JPH10322482A - 画像読取装置の原稿カバー装置 - Google Patents

画像読取装置の原稿カバー装置

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JPH10322482A
JPH10322482A JP9147160A JP14716097A JPH10322482A JP H10322482 A JPH10322482 A JP H10322482A JP 9147160 A JP9147160 A JP 9147160A JP 14716097 A JP14716097 A JP 14716097A JP H10322482 A JPH10322482 A JP H10322482A
Authority
JP
Japan
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original
pressing sheet
document
hook
book
Prior art date
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Pending
Application number
JP9147160A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Nakamura
利明 仲村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP9147160A priority Critical patent/JPH10322482A/ja
Publication of JPH10322482A publication Critical patent/JPH10322482A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書籍等の浮きの生じる原稿を、手で押さえる
ことなく原稿載置ガラス面に押し付けられるようにす
る。 【解決手段】 原稿載置ガラス面5上の原稿を覆う押さ
えシート13と、この押さえシート13を巻き取る巻取
部14と、押さえシート13の先端部を引っ掛けるフッ
ク15とを設ける。書籍8等の浮きの生じる原稿を読み
取る場合、押さえシート13を書籍8に被せ先端の掛け
金16をフック15に掛けると、押さえシート13に張
力すなわち収縮力が生じる。この押さえシート13の収
縮力は、書籍8を原稿載置ガラス面5に押し付ける力と
して作用する。これにより、原稿と原稿載置ガラス面5
との密着性が良くなる。手で押さえる必要がないので、
不便さはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、据え置き型の画
像読取装置の原稿カバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来の画像読取装置の原稿カバー
装置9を示す。同図において、1は机上据え置き型の画
像読取装置、2はその筐体、3は図の左右方向に移動し
て原稿画像を読み取る読取部、4は読取部3を駆動する
駆動部、5は原稿載置ガラス面、6は原稿カバーであ
る。従来の原稿カバー装置9は、図示のように平板状の
原稿カバー6をヒンジ7により開閉可能に取り付けた構
成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の画像読取装置1
において、書籍8等のように浮きの生じる原稿の読み取
りを行う場合、単に原稿カバー6を被せて読み取り動作
をしたのでは、原稿の浮きのために正しい読み取りが行
われず、読み取り画像はぼけたものとなる。このため、
書籍8等の原稿の場合は、単に原稿カバー6を原稿上に
被せるだけでなく、原稿カバー6で原稿を押さえ付ける
必要がある。しかし、単に平板状のものを開閉するだけ
である従来の原稿カバー6では、十分に押さえ付けるこ
とができない。また、手で原稿カバー6を押さえると、
その押さえた片手がふさがってしまい、不便である。
【0004】本発明は上記従来の欠点を解消するために
なされたもので、書籍等の浮きの生じる原稿の場合に、
手がふさがることなく原稿を十分に押し付けることがで
きる画像読取装置の原稿カバー装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の画像読取装置の原稿カバー装置は、原稿載置ガラス
面上の原稿を覆う少なくとも可撓性を持つ押さえシート
と、この押さえシートを基端側から巻き取ることができ
る巻取部と、この押さえシートの先端部を係合可能な装
置筐体側のフックと、前記押さえシートに張力を与える
張力付与手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2は、前記押さえシートの材料とし
て弾性材料を用いることにより前記張力付与手段を構成
したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図3に示した実施例を参照して説明する。図1におい
て、11は机上据え置き型の画像読取装置を示す。2は
筐体、3は図の左右方向に移動して原稿画像を読み取る
読取部、4は読取部3を駆動する駆動部、5は原稿載置
ガラス面であり、これらは従来と同様である。
【0008】本発明の一実施例の原稿カバー装置を符合
12で示す。この原稿カバー装置12は、原稿載置ガラ
ス面5上の原稿を覆う、例えばゴム等の弾性材料からな
る押さえシート13と、この押さえシート13を基端側
から巻き取ることができる巻取部14と、この押さえシ
ート14の先端部を係合可能な装置筐体側のフック15
とを備えている。なお、この実施例では、前記の通り、
押さえシート13としてゴム等の弾性材料を用いること
で、前記押さえシートに張力を与える張力付与手段を構
成している。
【0009】図2に詳細を示すように、押さえシート1
3の先端部には、筐体2側に固定した前記のフック15
に係合可能な掛け金16が取り付けられている。
【0010】また、前記巻取部14は、図示は省略する
が、押さえシート13がフリーの状態では、軸部14a
をばね力で矢印の反時計方向に回転駆動して図3のよう
に押さえシート13を軸部14aに巻き取ることができ
る巻き取り駆動機構を持つ。また、17は押さえシート
13をガイドするガイドローラである。
【0011】上記の画像読取装置11において、押さえ
シート13は通常は図3のように巻取部14に巻き取ら
れて、筐体2の内部に収容されている。原稿読み取りを
行う場合は、原稿載置ガラス面5上に置いた原稿に押さ
えシート13を被せるとともに、押さえシート13の先
端の掛け金16をフック15に掛ける。この時、原稿が
図1のように浮きの生じる書籍8である場合は、弾性材
料からなる押さえシート13は、適宜伸びた状態でフッ
ク15に引き留められることになり、この弾性的に伸び
た押さえシート13の張力すなわち収縮力は書籍8を押
さえ付ける力として作用する。これにより、従来の単な
る平板の原稿カバー6と比べて、原稿面と原稿載置ガラ
ス面5との密着性が良好になる。また、押さえシート1
3を手で押さえる必要はないから、片手がふさがってし
まうこともなく、不便さはない。
【0012】なお、上記の実施例では押さえシート13
の全体にゴム等の弾性材料を用いたが、巻取部14の軸
部14aに固定される押さえシート13の基端部の近傍
の適宜長さ分だけにゴム等の弾性材料を用い、他の部分
には特に弾性を持たない単なる布状シートを用いること
もできる。この構成によっても、押さえシートの基端部
の近傍の弾性材料部分の収縮力を利用して、浮きの生じ
る原稿を有効に押さえ付け、密着性を向上させることが
できる。
【0013】図3のように不使用時には押さえシート1
3のほぼ全体を巻取部14に巻き取る、という構成とせ
ずに、不使用時にも先端の掛け金16をフック15に掛
けておく(この状態で押さえシート13に張力が生じな
いか、ごく僅かしか生じないようにする)という構成と
することもできる。この場合、浮きの生じた原稿を押さ
え付ける押さえシート13の収縮力は、原稿の厚みに応
じて押さえシート13が伸びることにより生じる。
【0014】また、上述の実施例では、押さえシートに
張力を与える張力付与手段は、押さえシート13の全体
または基端部近傍に弾性材料を用いることによって構成
したが、押さえシート自体は弾性を持たない単に可撓性
を持つ布状シートを用い、巻取部14側に軸部14aを
十分なトルクで巻き取り側に回転駆動させる巻き取り駆
動機構を設けて、その巻き取り駆動機構の巻き取りトル
クで押さえシートに張力を発生させる構成とすることも
できる。
【0015】また、実施例では机上据え置き型の画像読
取装置に適用したが、必ずしも机上型に限らない。ま
た、本発明は、複写機にも当然適用できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、書籍等の浮きの生じる
原稿に被せた時に張力が生じる押さえシートで原稿を押
さえる構成であるから、従来の単なる平板状の原稿カバ
ーと比べて、原稿面と原稿載置ガラス面とのより良好な
密着性を得ることが可能となり、より焦点の合った画像
読み取りを行うことが可能となるという効果が得られ
る。
【0017】また、押さえシートの先端部を筐体側のフ
ックに掛けて押さえシートの張力を維持するものである
から、読み取り動作時に手がふさがってしまうこともな
く、不便さはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の原稿カバー装置を採用した
画像読取装置の一部切り欠き正面図である。
【図2】図1におけるフックの近傍の斜視図である。
【図3】図1の画像読取装置において、押さえシートが
巻取部に巻き取られた状態の図である。
【図4】従来の画像読取装置の正面図である。
【符号の説明】
2 筐体 5 原稿載置ガラス面 8 書籍(浮きの生じる原稿) 11 画像読取装置 12 原稿カバー装置 13 押さえシート 14 巻取部 14a 軸部 15 フック 16 掛け金

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿載置ガラス面上の原稿を覆う少なく
    とも可撓性を持つ押さえシートと、この押さえシートを
    基端側から巻き取ることができる巻取部と、この押さえ
    シートの先端部を係合可能な装置筐体側のフックと、前
    記押さえシートに張力を与える張力付与手段とを備えた
    ことを特徴とする画像読取装置の原稿カバー装置。
  2. 【請求項2】 前記押さえシートの材料として弾性材料
    を用いることにより前記張力付与手段を構成したことを
    特徴とする請求項1記載の画像読取装置の原稿カバー装
    置。
JP9147160A 1997-05-21 1997-05-21 画像読取装置の原稿カバー装置 Pending JPH10322482A (ja)

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JP9147160A JPH10322482A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 画像読取装置の原稿カバー装置

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JPH10322482A true JPH10322482A (ja) 1998-12-04

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ID=15423954

Family Applications (1)

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JP9147160A Pending JPH10322482A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 画像読取装置の原稿カバー装置

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JP (1) JPH10322482A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101909133A (zh) * 2010-08-20 2010-12-08 王震 一种可以调节扫描平台前倾角度的书籍扫描仪
US20170289375A1 (en) * 2016-03-29 2017-10-05 Kyocera Document Solutions Inc. Image processing apparatus

Cited By (6)

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CN107241522A (zh) * 2016-03-29 2017-10-10 京瓷办公信息系统株式会社 图像处理装置
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CN107241522B (zh) * 2016-03-29 2019-05-17 京瓷办公信息系统株式会社 图像处理装置

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