JPH10321813A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JPH10321813A
JPH10321813A JP10135154A JP13515498A JPH10321813A JP H10321813 A JPH10321813 A JP H10321813A JP 10135154 A JP10135154 A JP 10135154A JP 13515498 A JP13515498 A JP 13515498A JP H10321813 A JPH10321813 A JP H10321813A
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semiconductor
film
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insulating film
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Katsuhiko Hieda
克彦 稗田
Akihiro Nitayama
晃寛 仁田山
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/86Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable only by variation of the electric current supplied, or only the electric potential applied, to one or more of the electrodes carrying the current to be rectified, amplified, oscillated or switched
    • H01L29/92Capacitors with potential-jump barrier or surface barrier
    • H01L29/94Metal-insulator-semiconductors, e.g. MOS
    • H01L29/945Trench capacitors
    • HELECTRICITY
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    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/038Making the capacitor or connections thereto the capacitor being in a trench in the substrate

Abstract

(57)【要約】 【課題】MOSトランジスタのソース/ドレイン拡散層
とトレンチキャパシタの蓄積電極とを表面接続層を用い
て接続する。 【解決手段】Si基板に形成されたトレンチ12と、こ
のトレンチ12の内周面を覆うように形成されたキャパ
シタ絶縁膜24と、このキャパシタ絶縁膜24で覆われ
たトレンチを埋めるキャパシタの蓄積電極となる多結晶
シリコン層25と、この多結晶シリコン層25の上部を
含むSi基板上に形成されたエピタキシャルSi層28
と、このエピタキシャルSi層28内に形成されたMO
Sトランジスタのソース/ドレイン拡散層34と、この
ソース/ドレイン拡散層34と接するようにエピタキシ
ャルSi層28内に形成された表面接続層35とを具備
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、1個のMOSト
ランジスタと1個のキャパシタによりメモリセルが構成
されたダイナミック型の半導体記憶装置(DRAM)及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DRAMの集積度は急速に進展し
ている。DRAMのさらなる高集積化を図るために、メ
モリセル構造としてキャパシタをトランジスタの上に積
み上げた、いわゆるスタック型セルや、シリコン基板に
トレンチ(溝)を掘ってその内壁をキャパシタとして用
いる、いわゆるトレンチ型セルなどが各種提案されてい
る。特に、トレンチ型セルは溝の深さを深くする程、蓄
積容量(Cs)を大きくすることができるため、小さな
面積でも大きな蓄積容量を実現できるメモリセル構造と
して注目されている。
【0003】さらに、トレンチ型セルには、トレンチ内
キャパシタの一方の電極を選択用のMOSトランジスタ
のソース/ドレイン拡散層と電気的に接続する手段とし
て、基板表面上に導電体層を設けて両者を接続するよう
にした表面ストラップ構造(surface strap scheme)
と、キャパシタが形成されるトレンチ上部の側壁(サイ
ドウォール)に導電体層(サイドウォール・コンタク
ト:side-wall contact)を形成して両者を接続するよ
うにしたBS構造(buried strap scheme )とがある。
256Mビット世代のDRAMでは、表面ストラップ構
造に代わってBS構造のトレンチ型セルが採用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、BS構
造のトレンチ型セルでは、トレンチ上部に沿ったサイド
ウォール・コンタクトの深さを制御することが容易では
なく、MOSトランジスタのゲート電極と深いトレンチ
(deep trench :DT)との間の距離を縮めることが困
難であるが故に次世代に向けてのセル面積の縮小化が困
難であるという問題がある。
【0005】例えば、IEDM 1993 、Technical Digest P
aper, pp627-630 には、トレンチキャパシタの蓄積ノー
ド電極とMOSトランジスタのソース/ドレイン拡散層
とをBS(buried strap)を用いて接続するようにした
典型的なトレンチ型セルが開示されている。このセル設
計は0.25μmルール世代において非常に優れているが、
サイドウォール拡散層が、トレンチ上部の側壁にSi表
面から深さ0.6 μm程度に形成されているので、MOS
トランジスタのゲート電極と深いトレンチキャパシタと
の間の距離を縮めることが困難である。すなわち、サイ
ドウォール拡散層がMOSトランジスタのゲート電極に
近づくと、サイドウォール拡散層がMOSトランジスタ
のソース/ドレイン拡散層そのものとなり、MOSトラ
ンジスタのソース拡散層とドレイン拡散層の形状が非対
称になって、DT側の拡散層深さが深くなり、パンチス
ルーが起こるという問題がある。また、このような形状
は、MOSトランジスタのゲート寸法をさらに縮小化
(シュリンク)するのに好ましくない。
【0006】さらに、このようなBSは、その深さやサ
イドウォール領域における表面の清浄度を正確に制御す
る必要がある。安定したコンタクトを取るためには、サ
イドウォール領域のクリーニングを行う必要があると共
に、サイドウォール領域をより深く形成する必要がある
が、そうすると、サイドウォールからの拡散層をカット
するために深いSTI(Shallow Trench Isolation)を
形成する必要がある。しかし、深いSTIを形成するた
めにはSTI領域をシリコン酸化膜によって高アスペク
ト比で埋める必要があり、製造が困難である。
【0007】そこで、SEG(Selective-Epitaxial Gr
owth)技術を用いて、活性領域とトレンチキャパシタの
ストレージノード上にエピタキシャル層を形成し、この
エピタキシャル層の一部をストラップ電極として用いる
ようにした技術が、1995,Symposium on VLSI Technolog
y Digets Papers, pp137-138に開示されている。
【0008】しかしながら、この文献に記載されたもの
では、素子分離層をエピタキシャル層の形成前に行って
いる。素子分離層をエピタキシャル層の形成前に形成す
ると、エピタキシャル層の形成の際に素子分離層上にポ
リシリコン層が成長する。この結果、MOSトランジス
タのチャネル長方向の素子分離層とチャネル領域に沿っ
て結晶性の悪いSi層(多結晶Si)がチャネルの一部
になってしまい、MOSトランジスタのソース/ドレイ
ン間のリーク電流が増大するという問題がある。
【0009】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、製造が容易であり、メ
モリセル面積の縮小化を図ることができる半導体記憶装
置及びその製造方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体記憶装
置は、半導体基板上にMOSトランジスタとキャパシタ
からなるメモリセルを複数個集積したものであって、上
記基板に形成された溝と、上記溝の下部の内周面を覆う
ように形成された第1の絶縁膜と、上記溝の上部の内周
面を覆うように形成された第2の絶縁膜と、上記溝内に
おいて上記第1の絶縁膜を埋めるように設けられ、上記
キャパシタの蓄積電極として用いられる第1の導電体層
と、上記溝内の上記第1の導電体層上で上記第2の絶縁
膜を埋めるように設けられた第2の導電体層と、上記溝
の下部を囲むように上記基板に形成された拡散領域と、
上記第2の導電体層を含む上記基板上に形成された半導
体層と、上記半導体層及びその下部に選択的に形成さ
れ、かつその上部には上記半導体層が存在しないように
形成され、上記半導体層を複数の領域に分離する素子分
離層と、上記半導体層を含む層内に形成された上記MO
Sトランジスタのソース/ドレイン拡散層と、上記ソー
ス/ドレイン拡散層の1つと接するように上記半導体層
内に形成され、上記ソース/ドレイン拡散層の1つと上
記蓄積電極用導電体層とを電気的に接続する表面接続層
とを具備している。
【0011】この発明の半導体記憶装置の製造方法は、
半導体基板上にMOSトランジスタとキャパシタからな
るメモリセルを複数個集積してなる半導体記憶装置の製
造方法であって、第1導電型の半導体基板を用意する工
程と、選択エッチングにより上記基板にキャパシタ用の
第1の溝を形成する工程と、上記第1の溝の上部を除い
た内周面から上記基板内に第1導電型とは反対導電型の
第2導電型の不純物を拡散させてキャパシタの対向電極
となる拡散層を形成する工程と、上記第1の溝の下部の
内周面を覆うように第1の絶縁膜を形成する工程と、上
記第1の絶縁膜で覆われた上記溝内下部を埋めるよう
に、上記キャパシタの蓄積電極として用いられる第1の
導電体層を形成する工程と、上記溝の上部の内周面を覆
うように第2の絶縁膜を形成する工程と、上記第2の絶
縁膜で覆われた上記溝内上部を埋めるように第2の導電
体層を形成する工程と、上記第2の導電体層を含む上記
基板上に半導体層を形成する工程と、上記第2の導電体
層上に位置する上記半導体層に第2導電型の不純物を選
択的に導入して表面接続層を形成する工程と、底部が上
記半導体基板に達するように上記半導体層に素子分離用
の第2の溝を形成して、上記半導体層を複数の部分に分
割する工程と、上記第2の溝内を絶縁膜で埋めて、上記
複数の部分に分割された半導体層を電気的に分離する工
程と、上記半導体層上にゲート絶縁膜を介してMOSト
ランジスタのゲート電極を形成する工程と、上記ゲート
電極をマスクに用いて上記半導体層に選択的に第1導電
型の不純物を導入してMOSトランジスタのソース/ド
レイン拡散層を形成すると同時にこのソース/ドレイン
拡散層のいずれか一方を上記表面接続層と重なり合うよ
うに形成する工程とを具備している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明を
実施の形態により説明する。図1はこの発明に係る半導
体記憶装置を、トレンチ型セルを有するDRAMに実施
した第1の実施の形態による素子構造を示すものであ
り、図1(a)は2ビット分のメモリセルのレイアウト
を示すパターン平面図、図1(b)は図1(a)中のI
b−Ib線に沿った断面図、図1(c)は図1(a)中
のIc−Ic線に沿った断面図である。
【0013】図1(a)中、11はMOSトランジスタ
のチャネル、ソース/ドレイン拡散層等が形成されるア
クティブ領域である。このアクティブ領域11は、図1
(a)に示すように横方向に走っており、図中の上下方
向で隣接するものどおしで互いに半ピッチ単位でずれて
配置されている。上記各アクティブ領域11の両側に
は、キャパシタを形成するための深いトレンチ(deep t
rench :DT)12がそれぞれ配置されている。また、
図1(a)中、一点鎖線で囲んだ領域13は、1個のメ
モリセルが形成されているメモリセル領域を示してい
る。
【0014】P型のSi基板(P−sub)21内に
は、Si基板の表面から深さ 1.3μm程度のところにN
型の埋め込み層(N−well)22が形成されてい
る。深いトレンチ(deep trench :DT)12は、上記
埋め込み層22を貫通し、底部が上記基板21内に達す
るように形成されている。上記トレンチ12の上部を除
く周囲のSi基板21側には、キャパシタの対向電極と
なるN型の拡散層23が形成されている。この拡散層2
3の一部は上記埋め込み層22とオーバーラップして、
電気的に接続している。また、上記トレンチ12の底部
から上記埋め込み層22の途中までの間に位置するトレ
ンチ内周面上には、キャパシタのキャパシタ絶縁膜とな
る絶縁膜24が形成されている。この絶縁膜24とし
て、酸化膜で換算した膜厚として例えば4〜5nmの膜
厚のNO膜、もしくはSiO2 膜、又はTa25 膜、
BTS((Ba、Sr)TiO3 )膜等が使用される。
【0015】上記絶縁膜24で覆われた上記トレンチ1
2の部分を埋めるように多結晶シリコン膜25が形成さ
れている。この多結晶シリコン膜25には不純物が導入
されて低抵抗化されており、この多結晶シリコン膜25
はキャパシタの蓄積電極として使用される。さらに、上
記トレンチ12の内周面において、上記絶縁膜24が形
成されている部分よりも上部の内周面を覆うようにSi
2 膜26が形成されている。このSiO2 膜26の膜
厚は、先の絶縁膜24よりも十分に厚く(50〜70nm)
されている。また、上記多結晶シリコン膜25上の残り
のトレンチ12を埋めるように多結晶シリコン膜27が
形成されている。この多結晶シリコン膜27にも不純物
が導入されており、低抵抗化されている。
【0016】上記多結晶シリコン膜27上を含むSi基
板全面には膜厚が50nm程度のSi層28が形成されて
いる。上記Si層28は、Si基板21上ではエピタキ
シャルSi層に、多結晶シリコン膜27やSiO2 膜2
6上では多結晶シリコン層になっている。前記アクティ
ブ領域11はこのSi層28を含むように形成されてい
る。
【0017】また、隣接する2つのトレンチ12の間に
は、上記Si層28を貫通し、底部が上記埋め込み層2
2上に位置する基板21に達するSTI用のトレンチ2
9が形成されている。このトレンチ29の深さは、Si
層28の表面から 0.2μm程度である。さらにこのトレ
ンチ29を含み、このトレンチ29よりも広い領域のア
クティブ領域11両側には、このトレンチ29よりも十
分に浅い(約30nm)トレンチ30が形成されている。
そして、上記トレンチ29及び30内には、表面が平坦
化されたSiO2 膜31が埋め込まれている。
【0018】上記Si層28上にはそれぞれゲート絶縁
膜32を介して複数のゲート電極導体33が形成されて
いる。これら各ゲート電極導体33は、不純物が導入さ
れて低抵抗化された多結晶シリコンからなる単一層の導
電体層、あるいは複数の導電体材料からなる積層膜によ
って構成されており、一般的には下層が多結晶シリコ
ン、上層がWSiからなる2層構造の積層膜によって構
成されている。これらのゲート電極導体33は、図1
(a)に示すように縦方向に走っている。
【0019】また、上記ゲート電極導体33の下部に位
置する上記Si層28にはMOSトランジスタのチャネ
ルが設定されており、このチャネルの両側に位置する上
記Si層28内には、N型の不純物が導入されたMOS
トランジスタのソース/ドレイン拡散層34が形成され
ている。なお、上記隣接する2つのトレンチ12の上部
に配置された2つのゲート電極導体33は、図1(a)
に示した2つのメモリセル領域を通過する、図示しない
他のメモリセルのMOSトランジスタのゲート電極導体
であり、この通過する2つのゲート電極導体33は、図
1(b)に示すように、前記STI用のトレンチ29及
びトレンチ30を埋めるように形成された前記SiO2
膜31上に形成されている。
【0020】上記ソース/ドレイン拡散層34のうち、
トレンチ12側に配置されているものと重なり合うよう
に、前記Si層28内にはN型の不純物が導入された表
面接続層(surface strap )35が形成されている。こ
の表面接続層35は、前記トレンチ12内に形成された
多結晶シリコン膜27と、トレンチ12側に配置されて
いる上記ソース/ドレイン拡散層34とを電気的に接続
しており、結果的にこの表面接続層35を介して、前記
トレンチ12内に形成されキャパシタの蓄積電極として
使用される多結晶シリコン膜25と、トレンチ12側に
配置されているソース/ドレイン拡散層34とを電気的
に接続している。
【0021】上記各ゲート電極導体33上にはSi3
4 からなるキャップ絶縁膜36が約150nmの膜厚で形
成されており、このキャップ絶縁膜36上を含む全面に
Si34 からなるバリア絶縁膜37が形成されてお
り、さらに各ゲート電極導体相互間のバリア絶縁膜37
上にはBPSG膜38が形成され、このBPSG膜38
上を含む全面にはTEOS SiO2 膜39が形成され
ている。
【0022】そして、図1(b)中で横方向に隣接する
2つのMOSトランジスタの共通ドレインとなるソース
/ドレイン拡散層34に通じるコンタクトホール40
が、上記TEOS SiO2 膜39、BPSG膜38及
びバリア絶縁膜37からなる積層膜に対して開口されて
おり、このコンタクトホール40を、不純物が導入され
て低抵抗化された多結晶シリコンで埋めることによって
ビットラインコンタクト41が形成されている。さらに
上記TEOS SiO2 膜39中には例えばタングステ
ン(W)膜からなるビットライン42が形成されてい
る。このビットライン42は、上記ビットラインコンタ
クト41を介して前記ソース/ドレイン拡散層34に電
気的に接続されている。
【0023】上記構成でなる半導体記憶装置のメモリセ
ルの特徴は、以下の通りである。 (1)MOSトランジスタのソース/ドレイン拡散層3
4とトレンチキャパシタの蓄積電極となる多結晶シリコ
ン膜25との接続が表面接続層35を介して行われる
点。 (2)表面接続層35が形成されている同じSi層28
に、MOSトランジスタのチャネルやソース/ドレイン
拡散層34が形成されている点。 (3)表面接続層35が、当初のDTパターン上に配置
されており、かつ隣接するメモリセル用のトランジスタ
のゲート電極導体33の下を走っている点。 (4)表面接続層35がSi層28中に形成されている
点。
【0024】上記のような構成の半導体記憶装置によれ
ば、MOSトランジスタのソース/ドレイン拡散層34
とトレンチキャパシタの蓄積電極となる多結晶シリコン
膜25との接続を表面接続層35を用いて行うようにし
たので、従来のような非対称なソース/ドレイン形状が
原因となるトレンチのサイドウォール拡散層を形成する
必要がなくなり、その分だけMOSトランジスタのゲー
ト電極導体33とトレンチ12との間の距離(図1
(a)中にSで示している)を縮めることができる。例
えば、この距離を従来では 0.2μmが限界であったもの
を、0.15μm程度まで縮めることができ、この結果、素
子の微細化を図ることができる。
【0025】また、上記表面接続層35をSi層28内
に形成したので、従来のようなサイドウォール拡散層を
用いる場合と比較して、両者間に存在する接続抵抗の値
がプロセスに応じて変動しにくくなり、安定した接続抵
抗特性を得ることができる。
【0026】さらに、従来のような、隣接するトレンチ
12の側に形成される深いサイドウォール拡散層を除去
する必要がないので、STI用のトレンチ29の深さを
従来よりも浅くすることができる。また、MOSトラン
ジスタのソース/ドレイン拡散層34も対称な形状にす
ることができ、MOSトランジスタの特性向上を図るこ
とができる。
【0027】さらに、図1(c)に示されるように、S
iO2 膜31上にはSi層28が延在していないので、
隣接するメモリセルのSi層28同士が接続することは
なく、各メモリセルが構成されるSi層28はSiO2
膜31によって電気的に分離されている。
【0028】次に図1に示すようなDRAMの製造方法
について説明する。まず、図2に示すように、P型のS
i基板(P−sub)21の上部に例えばイオン注入法
によりN型の不純物を注入し、熱処理を行って、N型の
埋め込み層(N−well)22を形成する。次にSi
基板21の表面上にトレンチエッチング用のマスク層を
形成する。このマスク層は、下から、約8nmの膜厚の
SiO2 膜51、約 100nmの膜厚のSi34 膜52
及び約 500nmの膜厚のTEOS−SiO2 膜(図示せ
ず)で構成されている。
【0029】そして、このマスク層を用いてSi基板2
1をエッチングし、約8μmの深さの深いトレンチ(D
T)12を形成する。さらに各トレンチ12の内部から
Si基板21に対して不純物を拡散させて、トレンチ1
2の上部を除いたトレンチ周囲のSi基板21にN型の
拡散層23を形成する。この拡散層23は、トレンチ1
2の内部を含む全面にN型不純物として例えばAsを含
むAsSG膜を堆積し、このAsSG膜をトレンチ12
の上部を除いた領域に残した後に、加熱処理を施してA
sをSi基板21中に拡散させることにより形成する
が、他の方法を用いても良い。上記拡散層23の形成後
はAsSG膜を除去する。次に、上記トレンチ12の内
周面上に、キャパシタのキャパシタ絶縁膜となる絶縁膜
24を形成する。この絶縁膜24は前記したように、酸
化膜換算で例えば膜厚が4〜5nmのNO膜(SiO3
4 膜とSiO2 膜との積層膜)、もしくはSiO2
膜、又はTa25 膜、BTS((Ba、Sr)TiO
3 )膜等が使用される。
【0030】続いて、上記絶縁膜24で覆われた上記ト
レンチ12内にトレンチキャパシタの蓄積電極となる多
結晶シリコン膜25を形成する。この多結晶シリコン膜
25の上面はSi基板21の表面から深さ 1.0μm程度
である。この多結晶シリコン膜25は、CVD法による
堆積とCMP(Chemical Mechanical Polishing )法及
びRIE法による平坦化及びリセスエッチングとを組み
合わせて形成する。なお、この多結晶シリコン膜25に
は不純物を導入して低抵抗化する必要があるが、多結晶
シリコンの堆積時に同時に不純物を導入することによっ
て低抵抗化された多結晶シリコンを形成しても良いし、
アンドープ多結晶シリコンの堆積後に不純物を導入する
ようにしても良い。
【0031】上記多結晶シリコン膜25の形成後は、ト
レンチ12の上部サイドウォール上に位置する絶縁膜2
4を除去して、上記トレンチ12の底部から埋め込み層
22の途中までの間に位置するように絶縁膜24を残
す。
【0032】次に、図3に示すように、全面に約50nm
の膜厚の絶縁膜を堆積した後、これをRIE法でエッチ
ングして、トレンチ12の上部サイドウォール上に絶縁
膜を残してカラー絶縁膜(collar oxide)53を形成す
る。
【0033】次に、図4に示すように、全面に多結晶シ
リコン膜27を堆積した後、CMP法及びRIE法によ
り、Si基板21の表面とほぼ同じ高さとなるまでエッ
チングして、上記トレンチ12内に多結晶シリコン膜2
7を残す。このとき、同時にSi34 膜52及びその
上のTEOS−SiO2 膜も除去する。
【0034】なお、上記多結晶シリコン膜27にも不純
物を導入して低抵抗化する必要があり、その方法として
多結晶シリコン層25の場合と同様に、多結晶シリコン
の堆積時に同時に不純物を導入することによって低抵抗
化された多結晶シリコンを形成する方法でも良いし、ア
ンドープ多結晶シリコンの堆積後にAsなどの不純物を
導入する方法でも良い。また、埋め込み時の形状を良く
するために、アモルファスSiを用いても良い。
【0035】次に、Nチャネル及びPチャネルMOSト
ランジスタ用のウエル領域の形成のため及びPチャネル
及びNチャネルMOSトランジスタのチャネルインプラ
を行うために、残されたSiO2 膜51を介して各種不
純物イオンをSi基板21の表面領域に注入する(図示
せず)。その際、狭いチャネルプロファイルを形成する
には、B(BF2 )やP(As)イオンの代わりにIn
やSbを使用しても良い。
【0036】次に、図5に示すように、CMP法または
ウェットエッチング法等により、カラー絶縁膜53のS
i基板21上から突出した部分のみを除去し、さらにS
iO2 膜51を除去し、Si基板21及び多結晶シリコ
ン膜27及びラー絶縁膜53それぞれの表面を露出さ
せ、例えば 850℃のH2 ガス雰囲気において30分間、
高温処理を施すことによって露出した表面を清浄にす
る。続いて、例えばFTP(Fast Thermal Process too
l )により、Si基板21及び多結晶シリコン膜27表
面を含む全面にアモルファスSi膜を約60nmの膜厚に
堆積する。続いて、アモルファスSi膜を堆積した同じ
FTPを用いて、例えば約 600℃のArガス雰囲気にお
いて約40分の加熱処理を施すことにより、Si基板21
上のアモルファスSi膜をエピタキシャル層を含むSi
層28に変える(以下、このエピタキシャル層を含むS
i層28をエピタキシャルSi層28と称する)。
【0037】ここで、図示のようにエピタキシャルSi
層28の膜厚は、Si基板21上に位置する部分と、多
結晶シリコン膜25、27の上部に位置する部分とで実
質的に等しくなり、かつ多結晶シリコン膜25、27の
上部に位置する部分での膜厚も実質的に均一になってい
る。
【0038】なお、トレンチ12内の多結晶シリコン膜
27上及び絶縁膜53上のアモルファスSi膜は、それ
ぞれ完全にはエピタキシャルSi層に変化せず、アモル
ファスSi膜や多結晶Si膜として残る。しかし、上記
両膜上の層は、MOSトランジスタのチャネルとして使
用されることがないために、それ程のクオリティーは必
要としない。なお、上記方法の代わりに、通常のエピタ
キシャルSi成長法を使用してエピタキシャルSi層2
8を形成することもできる。このときの成長温度は 560
℃であり、SiH4 ガスが使用される。
【0039】次に、図6に示すように、メモリセル領域
を通過する隣接メモリセルのためのゲート電極導体33
(図1に図示)に対応した位置に開口を有する、SiO
2 膜54及びSi34 膜55からなるマスク層を形成
し、このマスク層を用いてN型の不純物イオンをエピタ
キシャルSi層28内にイオン注入して拡散層56を形
成した後、同じマスク層を用いてこの拡散層56を表面
から30nmの深さまでエッチングして前記トレンチ30
を形成する。その際にトレンチ底部のエッジが丸くなる
ようにエッチングする方が望ましい。なお、図6(a)
は前記図1(b)の断面図に対応しており、図6(b)
は前記図1(c)の断面図に対応している。
【0040】次に、図7に示すように、隣接するトレン
チ間では、上記拡散層56をエッチングする際に用いた
マスク層よりも狭い領域に開口を有するレジスト層57
を形成し、このレジスト層57を用いた非選択性RIE
法により上記拡散層56及びその下部のSi基板21を
200nm程度エッチングして、素子分離用のSTI用ト
レンチ29を形成する。このときもトレンチ底部のエッ
ジが丸くなるようにエッチングする方が好ましい。この
エッチングにより、拡散層56からなる表面接続層(su
rface strap )35が形成される。なお、図7(a)は
前記図1(b)の断面図に、図7(b)は前記図1
(c)の断面図にそれぞれ対応している。
【0041】次に、図8に示すように、上記レジスト層
57を除去した後、全面にSiO2膜31を堆積し、C
MP法により研磨して平坦化することにより、このSi
2膜31をSTI用のトレンチ29及びトレンチ30
内にのみ残す。このCMP法による平坦化の際に、前記
Si34 膜55はストッパ材として使用される。すな
わち、SiO2 膜31に比べてSi34 膜55は研磨
され難いので、SiO2 膜31の平坦化が達成される。
この工程で、Si34 膜55は膜厚が部分的に変化す
るようなプロセスダメージを受けないので、一定した膜
厚となる。なお、図8(a)はパターン平面図、図8
(b)は図8(a)中のVIIIb−VIIIb線に沿った断面
図、図8(c)は図8(a)中のVIIIc−VIIIc線に沿
った断面図である。
【0042】この後は、Si34 膜55及びその下部
のSiO2 膜54を除去した後に、Si基板21上にゲ
ート犠牲酸化膜(gate sacrificial oxide)を形成し、
このゲート犠牲酸化膜を介してMOSトランジスタのV
th(しきい値電圧)合わせ用のチャネルインプラを行い
(図示せず)、続いてゲート犠牲酸化膜を除去した後、
図9に示すように、新たに約8nmの膜厚のゲート絶縁
膜32、ゲート電極導体33及び約 150nmの膜厚のS
34 からなるキャップ絶縁膜36を堆積し、所定の
マスク層を用いてこれらキャップ絶縁膜36、ゲート電
極導体33をパターニングしてゲート電極構造を形成
し、続いてこのゲート電極構造をマスクにエピタキシャ
ルSi層28を含む領域にN型不純物をイオン注入して
ソース/ドレイン拡散層34を形成する。このとき、ソ
ース/ドレイン拡散層34の1つは前記表面接続層35
とオーバーラップした状態で形成される。
【0043】その後、例えば30nm程度の膜厚のSi3
4 からなるバリア絶縁膜37、例えば 500nm程度の
膜厚のBPSG膜38を堆積し、CMP法で平坦化した
後、TEOS−SiO2 膜39を例えば 300nm程度の
膜厚で形成する。この後は、図1に示すように、コンタ
クトホール40の開口、多結晶シリコン膜で埋め込まれ
たビットラインコンタクト41の形成及びW膜からなる
ビットライン42を形成する。この後、層間絶縁膜を堆
積し、コンタクト、配線層を形成(図示せず)して、完
成する。
【0044】このような製造方法によれば、MOSトラ
ンジスタのソース/ドレイン拡散層34が形成されるエ
ピタキシャルSi層28に、MOSトランジスタのソー
ス/ドレイン拡散層34とトレンチキャパシタの蓄積電
極となる多結晶シリコン膜25とを電気的に接続するた
めの表面接続層35も形成するようにしたので、深いト
レンチ(DT)12を従来のようにCMP法とRIE法
とを組み合わせた方法で形成する場合に比較して、工程
数を削減することができる。例えば従来のCMPとRI
Eとを組み合わせたトレンチ形成方法では3回のリセス
(recess)工程が必要であるのに対して、上記の方法で
は2回のリセス工程で済む。
【0045】また、従来のようなトレンチ12の上部サ
イドウォールでのサイドウォールコンタクトにおける拡
散が伸びることを考慮する必要がないので、深いトレン
チ(DT)12を形成した後に長時間及び高温(例え
ば、1000℃、60分)のトレンチストレス緩和アニールを
行うことができる。この結果、メモリセルにおけるデー
タ保持特性(データリテンション特性)を向上させるこ
とができる。
【0046】さらに、従来のサイドウォールプロセス
(Buried strap method )に代えて平坦表面プロセス
(planar surface process)を用いているために、リセ
スの深さのばらつき等による接続抵抗の変化等のプロセ
ス変動を減らすことができるという効果も得ることがで
きる。
【0047】次にこの発明の第2の実施の形態に係る製
造方法を図10ないし図12の断面図を参照して説明す
る。なお、これら図10ないし図12はそれぞれ、前記
図1(a)のパターン平面図中のIb−Ib線に沿った
断面構造を示している。
【0048】この第2の実施の形態による方法におい
て、Si基板21の全面にエピタキシャルSi層28を
形成するまでの工程(図1〜図5)は第1の実施の形態
と同様であるので、その説明は省略する。
【0049】次に、図10に示すように、全面にSiO
2 膜58を形成した後、メモリセル領域を通過するゲー
ト電極導体33(図1に図示)に対応した位置に開口を
有するレジスト層59を形成し、このレジスト層59を
用いてN型の不純物イオンをエピタキシャルSi層28
内にイオン注入して拡散層56を形成する。すなわち、
この工程では、前記トレンチ30(図6に図示)を形成
することなく、この拡散層56をそのまま残す。
【0050】次に、図11に示すように、全面にSiO
2 膜54及びSi34 膜55を堆積した後、STI形
成用のレジスト層57を形成し、このレジスト層57を
用いた非選択性RIE法により上記拡散層56及びその
下部のSi基板21を 200nm程度エッチングして、S
TI用のトレンチ29を形成する。このとき、トレンチ
底部のエッジが丸くなるようにエッチングする方が好ま
しい。このエッチングにより、拡散層56からなる表面
接続層(surface strap )35が形成される。
【0051】次に、上記レジスト層57を除去した後、
全面にSiO2 膜31を堆積し、CMP法により研磨し
て平坦化することにより、図12に示すように、SiO
2 膜31をSTI用のトレンチ29内にのみ残す。この
CMP法による平坦化の際も、Si34 膜55はCM
Pを行う時の研磨のストッパ材として使用される。
【0052】この後は、Si34 膜55及びその下部
のSiO2 膜54を除去し、エピタキシャルSi層28
上にゲート犠牲酸化膜を形成し、このゲート犠牲酸化膜
を介してMOSトランジスタのVth(しきい値電圧)合
わせ用のチャネルインプラを行い、続いてゲート犠牲酸
化膜を除去した後に、新たに約8nmの膜厚のゲート絶
縁膜32、ゲート電極導体33形成用の多結晶シリコン
層及び約 150nmの膜厚のSi34 からなるキャップ
絶縁膜36を堆積し、所定のマスク層を用いてこれらキ
ャップ絶縁膜36、ゲート電極導体33をパターニング
してゲート電極構造を形成する。この後の工程は、第1
の実施の形態による方法と同様なので、その説明は省略
する。また、第1の実施の形態による方法と同様に、ゲ
ート犠牲酸化膜としてSiO2 膜を用いることもでき
る。
【0053】この方法によって製造された半導体記憶装
置では、メモリセル領域を通過する隣接メモリセルのゲ
ート電極導体33の下部には、STIのトレンチ29内
を埋めるようにSiO2 膜31が形成され、前記図1に
示すような浅いトレンチ30は存在していない。
【0054】すなわち、この実施の形態による方法によ
って製造された半導体記憶装置では、メモリセル領域を
通過する隣接メモリセルのゲート電極導体33と、表面
接続層35との間に前記のような厚いSiO2 膜31が
存在しない。従って、このような構造の半導体記憶装置
は、通過するゲート電極導体33の寄生キャパシタンス
は大きくなるが、浅いトレンチ30(図1に図示)を形
成するための工程が省略できるという効果が得られる。
【0055】さらに、表面接続層35形成のためのイン
プラは、エピタキシャルSi層28に対するウエル領域
形成及びMOSトランジスタのVth合わせ用のチャネル
インプラ形成の際に、ゲート犠牲酸化膜を介して行うこ
とができる。従って、この第2の実施の形態による方法
では、先の第1の実施の形態による方法と比べて、大幅
に製造工程の簡略化を図ることができる。
【0056】また、熱工程を調整することにより、不純
物がドープされた多結晶シリコン層27からエピタキシ
ャルSi層28への不純物の拡散が大きく存在する場合
には、それにより表面接続層35に代わる層を自己整合
的に形成することが可能になる。
【0057】次にこの発明の第3の実施の形態に係る製
造方法を図13の断面図を参照して説明する。なお、こ
の図13は前記図1(a)のパターン平面図中のIb−
Ib線に沿った断面構造を示している。
【0058】この第3の実施の形態による方法では、第
2の実施の形態に係る方法において、STIのトレンチ
29内を埋めるようにSiO2 膜31を形成した後に、
ゲート絶縁膜32を形成する際に酸化雰囲気中で表面を
熱酸化することにより行う。予めN型の不純物が導入さ
れている表面接続層35と、不純物が導入されていない
残りのエピタキシャルSi層28とは酸化速度(oxidat
ion rate)が異なる。従って、表面を熱酸化することに
より、エピタキシャルSi層28上には約8nmの膜厚
のゲート絶縁膜32が形成され、かつ表面接続層35上
にはこれよりも膜厚が厚い、例えば15nm程度のSiO
2 膜58が形成される。この後の工程は、第1の実施の
形態による方法と同様なので、その説明は省略する。
【0059】この第3の実施の形態による方法で製造さ
れた半導体記憶装置では、SiO2膜58の存在によ
り、隣接メモリセルのゲート電極導体33における寄生
キャパシタンスの値を、第2の実施の形態による方法で
製造されたものと比べて減少させることができる。
【0060】次にこの発明の第4の実施の形態に係る製
造方法を図14及び図15の断面図を参照して説明す
る。なお、これら図14及び図15は前記図1(a)の
パターン平面図中のIb−Ib線に沿った断面構造を示
している。
【0061】この第4の実施の形態による方法におい
て、Si基板21の全面にエピタキシャルSi層28を
形成するまでの工程(図1〜図5)は第1の実施の形態
と同様なので、その説明は省略する。
【0062】次に、第1の実施の形態における図6に示
す工程と同様に、SiO2 膜54及びSi34 膜55
からなるマスク層を形成し、このマスク層を用いてN型
の不純物イオンをエピタキシャルSi層28内にイオン
注入して拡散層56を形成した後、図14に示すよう
に、同じマスク層を用いて選択酸化(mini-LOCOS(Local
Oxidation of Silicon))を行うことにより、拡散層5
6上にSiO2 膜54よりも膜厚が厚いSiO2 膜60
を自己整合的に形成する。このSiO2 膜60の膜厚は
例えば26nm程度とする。
【0063】この後、図15に示すように、Si34
膜55を除去し、新たに全面にSi34 膜61を堆積
し、さらにその上にSTI形成用のレジスト層57を形
成し、このレジスト層57を用いた非選択性RIE法に
より、まず直下のSi34膜61を除去し、続いて拡
散層56及びその下部のSi基板21を 200nm程度エ
ッチングしてSTI用のトレンチ29を形成する。この
とき、トレンチ底部のエッジが丸くなるようにエッチン
グする方が好ましい。このエッチングにより、拡散層5
6からなる表面接続層35が形成される。
【0064】この後、レジスト層57を除去し、第1の
実施の形態の場合と同様に全面にSiO2 膜を堆積し、
このSiO2 膜をCMP法によって研磨して平坦化する
ことにより、SiO2 膜をSTI用のトレンチ29内に
のみ残す。なお、このCMP法による平坦化の際も、S
34 膜61はストッパ材として使用される。この後
の工程は第1の実施の形態の場合と同様である。
【0065】この第4の実施の形態による方法で製造さ
れる半導体記憶装置では、隣接メモリセルのゲート電極
導体の下部には比較的膜厚が厚いSiO2 膜60が形成
されているので、この通過するゲート電極導体における
寄生キャパシタンスの値を減少させることができる。
【0066】次にこの発明の第5の実施の形態に係る製
造方法を図16及び図17の断面図を参照して説明す
る。なお、これら図16及び図17は前記図1(a)の
パターン平面図中のIb−Ib線に沿った断面構造を示
している。
【0067】この第5の実施の形態による方法では、図
11の工程までは第2の実施の形態による方法と同様な
ので、その説明は省略する。そして、STI用のトレン
チ29内にSiO2 膜31を埋め込み、その後、図16
に示すように、ゲート犠牲酸化膜54上(またはSiO
2 膜58をそのまま用いる場合はSiO2 膜58上)に
レジスト層62を形成した後、このレジスト層62をマ
スクにゲート犠牲酸化膜54をエッチングして拡散層5
6(表面接続層35)またはSiO2 膜58上にのみこ
のゲート犠牲酸化膜54(またはSiO2 膜58)を残
す。
【0068】次に、上記レジスト層62を除去した後、
ゲート酸化を行うことにより、拡散層56(表面接続層
35)上にゲート絶縁膜より膜厚の厚いSiO2 膜63
を形成し、その他のエピタキシャルSi層28上には約
8nmの膜厚のゲート絶縁膜32を形成する。この後の
工程は、第1の実施の形態による方法と同様なので、そ
の説明は省略する。
【0069】この第5の実施の形態による方法で製造さ
れる半導体記憶装置でも、隣接メモリセルのゲート電極
導体の下部には比較的膜厚が厚いSiO2 膜63が形成
されているので、通過するゲート電極導体における寄生
キャパシタンスの値を減少させることができる。
【0070】なお、この発明は上記した各実施の形態に
限定されるものではなく種々の変形が可能であることは
いうまでもない。例えばMOSトランジスタのゲート絶
縁膜を熱酸化による方法で形成する場合について説明し
たが、これは他に例えばCVD−SiO2 膜を例えば8
nm程度に堆積した後に 900℃の酸素雰囲気中でアニー
ルすることで形成する、いわゆるHTO(high tempara
ture oxide)膜を用いても良い。このHTO膜によるゲ
ート絶縁膜は欠陥が少なく良質のものが得られるばかり
ではなく、エピタキシャルSi層28とトレンチ12上
のアモルファス層になっているSi層の両方の上で同じ
膜質のゲート絶縁膜を形成することができる。すなわ
ち、下地の結晶性によらない酸化膜が形成できるので有
効である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、製造が容易であり、メモリセル面積の縮小化を図る
ことができる半導体記憶装置及びその製造方法を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による半導体記憶
装置の構造を示し、(a)は2ビット分のメモリセルの
レイアウトを示すパターン平面図、(b)は断面図、
(c)は断面図。
【図2】図1の半導体記憶装置を製造する際の最初の工
程を示す断面図。
【図3】図2の次の工程を示す断面図。
【図4】図3の次の工程を示す断面図。
【図5】図4の次の工程を示す断面図。
【図6】図5の次の工程を示す断面図。
【図7】図6の次の工程を示す断面図。
【図8】図7の次の工程を示すものであり、(a)はパ
ターン平面図、(b)は断面図、(c)は断面図。
【図9】図8に続く工程を示すものであり、(a)はパ
ターン平面図、(b)は断面図、(c)は断面図。
【図10】この発明の第2の実施の形態による半導体記
憶装置の製造方法による工程の断面図。
【図11】図10の次の工程を示す断面図。
【図12】図11の次の工程を示す断面図。
【図13】この発明の第3の実施の形態による半導体記
憶装置の製造方法による工程の断面図。
【図14】この発明の第4の実施の形態による半導体記
憶装置の製造方法による工程の断面図。
【図15】図14の次の工程を示す断面図。
【図16】この発明の第5の実施の形態による半導体記
憶装置の製造方法による工程の断面図。
【図17】図16の次の工程を示す断面図。
【符号の説明】
11…アクティブ領域、 12…深いトレンチ(deep trench )、 13…メモリセル領域、 21…P型のSi基板(P−sub)、 22…N型の埋め込み層(N−well)、 23…N型の拡散層、 24…キャパシタ絶縁膜となる絶縁膜、 25…多結晶シリコン膜、 26…SiO2 膜、 27…多結晶シリコン膜、 28…エピタキシャルSi層、 29…STI用のトレンチ、 30…浅いトレンチ、 31…SiO2 膜、 32…ゲート絶縁膜、 33…ゲート電極導体、 34…ソース/ドレイン拡散層、 35…表面接続層(surface strap )、 36…キャップ絶縁膜、 37…バリア絶縁膜、 38…BPSG膜、 39…TEOS膜、 40…コンタクトホール、 41…ビットラインコンタクト、 42…ビットライン、 51…SiO2 膜、 52…Si34 膜、 53…カラー絶縁膜(collar oxide)、 54…SiO2 膜、 55…Si34 膜、 56…拡散層、 57…レジスト層、 58…SiO2 膜、 59…レジスト層、 60…SiO2 膜、 61…Si34 膜、 62…レジスト層、 63…SiO2 膜。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にMOSトランジスタとキ
    ャパシタからなるメモリセルを複数個集積してなる半導
    体記憶装置において、 上記基板に形成された溝と、 上記溝の下部の内周面を覆うように形成された第1の絶
    縁膜と、 上記溝の上部の内周面を覆うように形成された第2の絶
    縁膜と、 上記溝内において上記第1の絶縁膜を埋めるように設け
    られ、上記キャパシタの蓄積電極として用いられる第1
    の導電体層と、 上記溝内の上記第1の導電体層上で上記第2の絶縁膜を
    埋めるように設けられた第2の導電体層と、 上記溝の下部を囲むように上記基板に形成された拡散領
    域と、 上記第2の導電体層を含む上記基板上に形成された半導
    体層と、 上記半導体層及びその下部に選択的に形成され、かつそ
    の上部には上記半導体層が存在しないように形成され、
    上記半導体層を複数の領域に分離する素子分離層と、 上記半導体層を含む層内に形成された上記MOSトラン
    ジスタのソース/ドレイン拡散層と、 上記ソース/ドレイン拡散層の1つと接するように上記
    半導体層内に形成され、上記ソース/ドレイン拡散層の
    1つと上記蓄積電極用導電体層とを電気的に接続する表
    面接続層とを具備したことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記半導体層の、前記第1の導電体層の
    上部に位置する部分の膜厚が実質的に均一にされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体層は、前記半導体基板上に位
    置する部分と、前記第1の導電体層の上部に位置する部
    分の膜厚が実質的に等しくされていることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体層は、前記半導体基板上に位
    置する部分がエピタキシャルSi層であり、前記第1の
    導電体層の上部に位置する部分がアモルファスSi層ま
    たは多結晶Si層であることをことを特徴とする請求項
    1に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板上にMOSトランジスタとキ
    ャパシタからなるメモリセルを複数個集積してなる半導
    体記憶装置の製造方法において、 第1導電型の半導体基板を用意する工程と、 選択エッチングにより上記基板にキャパシタ用の第1の
    溝を形成する工程と、 上記第1の溝の上部を除いた内周面から上記基板内に第
    1導電型とは反対導電型の第2導電型の不純物を拡散さ
    せてキャパシタの対向電極となる拡散層を形成する工程
    と、 上記第1の溝の下部の内周面を覆うように第1の絶縁膜
    を形成する工程と、 上記第1の絶縁膜で覆われた上記溝内下部を埋めるよう
    に、上記キャパシタの蓄積電極として用いられる第1の
    導電体層を形成する工程と、 上記溝の上部の内周面を覆うように第2の絶縁膜を形成
    する工程と、 上記第2の絶縁膜で覆われた上記溝内上部を埋めるよう
    に第2の導電体層を形成する工程と、 上記第2の導電体層を含む上記基板上に半導体層を形成
    する工程と、 上記第2の導電体層上に位置する上記半導体層に第2導
    電型の不純物を選択的に導入して表面接続層を形成する
    工程と、 底部が上記半導体基板に達するように上記半導体層に素
    子分離用の第2の溝を形成して、上記半導体層を複数の
    部分に分割する工程と、 上記第2の溝内を絶縁膜で埋めて、上記複数の部分に分
    割された半導体層を電気的に分離する工程と、 上記半導体層上にゲート絶縁膜を介してMOSトランジ
    スタのゲート電極を形成する工程と、 上記ゲート電極をマスクに用いて上記半導体層に選択的
    に第1導電型の不純物を導入してMOSトランジスタの
    ソース/ドレイン拡散層を形成すると同時にこのソース
    /ドレイン拡散層のいずれか一方を上記表面接続層と重
    なり合うように形成する工程とを具備したことを特徴と
    する半導体記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記半導体層を形成する工程がエピタキ
    シャル成長法により行われることを特徴とする請求項5
    に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記半導体層を形成する工程が、 アモルファスSi層を堆積する工程と、 熱処理により前記半導体基板上のアモルファスSi層を
    エピタキシャル層に変化させる工程とを含んで行われる
    ことを特徴とする請求項5に記載の半導体記憶装置の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 前記半導体基板に、前記拡散層と電気的
    に接続する第2導電型の埋め込み半導体層を形成する工
    程をさらに具備したことを特徴とする請求項5に記載の
    半導体記憶装置の製造方法。
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