JP3033987B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP3033987B2 JP2179160A JP17916090A JP3033987B2 JP 3033987 B2 JP3033987 B2 JP 3033987B2 JP 2179160 A JP2179160 A JP 2179160A JP 17916090 A JP17916090 A JP 17916090A JP 3033987 B2 JP3033987 B2 JP 3033987B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は白色基準板から白色基準信号を用いて、原稿
読取領域の画像信号を正規化する原稿読取装置に関し、
より詳細には、常に安定した正規化を行える原稿読取装
置に関する。
〔従来の技術〕 蛍光灯の光を所定の白色基準板及び原稿読取領域に照
射し、該白色基準板からの反射光を白色基準信号とし
て、原稿読取領域の画像信号を正規化する原稿読取装置
として、例えば、特開昭61−30865号公報に示されるカ
ラー原稿読取装置がある。このカラー原稿読取装置は、
第3図に示すように、コンタクトガラス(原稿載置台)
301の裏側に原稿読取領域301aと並行して、主走査方向
の端部に白色基準板302を配置したものである。このよ
うに白色基準板302を配置して、常に白色基準信号を入
力可能とすることにより、例えば、読み取り原稿がカラ
ー写真等のように白色部の少ないものであっても、自動
的に白バランスを取ることが可能であり、また、白バラ
ンスを常に正常に得ることができるので、光源の光量変
化等が起きても色再現性の良い画像信号が得られる。
ところが、第3図に示す主走査方向の端部に白色基準
板302を配置する方法では、常に白色基準信号を入力す
ることは可能であるが、白色基準板302が汚れたり、或
いは、経時変化によって部分的に白色度が低下した場合
に、白色基準板302の位置によって白色基準信号の値が
変化し、必ずしも安定した白色基準信号が得られないと
いう欠点があった。このため、これを解決するものとし
て、第4図に示すように、キャリッジ部406に白色基準
板407を配置して、キャリッジ部406とともに白色基準板
407を移動するようにした原稿読取装置が提案されてい
る。この原稿読取装置は、原稿401をコンタクトガラス4
02に載置し、蛍光灯403によって原稿401及び白色基準板
407を照明し、原稿401及び白色基準板407の反射光を等
倍結像素子であるセルフォックレンズアレイ404を介し
てカラーセンサ(CCD等倍カラーセンサ)405に結像する
構成であり、蛍光灯403,セルフォックレンズアレイ404,
カラーセンサ405,及び,白色基準板407によってキャリ
ッジ部406を構成している。従って、原稿401を走査する
ためにキャリッジ部406が図中の矢印A方向に移動する
と、白色基準板407も同時に移動するため、カラーセン
サ405には常に同じ白色基準板407からの反射光が白色基
準信号として入力されることになる。換言すれば、白色
基準板407の反射面を同一とすることにより、副走査方
向の走査位置に関わらず、反射光の反射条件を同一と
し、白色基準板407面の汚れ等の影響を少なくすること
ができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のキャリッジ部に白色基準板を配
置した原稿読取装置によれば、白色基準板面の汚れ等の
影響を少なくすることができるものの、光源として蛍光
灯を用いた場合の時間経過による照度分布の変化を充分
に考慮していないため、白色基準板面の条件が同じであ
っても、原稿読取領域の画像信号と白色基準板の白色基
準信号の比率が一定でなくなり、同一濃度の信号レベル
が変化するという問題点があった。即ち、蛍光灯の光量
は環境(特に、温度)によって変化するため、環境温度
が低い点灯直後と、充分に時間が経過して環境温度が上
昇した場合とを比較すると、第5図に示すように、全体
の光量及びその照度分布に違いが出てくる。この光量の
変化を主走査方向の原稿読取領域と白色基準板の位置と
で比較すると、図示の如く、時間経過による光量の増加
量が異なるため、原稿読取領域の画像信号と白色基準板
の白色基準信号の比率が一定でなくなり、同一濃度の信
号レベルが変化することになる。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、時間経
過による照度分布の変化に影響されることなく、常に、
原稿読取領域の画像信号と白色基準板の白色基準信号の
比率を一定にすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するため、蛍光灯の光を所
定の白色基準板及び原稿読取領域に照射し、該白色基準
板からの反射光を白色基準信号として、原稿読取領域の
画像信号を正規化する原稿読取装置において、蛍光灯の
中心側の光を、白色基準板側へ導いて、白色基準板へ照
射する光ガイド部材を設けた原稿読取装置を提供するも
のである。
〔作用〕
本発明の原稿読取装置は、光ガイド部材によって蛍光
灯の中心側の光を白色基準板側へ導いて、白色基準板へ
照射する。
〔実施例〕
以下、本発明の原稿読取装置の一実施例を第1図
(a),(b),及び,第2図を参照して詳細に説明す
る。
第1図(a)は本実施例の原稿読取装置のスキャン走
査系の構成を示し、原稿101を載置するガラス等の透明
な原稿面基板のコンタクトガラス102と、白色基準信号
を得るための白色基準板103と、原稿101及び白色基準板
103に光を照射するための蛍光灯104と、蛍光灯104の中
心部側の光を導いて白色基準板103に照射する光ガイド1
05と、原稿101及び白色基準板103の反射光を導く等倍結
像素子のセルフォックレンズアレイ106と、セルフォッ
クレンズアレイ106を介して入射した反射光を光電変換
して入力するカラーセンサ(CCD等倍カラーセンサ)107
とから構成される。尚、106aはセルフォックホルダーを
示し、白色基準板103,蛍光灯104,光ガイド105,セルフォ
ックレンズアレイ106,セルフォックホルダー106a,及
び,カラーセンサ107によってキャリッジ部108が構成さ
れている。
従って、原稿101を走査するためにキャリッジ部108が
図中の矢印A方向に移動すると、白色基準板103も同時
に移動するため、カラーセンサ107には、白色基準板103
の同一面からの反射光が白色基準信号として入力される
ことになる。
前述したように光ガイド105は、蛍光灯104の中心部側
の光を導いて白色基準板103に照射するものであり、蛍
光灯104と接した面の一部(或いは全部)及び白色基準
板103側の面が光透過性で、それ以外の面は光を透過し
ない構成である。従って、蛍光灯104と接した面から入
射した光は光ガイド105の内部を通過して、白色基準板1
03側の面から白色基準板103へ照射される。第1図
(b)は光ガイド105の形状及び配置を説明するための
説明図であり、図示の如く、原稿101へ照射される光の
経路を妨げないように配置し、蛍光灯104の中心部側の
側面の光を入射して、白色基準板103へ導いている。ま
た、本実施例では、光ガイド105によって導かれて白色
基準板103に照射される光の光量が原稿101に照射される
光量とほぼ等しくなるように光ガイド105の形状(長さ
等)を設定している。
第2図は、本実施例の原稿読取装置における照度分布
を示す。光ガイド105を用いて蛍光灯104の中心部側から
光を導くことによって、図示の如く、点灯直後と点灯後
充分時間が経過した後の白色基準板103の位置の光量の
変化量を、原稿読取領域の光量の変化量と同じ割合にす
ることができる。従って、常に、原稿読取領域の画像信
号と白色基準板の白色基準信号の比率を一定に保つこと
ができ、安定した画像信号の読み込みが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の原稿読取装置は、蛍光
灯の光を所定の白色基準板及び原稿読取領域に照射し、
該白色基準板からの反射光を白色基準信号として、原稿
読取領域の画像信号を正規化する原稿読取装置におい
て、蛍光灯の中心側の光を、白色基準板側へ導いて、白
色基準板へ照射する光ガイド部材を設けたため、時間経
過による照度分布の変化に影響されることなく、常に、
原稿読取領域の画像信号と白色基準板の白色基準信号の
比率を一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本発明の一実施例の原稿読取装
置を示す説明図、第2図は本発明の原稿読取装置におけ
る照度分布を示す説明図、第3図及び第4図は従来の原
稿読取装置を示す説明図、第5図は従来の原稿読取装置
における照度分布を示す説明図である。 符号の説明 101……原稿、102……コンタクトガラス 103……白色基準板、104……蛍光灯 105……光ガイド 106……セルフォックレンズアレイ 106a……セルフォックホルダー 107……カラーセンサ 108……キャリッジ部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蛍光灯の光を所定の白色基準板及び原稿読
    取領域に照射し、該白色基準板からの反射光を白色基準
    信号として、原稿読取領域の画像信号を正規化する原稿
    読取装置において、 前記蛍光灯の中心側の光を、前記白色基準板側へ導い
    て、前記白色基準板へ照射する光ガイド部材を設けたこ
    とを特徴とする原稿読取装置。
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