JP5206582B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置に係り、さらに詳しくは、原稿を光学的に読み取る画像読取装置の改良に関する。
原稿を給紙部から読取部に搬送し、当該原稿から画像を自動的に読み取らせるADF(オートドキュメントフィーダ)機能を備えた画像読取装置が従来から知られている。また、原稿を給紙部から読取部に案内して当該原稿の一方の面を読み取らせた後、原稿を反転させる反転経路を経由して再度読取部に案内し、他方の面を読み取らせる両面パスを備えたADF装置も従来から知られている(例えば、特許文献1〜3)。
通常、ADF機能を用いた原稿読取では、原稿を一方向に移動させることにより、読取位置を一定方向に走査させて画像を読み取るシートスルー方式の読み取りが行われる。また、シートスルー方式の読取装置の場合、読取部は、搬送中の原稿に検出光を照射する投光器と、原稿によって反射された検出光を受光するイメージセンサとを有し、原稿を光学的に読み取ることによって読取画像が生成される。この様な従来の画像読取装置では、両面パスにおいて原稿の一方の面から読み取られた読取画像と、当該原稿の他方の面から読み取られた読取画像とで画質に差が生じてしまうという問題があった。
特開平4−16469号公報 特開平6−247642号公報 特開平10−69129号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、原稿が読取部の読取領域に対して第1方向から進入する場合と第1方向とは反対方向の第2方向から進入する場合とで画質に差が生じるのを抑制することができる画像読取装置を提供することを目的とする。
第1の本発明による画像読取装置は、原稿を光学的に読み取り、読取画像を生成する読取部と、上記読取部の読取領域に対する原稿の進入方向を検出する進入方向検出部と、均一濃度の原稿から予め読み取られた基準用読取画像に基づいて、原稿が上記読取領域に対して第1方向から進入する場合の第1読取特性、及び、第1方向とは反対方向の第2方向から進入する場合の第2読取特性をそれぞれ判定する読取特性判定部と、第1読取特性及び第2読取特性に基づいて、一端用シェーディング補正データ、中央部用シェーディング補正データ及び他端用シェーディング補正データを生成する補正データ生成部と、進入方向の検出結果、第1読取特性及び第2読取特性に基づいて、上記読取画像を補正する画像補正部とを備え、上記画像補正部が、原稿が上記読取領域に対して第1方向から進入する場合には、上記一端用シェーディング補正データに基づいて、上記読取画像における原稿先端のシェーディング補正を行い、上記中央部用シェーディング補正データに基づいて、上記読取画像における原稿中央部のシェーディング補正を行うとともに、上記他端用シェーディング補正データに基づいて、上記読取画像における原稿後端のシェーディング補正を行い、原稿が上記読取領域に対して第2方向から進入する場合には、上記一端用シェーディング補正データに基づいて、上記読取画像における原稿後端のシェーディング補正を行い、上記中央部用シェーディング補正データに基づいて、上記読取画像における原稿中央部のシェーディング補正を行うとともに、上記他端用シェーディング補正データに基づいて、上記読取画像における原稿先端のシェーディング補正を行うように構成される。この様な構成によれば、読取部の読取領域に対する原稿の進入方向に応じた読取特性に基づいて読取画像を補正することができるので、原稿が読取領域に対して第1方向から進入する場合と第2方向から進入する場合とで画質に差が生じるのを抑制することができる。
本発明による画像読取装置によれば、読取部の読取領域に対する原稿の進入方向に応じた読取特性に基づいて読取画像を補正することができるので、原稿が読取領域に対して第1方向から進入する場合と第1方向とは反対方向の第2方向から進入する場合とで画質に差が生じるのを抑制することができる。
本発明の実施の形態による画像読取装置の一構成例を示した外観図であり、画像読取装置の一例として複合機100が示されている。 図1の複合機100の要部の一構成例を示した断面図であり、ADF部10周辺の様子が模式的に示されている。 図1の複合機100のスキャナユニット25の一構成例を示した断面図であり、スキャナユニット25内の様子が模式的に示されている。 均一濃度の原稿の読取画像から得られる読取特性の一例を示した図であり、スキャナユニット25の読取領域に対する進入方向ごとの照度分布が示されている。 図1の複合機100の要部の一構成例を示したブロック図であり、複合機100内の機能構成の一例が示されている。 図1の複合機100のスキャン時の動作の一例を示したフローチャートである。
<複合機>
図1は、本発明の実施の形態による画像読取装置の一構成例を示した外観図であり、画像読取装置の一例として複合機100が示されている。複合機(Multifunction Peripheral:MFP)100は、スキャナ機能、プリンタ機能、FAX(ファクシミリ)送受信機能などの機能を備えた画像処理装置であり、これらの機能を選択的に実行させることができる。
この複合機100は、給紙トレイ部11及び排紙トレイ部12が設けられたADF部10と、スキャナユニット、印刷部、通信処理部などを内蔵する本体部20とからなる。給紙トレイ部11は、読取前の原稿を収容する収容部であり、排紙トレイ部12は、搬送路から排出された読取後の原稿を収容する収容部である。
ADF部10は、給紙トレイ部11内の原稿を1枚ずつ分離して搬送路へ送出し、本体部20のスキャナユニットに画像を読み取らせて排紙トレイ部12内に排出する自動原稿搬送装置である。このADF部10では、給紙トレイ部11及び排紙トレイ部12が、いずれもADF部10筐体の右端部に配設されており、排紙トレイ部12は、給紙トレイ部11の下側に位置している。
本体部20には、筐体上面に操作パネル21が配設され、筐体下部に印刷用の用紙を収容する給紙カセット22が設けられている。操作パネル21には、スタートキー、テンキーなどの各種操作キーと、操作情報、動作状態などを表示する表示部が設けられている。
<ADF部周辺の拡大図>
図2は、図1の複合機100の要部の一構成例を示した断面図であり、ADF部10周辺の様子が模式的に示されている。このADF部10は、給紙トレイ部11から送出された原稿A1をスキャナユニット25を経由して排紙トレイ部12まで案内する読取経路として、片面パス及び両面パスを有し、パス選択部5を制御することによって読取経路を切り替えることができる。
本体部20筐体の上面の一部は、スキャナユニット25を左右方向に移動させながら光学読み取りが行われるフラットベッド、すなわち、透明なガラス板からなる原稿台となっている。ADF部10は、その筐体下面を本体部20のフラットベッドに対向させて配置され、スキャナユニット25に対向させてバックプレート13が配設されている。
スキャナユニット25は、原稿を光学的に読み取る読取部であり、上記フラットベッド上の原稿に検出光を照射する投光器、原稿によって反射された検出光を受光する多数の受光素子が直線上に配置されたラインセンサなどによって構成される。
このスキャナユニット25は、ADF部10により搬送中の原稿A1から画像を読み取るオートドキュメントフィード動作と、本体部20のフラットベッド上に載置された原稿を読み取る直接読取動作とに用いられる。オートドキュメントフィード動作が選択された場合、スキャナユニット25は、本体部20筐体に対して固定される。
本体部20には、スキャナユニット25を挟んで片面パスの上流側と下流側とに紙検出センサ23,24が配設されている。紙検出センサ23,24は、いずれも搬送中の原稿A1の前端及び後端を検出することができるセンサである。
紙検出センサ23は、給紙トレイ部11上での上側の面を第2面と呼ぶことにすれば、片面パスを搬送中の原稿A1の第2面をスキャナユニット25に読み取らせ、或いは、両面パスを搬送中の原稿A1の第2面をスキャナユニット25に読み取らせるために、当該原稿A1の前端及び後端を検出するセンサである。
一方、紙検出センサ24は、給紙トレイ部11上での下側の面を第1面と呼ぶことにすれば、両面パスを搬送中の原稿A1の第1面をスキャナユニット25に読み取らせるために、当該原稿A1の前端及び後端を検出するセンサである。この様な紙検出センサ23,24としては、例えば、検出光を出射する投光部と、投光部からの検出光を受光する受光部とからなる光学式センサを用いることができる。
ADF部10は、給紙トレイ部11及び排紙トレイ部12の他に、ピックアップローラ1、分離ローラ2、リタードローラ3、搬送ローラ4,41〜50及びパス選択部5を備えて構成される。また、給紙トレイ部11には、原稿台31及び原稿ストッパー32が配設されている。
原稿台31は、主面を水平面と略平行に配設され、バネなどの付勢手段によって上方向に付勢された薄い平面板であり、上面上に載置された原稿A1をピックアップローラ1に押し付けている。原稿ストッパー32は、原稿台31上に積み重ねて載置された複数の原稿A1について、各原稿A1の前端、すなわち、紙送り方向、この図では左方向の端の搬送方向の位置を位置決めする位置決め手段である。
ピックアップローラ1、分離ローラ2及びリタードローラ3は、給紙トレイ部11内の原稿A1を1枚ずつ分離して搬送路B1へ送出する分離部である。ピックアップローラ1は、原稿A1を送り方向に付勢することによって給紙トレイ部11内の原稿A1を1枚ずつ取り出し、分離ローラ2側へ送出するための搬送ローラである。
ここでは、上方向に付勢された原稿台31上に多数の原稿A1が積載されており、原稿A1の積載量に関わらず、最上部の原稿A1は、常にピックアップローラ1に当接しているものとする。
分離ローラ2及びリタードローラ3は、ピックアップローラ1によって送出された原稿A1を1枚ずつ分離して搬送路B1へ送出するための分離装置である。分離ローラ2は、原稿A1を送り方向に搬送する搬送ローラである。
リタードローラ3は、重送状態の原稿A1に戻り方向の摩擦力を作用するための従動ローラであり、搬送中の原稿A1を挟むように周面を分離ローラ2に対向して配置されている。
片面パスは、スキャナユニット25に原稿A1の一方の面、この例では、給紙トレイ部11内に収容された原稿A1の上側の面を読み取らせる読取経路であり、搬送路B1、パスの分岐点、搬送路B11及びB2からなる。
ここで、給紙トレイ部11内に収容された原稿A1の下側の面を第1面と呼び、上側の面、すなわち、下側の面とは反対側の面を第2面と呼ぶことにする。このとき、片面パスは、原稿A1を給紙トレイ部11から搬送路B1、分岐点、搬送路B11を経由してスキャナユニット25に案内し、当該原稿A1の第2面を読み取らせた後、搬送路B2を経て排出口33に案内する経路となっている。
排出口33は、ADF部10筐体に設けられた読取済みの紙媒体を排出するための開口であり、排出口33から排出された原稿A1は、排紙トレイ部12内に収容される。
一方、両面パスは、スキャナユニット25に原稿A1の第1面と第2面との両方の面を読み取らせる読取経路であり、搬送路B1、パスの分岐点、搬送路B21,B22及びB2からなる。すなわち、両面パスは、原稿A1を給紙トレイ部11から搬送路B1、分岐点、搬送路B21を経由してスキャナユニット25に案内し、当該原稿A1の第1面を読み取らせた後、搬送路B22を経て再度スキャナユニット25に案内し、当該原稿A1の第2面を読み取らせ、搬送路B2を経て排出口33に案内する経路となっている。
搬送路B1は、片面パス及び両面パスに共通の搬送路であり、分離ローラ2によって送出された原稿A1をパス選択部5へ搬送する搬送ローラ4が配設されている。
パス選択部5は、片面パス又は両面パスのいずれかを選択する読取経路のセレクタであり、パスの分岐点に配置されている。このパス選択部5は、例えば、爪状の回転部材を回転させることによって読取経路の切り替えが行われる。
搬送路B11は、片面読み取りに使用される搬送路であり、パス選択部5を通過した原稿A1をスキャナユニット25へ搬送する搬送ローラ41〜44が配設されている。搬送路B2は、片面パス及び両面パスに共通の搬送路であり、スキャナユニット25による画像読取後の原稿A1を排出口33へ搬送する搬送ローラ45及び46が配設されている。
搬送路B21は、片面パスの選択時には使用されず、両面読み取りにのみ使用され、原稿A1の第1面をスキャナユニット25に読み取らせるために、パス選択部5を通過した原稿A1をスキャナユニット25へ搬送する搬送路であり、搬送ローラ47及び45が配設されている。
搬送路B22は、スキャナユニット25による第1面の読取後の原稿A1を反転させて、当該スキャナユニット25に原稿A1の第2面を読み取らせるための反転経路であり、搬送ローラ44,48〜50,43が配設されている。
この複合機100は、いわゆる2パス1スキャナタイプの複合機となっており、給紙トレイ部11から排紙トレイ部12までの間に、スイッチバックさせることなく搬送中の原稿A1から両面が読み取られる。すなわち、搬送路B22では、スイッチバック無しで原稿A1が反転され、原稿A1は、スキャナユニット25の読取領域に対して、常に、搬送方向の同じ一端側から進入するようになっている。
搬送路B11及びB22は、後半区間、すなわち、読取位置の直前部分が片面パス及び両面パスに共通の搬送路となっており、搬送ローラ43及び44は、両パスの共通部分に配置されている。つまり、搬送路B11は、搬送路B22と合流するまでの区間が片面パスの選択時にのみ使用される片面読取専用の搬送経路となっている。
ピックアップローラ1、分離ローラ2、搬送ローラ4及び41〜50は、給紙トレイ部11から排出口33まで原稿A1を搬送する搬送手段であり、例えば、共通の電気モーターによって駆動される。
搬送ローラ4,41〜43,46及び47〜50は、回転駆動される駆動ローラと、搬送路を挟んで駆動ローラに対向して配置された従動ローラとからなる。搬送ローラ44及び45は、駆動ローラと、駆動ローラを挟むようにそれぞれ配置された2つの従動ローラとからなる3連ローラである。
搬送ローラ44は、搬送ローラ43によって送出された原稿A1をスキャナユニット25へ搬送し、また、スキャナユニット25による第1面の読取後の原稿A1を搬送ローラ48へ搬送する。搬送ローラ45は、搬送ローラ47によって送出された原稿A1をスキャナユニット25へ搬送し、また、スキャナユニット25による第2面の読取後の原稿A1を搬送ローラ46へ搬送する。
片面パスは、原稿A1を給紙トレイ部11から排出口33まで搬送する際に、分離ローラ2、搬送ローラ4、パス選択部5、搬送ローラ41〜44、スキャナユニット25、搬送ローラ45及び46をこの順序で案内する経路となっている。
一方、両面パスは、分離ローラ2、搬送ローラ4、パス選択部5、搬送ローラ47,45、スキャナユニット25、搬送ローラ44,48〜50,43,44、スキャナユニット25、搬送ローラ45及び46をこの順序で案内する経路となっている。
片面パスが選択されている場合、原稿A1は、その第2面から画像が読み取られて排出口33から排出され、第2面を下に向けて排紙トレイ部12内に収容される。
両面パスが選択されている場合、原稿A1は、まず、その第1面から画像が読み取られて搬送路B22に搬送される。そして、搬送路B22によって反転させられて後、第2面から画像が読み取られて排出口33から排出され、第2面を下に向けて排紙トレイ部12内に収容される。
<スキャナユニット>
図3は、図1の複合機100のスキャナユニット25の一構成例を示した断面図であり、スキャナユニット25内の様子が模式的に示されている。このスキャナユニット25は、コンタクトガラス61と、投光器62と、反射ミラー63〜65及び集光レンズ66からなる光学系と、ラインセンサ67と、これらを収容する筐体60によって構成されている。
コンタクトガラス61は、搬送中の原稿A1に接触させて、当該原稿A1から画像を読み取るための透明なガラス板であり、筐体60上面の開口部に配設されている。投光器62は、搬送中の原稿A1に検出光を照射するための照明装置であり、片面パスの上流側、すなわち、この図では左側に傾けて配置されている。投光器62としては、例えば、指向性の強い検出光を発生させるLED(発光ダイオード)が用いられる。
反射ミラー63〜65は、搬送中の原稿A1、或いは、ADF部10のバックプレート13によって反射され、コンタクトガラス61を介して筐体60内に入射した検出光を反射する光学部材である。集光レンズ66は、反射ミラー63〜65によってこの順に反射された検出光をラインセンサ67に集光させる光学レンズである。
ラインセンサ67は、検出光を受光する多数の受光素子が直線上に配置された撮像素子、例えば、CCD(電荷結合素子)からなる1次元イメージセンサであり、搬送中の原稿A1から読み取った読取画像が出力される。
ラインセンサ67の各受光素子は、原稿A1の搬送方向と交差する方向に配列される。ここで、上記受光素子の配列方向を主走査方向と呼び、搬送方向を副走査方向と呼ぶことにすれば、原稿A1を搬送方向に移動させることによって、当該原稿A1に対して読取位置を副走査方向に走査させることができる。
コンタクトガラス61上には、ラインセンサ67に対応して主走査方向に細長い読取領域が形成され、この読取領域を原稿A1が通過することによって当該原稿A1から画像が読み取られる。
原稿A1の両面読取の場合、両面パスが選択され、スキャナユニット25による1回目の読取時には、原稿A1がコンタクトガラス61上を右から左に搬送され、当該原稿A1の第1面が読み取られる。一方、スキャナユニット25による2回目の読取時には、原稿A1がコンタクトガラス61上を左から右に搬送され、当該原稿A1の第2面が読み取られる。
搬送路B22では、原稿A1が搬送方向と交差する方向の直線を中心軸とするような回転移動によって反転させられるので、1回目の読取時及び2回目の読取時のいずれの場合にも、原稿A1の一端を搬送方向の前端とし、他端を搬送方向の後端として搬送される。
スキャナユニット25の読取領域は、搬送方向に関し、コンタクトガラス61の中央部に形成され、投光器62は、当該読取領域よりも右側、すなわち、片面パスの下流側に配置されている。
この複合機100では、スキャナユニット25の読取領域に対して原稿A1が右側、すなわち、投光器62側から進入する場合の進入方向を第1方向とし、左側、すなわち、投光器62とは反対側から進入する場合の進入方向を第2方向として、進入方向に応じた読取特性に基づいて読取画像を補正する処理が行われる。
<進入方向ごとの読取特性>
図4(a)及び(b)は、均一濃度の原稿の読取画像から得られる読取特性の一例を示した図であり、スキャナユニット25の読取領域に対する原稿の進入方向ごとの照度分布が示されている。図4(a)には、縦軸を照度、横軸を副走査方向の読取位置として、原稿が第1方向から進入する場合の照度分布が第1読取特性として示されている。また、図4(b)には、原稿が第2方向から進入する場合の照度分布が第2読取特性として示されている。
一方の面全体の濃度が均一である原稿を予め読み取らせ、その読取画像を解析することにより、スキャナユニット25の読取領域に対する原稿の進入方向ごとの照度分布として第1読取特性及び第2読取特性が得られる。
予め読み取らせる均一濃度の原稿としては、薄い濃度の原稿が好ましく、白色の原稿が最も好ましい。
原稿が読取領域に対して第1方向から進入する場合、照度は、原稿が存在しない領域においてaである。そして、原稿の前端部A2では、原稿が第1方向に搬送されることによって読取位置が後端側へ移動するのに伴って、急激に増加している。この前端部A2では、コンタクトガラス61上の読取領域と原稿との重複部分の面積が当該原稿の移動によって増加するのに伴って、照度aで一旦飽和してから再度増加し、照度の最大値aで飽和している。
また、照度は、原稿の後端部A3において急激に減少している。この後端部A3では、コンタクトガラス61上の読取領域と原稿との重複部分の面積が当該原稿の移動によって減少するのに伴って、照度a(a<a)で一旦一定となってから再度減少し、照度の最小値aで一定となっている。この照度分布曲線の立ち上がりから立ち下がりまでの距離が原稿の搬送方向の長さとなっている。
一方、原稿が読取領域に対して、第1方向とは反対方向の第2方向から進入する場合、照度は、原稿が存在しない領域においてaである。そして、原稿の前端部A2では、原稿が第2方向に搬送されることによって読取位置が後端側へ移動するのに伴って、急激に増加している。この前端部A2では、コンタクトガラス61上の読取領域と原稿との重複部分の面積が当該原稿の移動によって増加するのに伴って、照度aで一旦飽和してから再度増加し、照度の最大値aで飽和している。
また、照度は、原稿の後端部A3において急激に減少している。この後端部A3では、コンタクトガラス61上の読取領域と原稿との重複部分の面積が当該原稿の移動によって減少するのに伴って、照度aで一旦一定となってから再度減少し、照度の最小値aで一定となっている。
図4(a)及び(b)を比較すれば、原稿の前端部A2及び後端部A3における照度変化は、読取領域に対する原稿の進入方向によって大きく異なっていることがわかる。これは、原稿の搬送方向の前端部又は後端部がスキャナユニット25の読取領域を通過する際、バックプレート13と搬送中の原稿とによって反射された検出光の受光強度が、進入方向によって大きく異なることが主な原因であると考えられる。
また、原稿のスキャナユニット25に対する傾き、或いは、原稿の反り具合又はたわみ具合が、進入方向によって大きく異なることも原因であると考えられる。
この様な進入方向による照度の変動は、スキャナユニット25の投光器62からの検出光が吸収され易くなることから、ADF部10のバックプレート13が黒色又は濃度の濃い単一色である場合に、増大すると考えられる。
そこで、本実施の形態による複合機100では、上記読取特性を予め得ておき、原稿A1のスキャン時に、読取領域に対する当該原稿A1の進入方向を参照して、進入方向と読取特性とに基づいて読取画像を補正する動作が行われる。
具体的には、均一濃度の原稿から読み取られた読取画像から、原稿の前端部A2及び後端部A3の副走査方向の幅と、照度a,aと照度の最大値aとのレベル差とが読取特性として求められる。すなわち、原稿A1の前端部A2がどれくらいの幅であるのかと、照度に関し、前端部A2において中央部に比べどれくらいのレベル低下が生じるのかということが判定される。また、原稿A1の後端部A3がどれくらいの幅であるのかと、照度に関し、後端部A3において中央部に比べどれくらいのレベル低下が生じるのかということが判定される。上記レベル低下とは、端部以外の中央部(照度が最大値aの部分)との照度レベルの差のことである。
ここで、図4に示す通り、均一濃度の原稿が読取領域に対して第1方向から進入する場合の前端部A2と、第2方向から進入する場合の後端部A3とでは、照度レベルがほぼ同じであり、第1方向から進入する場合の後端部A3と、第2方向から進入する場合の前端部A2とでは、照度レベルがほぼ同じである。つまり、読取領域に対して、第1方向又は第2方向のいずれか一方向に1度だけ均一濃度の原稿を通して読み取ることによって、上記第1読取特性及び第2読取特性の両読取特性を得ることができる。
しかしながら、本実施の形態では、より精度の良い補正処理を行うために、他方向の通過も含めて、均一濃度の原稿を2度通して読み取ることで上記両読取特性を得ている。
<読取画像の補正処理>
図5は、図1の複合機100の要部の一構成例を示したブロック図であり、複合機100内の機能構成の一例が示されている。この複合機100は、進入方向検出部71、読取特性判定部72、読取特性記憶部73、補正データ生成部76、補正データ記憶部77及び画像補正部81により構成される。
進入方向検出部71は、スキャナユニット25の読取領域に対する原稿A1の進入方向を検出し、その検出結果を読取特性判定部72及び画像補正部81へ出力する動作を行っている。読取領域に対する原稿A1の進入方向は、例えば、紙検出センサ23,24の出力に基づいて検出される。
読取特性判定部72は、均一濃度の原稿から予め読み取られた読取画像に基づいて、原稿が読取領域に対して第1方向から進入する場合の第1読取特性と、第1方向とは反対方向の第2方向から進入する場合の第2読取特性とをそれぞれ判定する動作を行っている。
この読取特性判定部72では、原稿の進入方向に応じた読取特性をより精度良く判定するために、均一濃度の原稿を読取領域に対して第1方向から進入させて読み取られた読取画像に基づいて第1読取特性を判定する動作が行われる。また、第2方向から進入させて読み取られた読取画像に基づいて第2読取特性を判定する動作が行われる。
読取特性記憶部73には、読取特性判定部72によって求められた第1読取特性74及び第2読取特性75が保持される。
画像補正部81は、進入方向検出部71による進入方向の検出結果と、読取特性記憶部73に保持されている第1読取特性74及び第2読取特性75とに基づいて、スキャナユニット25からの読取画像を補正し、補正画像として出力する動作を行っている。
すなわち、画像補正部81は、原稿A1のスキャン時に、スキャナユニット25の読取領域に対する当該原稿A1の進入方向を参照し、予め得られた第1読取特性及び第2読取特性に基づいて原稿A1のスキャンデータを補正する動作が行われる。
この補正とは、例えば、原稿A1の前端部及び後端部から読み取られたスキャンデータの補正である。また、原稿A1から読み取られた読取画像について、シェーディング補正又はガンマ補正を行う場合に、当該原稿A1の前端部、中央部及び後端部間で補正内容を異ならせる方法も考えられる。
補正データ生成部76は、読取特性記憶部73の第1読取特性74及び第2読取特性75に基づいて、原稿A1の前端部と後端部とで異なり、かつ、スキャナユニット25の読取領域に対する原稿A1の進入方向に応じて異なる補正データを生成する動作を行っている。
補正データ記憶部77には、補正データ生成部76によって生成された補正データが保持される。画像補正部81では、スキャナユニット25の読取領域に対する原稿A1の進入方向に応じた補正データを用いて読取画像の補正が行われる。
例えば、読取画像についてシェーディング補正を行う場合、補正データ生成部76に一端部用シェーディング補正データ78、中央部用シェーディング補正データ79及び他端部用シェーディング補正データ80を予め作成させ、補正データ記憶部77にそれぞれ記憶させる。そして、原稿A1のスキャン時に、読取領域に対する当該原稿A1の進入方向を参照して適切なシェーディング補正データを選択し、選択したシェーディング補正データを用いて読取画像の補正処理を行う。
上記一端部用シェーディング補正データ78は、原稿A1が読取領域に対して第1方向、すなわち、投光器62側から進入する場合の前端部用のシェーディング補正データであると同時に、第2方向、すなわち、投光器62とは反対側から進入する場合の後端部用のシェーディング補正データである。
また、上記他端部用シェーディング補正データ80は、原稿A1が読取領域に対して第1方向から進入する場合の後端部用のシェーディング補正データであると同時に、第2方向から進入する場合の前端部用のシェーディング補正データである。
また、上記中央部用シェーディング補正データ79は、原稿A1の中央部用のシェーディング補正データであり、原稿A1の読取領域に対する進入方向に関わらず用いられる。
具体的には、原稿A1が読取領域に対して第1方向から進入する場合、当該原稿A1の前端部から読み取られたスキャンデータには、一端部用シェーディング補正データ78を用い、中央部から読み取られたスキャンデータには、中央部用シェーディング補正データ79を用い、他端部から読み取られたスキャンデータには、他端部用シェーディング補正データ80を用いてシェーディング補正を行う。
これに対し、原稿A1が読取領域に対して第2方向から進入する場合には、当該原稿A1の前端部から読み取られたスキャンデータには、他端部用シェーディング補正データ80を用い、中央部から読み取られたスキャンデータには、中央部用シェーディング補正データ79を用い、他端部から読み取られたスキャンデータには、一端部用シェーディング補正データ78を用いてシェーディング補正を行う。
この様に原稿A1の読取領域に対する進入方向に応じて、前端部及び後端部に対するシェーディング補正を異ならせることにより、画質に差が生じるのを抑制することができる。
変形例としては、上述したように、原稿A1の前端部、中央部及び後端部に対して、それぞれシェーディング補正データ78〜80を用いるのではなく、前端部、中央部及び後端部に共通のシェーディング補正データを用いてシェーディング補正を行う。そして、シェーディング補正後の画像データに対して進入方向に応じたオフセットをかけるものであっても良い。
シェーディング補正後の画像データに対するオフセット処理は、原稿A1の前端部及び後端部について行われ、そのオフセット量は、進入方向ごとの読取特性、すなわち、図4のレベル差(照度a,aと照度の最大値aとの差)に基づいて予め定められる。
この変形例であっても、原稿A1の読取領域に対する進入方向に応じて、前端部及び後端部に対するシェーディング補正を異ならせることができる。
一方、読取画像についてガンマ補正を行う場合には、補正データ生成部76に一端部用ガンマ補正データ、中央部用ガンマ補正データ及び他端部用ガンマ補正データを予め作成させ、補正データ記憶部77にそれぞれ記憶させる。そして、原稿A1のスキャン時に、読取領域に対する当該原稿A1の進入方向を参照して適切なガンマ補正データを選択し、選択したガンマ補正データを用いて読取画像の補正処理を行う。
この様にガンマ補正を行う場合にも、シェーディング補正の場合と同様に、原稿A1の読取領域に対する進入方向に応じて、前端部及び後端部に対するガンマ補正を異ならせることにより、画質に差が生じるのを抑制することができる。
変形例としては、上述したように、原稿A1の前端部、中央部及び後端部に対して、それぞれガンマ補正データを用いるのではなく、前端部、中央部及び後端部に共通のガンマ補正データを用いてガンマ補正を行う。そして、ガンマ補正後の画像データに対して進入方向に応じたオフセットをかけるものであっても良い。
ガンマ補正後の画像データに対するオフセット処理は、原稿A1の前端部及び後端部について行われ、そのオフセット量は、進入方向ごとの読取特性、すなわち、図4のレベル差(照度a,aと照度の最大値aとの差)に基づいて予め定められる。
この変形例であっても、原稿A1の読取領域に対する進入方向に応じて、前端部及び後端部に対するガンマ補正を異ならせることができる。
<スキャン時の動作>
図6のステップS101〜S106は、図1の複合機100のスキャン時の動作の一例を示したフローチャートである。まず、進入方向検出部71は、スキャナユニット25の読取領域に対する原稿A1の進入方向を検出し、その検出結果を画像補正部81へ出力する(ステップS101)。
このとき、画像補正部81は、スキャナユニット25の読取領域に対する原稿A1の進入方向が第1方向であれば、第1読取特性74を選択し、第1読取特性74に基づいて読取画像の補正処理を行う(ステップS102〜S104)。
一方、スキャナユニット25の読取領域に対する原稿A1の進入方向が第2方向である場合には、第2読取特性75を選択し、第2読取特性75に基づいて読取画像の補正処理を行う(ステップS102,S106,S104)。
読取領域に対する原稿A1の進入方向に応じた読取特性に基づくステップS104の補正処理は、当該原稿A1の読み取りが終了するまで繰り返される(ステップS105)。
本実施の形態によれば、スキャナユニット25の読取領域に対する原稿A1の進入方向に応じた読取特性に基づいて読取画像を補正することができるので、原稿A1が読取領域に対して第1方向から進入する場合と第2方向から進入する場合とで画質に差が生じるのを抑制することができる。
なお、本実施の形態では、原稿A1を一方向に移動させることにより、読取位置を一定方向に走査させて画像を読み取るシートスルー方式の読み取りの場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、投光器及び反射ミラーを含む光学系を副走査方向に移動させなら、フラットベッド上に載置された原稿を読み取るFBS(フラットベッドスキャナ)方式の読み取りにも本発明は適用することができる。
また、本実施の形態では、スキャナユニット25が本体部20内に配置され、搬送中の原稿A1を下側から読み取る場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、搬送中の原稿を上側から読み取るように読取部が配置されたスキャナ単体タイプの画像読取装置にも本発明は適用することができる。
1 ピックアップローラ
2 分離ローラ
3 リタードローラ
4,41〜50 搬送ローラ
5 パス選択部
10 ADF部
11 給紙トレイ部
12 排紙トレイ部
13 バックプレート
20 本体部
21 操作パネル
22 給紙カセット
23,24 紙検出センサ
25 スキャナユニット
31 原稿台
32 原稿ストッパー
33 排出口
60 筐体
61 コンタクトガラス
62 投光器
63〜65 反射ミラー
66 集光レンズ
67 ラインセンサ
71 進入方向検出部
72 読取特性判定部
73 読取特性記憶部
74 第1読取特性
75 第2読取特性
76 補正データ生成部
77 補正データ記憶部
78 一端部用シェーディング補正データ
79 中央部用シェーディング補正データ
80 他端部用シェーディング補正データ
81 画像補正部
100 複合機
A1 原稿
A2 前端部
A3 後端部
B1,B2,B11,B21,B22 搬送路

Claims (1)

  1. 原稿を光学的に読み取り、読取画像を生成する読取部と、
    上記読取部の読取領域に対する原稿の進入方向を検出する進入方向検出部と、
    均一濃度の原稿から予め読み取られた基準用読取画像に基づいて、原稿が上記読取領域に対して第1方向から進入する場合の第1読取特性、及び、第1方向とは反対方向の第2方向から進入する場合の第2読取特性をそれぞれ判定する読取特性判定部と、
    第1読取特性及び第2読取特性に基づいて、一端用シェーディング補正データ、中央部用シェーディング補正データ及び他端用シェーディング補正データを生成する補正データ生成部と、
    進入方向の検出結果、第1読取特性及び第2読取特性に基づいて、上記読取画像を補正する画像補正部とを備え
    上記画像補正部は、原稿が上記読取領域に対して第1方向から進入する場合には、上記一端用シェーディング補正データに基づいて、上記読取画像における原稿先端のシェーディング補正を行い、上記中央部用シェーディング補正データに基づいて、上記読取画像における原稿中央部のシェーディング補正を行うとともに、上記他端用シェーディング補正データに基づいて、上記読取画像における原稿後端のシェーディング補正を行い、原稿が上記読取領域に対して第2方向から進入する場合には、上記一端用シェーディング補正データに基づいて、上記読取画像における原稿後端のシェーディング補正を行い、上記中央部用シェーディング補正データに基づいて、上記読取画像における原稿中央部のシェーディング補正を行うとともに、上記他端用シェーディング補正データに基づいて、上記読取画像における原稿先端のシェーディング補正を行うことを特徴とする画像読取装置。
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