JP2707468B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2707468B2
JP2707468B2 JP1196661A JP19666189A JP2707468B2 JP 2707468 B2 JP2707468 B2 JP 2707468B2 JP 1196661 A JP1196661 A JP 1196661A JP 19666189 A JP19666189 A JP 19666189A JP 2707468 B2 JP2707468 B2 JP 2707468B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば複写機、ファクシミリ等に組み込ま
れる画像読取装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の画像読取装置としては、例えば第5図
に示すようなものがある。図において、100はファクシ
ミリに組み込まれた画像読取装置を示しており、給紙ロ
ーラ101及びピンチローラ102により読取位置Cに送られ
た原稿Sに、照明手段103から光が照射され、その反射
光が第1ミラー104,第2ミラー105,第3ミラー106及び
レンズ107を介して読取素子としてのCCD108に入射し、
原稿Sの画像の読み取りが行われる。
原稿Sは図中a方向に移動しながら読取位置Cにて画
像の読み取りが行われ、画像が全て読み取られた後、排
紙ローラ109及びピンチローラ110により排出部(不図
示)へ排出される。
また、読取位置Cにおける原稿Sの背面側には、白地
部分(以下読取白地と記す)111が設けられており、原
稿Sが読取位置Cに到着する前に照明手段103によりこ
の読取白地111に光が照射され、それによって得られるC
CD出力によりシェデング補正が行われる。
読取動作時に読取位置CからCCD108に至る光路120
は、読取位置Cにおける原稿Sの面に垂直な方向(図中
直線b方向)と一致、または直線b方向に対して照射手
段103とは反射側に傾けられている。それにより、第1
ミラー104と第2ミラー105との間の距離が長くなり装置
が小型化されるとともに、原稿Sからの反射光の方向と
光路の方向がほぼ一致するためCCD108への入射光量が多
くなり、画像読取時のSN比を高めることができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記した従来技術においては、白色度
が高く表面に光沢があるコート紙等の原稿を用いた場合
には、照明手段103から原稿へ照射された光が均一に拡
散せず正反射を行うことが多く、この正反射光がCCD108
に直接入射してCCD108の出力が許容値を越えたり、また
原稿表面の反射光が多量にCCD108に入射して画像の黒部
を検知することが難しくなり、画像を正確に読み取るこ
とが困難になるという問題があった。
例えば第5図において、CCD108に至る光路120が直線
b方向に対して照明手段103とは反対側に角度D傾いて
おり、原稿Sとしてコート紙を用いた場合には、照明手
段103上の点103a,103bから読取位置Cへ照射した光はそ
れぞれ正反射して光路112a,112b上を進む。このとき原
稿S表面のシワ等により原稿S上での反射角が変化する
と、光路112bと光路120が重なり、正反射光がCCD108に
入射することとなる。
また、原稿Sの幅が狭い場合には、画像読取時に原稿
S両端側で光が読取白地111に照射され、その正反射光
がCCD108に入射することが多く、第6図に示すように、
読取白地111に対するCCD出力が原稿Sの画像に対するCC
D出力より高い場合には、原稿Sから読み取った画像情
報を実際より黒ずんだ画像として認識してしまうという
問題もあった。
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、原稿からの正
反射光が読取素子に入射することを防止して、正確に画
像を読み取ることができる画像読取装置を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明にあっては、照明
手段により読取位置にある原稿へ光を照射し、その反射
光を読取素子に入射させて画像の読み取りを行う画像読
取装置において、前記原稿から前記読取素子に至る光路
が読取位置における原稿面に垂直な方向に対して前記照
明手段側に傾いており、且つこの方向が前記原稿面に垂
直な方向と前記照明手段との間の方向であることを特徴
とする。
(作用) 上記構成を有する本発明装置においては、読取位置に
おける原稿面上で正反射した光は、読取位置における原
稿面に垂直な方向に対して照明手段とは反対側に進む。
一方、原稿から読取素子に至る光路は、読取位置におけ
る原稿面に垂直な方向に対して照明手段側に傾いてお
り、且つこの方向が原稿面に垂直な方向と照明手段との
間の方向なので、正反射光の光路と原稿から読取素子に
至る光路とが一致することはなく、原稿からの反射光量
の大幅な低下もなく、正反射光が読取素子に入射するこ
とが防止される。
(実施例) 以下に、本発明を図示の実施例に基いて説明する。第
1図は本発明の一実施例の画像読取装置が組み込まれた
ファクシミリ装置全体の構成を示す重断面図であり、こ
のファクシミリ装置は原稿搬送読取系Aと記録系Bとか
ら構成されている。
その全体構成を簡単に説明すると、まず、原稿搬送読
取系Aにおいては、装置カバーを兼ねた原稿載置台1に
複数枚の原稿2がセットされ、読取操作を開始すると前
記セットされた複数枚の原稿2のうち、下から数枚の原
稿2が予備搬送ローラ3及びこれと圧接する圧接部材4
で搬送され、分離ローラ5及びこれと圧接する圧接部材
6で一枚毎に分離される。さらに分離した原稿2は給紙
ローラ7a,ピンチローラ7b、及び排紙ローラ8a,ピンチロ
ーラ8bによって搬送される間に読取位置Cにて照明手段
9により光照明され、その反射光がミラー10a,10b,10c
及びレンズ11を介して読取素子としてのCCD12に至って
電気信号に変換され、この信号が所定の記録系に送信さ
れるように構成されている。
また、記録系Bは、記録信号を入力するとプラテンロ
ーラ14が回転するとともに、画像情報信号に応じて発熱
する記録ヘッド15が駆動し、これによってロール状の記
録シート16に所定画像が記録され、記録後の記録シート
16はカッター17で画像後端からカットされ、排出ローラ
対18a,18bによって反転トレー19に収納される如く構成
されている。
第2図は原稿搬送読取系Aの要部断面図である。図に
おいて、読取位置Cにおける原稿2に照明手段9から光
が照射され、その反射光が光路21上を進んで、ミラー10
a,10b,10c及びレンズ11を介してCCD12に入射する。光路
21は、読取位置Cにおける原稿2の面に垂直な方向(図
中直線b方向)に対して照明手段9側に角度E傾けられ
ており、且つこの方向は原稿2の面に垂直な方向と照明
手段9との間の方向である。
また、読取位置Cにおける原稿2の背面側には読取白
地22が設けられている。この読取白地22は、読取位置C
における原稿2の面とほぼ平行に配置されている。従っ
て、光路21は、読取白地22に垂直な方向に対しても照明
手段9側に角度E傾けられている。第2図中23はミラー
10a,10b,10c及びレンズ11を保持するための基板、24はC
CD12を固定するための基板である。
本実施例においては、正反射しやすいコート紙等を原
稿として用いた場合に、第2図に示すように、照射手段
9上の点9a,9bから読取位置Cに照射して正反射した光
はそれぞれ直線b方向に対して照明手段9とは反対側に
傾いた光路25a,25b上を進み、読取位置Cで正反射した
光は全て直線b方向に対して照明手段9とは反対側に進
む。従って、正反射光の光路がCCD12に入射することが
防止されるとともに、光路21の方向が直線b方向と照明
手段9との間の方向なので、原稿2からの反射光量を大
幅に低下させることもなく、正確に画像を読み取ること
ができる。
また、本実施例においては、光路21は読取白地22に垂
直な方向に対しても照明手段9側に傾いているので、読
取白地22で正反射した光の光路と光路21が一致すること
もなく、読取白地22からの正反射光がCCD12に入射する
ことも防止される。従って、幅が狭い原稿の両端側で読
取白地22に光が照射されても、読取白地22からの正反射
光がCCD12に入射することはないので、第3図に示すよ
うに、読取白地22に対するCCD出力と原稿の画像に対す
るCCD出力とがほぼ連続し、画像情報が実際より黒ずん
だ画像として認識されることが防止される。
本実施例においては、読取白地22を読取位置Cにおけ
る原稿2の面とほぼ平行に配置したが、読取白地22を読
取位置Cにおける原稿2の面に平行な方向とは異なら
せ、かつ光路21をこの読取白地22に垂直な方向に対して
照明手段9側に傾けても、上記と同様の効果が得られ
る。この場合も、光路21は直線b方向に対して照明手段
9側に傾ける構成とする。
第4図は本発明の他の実施例の画像読取装置の構成を
示す説明図である。この装置においては、原稿30を移動
させるのではなく、原稿30は押圧部材31により押圧され
て原稿台(不図示)に固定設置されており、照明手段3
2,ミラー33a,33b,レンズ34及び読取素子としてのCCDか
ら成る工学系ユニット36が原稿30に対して平行方向(図
示矢印方向)に移動するとともに、照明手段32から原稿
30にライン状に光が照射されて、その反射光がミラー33
a,33b及びレンズ34を介してCCD35に入射し、原稿30の画
像が順次1ラインずつ読み取られる。
この装置においても、画像の読み取りを行う際の読取
装置Cにおける原稿30の面に垂直な方向(図中直線b方
向)に対して、読取位置CからCCD35に至る光路37は照
明手段32側に傾けられており、且つこの方向は原稿30に
垂直な方向と照明手段32との間の方向である。それによ
って、第1図及び第2図に示した上記実施例と同様に、
読取位置Cで正反射した光の光路が光路37と一致するこ
とはないので、正反射光がCCD35に入射することが防止
されるとともに、光路37の方向が直線b方向と照明手段
37との間の方向なので、原稿30からの反射光量を大幅に
低下させることもなく、正確に画像を読み取ることがで
きる。
尚、上記各実施例において、原稿表面で光が正反射す
る場合でも原稿表面で光が全反射することはないので、
読取位置からCCDに至る光路を照明手段側に傾けてもCCD
に入射する光量が極端に減ることはなく、画像読取動作
時のSN比が大幅に低下することはない。従って、支障な
く画像の読み取りを行うことができる。
また、上記各実施例で用いたような、原稿の画像をラ
イン状に読み取るライン型読取装置においては、読取位
置から読取素子に至る光路を傾けても画像が歪むことは
ないので、本発明を適用する画像読取装置として好適で
ある。
(発明の効果) 本発明は以上の構成及び作用を有するもので、原稿か
ら読取素子に至る光路が読取位置における原稿面に垂直
な方向に対して照明手段側に傾いており、且つこの方向
が原稿面に垂直な方向と照明手段との間の方向であるこ
とにより、原稿からの正反射光が読取素子に入射するこ
とを防止するとともに、原稿からの反射光量を大幅に低
下させることもなく、正確に画像を読み取ることができ
る。
また、上記光路を、読取位置における原稿の背面側に
設けられる読取白地等のバックグラウンド部材に垂直な
方向に対しても照明手段側に傾けることにより、読取動
作時に上記バックグラウンドで正反射した光が読取素子
に入射することを防止し、より正確に画像を読み取るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の画像読取装置が組み込ま
れたファクシミリ装置全体の構成を示す縦断面図、第2
図は同実施例における原稿搬送読取系の要部断面図、第
3図は同実施例において幅が狭い原稿に対して読取動作
を行ったときのCCD出力を示す図、第4図は本発明の他
の実施例の画像読取装置の構成を示す説明図、第5図は
従来例の画像読取装置の構成を示す説明図、第6図は同
従来例において幅が狭い原稿に対して読取動作を行った
ときのCCD出力を示す図である。 符号の説明 2……原稿、9……照明手段 10a,10b,10c……ミラー 11……レンズ 12……CCD(読取素子) 21……光路 A……原稿搬送読取系 B……記録系 C……読取位置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明手段により読取位置にある原稿へ光を
    照射し、その反射光を読取素子に入射させて画像の読み
    取りを行う画像読取装置において、 前記原稿から前記読取素子に至る光路が読取位置におけ
    る原稿面に垂直な方向に対して前記照明手段側に傾いて
    おり、且つこの方向が前記原稿面に垂直な方向と前記照
    明手段との間の方向であることを特徴とする画像読取装
    置。
JP1196661A 1989-07-31 1989-07-31 画像読取装置 Expired - Lifetime JP2707468B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2565765B2 (ja) * 1989-01-30 1996-12-18 富士写真フイルム株式会社 画像読取装置

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