JP4163537B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像読取装置に関し、詳細には、原稿の傾きを検出するとともに、両面原稿の裏面画像の裏写りを適切に除去する画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平9−247378号公報
【特許文献2】
特開2000−59569号公報
【特許文献3】
特開平11−284810号公報参照
従来から資源の有効活用や情報の圧縮を目的として、複写装置やプリンタ等においては、紙の両面に印刷出力することが一般的に行われている。
【0003】
このような両面に印刷されている用紙、特に、比較的薄手の用紙に印刷された両面原稿の画像をイメージスキャナ、複写装置及びファクシミリ装置等の画像読取装置で読み取ると、裏面の画像が透けて、表面の画像の中に写り込んで入力される、いわゆる「裏写り」が生じる。
【0004】
そして、この裏写りの問題に対して、本出願人は、先に、原稿を押さえる原稿押さえ手段に少なくとも二つの光反射率の異なる原稿読取領域を設定け、原稿の種類に応じて当該原稿読取領域を切り換えて原稿を読み取る画像読取装置を提案している(特許文献1参照)。
【0005】
すなわち、この従来技術は、裏面の画像をとけ込ませるように、原稿読取領域を切り換えて、裏写りを防止して、鮮明な読取画像を得ようとしている。
【0006】
また、従来、原稿読取位置でかつ原稿の背面側に配置され、シェーディング補正時の白色板として機能するシェーディングシートに、白色部と小明度色部とを形成し、両面原稿読取時、原稿読取位置に小明度色部を位置させる原稿読取装置が提案されている(特許文献2参照)。
【0007】
すなわち、この従来技術は、両面原稿読取時に、原稿照明ランプの光が照射される原稿の裏面に小明度色部を配置させて、裏写りを防止している。
【0008】
さらに、従来、原稿のコントラストをあまり低下させることなく、両面原稿の裏写りを防止するイメージ取得装置が提案されている(特許文献3参照)。
【0009】
そして、近年、原稿のスキューを補正するために、読取位置の背景を黒色背景部として、原稿幅よりも大きいサイズで原稿を読み取り、読み取った画像に基づいて、原稿の外縁と黒色背景部との境目を検出して、原稿のスキュー(斜め読み取り)を補正する機能を備えた画像読取装置が出現している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術のように、スキューを補正するために黒色背景部を用いると、両面原稿だけでなく、片面原稿を読み取る場合にも、黒色背景部が読取位置に位置するため、画像のコントラストが低下し、画質が悪化するという問題があった。
【0011】
すなわち、上記各公報記載の従来技術にあっては、いずれも反射率の高い背景部と反射率の低い背景部を備えた背面部材を用意して、両面原稿の読取時に反射率の低い背景部を読取位置に位置させることで、裏面写りを防止しているため、片面原稿を読み取る場合には、反射率の高い背面部を読取位置に位置させることで、片面原稿の画像のコントラストを低下させることなく読み取ることができるが、スキュー補正のために、前面が黒色の黒色背景部を用いると、スキュー補正を適切に行い、かつ、両面原稿の裏写りを防止することはできるが、片面原稿の画像のコントラストが低下し、画質が悪化するという問題があった。
【0012】
そこで、請求項1記載の発明は、少なくとも、副走査方向に搬送される原稿に、所定の読取位置で読取光を照射して当該読取光の原稿からの反射光を光電変換素子に導入する読取手段を有し、当該読取手段で原稿を主走査して当該原稿の画像を読み取るに際して、読取位置の原稿を挟んで読取手段と反対側の位置に、主走査方向を幅方向として、複数の原稿サイズに対応した幅を有し白色に施された白色領域部と、当該白色領域の幅方向外側に所定幅を有し黒色に施された黒色領域部と、が副走査方向に所定長さで形成された傾き検出背景領域部が、副走査方向に原稿サイズの数に対応する数だけ形成された背景部材を配設し、読取対象の原稿のサイズに応じて、背景部材と読取手段のうち少なくともいずれか一方を移動して、当該原稿サイズに対応する傾き検出背景領域部を読取位置に位置させ、当該原稿の傾きを読取手段の読取結果に基づいて検出することにより、片面にのみ画像のある原稿の外縁を検出して原稿の傾きを検出する場合にも、画像のコントラストが低下することを防止し、読取画像の画像品質を向上させるとともに、原稿の傾きを適切に検出する画像読取装置を提供することを目的としている。
【0013】
請求項2記載の発明は、背景部材の各傾き検出背景領域部を、当該傾き検出背景領域部の白領域部が、主走査方向の両側で所定幅ずつ当該原稿サイズの原稿幅よりも内側に狭く形成され、当該狭く形成された白領域部の外側に黒領域部が形成されているものとすることにより、通常のプリンタや複写装置等で印刷された幅方向両端部の画像の印刷されていない原稿では、当該原稿の画像の印刷されていない幅方向両端部分に傾き検出背景領域部の黒領域部を位置させて、画像のない部分のみを低コントラストとするとともに、画像領域については高コントラストとし、読取画像の画像品質をより一層向上させるとともに、適切に原稿の外苑を検出して、原稿の傾きをより一層適切に検出する画像読取装置を提供することを目的としている。
【0014】
請求項3記載の発明は、傾き検出背景領域部の原稿幅よりも内側に入り込んだ黒領域部の画像を、白領域部の画像に合わせて補正することにより、薄紙の原稿の場合に黒領域部の黒色が透けて読取画像に入り込んだ当該原稿両端部の黒部分を適切に除去し、読取画像の画像品質をより一層向上させるとともに、原稿の傾きをより一層適切に検出する画像読取装置を提供することを目的としている。
【0015】
請求項4記載の発明は、背景部材を、主走査方向に延在して回転可能に支持されている円筒形状の背景ローラとし、当該背景ローラに、各傾き検出背景領域部を、当該背景ローラの周方向に所定長さを有して、当該円筒ローラの軸方向に延在して形成することにより、背景部材を小型化し、画像読取装置を小型化するとともに、読取画像の画像品質を向上させつつ、原稿の傾きを適切に検出する画像読取装置を提供することを目的としている。
【0016】
請求項5記載の発明は、背景部材を、主走査方向及び副走査方向に延在して配置されている板状の背景板とし、当該背景板に、各傾き検出背景領域部を、副走査方向に所定長さを有して、主走査方向に延在して形成することにより、背景部材の構成を簡略化し、画像読取装置を安価なものとするとともに、読取画像の画像品質を向上させつつ、原稿の傾きを適切に検出する画像読取装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の画像読取装置は、少なくとも、副走査方向に搬送される原稿に、所定の読取位置で読取光を照射して当該読取光の前記原稿からの反射光を光電変換素子に導入する読取手段を有し、当該読取手段で前記原稿を主走査して当該原稿の画像を読み取る画像読取装置において、前記読取位置の前記原稿を挟んで前記読取手段と反対側の位置に、前記主走査方向を幅方向として、複数の原稿サイズに対応した幅を有し白色に施された白色領域部と、当該白色領域の幅方向外側に所定幅を有し黒色に施された黒色領域部と、が前記副走査方向に所定長さで形成された傾き検出背景領域部が、前記副走査方向に前記原稿サイズの数に対応する数だけ形成された背景部材が配設されており、前記読取対象の原稿のサイズに応じて、前記背景部材と前記読取手段のうち少なくともいずれか一方を移動して、当該原稿サイズに対応する前記傾き検出背景領域部を前記読取位置に位置させ、当該原稿の傾きを前記読取手段の読取結果に基づいて検出することにより、上記目的を達成している。
【0019】
上記構成によれば、少なくとも、副走査方向に搬送される原稿に、所定の読取位置で読取光を照射して当該読取光の原稿からの反射光を光電変換素子に導入する読取手段を有し、当該読取手段で原稿を主走査して当該原稿の画像を読み取るに際して、読取位置の原稿を挟んで読取手段と反対側の位置に、主走査方向を幅方向として、複数の原稿サイズに対応した幅を有し白色に施された白色領域部と、当該白色領域の幅方向外側に所定幅を有し黒色に施された黒色領域部と、が副走査方向に所定長さで形成された傾き検出背景領域部が、副走査方向に原稿サイズの数に対応する数だけ形成された背景部材を配設し、読取対象の原稿のサイズに応じて、背景部材と読取手段のうち少なくともいずれか一方を移動して、当該原稿サイズに対応する傾き検出背景領域部を読取位置に位置させ、当該原稿の傾きを読取手段の読取結果に基づいて検出するので、片面にのみ画像のある原稿の外縁を検出して原稿の傾きを検出する場合にも、画像のコントラストが低下することを防止することができ、読取画像の画像品質を向上させることができるとともに、原稿の傾きを適切に検出することができる。
【0020】
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記背景部材の前記各傾き検出背景領域部は、当該傾き検出背景領域部の前記白領域部が、前記主走査方向の両側で所定幅ずつ当該原稿サイズの原稿幅よりも内側に狭く形成され、当該狭く形成された白領域部の外側に前記黒領域部が形成されているものであってもよい。
【0021】
上記構成によれば、背景部材の各傾き検出背景領域部を、当該傾き検出背景領域部の白領域部が、主走査方向の両側で所定幅ずつ当該原稿サイズの原稿幅よりも内側に狭く形成され、当該狭く形成された白領域部の外側に黒領域部が形成されているものとしているので、通常のプリンタや複写装置等で印刷された幅方向両端部の画像の印刷されていない原稿では、当該原稿の画像の印刷されていない幅方向両端部分に傾き検出背景領域部の黒領域部を位置させて、画像のない部分のみを低コントラストとすることができるとともに、画像領域については高コントラストとすることができ、読取画像の画像品質をより一層向上させることができるとともに、適切に原稿の外苑を検出して、原稿の傾きをより一層適切に検出することができる。
【0022】
また、例えば、請求項3に記載するように、前記画像読取装置は、前記傾き検出背景領域部の前記原稿幅よりも内側に入り込んだ前記黒領域部の画像を、前記白領域部の画像に合わせて補正するものであってもよい。
【0023】
上記構成によれば、傾き検出背景領域部の原稿幅よりも内側に入り込んだ黒領域部の画像を、白領域部の画像に合わせて補正するので、薄紙の原稿の場合に黒領域部の黒色が透けて読取画像に入り込んだ当該原稿両端部の黒部分を適切に除去することができ、読取画像の画像品質をより一層向上させることができるとともに、原稿の傾きをより一層適切に検出することができる。
【0024】
さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記背景部材は、前記主走査方向に延在して回転可能に支持されている円筒形状の背景ローラであり、当該背景ローラに、前記各傾き検出背景領域部が、当該背景ローラの周方向に所定長さを有して、当該円筒ローラの軸方向に延在して形成されているものであってもよい。
【0025】
上記構成によれば、背景部材を、主走査方向に延在して回転可能に支持されている円筒形状の背景ローラとし、当該背景ローラに、各傾き検出背景領域部を、当該背景ローラの周方向に所定長さを有して、当該円筒ローラの軸方向に延在して形成しているので、背景部材を小型化することができ、画像読取装置を小型化することができるとともに、読取画像の画像品質を向上させつつ、原稿の傾きを適切に検出することができる。
【0026】
また、例えば、請求項5に記載するように、前記背景部材は、前記主走査方向及び副走査方向に延在して配置されている板状の背景板であり、当該背景板に、前記各傾き検出背景領域部が、前記副走査方向に所定長さを有して、前記主走査方向に延在して形成されているものであってもよい。
【0027】
上記構成によれば、背景部材を、主走査方向及び副走査方向に延在して配置されている板状の背景板とし、当該背景板に、各傾き検出背景領域部を、副走査方向に所定長さを有して、主走査方向に延在して形成しているので、背景部材の構成を簡略化することができ、画像読取装置を安価なものとすることができるとともに、読取画像の画像品質を向上させつつ、原稿の傾きを適切に検出することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0031】
図1〜図8は、本発明の画像読取装置の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の原稿読取装置の一実施の形態を適用したスキャナ装置1の正面概略構成図である。
【0032】
図1において、スキャナ装置1は、本体筐体2の上面部にコンタクトガラス3が配設されており、コンタクトガラス3の下方の本体筐体2の内部には、読取手段として、光源としての照明ランプ4、対向反射板5及び第1ミラー6を搭載する第1走行体7、第2ミラー8と第3ミラー9を搭載する第2走行体10、レンズ11及び画像読取基板12に設けられた光電変換素子としてのCCD(Charge Coupled Device )13等が配設されている。
【0033】
上記第1走行体7と第2走行体10は、図示しない走行体モータにより駆動されて、副走査方向(図1の左右方向)に移動される。
【0034】
スキャナ装置1は、コンタクトガラス3上にセットされた原稿Gを読み取る際には、第1走行体7と第2走行体10を副走査方向に移動させながら、照明ランプ4からコンタクトガラス3上にセットされた原稿Gに光を照射し、原稿Gで反射された光を第1ミラー6で第2ミラー8方向に反射させ、さらに、第2ミラー8で第3ミラー9方向に反射させて、第3ミラー9でレンズ11方向に反射させる。スキャナ装置1は、レンズ11に入射された光をCCD13に集光して、CCD13で入射光を光電変換して、画像信号を出力する。
【0035】
スキャナ装置1は、ADF(自動原稿搬送装置)20が本体筐体2の上部に開閉可能に取り付けられており、ADF20は、原稿台21、呼び出しコロ22、分離コロ23、搬送ローラ24、背景ローラ25、排紙ローラ26及び圧板27等を備えている。圧板27は、コンタクトガラス3上にセットされた原稿Gをコンタクトガラスに押さえ付ける圧板機能を備えているとともに、その上面がADF20の排紙トレイ27aとして機能している。
【0036】
スキャナ装置1は、本体筐体2の上部であって、上記背景ローラ25と対向する位置には、図2に示すように、ADF読取ガラス30が配設されており、ADF読取ガラス30の原稿搬送方向上流側と下流側には、それぞれガイド31、32が配設されているとともに、原稿搬送方向上流側のADF20には、さらに、ガイド31と対向する位置にガイド33が配設されている。
【0037】
スキャナ装置1は、ADF20を使用して原稿Gを搬送して原稿Gの読み取りを行う場合には、原稿台21の上に積載された原稿Gを、呼び出しコロ22により分離コロ23へ呼び出して、分離コロ23により1枚ずつ分離して搬送ローラ24に送り出す。
【0038】
搬送ローラ24は、送り出されてきた原稿Gをガイド31とガイド33との間に搬送して、当該原稿Gをガイド31とガイド33で案内させつつADF読取ガラス30と背景ローラ25との間を搬送して、ガイド32で案内させて、排紙ローラ26へと搬送する。排紙ローラ26は、搬送されてきた原稿Gを圧板27の排紙トレイ27a上に排出する。
【0039】
そして、スキャナ装置1は、ADF20を使用して原稿Gを搬送して原稿Gの読み取りを行う場合には、ADF読取ガラス30の下のADF読取位置に、第1走行体7を移動して固定し、ADF読取ガラス30上を通過する原稿Gに第1走行体7の照明ランプ4から原稿Gに光を照射して、原稿Gで反射される光を、上述のように、第1ミラー6、第2ミラー8及び第3ミラー9で順次反射して、レンズ11を通過させてCCD13に集光して、CCD13で入射光を光電変換して、画像信号を出力する。
【0040】
そして、このADF読取ガラス30と対向する位置には、図2に示したように、背景ローラ(背景部材)25が配設されており、背景ローラ25は、ADF読取ガラス30との間に、所定量、例えば、0.5mm程度の隙間Aを空けて配設されていて、ADF読取ガラス30上を通過する原稿Gのばたつきを規制するとともに、原稿Gの外縁の検出を可能としている。
【0041】
この背景ローラ25は、図3に示すように円筒形状に形成されており、その軸方向の幅が、スキャナ装置1の最大読取幅Wmよりも主走査方向(背景ローラ25の軸方向)にそれぞれ所定幅α(例えば、3〜5mm程度)だけ広い幅(Wm+2α)、例えば、スキャナ装置1の最大読取幅Wmが、いま、297mmであるとすると、297+2αmmの幅に形成されている。また、スキャナ装置1は、読取対象の原稿Gの読取位置の基準を原稿Gの中央、すなわち、ADF読取ガラス30の主走査方向中央としている。
【0042】
背景ローラ25は、図3及び図4に示すように、その軸方向(幅方向)において、その軸方向の全面が白色である白部領域(以下、白部Waという。)、その軸方向の中央部が所定幅で順次狭くなり軸方向両端部が黒色である複数の白黒領域(以下、A部からG部という。)及びその軸方向の全面が黒色である黒部領域(以下、黒部Baという。)が、その周方向に順次それぞれ所定長さを有して形成されており、9種類の背景部を有している。そして、A部は、A3サイズの原稿用、B部は、B4サイズの原稿用、C部は、A4サイズの原稿用、D部は、B5サイズの原稿用、E部は、A5サイズの原稿用、F部は、B6サイズの原稿用、G部は、A6サイズの原稿用の傾き検出背景領域部であり、各原稿サイズの幅をHとすると、A部からG部は、それぞれ、H−2αの幅が白色の領域であり、当該白色の外側両側にα幅の黒色の領域となっている。なお、上記説明では、背景ローラ25を、上記7種類の原稿サイズに対応するA部〜G部と、両面原稿読取用の黒部Ba及び原稿Gの外縁を検出しない片面原稿用の白部Waの計9種類の背景部を有したものとしているが、対応させる原稿サイズ等に応じて、背景部の数と種類を適宜変更してもよい。
【0043】
そして、この背景ローラ25は、図5に示すように、背景ローラ25の回転軸25aが、ADF20の側板41、42に回転可能に支持されており、背景ローラ25の回転軸25aの一方側の端部には、フィラー43が取り付けられている。この回転軸25aの一端側には、フィラー42の回転位置で背景ローラ25の基準位置を検出するセンサ44が配設されている。
【0044】
背景ローラ25の他端側の端部には、プラテンギア45が固定されており、プラテンギア45には、モータ46の回転軸に固定されているモータギア47が歯合している。
【0045】
したがって、背景ローラ25は、モータ46がモータギア47を回転駆動することにより、回転して、ADF読取ガラス30側の読取位置に位置する背景部として、上記A部〜G部、黒部Ba及び白部Waの9種類の背景部のうちの1つを位置させる。
【0046】
次に、本実施の形態の作用を説明する。本実施の形態のスキャナ装置1は、読取対象の原稿Gが両面原稿であるか、外縁検出を行うか否かによって、背景ローラ25の背景部を適宜選択して、読取画像の画像品質を向上させつつ、原稿Gの傾きを検出する。
【0047】
すなわち、スキャナ装置1は、オペレータにより、原稿Gが原稿台21にセットされ、操作部で両面原稿であるか否か、外縁検出を行うか否か、読取精度等の原稿Gの読み取りに必要な動作モードの設定操作が行われた後、スタートキーが押下されると、図6に示すように、まず、両面原稿が選択されているか、片面原稿が選択されているかチェックし(ステップS101)、両面原稿が選択されていると、モータ46の駆動を制御して、背景ローラ25の黒部(黒色領域)BaをADF読取ガラス30側の読取位置に位置させた状態で停止させて、原稿Gの読み取りを開始する(ステップS102)。
【0048】
この原稿Gの読み取りでは、スキャナ装置1は、ADF読取ガラス30の下のADF読取位置に、第1走行体7を移動して固定した状態で、原稿台21の上に積載された原稿Gを、呼び出しコロ22により分離コロ23へ呼び出して、分離コロ23により1枚ずつ分離して搬送ローラ24に送り出し、搬送ローラ24で、送り出されてきた原稿Gをガイド31とガイド33で案内させつつADF読取ガラス30と背景ローラ25との間を搬送して、ガイド32で案内させて、排紙ローラ26へと搬送する。排紙ローラ26は、搬送されてきた原稿Gを圧板27の排紙トレイ27a上に排出する。そして、スキャナ装置1は、ADF読取ガラス30上を通過する原稿Gに第1走行体7の照明ランプ4から原稿Gに光を照射して、原稿Gで反射される光を、第1ミラー6、第2ミラー8及び第3ミラー9で順次反射して、レンズ11を通過させてCCD13に集光して、CCD13で入射光を光電変換して、画像信号を出力する。
【0049】
スキャナ装置1は、ステップS101で、片面原稿が選択されているときには、外縁検出機能がオンであるかオフであるかチェックし(ステップS103)、オフのときには、外縁を検出する必要がないため、コントラストを大きくして、画質を向上させるために、モータ46の駆動を制御して、背景ローラ25の白部(白色領域)WaをADF読取ガラス30の読取位置に位置させた状態で停止させて、原稿Gの読み取りを開始する(ステップS104)。
【0050】
また、スキャナ装置1は、ステップS103で、外縁検出機能がオンであると、原稿台21に設けられている原稿サイズセンサ等により、原稿サイズを検出し、あるいは、操作部での原稿サイズの選択を検出し(ステップS105)、当該原稿サイズの検出結果に基づいて、背景ローラ25のA部〜G部の背景部のうち、当該検出した原稿サイズに適した背景部を選択し、モータ46の駆動を制御して、背景ローラ25の背景部のうち当該選択した背景部をADF読取ガラス30の読取位置に位置させた状態で停止させて、原稿Gの読み取りを開始する(ステップS106)。
【0051】
したがって、片面にのみ画像のある原稿Gの外縁を検出して原稿Gの傾きを検出する場合にも、画像のコントラストが低下することを防止することができ、読取画像の画像品質を向上させることができるとともに、原稿Gの傾きを適切に検出することができる。
【0052】
また、各傾き検出背景領域部を、当該傾き検出背景領域部であるA部からG部の白領域部が、主走査方向の両側で所定幅αずつ当該原稿サイズの原稿幅Hよりも内側に狭く形成され、当該狭く形成された白領域部の外側に黒領域部が形成されているものとしている。
【0053】
したがって、通常のプリンタや複写装置等で印刷された幅方向両端部の画像の印刷されていない原稿Gでは、当該原稿Gの画像の印刷されていない幅方向両端部分に背景部の黒領域部を位置させて、画像のない部分のみを低コントラストとすることができるとともに、画像領域については高コントラストとすることができ、読取画像の画像品質をより一層向上させることができるとともに、適切に原稿Gの外苑を検出して、原稿Gの傾きをより一層適切に検出することができる。
【0054】
さらに、背景部材を、主走査方向に延在して回転可能に支持されている円筒形状の背景ローラ25とし、背景ローラ25に、各背景部を、当該背景ローラ25の周方向に所定長さを有して、円筒ローラ25の軸方向に延在させて形成している。
【0055】
したがって、背景部材を小型化することができ、画像読取装置1を小型化することができるとともに、読取画像の画像品質を向上させつつ、原稿Gの傾きを適切に検出することができる。
【0056】
また、読取対象の原稿Gのサイズに応じて、背景ローラ25を回転させて、当該原稿サイズに対応する背景ローラ25の背景部を読取位置に位置させている。
【0057】
したがって、ユーザが手動で設定することなく、原稿サイズに応じた背景部が読取位置となるように自動で調整することができ、操作性を向上させることができるとともに、読取画像の画像品質を向上させつつ、原稿Gの傾きを適切に検出することができる。
【0058】
そして、上記原稿Gの読み取りのうち、図7(a)に示すように、A部からG部の背景部(傾き検出背景領域部)を用いての原稿Gの読み取りにおいては、原稿Gの厚さによっては、その読取画像が、図7(b)に示すように、背景ローラ25の中央の白領域の両端部の黒領域の背景が黒く透けて入り込んで、原稿画像に背景ローラ25の黒領域が色付いた画像となる。
【0059】
そこで、スキャナ装置1は、背景ローラ25の黒領域部分が入り込んだ画像を、背景ローラ25の白領域部分の画像に合わせて補正し、図7(c)に示すような背景ローラ25の黒領域の入り込んでいない良好な画像とする。
【0060】
このようにすることで、原稿Gが薄く、背景ローラ25の黒領域が入り込む場合にも、読取画像の画像品質を向上させることができる。
【0061】
なお、上記実施の形態においては、背景部材として、幅方向(主走査方向)で白領域の長さの異なる背景部が周方向に複数形成されている背景ローラ25を用いているが、背景部材としては、このような背景ローラ25に限るものではなく、例えば、図8に示すように、主走査方向で白領域の長さの異なる背景部が副走査方向に並んで形成されている板状の背景板50を用いてもよい。
【0062】
この背景板50は、図8に示すように、上記背景ローラ25と同様の背景部、すなわち、白部Wa、A部〜G部及び黒部Baが副走査方向に連続して形成されており、ADF読取ガラス30との間に、所定量、例えば、0.5mm程度の隙間Aを空けて配設されていて、ADF読取ガラス30上を通過する原稿Gのばたつきを規制するとともに、原稿Gの外縁の検出を可能としている。
【0063】
この背景板50を用いる場合には、上記図6の処理において、両面原稿が選択されているときには、スキャナ装置1は、読取位置が背景板50の黒部Baとなるように、第1走行体7及び第2走行体10を移動させ、片面原稿が選択されていて、外縁検出機能がオフであるときには、読取位置が背景板50の白部Waとなるように、第1走行体7及び第2走行体10を移動させる。また、スキャナ装置1は、片面原稿が選択されていて、外縁検出機能がオンであるときには、原稿サイズに応じて、原稿サイズに適したA部〜G部の背景部が読取位置となるように、第1走行体7及び第2走行体10を移動させる。
【0064】
このように、背景部材を、主走査方向及び副走査方向に延在して配置されている板状の背景板50とし、背景板50に、各傾き検出背景領域部である背景部を、副走査方向に所定長さを有して、主走査方向に延在して形成すると、背景部材の構成を簡略化することができ、画像読取装置1を安価なものとすることができるとともに、読取画像の画像品質を向上させつつ、原稿Gの傾きを適切に検出することができる。
【0065】
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0066】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の画像読取装置によれば、少なくとも、副走査方向に搬送される原稿に、所定の読取位置で読取光を照射して当該読取光の原稿からの反射光を光電変換素子に導入する読取手段を有し、当該読取手段で原稿を主走査して当該原稿の画像を読み取るに際して、読取位置の原稿を挟んで読取手段と反対側の位置に、主走査方向を幅方向として、複数の原稿サイズに対応した幅を有し白色に施された白色領域部と、当該白色領域の幅方向外側に所定幅を有し黒色に施された黒色領域部と、が副走査方向に所定長さで形成された傾き検出背景領域部が、副走査方向に原稿サイズの数に対応する数だけ形成された背景部材を配設し、読取対象の原稿のサイズに応じて、背景部材と読取手段のうち少なくともいずれか一方を移動して、当該原稿サイズに対応する傾き検出背景領域部を読取位置に位置させ、当該原稿の傾きを読取手段の読取結果に基づいて検出するので、片面にのみ画像のある原稿の外縁を検出して原稿の傾きを検出する場合にも、画像のコントラストが低下することを防止することができ、読取画像の画像品質を向上させることができるとともに、原稿の傾きを適切に検出することができる。
【0067】
請求項2記載の発明の画像読取装置によれば、背景部材の各傾き検出背景領域部を、当該傾き検出背景領域部の白領域部が、主走査方向の両側で所定幅ずつ当該原稿サイズの原稿幅よりも内側に狭く形成され、当該狭く形成された白領域部の外側に黒領域部が形成されているものとしているので、通常のプリンタや複写装置等で印刷された幅方向両端部の画像の印刷されていない原稿では、当該原稿の画像の印刷されていない幅方向両端部分に傾き検出背景領域部の黒領域部を位置させて、画像のない部分のみを低コントラストとすることができるとともに、画像領域については高コントラストとすることができ、読取画像の画像品質をより一層向上させることができるとともに、適切に原稿の外苑を検出して、原稿の傾きをより一層適切に検出することができる。
【0068】
請求項3記載の発明の画像読取装置によれば、傾き検出背景領域部の原稿幅よりも内側に入り込んだ黒領域部の画像を、白領域部の画像に合わせて補正するので、薄紙の原稿の場合に黒領域部の黒色が透けて読取画像に入り込んだ当該原稿両端部の黒部分を適切に除去することができ、読取画像の画像品質をより一層向上させることができるとともに、原稿の傾きをより一層適切に検出することができる。
【0069】
請求項4記載の発明の画像読取装置によれば、背景部材を、主走査方向に延在して回転可能に支持されている円筒形状の背景ローラとし、当該背景ローラに、各傾き検出背景領域部を、当該背景ローラの周方向に所定長さを有して、当該円筒ローラの軸方向に延在して形成しているので、背景部材を小型化することができ、画像読取装置を小型化することができるとともに、読取画像の画像品質を向上させつつ、原稿の傾きを適切に検出することができる。
【0070】
請求項5記載の発明の画像読取装置によれば、背景部材を、主走査方向及び副走査方向に延在して配置されている板状の背景板とし、当該背景板に、各傾き検出背景領域部を、副走査方向に所定長さを有して、主走査方向に延在して形成しているので、背景部材の構成を簡略化することができ、画像読取装置を安価なものとすることができるとともに、読取画像の画像品質を向上させつつ、原稿の傾きを適切に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の一実施の形態を適用したスキャナ装置の正面概略構成図。
【図2】図1のADF読取ガラス及び背景ローラ部分の拡大正面図。
【図3】図1の背景ローラの正面拡大図。
【図4】図3の背景ローラの展開平面図。
【図5】図1の背景ローラと背景ローラの駆動機構の平面図。
【図6】図1のスキャナ装置による背景ローラの背景部の選択処理を示すフローチャート。
【図7】図1のスキャナ装置による背景ローラの背景部の黒領域の画像の補正処理の説明図。
【図8】図1の背景部材として背景板を用いた当該背景板及びADF読取ガラス部分の拡大正面図。
【符号の説明】
1 スキャナ装置
2 本体筐体
3 コンタクトガラス
4 照明ランプ
5 対向反射板
6 第1ミラー
7 第1走行体
8 第2ミラー
9 第3ミラー
10 第2走行体
11 レンズ
12 画像読取基板
13 CCD
20 ADF
21 原稿台
22 呼び出しコロ
23 分離コロ
24 搬送ローラ
25 背景ローラ
25a 回転軸
26 排紙ローラ
27 圧板
27a 排紙トレイ
30 ADF読取ガラス
31、32、33 ガイド
41、42 側板
43 フィラー
44 センサ
45 プラテンギア
46 モータ
47 モータギア
50 背景板

Claims (5)

  1. 少なくとも、副走査方向に搬送される原稿に、所定の読取位置で読取光を照射して当該読取光の前記原稿からの反射光を光電変換素子に導入する読取手段を有し、当該読取手段で前記原稿を主走査して当該原稿の画像を読み取る画像読取装置において、前記読取位置の前記原稿を挟んで前記読取手段と反対側の位置に、前記主走査方向を幅方向として、複数の原稿サイズに対応した幅を有し白色に施された白色領域部と、当該白色領域の幅方向外側に所定幅を有し黒色に施された黒色領域部と、が前記副走査方向に所定長さで形成された傾き検出背景領域部が、前記副走査方向に前記原稿サイズの数に対応する数だけ形成された背景部材が配設されており、前記読取対象の原稿のサイズに応じて、前記背景部材と前記読取手段のうち少なくともいずれか一方を移動して、当該原稿サイズに対応する前記傾き検出背景領域部を前記読取位置に位置させ、当該原稿の傾きを前記読取手段の読取結果に基づいて検出することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記背景部材の前記各傾き検出背景領域部は、当該傾き検出背景領域部の前記白領域部が、前記主走査方向の両側で所定幅ずつ当該原稿サイズの原稿幅よりも内側に狭く形成され、当該狭く形成された白領域部の外側に前記黒領域部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記画像読取装置は、前記傾き検出背景領域部の前記原稿幅よりも内側に入り込んだ前記黒領域部の画像を、前記白領域部の画像に合わせて補正することを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記背景部材は、前記主走査方向に延在して回転可能に支持されている円筒形状の背景ローラであり、当該背景ローラに、前記各傾き検出背景領域部が、当該背景ローラの周方向に所定長さを有して、当該円筒ローラの軸方向に延在して形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像読取装置。
  5. 前記背景部材は、前記主走査方向及び副走査方向に延在して配置されている板状の背景板であり、当該背景板に、前記各傾き検出背景領域部が、前記副走査方向に所定長さを有して、前記主走査方向に延在して形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像読取装置。
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