JPH04326244A - 原稿読取装置 - Google Patents
原稿読取装置Info
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- JPH04326244A JPH04326244A JP3122762A JP12276291A JPH04326244A JP H04326244 A JPH04326244 A JP H04326244A JP 3122762 A JP3122762 A JP 3122762A JP 12276291 A JP12276291 A JP 12276291A JP H04326244 A JPH04326244 A JP H04326244A
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- 239000005343 cylinder glass Substances 0.000 claims abstract description 36
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 26
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims abstract description 18
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000003491 array Methods 0.000 description 1
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- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スキャナ・ファクシ
ミリ・転写機・複写機などの原稿読取装置に関する。詳
しくは、コンタクトガラスの読取位置に駆動ロ−ラを当
て、その間に原稿を通して前記駆動ロ−ラの回転で搬送
しながら、前記読取位置におけるその原稿上の画像情報
を読取光学系で読み取る原稿読取装置に関する。
ミリ・転写機・複写機などの原稿読取装置に関する。詳
しくは、コンタクトガラスの読取位置に駆動ロ−ラを当
て、その間に原稿を通して前記駆動ロ−ラの回転で搬送
しながら、前記読取位置におけるその原稿上の画像情報
を読取光学系で読み取る原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種原稿読取装置には、例えば
、図10に示すように搬送ロ−ラ1で原稿2をガイド板
3に沿って搬送し、その読取位置4の原稿2を箱型のフ
レ−ム5の下面に設けたコンタクトガラス6に沿わせる
とともに、フレ−ム5内に設けた光源7、ロッドレンズ
8、センサ9等から読取光学系10を構成し、その光源
7からの光を原稿2上で反射してロッドレンズ8で集光
後、センサ9で電気信号に変換して原稿2上の画像情報
を読み取るようにしたものがある。ところが、搬送する
原稿2には、折り畳んだもの、カ−ルのかかったもの等
があり、そのような原稿2を搬送するとその先端が折れ
たり、波打ったりして原稿2がコンタクトガラス6面か
ら浮き上がる。そして、コンタクトガラス6の下面の読
取位置4に読取光学系10のピントを合わせてあるため
、原稿2にピントが合わず画素ずれを生じ、更に解像度
が低下して読取品質の悪いものになる。
、図10に示すように搬送ロ−ラ1で原稿2をガイド板
3に沿って搬送し、その読取位置4の原稿2を箱型のフ
レ−ム5の下面に設けたコンタクトガラス6に沿わせる
とともに、フレ−ム5内に設けた光源7、ロッドレンズ
8、センサ9等から読取光学系10を構成し、その光源
7からの光を原稿2上で反射してロッドレンズ8で集光
後、センサ9で電気信号に変換して原稿2上の画像情報
を読み取るようにしたものがある。ところが、搬送する
原稿2には、折り畳んだもの、カ−ルのかかったもの等
があり、そのような原稿2を搬送するとその先端が折れ
たり、波打ったりして原稿2がコンタクトガラス6面か
ら浮き上がる。そして、コンタクトガラス6の下面の読
取位置4に読取光学系10のピントを合わせてあるため
、原稿2にピントが合わず画素ずれを生じ、更に解像度
が低下して読取品質の悪いものになる。
【0003】そこで、図9に示すように読取位置4のコ
ンタクトガラス6面に、原稿2を押圧する弾性部材11
を設けて原稿2の浮き上がりが無いようにしたものがあ
ったが、弾性部材11に原稿2が引掛かり、折れ、波打
ち、破れなどを起したり、紙詰まりを起こしたりする欠
点があった。
ンタクトガラス6面に、原稿2を押圧する弾性部材11
を設けて原稿2の浮き上がりが無いようにしたものがあ
ったが、弾性部材11に原稿2が引掛かり、折れ、波打
ち、破れなどを起したり、紙詰まりを起こしたりする欠
点があった。
【0004】そのため、図8に示すように、読取位置4
のコンタクトガラス6面との間に一定の隙間を設けて白
基準ロ−ラ12を配置し、原稿2がスム−スに送れるよ
うにしたものがあった。しかし、この場合前記の隙間の
ため、原稿2が読取位置4で浮き上がり、原稿2がガイ
ド板3に引掛かるという不具合があった。
のコンタクトガラス6面との間に一定の隙間を設けて白
基準ロ−ラ12を配置し、原稿2がスム−スに送れるよ
うにしたものがあった。しかし、この場合前記の隙間の
ため、原稿2が読取位置4で浮き上がり、原稿2がガイ
ド板3に引掛かるという不具合があった。
【0005】そこで、図7に示すように読取位置4の下
側に空圧発生部13を設けて原稿2を読取位置4でコン
タクトガラス6に押圧するようにしたものがあった。し
かし、折り曲げ原稿2などを空圧発生部13の空圧では
、原稿2を平らに伸ばして読み取ることは難しく、コン
タクトガラス6の下面から浮き上がってしまうため画素
ずれや読取品質の低下につながるという不具合があった
。そのため、図6に示すようにコンタクトガラス6の読
取位置4に押圧搬送ロ−ラ14を当て、その間に原稿2
を通して押圧搬送ロ−ラ14の回転で搬送しながら、読
取位置4におけるその原稿2上の画像情報を読取光学系
10で読み取るようにしたものがあった。
側に空圧発生部13を設けて原稿2を読取位置4でコン
タクトガラス6に押圧するようにしたものがあった。し
かし、折り曲げ原稿2などを空圧発生部13の空圧では
、原稿2を平らに伸ばして読み取ることは難しく、コン
タクトガラス6の下面から浮き上がってしまうため画素
ずれや読取品質の低下につながるという不具合があった
。そのため、図6に示すようにコンタクトガラス6の読
取位置4に押圧搬送ロ−ラ14を当て、その間に原稿2
を通して押圧搬送ロ−ラ14の回転で搬送しながら、読
取位置4におけるその原稿2上の画像情報を読取光学系
10で読み取るようにしたものがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、原稿2がコ
ンタクトガラス6の摩擦力を受けながら、押圧搬送ロ−
ラ14の周面だけの摩擦力によって搬送され、また、原
稿2がカ−ルしているときなどに原稿2の先端がガイド
板3のロ−ラ逃げ用の穴縁3aに引掛かるなどして、原
稿2がスム−スに送られないという問題点があった。
ンタクトガラス6の摩擦力を受けながら、押圧搬送ロ−
ラ14の周面だけの摩擦力によって搬送され、また、原
稿2がカ−ルしているときなどに原稿2の先端がガイド
板3のロ−ラ逃げ用の穴縁3aに引掛かるなどして、原
稿2がスム−スに送られないという問題点があった。
【0007】そこで、この発明の目的は、原稿読取装置
における上記の問題点を無くして原稿がスム−スに送ら
れるようにして読取品質を向上させることにある。
における上記の問題点を無くして原稿がスム−スに送ら
れるようにして読取品質を向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載のこの発明は、例えば以下の図示実施例のように、コ
ンタクトガラスの読取位置38に駆動ロ−ラ26を当て
、その間に原稿39を通して前記駆動ロ−ラ26の回転
で搬送しながら、前記読取位置38におけるその原稿3
9上の画像情報を読取光学系37で読み取る原稿読取装
置において、前記コンタクトガラスをシリンダガラス2
0とし、その中に前記読取光学系37を配置して前記駆
動ロ−ラ26に従動回転させてなる、ことを特徴とする
。
載のこの発明は、例えば以下の図示実施例のように、コ
ンタクトガラスの読取位置38に駆動ロ−ラ26を当て
、その間に原稿39を通して前記駆動ロ−ラ26の回転
で搬送しながら、前記読取位置38におけるその原稿3
9上の画像情報を読取光学系37で読み取る原稿読取装
置において、前記コンタクトガラスをシリンダガラス2
0とし、その中に前記読取光学系37を配置して前記駆
動ロ−ラ26に従動回転させてなる、ことを特徴とする
。
【0009】請求項2に記載のこの発明は、例えば以下
の図示実施例のように、請求項1に記載の発明において
、前記駆動ロ−ラ26が、前記読取光学系37の白基準
を決定する白基準ロ−ラを兼ねてなる、ことを特徴とす
る。
の図示実施例のように、請求項1に記載の発明において
、前記駆動ロ−ラ26が、前記読取光学系37の白基準
を決定する白基準ロ−ラを兼ねてなる、ことを特徴とす
る。
【0010】また、請求項3に記載のこの発明は、例え
ば以下の図示実施例のように、請求項1に記載の発明に
おいて、前記原稿39をその供給側に排出する排出路4
2を設けてなる、ことを特徴とする。
ば以下の図示実施例のように、請求項1に記載の発明に
おいて、前記原稿39をその供給側に排出する排出路4
2を設けてなる、ことを特徴とする。
【0011】また、請求項4に記載のこの発明は、例え
ば以下の図示実施例のように、請求項1に記載の発明に
おいて、前記シリンダガラス20内に風を送る冷却ファ
ン45を備えてなる、ことを特徴とする。
ば以下の図示実施例のように、請求項1に記載の発明に
おいて、前記シリンダガラス20内に風を送る冷却ファ
ン45を備えてなる、ことを特徴とする。
【0012】
【作用】そして、請求項1に記載の発明では、駆動ロ−
ラ26でシリンダガラス20を従動回転させてその間に
通した原稿39を搬送しながら、読取位置38における
その原稿39上の画像情報を読取光学系37で読み取る
。
ラ26でシリンダガラス20を従動回転させてその間に
通した原稿39を搬送しながら、読取位置38における
その原稿39上の画像情報を読取光学系37で読み取る
。
【0013】請求項2記載の発明では、駆動ロ−ラ26
で読取光学系における白基準を決定する。
で読取光学系における白基準を決定する。
【0014】請求項3に記載の発明では、読取済みの原
稿39を排出路42で供給側に排出する。
稿39を排出路42で供給側に排出する。
【0015】請求項4に記載の発明では、冷却ファン4
5でシリンダガラス20内に風を送り込む。
5でシリンダガラス20内に風を送り込む。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。
について説明する。
【0017】図1及び図2は、この発明の第1実施例の
概略構成を示す。符号20はシリンダガラスを示す。そ
の内部には、長さ方向にブロック21を挿入し、その両
端にT字形の位置決め板22を固定する。そして、その
位置決め板22を図示しないフレ−ムに取り付けてそれ
で支持する。
概略構成を示す。符号20はシリンダガラスを示す。そ
の内部には、長さ方向にブロック21を挿入し、その両
端にT字形の位置決め板22を固定する。そして、その
位置決め板22を図示しないフレ−ムに取り付けてそれ
で支持する。
【0018】この位置決め板22の横方向に伸びる部分
の図中左右両端には、シリンダガラス20の外周面に接
するコロ23・24を回転自在に設け、左側のコロ23
は固定し、右側のコロ24は長穴24a内を左右に移動
自在に取り付ける。また、位置決め板22の縦方向部分
にはシリンダガラス20の内周面に接するコロ25を回
転自在に取り付け、縦方向部分の下端部には、シリンダ
ガラス20の外周面に接する駆動ロ−ラ26を長穴26
a内に上下方向へ移動自在に取り付ける。この駆動ロ−
ラ26は、外面を白色として読取光学系の白基準を決定
する白基準ロ−ラを兼ねるものとする。そして、図示し
ないフレ−ムに取り付けた付勢部材27・28でコロ2
4を左方へ、駆動ロ−ラ26を上方へそれぞれ付勢して
コロ23とコロ25に押し当てて、シリンダガラス20
をその中心線が駆動ロ−ラ26とコロ25の中心を結ぶ
直線と交差するように保持する。
の図中左右両端には、シリンダガラス20の外周面に接
するコロ23・24を回転自在に設け、左側のコロ23
は固定し、右側のコロ24は長穴24a内を左右に移動
自在に取り付ける。また、位置決め板22の縦方向部分
にはシリンダガラス20の内周面に接するコロ25を回
転自在に取り付け、縦方向部分の下端部には、シリンダ
ガラス20の外周面に接する駆動ロ−ラ26を長穴26
a内に上下方向へ移動自在に取り付ける。この駆動ロ−
ラ26は、外面を白色として読取光学系の白基準を決定
する白基準ロ−ラを兼ねるものとする。そして、図示し
ないフレ−ムに取り付けた付勢部材27・28でコロ2
4を左方へ、駆動ロ−ラ26を上方へそれぞれ付勢して
コロ23とコロ25に押し当てて、シリンダガラス20
をその中心線が駆動ロ−ラ26とコロ25の中心を結ぶ
直線と交差するように保持する。
【0019】一方、前記ブロック21には、下方に開口
する平行な一対の溝21aをその長さ方向に設け、各溝
21a内には光源29をブロック21に保持する。29
aは、光源29の光を後記する原稿39に案内するフレ
ア防止用の導光板である。そして、ブロック21の上面
には、所定の角度で互いに反対方向に傾斜する斜面21
b・21cが形成され、一方の斜面21b上には第1及
び第3のラインセンサ30・32(第1のラインセンサ
30は、位置の関係上図示せず)、他方の斜面21cに
は第2のラインセンサ31を設置する。これらラインセ
ンサ30・31・32は、それらの受光部30a・31
a・32a(第1のラインセンサ30の受光部30aは
図示せず)が平行になるようにかつ千鳥状に配置する。 また、フレーム21に設けられた長孔33・34に、ラ
インセンサ30・31・32にそれぞれ対応して3組の
等倍光学ユニットを構成する等倍集束性ロッドレンズア
レイ35・36(第1のラインセンサ30に対応するも
のは図示せず)を配置し、読取光学系37を構成する。 そして、シリンダガラス20面上の駆動ロ−ラ26との
接点をこの読取光学系37の読取位置38とし、読取位
置38の原稿39上の画像を各ラインセンサ30・31
・32の受光部30a・31a・32aにそれぞれ正立
で結像するように調整する。
する平行な一対の溝21aをその長さ方向に設け、各溝
21a内には光源29をブロック21に保持する。29
aは、光源29の光を後記する原稿39に案内するフレ
ア防止用の導光板である。そして、ブロック21の上面
には、所定の角度で互いに反対方向に傾斜する斜面21
b・21cが形成され、一方の斜面21b上には第1及
び第3のラインセンサ30・32(第1のラインセンサ
30は、位置の関係上図示せず)、他方の斜面21cに
は第2のラインセンサ31を設置する。これらラインセ
ンサ30・31・32は、それらの受光部30a・31
a・32a(第1のラインセンサ30の受光部30aは
図示せず)が平行になるようにかつ千鳥状に配置する。 また、フレーム21に設けられた長孔33・34に、ラ
インセンサ30・31・32にそれぞれ対応して3組の
等倍光学ユニットを構成する等倍集束性ロッドレンズア
レイ35・36(第1のラインセンサ30に対応するも
のは図示せず)を配置し、読取光学系37を構成する。 そして、シリンダガラス20面上の駆動ロ−ラ26との
接点をこの読取光学系37の読取位置38とし、読取位
置38の原稿39上の画像を各ラインセンサ30・31
・32の受光部30a・31a・32aにそれぞれ正立
で結像するように調整する。
【0020】また、原稿39の搬送を案内するガイド板
40を読取位置38の左方からシリンダガラス20の外
周面に沿って再び左方に戻るように設け、シリンダガラ
ス20の外周面から離れている部分には、ガイド板40
と対向して搬入路41、排出路42を構成する補助ガイ
ド板43・44を設ける。
40を読取位置38の左方からシリンダガラス20の外
周面に沿って再び左方に戻るように設け、シリンダガラ
ス20の外周面から離れている部分には、ガイド板40
と対向して搬入路41、排出路42を構成する補助ガイ
ド板43・44を設ける。
【0021】そして、この原稿読取装置で原稿39を読
み取るときは、読み取りたい原稿39を搬入路41から
給紙する。すると、図示しない原稿検出部で原稿39の
有無が検出され、駆動ロ−ラ26が矢示方向に一定量回
転する。駆動ロ−ラ26の白色外周面は、光源29から
の光を反射し、その反射光を前記ラインセンサ30・3
1・32によって複数回検出してシェーデング補正を行
う。そして、原稿39が駆動ロ−ラ26に接近すると、
図示しない原稿検出部で原稿39を検出し、駆動ロ−ラ
26が回転して読み取りを開始する。そして、読み取ら
れた原稿39は、ガイド板40に沿って排出路42へ導
かれて排出される。
み取るときは、読み取りたい原稿39を搬入路41から
給紙する。すると、図示しない原稿検出部で原稿39の
有無が検出され、駆動ロ−ラ26が矢示方向に一定量回
転する。駆動ロ−ラ26の白色外周面は、光源29から
の光を反射し、その反射光を前記ラインセンサ30・3
1・32によって複数回検出してシェーデング補正を行
う。そして、原稿39が駆動ロ−ラ26に接近すると、
図示しない原稿検出部で原稿39を検出し、駆動ロ−ラ
26が回転して読み取りを開始する。そして、読み取ら
れた原稿39は、ガイド板40に沿って排出路42へ導
かれて排出される。
【0022】この場合、駆動ロ−ラ26は、常にシリン
ダガラス20側に付勢されて回転するので、シリンダガ
ラス20が駆動ロ−ラ26に従動して回転し、その間に
送り込まれる原稿39を駆動ロ−ラ26とで挟み付けな
がら搬送する。従って、原稿39は、読取位置38でシ
リンダガラス20から浮き上がることなく滑らかに搬送
される。また、読み取られた原稿39は、ガイド板40
によりシリンダガラス20の外周面に沿って反回転し、
排出路42を通って給紙側に排出される。そして、どん
な紙厚の原稿39を搬送しても駆動ロ−ラ26とコロ2
4とが進退自在に付勢されているので、駆動ロ−ラ26
とコロ24とがシリンダガラス20の外周面から紙厚分
だけ逃げて、シリンダガラス20の外周面を押圧し、コ
ロ23とコロ25とを基準としてシリンダガラス20を
保持する。従って、読取位置38が駆動ロ−ラ26とシ
リンダガラス20との接点と一致し、読取時の副走査方
向の画素ずれを防止する。
ダガラス20側に付勢されて回転するので、シリンダガ
ラス20が駆動ロ−ラ26に従動して回転し、その間に
送り込まれる原稿39を駆動ロ−ラ26とで挟み付けな
がら搬送する。従って、原稿39は、読取位置38でシ
リンダガラス20から浮き上がることなく滑らかに搬送
される。また、読み取られた原稿39は、ガイド板40
によりシリンダガラス20の外周面に沿って反回転し、
排出路42を通って給紙側に排出される。そして、どん
な紙厚の原稿39を搬送しても駆動ロ−ラ26とコロ2
4とが進退自在に付勢されているので、駆動ロ−ラ26
とコロ24とがシリンダガラス20の外周面から紙厚分
だけ逃げて、シリンダガラス20の外周面を押圧し、コ
ロ23とコロ25とを基準としてシリンダガラス20を
保持する。従って、読取位置38が駆動ロ−ラ26とシ
リンダガラス20との接点と一致し、読取時の副走査方
向の画素ずれを防止する。
【0023】尚、前記実施例は、読取光学系37がセン
サ30・31・32を千鳥状に配置し読取位置38から
の光路を図中V字形となっているものを示したが、図3
に示すようにセンサ30・31・32を直線状に配置し
、光路を図中上下方向の1つだけとしたI字形のもので
あってもよい。
サ30・31・32を千鳥状に配置し読取位置38から
の光路を図中V字形となっているものを示したが、図3
に示すようにセンサ30・31・32を直線状に配置し
、光路を図中上下方向の1つだけとしたI字形のもので
あってもよい。
【0024】前記第1実施例では、V字形の読取光学系
37を使用し、位置決め板22をT字形のものとし、駆
動ロ−ラ26を位置決め板22に上下方向へ移動自在に
設けたが、図4に示す実施例のようにしてもよい。即ち
、読取光学系37をI字形のものとするとともに、位置
決め板22を細幅板としてコロ25は設けず、位置決め
板22の下端部に駆動ロ−ラ26を回転自在に固定し、
駆動ロ−ラ26とコロ23・24とでシリンダガラス2
0を支持するようにしてもよい。
37を使用し、位置決め板22をT字形のものとし、駆
動ロ−ラ26を位置決め板22に上下方向へ移動自在に
設けたが、図4に示す実施例のようにしてもよい。即ち
、読取光学系37をI字形のものとするとともに、位置
決め板22を細幅板としてコロ25は設けず、位置決め
板22の下端部に駆動ロ−ラ26を回転自在に固定し、
駆動ロ−ラ26とコロ23・24とでシリンダガラス2
0を支持するようにしてもよい。
【0025】そして、前記実施例と同様にして原稿39
は、読取位置38でシリンダガラス20から浮き上がる
ことなく滑らかに搬送される。また、読み取られた原稿
39は、ガイド板40によりシリンダガラス20の外周
面に沿って反回転し、排出路42を通って給紙側に排出
される。そして、原稿39が厚い場合には、シリンダガ
ラス20が上方に持ち上げられ、シリンダガラス20の
自重で原稿39を駆動ロ−ラ26に押しつけながら従動
回転するので、原稿39を円滑に搬送する。
は、読取位置38でシリンダガラス20から浮き上がる
ことなく滑らかに搬送される。また、読み取られた原稿
39は、ガイド板40によりシリンダガラス20の外周
面に沿って反回転し、排出路42を通って給紙側に排出
される。そして、原稿39が厚い場合には、シリンダガ
ラス20が上方に持ち上げられ、シリンダガラス20の
自重で原稿39を駆動ロ−ラ26に押しつけながら従動
回転するので、原稿39を円滑に搬送する。
【0026】また、図1に示す実施例におけるシリンダ
ガラス20の一方の端部に図5に示すように冷却ファン
45を設けてシリンダガラス20内が光源によって高温
となることを防止するようにしてもよい。尚、冷却ファ
ン45の吸い込み口46には、ごみ、けば等が吸い込ま
れないようにフィルタが設けられている。
ガラス20の一方の端部に図5に示すように冷却ファン
45を設けてシリンダガラス20内が光源によって高温
となることを防止するようにしてもよい。尚、冷却ファ
ン45の吸い込み口46には、ごみ、けば等が吸い込ま
れないようにフィルタが設けられている。
【0027】
【発明の効果】従って、この発明では、駆動ロ−ラとこ
の駆動ロ−ラに従動して回転するシリンダガラスとで原
稿を搬送するので、原稿の搬送が極めて滑らかに行われ
、装置の読取品質を向上する。更に、請求項2に記載の
発明では、駆動ロ−ラが白基準ロ−ラを兼ねるので、コ
ストを低下させることができる。請求項3に記載の発明
では、原稿の供給と排出が原稿読取装置の同一側である
ので、使い勝手が非常によい。請求項4に記載の発明で
は、原稿読取装置のシリンダガラス内が高温となること
を防止することができ装置の寿命が延びる。
の駆動ロ−ラに従動して回転するシリンダガラスとで原
稿を搬送するので、原稿の搬送が極めて滑らかに行われ
、装置の読取品質を向上する。更に、請求項2に記載の
発明では、駆動ロ−ラが白基準ロ−ラを兼ねるので、コ
ストを低下させることができる。請求項3に記載の発明
では、原稿の供給と排出が原稿読取装置の同一側である
ので、使い勝手が非常によい。請求項4に記載の発明で
は、原稿読取装置のシリンダガラス内が高温となること
を防止することができ装置の寿命が延びる。
【図1】この発明の一実施例である原稿読取装置の概略
構成図である。
構成図である。
【図2】その位置決め板を省略して示す概略構成図であ
る。
る。
【図3】他の実施例である読取光学系をI字形とした原
稿読取装置の概略構成図である。
稿読取装置の概略構成図である。
【図4】更に他の実施例を示す原稿読取装置の概略構成
図である。
図である。
【図5】更にまた他の実施例を示す原稿読取装置の概略
構成図である。
構成図である。
【図6】第1の従来例の概略構成図である。
【図7】第2の従来例の概略構成図である。
【図8】第3の従来例の概略構成図である。
【図9】第4の従来例の概略構成図である。
【図10】第5の従来例の概略構成図である。
20 シリンダガラス
26 駆動ロ−ラ
37 読取光学系
38 読取位置
39 原稿
42 排出路
45 冷却ファン
Claims (4)
- 【請求項1】 コンタクトガラスの読取位置に駆動ロ
−ラを当て、その間に原稿を通して前記駆動ロ−ラの回
転で搬送しながら、前記読取位置におけるその原稿上の
画像情報を読取光学系で読み取る原稿読取装置において
、前記コンタクトガラスをシリンダガラスとし、その中
に前記読取光学系を配置して前記駆動ロ−ラに従動回転
させてなる、原稿読取装置。 - 【請求項2】 前記駆動ロ−ラが、前記読取光学系の
白基準を決定する白基準ロ−ラを兼ねてなる、請求項1
記載の原稿読取装置。 - 【請求項3】 前記原稿をその供給側に排出する排出
路を設けてなる、請求項1記載の原稿読取装置。 - 【請求項4】 前記シリンダガラス内に風を送る冷却
ファンを備えてなる、請求項1記載の原稿読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3122762A JPH04326244A (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 原稿読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3122762A JPH04326244A (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 原稿読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04326244A true JPH04326244A (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=14843989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3122762A Pending JPH04326244A (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 原稿読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04326244A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007180843A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Canon Inc | 画像読取装置および画像形成装置 |
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US8149473B2 (en) | 2005-12-27 | 2012-04-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1991
- 1991-04-25 JP JP3122762A patent/JPH04326244A/ja active Pending
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