JPH0724850Y2 - 原稿読取り装置 - Google Patents

原稿読取り装置

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JPH0724850Y2
JPH0724850Y2 JP1989029437U JP2943789U JPH0724850Y2 JP H0724850 Y2 JPH0724850 Y2 JP H0724850Y2 JP 1989029437 U JP1989029437 U JP 1989029437U JP 2943789 U JP2943789 U JP 2943789U JP H0724850 Y2 JPH0724850 Y2 JP H0724850Y2
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勉 小林
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子写真装置の原稿読取り装置に関する。
〔従来の技術〕
電子写真装置において原稿像を読み取り、これを感光体
上に結像させる露光系としては、原稿が静止し光学系が
移動する方式と、原稿が移動し光学系が静止した状態で
露光する方式とがある。
原稿静止方式は、プラテンガラス上に載置した原稿を光
学系で走査して原稿像を得るもので、複写機に広く採用
されている。
原稿移動方式は、原稿をプラテンガラス上に載置して移
動させるプラテン移動型とシート状原稿だけをローラで
送るシートスルー型に大別される。プラテン移動型は普
及型の複写機に広く採用され、シートスルー型は原稿の
自動送りが容易であるためにファクシミリやイメージス
キャナーのような自動専用機に採用されている。
シートスルー型の原稿読取り装置は、プラテンを用いる
方式の読取り装置に比して小型でかつ、低コストであ
る。
第4図及び第5図は従来のシートスルー型の読取り装置
の例を示す正面図である。
第4図に示す読取り装置においては、図示しない原稿送
り装置から供給された原稿は矢印A方向に進み、入側ロ
ーラ31によりガラス板32とガイド33の間に送られ、つい
で矢印B方向に進んで出側ローラ34により排出される。
そして、原稿がガラス板32とガイド33の間を通過すると
きに、ランプ35,セルフォックレンズ36,イメージセンサ
37からなる光学系により原稿像が読み取られる。
第5図に示す読取り装置においては、図示しない原稿送
り装置から供給された原稿は矢印A方向に進み、入側ロ
ーラ31によりガラス板32と回転する押えローラ38の間に
送られ、ついで矢印B方向に進んで出側ローラ34により
排出される。そして、原稿がガラス板32と押えローラ38
の間を通過するときに、ランプ35,セルフォックレンズ3
6,イメージセンサ37からなる光学系により原稿像が読み
取られる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の読取り装置においては、次のよう
な問題があった。
すなわち、第4図に示した読取り装置においては、ガラ
ス板32とガイド33の間に約1mmの隙間があり、この部分
で原稿が波打ち,撓みを起こす。このとき、セルフォッ
クレンズ36の焦点深度が浅いために、イメージセンサ37
が検知できなかったり誤検知したりして、画像に歪み,
抜け,線等が発生する。とくに、原稿が入側ローラ31か
ら離れる時及び出側ローラ34に入る時にこの影響が大き
く現れる。
第5図に示した読取り装置においては、押えローラ38が
回転しているので、原稿の波打ちや撓みは生じないが、
原稿の通過していないときでも押えローラ38は常に回転
してガラス板32面を擦るので、ガラス板32面が汚れたり
疵が付いたりして、画質が低下する。また、ガラス板32
面は固定されていて、摩擦抵抗も高いので、押えローラ
38の回転に原稿が追従せず、原稿の送り速度の変動を引
き起こして画像に歪みが発生する。
このように、原稿移動方式の読取り装置においては、原
稿の送り性能の精度が直接画質に影響する。このため、
とくに、原稿像を画素単位に電気信号に変換するディジ
タル読取り装置においては、高画質を得るための読取り
精度の向上が課題となっていた。
そこで本考案は、原稿像読み取り時の原稿の波打ちや撓
み及び速度変動をなくし、原稿の読み取り精度を向上さ
せることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の原稿読取り装置は、その目的を達成するため
に、ランプにより照明された原稿からの反射光をレンズ
によりイメージセンサ上に結像させる静止した読取り光
学系に対して原稿を移動させて原稿の像を読み取る原稿
読取り装置において、前記読取り光学系の全部を胴部が
透明な回転ドラムの内側に配置し、前記回転ドラムの外
側表面に押えローラを圧接し、前記回転ドラムと前記押
えローラとの間で原稿を挟持しながら搬送し、前記回転
ドラムと前記押えローラの間を通過する原稿の像を前記
回転ドラムの厚みを1回だけ通過する光路を介して前記
読取り光学系により読み取る構造としたことを特徴とす
る。
また、前記回転ドラムに代えて透明な無端ベルトを配置
し、この無端ベルトの裏面側に光学系を固定して配置す
ることもできる。
〔作用〕
本考案の原稿読取り装置においては、原稿送り装置から
供給された原稿は、回転ドラムと押えローラ、または、
無端ベルトと押えローラに挟まれて移送される。このた
め、原稿が波打ちや撓みを起こすことがなく、また原稿
の移送速度の変動がなく、安定して移送されるので、高
い精度で原稿像を読み取ることができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、実施例により本考案の特徴
を具体的に説明する。
第1図は本考案実施例の読取り装置の全体構造を示す正
面図であり、第2図は第1図のI−I線断面図である。
本実施例の読取り装置においては、胴部が透明なドラム
1と、このドラム1に対向して押えローラ2を配置して
いる。
このドラム1は、第2図に示すように、フレーム3に支
持されたシャフト4にベアリング5を介して回転自在に
取り付けられており、胴部は透明なガラス製である。ド
ラム1の一方の端部はギヤハウジング6となっており、
ステッピングモータ7により駆動されるタイミングベル
ト8によってドラム1が回転する。なお、図中9は、ギ
ヤハウジング6及び端部10とガラス製胴部の間のシーリ
ングブッシュである。そして、このドラム1の内部に、
ランプ11,セルフォックレンズ12,イメージセンサ13から
なる光学系が固定して設置されている。この光学系自体
は従来の装置の光学系と同様なものである。光学系のハ
ーネス14は中空のシャフト4の内部を通ってドラム1の
外へ出ている。
押えローラ2は、従来の装置の押えローラと同様なもの
であり、ドラム1とは独立に、フレーム22にベアリング
23を介して回転自在に支持されている。なお、図中15
は、ドラム1に対して押えローラ2を弾性的に押し付け
るためのスプリングである。
上記構成の読取り装置において、原稿送り装置16から供
給された原稿は、フィードベルト17とリタードローラ18
によって1枚づつ入側ローラ19を経てドラム1と押えロ
ーラ2で形成されるニップ部に到来する。ドラム1と押
えローラ2はそれぞれ矢印方向に回転しており、押えロ
ーラ2はスプリング15によって弾性的にドラム1に押さ
え付けられているので、原稿はドラム1と押えローラ2
に挟まれて安定して移送される。このとき、ドラム1の
胴部は透明ガラス製であるので、光学系による原稿像の
読み取りは従来の装置と同様に行われる。すなわち、イ
メージセンサ13は、原稿センサ20が原稿を検知してから
一定時間後に読み取りを開始し、移送中の原稿の像を読
み取る。ドラム1と押えローラ2を出た原稿は出側ロー
ラ21により排出される。
本実施例の読取り装置においては、ドラム1と押えロー
ラ2に挟まれて移送される原稿には、波打ちや撓みが生
じないので、画像に歪み,抜け,線等が発生することが
ない。また、ドラム1の回転速度を一定に制御すること
によって、原稿を一定速度で移送することができるの
で、速度変動に起因する画像の歪みが発生することがな
い。また、ドラム1と押えローラ2は共に回転している
ので、従来の装置のようにドラム1のガラス面が汚れた
り疵付いたりすることがなく、画像の劣化も生じない。
第3図は本考案の他の実施例における読取り装置の要部
を示す正面図である。
本実施例の読取り装置においては、第1図の実施例装置
の回転ドラム1に代えて、ベルト幅方向の全部または一
部が透明な無端ベルト24を配置している。無端ベルト24
は少なくとも一方が駆動プーリである2個のプーリ25,2
6に巻き回され、適宜の張力を付与されて図中矢印方向
に移動する。そして、この無端ベルト24の裏面側に、ラ
ンプ11,セルフォックレンズ12,イメージセンサ13からな
る光学系が固定して設置されている。
このような構成の読取り装置において、図示しない原稿
送り装置から供給された原稿は、無端ベルト24と押えロ
ーラ2に挟まれて安定して移送される。
本実施例の読取り装置においても、無端ベルト24と押え
ローラ2に挟まれて移送される原稿には、波打ちや撓み
が生じることがなく、また、無端ベルト24の移動速度を
一定に制御することによって、原稿を一定速度で移送す
ることができるので、良好な画像を得ることができる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の原稿読取り装置におい
ては、胴部が透明な回転ドラムまたは透明な無端ベルト
に対向して押えローラを配置するとともに、回転ドラム
の内部または無端ベルトの裏面側に光学系を固定して設
置し、回転ドラムと押えローラの間、または、無端ベル
トと押えローラの間を通過する原稿の像を光学系により
読み取る構造とした。これにより、本考案は以下の効果
を奏する。
原稿は回転ドラムと押えローラ、または、無端ベル
トと押えローラに挟まれて移送されるので、原稿に波打
ちや撓みが生じない。このため、画像に歪み,抜け,線
等が発生することがない。
回転ドラムまたは無端ベルトの回転速度を一定に制
御することによって、原稿を一定速度で移送することが
できる。このため、原稿の送り速度の変動に起因する画
像の歪みが発生することがない。
回転ドラムと押えローラ、または、無端ベルトと押
えローラは、共に回転または移動するので、回転ドラム
の胴部あるいは無端ベルトの表面側が汚れたり疵付いた
りすることがない。このため画像の劣化も生じない。
原稿像の読取り精度の向上により、ディジタル方式
に要求される高画質のシートスルー型の原稿読取り装置
を小型・安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の読取り装置の全体構造を示す正
面図、第2図は第1図のI−I線断面図、第3図は本考
案の他の実施例の読取り装置の要部を示す正面図であ
り、第4図及び第5図は従来のシートスルー型の読取り
装置の例を示す正面図である。 1:ドラム、2,38:押えローラ 3:フレーム、4:シャフト 5:ベアリング、6:ギヤハウジング 7:ステッピングモータ、8:タイミングベルト 9:シーリングブッシュ、10:端部 11,35:ランプ 12,36:セルフォックレンズ 13,37:イメージセンサ、14:ハーネス 15:スプリング、16:原稿送り装置 17:フィードベルト、18:リタードローラ 19,31:入側ローラ、20:原稿センサ 21,34:出側ローラ、22:フレーム 23:ベアリング、24:無端ベルト 25,26:プーリ、32:ガラス板 33:ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/04 111 9122−2H

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランプにより照明された原稿からの反射光
    をレンズによりイメージセンサ上に結像させる静止した
    読取り光学系に対して原稿を移動させて原稿の像を読み
    取る原稿読取り装置において、 前記読取り光学系の全部を胴部が透明な回転ドラムの内
    側に配置し、前記回転ドラムの外側表面に押えローラを
    圧接し、前記回転ドラムと前記押えローラとの間で原稿
    を挟持しながら搬送し、前記回転ドラムと前記押えロー
    ラの間を通過する原稿の像を前記回転ドラムの厚みを1
    回だけ通過する光路を介して前記読取り光学系により読
    み取る構造としたことを特徴とする原稿読取り装置。
  2. 【請求項2】ランプにより照明された原稿からの反射光
    をレンズによりイメージセンサ上に結像させる静止した
    読取り光学系に対して原稿を移動させて原稿の像を読み
    取る原稿読取り装置において、 前記読取り光学系の全部を透明な無端ベルトの内側に配
    置し、前記無端ベルトの外側表面に押えローラを圧接
    し、前記無端ベルトと前記押えローラとの間で原稿を挟
    持しながら搬送し、前記無端ベルトと前記押えローラの
    間を通過する原稿の像を前記無端ベルトの厚みを1回だ
    け通過する光路を介して前記読取り光学系により読み取
    る構造としたことを特徴とする原稿読取り装置。
JP1989029437U 1989-03-14 1989-03-14 原稿読取り装置 Expired - Lifetime JPH0724850Y2 (ja)

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JPH02120966U JPH02120966U (ja) 1990-10-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61168755U (ja) * 1985-04-08 1986-10-20
JPS62100755U (ja) * 1985-12-16 1987-06-26
JPS62146357U (ja) * 1986-03-11 1987-09-16

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