JP2554358Y2 - 記録計のロール記録紙装着機構 - Google Patents

記録計のロール記録紙装着機構

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JP2554358Y2
JP2554358Y2 JP9852291U JP9852291U JP2554358Y2 JP 2554358 Y2 JP2554358 Y2 JP 2554358Y2 JP 9852291 U JP9852291 U JP 9852291U JP 9852291 U JP9852291 U JP 9852291U JP 2554358 Y2 JP2554358 Y2 JP 2554358Y2
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recorder
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山本直樹
小泉桂徳
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ロール記録紙を使用
する記録計のロール記録紙装着機構に関するもので、構
造が簡単で、かつ確実にロール記録紙を保持することが
可能な記録計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロール記録紙を用いた記録計のロ
ール記録紙装着支持機構は、その着脱を容易にするため
所定のスペースを設けて記録計の側板間に取り付ける形
式のものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような従来装置に
おいては、ロール記録紙を支持する側板とロール記録紙
の両端間にロール記録紙の着脱を容易にするためのスペ
ースを設けたとしても、その着脱の際に、ロール記録紙
をその両端の支持部材に装着するため斜めに傾けて装置
内に挿入固定する必要があり、比較的広いスペースを必
要としていた。この点は、特に記録計をシステム装置に
組み込んで使用する場合不都合があった。この考案は、
この点を改善するために成されたもので広いスペースを
必要とせず確実にロール記録紙を支持することができる
記録計を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、この考案にお
いては、記録媒体保持部に装着されたロール記録紙から
記録紙を引き出し、記録部にて記録を行った後該ロール
記録紙を記録パネル上に送り出すようにした記録計にお
いて、上記記録パネルは、記録媒体保持部上に開閉可能
に取り付けられるとともに下方に突き出した係止部材を
有し、上記記録媒体保持部は、この記録媒体保持部を規
定する一対の側板にそれぞれ設けられたロール記録紙の
ロール芯を所定位置に支持するための支持部材とこの支
持部材に上記ロール記録紙を案内するガイド部材を有
し、上記少なくとも一方の側板の外面には、上記記録パ
ネルが閉じられた時、上記記録パネルの下方に突き出し
た係止部材により動作する可動部材が設けられ、さらに
該可動部材には弾性部材が設けられ該弾性部材が所定位
置に支持されたロール記録紙のロール芯を押しつけ固定
するよう構成し、上記記録パネルを開口したとき、上記
ロール記録紙のロール芯が該弾性部材の回避によりフリ
ーとなるよう構成した。
【0005】
【作用】記録媒体保持部を形成する側板に形成されるロ
ール記録紙を所定の位置に案内するガイド部材は単に切
り欠きでよい。ガイド部材に沿ってロール記録紙を装着
する。この場合には、ロール記録紙はフリーとなってい
るので、傾けたりする必要がなく着脱が容易である。こ
の側板の外面には、ロール記録紙が所定の位置に支持さ
れている際において、記録パネルが閉じられた時に連動
して動作する弾性部材を有した可動部材を備えており、
この可動部材の弾性部材が所定位置に支持されたロール
記録紙のロール芯を押しつけ固定する。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。図1〜図3は、本考案の1実施例を示す構成図で、
図3はこの考案に関係する記録計の全体的な構成を示す
側面図、図1は記録パネル1を開口した状態を示す本考
案の要部を示す説明図、図2は記録パネル1を閉じた状
態を示す説明図である。
【0007】図3に示すように、この記録計は、記録部
20と記録媒体保持部30とを有している。記録媒体保
持部30には、折り畳み記録紙5またはロール記録紙2
(図1)が保持される構成を有している。この記録媒体
保持部30から記録部20に記録紙が引き出され記録部
20にて所定の記録が成された後、記録パネル1上に繰
り出されて使用者に記録結果を見やすくしている。
【0008】この記録計は、記録部20の記録手段とし
てサーマルヘッドを用いており、このサーマルヘッドを
記録部20のプラテンローラに押しつけて記録を行って
いる。そして、折り畳み記録紙5またはロール記録紙2
は記録部20のプラテンローラとサーマルヘッドとによ
りいわゆる摩擦送りが成されるよう構成されている。し
たがって、バックテンション等が不整である場合には、
記録紙に蛇行現象などの不都合が生じて良好な記録結果
が得られない場合があった。
【0009】図1は、この記録計の記録媒体保持部30
および記録パネル1を含む要部を示したもので、記録パ
ネル1が開口した状態を示している。記録パネル1は回
動軸12を介して回動して開閉できる構造を有してい
る。また、テンション軸25はその支持部材24を介し
て記録媒体保持部30の上方に取り付けられている。さ
らに、記録パネル1を回動支持する回動軸12およびテ
ンション軸25を支持する支持部材24は記録媒体保持
部30を形成する装置のハウジング(側板)に取り付け
られ、記録部20のプラテンおよび記録ヘッドとともに
記録ユニットを構成している。さらに、記録パネル1に
は、紙押さえ13、取っ手11および下方に突き出した
係止部材14が所定の位置に一体的に形成されている。
そして、この記録パネル1が図1に示すように開口され
ているとき、記録紙2の着脱が行われる。この場合、ロ
ール記録紙2を装着する場合には、そのロール芯21を
ハウジングに設けられたガイド部材35(この実施例に
おいては切り欠きである)を介してその支持部材22に
装着し、折り畳み記録紙5の場合には、単に折り畳み記
録紙5を記録媒体保持部30に載置するだけでよい。こ
のようにして、記録紙2の装着が完了すると若干記録紙
を引き出しながらテンション軸25を記録ユニットに装
着して点線で示すようにセットする。この状態で記録パ
ネル1を閉じることによって記録紙のセットが完了す
る。図2に示すように、記録パネル1に設けられた紙押
さえ13はテンション軸25に近接してその全域に渡っ
て配置される。したがって、記録紙2が記録部20によ
り引き出された場合に均一な所定のバックテンションを
付与することができる。さらに、この記録計の両側板
(図面には一方の側板のみを示しているが他方の側板に
も同様な部材が設けられている)の外面には、上記記録
パネル1が閉じられたとき、上記記録パネルの下方に突
き出した係止部材14により押し下げられる第1の可動
部材33とこの第1の可動部材33に係合して回動する
第2の可動部材34が設けられている。第2の可動部材
34の先端には樹脂等の材料からなる弾性部材342が
設けられており、第2の可動部材34が所定量回動した
とき、この弾性部材342がガイド部材35に導かれて
所定位置に支持されたロール記録紙2のロール芯21を
押しつけ固定する構成を有している。
【0010】図2に示すように、記録パネル1が閉じら
れると、第1の可動部材33が記録パネル1の係止部材
14により押し下げられて、第2の可動部材34を所定
量回動する。第2の可動部材の先端に設けられた弾性部
材342がロール記録紙2のロール芯21を押さえてロ
ール記録紙2を保持する。なお、この場合、ロール記録
紙2のロール芯21の端部を丸みを帯びたくぼみ状に形
成したりあるいは中空状に形成し、第2の可動部材の弾
性部材342の形状を上記ロール芯21のくぼみまたは
中空形状に合致するよう膨らみを持たせた形状にするこ
とでより効果的にロール記録紙2を支持することができ
る。また、この実施例においては、ロール記録紙2のロ
ール芯を押しつけ固定する弾性部材を側板に取り付けた
可動部材に設ける例を示したが、これとは別に、ロール
記録紙2を所定の位置に支持する支持部材に該弾性部材
を設け、可動部材がこの弾性部材を介してロール芯21
を押しつけ固定するようにしても良い。さらに、この考
案においては両側板に同一の部材を設けた例を示した
が、一方の側板のみに設けたものでも良い。
【0011】
【考案の効果】以上、この考案によれば、簡単な構成
で、ロール記録紙を確実に保持することができ、ロール
記録紙を着脱するためのスペースのために制約を受ける
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に関わる記録計の要部構成図で
記録パネル1を開口した状態を示す説明図である。
【図2】本考案の実施例に関わる記録計の要部構成図で
記録パネル1を閉じた状態を示す説明図である。
【図3】本考案の実施例に関わる記録計の全体構成を示
す説明図である。
【符号の説明】
1:記録パネル 2:ロール記録紙

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体保持部に装着されたロール記録
    紙から記録紙を引き出し、記録部にて記録を行った後該
    ロール記録紙を記録パネル上に送り出すようにした記録
    計において、 上記記録パネルは、記録媒体保持部上に開閉可能に取り
    付けられるとともに下方に突き出した係止部材を有し、 上記記録媒体保持部は、この記録媒体保持部を規定する
    側板に設けられたロール記録紙のロール芯を所定位置に
    支持するための支持部材とこの支持部材に上記ロール記
    録紙を案内するガイド部材を有し、 上記側板の外面には、上記記録パネルが閉じられた時、
    上記記録パネルの下方に突き出した係止部材により動作
    する可動部材が設けられ、該可動部材が所定位置に支持
    されたロール記録紙のロール芯を押しつけ固定するよう
    構成し、 上記記録パネルを開口したとき、上記ロール記録紙のロ
    ール芯が該弾性部材の回避によりフリーとなるよう構成
    してなる記録計のロール記録紙装着機構。
  2. 【請求項2】 上記ロール記録紙のロール芯を支持する
    支持部材または上記可動部材のいずれかに弾性部材を設
    け、該弾性部材を介して上記可動部材によりロール記録
    紙のロール芯を押しつけ固定してなる請求項1記載の記
    録計のロール記録紙装着機構。
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