JP3495975B2 - イメージセンサユニットおよびこれを備えた画像読取装置 - Google Patents

イメージセンサユニットおよびこれを備えた画像読取装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばイメージ
スキャナ、ファクシミリあるいは複写機等の画像読取装
置に係り、特に画像読取部に設けられるイメージセンサ
ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機や複写機能とファクシミリ
機能を有する複合機、オートドキュメントフィーダ(A
DF)を有するイメージスキャナとして、原稿をガラス
面上に固定して走査する機能と光学系を固定して原稿を
移動させながら走査する(流し読み)機能の双方を持っ
た装置が提案されている。
【0003】たとえば、図10に示すように画像読取部
において画像読取手段である密着型イメージセンサ(C
IS)1がガラス2の下に配置されている。CIS1を
副走査方向に移動させながら、ガラス2上に載置された
静止原稿Dを読み取り、あるいは第2ガラス2aでは静
止するCIS1が移動する原稿Dを読み取るようになっ
ている。
【0004】ここで、従来の密着型イメージセンサの構
成例を説明する。従来の密着型イメージセンサ1の構成
例として、図11に示したように光源として複数のLE
D3を列設したLEDアレイ4を持ち、セルフォックレ
ンズアレイ5の両側にLEDアレイ4が一対配置され
る。また、セルフォックレンズアレイ5の下方には1次
元受光素子アレイ6が配置されている。これらの部材は
枠体7内に配置構成されるとともに、イメージセンサ1
の上部にはカバーガラス8が付設される。
【0005】LED34から発せられた光は、図11
(B)のようにガラス2上に載置された静止原稿Dに照
射され、その反射光がセルフォックレンズアレイ5を介
してCCD等の1次元受光素子アレイ6に結像するよう
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のイメ
ージセンサにおいて、図11に示したように左右に往復
移動し、読取範囲終了位置では点線で示されるように画
像読取部の端部に移動する。しかしながら、この端部に
はガラス2を支持するためのフレーム9が設けられてい
るため、そのままではそれ以上移動するとイメージセン
サ1がフレーム9に当接してしまう。そのため従来では
かかる当接を避けるために、この位置よりも装置の内方
側に読取範囲終了位置が設定されざるを得ず、この結果
実質的に装置、特に画像読取部が大型化していた。
【0007】本発明はかかる実情に鑑み、有効に小型化
を実現するとともに適正な画像読取により良好な画像を
得ることができるイメージセンサユニットおよびこれを
備えた画像読取装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のイメージセンサ
ユニットは、原稿が載置される透明板を有する画像読取
装置に組み込まれて使用され、前記原稿の画像情報面を
照らす光源と、前記原稿からの反射光を等倍に結像して
1次元受光素子アレイに入射させる結像手段と、前記光
源、前記結像手段及び前記1次元受光素子アレイを一体
に保持する枠体とを備え、前記透明板に対して副走査方
向に移動させることによって前記原稿を読み取るイメー
ジセンサユニットであって、前記光源は、発光素子と、
該発光素子の光を長手方向に導く導光体と、該導光体の
照射部を除く外側を直接覆う白色部とから構成され、前
記画像読取装置の副走査方向端部に移動した状態で、前
記透明板の端部を支持する前記画像読取装置のフレーム
下側にもぐり込み可能とするために前記透明板側の前記
白色部が前記透明板から離間した状態で露出するように
前記導光体を前記枠体内に配置し、露出した前記白色部
の一部に前記透明板の原稿非載置部から入射した外光が
反射して前記原稿の画像情報面を照射することを防止す
るための反射防止手段を設けたことを特徴とする。
【0009】 また、本発明のイメージセンサユニット
において、前記透明板の原稿載置面に垂直な方向におけ
る前記導光体の高さ位置が、前記結像手段の光学部材よ
りも低く設定されることを特徴とする。
【0010】また、本発明のイメージセンサユニットに
おいて、前記反射防止手段は、前記白色部の上面部に施
された黒色表面処理であることを特徴とする。
【0011】また、本発明のイメージセンサユニットに
おいて、前記反射防止手段は、前記白色部の上面部に施
された粗面化性状または微小凹凸状の表面処理であるこ
とを特徴とする。
【0012】また、本発明の画像読取装置は、上記いず
れかのイメージセンサユニットを前記透明板に載置され
た原稿に対して副走査方向に移動させる移動機構を有す
ることを特徴とする。
【0013】
【0014】本発明によれば、イメージセンサユニット
において導光体の高さを低くし、カバーガラスを持たな
いことで、画像読取部の端部フレームの下側へもぐり込
むまで移動させることができる。これによりフレームの
内部空間を有効に利用することができる、実質的に画像
読取部まわりを小型化することができる。
【0015】また、導光体の上面部に反射防止手段を設
けることにより、圧板開放時等に外光が入っても導光体
の上面で反射するのを防ぐことができ、シェーディング
補正不良によるかぶり等の発生をなくし、つねに適正な
シェーディング補正を保証することができる。また、小
サイズの原稿のブック読みの場合にいわゆる、白飛び現
象が起こるのを防ぐことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明によ
るイメージセンサユニットおよびこれを備えた画像読取
装置の好適な実施の形態を説明する。この実施形態は本
発明をファクシミリ装置に適用したもので、図1は本発
明のファクシミリ装置を前方から見た透視図、図2はそ
のファクシミリの斜視図、図3は画像読取部の拡大透視
図である。
【0017】まず、ファクシミリ装置全体の概略を説明
する。図1、図2および図3において、101は装置本
体、102はシート原稿Dを複数枚積載し、1枚ずつ分
離、搬送するADF(オートドキュメントフィーダ)圧
板、103はシート原稿Dの表面および原稿台ガラス上
のブック原稿の画像情報を読み取る画像読取部、104
はLEDアレイを使用した電子写真プリンタからなる記
録装置本体、105は表示部・入力キー等により構成さ
れる操作部、106は原稿載置台、107は原稿台ガラ
ス、108は移動型のイメージセンサユニット、109
は流し読みガラスである。
【0018】また、110はLEDヘッドユニット、1
11は画像形成部、112はカセット給紙部、113は
記録装置本体104の上部にシート材Pを複数枚積載す
ることができるように構成された記録シート排紙部、1
14はカートリッジカバー部、115はADF分離部、
116は裏面読取センサ部、117は原稿排紙部、11
8はブック原稿を押圧する原稿押え板、119は画像読
取部103と記録装置本体104との接合部、120は
ファクシミリ装置の制御部、121はシート原稿搬送
部、122は両面搬送部カバー、123は搬送方向切換
部、124はレジスト搬送部、125は記録装置本体1
04内部に配置されたMP(マルチペーパー)給紙部、
150は両面搬送部である。
【0019】まず、ブック原稿の読取について説明す
る。ADF圧板102はヒンジ部102aを介して画像
読取部103に回動可能に取り付けられている。ヒンジ
部102aは装置の背面側左右に各1個(左側は図示せ
ず)配設され、ADF圧板102の手前側を持ち上げる
ことで開閉可能としている(図1、両矢印参照)。ヒン
ジ部102aはダンパやカム、バネ部材などの組合わせ
によりADF圧板102を所定の角度(たとえば70
°)までの開いた状態で静止させることが可能である。
ADF圧板102が開いた状態では原稿台ガラス107
上に原稿をセットすることが可能になっている。
【0020】移動型イメージセンサユニット108はL
EDと樹脂製導光体などからなる光源から原稿の画像情
報面に光を照射し、画像情報面で反射した反射光をセル
フォックレンズ(商標)で一次元受光素子アレイに結像
して画像情報を読み取るものである。
【0021】移動型イメージセンサユニット108は図
4に示すように、ガイド軸103cに沿って装置の左右
方向に移動可能になっており、タイミングベルト103
a、駆動プーリ103bおよび図示しない駆動モータな
どにより所望の位置に移動可能である。この場合、キャ
リッジ103dを介してガイド軸103cに支持される
とともに、スプリング103eによって上方へ付勢され
る。イメージセンサユニット108と原稿台ガラス10
7の間にはスペーサ108aが介挿される。イメージセ
ンサユニット108はブック読取範囲開始位置107a
からブック読取範囲終了位置107bまでの所定の範囲
の原稿台ガラス107上に置かれた原稿の画像を等速移
動することで読み取るようになっている。
【0022】原稿台ガラス107上部に張り出したジャ
ンプ台109bの下面には白色シート109cが配設さ
れ、イメージセンサユニット108の読取位置がその下
部にあるときにイメージセンサユニット108のシェー
ディング補正を行う。ブックスキャンを行う場合、1回
のスキャンのたびにイメージセンサユニット108はジ
ャンプ台109bの下部を通過するためスキャンのたび
にシェーディング補正を行うことができる。このことは
点灯時間に応じて光量が変化する移動型イメージセンサ
108の光源の影響を減らすために有効である。
【0023】原稿押え板118は白色シート、スポンジ
などを積層して構成され、原稿台ガラス107上に置か
れた原稿の浮きを防止する。原稿押え板118は左端1
18aがブック読取範囲開始位置107aの左側、右端
118bがブック読取範囲終了位置107bの右側まで
延設されている。
【0024】つぎに、シート原稿Dの読取について説明
する。ADF分離部115は図示しないアクチュエータ
により上下動可能に配設されたピックアップローラ11
5a、分離ローラ115b、分離ローラ115bに圧接
され逆方向に回転するリタードローラ115cなどから
なる。
【0025】まず、原稿載置台106上に表(おもて)
面を上に向けて積載したシート原稿Dをピックアップロ
ーラ115を下げることで押圧し、分離ローラユ15b
およびリタードローラ115cの間に送り込み、リター
ドローラ115cと圧接した分離ローラ115bで1枚
ずつ分離する。つぎに、図示しない押圧バネにより押圧
された分離搬送コロ121a,121bと圧接した読取
搬送ローラ121cにより、原稿ガイド121dに沿っ
てUターン紙パスを搬送する。
【0026】つぎに、流し読みガラス109部に搬送
し、図示しない付勢バネで押圧されたシート原稿押え板
121eにより、シート原稿Dを流し読みガラス109
に押圧して密着させつつ、シート原稿読取位置109a
上でシート原稿Dの表面の画像情報を読み取る。このと
きイメージセンサユニット108はシート原稿読取位置
109aに移動する。つぎに、シート原稿Dをジャンプ
台109bでADF圧板102側に戻し、押圧バネによ
り押圧された読取搬送コロ121fと圧接した読取搬送
ローラ121cによって搬送する。
【0027】さらに、押圧バネによって押圧された排紙
コロ117aと圧接した排紙ローラ117bにより原稿
排紙トレイ117cに排紙するようになっている。排紙
ローラ117bの上流側には読取済みスタンプ121g
が配設され、シート原稿Dの表面に押印可能になってい
る。
【0028】密着型イメージセンサ116aはLEDと
樹脂製導光体などからなる光源から原稿の画像情報面に
光を照射し、画像情報面で反射した反射光をセルフォツ
クレンズ(商標)で一次元受光素子アレイに結像して画
像情報を読取るものである。
【0029】原稿載置台106はADF圧板102に固
定的に配設されており、原稿載置台106にはシート原
稿Dの搬送方向と直角方向(シート原稿Dの幅方向)に
スライド可能なスライダ106aが設けられている。こ
のスライダ106aによって原稿載置台106上に積載
されたシート原稿Dの両サイドを揃えることができるよ
うになっている。また、原稿載置台106上には原稿長
さセンサ106bが配設され、セットされたシート原稿
Dの長さを検知することができる。また、ADF分離部
115にはシート原稿Dの幅方向に複数配設された原稿
幅センサ115dによってシート原稿Dの有無と幅を検
知することができる。原稿幅センサ115dと原稿長さ
センサ106bの検知出力の組合わせにより原稿サイズ
とセット方向を検知することができる。
【0030】また、シート原稿搬送部121には原稿給
送センサ121hと原稿端センサ121iが配設されて
いる。原稿給送センサ121hはADF分離部115か
らシート原稿Dが繰り出されたかどうかや、シート原稿
Dの後端の通過を検知する。原稿端センサ121iはシ
ート原稿Dの先端および後端の通過を検知し、その出力
は読取のタイミング制御に使用される。できる。
【0031】さて、上述したように本発明のイメージセ
ンサユニット108において、光源により原稿を照射
し、原稿からの反射光を結像光学系を介してセンサに入
射させることにより原稿画像を読み取るようになってい
る。
【0032】ここで、図5は本実施形態に係るイメージ
センサユニット108の具体的構成例を示している。イ
メージセンサユニット108は、光源として発光素子で
あるLED10とこのLED10で発せられた光を原稿
へと導く導光体11を含み、結像光学系を構成するセル
フォックレンズアレイ12の両側に沿って一対の導光体
光源が設けられる。なお、セルフォックレンズアレイ1
2の直下に受光素子13が配設され、イメージセンサ構
成部材は枠体14内に配置構成される。
【0033】LED10は導光体11の長手方向のいず
れかの端部に固定されるが、図示例では一方の導光体1
1の一端と他方の導光体11の他端にそれぞれ1個設け
られる。このように2つの導光体11の間で反対側に設
け、かつ中心軸Cに対して点対称の配置構成とする。
【0034】各LED10ら発せられた光はそれぞれの
導光体11内で反射を繰り返しながら進行することで、
導光体11の全長から出射する。導光体11から出射し
た光は、図6のように原稿台ガラス107上のブック原
稿に照射され、それぞれの反射光がセルフォックレンズ
アレイ12を通って受光素子13に入射する。
【0035】特に本発明では図6に示されるように、導
光体11の高さ位置をセルフォックレンズアレイ12よ
りも低くする。すなわち、導光体11の上面とセルフォ
ックレンズアレイ12の頂部の間にhの段差が設定され
る。また、イメージセンサユニット108はカバーガラ
スを有しておらず、導光体11が露出したかたちで設け
られる。
【0036】このように導光体11の高さを低くし、カ
バーガラスを持たないことで、図7に示されるようにイ
メージセンサユニット108の一部がフレーム103f
の下側へもぐり込むまで移動させることができる。な
お、フレーム103fにおけるスペーサ108aの対応
部分には該スペーサ108aを逃げるための切欠き(図
示せず)を設けておく。したがって、フレーム103f
の内部空間を有効に利用することができるため、実質的
に画像読取部まわりを小型化することができる。
【0037】つぎに、本発明の第2の実施形態を説明す
る。この種のイメージセンサでは導光体11において、
図8(A)のように光の照射開口部を除く表面に白色の
表面処理11aが施される。この白色の表面処理11a
によって発光素子の光を内面反射させ、光を集束させる
ことができるようになっている。この場合、図8(B)
のように原稿Dと導光体11の間にある程度の距離を持
ちながら読取を行なうと、外光や導光体11自身の散乱
光などが表面処理11a、あるいは原稿Dやシェーディ
ング補正板で反射することがある。そして、その反射光
は余剰光となってセンサに入り、そのままでは画象の濃
度ムラ等の原因になる。
【0038】第2の実施形態では上述したような反射光
が読取面に入らないようにする手段を有している。図9
は読取面へ反射するのを防止する手段の例を示してい
る。図9(A)において、導光体11の上面に黒色(つ
や消し)の表面処理15が施される。
【0039】表面処理15を設けることにより、圧板開
放時に外光が入っても導光体11の上面で反射するのを
防ぐことができる。これによりシェーディング補正不良
によるかぶり等の発生をなくし、つねに適正なシェーデ
ィング補正を保証することができる。また、小サイズの
原稿のブック読みでADF(圧板)を開いて読み取りを行
う場合に原稿の外側からの入射光が導光体に反射して原
稿面を照らして原稿面濃度が変化してしまう現象---い
わゆる、白飛び現象が起こるのを防ぐことができる。表
面処理15については、黒色のコーティング、黒色シー
トの貼り付けなど様々な形態で実施可能である。
【0040】また、図9(B)のように導光体11の上
面を粗面化し、あるいはギザギザ状等の微小凹凸状に成
形する表面処理16が施される。このように上面の性状
により外光等が読取面へ入らないように反射させること
ができる。さらに、図9(C)のように導光体11の上
面を一定の角度をつけて形成してなる傾斜面17を有す
る。この傾斜面17によれば、外光等が読取ライン上へ
反射しないようにすることができる。
【0041】第2の実施形態において反射光が読取面に
入らないようにする手段を有しているが、これらの手段
は特に第1の実施形態のように導光体11の高さ位置を
セルフォックレンズアレイ12よりも低くした場合に極
めて有効である。
【0042】なお、上記実施形態において画像読取装置
としてファクシミリ装置について説明したが、スキャナ
プリンタやデジタル複写機に適用することもできる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種の画像読取装置において導光体の照射部を除く外側
を直接覆う白色部を露出させた場合に、露出した白色部
の一部に反射防止手段を設けたことにより、白色部で外
光が反射することに起因するかぶりや白飛び現象等の発
生を防止し、常に良好な画像を得ることができる等の効
果を奏する。また、イメージセンサが画像読取装置の副
走査方向端部に移動した状態で、透明板の端部を支持す
る前記画像読取装置のフレーム下側にもぐり込み可能と
したことにより、実質的に画像読取部を小型化すること
ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるファクシミリ装置を
前方から見た透視図である。
【図2】本発明の実施形態におけるファクシミリの斜視
図である。
【図3】本発明の実施形態における画像読取部の拡大透
視図である。
【図4】本発明の実施形態における画像読取部の内部構
造を示す図である。
【図5】本発明の実施形態におけるイメージセンサユニ
ットの構成例を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施形態におけるイメージセンサユニ
ットの構成例を示す断面図である。
【図7】本発明の実施形態におけるイメージセンサユニ
ットによる画像読取部での配置関係を示す図である。
【図8】導光体の光照射作用と上面における外光反射作
用を説明する図である。
【図9】本発明の実施形態におけるイメージセンサユニ
ットの導光体の反射防止手段の構成例を示す図である。
【図10】従来の画像読取装置における画像読取部の内
部構造を示す図である。
【図11】従来のイメージセンサユニットの構成例を図
である。
【図12】従来のイメージセンサユニットにおける画像
読取部での配置関係を示す図である。
【符号の説明】
10 LED 11 導光体 12 セルフォックレンズアレイ 13 センサ 14 枠体 15,16 表面処理 17 傾斜面 101 装置本体 102 ADF圧板 103 画像読取部 104 記録装置本体 105 操作部 106 原稿載置台 107 原稿台ガラス 108 イメージセンサユニット 109 流し読みガラス 110 LEDヘッドユニット 111 画像形成部 112 カセット給紙部 113 記録シート排紙部 114 カートリッジカバー部 115 ADF分離部 116 裏面読取センサ部 117 原稿排紙部 118 原稿押え板 120 ファクシミリ装置の制御部 121 シート原稿搬送部 122 両面搬送部カバー 123 搬送方向切換部 124 レジスト搬送部 125 MP給紙部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−162587(JP,A) 特開 平7−203129(JP,A) 特開 平11−55464(JP,A) 特開 平5−167053(JP,A) 特開 平10−271278(JP,A) 実開 平5−25871(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/028 G03B 27/50 G03B 27/54 G06T 1/00 420 H04N 1/04 101

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿が載置される透明板を有する画像読
    取装置に組み込まれて使用され、前記原稿の画像情報面
    を照らす光源と、前記原稿からの反射光を等倍に結像し
    て1次元受光素子アレイに入射させる結像手段と、前記
    光源、前記結像手段及び前記1次元受光素子アレイを一
    体に保持する枠体とを備え、前記透明板に対して副走査
    方向に移動させることによって前記原稿を読み取るイメ
    ージセンサユニットであって、 前記光源は、発光素子と、該発光素子の光を長手方向に
    導く導光体と、該導光体の照射部を除く外側を直接覆う
    白色部とから構成され、前記画像読取装置の副走査方向
    端部に移動した状態で、前記透明板の端部を支持する前
    記画像読取装置のフレーム下側にもぐり込み可能とする
    ために前記透明板側の前記白色部が前記透明板から離間
    した状態で露出するように前記導光体を前記枠体内に配
    置し、露出した前記白色部の一部に前記透明板の原稿非
    載置部から入射した外光が反射して前記原稿の画像情報
    面を照射することを防止するための反射防止手段を設け
    たことを特徴とするイメージセンサユニット。
  2. 【請求項2】 前記透明板の原稿載置面に垂直な方向に
    おける前記導光体の高さ位置が、前記結像手段の光学部
    材よりも低く設定されることを特徴とする請求項1に記
    載のイメージセンサユニット。
  3. 【請求項3】 前記反射防止手段は、前記白色部の上面
    部に施された黒色表面処理であることを特徴とする請求
    項1又は2に記載のイメージセンサユニット。
  4. 【請求項4】 前記反射防止手段は、前記白色部の上面
    部に施された粗面化性状または微小凹凸状の表面処理で
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載のイメージ
    センサユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のイ
    メージセンサユニットを前記透明板に載置された原稿に
    対して副走査方向に移動させる移動機構を有することを
    特徴とする画像読取装置。
JP2000245189A 2000-08-11 2000-08-11 イメージセンサユニットおよびこれを備えた画像読取装置 Expired - Fee Related JP3495975B2 (ja)

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