JPH01157670A - 原稿読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 肢五分国 本発明はファクシミリ、アナログ又はデジタル複写機等
の画像形成装置の原稿読取装置に関するものである。

従来技歪 従来ファクシミリにおいては原稿の読取手段として用い
られる光学系のレンズと原稿読取面との間の光学的距離
に変動を生じると画像の歪みやビン１−外れを生じ安い
という問題があった。原稿の主走査方向を複数の光学系
、例えば２つのレンズにより個別にフォトダイオードア
レイに結像して読取るように構成した場合、２つのレン
ズの読取領域の境界部は原稿読取面が原稿の厚み方向に
変動を生しると、両方の光学系の境界部にずれを生し両
方の光学系のつなぎ部の画面の一部がフォトダイオード
アレイに受光されず画像の欠落を生したりする。

更に第６図に示すように従来の装置では駆動ローラ５１
及びピンチローラ５２により送られる原稿５３はガイド
５４，５５．５６により案内されて移動し、ガイド５４
と５５の間の間隙部として形成された露光位置において
蛍光ランプ５７により照明され、原稿５３よりの反射光
がレンズ５８によりフォトダイオードアレイ５９に受光
される。

露光位置においてはバックアップローラ６ｏにょり原稿
が案内される。このような構成では先端部にカールのあ
る原稿の場合には第６図（ａ）に示すように、カールの
方向によってはガイド５４と５５の間の間隙において位
置のずれを生じ、画像の歪みやピント外れを生じる。原
稿の後端部にカールがある場合は第６図（ｂ）の如くに
なり、原稿の途中に折り目のある場合は第６図（Ｃ）の
如くになり、いずれも画像の歪みやピント外を生じる問
題がある。

又ガイド１４と１５の間の開口部より紙片やホコリが入
り込み蛍光ランプやレンズやフォトダイオードアレイ等
の主走査部に汚れを生じたり読取画質の低下を生じたり
する問題があった。

旦煎 本発明は上記の問題点を解消し、成る程度の厚さまでの
任意の厚さの原稿に対し歪みやピント外れのない高品質
の読取画像を得ることができ、原稿のカールや折り目に
ついても画質の変わらぬ原稿読取装置を提供することを
目的とする。

椹戊 本発明は上記の目的を達成するために、原稿照明手段に
よる照明位置に原稿を支持するために配置された透明な
原稿案内手段と、該原稿案内手段と少なくとも所定間隔
を設けて配置され主走査方向に延在する回転軸を有する
バックアップローラとを有し、該バンクアップローラは
揺動可能に配置されたアームに回転可能に支持され、バ
ックアップローラが回転する際に前記原稿案内手段より
離れる方向の力を付勢されることを特徴とする。

本発明の構成及び作用の詳細を図に示す実施例に基づい
て説明する。

第１図において原稿１を載せる原稿テーブル２の上に上
ユニツトケース３が支軸４により上下揺動自在に支持さ
れている。原稿テーブル２には搬送ローラ５，６及び７
が配置され、図示しない駆動モータ及び駆動系により駆
動される。搬送ローラ５，６．７に対して夫々押さえロ
ーラ８，９゜１０が圧接可能に配置され、各押さえロー
ラ８゜９．１０は上ユニツトケース３に回転可能に支持
されている。

搬送ローラ６と７の間に原稿テーブル２と同一＝３− 面状にコンタクトガラス１１が透明な原稿案内手段とし
て設けられている。コンタクトガラス１１の所定位置１
２が照明位置として設定され照明装置１３、例えば蛍光
ランプ等の照明ランプにより照明位置上の原稿が照明さ
れる。照明位置１３においてはコンタクトガラス１１と
は所定の間隔で、例えば通常のシート状原稿の厚さが５
０〜１００μ程度であることから選定された０、１〜０
．２ｍの微小間隔で原稿を間にしてコンタクトガラス１
１と対向するようにバックアップローラ１４が配置され
る。バックアップローラ１４は上ユニツトケース３に支
持され回転駆動される。

照明装置１３により照明された原稿からの反射光はレン
ズ１５により受光部材１６例えばＣＣＤに結像され読取
られる。

原稿１の挿入を上ユニツトケース３に設けた第１センサ
ー１７により検知して搬送ローラ５，６゜７が駆動され
、バックアップローラ１４が回転し、照明ランプ１３が
点灯する。

搬送される原稿の先端を第２センサー１８によ、　−４
− り検知すると搬送速度が予め選択された変倍率に応じた
搬送速度に変わり、搬送ローラ６により送られてレジス
トセンサーＩ９により検知されると露光位置１２におけ
るバックアップローラ１４からの反射光をレンズ１５を
通してＣＣＤ　１６により読み取る。バックアップロー
ラ１２の表面は白色塗装されており、反射濃度は０．０
３〜０．０８　（反射率９３〜８３％）程度である。読
取られたバックアップローラ１２の反射光データはＡ／
Ｄ変換され、シェーディング補正データとしてシェーデ
ィングＲＡＭに記憶される。

その後原稿１がコンタクトガラス１１上を搬送され、コ
ンタクトガラス１１とバックアップローラ１４の間の間
隙を移送され、その間露光位置１２、すなわち走査位置
において照明ランプ１３により露光され、その反射光は
レンズ１５によりＣＣＤ１６に縮小結像されて読取られ
る。

読取られた原稿の画像データはシェーディング補正デー
タにより、照明ランプ１３の光量むら、レンズ１５のｃ
ｏｓ’θ則による光量低下、ＣＣＤ１６の各画像の感度
むら等を補正される。

読取走査を終わった原稿１は搬送ローラ７及び押さえロ
ーラ１０により排紙トレイ２０へ排出される。

各搬送ローラ５，６．７の押さえローラ８，９゜１０と
の接点における接線上にコンタクトガラス１１の上面及
び原稿テーブル面が位置している。

上ユニツトケース３は支軸４の周りに所定の角度だけ、
原稿テーブル２及びコンタクトガラス１１の面を開放す
るように、上方へ揺動されることができる。この開放に
より各ローラ、ガイド板、センサ及びコンタクトガラス
の清掃、搬送トラブル原稿の処理、ランプ１３の交換等
のメンテナンス作業を容易に行うことができる。

照明ランプ１３、レンズ１５及びＣＣＤ等の受光部材１
６を外部から防塵するためにカバー２１が設けられる。

レンズ１５の光軸を通る面における断面図である第２図
において原稿の主走査方向に複数組、例えば２Ｍｉのレ
ンズ１５を含む光学系を配置しである。各光学系におい
ては原稿の画像情報は夫々個別に２つのＣＣＤ１６によ
り受光読取を行う。第２図においては２つの光軸２２に
沿って夫々レンズ１５とＣＣＤ１６が配置される。原稿
１はコンタクトガラス１１とバックアップローラ１４０
間を移送する。バンクアンプローラ１４は回転駆動され
るため、コンタクトガラスに接触するとコンタクトガラ
ス１１を傷つけることになる。そこで必要最小限の隙間
を保つような状態でバンクアンプローラ１４は支持され
る。このために第２図においてはバックアップローラ１
４の軸の両端部にガイドコロ２３が回転自在に支持され
、ガイドコロ２３の直径はバックアップローラ１４のた
めの隙間量に対応するだけバックアップローラ１４の直
径より大に設定する。

原稿１はコンタクトガラス１１とバックアップローラ１
４によりカーＪしがあっても折り目があってもコンタク
トガラス１１の面に押しつけられ平坦状になるので原稿
面とレンズ１５の間の距離は常に正しく保持されること
ができ、したがって原稿はコンタクトガラス１１から浮
いたりしないので原稿の照明位置における隣り合う光学
系の境界点２４は常に正確に保持されることができ隣り
合う光学系の画像の継ぎ目のビットずれ等や画像欠落が
防止される。

バックアップローラ１４には例えば駆動のためにプーリ
ー２５が一方向クラッチ２６により支持されている。

万−何かの理由でコンタクトガラス１１がバックアップ
ローラ１４或いは原稿により傷付けられた場合に、読取
画質が低下しないように光軸２２ずなわち露光位置１２
に対してバックアップローラ１４の軸心位置を原稿送り
方向、例えば第１図の左右方向に僅かにずらして配置す
ることもできる。この場合、ずらし量はバックアップ表
面からの反射光から得られるシェーディング補正データ
に不都合を生しない程度の量に設定する。

第３図及び第４図において、バックアップローラ１４の
軸に一方向クラッチ２６を介して支持されるプーリー２
５はタイミングヘルド２７により、バックアップローラ
１４より上流側の押さえローラ９の軸３０に固定された
駆動プーリー２９と駆動連結される。押さえローラ９は
搬送ローラ６に圧接されることにより搬送ローラ６に摩
擦駆動され、押さえローラ９の回転がタイミングヘルド
２７によりバックアップローラ１４、プーリー２５を介
して伝達される。バックアップローラ１４の回転軸線と
平行な押さえローラ９の軸３０は上ユニツトケース３の
側板の長穴３１に上下動可能に装着されている軸受３２
に支承される。軸３０にはアーム３３が軸受３４により
回動自在に支持されており、このアーム３３にバックア
ップローラ１４の軸を軸受３４により回動自在に支持す
る。

押さえローラ９は原稿１の厚さに応じて上下動し、原稿
を搬送ローラ６との間で最適状態で圧接して送りを与え
る。バックアップローラ１４を駆動するベルト２７は張
力調整プーリー３５により適当する張力に張られている
。

これによりバンクアップローラ１４は原稿１の搬送速度
とほぼ同期した速度で回転される。

バックアップローラ１４はアーム３３により支持されて
いるので、ガイドコロ２３との直径差により生ずる隙間
より厚い原稿１が搬送される場合には軸３０のまわりに
揺動し、無理に原稿をコンタクトガラス１２に圧接する
ことのないように逃げる。バックアップローラ１４は自
重により原稿１をコンタクトガラス１２の上に押圧し、
原稿に浮きを生じないようにする。

■い原稿の場合でもシェーディングデータを取るときの
バックアップローラ１４の位置は薄い原稿、例えば０．
１〜０．２ｍｍ以下の原稿の場合と同じ位置であるので
、読取画像の濃淡レベルは原稿の厚さに左右されず不変
である。

ハックアンプローラ１４は搬送ローラ６の搬送速度にほ
ぼ同期した速度で回転駆動されるので、厚い原稿の場合
にはバックアップローラ１４が原稿に圧接され、原稿に
対する搬送手段としての機能を有する。更にバックアッ
プローラ１４は軸３０の周りに揺動可能なアーム３３に
支持されているので、回転駆動されるとき、コンタクト
ガラス１１から離れる方向の力を付勢されるので原稿を
コンタクトガラス１１との間にかみ込んでロックする作
用を生じない。従って原稿１がバックアップローラ１４
とコンタクトガラス１１との間にロックされてバックア
ンプローラ１４とコンタクトガラス１１に傷がついて画
質を低下することが防止される。

カール原稿や、折り目のある原稿、しわのある原稿がき
てもバックアップローラ１４がコンタクトガラス１２に
押圧するので、良好な読取画像を得ることができる。従
来問題となった先端カールや後端カール及び折り目部分
についても高品質の読取が可能になった。

第３図の例に対して第５図に示すようにアーム３３′を
バックアップローラ１４よりも原稿搬送方向の下流側に
配置した押さえローラ１０の軸３０′に回動自在に支持
し、押さえローラ１０の回転によりバックアップローラ
１４を駆動するように構成することもできる。この場合
軸３０′は上ユニッ１−ケース３の側板の長穴３１′に
」二下動可能に装着される軸受により回動自在に支持さ
れ、軸３０′に固定された駆動プーリー２９とバックア
ップローラ１４の軸に一方向クラッチ２６を介して支持
されたプーリー２５とタイミングベルト２７によりバッ
クアップローラ１４が駆動されるように形成することが
できる。第５図の例ではバックアップローラ１４が回転
駆動される場合にアーム３３′との協働により原稿をコ
ンタクトガラス１１へ押しつける力を付勢されるので原
稿をロックしやすい。このため原稿のロックを防止する
ためにはアーム３３の支軸はバックアップローラ１４よ
り上流側に位置するのがよい。尚支軸の位置は押さえロ
ーラ９の軸に一致させる必要がない。

バックアップローラ１４を搬送ローラ６．７による搬送
速度にほぼ同期して回転駆動する第３図、第５図の例の
外に回転駆動手段を省略する構成も可能である。

この場合バックアップローラ１４は原稿１と接触するこ
とにより原稿の動きにより従動的に回転される。ハック
アンプローラ１４とコンタクトガラス１１の間の隙間よ
り薄い原稿の場合はバックアップローラ１４は回転しな
い状態となる。

四米 本発明により読取位置に配置された透明な原稿案内手段
と、該原稿案内手段に対向配置されたバックアップロー
ラとの間の間隙に原稿を案内しながら照明して原稿読取
を行うので、原稿は原稿案内面に接触案内されることに
なり、歪みやピント外れのない高品質の読取画像が得ら
れることができる。

更にバックアップローラがその回転軸心と平行な軸に揺
動可能に支持されたアームに支持されることにより成程
度の厚さまでの原稿についてその厚さに応じて適正な状
態で原稿を原稿案内手段に押圧するので歪みやピント外
れのない高品質の読取画像が得られることができる。

原稿は読取位置において所定間隔をおいて配置された原
稿案内手段とバックアップローラとの間を案内されるの
で、巻きぐせのついた原稿の先端部や後端部、更には折
り口部を平坦に矯正した状態になり歪みやピント外れを
防止することができた。

原稿の読取位置と読取手段のレンズ並びにＣＯＤとの間
に原稿案内手段としてのコンタクトガラスが配置され、
原稿通路と読取手段との間に開口部がなくなったので異
物等が読取手段側に侵入して画質が低下することが防止
された。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像形成装置の一例の説明略図、
第２図は第１図の■−■断面図、第３図は第１図の読取
位置付近の部分拡大説明図、第４図は第３図の平面部分
断面図、第５図は第３図の変形例を示す図、第６図は従
来の装置の読取位置における原稿の状態を説明する図で
、第６図（ａ）はカールした原稿の先端、第６図（ｂ）
はカールした原稿の後端、第６図（Ｃ）は折り目原稿の
状態を示す図である。 ５、’６．７・・・搬送ローラ（原稿搬送手段）８．９
．１０・・・押えローラ（原稿搬送手段）１１・・・コ
ンタクトガラス（原稿案内手段）１２・・・読取位置 １３・・・照明ランプ（原稿照明手段）１４・・・バッ
クアップローラ １５・・・レンズ（原稿読取手段） １６・・・ＣＣＤ　（原稿読取手段） ＝１６− Ｌｒ＞　　　　　　　　　　　　　　　■−−γ口）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 原稿搬送手段と、原稿照明手段と、原稿読取手段とを有
   する原稿読取装置において、 前記原稿照明手段による照明位置に原稿を支持するため
   に配置された透明な原稿案内手段と、該原稿案内手段と
   少なくとも所定間隔を設けて配置され主走査方向に延在
   する回転軸を有するバックアップローラとを有し、該バ
   ックアップローラは揺動可能に配置されたアームに回転
   可能に支持され、バックアップローラが回転する際に前
   記原稿案内手段より離れる方向の力を付勢されることを
   特徴とする原稿読取装置。