JPH03244269A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はファクシ累り、複写機、イメージリーダー等の
原稿読取系を有する画像読取装置に関するものである。

〈従来の技術〉 従来よりフアツジくす、複写機等の画像読取装置にあっ
ては、原稿読取系に於いて、原稿を搬送手段により所定
速度で光学読取系に搬送してその内容を読み取り、！ｉ
体情報を記録系に送信するように構成されている。

上記原稿読取系は、第３図に示すように、原稿載置台５
０より供給された原稿５１は、予備搬送ローラ５２ａ及
びこれに圧接する圧接部材５２ｂにより下流側に給送さ
れ、次いで分離ローラ５３ａ及びこれに圧接する分離押
圧片５３ｂにより一枚ずつ分離された後、搬送ローラ対
５４により読取位置に搬送されるように構成されている
。

上記読取位置には、プラテンガラス５５が原稿５１の搬
送方向に対して水平に配置されている。上記原稿５１は
上記プラテンガラス５５の前後に設けられた、一定の隙
間δを保って上下に配置した搬送ガイド５６ａ、５６ｂ
間を搬送ローラ対５４により搬送され、プラテンガラス
５５に於いて、原稿照明ランプ５７より原稿面に光を照
射される。原稿面より反射した反射光は、ごシー５８．
結像レンズ５９を介してＣＣＤアレイ６０に結像させて
光電変換を行い原稿画像を読み取る。そして画像が読み
取られた原稿５１は、下流側に配置した排出ローラ対６
１により図示せざる排出トレイ等に排出される。

〈発明が解決しようとしている課題〉 しかしながら、上記従来技術に於いては、搬送ガイド５
６ａ、５６ｂが一定の隙間δを保って配置されているた
め、上記ガイド間を搬送される原稿５１が読取位置であ
るプラテンガラス５５上でばたついて部分的に倍率が変
化して読取画像に歪みが生ずる場合があった。特に剛性
の低い原稿５１（例えば薄紙等）にあっては、読取画像
に顕著に影響が表れ易い。

本発明の目的は上記従来技術の課題を解決し、読取位置
における原稿の支持部材への密着性を向上させた画像読
取装置を提供することにある。

く課題を解決するための手段〉 上記従来技術の課題を解決し、以下に述べる実施例に適
用される手段は、原稿に光を照射してその反射光を受光
素子に結像させて原稿画像を読み取る画像読取装置に於
いて、前記原稿に光を照射するための光源と、画像読取
位置に配置した原稿搬送方向に対して斜め上方に傾斜し
た原稿を支持するための支持部材と、前記原稿を前記支
持部材に密着するように導くためのガイド部材とを有す
ることを特徴とする。

〈作用〉 上記手段によれば、画像読取位置に原稿搬送方向に対し
て斜め上方に傾斜した原稿を支持するための支持部材を
配置したので、原稿面を湾曲させて支持部材に密着させ
ることが出来る。

また前記支持部材の上流側に、原稿をその支持部材に密
着するように導くためのガイド部材を設けたので、原稿
のばたつきを防止して画像読取部に於ける原稿の支持部
材に対する密着性をより高めることが出来る。

〈実施例〉 以下、図面を参照して本発明を適用した画像読取装置の
一実施例について説明する。尚、本実施例は画像読取装
置としてファクシミリ装置について説明するものとする
。

第１図は原稿読取系を示す断面説明図、第２図はファク
シミリ装置の概略構成を示す断面説明図である。

先ず、本発明を適用したファクシミリ装置の概略構成に
ついて、第２図を参照して説明する。

このファクシミリ装置は記録系Ａと原稿読取系Ｂとから
構成されている。

先ず記録系Ａについて説明すると、１は熱印加により発
色する感熱記録シートであって、内芯１ａに長尺状シー
トをロール状に巻き付けたシートロール１ｂが、落とし
込み式のロールホルダー２に収納されている 上記シートロール１ｂより引き出された記録シー）１は
、後述する記録部３に於いて画像が記録され、記録済み
の記録シー）１は、ガイド部材４によりガイドされてカ
ッター５に導かれ、画像後端からカットされて排出ロー
ラ６により反転トレー７に排出されてスタックされる。

上記記録部３の構成について説明すると、図示せざる駆
動源により駆動される搬送手段を兼ねるプラテンローラ
３ａの表面に、画像情報に応して個々通電発熱する発熱
素子を一列に配列した記録ヘッド３ｂを、押圧スプリン
グ３ｃにより押圧するように構成されている。

従って、プラテンローラ３ａを矢印ａ方向に回転させて
、記録シート１を搬送すると共に、これに同期させて画
像信号に応した発熱素子を発熱させることにより、記録
シートｌに画像が記録されるものである。

次に原稿読取系Ｂについて説明すると、ファクシミリ装
置の上面カバー９ａ上に積載した原稿９は、予備搬送押
圧片８ａとこれに圧接する予備搬送ローラ８ｂ、及び分
離押圧片８ｃとこれに圧接する分離ローラ８ｄとにより
一枚ずつ分離した後、更に押圧コロ８ｅとこれに圧接し
た搬送ローラ８ｆにより下流側の画像読取部Ｃに搬送す
るように構成されている。

１０は前記原稿９に光を照射するためのＬＥＤ等の光源
である。この光源１０より照射された光は、支持部材で
あるプラテンガラス１１を介して原稿面上に照射される
。原稿面からの反射光はミラー８ｇ、及びレンズ８ｈを
介して、ＣＣＤ等の光電変換素子８１に至らせて、原稿
画像を電気信号に変換する。この画像情報は、コピーモ
ードの場合には自己の記録部に送信し、ファクシミリモ
ードの場合には、他機の記録部に送信するように構成さ
れている。

そして、画像読取後の原稿９は、前記押圧コロ８ｊ及び
排出ローラ８ｋにより搬送されて、排出トレイ１２上に
排出される。

次に、第１図を参照して、上記ファクシξり装置に適用
された原稿読取系Ｂの読取構造について説明する。

第１図に示すように、前記搬送ローラ８ｆと排出ローラ
８にとの間には、原稿搬送方向に対して斜め上方に傾斜
した原稿を支持するための支持部材であるプラテンガラ
ス１１が配置されている。このプラテンガラス１１の前
後には、原稿９の搬送をガイドするための搬送ガイド１
３ａ、１３ｂが一定の間隔を保って上下に配置されてい
る。また上記プラテンガラス１１の上流側であって、上
側搬送ガイド１３ａ側には、原稿９をそのプラテンガラ
ス１１に密着するように導くための弾性を有するガイド
部材１４が搬送路に突出して設けられている。このガイ
ド部材１４は、光源１０より照射された光を反射するよ
うに、白色のシート材等を用いている。

前記押圧コロ８ｅ及び搬送ローラ８ｆにより搬送されて
きた原稿９は、上記ガイド部材１４によりばたつきを抑
えられて先端をプラテンガラス１１上に導かれる。また
プラテンガラス１１は原ｆ＋ｉ搬送方向に対して斜め上
方に傾斜しているので、原稿９はプラテンガラス１１側
に湾曲して密着するように搬送される。

従って、原稿９のプラテンガラス１１への密着性をより
一層高めることが出来る。またこれによって、画像読取
部Ｃに於ける読取画像の歪みを防止して画質を向上させ
ることが出来る。

尚、本実施例は画像読取装置としてファクシミリ装置に
適用した場合について説明したが、これに限定されるも
のではなく、例えばイメージリーダ等の他の装置に適用
することも可能である。

〈発明の効果〉 本発明は前述の如く、画像読取位置に原稿搬送方向に対
して斜め上方に傾斜した原稿を支持するための支持部材
を配置したので、原稿面を湾曲させて支持部材に密着さ
せることが出来る。

また前記支持部材の上流側に、原稿をその支持部材に密
着するように導くための弾性を有するガイド部材を設け
たので、原稿のばたつきを防止して画像読取部に於ける
原稿の支持部材に対する密着性をより高めることが出来
る。

従って、画像読取部に於ける画像の歪み防止することが
出来、画質を一層向上させることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は原稿読取系を示す断面説明図、第２図はファク
シミリ装置の概略構成を示す断面説明図、第３図は従来
例の説明図である。 Ａは記録系、Ｂは原稿読取系、ｌは感熱記録シート、１
ａは内芯、１ｂはシートロール、２はロールホルダー、
３は記録部、３ａはプラテンローラ、３ｂは記録ヘッド
、３ｃは押圧スプリング、４はガイド部材、５はカッタ
ー、６は排出ローラ、７は反転トレー、８ａは予ｍ搬送
押圧片、８ｂは予備搬送ローラ、８Ｃは分離押圧片、８
ｄは分離ローラ、８ｅは押圧コロ、８ｆは搬送ローラ、
８ｇはミラー、８ｈはレンズ、８１は光電変換素子、８
ｊは押圧コロ、８には排出ローラ、９は原稿、１０は光
源、１１はプラテンガラス、１２は排出トレイ、１３ａ
、１３ｂは搬送ガイド、１４はガイド部材である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 原稿に光を照射してその反射光を受光素子に結像させて
   原稿画像を読み取る画像読取装置に於いて、 前記原稿に光を照射するための光源と、 画像読取位置に配置した原稿搬送方向に対して斜め上方
   に傾斜した原稿を支持するための支持部材と、 前記原稿を前記支持部材に密着するように導くためのガ
   イド部材と、 を有する画像読取装置。