JP3029656B2 - 画像読取り装置 - Google Patents
画像読取り装置Info
- Publication number
- JP3029656B2 JP3029656B2 JP02256433A JP25643390A JP3029656B2 JP 3029656 B2 JP3029656 B2 JP 3029656B2 JP 02256433 A JP02256433 A JP 02256433A JP 25643390 A JP25643390 A JP 25643390A JP 3029656 B2 JP3029656 B2 JP 3029656B2
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- Japan
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- platen roller
- light
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- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ファクシミリ、イメージスキャナ、デジタ
ルコピア等の画像読取り装置に関し、特にプラテンロー
ラによりシェーディング補正用データを読取る画像読取
り装置に関する。
ルコピア等の画像読取り装置に関し、特にプラテンロー
ラによりシェーディング補正用データを読取る画像読取
り装置に関する。
このような画像読取り装置としては従来は、たとえば
第４図に示すようなものがある。同図における画像読取
り装置は、原稿載置ガラス５上のプラテンローラ１との
間に挾まれた原稿（図示せず）の下面の画像に光源２か
ら光を照射し、その反射光が光学レンズ３を介して受光
素子列４に入力することにより、原稿の画像を読取るよ
うになっている。
第４図に示すようなものがある。同図における画像読取
り装置は、原稿載置ガラス５上のプラテンローラ１との
間に挾まれた原稿（図示せず）の下面の画像に光源２か
ら光を照射し、その反射光が光学レンズ３を介して受光
素子列４に入力することにより、原稿の画像を読取るよ
うになっている。
このような従来の画像読取り装置においては、プラテ
ンローラ１のニップ幅ａ（原稿載置ガラス５への接触点
を中心とする所定の幅）の略中心部、かつ原稿載置ガラ
ス５の上面に読取り装置（フォーカス位置）Ｒがあり、
この位置Ｒに光源２から光を照射してその反射光により
原稿の画像を読取るようになっている。ところが、シェ
ーディング補正時においても光源２の光を読取り位置Ｒ
に照射させてその反射光を入力することにより行うが、
その読取り位置Ｒにはプラテンローラ１のニップ幅面が
原稿載置ガラス５に略接触して配置されているために、
プラテンローラ１に傷や汚れがあると、第２図に破線で
示すように鮮明に読取られて、誤ったシェーディング補
正がなされてしまうという問題がある。
ンローラ１のニップ幅ａ（原稿載置ガラス５への接触点
を中心とする所定の幅）の略中心部、かつ原稿載置ガラ
ス５の上面に読取り装置（フォーカス位置）Ｒがあり、
この位置Ｒに光源２から光を照射してその反射光により
原稿の画像を読取るようになっている。ところが、シェ
ーディング補正時においても光源２の光を読取り位置Ｒ
に照射させてその反射光を入力することにより行うが、
その読取り位置Ｒにはプラテンローラ１のニップ幅面が
原稿載置ガラス５に略接触して配置されているために、
プラテンローラ１に傷や汚れがあると、第２図に破線で
示すように鮮明に読取られて、誤ったシェーディング補
正がなされてしまうという問題がある。
そこで本考案は、このような問題点を解決することを
課題としている。
課題としている。
上記課題を解決するために本考案は、光源により原稿
載置ガラス上の原稿の画像に光を照射し、その反射光を
光学系を介して複数配列された光電変換素子からなる密
着型イメージセンサに受光することにより前記画像を読
取る読取り手段と、前記原稿載置ガラス上に近接して配
置され、その白色によりシェーディング補正に用いられ
るプラテンローラとを備えた画像読取り装置において、
前記プラテンローラのニップ幅から外れた位置に前記読
取り手段による読取り位置に配置することにより、前記
シェーディング補正時には前記光源の照射光は前記プラ
テンローラのデフォーカス位置により反射されてシェー
ディング補正用データを前記読取り手段に読取らせるよ
うにした構成としたものである。
載置ガラス上の原稿の画像に光を照射し、その反射光を
光学系を介して複数配列された光電変換素子からなる密
着型イメージセンサに受光することにより前記画像を読
取る読取り手段と、前記原稿載置ガラス上に近接して配
置され、その白色によりシェーディング補正に用いられ
るプラテンローラとを備えた画像読取り装置において、
前記プラテンローラのニップ幅から外れた位置に前記読
取り手段による読取り位置に配置することにより、前記
シェーディング補正時には前記光源の照射光は前記プラ
テンローラのデフォーカス位置により反射されてシェー
ディング補正用データを前記読取り手段に読取らせるよ
うにした構成としたものである。
このような構成の画像読取り装置によれば、シェーデ
ィング補正時に光源の光を読取り位置に照射すると、原
稿載置ガラス上には原稿が無いことが相俟って、読取り
位置にはプラテンローラのニップ幅から外れた位置にあ
るため、照射された光は原稿載置ガラスを貫いてガラス
上面から少し遠ざかったプラテンローラの下部傾斜面に
おける点に当って反射され、フォーカス位置としての原
稿載置ガラス上面から上方にデフォーカスした位置で反
射された光によりシェーディング補正用データを読取る
ことになる。このようにデフォーカスした位置で反射さ
れた光におけるシェーディング補正用データは、フォー
カス位置で反射された光におけるシェーディング補正用
データよりもその値や感度が低減されるため、誤ったシ
ェーディング補正がなされることを防止することができ
る。
ィング補正時に光源の光を読取り位置に照射すると、原
稿載置ガラス上には原稿が無いことが相俟って、読取り
位置にはプラテンローラのニップ幅から外れた位置にあ
るため、照射された光は原稿載置ガラスを貫いてガラス
上面から少し遠ざかったプラテンローラの下部傾斜面に
おける点に当って反射され、フォーカス位置としての原
稿載置ガラス上面から上方にデフォーカスした位置で反
射された光によりシェーディング補正用データを読取る
ことになる。このようにデフォーカスした位置で反射さ
れた光におけるシェーディング補正用データは、フォー
カス位置で反射された光におけるシェーディング補正用
データよりもその値や感度が低減されるため、誤ったシ
ェーディング補正がなされることを防止することができ
る。
以下、本考案の実施例について図面に基づいて説明す
る。第１図および第２図は、本考案による画像読取り装
置の一実施例を示す図である。従来と同一の部品には同
一符号を付してある。
る。第１図および第２図は、本考案による画像読取り装
置の一実施例を示す図である。従来と同一の部品には同
一符号を付してある。
第１図において、符号10は読取り部（読取り手段）で
あり、この読取り部10には原稿載置ガラス５上の原稿
（図示せず）の画像を読取るための光を照射するLEDア
レー（光源）２と、その光が原稿に反射された反射光を
セルホックレンズアレー（光学系）３を介して入力する
密着イメージセンサ（光電変換素子）４を備えている。
原稿載置ガラス５の上には白色のプラテンローラ１が近
接して配置されており、このプラテンローラ１のニップ
幅ａは読取り部10による読取り位置Ｒから外れた位置に
なるよう配置されている。
あり、この読取り部10には原稿載置ガラス５上の原稿
（図示せず）の画像を読取るための光を照射するLEDア
レー（光源）２と、その光が原稿に反射された反射光を
セルホックレンズアレー（光学系）３を介して入力する
密着イメージセンサ（光電変換素子）４を備えている。
原稿載置ガラス５の上には白色のプラテンローラ１が近
接して配置されており、このプラテンローラ１のニップ
幅ａは読取り部10による読取り位置Ｒから外れた位置に
なるよう配置されている。
このような画像読取り装置において読取り動作を行う
場合は、不図示の原稿を載置ガラス５の上に載置し、プ
ラテンローラ１が回転することにより原稿を原稿載置ガ
ラス５との間に挾んで副走査方向（図中左方向）に搬送
させ、LEDアレー２から照射された光（図中破線で示
す）が読取り位置Ｒにおいて原稿により反射され、その
反射光がセルホックレンズアレー３を介して密着イメー
ジセンサ４に入力されることにより、反射光が光電変換
されて原稿の画像の読取りが行われる。この場合は原稿
の画像の面は読取り位置Ｒと一致しているため、鮮明な
画像を読取ることができる。
場合は、不図示の原稿を載置ガラス５の上に載置し、プ
ラテンローラ１が回転することにより原稿を原稿載置ガ
ラス５との間に挾んで副走査方向（図中左方向）に搬送
させ、LEDアレー２から照射された光（図中破線で示
す）が読取り位置Ｒにおいて原稿により反射され、その
反射光がセルホックレンズアレー３を介して密着イメー
ジセンサ４に入力されることにより、反射光が光電変換
されて原稿の画像の読取りが行われる。この場合は原稿
の画像の面は読取り位置Ｒと一致しているため、鮮明な
画像を読取ることができる。
次にシェーディング補正時の場合について説明する。
この場合は、原稿載置ガラス５上には原稿が無いととも
に、読取り位置Ｒはプラテンローラ１のニップ幅ａから
外れた位置にあるため、LEDアレー２から照射された光
（図中実線で示す）は原稿載置ガラス５を貫いてそのガ
ラス５上面から上方に遠ざかった、プラテンローラ１の
下部傾斜面における点Ｍに当って反射され、読取り位置
Ｒから上方にデフォーカスした位置Ｍで反射された光に
よりシェーディング補正用データを密着イメージセンサ
４により読取ることになる。このようにデフォーカスし
た位置Ｍで反射された光におけるシェーディング補正用
データは、第２図に実線で示すように、フォーカス位置
Ｒで反射された光におけるシェーディング補正用データ
（同図で破線で示す部分）よりもその値や感度が低減さ
れる。このため誤ったシェーディング補正がなされるこ
とを防止することができる。
この場合は、原稿載置ガラス５上には原稿が無いととも
に、読取り位置Ｒはプラテンローラ１のニップ幅ａから
外れた位置にあるため、LEDアレー２から照射された光
（図中実線で示す）は原稿載置ガラス５を貫いてそのガ
ラス５上面から上方に遠ざかった、プラテンローラ１の
下部傾斜面における点Ｍに当って反射され、読取り位置
Ｒから上方にデフォーカスした位置Ｍで反射された光に
よりシェーディング補正用データを密着イメージセンサ
４により読取ることになる。このようにデフォーカスし
た位置Ｍで反射された光におけるシェーディング補正用
データは、第２図に実線で示すように、フォーカス位置
Ｒで反射された光におけるシェーディング補正用データ
（同図で破線で示す部分）よりもその値や感度が低減さ
れる。このため誤ったシェーディング補正がなされるこ
とを防止することができる。
第３図には本考案の他の実施例について示す。この実
施例は原稿載置ガラス５上において、読取り部10による
読取り位置Ｒに関してプラテンローラ１の中心Ｏと反対
側に原稿押え板（原稿押え手段）６を設けたものであ
る。このような実施例によれば、カールした原稿が読取
り位置Ｒにおいて原稿載置ガラス５上に浮上がるのを押
えて正確に画像を読取ることができる。
施例は原稿載置ガラス５上において、読取り部10による
読取り位置Ｒに関してプラテンローラ１の中心Ｏと反対
側に原稿押え板（原稿押え手段）６を設けたものであ
る。このような実施例によれば、カールした原稿が読取
り位置Ｒにおいて原稿載置ガラス５上に浮上がるのを押
えて正確に画像を読取ることができる。
なお、原稿押え手段として原稿押え板６の代りにロー
ラ等を用いてもよい。
ラ等を用いてもよい。
〔発明の効果〕 以上説明したように本考案によれば、デフォーカスし
た位置で反射された光におけるシェーディング補正用デ
ータは、フォーカス位置で反射された光におけるシェー
ディング補正用データよりもその値や感度が低減される
ため、誤ったシェーディング補正がなされることを防止
することができるとともに、プラテンローラのニップ幅
から外れた位置に読取り手段による読取り位置を配置す
ることによって、原稿読取り時にはフォーカス位置での
読取ることができ、また、シェーディング補正時にはデ
フォーカス位置で読取りができるので、コストがかから
ずに、正確なシェーディング補正ができる。
た位置で反射された光におけるシェーディング補正用デ
ータは、フォーカス位置で反射された光におけるシェー
ディング補正用データよりもその値や感度が低減される
ため、誤ったシェーディング補正がなされることを防止
することができるとともに、プラテンローラのニップ幅
から外れた位置に読取り手段による読取り位置を配置す
ることによって、原稿読取り時にはフォーカス位置での
読取ることができ、また、シェーディング補正時にはデ
フォーカス位置で読取りができるので、コストがかから
ずに、正確なシェーディング補正ができる。
第１図および第２図は本考案による画像読取り装置の一
実施例を示す図であり、第１図はその構成図、第２図は
シェーディング補正用データとしての出力電圧の主走査
時間における変化を表す線図、第３図は本考案の他の実
施例を示す画像読取り装置の構成図、第４図は従来の画
像読取り装置を示すその構成図である。 １……プラテンローラ ２……LEDアレー（光源） ３……セルホックレンズアレー（光学系） ４……密着イメージセンサ（光電変換素子） ５……原稿載置ガラス ６……原稿押え板（原稿押え手段） 10……読取り部（読取り手段）
実施例を示す図であり、第１図はその構成図、第２図は
シェーディング補正用データとしての出力電圧の主走査
時間における変化を表す線図、第３図は本考案の他の実
施例を示す画像読取り装置の構成図、第４図は従来の画
像読取り装置を示すその構成図である。 １……プラテンローラ ２……LEDアレー（光源） ３……セルホックレンズアレー（光学系） ４……密着イメージセンサ（光電変換素子） ５……原稿載置ガラス ６……原稿押え板（原稿押え手段） 10……読取り部（読取り手段）
Claims (2)
- 【請求項１】光源により原稿載置ガラス上の原稿の画像
に光を照射し、その反射光を光学系を介して複数配列さ
れた光電交換素子からなる密着型イメージセンサに受光
することにより前記画像を読取る読取り手段と、前記原
稿載置ガラス上に近接して配置され、その白色によりシ
ェーディング補正に用いられるプラテンローラと、を備
えた画像読取り装置において、前記プラテンローラのニ
ップ幅から外れた位置に前記読取り手段による読取り位
置を配置することにより、前記シェーディング補正時に
は前記光源の照射光は前記プラテンローラのデフォーカ
ス位置により反射されてシェーディング補正用データを
前記読取り手段に読取らせるようにしたことを特徴とす
る画像読取装置。 - 【請求項２】前記原稿載置ガラス上において前記読取り
位置に関して前記プラテンローラの中心と反対側に原稿
押え手段を設けることを特徴とする請求項１記載の画像
読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02256433A JP3029656B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 画像読取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02256433A JP3029656B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 画像読取り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04134960A JPH04134960A (ja) | 1992-05-08 |
| JP3029656B2 true JP3029656B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17292595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02256433A Expired - Fee Related JP3029656B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 画像読取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3029656B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6019352B1 (ja) * | 2015-09-11 | 2016-11-02 | 有限会社オート・アドバンス・アイザワ | 排気圧力制御弁 |
-
1990
- 1990-09-26 JP JP02256433A patent/JP3029656B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6019352B1 (ja) * | 2015-09-11 | 2016-11-02 | 有限会社オート・アドバンス・アイザワ | 排気圧力制御弁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04134960A (ja) | 1992-05-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |