JPS63114451A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、画像読取＆置、特に、原稿画像情報な光電変
換してプリンタ部等の処理部に伝送する画像読取装置の
シェーディング補正方式に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の光電変換式画像読取装置は、原稿照明用
光源（例えば蛍光灯など）の配光特性、すなわち、光源
の長さ方向における照射光量の不均一性と、光学的結像
系としてのレンズ特性、すなわち、コサ７４乗則に基づ
く周辺光量落ち、さらには、ＣＣＤ　（電荷結合デバイ
ス）等の光電変換素子ラインイメージセンサの構成単位
としての個々のビクセル（画素）感度のばらつき等によ
り、ラインイメージセンサで読取った画像情報ビデオ信
号出力は、原画像出力に対して誤差を生ずる。この現象
の対策として、従来、反射率の−様な基準反射板を使用
し、このときの出力を基準に、いわゆる“シェーディン
グ補正”を実施していた。

（発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、以上のような従来のシェーディング補正
方法にあっては、醇記基準反射板を、読取るべき原稿画
像面と等価位置、すなわち、光学系のフォーカス位置（
合焦位置）に配設していたため、基準反射板に傷や汚わ
などの欠陥があるとき、この影響により誤ったシェーデ
ィング補正がなされていた。

上記欠点の改善策として、傷等に起因するラインイメー
ジセンサ出力の急激な変化に対して電気的に補正処理を
行う等の工夫が考えられる。この電気的な処理方法は、
基準反射板を走査した結果、急激なピクセル間出力変化
が、ある一定比率以上の場合、変化前のピクセル出力値
を本ピクセル出力値とし、各ピクセル間の急激な変化は
、基準反射板の欠陥そして処理するものである。

しかしながら、このような方法にあっては１個々のピク
セルのばらつきが埋設してしまい、正確な補正を行うこ
とができない可箭性かある。

本発明は１以上のような従来例の問題点にかんがみてな
されたもので、基準反射板の欠陥に基づく誤差の影響を
最小とするシェーディング補正方式の提供を目的として
いる。

（問題点を解決するための手段） このため１本発明においては、シェーディング補正用の
基準反射板を光学系のデフォーカス（非合焦）位置に配
設し、該基準反射板からの反射光源をデフォーカス量と
して光電変換素子に入力するよう構成することにより、
前記目的を達成しようとするものである。

〔作用〕

以上のような構成により、基準反射板における傷や汚れ
等の欠陥は、デフォーカス量とした処理されるため、こ
れらの欠陥が本来のシェーディング補正に及ぼす影響が
軽減され、正確なシェーディング補正が可能となる。

（実施例） 以下に１本発明を実施例に基づいて説明する。

第１図に１本発明に係る画像読取装置の一実施例のｌｌ
！Ｅ要構成図を示す。

（構成） 図において、ｌはソーダ部、２はプリンタ部で、３は両
者間の伝送ケーブルである。４は、原稿台カバーで、原
稿６は、不図示の原稿台上に。

原稿画像面を下向きにしてａＸする。５は。

シェーディング補正用の基準反射板で、原稿台カバー４
と一体に構成され、ｙｌＪＡ６と共にＨ，稿台は図示矢
印へ方向に移動するものとする。このｗ、槁台移動方向
を副走査とし、この副走査方向と垂直方向に主走査が電
気的に行われるよう構成されている。

また、７は原稿照明用光源、８．９．１０は、それぞれ
各全反射ミラー、１１は光学レンズ、１２は、光電変換
素子としてのＣＣＤラインイメージセンサ、１３は画像
処理回路である。

（動作） つぎに、上記のような構成における動作を説明する。照
明用光源７により照射された光は、基準反射板５および
原稿６の画像面で反射され、その反射光は、各ミラー８
．９、ｌＯを介して光学レンズ１１に入射され、ＣＣＤ
ラインイメージセンサ１２上に前記基準反射板５と原稿
６画像の反射像が結像され、ラインセンサ１２で光電変
換され、かつ時系列信号としてアナログビデオ信号か、
画像処理回路１３に人力される。

画像処理回路１３においては、それぞれ、アナログ／デ
ィジタル（Ａ／Ｄ　）変換、シェープイン　　・グ補正
ならびに変倍、白黒反転、原稿位置認識等の諸画像信号
処理が行われ、伝送ケーブル３を介して、ディジタルビ
デオ信号がプリンタ部２に伝送される。

ここにおいて、本発明の特徴は、基準反射板５は、ライ
ンイメージセンサ１２上でデフォーカスとなる非合焦位
置に配設され、Ｎ稿６のみラインイメージセンサ１２上
でフォーカスとなる合焦位置に配設していることにあり
、第２図に。

第１図における基準反射板５、原稿６、光学レンズ１１
およびラインイメージセンサ１２のそれぞれ間の光学的
配置関係を、簡略化して原理的に線図で示す、６ａは原
稿６の位置、１２ａは、ラインイメージセンサ１２の位
置、ｌｌａは、光学レンズ１１の位置、５ａは基準反射
板５の位置を示す。

第２［２Ｉより明らかなように、原稿６は、ラインイメ
ージセンサ１２上でフォーカス位置６ａにあるのに対し
、基準反射板５は、ラインイメージセフサ１２上てデフ
ォーカス位ｉ５ａにあるため、基準反射板５に多少の傷
や汚れ等の欠陥があっても、ラインイメージセンサ１２
上ではデフォーカスされて、これら欠陥の影響がデフォ
ーカス量に応じて軽減されることになる。

このデフォーカス量の軽減される状態を、ラインイメー
ジセンサ１２の出力状態の簡略図として第３図に示す。

横軸ｔは、ラインイメージセンサ１２の主走査時間であ
り、縦’ｉｂ　ｖ　ｏは、イメージセンサの出力信号電
圧て、曲線は、イメージセンサ１２の個々のピクセル出
力電圧の包結線を示す、特性曲線中、破線部は、基準反
射板５を、従来のようにフォーカス位置６ａに配設した
場合のラインイメージセンサ１２の出力状態で、基準反
射板５上の傷や汚れ等により、そのまま凸部や凹部か出
力曲線上に生じており、このような凹凸は、基準反射板
５か本来−様な反射率を有するものであるとの前提に基
づくシェーディング補正プロセスにとって不都合なもの
であることは自明である。

これに反して、実線曲線は、本発明原理に基づいて、基
準反射板５をデフォーカス位置５ａ（第２図）に配設し
た場合のラインイメージセンサ１２の出力状態であり、
デフォーカス量たけ、前記欠陥による凹凸部の影響が軽
減されている状態を示している。なお、同図においては
、１′メージセンサ１２の各ピクセル間感度のばらつき
は極めて小さいものとして簡略化表現している。

（ディジタル複写機における実施例） 第４図に、前記実施例に基づく画像読取装置を例えば、
ディジタル複写機に適用した事例の回路構成ブロック図
を示す、１はリーダ部、２はプリンタ部、３は伝送ケー
ブル、２０はシェーディング補正回路である。２１は、
原稿６画像等の光情報、１２はＣＯＤラインイメージセ
ンサ、２２はＡ／Ｄ変換器、２３は、シェーディング補
正用ＲＡＭ　（ランダムアクセスメモリ）、２４はＤ／
Ａ変換器、２５は、ＲＡＭおよび画像処理回路であり、
プリンタ部２の詳細は省略しである。

再び第１図を参照して、コピー開始前に、原稿台上に配
設された基準反射板５の光情報２１か、光学系を介して
ラインイメージセンサ１２上て結像され、ラインイメー
ジセンサ１２で基準濃度を読取り、時系列信号としてＡ
／Ｄ変換器２２に入力し、シェーディング補正用ＲＡＭ
２３に書込まれる。

つぎに、原稿台が移動を開始し、原稿６の画像光情報２
１かラインイメージセンサ１２に順次に出力され、これ
に読取られたアナログの原稿画像情報信号か順次、Ａ／
Ｄ変換器２２に入力される。ここにおいて、前記シェー
ディング補正用ＲＡＭ２３に書込まれた基準濃度信号が
、Ｄ／Ａ変換器２４を介して順次、Ａ／Ｄ変換器２２に
入力される原稿画像アナログ情報信号と比較／補正され
る。この補正されたディジクル原稿画像情報信号は、Ｒ
ＡＭ／画像処理回路２５に入力され、伝送ケーブル３を
介してプリンタ部２に伝送される。

（他の実施例） なお、以上の実施例においては、基準反射板５をデフォ
ーカス位置に、原稿６而をフォーカス位置に配設した例
について説明したが、本発明は、このような手段のみに
限定されるものではなく、例えば、基準反射板走査時に
、光学レンズの位置を変位させたり、あるいは５光電変
換素子の位置を変位させる等によりデフォーカス位置と
することもでき、同様の効果が得られることは明らかで
ある。

〔発明の効果〕

以上、説明したように、本発明によれば、基準反射板を
デフォーカス位置とすることにより、Ｊｌ（準反射板の
欠陥に基つく影響を軽減し得るため、何等特別の回路手
法を用いることなく、簡易に正確なシェーディング補正
を施し得る画像読取装置を提供することができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る画像読取装置の一実施例の構成
概要図、第２１′Ａは、その主要構成の光学的関係位置
図、第３図は、ラインぞメージセンサ出力特性図、第４
図は、画像読取装置実施例の回路構成ブロック図である
。 １−・リーダ部（画像読取装置） ２・・・プリンタ部 ５−・基準反射板 ６−Ｊ、９槁 ７・・・照明用光源 １２−ＣＣＤラインイメージセンサ（光電変換素子） ２０・・・シェーディング補正回路 ２１−Ｊｉｍ！椙画像等画像等 光情報　キャノン株式会社 第１図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 照明用光源により原稿面を照射し、その反射光を光学系
   を介して光電変換素子により前記原稿画像情報を読取る
   画像読取装置であって、シェーディング補正用の基準反
   射板を前記光学系のデフォーカス位置に配設すると共に
   、前記原稿面を該光学系のフォーカス位置に配設し、前
   記基準反射板よりの反射光源をデフォーカス量として前
   記光電変換素子に入力するよう構成したことを特徴とす
   る画像読取装置。