JP2747624B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP2747624B2 JP21923091A JP21923091A JP2747624B2 JP 2747624 B2 JP2747624 B2 JP 2747624B2 JP 21923091 A JP21923091 A JP 21923091A JP 21923091 A JP21923091 A JP 21923091A JP 2747624 B2 JP2747624 B2 JP 2747624B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スキャナ・ファクシ
ミリ・転写機・複写機などの原稿読取装置に関する。詳
しくは、コンタクトガラスの読取位置に駆動ロ−ラを当
て、その間に原稿を通して前記駆動ロ−ラの回転で搬送
しながら、前記読取位置におけるその原稿上の画像情報
を読取光学系で読み取る原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種原稿読取装置には、例え
ば、図8に示すように搬送ロ−ラ1で原稿2をガイド板
3に沿って搬送し、原稿2を箱型のフレ−ム5の下面に
設けたコンタクトガラス6に沿わせるとともに、フレ−
ム5内に設けた光源7、ロッドレンズ8、センサ9など
で読取光学系10を構成し、その光源7からの光を原稿
2上で反射してロッドレンズ8で集光後、センサ9で電
気信号に変換し、読取光学系10で読取位置4における
原稿2上の画像情報を読み取るようにしたものがある。
ところが、搬送する原稿2には、折り畳んだもの、カ−
ルのかかったもの等があり、そのような原稿2を搬送す
るとその先端が折れたり、波打ったりして原稿2がコン
タクトガラス6面から浮き上がる。そして、コンタクト
ガラス6の下面の読取位置4に読取光学系10のピント
を合わせてあるため、原稿2にピントが合わず画素ずれ
を生じ、更に解像度が低下して読取品質の悪いものにな
る。
【0003】そこで、図7に示すように読取位置4のコ
ンタクトガラス6面に、原稿2を押圧する弾性部材11
を設けて原稿2の浮き上がりが無いようにしたものがあ
ったが、弾性部材11に原稿2が引掛かり、折れ、波打
ち、破れなどを起したり、紙詰まりを起こしたりする欠
点があった。
【0004】そのため、図6に示すように、読取位置4
のコンタクトガラス6面との間に一定の隙間を設けて白
基準ロ−ラ12を配置し、原稿2がスム−ズに送れるよ
うにしたものがあった。しかし、この場合前記の隙間の
ため、原稿2が読取位置4で浮き上がり、原稿2がガイ
ド板3に引掛かるという不具合があった。
【0005】そこで、図5に示すように読取位置4の下
側に空圧発生器13を設けて原稿2を読取位置4でコン
タクトガラス6に押圧するようにしたものがあった。し
かし、空圧発生器13の空圧では、折り曲げ原稿2など
を平らに伸ばして読み取ることは難しく、コンタクトガ
ラス6の下面から浮き上がってしまうため画素ずれや読
取品質の低下につながるという不具合があった。そのた
め、図4に示すようにコンタクトガラス6の読取位置4
に押圧搬送ロ−ラ14を当て、その間に原稿2を通して
押圧搬送ロ−ラ14の回転で搬送しながら、読取位置4
におけるその原稿2上の画像情報を読取光学系10で読
み取るようにしたものがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、原稿2がコ
ンタクトガラス6の摩擦力を受けながら、押圧搬送ロ−
ラ14の周面だけの摩擦力によって搬送され、また、原
稿2がカ−ルしているときなどに原稿2の先端がガイド
板3のロ−ラ逃げ用の穴縁3aに引掛かるなどして、原
稿2がスム−ズに送られないという問題点があった。ま
た、このような装置は、例えば両端に搬送ロ−ラ1を配
置するなどして、原稿2の浮きを防止して読取品質を向
上させるための手段を設けているため、装置自体が大型
化し、高コストとなっていた。
【0007】そこで、この発明の目的は、原稿がスム−
ズに送られるようにして読取品質を向上させるととも
に、原稿読取装置を軽量小型で低コストとすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載のこの発明は、例えば以下の図示実施例のように、コ
ンタクトガラスの読取位置31に駆動ロ−ラ22を当
て、その間に原稿25を通して前記駆動ロ−ラ22の回
転で搬送しながら、前記読取位置31におけるその原稿
25上の画像情報を読取光学系28で読み取る原稿読取
装置において、前記コンタクトガラスを、シリンダガラ
ス20としてその中に前記読取光学系28の一部を配置
して前記駆動ロ−ラ22に従動回転させてなる、ことを
特徴とする。
【0009】請求項2に記載のこの発明は、例えば以下
の図示実施例のように、請求項1に記載の原稿読取装置
において、前記シリンダガラス20内に、前記読取光学
系28の反射部材27a・27b・27cの一部27a
を位置調整可能に設けてなる、ことを特徴とする。
【0010】
【作用】そして、請求項1に記載の発明では、駆動ロ−
ラ22でシリンダガラス20を従動回転させてその間に
通した原稿25を搬送しながら、読取位置31における
その原稿25上の画像情報を読取光学系28で読み取
る。
【0011】また、請求項2記載の発明では、読取光学
系28の反射部材27a・27b・27cの一部27a
を位置調整して読取光学系28を調整する。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。
【0013】図1は、この発明の第1実施例の概略構成
を示す。符号20は、シリンダガラスを示す。21は、
シリンダガラス20の長さ方向両側に設けた上下方向に
長い方形状の位置決め板である。この両位置決め板21
間に白基準ロ−ラを兼ねる駆動ロ−ラ22を回転自在に
支持し、駆動ロ−ラ22と図示しない支持部材によって
支持されるコロ23・24とによってシリンダガラス2
0を支持する。そして、一方のコロ24は、付勢部材2
4aによってコロ23方向へ付勢してシリンダガラス2
0に押し当てる。一方、シリンダガラス20内には、縮
小型の読取光学系28の一部である光源26、フレア防
止用の導光板26a、光を後述する読取位置31へ集め
るための集光板26b、光路を屈折させて読取位置31
へ導くための反射部材27a、その他光量増加のための
図示しない反射板、或いはシェ−ディング板などを両位
置決め板21によって支持する。そして、読取光学系2
8の残りの構成部分であるセンサ29、レンズ30、読
取位置31からの光路を屈折する反射部材27のうちの
反射部材27b、27cをシリンダガラス20の外側に
一定の縮率で配置する。そして、シリンダガラス20の
駆動ロ−ラ22との接点をこの読取光学系28の読取位
置31とし、読取位置31の原稿25上の画像情報をセ
ンサ29上に結像させる。
【0014】また、原稿25の搬送を案内するガイド板
32を読取位置31の図中左方からシリンダガラス20
の外周面に沿って再び左方に戻るように設け、シリンダ
ガラス20の外周面から離れている部分には、ガイド板
32と対向して搬入路33、排出路34を構成する補助
ガイド板35・36を設ける。
【0015】そして、この原稿読取装置で原稿25を読
み取るときは、原稿25を搬入路33から給紙する。す
ると、図示しない原稿検出部で原稿25の有無が検出さ
れ、駆動ロ−ラ22が矢示方向に一定量回転する。駆動
ロ−ラ22の白色外周面は、光源26からの光を反射
し、その反射光をセンサ29によって複数回検出してシ
ェーデング補正を行う。原稿25が駆動ロ−ラ22に接
近すると、図示しない原稿検出部で原稿25を検出し、
駆動ロ−ラ22が回転して原稿25を搬送しながら読取
光学系28で読み取りを開始し、原稿25上の画像情報
を読み取る。そして、読取位置31を通過した原稿25
は、ガイド板32に沿って排出路34へ導かれて排出さ
れる。
【0016】この場合、シリンダガラス20はその自重
で駆動ロ−ラ22に接し、駆動ロ−ラ22に従動して回
転する。そして、その間に送り込まれる原稿25を駆動
ロ−ラ22とで挟み付けながら搬送する。従って、原稿
25は、読取位置31でシリンダガラス20から浮き上
がることなく滑らかに搬送される。また、読み取られた
原稿25は、ガイド板32によりシリンダガラス20と
ともに反回転し、排出路34を通って給紙側に排出され
る。そして、どんな紙厚の原稿25を搬送してもコロ2
4が進退自在に付勢されているので、シリンダガラス2
0が駆動ロ−ラ22の外周面から紙厚分だけ逃げるだけ
で左右に移動しない。従って、読取位置31が左右に移
動せず、読取時の副走査方向の画素ずれを防止する。ま
た、読取光学系28は、縮小型を採用しているため被写
界深度が等倍光学系に比べて深いので原稿の厚みが多少
変化しても読取品質上問題ない。
【0017】また、読取光学系28のセンサ29、レン
ズ30、反射部材27b、27cの図示しない支持フレ
−ムは、シリンダガラス20の外側にあるため光源26
から発生する熱の影響を受けることがない。従って、支
持フレ−ムの膨張により読取光学系28の各部材間の関
係位置が変わって読取品質が低下するということがな
い。また、読取光学系28の一部がシリンダガラス20
の外側にあるため、その組立てと調整が容易にできる。
そして、シリンダガラス20内には、一部の反射部材2
7aと光源26だけを設けるのでシリンダガラス20を
小型にすることができる。
【0018】図2及び図3は、図1に示す実施例の他例
を示すものであり、図3は、図2の矢示方向から見た平
面図である。この場合、平板状の光学ベ−ス37の一端
をシリンダガラス20の外側で図示しない固定部材に取
り付け、光学ベ−ス37をシリンダガラス20内に支持
する。そして、光学ベ−ス37には、縮小型の読取光学
系28のレンズ30、センサ29をシリンダガラス20
の外側に設け、反射部材27a・27b・27cをシリ
ンダガラス20の内側に一定の縮率で配置する。また、
駆動ロ−ラ22も光学ベ−ス37を支持する前記固定部
材に取り付ける。そのため、読取光学系28と読取位置
31との関係位置は精度よく保たれる。更に、読取光学
系28の前記センサ29などが片持ち支持された光学ベ
−ス37に配置されているため、シリンダガラス20を
容易に引き抜くことができる。従って、シリンダガラス
20にごみが付着したときなどのメンテナンスが容易で
ある。
【0019】
【発明の効果】従って、この発明では、駆動ロ−ラでシ
リンダガラスを従動回転させてその間に通した原稿を搬
送しながら読取位置におけるその原稿上の画像情報を読
取光学系で読み取るので、原稿の搬送が極めて滑らかに
行われ、装置の読取品質を向上させることができる。ま
た、シリンダガラス内に、前記読取光学系の一部のみを
設けたので、シリンダガラスを小型にすることができ
る。従って、原稿読取装置を軽量小型で低コストとする
ことができる。また、読取光学系の一部がシリンダガラ
スの外側にあり、光源から発生する熱の影響を受けるこ
とがないので、支持フレ−ムの膨張などによる読取品質
の低下がなく、且つ組立てと調整が容易にできる。
【0020】更に、請求項2に記載の発明では、シリン
ダガラス内に、前記読取光学系の反射部材の一部を位置
調整可能に設けたので、読取光学系の調整が極めて容易
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である原稿読取装置の概略
構成図である。
【図2】他の実施例の概略構成を示す斜視図である。
【図3】その平面図である。
【図4】第1の従来例の概略構成図である。
【図5】第2の従来例の概略構成図である。
【図6】第3の従来例の概略構成図である。
【図7】第4の従来例の概略構成図である。
【図8】第5の従来例の概略構成図である。
【符号の説明】
20 シリンダガラス 22 駆動ロ−ラ 25 原稿 27 反射部材 28 読取光学系 31 読取位置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトガラスの読取位置に駆動ロ−
    ラを当て、その間に原稿を通して前記駆動ロ−ラの回転
    で搬送しながら、前記読取位置におけるその原稿上の画
    像情報を読取光学系で読み取る原稿読取装置において、
    前記コンタクトガラスを、シリンダガラスとしてその中
    に前記読取光学系の一部を配置して前記駆動ロ−ラに従
    動回転させてなる、原稿読取装置。
  2. 【請求項2】 前記シリンダガラス内に、前記読取光学
    系の反射部材の一部を位置調整可能に設けてなる、請求
    項1に記載の原稿読取装置。
JP21923091A 1991-08-05 1991-08-05 原稿読取装置 Expired - Lifetime JP2747624B2 (ja)

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