JPH0430992A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はロールシートを用いて記録を行う記録装置に関
する。

〈従来の技術〉 今日、ファクシミリ装置やプリンタ等の記録装置が広く
使用されており、これら装置にあっては長尺シートを巻
き付けたロールシートを使用するものが多い、前記ロー
ルシートを使用する記録装置にあっては記録後のシート
を画像後端から切断する必要がある。そのための構成と
して装置にカッターを内蔵し、シート排出時に前記カッ
ターを駆動して切断する構成がある。この構成にあって
はシートが自動的に切断される利点はあるが、カッター
及びこれを駆動するための駆動系等を装置内に収容しな
ければならず、装置を小型化するには限界があった。

これに対して使用者が前記排出口から排出されたソート
を持ち、このシートを排出口の上下縁の何れかエツジに
押し当てて手切りする構成のものがある。この構成にあ
っては前述の如くカッター及びカッター駆動系を必要と
しないために、装置の小型化が容易となるものである。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、前記排出口のエツジで手切りする構成に
あっては、記録位置から排出口上縁エッジまでの距離と
下縁エツジまでの距離が一定でないために、排出口の上
下縁の何れのエツジに押し当てて手切りするかで切断さ
れるシート後端位置が異なり、場合によっては画像後端
が切断されてしまうことがあった。

本発明の目的は従来の前記課題を解決し、排出されるシ
ートを手切りする場合に上下何れの方向へ引っ張っても
略同じ位置で切断することが出来る記録装置を提供せん
とするものである。

〈課題を解決するための手段〉 前記課題を解決するための本発明に係る代表的な手段は
、ロールシートを搬送するための搬送回転体と、前記搬
送回転体にシートを介して圧接し。

前記シートに記録を行うための記録ヘッドと、前記記録
された記録シートを排出するための排出口とを有し、前
記搬送回転体と記録ヘッドとの圧接部から前記排出口の
上縁までのシート搬送経路長さと、前記圧接部から排出
口の下縁までのシート搬送経路長さを略同じに構成した
ことを特徴としてなる。

〈作用〉 前記手段にあっては、使用者がシートを手切りする際に
、シート排出口の上縁又は下縁の何れに押し当てて切断
しても、切断されるシートの後端位置は略同じ位置とな
るものである。

〈実施例〉 次に前記手段をファクシミリ装置に適用した本発明に係
る一実施例を説明する。

第１図はファクシミリ装置の内部構成説明図であり、第
２図はその外観斜視説明図である。

先ずこの装置全体の構成について説明すると、第１図及
び第２図に於いて、１は原稿搬送系であり、原稿載置台
１ａに載置した原稿２は予備搬送ローラ１ｂ及び分離ロ
ーラＩＣによって一枚ずつ分離され、搬送ローラ対１ｄ
及び排出ローラ対１ｅによって第１図の矢印ａ方向へ搬
送され、排出トレイ１ｆに排出される如く構成されてい
る。

前記搬送される原稿２は読取系３によって記載情報が読
み取られる如く構成されている。即ち、前記原稿搬送系
１で搬送される原稿２に対して光源３ａから光照射し、
その反射光を複数枚のミラー３ｂ及びレンズ３ｃを介し
てＣＣＤ等の光電変換素子３ｄに至らせ、原稿読取情報
を電気信号に変換し、ファクシミリモードのときは他機
の記録系に伝送し、コピーモードのときは自己の記録系
に伝送する如く構成している。

前記伝送された情報に基づいて記録系４で記録を行う如
く構成している。この記録系４の構成について説明する
と、本実施例にあっては感熱記録方式を用いており、熱
によって発色する長尺状記録シートをロール状に巻き付
けてなるロールシート５をロールホルダー４ａに収容し
、この記録シート５に記録を行う如く構成している。

前記ロールホルダー４ａは装置本体６に設けられ、この
装置本体６に対して蓋体７が軸８を中心にして開閉可能
に構成されている。そして装置本体６側にはシート搬送
手段となるプラテンローラ４ｂが取り付けられ、このロ
ール４ｂが図示しない駆動手段によって駆動回転可能に
構成されている。一方、蓋体７側には記録手段を構成す
る記録ヘッド４ｃが取り付けられており、このヘッド４
Ｃには通電により発熱する複数の発熱素子がシート５の
幅方向に一列に配列されている。そして前記蓋体７を閉
しると押圧スプリング４ｄの付勢力によって前記記録ヘ
ッド４Ｃとプラテンローラ４ｂとが圧接する如（構成さ
れている。

従って、前記プラテンローラ４ｂと記録ヘッド４ｃ間に
記録シート５を挾み、プラテンローラ４ｂを第１図の矢
印す方向へ回転するとローラ４ｂの摩擦力によって記録
シート５が搬送され、この搬送と同期して記録へノド４
Ｃを読取情報に応じて発熱させることにより記録シート
５に読取情報に応した記録が行われ、記録後のソート５
が排出口９から排出されるものである。

ここで前記排出口９を構成する上下の縁部にはシート５
を切断するためのカッタ一部］Ｏａ、１０ｂが形成され
ている。従って、前記排出口９から排出されたシート５
を持ち、該シート５を上方引っ張った場合には上カツタ
一部１０ａによって力・７トされ、また前記シート５を
下方へ引っ張った場合には下カツタ一部１０ｂによって
カットされる。従って、使用者は従来の如く排出された
シート５を上下何れの方向へ引っ張るか速進する必要が
ない。

また本実施例にあっては第１図に示すように、プラテン
ローラ４ｂと記録ヘッド４ｃとの圧接位置Ａから排出口
９の上下縁、即ち上下カッタ一部１０ａ、１０ｂまでの
シート搬送経路距１１４！ｔ、　Ｉｌｚが略同−となる
ように構成されている。

従って、使用者が排出されたシート５を手切りする場合
、上下何れの方向へ引っ張って切断する場合でもシート
の切断位置が略同じとなるものである。

尚、前述した実施例ではシート搬送手段としてプラテン
ローラ４ｂと記録ヘッド４ｃとの協働作用によってシー
ト５に搬送力を付与するようにしたが、全く別に設けた
搬送ローラ対等を使用するようにしても良く、またロー
ラ状のものでなく例えば無端ベルトを回転させる構成に
しても良い。

また前述の実施例では記録方式として感熱記録方式を例
示したが、これに限定する必要はなく、他にもインクシ
ートを使用する熱転写記録方式等、種々の記録方式を用
いることが可能である。

更に本発明に係る記録装置としては前述したファクシミ
リ装置に限定する必要となく、プリンタ等地の記録装置
にも適用し得るものである。

〈発明の効果〉 本発明は前述した如く、記録位置から排出口上縁及び下
縁までのシート搬送経路長が略同しになるように設定し
たために、使用者がシートを切断する際に、該シートを
排出口の上下いずれの縁に押し当てても切断されるシー
ト後端位置が略同じとなり、記録後のシートを的確位置
で切断することが容易となるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の内
部構成説明図、第２図はその外観斜視説明図である。 １は原稿搬送系、１ａは原稿載置台、１ｂは予備搬送ロ
ーラ、１ｃは分離ローラ、１ｄは搬送ローラ、１ｅは排
出ローラ、１ｆは排出トレイ、２は原稿、３は読取系、
３ａは光源、３ｂはミラー３ｃはレンズ、３ｄは光電変
換素子、４は記録系、４ａはロールホルダー、４ｂはプ
ラテンローラ、４ｃは記録ヘッド、４ｄは押圧スプリン
グ、５は記録シート、６は装置本体、７は蓋体、８は軸
、９は排出口、１０ａは上カツタ一部、１０ｂは下カツ
タ一部である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ロールシートを搬送するための搬送回転体と、前記搬送
   回転体にシートを介して圧接し、前記シートに記録を行
   うための記録ヘッドと、 前記記録された記録シートを排出するための排出口とを
   有し、 前記搬送回転体と記録ヘッドとの圧接部から前記排出口
   の上縁までのシート搬送経路長さと、前記圧接部から排
   出口の下縁までのシート搬送経路長さを略同じに構成し
   たことを特徴とした記録装置。