JP2000261624A - 読取装置 - Google Patents

読取装置

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JP2000261624A
JP2000261624A JP11065259A JP6525999A JP2000261624A JP 2000261624 A JP2000261624 A JP 2000261624A JP 11065259 A JP11065259 A JP 11065259A JP 6525999 A JP6525999 A JP 6525999A JP 2000261624 A JP2000261624 A JP 2000261624A
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JP
Japan
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glass plate
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white sheet
reading
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JP11065259A
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English (en)
Inventor
Takayuki Endo
隆幸 遠藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冊子状の原稿の綴代(とじしろ)に近い部分及
び本以外の部分を黒として読み取ることがないようにす
る。 【解決手段】ガラス板18と、該ガラス板18上に載置
された原稿を走査しながら光を放射し、原稿からの反射
光をガラス板18を通して検出する読取センサ11と、
可撓(とう)性の材料によって形成され、前記ガラス板
18上に載置された原稿を選択的に覆うとともに、前記
ガラス板18と対向させて反射面が形成されたシート部
材とを有する。この場合、ガラス板18上に載置された
原稿をシート部材によって覆うと、前記原稿が本22で
ある場合、ガラス板18上に載置された本22の綴代に
近い部分はガラス板18に密着せず、浮いたままになる
が、本22がシート部材によって覆われるので、読取セ
ンサ11は十分な反射光を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写装置、ファク
シミリ装置等に使用される読取装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複写装置、ファクシミリ装置等
は、カット紙等のシート状の原稿、又は本等の冊子状の
原稿の画像を読み取るための読取装置を備え、該読取装
置は、移動自在に配設された読取センサ、原稿を載置す
るためのガラス板、及び該ガラス板上に載置された原稿
を覆い、かつ、押さえるためのカバーを備える。前記読
取センサは、原稿を走査しながら光を放射し、原稿から
の反射光をガラス板を通して検出する。なお、読取セン
サを固定し、読取センサに対してガラス板を移動自在に
配設したものもある。
【0003】そして、前記ガラス板を支持するためにガ
ラス板支持部が配設され、該ガラス板支持部の一辺に沿
って配設されたヒンジ機構によって、前記カバーが揺動
自在に支持される。また、該カバーにおけるガラス板と
対向する面に、原稿の背景になる白シートが貼(は)り
付けられる。したがって、読取センサが原稿以外の部分
を黒として読み取ることがなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の読取装置においては、例えば、本の所定のページの
画像を読み取る場合、本を開いた状態で前記ページを下
向きにしてガラス板上に載置することになるので、前記
カバーによってガラス板における本以外の部分を覆おう
としても、本の背の部分とカバーとが当たり、完全に覆
うことができない。
【0005】また、前記カバーによって本を押さえて
も、前記本の綴代(とじしろ)に近い部分がガラス板に
密着せず、浮いたままになってしまう。
【0006】したがって、前記本の所定のページの画像
を読み取る場合、本の綴代に近い部分及び本以外の部分
において、前記読取センサは、十分な反射光を検出する
ことができず、本の綴代に近い部分及び本以外の部分を
黒として読み取ってしまう。
【0007】本発明は、前記従来の読取装置の問題点を
解決して、冊子状の原稿の綴代に近い部分及び本以外の
部分を黒として読み取ることがない読取装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の読
取装置においては、ガラス板と、該ガラス板上に載置さ
れた原稿を走査しながら光を照射し、原稿からの反射光
をガラス板を通して検出する読取センサと、可撓(と
う)性の材料によって形成され、前記ガラス板上に載置
された原稿を選択的に覆うとともに、前記ガラス板と対
向させて反射面が形成されたシート部材とを有する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施の形態における
読取装置の概略図、図2は本発明の第1の実施の形態に
おける読取装置によってカット紙の画像を読み取る状態
を示す図、図3は本発明の第1の実施の形態における読
取装置によって本の画像を読み取る状態を示す図であ
る。
【0011】図1において、11はガラス板18上に載
置されたシート状又は冊子状の原稿の画像を読み取るた
めの読取センサであり、該読取センサ11は、ガラス板
18と対向させて上向きに取り付けられ、図示されない
駆動手段によって図における左右方向に一定速度で移動
させられ、前記原稿を走査しながら光を放射し、原稿か
らの反射光をガラス板18を通して検出する。
【0012】また、12は前記ガラス板18を支持する
ガラス板支持部であり、該ガラス板支持部12の一辺に
沿って図示されないヒンジ機構が配設され、該ヒンジ機
構によってカバー13が揺動自在に支持される。そし
て、前記ガラス板支持部12及びカバー13のそれぞれ
の他の一辺の両端に、それぞれフック16、17が互い
に対応させて配設される。前記各フック16は、本実施
の形態においては、鉤(かぎ)状の突起によって形成さ
れ、ガラス板支持部12に接着されるが、ガラス板支持
部12と一体に形成することもできる。また、前記各フ
ック17も、本実施の形態においては、鉤状の突起によ
って形成され、カバー13に接着されるが、カバー13
と一体に形成することもできる。
【0013】該カバー13におけるヒンジ機構と隣接さ
せて白シート巻取部15が配設され、該白シート巻取部
15に、可撓性の材料から成るシート部材としての白シ
ート14が、巻取・引出自在に配設され、かつ、引き出
された状態において白シート巻取部15を中心にして揺
動自在に支持される。前記白シート14におけるガラス
板18と対向する面には、反射率の高い面、すなわち、
反射面が形成される。前記白シート14は、所定の力で
巻き取ることができるように、巻取方向に所定の付勢力
で常時付勢される。したがって、白シート巻取部15か
ら前記付勢力に抗して白シート14を引き出し、ガラス
板18上に載置された原稿を覆うことによって、前記白
シート14を原稿の背景にすることができる。
【0014】そのために、前記白シート14の先端の一
辺の両端には、前記フック16、17に対応させてホー
ル20が取り付けられ、該ホール20をフック16、1
7に選択的に係止させることによって、白シート14の
先端をガラス板支持部12及びカバー13のうちの一方
に着脱自在に取り付けることができる。そして、白シー
ト14をフック16又はフック17から離すと、白シー
ト14は前記付勢力によって白シート巻取部15に巻き
取られる。
【0015】なお、本実施の形態において、前記白シー
ト巻取部15は、カバー13側に配設されるが、ガラス
板支持部12側に配設することもできる。また、本実施
の形態において、白シート14は、白シート巻取部15
に巻取・引出自在に配設されているが、カバー13にお
けるヒンジ機構と隣接する箇所に取り付けることもでき
る。
【0016】次に、前記構成の読取装置の動作について
説明する。
【0017】シート状の原稿、例えば、カット紙21の
画像を読み取る場合、図2に示されるように、ホール2
0をフック17に係止させ、白シート14の先端をカバ
ー13に取り付けた状態で該カバー13を閉じ、ガラス
板18上の所定の位置に載置されたカット紙21を白シ
ート14によって覆う。そして、この状態で、読取セン
サ11を図における左右方向に移動させ、カット紙21
の画像を読み取る。
【0018】この場合、カット紙21の全体がガラス板
18に密着するとともに、カット紙21以外の部分にお
いて白シート14がガラス板18に密着する。したがっ
て、読取センサ11は十分な反射光を検出することがで
きるので、カット紙21以外の部分を黒として読み取る
ことがない。
【0019】次に、冊子状の原稿、例えば、本22の所
定のページの画像を読み取る場合、本22を開いた状態
で前記ページを下向きにしてガラス板18上に載置す
る。そして、図3に示されるように、白シート14を白
シート巻取部15から引き出し、ホール20をフック1
6に係止させ、白シート14の先端をガラス板支持部1
2に取り付け、前記本22を白シート14によって覆
う。そして、カバー13を閉じることによって、本22
の綴代に近い部分をガラス板18に向けて押し付けるこ
とができる。この状態で、読取センサ11を図における
左右方向に移動させ、本22の画像を読み取る。なお、
カバー13を開いた状態で前記画像を読み取ることもで
きる。
【0020】この場合、ガラス板18上に載置された本
22の綴代に近い部分はガラス板18に密着せず、浮い
たままになるが、本22が白シート14によって覆われ
るので、読取センサ11は十分な反射光を検出すること
ができる。したがって、読取センサ11は本22の綴代
に近い部分を黒として読み取ることがない。また、ガラ
ス板18における本22以外の部分も白シート14によ
って覆われるので、読取センサ11は十分な反射光を検
出することができる。したがって、読取センサ11は本
22以外の部分を黒として読み取ることがない。
【0021】なお、本実施の形態においては、白シート
14の先端にホール20を取り付けるようにしている
が、白シート14の先端に一体的にホールを形成するこ
ともできる。
【0022】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0023】図4は本発明の第2の実施の形態における
白シートの要部概略図である。
【0024】図において、14は白シート、14aは該
白シート14の先端を折り畳んで2重構造にされた補強
部、31は該補強部14aに固定された金具である。該
金具31によってホールが構成される。
【0025】この場合、白シート14の先端に前記補強
部14aが取り付けられるので、白シート14の耐久性
を向上させることができる。
【0026】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0027】図5は本発明の第3の実施の形態における
白シートの要部概略図である。
【0028】図において、14は白シート、14aは該
白シート14の先端を折り畳んで2重構造にされた補強
部、31は該補強部14aに固定された金具である。該
金具31によってホールが構成される。32は前記補強
部14aを貫通させて配設された棒状又は板状の取手で
ある。
【0029】この場合、取手32又は補強部14aの中
央を持って白シート14を引くと、白シート14の幅方
向における全体に均一な力を加えることができるので、
片手でも簡単に白シート14を白シート巻取部15(図
1)から引き出すことができる。
【0030】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、読取装置においては、ガラス板と、該ガラス板上
に載置された原稿を走査しながら光を照射し、原稿から
の反射光をガラス板を通して検出する読取センサと、可
撓性の材料によって形成され、前記ガラス板上に載置さ
れた原稿を選択的に覆うとともに、前記ガラス板と対向
させて反射面が形成されたシート部材とを有する。
【0032】この場合、ガラス板上に載置された原稿を
シート部材によって覆うと、前記原稿がカット紙である
場合、カット紙の全体がガラス板に密着するとともに、
カット紙以外の部分においてシート部材がガラス板に密
着する。したがって、読取センサは十分な反射光を検出
することができるので、カット紙以外の部分を黒として
読み取ることがない。
【0033】また、前記原稿が本である場合、ガラス板
上に載置された本の綴代に近い部分はガラス板に密着せ
ず、浮いたままになるが、本がシート部材によって覆わ
れるので、読取センサは十分な反射光を検出することが
できる。したがって、読取センサは本の綴代に近い部分
を黒として読み取ることがない。また、ガラス板におけ
る本以外の部分もシート部材によって覆われるので、読
取センサは十分な反射光を検出することができる。した
がって、読取センサは本以外の部分を黒として読み取る
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における読取装置の
概略図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における読取装置に
よってカット紙の画像を読み取る状態を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における読取装置に
よって本の画像を読み取る状態を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における白シートの
要部概略図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態における白シートの
要部概略図である。
【符号の説明】
11 読取センサ 12 ガラス板支持部 13 カバー 14 白シート 18 ガラス板 21 カット紙 22 本

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ガラス板と、(b)該ガラス板上
    に載置された原稿を走査しながら光を照射し、原稿から
    の反射光をガラス板を通して検出する読取センサと、
    (c)可撓性の材料によって形成され、前記ガラス板上
    に載置された原稿を選択的に覆うとともに、前記ガラス
    板と対向させて反射面が形成されたシート部材とを有す
    ることを特徴とする読取装置。
  2. 【請求項2】 (a)前記ガラス板はガラス板支持部に
    よって支持され、(b)該ガラス板支持部の一辺に沿っ
    てヒンジ機構が配設され、(c)該ヒンジ機構によって
    カバーが揺動自在に支持される請求項1に記載の読取装
    置。
  3. 【請求項3】 前記シート部材は、前記ガラス板支持部
    及びカバーのうちの一方に揺動自在に取り付けられる請
    求項2に記載の読取装置。
  4. 【請求項4】 前記シート部材の先端は、前記ガラス板
    支持部及びカバーのうちの一方に着脱自在に取り付けら
    れる請求項2に記載の読取装置。
JP11065259A 1999-03-11 1999-03-11 読取装置 Withdrawn JP2000261624A (ja)

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060606