JP2006163043A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 製本において本文用紙の坪量が小さい用紙に対して、全面写真画像のようなトナーの消費量が多い画像を印字した場合や、両面印刷の時に表面と裏面のトナーの消費量に大きな差がある場合などは、時間経過と共にトナーが収縮し用紙が丸まることがある。
【解決手段】 画像データを入力し、画像処理された画像のビデオデータをカウントし使用トナー量を計算するトナー量計算手段と、画像を記録するための記録媒体のサイズと種類を決定する記録媒体決定手段と、記録媒体に応じてトナー量の制限値を示す閾値が決められており、前記トナー量計算手段で計算されたトナー量がその閾値を超える場合には、トナー量を制限し閾値より小さくするための演算処理を行い印字する。
【選択図】 図8
【解決手段】 画像データを入力し、画像処理された画像のビデオデータをカウントし使用トナー量を計算するトナー量計算手段と、画像を記録するための記録媒体のサイズと種類を決定する記録媒体決定手段と、記録媒体に応じてトナー量の制限値を示す閾値が決められており、前記トナー量計算手段で計算されたトナー量がその閾値を超える場合には、トナー量を制限し閾値より小さくするための演算処理を行い印字する。
【選択図】 図8
Description
本発明は、画像形成装置、特に出力された用紙を製本して出力する製本出力に関するものである。
コピー、プリンタ、FAX等の画像形成装置で出力された用紙の後処理手段としてステイプル、折り、パンチ穴開け、更にくるみ製本を行う排紙ユニットが提案されている。
特に、くるみ製本は、排出された用紙を排紙ユニットに送り込み、複数枚の用紙束を整合部において整合し、用紙束の先端を糊つきテープや水溶性の糊を加熱して接着させ、表紙用の用紙を包んで出力するもので、本格的な印刷に対して小規模な装置で実現可能である上、少量部数にもすばやく対応ができるという特長がある。(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−132757
しかしながら、くるみ製本は全ての本文用紙を出力した後、本文用紙束の先端部分に熱で溶かした糊を付け表紙用紙で包んだ後、周囲を裁断するのであるが、本文用紙の坪量が小さい用紙に対して全面写真画像のようなトナーの消費量が多い画像を印字した場合や、両面印刷の時に表面と裏面のトナーの消費量に大きな差がある場合などは、時間経過と共にトナーが収縮し用紙が丸まることがある。
そのため製本出力する場合、整合部で待機中の用紙が丸まってしまった場合、以降の用紙でJAMが発生したり、用紙が丸まることで糊付けができないという問題が発生する可能性があった。
以上の点に鑑み、本発明によれば以下の手段を講ずることにより上記不具合を解消するものである。
すなわち、画像データを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段により入力された画像データに対して画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段により画像処理された画像のビデオデータをカウントするビデオデータカウント手段と、前記ビデオデータカウント手段から使用トナー量を計算するトナー量計算手段と、画像を記録するための記録媒体のサイズと種類を決定する記録媒体決定手段と、前記記録媒体決定手段で決定した記録媒体に応じてトナー量の制限値を示す閾値が決められており、前記トナー量計算手段で計算されたトナー量がその閾値を超える場合には、トナー量を制限し閾値より小さくするための演算処理を行い印字することで製本出力時の問題を解決するものである。
以上説明したように、本発明によれば製本出力を行う場合に、用紙の種類とトナーの消費量の関係から時間経過により用紙形状が変化する可能性があるかどうかを判断し、用紙形状が変化する可能性があると判断された場合には、プリント時にγ処理部のγテーブルを変更することでトナー消費が少なくなるような処理を行い、経時変化による用紙形状の変化を少なくすることで製本時のJAMの発生や糊付け時の失敗を少なくすることができるものである。
(実施例)
以下本発明の実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明はこの実施例に限るものではない。
以下本発明の実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明はこの実施例に限るものではない。
図1は、本発明の実施例に関わる画像形成装置100の全体構成である。
リーダー装置(リーダー部)120は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダー部120は、原稿を読み取るための機能を持つスキャナユニット122と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット(DFユニット)121とで構成される。DFユニット121は、オプションユニットで必ず必要とするものではない。
リーダー装置(リーダー部)120は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダー部120は、原稿を読み取るための機能を持つスキャナユニット122と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット(DFユニット)121とで構成される。DFユニット121は、オプションユニットで必ず必要とするものではない。
プリンタ装置(プリンタ部)130は、用紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印字して装置外に排紙する。プリンタ部130は、複数種類の用紙カセットを持つ給紙ユニット142と、画像データを用紙に転写、定着させる機能を持つマーキングユニット141からなる。
また、プリンタ部130には、プリンタ部で出力された用紙をスタックする機能や、製本機能を有する排紙ユニット140が接続される。
制御装置(コントローラ部)110は、リーダー部120、プリンタ部130と電気的に接続され、さらにネットワーク400を介して、コンピュータ101と接続されている。また、制御装置110は、リーダー部120を制御して、原稿の画像データを読み込み、プリンタ部130を制御して画像データを記録媒体に出力してコピー機能を提供する。
また、リーダー部120から読み取った画像データを、コードデータに変換し、ネットワーク400を介してコンピュータへ送信するスキャナ機能、コンピュータからネットワーク400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部130に出力するプリンタ機能を提供する。
操作部150は、制御装置110に接続され、液晶とタッチパネルで構成され、画像形成装置を操作するためのユーザーI/Fを提供する。
図2はリーダー部120及びプリンタ部130及び排紙ユニット140の断面図である。リーダー部の原稿給送ユニット121は原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ搬送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ212を点灯し、そして光学ユニット213の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー214、215、216、及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)218へ導かれる。このCCD218から出力される画像データは、制御装置110へ転送される。
プリンタ部130のレーザドライバ221はレーザー発光部222を駆動するものであり、制御装置110から出力された画像データに応じたレーザー光をレーザー発光部222に発光させる。このレーザー光は、ミラーで反射し感光ドラム223に照射され、感光ドラム223にはレーザー光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム223の潜像の部分には現像器224によって現像剤(トナー)が付着される。そして、レーザー光の照射開始と同期したタイミングで、カセット230及びカセット231のいずれかから用紙が給紙され、給紙された用紙は搬送ローラ232,233により搬送される。ここで用紙厚検知センサ250の詳細について説明する。
用紙は搬送ローラにより搬送路を通って転写部225に搬送され、感光ドラム223に付着された現像剤を用紙に転写する。現像剤の載った用紙は定着部226に搬送され、定着部226の熱と圧力により現像剤は記像紙に定着される。定着部226を通過した用紙は排出ローラ227によって排紙ユニット140に排出される。
また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ227のところまで用紙を搬送した後、排出ローラ227の回転方向を逆転させ、フラッパ228によって再給紙搬送路229へ導く。再給紙搬送路229へ導かれた用紙は上述したタイミングで転写部225へ搬送され再度現像材像が用紙に転写される。
<制御装置の説明>
制御装置110の機能を、図3に示す制御装置のブロック図を基に説明する。
制御装置110の機能を、図3に示す制御装置のブロック図を基に説明する。
メインコントローラ311は、主にCPU312と、バスコントローラ313、各種I/Fコントローラ回路とから構成される。
CPU312とバスコントローラ313は制御装置110全体の動作を制御するものであり、CPU312はROM314からROM−I/F315を経由して読み込んだプログラムに基づいて動作する。
また、コンピュータから受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されており、ソフトウェアによって処理される。バスコントローラ313は各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
DRAM316はDRAM−I/F317によってメインコントローラ311と接続されており、CPU312が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するための画像メモリとして使用される。
318は、DRAM316に蓄積されたラスターイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスターイメージデータに伸長する機能を有する。
SRAM319はCodec318の一時的なワーク領域として使用され、Codec318はI/F320を介してメインコントローラ311と接続され、316との間のデータの転送は、バスコントローラ313によって制御されDMA転送される。
Network Controller321はI/F323によってメインコントローラ311と接続され、コネクタ322によって外部ネットワークと接続される。ネットワークとしては一般的にイーサネット(登録商標)があげられる。
汎用高速バス325には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ324とI/O制御部326とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPCIバスがあげられる。
I/O制御部326には、リーダー部120、プリンタ部130の各CPUと制御コマンドを送受信するための調歩同期シリアル通信コントローラ327が2チャンネル装備されており、I/Oバス328によって外部I/F回路340及び345に接続されている。
パネルI/F332は、LCDコントローラ331に接続され、操作部150上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/F330とから構成される。操作部150は液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有する。タッチパネルまたはハードキーにより入力された信号は前述したパネルI/F332を介してCPU312に伝えられ、液晶表示部はパネルI/F332から送られてきた画像データを表示するものである。液晶表示部には、本画像形成装置の操作における機能表示や画像データ等を表示する。
リアルタイムクロックモジュール133は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存し、SRAM170は、操作部150のデータを記憶するメモリで、いずれもバックアップ電池134によってバックアップされており、動作中の設定やセンサ情報を一時的に記憶するためにも使用される。
IDEコネクタ151は、外部記憶装置を接続するためのものである。このコネクタを介してハードディスクドライブ150が接続され、ハードディスク152へ画像データ及び画像データに付属した画像情報を記憶させたり、ハードディスク152から画像データを読み込み出力したりすることも可能である。
コネクタ342と347は、それぞれリーダー部120とプリンタ部130とに接続され、同調歩同期シリアルI/F(343,348)とビデオI/F(344,349)とから構成される。
スキャナI/F340は、コネクタ342を介してリーダー部120と接続され、また、スキャナバス341によって入力画像処理ユニット190及びメインコントローラ311と接続されている。
入力区画像処理ユニット190について、図7の入力画像処理ユニットのブロック図を用いて説明する。
まず、リーダー部120のCCD218から入力された原稿画像のR(Red),G(Green),B(Blue)信号は、アナログ信号処理部(不図示)に入力され、白レベル及び黒レベルの補正処理が行われた後、A/D変換部701でアナログ/デジタル変換され、シェーディング補正部702でデジタル化された信号に対してシェーディング補正(原稿を読み取るCCD等のセンサのばらつき及び原稿照明用ランプの配光特性の補正)が行われ、その後703のサンプリング部で下地レベル調整に用いるための画像データのサンプリング処理が行われる。次に、704のフィルタ部でフィルタ処理が行われた後、705のγ補正部で、画像データに対して濃度レベル補正が行われ、706のトリマス部で画像の不要な部分に対してトリミング処理が施され、DRAM316に蓄積される。
画像処理ユニットは351、ビデオI/F350によってメインコントローラ311と接続されており、DRAM316に蓄積された画像を読み出して画像処理を行い、処理された画像は、再度DRAM316に蓄積される。
この画像処理ユニットについて、図10の画像処理ユニットのブロック図を用いて説明する。
DRAM316から読み出された画像は、変倍処理部1001で指定された設定値により変倍処理され、回転処理部1002により用紙に併せて回転処理が行われる。LUT処理部では内部に濃度変換するためのLUT(ルックアップテーブル)が格納されており、入力された画像データに対応するテーブル値を出力することにより濃度変換処理が行われる。
ここでは、トナー消費量が一定レベルを超えた場合にテーブルを入れ替えて濃度レベルを小さくすることでトナー量の制限処理も行われる。ビデオカウント部1004では、画像のビデオデータからトナー消費量が計算される。このビデオカウント部にはR,G,B各色8ビットのデータが入力されており、画素毎の各色のデータ値を積算し、その積算値からトナー消費量を計算し、用紙サイズで割ることで単位面積辺りのトナー積載量が計算する。ビデオカウント部から出力された画像は再度DRAM316に蓄積されが、1004のビデオカウント部で演算されたトナー量に応じてLUT処理部1003でトナー制限処理を行うために再度画像処理部に入力される。
プリンタI/F345は、コネクタ347を介してプリンタ部130と接続され、また、プリンタバス346によって出力画像処理ユニット191を介してメインコントローラ311と接続されており、メインコントローラ311から出力された画像データに対して、出力画像処理ユニット191で出力用の画像処理が施し、プリンタ部130へ出力する機能を有し、さらに、プリンタ部130から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、プリンタバス346に出力する機能も有する。
出力区画像処理191について図4の出力画像処理ユニットのブロック図により説明する。
まず、出力のため画像データが、DRAM316から読み出されると、401の下地処理部で画像の下地レベル補正処理が行われる。次に、色調整部402で、操作部から指定された色相調整、彩度調整及び色空間圧縮等の画像処理が施され、次に403の合成部でページ番号付加等の合成処理された後、404のLOG変換部でLOG変換処理が行われた後、405のダイレクトマッピング部でR,G,BからY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)への輝度→濃度変換処理が行われる。次に操作部で指定された文字、写真、印画紙写真等の原稿タイプに従ってスクリーン処理が施された後、最後に408のトリミング部でプリントの印刷可能領域にあわせてトリミング処理が行われる。
DRAM316上に展開されたラスターイメージデータのプリンタ部130への転送は、バスコントローラ313によって制御され、プリンタバス346、ビデオI/F349を経由して、プリンタ部130へDMA転送される。
<排紙ユニットの説明>
次に排紙ユニット140について図6を用いて詳細な説明する。
次に排紙ユニット140について図6を用いて詳細な説明する。
この排紙ユニット140は、排紙ユニット内のセンサ検知及び、モータの駆動制御等を行うためのCPUを有する処理ユニット600により制御されている。
この排紙ユニット140は、搬送される用紙を収納して整合する用紙整合部603、用紙先端が突き当てられる突き当て部材及び用紙束を加熱した糊で接着する糊ユニット部604、本文用紙を表紙用紙でくるむ表紙部605、製本された用紙束の周囲をカットするトリマー部606、製本完成品収納する収納部607、上下動可能な2つの排紙トレイ部608、609などを備えている。
排紙ユニット140には、用紙搬入口601が設けられており、用紙搬入口601は、画像形成装置100の排出口と同一高さとなっている。そして、用紙搬入口601には搬入ローラ対602が配置され、搬入ローラ対602の下流側近傍には、駆動手段であるソレノイドを備えた切換手段を構成するフラッパ610が2方向への切り替えを行うために配置され、フラッパ610を作動させて搬送路を切り替えることにより、用紙は製本搬送路611もしくは紙トレイ搬送路612に搬送される。
排紙トレイ搬送路に搬送された用紙は、搬送ローラ対623、624,625,626により搬送され、排紙トレイ部608、609に排出される。
排出トレイ608及び609は、上下方向に稼動し、排紙トレイを稼動させることで、あらかじめ指定したトレイに排出することが可能である。
例えば、操作部等の指定手段により下トレイ609への排出が指定されると、上トレイ608及び下トレイ609は、下トレイ609が不図示の排紙口に来るまで上昇して停止し用紙を下トレイに排出する。
また、各排紙トレイは、各トレイに排出された用紙枚数をカウントする手段を有しており、トレイに積載された用紙の枚数が多くなると排出口を塞がないように排紙トレイを下降させて用紙を排出させる。
また、製本搬送路611に搬送された用紙は、フラッパ613により、製本用紙搬送路614及び表紙用搬送路615に搬送される。
製本用紙搬送路611に搬送された用紙は、用紙搬送ローラ616に導かれ用紙整合部603に搬送される。用紙整合部603は、下流側が低くなるように傾斜して配置されており、その先端部側には用紙が突き当たる突き当て部材が配置されている。この突き当て部材の突き当て面には、用紙整合部603上に整合された用紙束の先端に不図示のヒータで加熱した糊で糊付けする糊ユニット部604が配置されている。
この用紙整合部603は、搬送時以外は、整合板対617で押さえ付けており送り込まれた用紙の膨らみを防止しており、用紙の排出が全て終了すると糊ユニット部604で糊が加熱され用紙端部が糊付けされる。本文用紙の出力及び糊付け作業が終了すると、次に表紙用の用紙が給紙、印字されて排紙ユニット140に排出され、フラッパ610,613により表紙用搬送路615に切り替えられ、搬送ローラ対620,621,622のより表紙部605に搬送され停止する。糊付けされた用紙束は表紙部に停止している表紙用紙上に移動する。
この時の表紙部の動作を図9により説明する。
表紙部は、本文用紙束901が表紙部上の表紙用紙902の中央部分に移動してくると、左右に稼動可能なクランプ部904が稼動し、表紙織り込み部903が立ち上がり表紙用紙を半分に折り曲げながら本文用紙をはさみこんでくる。
クランプ部分が中央に来て用紙束を挟み込むと、不図示の乾燥ファンが回転し、表紙用紙に包まれた状態で糊が乾燥するのを待つ。
糊付け、表紙付け、乾燥が終了すると、用紙束の周囲を裁断するためにトリマー部606に搬送される。トリマー部では、裁断位置にカッター630が移動し、動作することで本文の周囲が裁断されていく。この裁断量は、あらかじめ操作部等の入力装置から設定されておりこの裁断幅から裁断量が決定する。この裁断された裁断くずは、ダストボックス部631に入れられ、製本された用紙束は収納部607に搬送される。
<コピー出力時の排紙ユニット動作について>
次に、スキャナ部300から入力した画像をプリンタ部100で用紙に印字し、排紙ユニット140で製本処理する際の動作について図8のフローチャートを用いて説明する。このフローチャート中のS801〜S827は、各ステップを示す。
次に、スキャナ部300から入力した画像をプリンタ部100で用紙に印字し、排紙ユニット140で製本処理する際の動作について図8のフローチャートを用いて説明する。このフローチャート中のS801〜S827は、各ステップを示す。
まず、操作部150から出力枚数、濃度等の基本設定や両面出力、製本出力などの機能設定を行う。例えば、製本の出力の設定では、本文となる用紙のサイズ及び印字用紙の種類、左開き/右開きの設定、表紙用の用紙の給紙段等を設定する(S801)。
出力設定を終え原稿を原稿給紙ユニット250にセットし(S802)、操作部150のスタートキーを押下して(S803)、押下が検知されると原稿給紙ユニット250は原稿を1枚給紙し(S804)、露光ランプ32により原稿を走査してCCDのより画像がスキャンされる(S805)。スキャンされた画像は、入力画像処理ユニット190で入力マスキング処理、フィルタ処理等の入力画像処理が施される(S806)。次に画像処理ユニット351で画像処理が行われるが、画像処理ユニット内のLUT処理部1003には、操作部で設定した濃度処理に応じたLUTテーブルがROM314から読み出され設定され(S807)、変倍、回転、LUT処理等の画像処理が行われる(S808)。このときビデオカウント部1004ではR,G,B各色のビデオデータがカウントされ、その積算値から計算されたトナー消費量を用紙サイズで割ることで単位面積辺りのトナー載り量が計算される(S809)。各原稿の単位面積辺りのトナー載り量は内部RAM170に一時的に記憶され、画像処理された画像は画像形成装置内のDRAM316に記憶される(S810)。
スキャンが終了した原稿は、原稿給紙ユニットに排紙され、次の原稿が給紙されスキャンされる。この動作を原稿給紙ユニットに載置された全ての原稿が終了するまで繰り返し行う(S811)。
全ての原稿のスキャンが終了すると、画像をプリントするためにDRAM316から画像が読み出される(S812)。読み出された画像はプリントを開始する前に、先に計算した単位面積辺りのトナー量と用紙の種類がRAM170から取得される(S813)。
次に、用紙の種類、トナー量から時間経過による用紙形状の変化が発生する可能性があるかどうかの判断処理が行われる(S814)。この判断処理は、ROM314に記憶されているトナーの補正閾値を示した判断テーブルにより行われる。
図5は、その判断テーブルを示した例である。このテーブルは、坪量による用紙の種類、片面印字、両面印字に応じて、濃度補正が必要となるトナー量の閾値が決められており、各ページトナー量がこの閾値を超えている場合に補正が必要であるという判断がされる。
例えば、用紙の種類が普通紙で片面印字の場合は、単位面積辺りのトナー量が25(g/m2)を超える場合にはLUT処理部1003によりトナー量が閾値25(g/m2)以下になるような補正を行う必要がある。
また出力が両面印字の場合は、この制限に加えて表面と裏面のトナー量の差分による補正の判断が必要となり、表面と裏面のトナー量を取得し、その差分が補正必要閾値を超えている場合には補正処理が必要となる。
例えば普通紙の場合は、表面の画像のトナー量が5(g/m2)、裏面の画像のトナー量が24(g/m2)ならば、各面の画像のトナー量が補正必要値の25(g/m2)を超えていないため補正が必要ないが、各面の差分が補正必要閾値の15(g/m2)を超えているため、裏面のトナー消量を20(g/m2)になるような補正を行う必要がある。
このように取得したトナー量と用紙種類を基に補正テーブルから、補正が必要であるかどうかの判断が行われる。また、両面印字の時は、表面画像と裏面画像のトナー量の差分についても上限をこえていないかどうかの判断が行われる。
この判断処理で、片面及び両面のいずれの場合も補正が必要ないと判断された場合には、補正処理は行わずに、そのまま出力処理部で下地処理、色調整、合成等の出力画像処理施され(S819)、プリンタ部130で画像が用紙に出力され排紙ユニット140に出力され(S820)、継続して次の画像の出力を行う(S821)。
また、判断処理で、トナー量が閾値を超えているため補正が必要と判断された場合は、トナー消費量が補正可能上限値を超えているかどうかの判断がされる(S815)。
既にLUTテーブルによる補正処理が何度か行われ、もっともトナー量を少なくするLUTを使用した場合でも閾値以下のトナー量に補正することができないと判断された場合は、操作部上150に“トナーの載り量が多いため製本できません。”というメッセージを表示し(S822)、製本できないため出力を途中で中止するための“中止キー”とトナーの載り量が多いためJAM等の発生する可能性があるがこのまま継続するかの“継続キー”を操作部150に表示し、ユーザーに判断を行わせる(S823)。
ここで中止キーが選択された場合には、残りの出力を行わずに処理を中止され、継続キーが選択された場合には、この画像はそのままプリント部でプリントされ、継続して次の画像の出力を行う。
S815で補正が可能と判断された場合は、LUT処理部1003に、補正用のLUTテーブルがROM314から読み出しセット設定される(S816)。この補正用のLUTテーブルは、ROM内に0〜−5レベルまで補正できようなテーブルが用意されており、補正の回数に応じてより濃度レベルが低くなるようなLUTが選択される。
画像処理ユニット351でLUTテーブルによる濃度の補正処理を行い(S817)、補正された画像はビデオカウント部1004でビデオデータがカウントされ、再度トナー量が計算される(S818)。このトナー量によりS814で補正が必要かどうかの判断が行われ、補正が必要ないと判断されると、出力画像処理部で処理された画像がプリント部でプリントされ次の画像の処理に移行するが、再度補正が必要と判断されるとより濃度レベルを低くするようなLUTテーブルよる補正処理が行われる。
これらの処理を繰り返し全ての画像のプリントが終了したと判断されると(S821)、製本の表紙給紙段に設定してある給紙段から表紙用の用紙を給紙し、表紙画像を排紙ユニット140に出力する(S824)。
次に、本文用紙束の先端部分に熱で溶かした糊を付け表紙用紙で包んだ後乾燥させる(S825)。
糊が乾燥すると本文束はトリマー部606に搬送され、本文束の周囲をカッターにより裁断し(S826)、製本された用紙束が収納部607に搬送されて出力を終了する(S827)。
Claims (5)
- 画像データを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段により入力された画像データに対して画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段により画像処理された画像のビデオデータをカウントするビデオデータカウント手段と、前記ビデオデータカウント手段から使用トナー量を計算するトナー量計算手段と、画像を記録するための記録媒体のサイズと種類を決定する記録媒体決定手段と、前記記録媒体決定手段で決定した記録媒体に応じてトナー量の制限値を示す閾値が決められており、前記トナー量計算手段で計算されたトナー量がその閾値を超える場合には、トナー量を制限し閾値より小さくするための演算処理を行い印字することを特長とする画像形成装置。
- 画像データを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段により入力された画像データに対して画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段により画像処理された画像のビデオデータをカウントするビデオデータカウント手段と、前記ビデオデータカウント手段から使用トナー量を計算するトナー量計算手段と、画像を記録するための記録媒体のサイズと種類を決定する記録媒体決定手段と、前記記録媒体の表面及び裏面それぞれに印字して出力する場合には、表面のトナー量と裏面のトナー量の差に制限値を示す閾値が決められており、前記トナー量計算手段で計算された記録媒体の表面と裏面のトナー量の差がその閾値を超える場合には、トナー消費量の多い面に対してトナー量を制限し、差が閾値より小さくするための演算処理を行い印字することを特長とする画像形成装置。
- 請求項1及び2に記載の前記演算処理は、濃度レベルを変換するLUTテーブルが複数用意され、その中からトナーの消費量が閾値以下となるようなLUTテーブルを用いて演算処理することを特長とする画像形成装置。
- 請求項1及び2に記載の前記演算処理によりLUTテーブルによる演算処理後もトナーの消費量が閾値を超えると判断される場合には、表示部にエラーを表示する手段と、処理を中断するか継続するかを使用者に決定させる手段を有し、継続と判断された場合にはもっともトナー消費量が少なくなるLUTテーブルで演算処理をすることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1及び2に記載の前記演算処理は、出力された複数の記録媒体を1つの束に整合し、記録媒体束の背面を熱した糊に当接させ記録媒体束の背面に糊付けし、表紙用紙で包んで接着、乾燥させた後、周囲を裁断するくるみ製本出力時に行うことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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2004
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