に沿う方向の操作ハンドル38hの寸法が、窓孔134の長手方向の寸法の略3分の1の寸法に形成され、操作ハンドル38hの一端側には窓孔134の長手方向に沿う方向に走る溝41が形成され、この溝41内にハンドルライン45gが取着される。参考例3と同様に、操作ハンドル38hの溝41におけるハンドルライン45gの窓孔46に対応する部位には、操作ハンドル38eを貫通する長孔状の孔54が穿設されており、この孔54内に凸部56を挿入した状態でプリズム55aが操作ハンドル38hにかしめ固定されている。而して、プリズム55aの凸部56はハンドルライン45gの窓孔46から露出しており、反転ハンドル30内に納められたネオンランプ53の光はプリズム55a内で屈折し、凸部56から外部に出射されるので、接点部8のオフ時にスイッチ装置の設置位置を表示することができる。
【0072】
なお、本参考例のスイッチ装置では、参考例2のスイッチ装置と同じハンドルライン45gを用い、実施形態2と同じプリズム55aを用いており、ハンドルライン45g、プリズム55aを共用することによって部品の種類を減らし、コストダウンを図っている。
【0073】
(参考例5)
参考例1のスイッチ装置では片切タイプの接点部8を備えているが、本参考例では3路タイプ(C接点タイプ)の接点部8を備えている。このスイッチ装置の分解斜視図を図49に、正面図を図50(a)に、側面図を図50(b)に、下面図を図50(c)に、断面図を図51にそれぞれ示す。また、このスイッチ装置に用いる操作ハンドル38bにハンドルライン45bを取り付けた状態の正面図を図52(a)に、側面図を図52(b)に、裏面図を図52(c)に、A−A’断面図を図52(d)に、操作ハンドル38bへのハンドルライン45bの組立方法を図53R>3(a)(b)にそれぞれ示す。尚、参考例1のスイッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0074】
接点部8は端子板12(以下、「第1の端子板」と呼ぶ)と可動接点板19と一対の第2の端子板58,60とで構成される。第1の端子板12は略コ字状に形成されたコ字状部14を有しており、このコ字状部14に一対の鎖錠ばね15が配置されて、速結端子部6を構成する。第1の端子板12のコ字状部14は中央片14aと、中央片14aの両端縁から中央片14aと略直交する方向にそれぞれ突出する当接片14bおよび接触片14cから構成され、当接片14bの端部からは、先端に可動接点板19の揺動支点となる支点突起22が形成された支持片23が突設されている。可動接点板19は導電材料よりなる帯板を略コ字状に曲成して形成され、中央片19aの両端縁に側片19b,19bが形成されており、各側片19bには固定接点59,61とそれぞれ接離自在に接触する可動接点24a,24bが形成されている。
【0075】
第2の端子板58,60は導電性材料から形成されており、第2の端子板58,60と一対の鎖状ばね15とで速結端子部6が構成される。一方の第2の端子板58の中央片58a一端側には、鎖錠ばね15の接触片15bおよび当接片15cと対向する接触片58bが突設されており、中央片58aの他端側からは、可動接点板19の一方の可動接点24aと接離自在に接触する固定接点59が先端に設けられた略L字状の端子片58cが延設されている。他方の第2の端子板60の中央片60a一端側には、鎖錠ばね15の接触片15bおよび当接片15cと対向する接触片60bが突設されており、中央片60aの他端側からは固定接点61が先端に設けられた略L字状の端子片60cが延設されている。
【0076】
而して、ボディ1の端子収納室9内に鎖錠ばね15および解除釦17を収納し、接点収納室7内に第1の端子板12と第2の端子板58,60を収納した状態で、中央片19aをボディ1底面側にして可動接点板19を接点収納室7内に納めると、可動接点板19の中央片19aが第1の端子板12の支点突起22と当接し、可動接点板19が支点突起22を中心として揺動自在に配置される。
【0077】
また、操作ハンドル38bの溝41内には窓孔46が穿設されていないハンドルライン45bが取着されている。操作ハンドル38bは、化粧プレート130の窓孔134の長手方向に沿う方向の寸法が、窓孔134の長手方向寸法と略同じ寸法に形成されており、操作ハンドル38の操作面が広くなっているので、スイッチ装置の操作性を向上させることができ、窓孔134の長手方向に沿う方向に走るハンドルライン45が操作ハンドル38に取着されているので、操作ハンドル38の見栄えを良くできる。なお、本参考例のスイッチ装置では、参考例3のスイッチ装置と同じ操作ハンドル38bを用いており、操作ハンドル38bを共用することによって部品の種類を減らし、コストダウンを図っている。
【0078】
このスイッチ装置の動作について以下に簡単に説明する。図51に示すように、操作ハンドル38bおよび反転ハンドル30が図中右下がりに傾斜し、可動接点24aが固定接点59と接触し且つ可動接点24bが固定接点61と開離している状態で、操作ハンドル38bの図中左側を押圧すると、操作ハンドル38bを押圧する力によって反転ハンドル30は反転動作し、図中左下がりに傾斜した状態となる。反転ハンドル30の反転動作に応じてコイルばね32は図中右側に反るため、コイルばね32の曲がり具合に応じて可動接点板19が支点突起22を支点として図中右回りに回動し、可動接点24aが固定接点59と開離し、可動接点24bが固定接点61と接触する。この時、反転ハンドル30はコイルばね32のばね力によって反転した状態を保持し、可動接点24bが固定接点61と接触した状態を維持する。
【0079】
一方、操作ハンドル38bおよび反転ハンドル30が図51中左下がりに傾斜し、可動接点24aが固定接点59と開離し且つ可動接点24bが固定接点61と接触している状態で、操作ハンドル38の図中右側を押圧すると、操作ハンドル38を押圧する力によって反転ハンドル30が反転動作し、図中右下がりに傾斜した状態となる。反転ハンドル30の反転動作に応じてコイルばね32は図中左側に反るため、コイルばね32の曲がり具合に応じて可動接点板19が支点突起22を支点として図51中左回りに回動し、可動接点24bが固定接点61と開離して、可動接点24aが固定接点59と接触する。この時、反転ハンドル30はコイルばね32のばね力によって反転した状態を保持し、可動接点24aが固定接点59と接触した状態を維持する。
【0080】
(実施形態3)
実施形態1のスイッチ装置では片切タイプの接点部8を備えているが、本実施形態のスイッチ装置では、参考例5で説明した3路タイプの接点部8を備えている。このスイッチ装置の分解斜視図を図54に、正面図を図55(a)に、側面図を図55R>5(b)に、下面図を図55(c)に、断面図を図56にそれぞれ示す。また、このスイッチ装置に用いる操作ハンドル38eにハンドルライン45eを取り付けた状態の正面図を図57(a)に、側面図を図57(b)に、裏面図を図57(c)に、A−A’断面図を図57(d)に、操作ハンドル38eへのハンドルライン45eの組立方法を図58(a)(b)にそれぞれ示す。尚、実施形態1又は参考例5のスイッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0081】
このスイッチ装置では、操作ハンドル38eの溝41内に窓孔46が穿設されていないハンドルライン45eを取着している。操作ハンドル38eは、化粧プレート130の窓孔134の長手方向に沿う方向の寸法が、窓孔134の長手方向寸法の略2分の1の寸法に形成されており、操作ハンドル38eの操作面が広くなっているので、スイッチ装置の操作性を向上させることができる。また操作ハンドル38eには、窓孔134の長手方向に沿って、ハンドルライン45eが取着されているので、操作ハンドル38eの見栄えを良くできる。なお、本実施形態のスイッチ装置では、実施形態2のスイッチ装置と同じ操作ハンドル38eを用いており、操作ハンドル38eを共通化することによって部品の種類を減らし、コストダウンを図っている。
【0082】
(参考例6)
本参考例のスイッチ装置は、参考例2のスイッチ装置において、片切タイプの接点部8の代わりに、参考例5で説明した3路タイプの接点部8を用いている。ここで、本参考例のスイッチ装置の分解斜視図を図59に、正面図を図60(a)に、側面図を同図(b)に、下面図を同図(c)にそれぞれ示す。また、このスイッチ装置に用いる操作ハンドル38hにハンドルライン45hを取り付けた状態の正面図を図61(a)に、側面図を図同(b)に、A−A’断面図を同図(c)に、裏面図を同図(d)に、B−B’断面図を同図(e)に、操作ハンドル38hへのハンドルライン45hの組立方法を図62(a)(b)にそれぞれ示す。尚、参考例2又は5のスイッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0083】
このスイッチ装置では、操作ハンドル38hの溝41内に窓孔46が穿設されていないハンドルライン45hを取着している。操作ハンドル38hは、化粧プレート130の窓孔134の長手方向に沿う方向の寸法が、窓孔134の長手方向の寸法の略3分の1の寸法に形成されており、3個のスイッチ装置をプレート枠100の長手方向に3個並べて取り付けることができる。なお、本参考例のスイッチ装置では、参考例4のスイッチ装置と同じ操作ハンドル38hを用いており、操作ハンドル38hを共通化することによって部品の種類を減らし、コストダウンを図っている。
【0084】
(参考例7)
本参考例のスイッチ装置では、参考例5のスイッチ装置において、参考例3で説明した点灯表示部52を設けている。このスイッチ装置の分解斜視図を図63に、正面図を図64(a)に、側面図を図64(b)に、下面図を図64(c)に、また、このスイッチ装置に用いる操作ハンドル38bにハンドルライン45aを取り付けた状態の正面図を図65(a)に、側面図を図65(b)に、裏面図を図6565(c)に、A−A’断面図を図65(d)に、B−B’断面図を図65(e)に、側面断面図を図66に、カバー2を外した状態のボディ1の正面図を図67にそれぞれ示す。尚、参考例3,5のスイッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。なお本参考例では、参考例3のスイッチ装置と同じ操作ハンドル38b、参考例1のスイッチ装置と同じハンドルライン45aを用いており、部品を共通化することによってコストダウを図っている。
【0085】
このスイッチ装置では、接点部8の接点状態に応じてオンオフされる負荷(例えば照明負荷)のオフ時に点灯してスイッチ装置の場所を表示する点灯表示部52を反転ハンドル30内に組み込み、反転ハンドル30の前面に穿設された開口34に点灯表示部52のネオンランプ53を臨ませている。プリズム55bは、操作ハンドル38bの孔54およびハンドルライン45aの窓孔46に挿通される先端が平らな細長の凸部62を有しており、操作ハンドル38bの裏面側から孔54内に凸部62を挿入した状態で、プリズム55bは操作ハンドル38bにかしめ固定される。而して、操作ハンドル38bを反転ハンドル30に取り付けると、プリズム55bの入射面57がネオンランプ53に対向して配置され、入射面57から入射したネオンランプ53の発光はプリズム55b内で屈折されて凸部56から外部に出射され、負荷のオフ時にスイッチ装置の位置を表示することができる。
【0086】
図63に示すように本参考例におけるスイッチ本体10内には、中央に貫通孔52eを有する矩形枠状に形成され、ネオンランプ53及び抵抗Rが実装された回路基板52dが納装される。この回路基板52dの下面(非実装面)の両端部には図70に示すように接触部52fが設けてあり、これらの接触部52fが回路基板52d上のネオンランプ53並びに抵抗Rと電気的に接続されている。
【0087】
図63に示すように本参考例における第2の端子板58,60は、中央片58a,60aが回路基板52dと対向するように設けてあり、一方の第2の端子板58の中央片58a一端側には、鎖錠ばね15の接触片15bおよび当接片15cと対向する接触片58bが突設されており、中央片58aの他端側からは、可動接点板19の一方の可動接点24aと接離自在に接触する固定接点59が先端に設けられた略L字状の端子片58cが延設されている。他方の第2の端子板60の中央片60a一端側には、鎖錠ばね15の接触片15bおよび当接片15cと対向する接触片60bが突設されており、中央片60aの他端側からは可動接点板19の他方の可動接点24bと接離自在に接触する固定接点61が先端に設けられた略L字状の端子片60cが延設されている。そして、第2の端子板58,60の中央片58a,60aの各上面部には、それぞれ弾性を有する接触子63,64が取着される。
【0088】
接触子63,64は互いに鏡像の関係にあり、図68及び69に示すように第2の端子板58,60の中央片58a、60aに接触導通する平板状の主片63a,64aと、主片63a,64aの一端部から延出して回路基板52dの接触部52fに接触導通する略へ字状の接触片63b,64bと、主片63a,64aにおける接触片63b,64bと隣り合う両端縁に折曲形成された一対の側片63c,63d、64c,64dとが導電性を有する板材によって一体に形成されている。一方の側片63c,64cの先端縁からは第2の端子板58,60の中央片58a,60aに係止する係止片63e,64eが内側に折曲形成され、他方の側片63d,64dには内側に向けて突出する係止爪63f,64fが切り起こし形成されている。
【0089】
而して、図68(a)及び図69(a)に示すように接触子63,64の側片63c,64cに設けた係止片63e,64eを第2の端子板58,60の中央片58a、60aの端部に係止した後、他方の側片63d,64dを中央片58a,60aの方へ押し付けるようにすれば、側片63d,64dに設けた係止爪63f,64fが中央片58a、60aの端縁に当接して撓められ、やがて係止爪63f,64fの先端が中央片58a,60aの端縁を乗り越えると、係止爪63f,64fが中央片58a,60aの端部に係止し、接触子63,64が第2の端子板58,60に取着され且つ係止固定される(図67及び図68参照)。このように本参考例では、接触子63,64を第2の端子板58,60に係止固定する固定手段(係止片63e,64e及び係止爪63f,64f)を設けたので、接触子63,64を第2の端子板58,60に容易に取着することができて組立作業が簡素化できるという利点がある。
【0090】
ここで、カバー2の内周面に複数の押さえリブ(図示せず)が突設してあり、ボディ1とカバー2を組み立ててスイッチ本体10を構成した場合に、上記押さえリブが回路基板52dの周縁部に当接して回路基板52dをボディ1側へ押さえつけるようになっている。その結果、回路基板52dの接触部52fと各接触子63,64の接触片63b,64bとが弾接して、第2の端子板58,60と回路基板52dとが電気的に接続されており、負荷のオフ時に接触子63,64を介して点灯表示部52に給電されて、ネオンランプ53が点灯することになる。なお、回路基板52dの貫通孔52eに反転ハンドル30の棒状突起30aが挿通されるため、反転ハンドル30の回動時に回路基板52dが邪魔になることがないものである。
【0091】
(実施形態4)
本実施形態のスイッチ装置では、実施形態3のスイッチ装置において、参考例7で説明した点灯表示部52を設けている。このスイッチ装置の分解斜視図を図71に、正面図を図72(a)に、側面図を図72(b)に、下面図を図72(c)に、また、このスイッチ装置に用いる操作ハンドル38eにハンドルライン45dを取り付けた状態の正面図を図73(a)に、側面図を図73(b)に、裏面図を図73(c)に、A−A’断面図を図73(d)に、B−B’断面図を図73(e)にそれぞれ示す。尚、実施形態3又は参考例7のスイッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。また本実施形態では、実施形態2のスイッチ装置と同じ操作ハンドル38e、実施形態1のスイッチ装置と同じハンドルライン45d、参考例7と同じプリズム55bを用いており、部品を共通化することによってコストダウンを図っている。
【0092】
操作ハンドル38eは、化粧プレート130の窓孔134の長手方向に沿う方向の寸法が、窓孔134の長手方向寸法の略2分の1の寸法に形成されており、操作ハンドル38eの操作面が広くなっているので、スイッチ装置の操作性を向上させることができ、窓孔134の長手方向に沿う方向に走るハンドルライン45dが操作ハンドル38eに取着されているので、操作ハンドル38eの見栄えを良くできる。
【0093】
(実施形態5)
本実施形態のスイッチ装置では、実施形態3のスイッチ装置において、参考例7で説明した点灯表示部を設けている。ここで、本実施形態のスイッチ装置の分解斜視図を図74に、正面図を図75(a)に、側面図を同図(b)に、下面図を同図(c)にそれぞれ示す。また、このスイッチ装置に用いる操作ハンドル38hにハンドルライン45gを取り付けた状態の正面図を図76(a)に、側面図を図同(b)に、A−A’断面図を同図(c)に、裏面図を同図(d)に、B−B’断面図を同図(e)に、操作ハンドル38hへのハンドルライン45gの組立方法を図77R>7(a)(b)にそれぞれ示す。尚、実施形態3又は参考例7のスイッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0094】
このスイッチ装置では、操作ハンドル38hは、化粧プレート130の窓孔134の長手方向に沿う方向の寸法が、窓孔134の長手方向の寸法の略3分の1の寸法に形成されており、スイッチ装置をプレート枠100の長手方向に3個並べて取り付けることができる。なお、本実施形態では、参考例4のスイッチ装置と同じ操作ハンドル38h、参考例2のスイッチ装置と同じハンドルライン45g、参考例7と同じプリズム55bを用いており、部品を共通化することによって部品の種類を減らし、コストダウンを図っている。
【0095】
(参考例8)
本参考例のスイッチ装置を図78乃至図86を参照して説明する。本参考例では、スイッチ装置の名称や用途などを表示するために、参考例1のスイッチ装置においてスイッチ装置の名称や用途などの文字情報が表示された表示部材たるネームカード65を操作ハンドル38に取り付けて、ユーザがスイッチ装置の名称や用途などを容易に判別できるようにしている。なお、参考例1のスイッチ装置と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0096】
図80(a)〜(c)に示すように、操作ハンドル38a’前面における溝41以外の部位には矩形状の凹所66が形成され、凹所66の長手方向における略中央には凹所66よりも一段低くなった表示部材収納凹所たるカード収納凹所69が形成されている。凹所66の端面におけるカード収納凹所69両側の部位には、凹所66の端面から内側に入り込む凹部70,70が形成され、この凹部70,70は操作ハンドル38a’の背面側に連通している。また溝41側の凹所66端面のカード収納凹所69を挟んで対称の位置には、凹所66端面から内側に入り込む凹溝67,67が形成されており、この凹溝67,67は操作ハンドル38a’の背面側に連通している。また、溝41と反対側の凹所66端面のカード収納凹所69を挟んで対称の位置には、操作ハンドル38a’を貫通する凹溝67よりも大きな貫通孔68,68が穿設されている。
【0097】
操作ハンドル38a’の凹所66には透明な樹脂から形成された略矩形状のネームカバー71が着脱自在に取り付けられる。図81(a)〜(c)に示すように、ネームカバー71における凹溝67,67に対応する部位には側方に突出する凸部72,72が突設されており、ネームカバー71における貫通孔68,68に対応する部位には背面側に突出する係止手段たる係止爪片73,73が突設され、各係止爪片73には外側に突出する爪73aが突設されている。
【0098】
このように、ネームカード65が取り付けられる凹所66を有した操作ハンドル38a’では凹所66の分だけ前面の厚みが増しており、図93および図9494に示すように、反転ハンドル30の厚み寸法D1が大きい場合、反転ハンドル30に操作ハンドル38を取り付けた状態で、反転ハンドル30の前面と操作ハンドル38の裏面との間に隙間がないため、ネームカード65が収納される凹所66を有する操作ハンドル38a’を取り付けることができないが、本参考例では図85に示すように反転ハンドル30の厚み寸法D1を十分薄くすることによって、図3に示すように反転ハンドル30に操作ハンドル38aを取り付けた状態で、反転ハンドル30の前面と操作ハンドル38aの裏面との間にネームカード65を取り付けるための空間を確保することができ、ネームカード65を収納するための凹所66を有した操作ハンドル38a’を反転ハンドル30に取り付けることができる。
【0099】
ここで、ネームカード65を操作ハンドル38a’に取り付ける際は、図82(a)〜(e)に示すように、先ずネームカード65のいずれか一端を、一方の凹部70内に挿入した後、ネームカード65を撓ませてネームカード65の他端を他方の凹部70に挿入することにより、容易に取り付けることができる。そして、ネームカード65をカード収納凹所69内に取り付けた後、図83(a)〜(c)に示すように、先ずネームカバー71の凸部72を凹溝67に挿入した後、凸部72を支点にしてネームカバー71の係止爪片73側を操作ハンドル38a’の前面側から押し込むと係止爪片73が貫通孔68に挿入され、ネームカバー71を操作ハンドル38a’に押し込む力によって係止爪片73が内側に撓まされて、係止爪片73の爪73aが操作ハンドル38a’の裏面側に入り込み、爪73aが貫通孔68の端縁と係止することによりネームカバー71が操作ハンドル38a’に取り付けられる。なお、ネームカード65が配置されるカード収納凹所69は凹所66の底面よりも一段低くなっているので、ネームカード65の位置がずれにくくなっている。
【0100】
一方、ネームカバー71を取り外す際は、図84(a)〜(c)に示すように、ネームカバー71の係止爪片73を図84(a)中の矢印の方向に撓ませると、爪73aと貫通孔68の端縁との係止状態が外れ、この状態で係止爪片73を操作ハンドル38a’の前面側に押すと、ネームカバー71が凸部72を支点にして図中右回りに回転して係止爪片73が貫通孔68から外れ、ネームカバー71を操作ハンドル38a’から容易に取り外すことができる。
【0101】
本参考例では、化粧プレート130の窓孔134の長手方向に沿う方向の操作ハンドル38の寸法を、窓孔134の長手方向寸法と略同じ寸法に形成しているが、図86(a)〜(c)に示すように窓孔134の長手方向寸法の略2分の1の寸法に形成しても良いし、窓孔134の長手方向寸法の略3分の1の寸法に形成しても良いし、実施形態2〜5あるいは参考例3〜7のスイッチ装置に、ネームカード65を収納する凹所66が設けられた操作ハンドルを用いても良い。尚、ネームカード65の取付構造は上述と同様であるので、その説明は省略する。
【0102】
図95は、プレート枠100の窓孔134の長手方向に沿う方向の操作ハンドル38a…の寸法が、窓孔134の長手方向寸法と略同じ寸法に形成された場合と、窓孔134の長手方向寸法の略2分の1の寸法に形成された場合について、操作ハンドル38a…、ハンドルライン45a…、プリズム55a…の組み合わせを示しており、接点部8の種類(片切タイプまたは3路タイプ)や点灯表示部52の有無などの仕様の異なるスイッチ装置で、操作ハンドル38a…、ハンドルライン45a…、プリズム55a…の外形寸法や取付寸法を同一寸法に形成することによって部品を共通化し、部品の種類を減らしてコストダウンを図っている。
【0103】
【発明の効果】
上述のように請求項1の発明は、接点部を内部に収納し接点部の切換操作を行うための操作部を前面に有するスイッチ本体と、スイッチ本体の前面に取着され前記操作部を操作する操作ハンドルとを備え、スイッチ本体は、細長で長手方向に複数の器具取付部を有する開口窓を備えた取付枠に取り付けられるものであって、前記器具取付部と係止離脱自在に係止する取付手段を有し、短方向の外形寸法が前記開口窓の長手方向の寸法を器具取付部の数で分割した寸法に形成されてなり、操作ハンドルは、前記取付枠の前方に配置される化粧プレートが有する窓孔内に配設されるものであって、取付枠の開口窓に対向する細長の前記窓孔の短辺方向に沿う方向の寸法が前記窓孔の短辺方向の寸法と略同じ寸法に形成され、且つ、前記窓孔の長手方向に沿う方向の寸法が前記窓孔の長手方向の寸法に対して略2分の1の寸法に形成されたスイッチ装置であって、前記取付手段は、前記窓孔の長手方向に沿う方向におけるスイッチ本体の中心位置を操作ハンドルの中心位置と一致させた状態でスイッチ本体を取付枠に取り付けるとともに、スイッチ本体の前記窓孔の長手方向に沿う方向へ突出した突出部を有し、該突出部の端縁に曲面形状のリブが設けられてなるので、スイッチ本体の操作部に比べて操作ハンドルの寸法を大きくすることができ、スイッチ装置の操作性を向上させ、見栄えを良くできるという効果がある。開口窓の長手方向に2個並べてスイッチ本体を取り付ける場合、スイッチ本体を何れの取付位置にも取り付けることができるから、製品の種類を減らして低コスト化を図ることができるという効果があり、しかも施工時に取付位置を間違えることがないという効果がある。さらに、曲面形状のリブを設けたことで突出部のエッジが滑らかになり、スイッチ本体を容易且つ安全に取り扱うことができるという効果がある。
【0104】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記操作ハンドルの前面一側に前記窓孔の長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の板片を設け、前記板片の短方向の一辺に前記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けるとともに、前記板片の長手方向の両側辺に前記溝内に設けられた被係止部と係止する係止部を設けたことを特徴とし、窓孔の長手方向に沿って走る板片が操作ハンドルに取り付けられるので、この板片により操作ハンドルをスリムでコンパクト(小型)に見せて、見栄えを良くすることができ、しかも板片を操作ハンドルに取り付ける際は、まず板片の短方向の一辺に設けた凹凸係止部を被凹凸係止部に凹凸係止させた後、板片の短方向の他辺を操作ハンドルに押しこむことによって、係止部を被係止部に容易に取り付けることができ、板片の取付作業を容易に行えるという効果がある。
【0105】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記操作ハンドルの前面一側に前記窓孔の長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の板片を設け、前記板片の短方向の両側辺に前記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けたので、窓孔の長手方向に沿って走る板片が操作ハンドルの前面に取り付けられるので、この板片により操作ハンドルをスリムでコンパクト(小型)に見せて、見栄えを良くすることができ、しかも板片を操作ハンドルに取り付ける際は、板片の短方向の両辺に設けた凹凸係止部を被凹凸係止部に凹凸係止させることによって容易に取り付けることができ、板片の取付作業を容易に行うことができるという効果がある。
【0106】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記接点部をオン操作する際に押圧する操作ハンドルの部位に前面側に突出する突起を設けたことを特徴とし、突起が操作ハンドルの前面に突出しているので、視覚的あるいは突起の感触によりオン操作する際に押圧する操作ハンドルの部位を容易に判別できるという効果がある。
【0107】
請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記操作ハンドルの前面一側に前記窓孔の長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の板片を設けるとともに、設置位置を表示するための位置表示ランプをスイッチ本体に設けた場合には位置表示ランプの光を外部に導くための導光部材が前記操作ハンドルおよび前記板片に取り付けられ、前記操作ハンドル、前記板片および前記導光部材は、接点部の種類や位置表示ランプの有無に応じて複数種類設けられ、前記複数種類の操作ハンドル、板片および導光部材の外形寸法および取付寸法が略同一寸法に形成されることを特徴とし、複数種類の操作ハンドルや板片や導光部材の外形寸法および取付寸法を略同一寸法に形成することによって部品の共用化を図ることができ、部品の種類を減らして低コスト化を図ることができるという効果がある。
【0108】
請求項6の発明は、請求項1の発明において、前記操作部の厚み寸法は、前記操作ハンドルとの間にネームカードを収納するための空間が設けられるような寸法に形成されたことを特徴とし、操作部と操作ハンドルとの間にネームカードを収納するための空間を設けることによって、ネームカードが取り付けられた操作ハンドルを用いることができ、ネームカードの表示からスイッチ装置の用途や名称などを容易に判別できるという効果がある。
【0109】
請求項7の発明は、請求項1の発明において、前記操作ハンドルの前面に凹所が設けられ、この凹所の底面にネームカードが配置される底面よりも一段低くなったカード収納凹所を設け、凹所の一方の端面に凹溝を設けるとともに、凹所の他方の端面に貫通孔を設け、凹所に着脱自在に取着されるネームカバーの一端側に前記凹溝に挿入される凸部を設けるとともに、カバーの他端側に前記貫通孔の端縁と係止する係止手段を設けたことを特徴とし、ネームカードが配置されるカード収納凹所は凹所の底面よりも一段低くなっているので、カード収納凹所内に納めたネームカードの位置がずれることがなく、しかもネームカバーは、凸部を凹所の凹溝と係止させると共に、係止手段を貫通孔と係止させることによって凹所に着脱自在に取り付けられるので、ネームカバーの凹所への着脱作業が容易に行え、ネームカードの交換作業にも容易に対応できるという効果がある。
【0111】
請求項8の発明は、請求項1の発明において、前記操作ハンドルの前記操作部に対向する面に、前記操作部に設けられた被係止部と係止離脱自在に係止する係止手段を設けたことを特徴とし、操作ハンドルの係止手段と操作部の被係止部とを係止させることによって操作ハンドルは操作部に着脱自在に取り付けられるので、操作ハンドルの着脱作業を容易に行うことができ、操作ハンドルの交換作業にも容易に対応できるという効果がある。
【0112】
請求項9の発明は、請求項1の発明において、外部の電線と接続される第1の端子板と、外部の電線と接続される一対の第2の端子板と、前記第1の端子板と前記一対の第2の端子板を選択的に接続する前記接点部と、スイッチ本体の設置位置を表示する位置表示ランプと、前記位置表示ランプが実装される回路基板と、前記第2の端子板の各上面部に取着され前記回路基板の下面に形成される接触部に弾接する一対の接触子とを前記スイッチ本体内に収納して成り、前記接触子を前記第2の端子板に係止固定する固定手段を設けたことを特徴とし、夜間等の周囲が暗い状況下で位置表示ランプを点灯させて操作ハンドルの位置を知らしめることができるとともに、固定手段によって接触子を第2の端子板に容易に取着することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例1のスイッチ装置を示す分解斜視図である。
【図2】 同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図3】 同上のスイッチ装置を示す断面図である。
【図4】 同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルの正面図である。
【図5】 同上のスイッチ装置に用いるハンドルラインを示し、(a)は正面図、(b)は右側から見た要部側面図である。
【図6】 同上のスイッチ装置に用いるハンドルラインを示し、(a)は裏面図、(b)は右側から見た図、(c)は下方から見た図である。
【図7】 同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルにハンドルラインを取り付けた状態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A’断面図、(d)はB−B’断面図である。
【図8】 図7(a)におけるC−C’断面図である。
【図9】 同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルにハンドルラインを取り付けた状態を示し、(a)は裏面図、(b)はA−A’断面図である。
【図10】 (a)(b)はハンドルラインの操作ハンドルへの取付方法を説明する図である。
【図11】 (a)(b)は操作ハンドルの取付方法を説明する図である。
【図12】 (a)〜(c)は操作ハンドルの取り外し方法を説明する図である。
【図13】 参考例1のスイッチ装置を施工面に取り付けるために用いるプレート枠を示し、(a)は正面図、(b)は裏面図である。
【図14】 (a)(b)はスイッチ装置のプレート枠への取付方法を説明する図である。
【図15】 同上のプレート枠に取着される化粧プレートを示し、(a)は正面側から見た斜視図、(b)は裏面側から見た斜視図である。
【図16】 (a)(b)はスイッチ装置のプレート枠への取付状態を説明する図である。
【図17】 プレート枠及び化粧プレートの他の構成を示す分解斜視図である。
【図18】 同上のプレート枠を示し、(a)は正面図、(b)は裏面図である。
【図19】 同上の化粧プレートを示し、(a)は正面図、(b)は裏面図である。
【図20】 実施形態1のスイッチ装置を示す分解斜視図である。
【図21】 同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図22】 同上のスイッチ装置を示す断面図である。
【図23】 同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A’断面図である。
【図24】 同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを示し、(a)は裏面図、(b)はB−B’断面図である。
【図25】 (a)(b)は同上のスイッチ装置に用いるハンドルラインの操作ハンドルへの取付方法を説明する図である。
【図26】 同上のスイッチ装置のプレート枠への取付状態を説明する図である。
【図27】 同上におけるカバーの他の構成を示す斜視図である。
【図28】 (a)は同上におけるカバーの他の構成を示す要部斜視図、(b)は同上のカバーの要部斜視図である。
【図29】 参考例2のスイッチ装置を示す分解斜視図である。
【図30】 同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図31】 同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A’断面図、(d)は裏面図、(e)はB−B’断面図である。
【図32】 (a)(b)は同上のスイッチ装置に用いるハンドルラインの操作ハンドルへの取付方法を説明する図である。
【図33】 参考例3のスイッチ装置を示す分解斜視図である。
【図34】 同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図35】 同上のスイッチ装置を示す断面図である。
【図36】 同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は裏面図、(d)はA−A’断面図、(e)はB−B’断面図である。
【図37】 (a)(b)は同上のスイッチ装置に用いるハンドルラインの操作ハンドルへの取付方法を説明する図である。
【図38】 同上のスイッチ装置の要部を示す側面断面図である。
【図39】 同上のスイッチ装置の要部を示す平面図である。
【図40】 実施形態2のスイッチ装置を示す分解斜視図である。
【図41】 同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図42】 同上のスイッチ装置を示す断面図である。
【図43】 同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は裏面図、(d)はA−A’断面図、(e)はB−B’断面図である。
【図44】 (a)(b)は同上のスイッチ装置に用いるハンドルラインの操作ハンドルへの取付方法を説明する図である。
【図45】 参考例4のスイッチ装置を示す分解斜視図である。
【図46】 同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図47】 同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A’断面図、(d)は裏面図、(e)はB−B’断面図である。
【図48】 (a)(b)は同上のスイッチ装置に用いるハンドルラインの操作ハンドルへの取付方法を説明する図である。
【図49】 参考例5のスイッチ装置を示す分解斜視図である。
【図50】 同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図51】 同上のスイッチ装置を示す断面図である。
【図52】 同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は裏面図、(d)はA−A’断面図である。
【図53】 (a)(b)は同上のスイッチ装置に用いるハンドルラインの操作ハンドルへの取付方法を説明する図である。
【図54】 実施形態3のスイッチ装置を示す分解斜視図である。
【図55】 同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図56】 同上のスイッチ装置を示す断面図である。
【図57】 同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は裏面図、(d)はA−A’断面図である。
【図58】 (a)(b)は同上のスイッチ装置に用いるハンドルラインの操作ハンドルへの取付方法を説明する図である。
【図59】 参考例6のスイッチ装置を示す分解斜視図である。
【図60】 同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図61】 同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A’断面図、(d)は裏面図、(e)はB−B’断面図である。
【図62】 (a)(b)は同上のスイッチ装置に用いるハンドルラインの操作ハンドルへの取付方法を説明する図である。
【図63】 参考例7のスイッチ装置を示す分解斜視図である。
【図64】 同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図65】 同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は裏面図、(d)はA−A’断面図、(e)はB−B’断面図である。
【図66】 同上のスイッチ装置の側面断面図である。
【図67】 同上のスイッチ装置のカバーを外した状態の正面図である。
【図68】 (a)(b)は同上のスイッチ装置における第2の端子板と接触子の取着方法を説明する図である。
【図69】 (a)(b)は同上のスイッチ装置における第2の端子板と接触子の取着方法を説明する図である。
【図70】 同上におけるスイッチ装置の反転ハンドルの裏面図である。
【図71】 実施形態4のスイッチ装置を示す分解斜視図である。
【図72】 同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図73】 同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は裏面図、(d)はA−A’断面図、(e)はB−B’断面図である。
【図74】 実施形態5のスイッチ装置を示す分解斜視図である。
【図75】 同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図76】 同上のスイッチ装置に用いる操作ハンドルを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A’断面図、(d)は裏面図、(e)はB−B’断面図である。
【図77】 (a)(b)は同上のスイッチ装置に用いるハンドルラインの操作ハンドルへの取付方法を説明する図である。
【図78】 参考例8のスイッチ装置を示す分解斜視図である。
【図79】 同上のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図80】 同上に用いる操作ハンドルを示し、(a)は正面図、(b)はA−A’断面図、(c)はB−B’断面図である。
【図81】 同上に用いるネームカバーを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A’断面図である。
【図82】 (a)〜(e)は同上に用いるネームカードの取付方法を説明する図である。
【図83】 (a)〜(c)は同上に用いるネームカバーの取付方法を説明する図である。
【図84】 (a)〜(c)は同上に用いるネームカバーの取外し方法を説明する図である。
【図85】 同上に用いる反転ハンドルを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図86】 同上の別のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図87】 比較例の操作ハンドルを示す正面図である。
【図88】 比較例のハンドルラインを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図89】 (a)〜(d)は比較例の操作ハンドルへのハンドルラインの取付方法を説明する図である。
【図90】 比較例のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図91】 比較例のスイッチ装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図92】 比較例のスイッチ装置のプレート枠への取付状態を示す図である。
【図93】 比較例の反転ハンドルを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図94】 比較例の反転ハンドルの取付状態を示す断面図である。
【図95】 各実施形態に用いる操作ハンドル、ハンドルライン、プリズムの組み合わせを示す図表である。
【符号の説明】
1 ボディ
2 カバー
10 スイッチ本体
29 係止爪
30 反転ハンドル
38a 操作ハンドル
Claims (9)
- 接点部を内部に収納し接点部の切換操作を行うための操作部を前面に有するスイッチ本体と、スイッチ本体の前面に取着され前記操作部を操作する操作ハンドルとを備え、スイッチ本体は、細長で長手方向に複数の器具取付部を有する開口窓を備えた取付枠に取り付けられるものであって、前記器具取付部と係止離脱自在に係止する取付手段を有し、短方向の外形寸法が前記開口窓の長手方向の寸法を器具取付部の数で分割した寸法に形成されてなり、操作ハンドルは、前記取付枠の前方に配置される化粧プレートが有する窓孔内に配設されるものであって、取付枠の開口窓に対向する細長の前記窓孔の短辺方向に沿う方向の寸法が前記窓孔の短辺方向の寸法と略同じ寸法に形成され、且つ、前記窓孔の長手方向に沿う方向の寸法が前記窓孔の長手方向の寸法に対して略2分の1の寸法に形成されたスイッチ装置であって、前記取付手段は、前記窓孔の長手方向に沿う方向におけるスイッチ本体の中心位置を操作ハンドルの中心位置と一致させた状態でスイッチ本体を取付枠に取り付けるとともに、スイッチ本体の前記窓孔の長手方向に沿う方向へ突出した突出部を有し、該突出部の端縁に曲面形状のリブが設けられてなることを特徴とするスイッチ装置。
- 前記操作ハンドルの前面一側に前記窓孔の長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の板片を設け、前記板片の短方向の一辺に前記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けるとともに、前記板片の長手方向の両側辺に前記溝内に設けられた被係止部と係止する係止部を設けたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
- 前記操作ハンドルの前面一側に前記窓孔の長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の板片を設け、前記板片の短方向の両側辺に前記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
- 前記接点部をオン操作する際に押圧する操作ハンドルの部位に前面側に突出する突起を設けたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
- 前記操作ハンドルの前面一側に前記窓孔の長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の板片を設けるとともに、設置位置を表示するための位置表示ランプをスイッチ本体に設けた場合には位置表示ランプの光を外部に導くための導光部材が前記操作ハンドルおよび前記板片に取り付けられ、前記操作ハンドル、前記板片および前記導光部材は、接点部の種類や位置表示ランプの有無に応じて複数種類設けられ、前記複数種類の操作ハンドル、板片および導光部材の外形寸法および取付寸法が略同一寸法に形成されることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
- 前記操作部の厚み寸法は、前記操作ハンドルとの間にネームカードを収納するための空間が設けられるような寸法に形成されたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
- 前記操作ハンドルの前面に凹所が設けられ、この凹所の底面にネームカードが配置される底面よりも一段低くなったカード収納凹所を設け、凹所の一方の端面に凹溝を設けるとともに、凹所の他方の端面に貫通孔を設け、凹所に着脱自在に取着されるネームカバーの一端側に前記凹溝に挿入される凸部を設けるとともに、カバーの他端側に前記貫通孔の端縁と係止する係止手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
- 前記操作ハンドルの前記操作ハンドルの前記操作部に対向する面に、前記操作部に設けられた被係止部と係止離脱自在に係止する係止手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
- 外部の電線と接続される第1の端子板と、外部の電線と接続される一対の第2の端子板と、前記第1の端子板と前記一対の第2の端子板を選択的に接続する前記接点部と、スイッチ本体の設置位置を表示する位置表示ランプと、前記位置表示ランプが実装される回路基板と、前記第2の端子板の各上面部に取着され前記回路基板の下面に形成される接触部に弾接する一対の接触子とを前記スイッチ本体内に収納して成り、前記 接触子を前記第2の端子板に係止固定する固定手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
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