JP2565765B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像読取装置に関し、一層詳細には、反射型
原稿に担持された画像情報を読み取る際に前記反射型原
稿を透明板体の凹凸面で押さえて当該反射型原稿の密着
を阻止し、一方、透過型原稿に担持された画像情報を読
み取る際には前記透明板体上に前記透過型原稿を載置し
て拡散光を照射し、これによって簡単な構成で反射型原
稿並びに透過型原稿を高精度に読取可能とした画像読取
装置に関する。
[発明の背景] 例えば、印刷製版の分野において、作業工程の合理
化、画像品質の向上等を目的として原稿に担持された画
像情報を電気的に処理しフイルム原版を作成する画像走
査読取再生システムが広範に用いられている。
画像走査読取再生システムは画像読取装置と画像再生
装置とから基本的に構成されている。この場合、画像読
取装置では副走査搬送される原稿を照明手段を用いて主
走査方向に照明し、その反射光あるいは透過光を画像読
取手段により読み取って電気信号に変換する。一方、画
像再生装置は画像読取装置によって光電変換された画像
情報に対し製版条件に応じた階調補正、輪郭強調等の演
算処理を施しフイルム等の記録担体上に画像を記録再生
する。なお、この記録担体は所定の現像装置によって現
像処理されフイルム原版として印刷等に供されることに
なる。
一般に、この種の画像読取装置にあっては、用途、目
的に応じて光透過性のフイルム等に担持された画像情報
を読み取る透過光型と印刷物等の画像情報を読み取る反
射光型とが夫々別途に製造されており、読取可能な原稿
の種類はその形式によって自ら限定される。従って、多
くの種類の原稿を1台の画像読取装置で汎用的に読み取
ることは困難であるので、前記反射光型と透過光型とを
一体化する画像読取装置の出現が要請されている。
然しながら、この種の反射光型と透過光型とを一体化
する際に、従来から種々の問題が顕在化している。すな
わち、印刷物等の反射型原稿の読み取りを行う場合、前
記反射型原稿を原稿台上に載置し透明な押えガラスによ
りこの反射型原稿を保持する。この状態で、前記原稿台
を所定の方向に副走査搬送しながら反射照明光を前記副
走査搬送方向に直交する主走査方向に照射し、前記反射
型原稿に担持されている画像情報を含む反射照明光をCC
Dカメラ等により光電的に読み取っている。
その際、第1図aに示すように、反射型原稿Sの一部
が押えガラスGに密着している場合がある。このため、
前記密着部位が濃度増加部位2となると共に、前記濃度
増加部位2の外方には、所謂、ニュートンリングによる
筋模様4が存在してしまい、濃度増加部位2並びに筋模
様4により反射型原稿Sの画像情報を正確に読み取るこ
とが不可能となってしまう。
そこで、反射型原稿Sに対向する押えガラスGの片側
に凹凸面を形成し、この凹凸面により反射型原稿Sを押
さえることによって前記反射型原稿Sの密着を阻止する
工夫が考えられる。その際、反射型原稿S自体に光拡散
層を設けることにより、前記反射型原稿Sから得られる
画像情報を含む反射照明光が拡散光として凹凸面に入射
し、これによって前記反射照明光がCCDカメラ等に入射
されないという虞を回避することが出来る。
一方、フイルム等の透過型原稿を読み取る際には前記
透過型原稿を原稿台に載置し、これを所定方向に副走査
搬送しながら前記原稿台側から透過照明光を主走査方向
に照射し、前記透過型原稿に担持された画像情報を含む
透過照明光をCCDカメラ等により読み取っている。ここ
で、前記透過型原稿には反射型原稿と異なり、それ自体
に光拡散層が設けられてはいない。これによって、透過
型原稿の読み取りに前述した凹凸面を形成した押えガラ
スGを用いると、前記透過照明光が凹凸面により屈折し
てCCDカメラに確実に照射せず、高精度な画像読取作業
を遂行することが困難となってしまう。しかも、透過型
原稿に担持された画像情報をフレア光を除去して高精度
に読み取るためには指向性の高い透過照明光を前記透過
型原稿に照射することが望ましい。このため、前記指向
性の高い透過照明光が押えガラスGの凹凸面により屈折
してCCDカメラに対し確実に照射されない場合が一層多
くなっている。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもの
であって、少なくとも一面に凹凸面を形成した第1の光
透過性板体を用意し、反射型原稿を前記第1光透過性板
体の凹凸面で押さえて前記反射型原稿に担持された画像
情報の読み取りを行い、一方、透過型原稿を前記第1光
透過性板体に載置しこの透過型原稿上に反射防止処理を
施した第2の光透過性板体を配置して前記透過型原稿に
担持された画像情報の読み取りを行うことにより、反射
型原稿と第1光透過性板体とが密着して不要な濃度変化
が惹起することがなく、しかも拡散光としての透過照明
光を前記透過型原稿に照射した後前記第2光透過性板体
によりフレア光を除去し、このため、第1光透過性板体
の凹凸面に影響されることなく前記透過照明光をCCDカ
メラ等に確実に照射することが出来、これによって簡単
な構成でありながら反射型原稿並びに透過型原稿を高精
度に読取可能にした画像読取装置を提供することを目的
とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は反射型原稿と
透過型原稿に担持された画像情報を光電的に読取自在な
画像読取装置であって、原稿台に載置される前記反射型
原稿を押さえるための第1の光透過性板体と、前記第1
光透過性板体に載置される前記透過型原稿を押さえるた
めの第2の光透過性板体とを具備すると共に、当該第1
光透過性板体には反射型原稿に対向して凹凸面を形成す
ることを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る画像読取装置について好適な実施
態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
第2図において、参照符号30は本実施態様に係る画像
読取装置を示す。この画像読取装置30は原稿がセットさ
れる原稿台32と、この原稿台32を矢印A方向搬送する搬
送機構部34と、前記搬送機構部34により副走査方向に搬
送される原稿を走査する画像読取部36とから基本的に構
成される。この場合、前記搬送機構部34は第1の筐体38
上に配設され、また、画像読取部36は第1筐体38上に載
置される第2の筐体40の内部に設けられる。なお、第2
筐体40の一側面には原稿台32を通過させるための開口部
42が画成される。
先ず、搬送機構部34について説明する。前記第1筐体
38の上面部には水平で且つ互いに平行となるガイドバー
44a、44bが配設され、これらのガイドバー44a、44bの両
端部は第1筐体38上の支持台46および48により支持され
る。また、前記ガイドバー44a、44bと平行にボールねじ
50が支持台46および48に配設され、このボールねじ50は
第1筐体38内に設けられる駆動用モータ52によって回転
駆動される。
ガイドバー44a、44bには画像情報を担持する透過型原
稿S1あるいは反射型原稿S2を保持した原稿台32が移動可
能な状態で支持される。すなわち、原稿台32は、第3図
および第4図に示すように、基台54と反射型原稿S2を載
置する台ガラス56と第1の押え蓋58とこの第1押え蓋58
に透過型原稿S1が載置される際に用いられるマスク部材
60と第2の押え蓋62とを含む。
前記基台54に後述する角柱体が挿通される中空部63が
画成されると共に、後述する透過照明光を前記台ガラス
56を介して透過型原稿S1に導くための開口部64が画成さ
れる。また、基台54の側面には前記第1押え蓋58を矢印
B1、B2方向に開閉自在に支持する支持部材66a、66bが取
着され、これと反対側の端部上面には鉛直上方向に指向
してピン部材67a、67bが植設される。一方、第1押え蓋
58は断面略コ字状の枠体77とこの枠体77により挟持され
る第1の光透過性板体、例えば、押えガラス78とを有
し、前記枠体77にピン部材67a、67bを挿通するための孔
部80a、80bが穿設されると共に、前記ピン部材67a、67b
の長さは枠体77の肉厚よりも大きく選択しておく。ま
た、押えガラス78の内面側、すなわち、反射型原稿S2
対向する一面側に凹凸面82を形成する。この場合、前記
凹凸面82はエッチングにより形成することが出来、ある
いは押えガラス78としてすりガラスを用いてもよい。
さらに、マスク部材60は実質的に薄板状を呈してお
り、その中央部には反射型原稿S2よりも寸法の小さな透
過型原稿S1に対応して矩形状の開口部84が形成される。
なお、前記マスク部材60の短手方向一端縁部にピン部材
67a、67bを嵌合してこのマスク部材60の位置決め並びに
固定機能を営む孔部86a、86bが設けられる。
次いで、第2押え蓋62は第2の光透過性板体、例え
ば、押えガラス88を有し、この押えガラス88の少なくと
も一面側に反射防止用コーチング層88aが形成される。
前記押えガラス88の長手方向両端部には樹脂系材料から
なる角体90a、90bが固着されると共に、夫々の角体90
a、90bに把手92a、92bが設けられる。
透過照明手段93は支持台94a、94bによって両端部が第
1筐体38上に支持される中空の角柱体95によって囲繞さ
れる。前記角柱体95には後述する透過照明光を導出する
ための開口部96が画成される。前記角柱体95内には前記
透過照明手段93が収納されており、この透過照明手段93
はハロゲンランプ、キセノンランプ等からなり透過照明
光L1を出力する光源98と両端部が導光性の保持部材99
a、99bによって保持された多数の光ファイバ100を束ね
ることによって構成される光ファイババンドル102とを
含む。また、角柱体95内には前記光ファイババンドル10
2によって導かれた透過照明光L1をライン状に集光する
円柱状のロッドレンズ104が配設される。前記ロッドレ
ンズ104により集光された透過照明光L1はヘアラインミ
ラー106を介して透過型原稿S1に導かれる。この場合、
前記ヘアラインミラー106は透過型原稿S1に対して透過
照明光L1を所定の角度で斜めに入射するように設定され
る。なお、実際上、前記ヘアラインミラー106は透過照
明光L1と台ガラス56の法線、すなわち、仮想垂線Pとの
なす角度が30°付近になるように配設される。
一方、第2筐体40内には透過型原稿S1を斜め方向に通
過した透過照明光L1を水平方向に反射させるミラー108
と前記ミラー108によって水平方向に反射された透過照
明光L1を受光し電気信号に変換する画像読取手段として
のCCDカメラ110が設けられる。
また、第2筐体40内には反射型原稿S2に後述する反射
照明光を照射する反射照明手段130が設けられる。この
場合、反射照明手段130は反射照明光L2を出力する光源1
32と、両端部が導光性の保持部材134a、134bによって保
持された多数の光ファイバ136を束ねることによって構
成される湾曲した光ファイババンドル138と、前記光フ
ァイババンドル138によって導かれた反射照明光L2をラ
イン状に集光する円柱状のロッドレンズ140とを含む。
この時、前記保持部材134bから射出される反射照明光L2
と原稿台32に直交する仮想垂線Pとのなす照明角度αは
約15°となるように保持部材134bの位置を選択してお
く、前記ロッドレンズ140により集光された反射照明光L
2は反射型原稿S2を反射した後、ミラー108を介してCCD
カメラ110に入射する。この時、CCDカメラ110は仮想垂
線Pに対して読取角度βが約30°で反射した反射照明光
L2をミラー108を介して読み取れる位置に配設されてい
る。
本実施態様に係る画像読取装置は基本的には以上のよ
うに構成されるものであり、次にその作用並びに効果に
ついて説明する。
先ず、透過型原稿S1を読み取る際は、原稿台32の第1
押え蓋58を矢印B2方向へ変位させ枠体77の孔部80a、80b
にピン部材67a、67bを嵌合して前記枠体77を基台54に固
定する。次いで、ピン部材67a、67bと孔部86a、86bを介
し押えガラス78上にマスク部材60を載置すると共に、こ
のマスク部材60に形成されている開口部84に透過型原稿
S1を配置する。さらに、把手92a、92bを把持して第2押
え蓋62を前記マスク部材60上に載置し、この第2押え蓋
62の押えガラス88と第1押え蓋58の押えガラス78とによ
り透過型原稿S1を挟持する(第5図参照)。ここで、駆
動用モータ52の作用下に原稿台32を矢印A方向に搬送
し、画像読取部36の所定部位まで移動させる。
透過型原稿S1を保持した原稿台32が画像読取部36の所
定部位に到達すると、前記透過型原稿S1に担持された画
像情報の読取動作が開始される。すなわち、光源98から
出力された透過照明光L1は光ファイババンドル102を通
過した後、ロッドレンズ104により集光されヘアライン
ミラー106によって鉛直上方向に対して所定の角度傾斜
して反射され開口部96より原稿台32に導かれる。そし
て、前記透過照明光L1は台ガラス56および押えガラス78
を介して透過型原稿S1を第4図に示す矢印C方向、すな
わち、主走査方向に照射する。この場合、前記透過照明
光L1は透過型原稿S1を通過することで画像情報を光信号
として取り出す。光信号としての画像情報は押えガラス
88を通過した後、ミラー108によって水平方向に反射さ
れてCCDカメラ110に入射し、このCCDカメラ110内で電気
信号に変換される。この間、原稿台32は駆動用モータ52
の作用下に副走査方向(矢印A方向)に搬送されてい
る。従って、透過型原稿S1は前記透過照明光L1により二
次元的に照射され、その画像情報が取り出されることに
なる。そして、読取動作が終了した後、駆動用モータ52
を前記とは逆方向に回転させて原稿台32を所定の位置ま
で移動させる。
次に、反射型原稿S2の読取作業を行う場合は、先ず、
把手92a、92bを介して第2押え蓋62を基台54から離脱さ
せ、透過型原稿S1並びにマスク部材60を押えガラス78上
から取り除く。次いで、第1押え蓋58を矢印B1方向に持
ち上げる。この状態において反射型原稿S2を上向きにし
て台ガラス56に載置した後、第1押え蓋58を矢印B2方向
に変位させてこの第1押え蓋58の孔部80a、80bにピン部
材67a、67bを挿通させる。そして、駆動用モータ52の作
用下に原稿台32を矢印A方向に搬送し画像読取部36の所
定部位まで移動させる。
原稿台32が画像読取部36の所定部位に到達すると、反
射型原稿S2の読取動作が開始される。すなわち、光源13
2から出力された反射照明光L2は光ファイババンドル138
を通過した後、ロッドレンズ140により集光され、原稿
台32に導かれる。そして、前記反射照明光L2は押えガラ
ス78を介して反射型原稿S2を主走査方向に照射して画像
情報を光信号として取り出す(第6図参照)。この光信
号としての画像情報は押えガラス78を斜め方向に反射し
た後、ミラー108を介してCCDカメラ110に導かれ電気信
号に変換される。この間、原稿台32は駆動用モータ52の
作用下に副走査方向に搬送されているので、前記反射型
原稿S2は反射照明光L2により二次元的に走査され、その
画像情報が取り出されることになる。
この場合、本実施態様によれば、第6図に示すよう
に、反射型原稿S2を押えガラス78の凹凸面82により台ガ
ラス56に保持するため、この反射型原稿S2が前記押えガ
ラス78に密着することがない。このため、反射型原稿S2
を反射照明光L2により主走査する際に不要な濃度変化等
を惹起することがなく、この反射型原稿S2に担持された
画像情報を高精度に読み取ることが出来る。
一方、第5図に示すように、透過型原稿S1は押えガラ
ス78に載設されると共に、反射防止用コーチング層88a
を形成した押えガラス88をこの透過型原稿S1上に配置し
ている。そして、光源98から導出される透過照明光L1
ヘアラインミラー106で反射させて拡散光として台ガラ
ス56および押えガラス78を介し透過型原稿S1に照射して
いる。このように、透過照明光L1に指向性を持たせるこ
となく拡散光として透過型原稿S1に照射するため、特に
押えガラス78に形成されている凹凸面82により種々の方
向に屈折されて前記透過型原稿S1に対し透過照明光L1
略均一に照射することが可能となる。
さらに、透過型原稿S1を透過した透過照明光L1は反射
防止用コーチング層88aを形成した押えガラス88を通過
することにより指向性の高い透過照明光L1としてミラー
108を介しCCDカメラ110に入射するに至る。これによっ
て、押えガラス78の凹凸面82に影響されることなく透過
型原稿S1に担持された画像情報を高精度に読み取ること
が出来るという効果が得られる。特に、複雑な構造を採
用することなく、反射型原稿S2と透過型原稿S1の読取作
業を確実に且つ効果的に遂行することが可能となり、極
めて多用性のある画像読取装置30を提供し得るという利
点が挙げられる。
また、透過型原稿S1を読み取る際、この透過型原稿S1
が反射型原稿S2に比べ寸法が小さいために遮光手段とし
てマスク部材60を用いているが、このマスク部材60は同
時に第2押え蓋62により押えガラス78が損傷することを
防止する機能も営んでいる。なお、第2押え蓋62には押
えガラス88の長手方向両端部に夫々樹脂系材料からなる
角体90a、90bを設けて押えガラス78の損傷を防止する工
夫もなされており、さらに夫々の角体90a、90bに把手92
a、92bを係着して前記第2押え蓋62の取扱性が向上して
いる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、凹凸面を形成した第
1の光透過性板体と反射防止手段を施した第2の光透過
性板体とを用いるだけで透過型原稿と反射型原稿とに担
持された画像情報を高精度に読み取ることが出来る。こ
のため、反射型原稿と透過型原稿との画像読取作業を単
一の装置で容易に且つ効率的に遂行することが可能とな
り、極めて汎用性のある画像読取装置を提供することが
出来るという効果が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明し
たが、本発明はこの実施態様に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良
並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは従来技術に係る反射型原稿を読み取
る際の説明図、 第2図は本発明に係る画像読取装置の概略構成断面図、 第3図および第4図は第2図における原稿台の斜視説明
図、 第5図および第6図は本発明に係る画像読取装置におい
て透過型原稿と反射型原稿を読み取る際の説明図であ
る。 30……画像読取装置、32……搬送台 34……搬送機構部、58……押え蓋 60……マスク部材、62……押え蓋 78……押えガラス、82……凹凸面 88……押えガラス、93……透過照明手段 130……反射照明手段、L1……透過照明光 L2……反射照明光、S1……透過型原稿 S2……反射型原稿

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射型原稿と透過型原稿に担持された画像
    情報を光電的に読取自在な画像読取装置であって、原稿
    台に載置される前記反射型原稿を押さえるための第1の
    光透過性板体と、前記第1光透過性板体に載置される前
    記透過型原稿を押さえるための第2の光透過性板体とを
    具備すると共に、当該第1光透過性板体には反射型原稿
    に対向して凹凸面を形成することを特徴とする画像読取
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、第1光透過
    性板体に載置される透過型原稿に前記第1光透過性板体
    側から拡散光である透過照明光を照射する透過照明手段
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の装置において、透過型原稿
    を載設する第1光透過性板体に前記第1光透過性板体を
    保護し且つ遮光機能を営むマスク部材を配置することを
    特徴とする画像読取装置。
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