JP3071914B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP3071914B2
JP3071914B2 JP3329743A JP32974391A JP3071914B2 JP 3071914 B2 JP3071914 B2 JP 3071914B2 JP 3329743 A JP3329743 A JP 3329743A JP 32974391 A JP32974391 A JP 32974391A JP 3071914 B2 JP3071914 B2 JP 3071914B2
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敏行 林
雅浩 船越
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置,複
写機,イメージスキャナ等に用いられる画像読取装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、画像読取装置はファクシミリ装置
や複写機等において多く用いられている。画像読取装置
の構成は図10に示すように、上面カバーに積層した原
稿Gを予備搬送ローラ51及び分離ローラ52で一枚ず
つに分離給送し、搬送ローラ対53,54で搬送する間
に、光源55により前記原稿Gの画像面に光照射し、そ
の反射光(光像)をミラー56及びレンズ57を介して
光電変換素子であるCCD58に至らしめ電気信号に変
換する如く構成しているのが一般的である。
【0003】また、原稿Gの読取開始、及び読取終了の
タイミングを得るための手段として、前記搬送ローラ対
53と読取位置59のスリット59aとの間には、搬送
原稿Gの通過によって動作するセンサ(以後、DES:
Document End Sensor と記す)60が設けられており、
前記原稿Gの先端部が前記DES60を通過し、前記D
ES60がONされると、所定時間経過後、前記原稿G
の読み取りが開始され、前記原稿Gの後端部がDES6
0を通過し、前記DES60がONからOFFにかわる
と、所定時間経過後、前記原稿Gの読み取りが終了する
よう構成されている。尚、前記所定時間は原稿Gの先端
部或いは後端部が、前記DES60を通過してから読取
位置59に到達するまでの時間であって、原稿Gの搬送
速度とDES60から読取位置59までの距離とにより
決定される。
【0004】また、原稿Gのサイズを検知するための手
段として、図11に示すように上面カバーに積層された
原稿Gの幅方向両端をガイドするスライド可能なガイド
部材61の所定位置に原稿幅検知センサ62が設置され
ており、前記原稿Gのセット時にスライドされたガイド
部材61の位置を、前記原稿幅検知センサ62で検知す
ることにより前記原稿Gのサイズを検知するよう構成さ
れている。或いは、図12に示すように、所定の幅より
狭い原稿を搬送するときは動作せず、所定の幅より広い
原稿を搬送するときは動作する位置に原稿検知部材63
を配置し、前記原稿検知部材63の動作/非動作を原稿
幅検知センサ64により検知する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では原稿Gの読取開始、及び読取終了のタイミング
を得るための専用の原稿検知センサ(DES60)が必
要であるため、前記センサ等の部品の増加によるコスト
アップや、前記センサの配線の引き回し等による製造工
程が増加するという問題があった。
【0006】また、上記従来例では原稿Gのサイズを検
知するための原稿検知センサ64が、(原稿サイズの種
類数−1)個必要であり、例えばA4及びB4サイズの
原稿検知には1個、B5,A4,B4及びA3サイズの
原稿検知には3個のセンサが必要となり、検知すべき原
稿サイズの種類が多くなるにしたがって前記センサ64
の個数が増加するため、センサ個数の増加によるコスト
アップや、そのセンサの配線の引き回し等による製造工
程が増加するという問題があった。
【0007】そこで、原稿の画像を読み取るラインセン
サと、移動する原稿が接触している状態と接触していな
い状態で変位する可動部材と、を有し、可動部材の位置
をラインセンサで検知することにより原稿の有無を検知
できる画像読取装置が提案されている。このように原稿
の有無により変位する可動部材の位置をラインセンサで
検知すれば、その分センサを省くことができ、コストを
抑えることができる。しかしながら、可動部材の位置を
ラインセンサの原稿読取領域内で検知すると、可動部材
の位置を検知しているのか、原稿の画像を検知している
のか判断できず、原稿の有無を正確に検知できないとい
う問題があった。そこで、本発明は上記従来技術の課題
を解決するためになされたもので、その目的とするとこ
ろは、原稿の有無を検知するためのセンサ等の部品を別
途設けなくても、原稿の画像を読み取るラインセンサを
用いて原稿の有無を正確に検知でき、コストアップ等の
ない低廉で組立性の向上された画像読取装置を提供しよ
うとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、以下
に述べる実施例に適用される手段は、原稿の画像を読み
取るラインセンサと、移動する原稿が接触している状態
と接触していない状態で変位する可動部材と、を有し、
可動部材の位置をラインセンサで検知することにより原
稿の有無を検知できる画像読取装置において、上記ライ
ンセンサは装置が読み取れる最大原稿の幅より長い読取
領域を有し、最大原稿の幅より外側の読取領域で上記可
動部材の位置を検知することを特徴とする。
【0009】更に、上記可動部材は装置が読み取れる全
ての定型サイズの原稿が通過する位置に設けられ、或い
は上記可動部材は原稿のサイズを判別できる位置に設け
られていることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、上記ラインセンサが、装置が
読み取れる最大原稿の幅より長い読取領域を有し、最大
原稿の幅より外側の読取領域で上記可動部材の位置を検
知するので、原稿の有無を検知するためのセンサ等の部
品を別途設けなくても、原稿の画像を読み取るラインセ
ンサを用いて原稿の有無を正確に検知できる。また、上
記可動部材を装置が読み取れる全ての定型サイズの原稿
が通過する位置に設け、例えば、原稿の搬送開始後,読
取開始前に、上記ラインセンサを用いて上記可動部材が
移動する原稿に接触しているか否かを監視することによ
り、原稿の先端部及び後端部が上記可動部材を通過した
ことを検知することが可能となるため、これにより原稿
の読取開始及び読取終了のタイミングを得ることが可能
となる。
【0011】また、上記可動部材を原稿のサイズを判別
できる位置に設け、例えば、原稿の搬送開始後,読取開
始前であり、且つ検知部材の動作するべきタイミング
に、上記ラインセンサを用いて上記可動部材が移動する
原稿に接触しているか否か判定することにより、搬送中
の原稿のサイズを検知することが可能となる。更に、上
記可動部材を複数個設置し、上記ラインセンサを用いて
各可動部材の原稿接触/非接触の組み合わせを判定する
ことにより、種々の原稿サイズを判別することが可能と
なる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して前記手段をファクシミ
リ装置に適用した一実施例を例示して説明する。
【0013】〔第1実施例〕 図1及び図2は本発明を適用したファクシミリ装置の要
部を拡大して示す側断面図、図3は本発明を適用したフ
ァクシミリ装置の全体構成を示す側断面図、図4は原稿
検知手段の配置を示す上面模式説明図、図5は読取手段
における光電変換素子(CCD)の出力を表す図であ
る。
【0014】(全体構成) 先ず、本実施例に係るファクシミリ装置の全体構成を説
明すると、図3に示すように原稿搬送系A,画像読取系
B及び画像記録系Cとから構成されている。装置本体1
のカバー上面である原稿載置台1a上に複数枚の原稿G
を積載し、且つ前記原稿Gの幅方向両端部をガイド部材
1bによりガイドする。セット後、前記原稿Gは原稿搬
送系Aにより搬送されつつ、画像読取系Bによりその画
像情報を読み取られ、読取終了後、装置外部に排出され
るよう構成されている。また前記画像情報は、ファクシ
ミリモード(送信モード)の場合は他機の記録系に伝送
され、コピーモードの場合は自己のファクシミリ装置に
おける画像記録系Cに伝送され、該画像記録系Cよって
記録シートSに記録されるよう構成されている。
【0015】次に前記各部の構成について具体的に説明
する。 (搬送手段) 原稿搬送系Aは装置本体1のカバー上面である原稿載置
台1a上に積載され、ガイド部材1bにより両端部をガ
イドされた原稿Gを分離押圧片2aと圧接した予備搬送
ローラ2bで予備搬送し、分離摩擦片3aと圧接した分
離ローラ3bで一枚ずつ分離給送し、該原稿Gを押圧コ
ロ4aと圧接した給送ローラ4b及び押圧コロ5aと圧
接した排出ローラ5bで矢印a方向へ搬送して排出トレ
イ6上へ排出する如く構成している。尚、分離押圧片2
a,分離摩擦片3a及び押圧コロ4a,5aはそれぞれ
バネにより押圧されて前記各ローラ2b,3b,4b,
5bに圧接している。
【0016】(読取手段) 画像読取系Bは給送ローラ4bから排出ローラ5bへ搬
送される途中の原稿Gの画像面を光学的に読み取るよう
構成されている。図4に示すように光源であるLEDア
レイ7により読取位置8のスリット8aを通して前記原
稿Gの画像面に光を照射し、その反射光(光像)を複数
枚のミラー9a,9b,9cにより反射して結像レンズ
10に導き、該結像レンズ10により光電変換素子であ
るCCD11に結像して電気信号に変換する如く構成さ
れている。この電気信号に変換された原稿Gの画像情報
は、前述したようにファクシミリモード(送信モード)
の場合は他機の記録系に伝送され、コピーモードの場合
は自己のファクシミリ装置における画像記録系Cに伝送
される。
【0017】(記録手段) 次に前記画像読取系Bで読み取られた情報を記録するた
めの画像記録系Cの構成について説明する。図3に示す
ように装置本体1のロールホルダー12に、熱によって
発色する長尺状の感熱記録シートSを巻き回してなるロ
ールシートが落とし込み式に収容されており、この記録
シートSが前記画像記録系Cへ至るようにセットされて
いる。前記画像記録系Cは、駆動源であるモータ(図示
せず)により回転駆動するプラテンローラ13に、通電
により発熱する微小な電気熱変換体を一列に配列してな
る記録ヘッド14が押圧スプリング14aの押圧力によ
って圧接されて構成されている。従って、前記記録シー
トSは矢印b方向に回転するプラテンローラ13に搬送
されつつ、該搬送動作に同期して前記プラテンローラ1
3に圧接された記録ヘッド14の電気熱変換体が、前記
画像読取系Bから伝送された電気信号(原稿Gの画像情
報)に応じて発熱され、前記記録シートSに1dot毎
の印字がなされる。印字後前記記録シートSは、ガイド
部材によりカッター部15に導かれて、該カッター部1
5によって画像後端から切断され、駆動ローラ16aと
該ローラ16aに圧接するピンチローラ16bとよりな
る排出ローラ対16によって排出スタッカ17へ排出さ
れる如く構成されている。
【0018】(可動部材) 図1及び図2に示すように、可動部材である原稿検知手
段18は給送ローラ4bと読取位置8のスリット8aと
の間に回動可能に軸支されており、搬送原稿Gにより動
作する検知部材である原稿端検知部18aと、前記原稿
端検知部18aに連動して画像読取系Bにおける光路7
aの少なくとも一部を遮断/解放する光路遮断部材であ
る光路遮断部18bとよりなる。
【0019】図4に示すように前記原稿検知手段18
は、原稿端検知部18aが最小原稿幅(例えば、A5サ
イズの原稿幅)より内側に位置し、光路遮断部18bが
最大原稿幅(B4サイズの原稿幅)より外側に位置する
と共に、前記画像読取系BにおけるCCD11の有効読
取範囲内に位置するよう配設されている。通常、光電変
換素子である前記CCD11の有効読取範囲は最大原稿
幅よりも大きく設計されるので上記構成が可能となる。
尚、原稿Gが搬送されていないとき、前記原稿検知手段
18は図示しない戻しバネの力により図1に示す如き状
態で保持されており、前記光路遮断部18bにより読取
位置8の光路7aの一部が遮られている。
【0020】前記原稿搬送系Aにより原稿Gの搬送が開
始されると、光電変換素子であるCCD11を有する前
記画像読取系Bにより、前記原稿Gの画像面の読み取り
が開始される。このとき、前記光路遮断部18bにより
光路7aは遮られているため、前記CCD11の出力波
形は図5(a)に示す如き状態になり、前記光路7aの
遮断部分であるx点の出力レベルは低い。
【0021】前記搬送原稿Gの先端部が原稿検知手段1
8に達すると、図2に示すように原稿端検知部18aが
原稿Gの先端部に押され、原稿検知手段18は搬送方向
に回転し、光路遮断部18bが光路7aを解放する。こ
のとき、前記CCD11の出力波形が図5(a)に示す
如き状態から図5(b)に示す如き状態に変化するた
め、原稿Gの先端部が搬送路の所定位置に達したことが
検知され、所定時間経過後に原稿Gの読取作業が開始さ
れる。
【0022】更に、原稿Gの読取中も前記CCD11の
出力波形のx点のレベルを監視し続け、x点のレベルが
図5(b)に示す如き状態から図5(a)に示す如き状
態に変化したとき、前記原稿Gの後端部が搬送路の所定
位置に達したことが検知され、所定時間経過後に原稿G
の読取作業が終了される。
【0023】また前記装置では、原稿検知手段18によ
り原稿Gの通過中に光路7aを解放し、原稿Gの通過前
及び通過後に7aを遮断するよう構成したが、逆に原稿
Gの通過中に光路7aを遮断し、原稿Gの通過前及び通
過後に光路7aを解放するよう構成しても良い。
【0024】〔第2実施例〕 上記実施例では、前記搬送原稿Gにより動作する原稿端
検知部18aと、前記原稿端検知部18aに連動して画
像読取系Bの光路7aの少なくとも一部を遮断/解放す
る光路遮断部18bとよりなる原稿検知手段18を、原
稿Gの読取開始,及び読取終了のタイミングを得るため
に、搬送原稿Gの先端部及び後端部を検知する手段とし
て用いたが、本実施例では前記原稿検知手段を種々の原
稿のサイズを検知する手段として用いる。
【0025】本実施例における原稿検知手段は、搬送原
稿により動作する検知部材が所定の幅より狭い原稿を搬
送するときは動作せず、所定の幅より広い原稿を搬送す
るときに動作する位置に配置されたことを特徴としてい
る。尚、装置の全体構成はほぼ同等であるので、ここで
は詳しい説明を省略する。従って同部材には同符号を付
している。
【0026】(可動部材) 可動部材である原稿検知手段19は、図1乃至図3に示
す如き原稿検知手段18と同様にして、給送ローラ4b
と読取位置8のスリット8aとの間に回動可能に軸支さ
れており、前記搬送原稿Gにより動作する検知部材であ
る原稿サイズ検知部19aと、前記原稿サイズ検知部1
9aに連動して画像読取系Bの光路7aの少なくとも一
部を遮断/解放する光路遮断部材である光路遮断部19
bとよりなる。
【0027】図6に示すように前記原稿検知手段19
は、例えば読取原稿GのサイズがA4サイズとB4サイ
ズである場合、原稿サイズ検知部19aがA4サイズの
原稿幅より外側であって、かつB4サイズの原稿幅より
内側に位置し、光路遮断部19bがB4サイズの原稿幅
より外側であって、かつ画像読取系BにおけるCCD1
1の有効読取範囲内に位置するよう配設されている。通
常、光電変換素子である前記CCD11の有効読取範囲
は最大原稿幅よりも大きく設計されるので上述の構成が
可能となる。尚、原稿Gが搬送されていないとき、前記
原稿検知手段19は図示しない戻しバネの力により図1
に示す如き原稿検知手段18と同様の状態で保持されて
おり、前記光路遮断部19bにより読取位置8の光路7
aの一部が遮られている。
【0028】前記原稿搬送系Aにより原稿Gが所定量搬
送されると、原稿Gの先端部が原稿サイズ検知部19a
に達する。このとき搬送されてきた原稿GがA4サイズ
の原稿であれば前記原稿サイズ検知部19aに接触せ
ず、光路遮断部19bの位置は前記状態(図1中光路遮
断部18b参照)のまま変化しない。一方、搬送されて
きた原稿GがB4サイズの原稿であれば、前記原稿サイ
ズ検知部19aが原稿Gの先端部に押され、原稿検知手
段19は搬送方向に回転し、光路遮断部19bが光路7
aを解放する(図2中光路遮断部材18b参照)。
【0029】以上の動作は原稿Gの先端部が読取位置8
のスリット8aに達する前に行われるよう構成されてい
る。従って、上記タイミングで前記原稿検知手段19の
状態を画像読取系BにおけるCCD11で読み取りを行
うことにより、図7(a)または図7(b)の出力波形
が得られる。このCCD11の出力波形に見られるよう
に、x点の出力レベルの高低を見ることにより、原稿G
のサイズを判定することが可能となる。
【0030】〔第3実施例〕 上記実施例ではA4及びB4サイズの原稿の判定をする
例を示したが、本実施例では可動部材である原稿検知手
段を2個以上設けることにより、3種類以上の原稿サイ
ズ、例えば図8に示す如きA4,B4及びA3サイズの
原稿を判定する例を示す。
【0031】図8に示すように、前記原稿検知手段2
0,21は、原稿サイズ検知部20aがA4サイズの原
稿幅より外側であって、かつB4サイズの原稿幅より内
側に位置し、原稿サイズ検知部21aがB4サイズの原
稿幅より外側であって、かつA3サイズの原稿幅より内
側に位置し、光路遮断部20b,21bがA3サイズの
原稿幅より外側であって、かつ画像読取系BにおけるC
CD11の有効読取範囲内に位置するよう配設されてい
る。従って、上記第2実施例と同様にして原稿検知手段
20,21の状態を画像読取系BにおけるCCD11で
読み取りを行うことにより、図9(a),(b),
(c)の出力波形が得られる。このCCD11の出力波
形に見られるように、x点及びy点の出力レベルの高低
を見ることにより、種々の原稿のサイズを判定すること
が可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上記ラインセンサが、装置が読み取れる最大原稿の幅よ
り長い読取領域を有し、最大原稿の幅より外側の読取領
域で上記可動部材の位置を検知するので、原稿の有無を
検知するためのセンサ等の部品を別途設けなくても、原
稿の画像を読み取るラインセンサを用いて原稿の有無を
正確に検知できる。また、上記可動部材を装置が読み取
れる全ての定型サイズの原稿が通過する位置に設け、例
えば、原稿の搬送開始後,読取開始前に、上記ラインセ
ンサを用いて上記可動部材が移動する原稿に接触してい
るか否かを監視することにより、原稿の先端部及び後端
部が上記可動部材を通過したことを検知することができ
るので、この検知情報に基づき原稿の読取開始及び読取
終了のタイミングを得ることができ、更に原稿の先端部
及び後端部を検知のための専用の検知手段であるセンサ
等を必要とせず、センサの配線の引き回し等による製造
工程を削減することができる。
【0033】また、上記可動部材を原稿のサイズを判別
できる位置に設け、例えば、原稿の搬送開始後,読取開
始前であり、且つ検知部材の動作するべきタイミング
に、上記ラインセンサを用いて上記可動部材が移動する
原稿に接触しているか否か判定することにより、搬送中
の原稿のサイズを検知することができるので、原稿のサ
イズを検知するための専用の検知手段であるセンサ等を
必要とせず、センサの配線の引き回し等による製造工程
を削減することができる。更に、上記可動部材を複数個
設置し、上記ラインセンサを用いて各可動部材の原稿接
触/非接触の組み合わせを判定することにより、種々の
原稿サイズを判別することができる。
【0034】また、上記可動部材のような機構部品はセ
ンサ等の電気部品に比べて安価であるので、コストダウ
ンを図ることもでき、特に原稿サイズを検知する装置の
場合、検知する原稿サイズの種類が多くなるほどコスト
ダウンが図れ、その製造工程も削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したファクシミリ装置の要部を拡
大して示す側断面図である。
【図2】本発明を適用したファクシミリ装置の要部を拡
大して示す側断面図である。
【図3】本発明を適用したファクシミリ装置の全体構成
を示す側断面図である。
【図4】原稿端を検知するための原稿検知手段の配置を
示す上面模式説明図である。
【図5】読取手段における光電変換素子(CCD)の出
力波形を表す図である。
【図6】原稿幅を検知するための原稿検知手段の配置を
示す上面模式説明図である。
【図7】読取手段における光電変換素子(CCD)の出
力波形を表す図である。
【図8】原稿幅を検知するための原稿検知手段の配置を
示す上面模式説明図である。
【図9】読取手段における光電変換素子(CCD)の出
力波形を表す図である。
【図10】従来の原稿端検知のためのセンサを有するフ
ァクシミリ装置の要部を拡大して示す側断面図である。
【図11】従来の原稿幅検知のためのセンサを有する原
稿ガイド部材近傍を拡大して示す上面図である。
【図12】従来の原稿幅検知のためのセンサを有するフ
ァクシミリ装置の要部を拡大して示す側断面図である。
【符号の説明】
A…原稿搬送系 B…画像読取
系 C…画像記録系 G…原稿 S…記録シート 1…装置本体 1a…原稿載置台 1b…ガイド
部材 2a…分離押圧片 2b…予備搬
送ローラ 3a…分離摩擦片 3b…分離ロ
ーラ 4a…押圧コロ 4b…給送ロ
ーラ 5a…押圧コロ 5b…排出ロ
ーラ 6…排出トレイ 7…LEDア
レイ 7a…光路 8…読取位置 8a…スリット 9a,9b,
9c…ミラー 10…結像レンズ 11…CCD 12…ロールホルダー 13…プラテ
ンローラ 14…記録ヘッド 14a…押圧
スプリング 15…カッター部 16…排出ロ
ーラ対 16a…駆動ローラ 16b…ピン
チローラ 17…排出スタック 18…原稿検
知手段 18a…原稿端検知部 18b…光路
遮断部 19…原稿検知手段 19a…原稿
サイズ検知部 19b…光路遮断部 20…原稿検
知手段 20a…原稿サイズ検知部 20b…光路
遮断部 21…原稿検知手段 21a…原稿
サイズ検知部 21b…光路遮断部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗田 茂治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−224606(JP,A) 特開 平2−67863(JP,A) 実願 昭63−40612号(実開 平1− 143560号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04 - 1/207

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取るラインセンサと、
    移動する原稿が接触している状態と接触していない状態
    で変位する可動部材と、を有し、可動部材の位置をライ
    ンセンサで検知することにより原稿の有無を検知できる
    画像読取装置において、 上記ラインセンサは装置が読み取れる最大原稿の幅より
    長い読取領域を有し、最大原稿の幅より外側の読取領域
    で上記可動部材の位置を検知することを特徴とする画像
    読取装置。
  2. 【請求項2】 上記可動部材は装置が読み取れる全ての
    定型サイズの原稿が通過する位置に設けられている請求
    項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 上記可動部材は原稿のサイズを判別でき
    る位置に設けられている請求項1に記載の画像読取装
    置。
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