JPS62219751A

JPS62219751A - 手動複写装置

Info

Publication number: JPS62219751A
Application number: JP61062542A
Authority: JP
Inventors: Hirokazu Matsuura; 広和松浦
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1986-03-19
Filing date: 1986-03-19
Publication date: 1987-09-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】く技術分野〉この発明は、画像読取作業および印刷作業を、画像読取
手段および印刷手段を手動走査して行う小型の手動複写
装置に関する。

〈発明の概要〉この発明に係る手動複写装置は要約すれば、印刷手段を
浮動支持する弾性材を設けることにより、印刷作業時に
印刷部が転写材と適当な圧力で接触するようにしたもの
である。

〈従来技術とその欠点〉一般に、普及型の複写機では、複写できる用紙サイズは
ハガキ版程度が最小であった。また、卓上設置型の小型
複写機においても名刺版程度が最小である。一方、複写
機の構成上原稿台および感光体などの比較的大きな部材
を必須の構成要素としている。このため、装置の小型化
およびコストダウンにも限界があった。さらに、小さな
原稿を複写する際には、その原稿をより大きなサイズの
用紙に貼付して複写するなどの準備作業が必要であった
。

このため、従来は携帯可能な大きさの装置本体内部に画
像読取手段および印刷手段を備え、画像読取作業時およ
び印刷作業時に装置を原稿および転写材上に手動により
走査させるようにした手動複写装置があった。しかしな
がら、上記従来の手動複写装置では、印刷手段の印刷部
と転写材との接触圧力を一定に保つようにしたものがな
かった。このため、手動走査時に装置に加える力の変化
により、印刷部と転写材との接触圧力が変化し、画像濃
度が不均一になり画像形成状態が劣悪化する欠点があっ
た。また、誤って過度の力を装置に作用させた場合には
印刷部の損傷を招来する欠点があった。

〈発明の目的〉この発明の目的は上記従来の欠点に鑑み、印刷作業時に
印刷部と転写材との接触圧力を常に一定に保つことがで
きるようにし、画像形成状態を良好に保つとともに、転
写部の損傷を未然に防止することができる手動複写装置
を提供することにある。

〈発明の構成及び効果〉この発明の手動複写装置は、画像読取手段が読み取った
画像を転写材上に印刷する印刷手段を備え、印刷作業時
に、印刷部を転写材に接触させて印刷手段を手動走査さ
せる手動複写装置において印刷作業時に印刷部が一定圧
力で転写材と接触するように印刷手段を浮動支持する弾
性材を設けたことを特徴とする。

以上の構成によりこの発明によれば、印刷部を有する印
刷手段を弾性材により浮動支持しておくことができるた
め、印刷作業時にオペレータが装置に加える力の大小に
かかわらず転写材と印刷部との接触圧力を常に一定に保
つことができる。したがって、印刷作業時の画像形成状
態が変化することがなく、常に良好な画像形成状態を維
持することができる。また、オペレータが誤って過度の
力を加えた場合にも、印刷部と転写材との接触圧力は一
定圧力以上にはならないため、印刷部の損傷を防止する
ことができる。

〈実施例〉第１図は、この発明の実施例である手動複写装置の側面
断面図である。また、第２図は、同手動複写装置の正面
断面図である。

手動複写装置本体１）の内部の画像読取側には、光源１
２、レンズ１３および受光素子１４が設けられている。

レンズ１３は、集束性光伝送体により構成されており、
受光素子１４は一次元ＣＣＤセンサにより構成されてい
る。画像読取作業時には光源１２の光がスリットｌｌａ
から外部に照射される。この光の反射光がレンズ１３を
通過して受光素子１４により受光される。受光素子１４
が読み取った画像情報は、図示しない制御部のメモリに
画像データとして記憶される。

これによって画像読取作業時に、原稿の上面をスリン）
１）ａが対向するようにして複写装置本体１）を移動さ
せることにより、画像面の画像データが制御部に記憶さ
れる。また、画像読取部には、外部に一部を露出したロ
ーラ１５が回転自在に設けられている。さらに、このロ
ーラ１５に従動するローラ１６も回転自在に設けられて
いる。

このローラ１６には、回転速度を検出する速度検出セン
サ１７が備えられている。この速度検出センサ１７の検
出結果に応じて、画像データの記憶領域を調整する。

手動複写装置本体１）の内部にはバッテリ１８を挟んで
画像読取部の反対側に印刷部が設けられている。この印
刷部にはローラ４および５に架は渡されたインクリボン
３が備えられている。また、サーマルヘッド１がスプリ
ング２に浮動支持されて備えられている。これによって
、サーマルヘッド１にはスプリング２の矢印入方向の弾
性力が作用し、サーマルヘッド１の一部をインクリボン
３の一部とともに、手動複写装置本体１）の開口部１）
ｂから外部に露出させている。

インクリボン３を保持する一方のローラ４の外周面には
、ローラ６が接している。このローラ６の一部は外部に
露出している。また、ローラ６の回転速度を検出する速
度検知センサ７が設けられている。

第３図は、上記手動複写装置の作用を示す側面断面図の
一部である。

印刷作業時に手動複写装置本体１）をその対向部１）ｂ
が転写用紙２１に対向するように載置する。これによっ
て、スプリング２に浮動支持されたサーマルヘッド１は
手動複写装置本体１）の底面１）ｃにほぼ一致するまで
矢印Ｆ方向に移動する。これによって、スプリング２に
は矢印Ａ方向の弾性力が発生し、サーマルヘッド１と転
写用紙２１とを圧接する。この状態で手動複写装置本体
１）を矢印Ｅ方向に移動すると、ローラ６が転写用紙２
１との摩擦力により矢印Ｂ方向に回転する。このローラ
６の回転に従動してローラ４が矢印Ｃ方向に回転し、イ
ンクリボン３はローラ５からローラ４に巻き取られる。

これによって、転写用紙２１に接触するインクリボン３
は常に新しいものにされる。

サーマルヘッド１が矢印Ｆ方向に移動すると、図外のス
イッチがこの移動を検出し、制御部から画像データが読
み出される。この画像データに従ってサーマルヘッド１
が駆動され、転写用紙２１上に画像が転写される。手動
複写装置本体１）の矢印Ｅ方向の移動速度は速度検出セ
ンサ７により検出される。この検出データを基に画像デ
ータの読み出し速度が決定されるため、矢印Ｅ方向の移
動速度に関わらず、原稿の画像を正確に再現して印刷す
ることができる。

この印刷作業時において、サーマルヘッド１の矢印Ｆ方
向の移動は常に底面１）Ｃに一致する位置までであり、
これによってスプリング２の有効長の長さの変化も常に
一定である。したがって、スプリング２からサーマルヘ
ッド１に作用する矢印六方向の弾性力は常に同じ大きさ
であり、サーマルヘッドｌと転写用紙２１との圧接力を
一定圧力に保つことができる。また、手動複写装置本体
１）を矢印Ｅ方向に移動させる際にオペレータが加える
力が過大になった場合にも、その力はサーマルヘッド１
には作用しないため、これを損傷する恐れがない。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はこの発明の実施例である手動複写
装置のそれぞれ側面断面図および正面断面図である。ま
た、第３図は同手動複写装置の作用を示す側面断面図の
一部である。ｌ−サーマルヘッド（印刷部）、２−スプリング（弾性材）、３−インクリボン、１）−手動複写装置本体。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）画像読取手段が読み取った画像を転写材上に印刷
する印刷手段を備え、印刷作業時に、印刷部を転写材に
接触させて印刷手段を手動走査させる手動複写装置にお
いて、印刷作業時に印刷部が一定圧力で転写材と接触するよう
に印刷手段を浮動支持する弾性材を設けてなる手動複写
装置。