JPH11186514A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JPH11186514A
JPH11186514A JP9353494A JP35349497A JPH11186514A JP H11186514 A JPH11186514 A JP H11186514A JP 9353494 A JP9353494 A JP 9353494A JP 35349497 A JP35349497 A JP 35349497A JP H11186514 A JPH11186514 A JP H11186514A
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semiconductor layer
trench
layer
transistor
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Katsuhiko Hieda
克彦 稗田
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Toshiba Corp
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
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    • H01L29/92Capacitors having potential barriers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランジスタを形成する領域の半導体層の品
質確保と、ソース/ドレインの一方と蓄積電極との接続
の安定化をはる。 【解決手段】 Si基板1に選択的に設けられたトレン
チ5内に蓄積電極8,10を埋め込んで形成されたキャ
パシタと、基板1及びキャパシタの上部に蓄積電極8,
10とは絶縁して形成された第1のエピタキシャルSi
層12と、このSi層12を一部除去して設けられた接
続孔14内に、蓄積電極8,10とコンタクトを取るた
めに埋込み形成された接続電極16と、Si層12と接
続電極16の上部に形成された第2のエピタキシャルS
i層17と、このSi層17に形成されたMOSトラン
ジスタとを具備した半導体記憶装置であって、接続電極
16は、基板面内方向において第1のSi層12とは絶
縁され、基板積層方向において第2のSi層17により
トランジスタのソース/ドレインの一方と接続されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランジスタとキ
ャパシタでメモリセルを構成した半導体記憶装置に係わ
り、特にトランジスタをキャパシタの上部領域に形成す
る構造を採用した半導体記憶装置及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、MOSトランジスタとキャパシタ
を用いたDRAM等の半導体記憶装置においては、キャ
パシタ面積を増やすために、キャパシタ構造の3次元化
が進行している。3次元化の一つとしてのトレンチ型の
キャパシタは、シリコン基板に溝(トレンチ)を掘り、
溝の側面にキャパシタを形成するものであり、平坦性に
優れているので、256MビットDRAMや1Gビット
DRAM用として開発が進められている。
【0003】しかし、トレンチ型のキャパシタにおいて
も、セルの微細化に伴い、トレンチ側面積を十分に確保
するのが困難になっている。トレンチの面積を増やせな
い理由の一つとして、MOSトランジスタとキャパシタ
が隣接して並列にレイアウトされているので、メモリセ
ル面積が小さくなるに従ってトレンチ径が小さくなるこ
とがあげられる。
【0004】そこで、このような問題を解決するため
に、トレンチ型キャパシタの上部にトランジスタを形成
することにより、トレンチ形成面積を増加させる試みが
提案されている(IEDM'88 Technical Digest,pp.588-59
1,“A Buried-Trench DRAM Cell Using A Self-aligned
Epitaxy Over Trench Technology ”)。これは、図1
7に示すような自己整合エピタキシャル技術を用いて、
トレンチ型キャパシタの上部にエピタキシャルSi層を
成長させ、このSi層にトランジスタを形成すると共
に、トランジスタのソース/ドレインの一方とキャパシ
タの蓄積電極とを電気的に接続するという優れた方法で
ある。
【0005】しかしながら、このようなDRAM構造に
おいては、トレンチ上部の酸化膜上のエピタキシャルS
i層の結晶性の制御が困難であり、しかもトレンチ上部
のエピタキシャルSi層にトランジスタを形成するた
め、ウェハ全面に渡ってトランジスタの品質を保つこと
が難しかった。また、トランジスタのソース/ドレイン
の一方とキャパシタの蓄積電極との接続は蓄積電極から
の拡散を利用した埋込み接続であり、この接続が不安定
で製造歩留まりの低下を招く問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、トレ
ンチ型キャパシタを形成した基板上にエピタキシャルS
i層を形成し、このSi層にトランジスタを形成したD
RAM構造においては、トレンチ上部の酸化膜上のエピ
タキシャルSi層の結晶性の制御が困難で、ウェハ全面
に渡ってトランジスタの品質を保つことが難しかった。
また、トランジスタのソース/ドレインの一方とキャパ
シタの蓄積電極との接続が不安定で、製造歩留まりの低
下を招く問題があった。
【0007】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、トランジスタを形成す
る領域の半導体層の品質確保と、ソース/ドレインの一
方と蓄積電極との接続の安定化をはかり得る半導体記憶
装置及びその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(構成)上記課題を解決
するために本発明は、次のような構成を採用している。
即ち本発明は、半導体基板に設けられたトレンチ内に蓄
積電極を埋め込んで形成されたキャパシタと、前記基板
及びキャパシタの上部に前記蓄積電極とは絶縁して形成
された第1の半導体層と、この第1の半導体層を一部除
去して設けられた接続孔内に、前記蓄積電極とコンタク
トを取るために埋込み形成された接続電極と、第1の半
導体層と前記接続電極の上部に形成された第2の半導体
層と、この第2の半導体層に形成されたトランジスタと
を具備した半導体記憶装置であって、前記接続電極は、
基板面内方向において第1の半導体層とは絶縁され、基
板積層方向において第2の半導体層により前記トランジ
スタのソース/ドレインの一方と接続されていることを
特徴とする。
【0009】また本発明は、上記半導体装置の製造方法
において、半導体基板にトレンチを形成する工程と、前
記トレンチ内にキャパシタ絶縁膜を介して蓄積電極を埋
込んでキャパシタを形成する工程と、前記キャパシタの
上部にストッパ絶縁膜を形成する工程と、前記基板及び
キャパシタの上に第1の半導体層を形成する工程と、第
1の半導体層の一部を選択エッチングして前記蓄積電極
の一部が露出するように接続孔を形成する工程と、前記
接続孔の側面に側壁絶縁膜を形成する工程と、前記接続
孔内に接続電極を埋込み形成する工程と、第1の半導体
層及び前記接続電極上に第2の半導体層を形成する工程
と、第2の半導体層にMOSトランジスタを形成し、か
つ該トランジスタのソース/ドレインの一方を前記接続
電極に接続する工程とを含むことを特徴とする。
【0010】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものがあげられる。 (1) 第1及び第2の半導体層は、エピタキシャルSiで
あること。 (2) 第1の半導体層の膜厚は、第2の半導体層の膜厚よ
りも厚いこと。 (3) 第1の半導体層を形成した後、第2の半導体層を形
成する前に第1の半導体層の表面を平坦にしたこと。 (4) 接続孔の側面は、接続電極と第1の半導体層とを絶
縁分離するために熱酸化膜とCVD酸化膜で覆われてい
ること。 (5) トレンチは該トレンチの長手方向がワード線方向と
平行となるように形成され、該トレンチの上部を避けた
領域にトランジスタのチャネル領域を配置したこと。 (6) ストッパ絶縁膜は、シリコン窒化膜であると。 (7) キャパシタ絶縁膜は、シリコン窒化膜と酸化膜を含
む積層膜であること。 (8) トレンチの上部側面に、キャパシタ絶縁膜よりも膜
厚の厚い絶縁膜があること。 (9) 接続孔が第1の半導体層を越えて半導体基板に達す
る深さに形成される場合に、接続孔の底部の一部が半導
体基板の表面より下にあること。
【0011】(作用)本発明によれば、キャパシタがト
ランジスタの下部にあるので、トランジスタの下の領域
までキャパシタ領域として使用でき、キャパシタ面積を
拡大できる。その結果、蓄積電荷量を大きくでき、メモ
リセル動作マージンを大きくでき、製品の歩留まり向上
を達成できる。キャパシタ絶縁膜の膜厚が一定の場合
は、トレンチの深さを浅くできるため、トレンチ形成の
一連のプロセスが簡略化され、製造コストの低減をはか
ることができる。
【0012】2段階のエピタキシャル成長法を用いるこ
とによって、エピタキシャル半導体層の欠陥レベル等を
低減でき、トランジスタ形成領域の酸化膜欠陥等を低減
できる。トランジスタのソース/ドレインの一方とキャ
パシタの蓄積電極とを電気的に接続する時に表面接続法
を使えるため、接続が安定していて製品の製造歩留まり
が向上する。トレンチ形成時、素子分離時、トランジス
タ形成時等に素子表面の平坦度が良好であるため、リソ
グラフィに有利である。さらに、接続孔に埋め込んだポ
リSi中の不純物が第2のエピタキシャル半導体層に拡
散していき、通過ワード線下への不純物拡散によりトラ
ンジスタのソース/ドレイン拡散層と蓄積電極を接続す
る拡散層領域を自己整合的に形成できるので、工程の簡
略化が可能となる。
【0013】また、接続孔の側面を、接続電極と第1の
半導体層とを絶縁分離するために熱酸化膜とCVD酸化
膜で覆うことにより、接続孔を開けた後、キャパシタの
蓄積電極の表面を露出させて接続孔の接続電極と電気的
な接続を取る時に発生する基板とのリーク電流の可能性
を低減できる。
【0014】また、2段階のエピタキシャル成長と表面
平坦化により、ストッパ絶縁膜がトレンチ上部表面に形
成されているため、接続孔を形成するための第1の半導
体層のエッチングがストッパ層で止まり、ポリSi等か
らなる蓄積電極の表面にエッチング・ダメージが残った
りして接続抵抗を上昇させるなどの問題の発生を抑える
ことができる。
【0015】第1の半導体層は半導体基板表面のみなら
ず、トレンチ上の絶縁物表面にもエピタキシャル成長さ
せるために、成長の面方位依存性があり、いわゆるファ
セットなどが生じることがある。このファセットなどに
よる表面の凹凸は、第2の半導体層を成長させる時や、
接続孔を形成するためのリソグラフィ時においても悪い
影響があるので、下地の第1の半導体層を平坦にする必
要がある。そのため、CMP(Chemical Mechanical Po
lishing )法などにより平坦化した後に、RIE(Reac
tive Ion Etching)法等で接続孔のリソグラフィを行う
と、パターンの寸法制御性が向上する。さらに、第1の
半導体層を平坦にした後に第2の半導体層をエピタキシ
ャル成長させると、第1の半導体層のファセットの影響
などを第2の半導体層に伝えることなく良質の第2の半
導体層を形成できる。
【0016】シリコン窒化膜と酸化膜からなるキャパシ
タ絶縁膜は、トレンチキャパシタ形成後の1000℃程
度の高温工程にも耐えることができるので、キャパシタ
形成後のトランジスタ形成工程にとって有利である。
【0017】また、トレンチの配置を工夫し、トレンチ
の長手方向がワード線方向と平行となるようにトレンチ
を形成し、さらにトランジスタのチャネル領域を避ける
ようにトレンチを形成することにより、トランジスタの
チャネル領域に良質の半導体層が使用できることにな
り、トランジスタの移動度などの劣化の少ないトランジ
スタが形成できる。
【0018】また、トレンチ上部側面にキャパシタ絶縁
膜よりも膜厚の厚い絶縁膜を形成することにより、トラ
ンジスタのソース/ドレインとキャパシタのプレート
(基板中の拡散層)の間に流れる縦型の寄生トランジス
タによるリーク電流の発生を抑制できる。
【0019】また、第1の半導体層はトレンチの絶縁膜
の上にも形成する必要があるため少なくともトレンチの
短辺方向幅の1/2よりも大きな膜厚が必要である。一
方、第2の半導体層の膜厚は接続孔の中の接続電極とト
ランジスタのソース/ドレインとを電気的に接続するの
が役目なので薄くてよい。その結果、厚い第1の半導体
層と薄い第2の半導体層を組み合わせて使うことによ
り、第1の半導体層と第2の半導体層の向上と生産性の
向上が達成できる。
【0020】また、トレンチと接続孔の間の重ね合わせ
誤差(約50nm)によって生じるトレンチ側壁の微細
な溝の底部の位置(深さ)をトレンチ中の蓄積電極の表
面よりも深くすることにより、接続孔の中のポリSi等
の接続電極と半導体基板の間のリーク電流の発生を防ぐ
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示の実施
形態によって説明する。 (第1の実施形態)図1及び図2は本発明の第1の実施
形態に係わるDRAMの1ビット分とその隣接パターン
を説明するためのもので、図1は平面図、図2は図1の
A−A′断面図である。
【0022】不純物濃度1〜5×1015cm-3程度の
(100)配向のp型シリコン基板1の表面に深いトレ
ンチ(DT)5が形成され、トレンチ5内の上部を除く
領域には、キャパシタ絶縁膜7を介してn+ ポリSi膜
(蓄積電極)8が埋込み形成されている。n+ ポリSi
膜8に対向する基板側にはn- 拡散層6が形成され、6
〜8からトレンチ・キャパシタが構成されている。トレ
ンチ5内の上部にはカラー酸化膜9を介してn+ ポリS
i膜10が埋込み形成され、このポリSi膜10の上面
にはストッパSiN膜11が形成されている。
【0023】基板1及びトレンチ・キャパシタの上部に
は厚膜エピタキシャルSi層(第1の半導体層)12が
形成され、このSi層12には接続孔14が形成されて
いる。接続孔14には側壁SiO2 膜15を介して接続
ポリSi膜(接続電極)16が埋込み形成されている。
Si層12上には薄膜エピタキシャルSi層(第2の半
導体層)17が形成され、Si層17,12の一部に素
子分離のためのSTI(Shallow Trench Isolation)2
0が形成されている。
【0024】Si層17上にワード線(WL)となるゲ
ート電極22が形成され、ゲート電極22の側部には側
壁Si34 膜25が形成されている。そして、Si層
17にソース/ドレイン拡散層を形成することにより、
トランジスタが構成されている。
【0025】トランジスタを形成した基板表面はストッ
パSiN膜26で覆われ、さらにBPSG膜27で覆わ
れて平坦化されている。そして、BPSG膜27及びス
トッパSiN膜26を一部除去してコンタクト孔が形成
され、このコンタクト孔内にビット線コンタクト(BL
コンタクト)28が形成されている。そして、PBSG
膜28上にはビット線(BL)29が形成されている。
【0026】このように本実施形態では、Si基板1内
に形成されたトレンチ・キャパシタとその上に2段階に
別けて形成したエピタキシャルSi層12,17と、エ
ピタキシャルSi層17に形成したMOSトランジスタ
からDRAM構造を実現している。このような素子構造
にすると、トランジスタをトレンチ(キャパシタ)の上
部に形成でき、トレンチの面積を大きくできる。即ち、
蓄積容量を大きくできる。
【0027】次に、本実施形態のDRAMの製造方法に
ついて、図3から図11を用いて説明する。ここで、図
3から図11において、(a)は平面図を示し、(b)
は(a)のA−A′断面図を示している。
【0028】まず、図3に示すように、(100)配向
を持った、不純物濃度1〜5×1015cm-3程度のp型
Si基板(又は、p型Si基板の表面にp型エピタキシ
ャルSi層を例えば1μm程度の膜厚成長させた所謂エ
ピタキシャル基板)1に、nチャネルMOSトランジス
タ形成領域にはpウェル(図示せず)、またpチャネル
MOSトランジスタ形成領域にはnウェルを形成する
(図示せず)。
【0029】続いて、例えばCVD−TEOS酸化膜
(膜厚700nm)4/Si窒化膜(膜厚150nm)
3/熱酸化膜(膜厚8nm)2の多層膜マスクにより、
Si基板1に深いトレンチ(DT)5を例えば5.0μ
mの深さに形成する。その後、砒素(As)ガラスを用
いた固相拡散法を用いて、トレンチ側面及び底面の上部
側面領域を除いた領域に選択的にn- 拡散層6を、例え
ば接合深さ0.2μm程度形成する。勿論他の不純物、
例えばリン(P)などを用いてPSG膜によって形成し
てもよい。
【0030】次いで、図4に示すように、トレンチ内面
のSi面を露出させた後、表面洗浄を行いキャパシタ絶
縁膜7を形成する。このキャパシタ絶縁膜7には、シリ
コン窒化膜(Si34 )とシリコン酸化膜(SiO
2 )の積層膜を用いてもよい。この場合、酸化膜換算膜
厚で4.0nm程度の膜になるようにそれぞれの膜厚を
調整する。続いて、Asなどのn型の不純物を高濃度に
ドープしたn+ ポリSi膜を堆積し、CMP法とRIE
(Reactive Ion Etching)法を用いてトレンチ5の中に
埋込み、第1の蓄積電極8を形成する。この第1の蓄積
電極8は、例えばシリコン表面から1.0μm程度の深
さになるように形成する。
【0031】続いて、埋め込んだ第1の蓄積電極8をマ
スクとしてトレンチ内面上部のキャパシタ絶縁膜7を選
択的に除去し、全面に例えばCVD−TEOS膜を堆積
し、RIE法によりエッチングを行い、所謂「側壁残し
法」により膜厚40nm程度のカラー(Collar)酸化膜
9を第1の蓄積電極8上でかつトレンチ上部側面に形成
する。
【0032】次いで、図5に示すように、Asなどのn
型の不純物を高濃度にドープしたn+ ポリSi膜を堆積
し、CMP法とRIE法を用いてトレンチの中に埋込
み、第2の蓄積電極10を形成する。この第2の蓄積電
極10は、例えばシリコン基板表面から50nm程度の
深さになるように形成する。この表面から50nm程度
の段差は、残りの工程でDTマークからアライメント信
号が十分な強度で取れるようにするためのものである。
【0033】次いで、図6に示すように、第2の蓄積電
極10及びマスク材のシリコン窒化膜3をマスクにし
て、カラー酸化膜9のシリコン基板表面から露出してい
る領域を除去し、カラー酸化膜9をトレンチ5の側壁部
のみに残置する。続いて、マスク材のシリコン窒化膜3
を除去した後、全面にシリコン窒化膜を例えば100n
m程度堆積し、CMP法を用いてトレンチ5中の第2の
蓄積電極10の窪みに埋込み形成し、ストッパSiN膜
11を形成する。
【0034】次いで、図7に示すように、シリコン基板
表面の酸化膜2を除去し、さらに自然酸化膜等を除去
し、Si表面を露出させた後、全面に第1のエピタキシ
ャルSi層12を成長させる。このエピタキシャルSi
層12は、アモルファスSi層を堆積した後に熱処理に
より再結晶化させてもよい。膜厚は、例えば300nm
程度とする。ストッパSiN膜11上には隣接するSi
基板表面からエピタキシャル成長をさせることができ
る。もし必要であれば、エピタキシャル成長させたSi
層12の表面をCMPして表面の凹凸を除去してもよ
い。このようにすると、トレンチ上に形成した第1のエ
ピタキシャルSi層12のファセット等を除去でき、2
回目のエピタキシャルSi成長の品質を向上できる。
【0035】次いで、図8に示すように、第1のエピタ
キシャルSi層12の表面にSiO2 膜13を例えば膜
厚50nm程度形成してから、リソグラフィ法とRIE
法を用いて、DTパターンに少なくとも一部が接するよ
うに所望の接続用の孔14を開口する。このようにする
と、レジストプロセス、エッチングプロセス中における
エピタキシャルSi層12の表面の汚染等を防止でき
る。また、DTパターン上のエッチングはストッパSi
N膜11上でエッチングがストップするような条件で行
うことが望ましい。
【0036】その後、接続孔14の側壁に、例えばCV
D−SiO2 膜を40nm程度形成する。これには、全
面にSiO2 膜を堆積した後RIE法により段差の側壁
部にSiO2 膜を残置する「側壁残し法」を使用する。
この側壁SiO2 膜15は、接続孔14と第1のエピタ
キシャルSi層12を電気的に絶縁分離するための絶縁
層であると同時に、縦方向に形成される寄生トランジス
タの反転防止のために膜厚をある程度厚く(40nm程
度)する必要がある。
【0037】次いで、図9に示すように、接続孔14の
底部のストッパSiN膜11をRIE法などを用いて選
択的に除去した後に、蓄積電極ポリSi膜10の表面を
露出させ、全面に例えばAsをドープさせたポリSi膜
を堆積しCMP法とRIE法等を用いて接続孔の中に接
続孔ポリSi膜16を埋込み形成する。このとき、Si
2 膜13はCMP及びRIE中に第1のエピタキシャ
ルSi層12の表面を保護する働きもある。
【0038】次いで、図10に示すように、第1のエピ
タキシャルSi層12の表面のSiO2 膜13を除去
し、さらに表面の自然酸化膜等を除いた後に、全面に第
2のエピタキシャルSi層17を成長させる。このエピ
タキシャルSi層17は、アモルファスSi層を堆積し
た後に熱処理により再結晶化させてもよい。膜厚は、例
えば50nm程度とする。接続孔ポリSi膜16や側壁
SiO2 膜15上には隣接するエピタキシャルSi層1
2の表面からエピタキシャル成長をさせることができ
る。
【0039】ここで、もし必要であれば、エピタキシャ
ル成長させたSi層17の表面をCMP等の方法で研磨
して表面の凹凸を除去してもよい。このようにすると、
接続孔14上に形成した第2のエピタキシャルSi層1
7の凹凸等を除去でき、以降に形成するトランジスタの
品質を向上できる。また、ここでは図示していないが、
第2のエピタキシャルSi層17の形成前にトランジス
タのパンチスルーを防止するためのディープ・チャネル
・イオン注入を行ってもよい。このようにすると、パン
チスルーを防止するのに理想的なチャネルイオン注入プ
ロファイルを実現できる。
【0040】次いで、図11に示すように、素子分離の
ためのSTIを形成するためのマスク層として、第2の
エピタキシャルSi層17の表面にSiO2 膜18及び
Si34 膜19を形成する。その後、リソグラフィ法
とRIE法を用いて素子分離領域に浅い(200nm程
度)トレンチ(溝)を第2のエピタキシャルSi層17
中に形成する。トレンチ内壁のRIEときのダメージ層
等の除去を行った後、全面に例えば膜厚300nm程度
のCVD−TEOS膜(SiO2 膜)を堆積する。その
後、CMP法やRIE法を用いて素子領域のトレンチの
中にSiO2 膜20を埋込み形成する。
【0041】次いで、図12に示すように、マスク層の
Si34 膜19とSiO2 膜18を順次選択的に除去
し、第2のエピタキシャルSi層17の表面にゲート絶
縁膜として例えば6nm程度のSiO2 膜21を熱酸化
法により形成する。この後は、通常のトランジスタのゲ
ート電極22の形成工程を行う。即ち、n+ ポリSi層
(膜厚50nm程度)、タングステン・シリサイド膜
(膜厚50nm程度)、キャップSi34 膜23を順
次堆積し、その後、例えばフォトリソグラフィ法とRI
E法などを用いてまずキャップSi34 膜23を加工
した後、キャップSi34 膜23をマスクにしてタン
グステン・シリサイド膜、n+ ポリSi層をゲート電極
パターンに加工する。
【0042】本実施形態では、ゲート電極22としてタ
ングステン・シリサイド膜/n+ ポリSi膜を用いた例
を示しているが、ポリSi単層膜でもよいし、他の積層
膜構成でもよい。キャップSi34 膜23は後の工程
での自己整合コンタクトに用いるための膜である。
【0043】次いで、LDD(Lightly Doped Drain )
構造を形成するため、ゲート電極22をマスクにして、
フォトリソグラフィ法を用いて、所望の領域に、例えば
リン(p+ )イオンの注入を70keV,4×1013
-2程度行い、n- 型ソース・ドレイン拡散層24を形
成する。
【0044】次いで、前記図1に示すように、Si3
4 膜を全面に堆積した後、レジストマスクで所望の領域
のRIEを行い、ゲート電極の側壁部にSi34 を残
す、所謂「側壁残し」を行い、ゲート電極22の側壁に
膜厚30nm程度のSi34 側壁絶縁膜25を形成す
る。その後、フォトリソグラフィ法を用いて所望の領
域、例えばAs+ イオンの注入を30keV,5×10
15cm-2程度行い、n+型拡散層(図中にはない)を形
成し、所謂LDD構造を形成する。ここではLDD構造
を用いているが、n- 型拡散層のみ、或いはn+ 型拡散
層のみの、所謂シングル・ソース/ドレイン方式でもよ
い。また、ここではnチャネルの場合のソース/ドレイ
ン形成について説明したが、pチャネルの場合はp-
+ のソース/ドレイン拡散層を形成する。
【0045】次いで、全面にCVD−Si34 膜26
を例えば30nm程度堆積してストッパSi34 膜2
6を形成し、全面に層間絶縁膜としてBPSG膜27を
500nm程度堆積する。この後、例えば800℃程度
のN2 雰囲気で30分程度デンシファイを行う。この熱
工程は、ソース/ドレインのイオン注入層の活性化も兼
ねて行ってもよい。拡散層の深さ(Xj)を抑えたいと
きは、デンシファイの温度を750℃程度に低温化し
て、950℃で10秒程度のRTA(rapid Thermal An
neal)プロセスを併用してイオン注入層の活性化を行っ
てもよい。
【0046】次いで、全面をCMPすることにより平坦
化を行う。さらに、ビット線コンタクト領域にn+ ポリ
Si膜28を埋込み形成し、続いてソース、ドレイン、
ゲート電極へコンタクトの形成(図示せず)、ビット線
29、層間絶縁膜(図示せず)、メタル配線層(図示せ
ず)を順次形成する。さらに、全面にパッシベーション
膜(図示せず)を堆積し、DRAMの基本構造が完了す
る。
【0047】このように本実施形態によれば、トレンチ
をMOSトランジスタの下部まで張り出して形成でき、
トレンチの面積を大きくできるため、キャパシタに蓄積
される蓄積容量を大きくできる。キャパシタ絶縁膜の膜
厚が一定の場合は、トレンチの深さを浅くできるためト
レンチ形成の一連のプロセスが簡単化され、製造コスト
が著しく低下できる。また、2段階のエピタキシャル成
長法を用いることによりエピタキシャルSi層の欠陥レ
ベル等を低減できる。
【0048】また、トランジスタのソース/ドレインの
一方とキャパシタの蓄積電極を電気的に接続するときに
表面接続法を使えるため、接続が安定していて製品の製
造歩留まりが向上する。さらに、トレンチ形成時、素子
分離時、トランジスタ形成時等に素子表面の平坦度が良
好でリソグラフィに有利である。また、接続に埋め込ん
だポリSi中の不純物が第2のエピタキシャルSi層に
拡散していき、通過ワード線下への不純物拡散によりト
ランジスタの一方のソース/ドレイン拡散層と蓄積電極
を接続する拡散層領域を自己整合的に形成できるので、
工程の簡略化をはかることができる。
【0049】(第2の実施形態)図13及び図14は本
発明の第2の実施形態を説明するためのもので、図13
は平面図、図14は図13のA−A′断面図である。な
お、図1及び図2と同一部分には同一符号を付して、そ
の詳しい説明は省略する。また、これらの図は前記図8
に対応している。
【0050】第1の実施形態では、接続孔14の側壁に
例えばSiO2 膜15を40nm程度形成する例を述べ
た。しかし、図13及び図14に示すように、トレンチ
5と接続孔14の合わせずれがある場合には、接続孔1
4のエッチングが第2エピタキシャルSi層12を突き
抜けてシリコン基板1にまで達し、DTパターンの側面
に溝が形成される。このような溝が形成されると、スト
ッパSiN膜11を剥離して蓄積電極10の表面を露出
させる時に溝部のシリコン基板表面も露出され、シリコ
ン基板との電気的なリークをもたらすなどの原因とな
る。そこで、第2の実施形態として、この溝に対する側
壁SiO2 膜の形成方法と溝の深さについて述べる。
【0051】まず、接続孔14の内壁のシリコン表面に
例えば6nm程度の膜厚の熱酸化膜51を形成した後
に、CVD酸化膜52を用いてこの溝を完全に埋め込む
ようにする。溝を埋め込むには、溝の幅の2倍以上の膜
厚が必要であるが、この場合、溝の幅はトレンチ5と接
続孔14のリソグラフィにおける重ね合わせ(OL)に
よって決まる。また、溝の深さは接続孔形成のエッチン
グ時間で決まる値である。リソグラフィにおける重ね合
わせ(OL)は露光装置にもよるが約50nm以下を達
成できるため、図中の溝の幅Wは<50nmとなる。
【0052】さらに、図中の溝の深さDはストッパSi
N膜11を除去して第2のポリSi膜10の表面を露出
する工程でも溝の底部及び側面のシリコン基板表面が露
出してはならないので、深さDのコントロールが必要で
ある。即ち、ストッパSiN膜11をRIE法などで選
択的に除去した後、第2のポリSi膜10の表面を露出
する工程でカラー酸化膜9や溝の側壁部の酸化膜が等方
的にエッチングされる量をSnmと仮定すると、D>Sの
関係が必要である。酸化膜のエッチング速度等を考え
て、溝に形成する酸化膜を熱酸化膜とCVD−SiO2
膜で形成するのは有益である。
【0053】以上の議論から、Sを5nm程度と仮定す
ると、DはストッパSiN膜11の底面からの距離であ
るがエッチングのばらつきによる深さのばらつきも考慮
して、D〜3×S+エッチングばらつき、具体的にはD
〜3×5nm+30nm=45nm程度に設定すればよ
い。この接続孔の形成が本発明のポイントである。
【0054】このように本実施形態によれば、接続孔1
4とトレンチ5の重ね合わせ誤差により形成される溝の
幅Wと深さDに制限を加えることにより、接続孔14の
中に埋込み形成するポリSi膜16とシリコン基板1の
電気的なショートを防止できるので、製品歩留まりが向
上する。
【0055】(第3の実施形態)図15及び図16は本
発明の第3の実施形態を説明するためのもので、図15
は平面図、図16は図15のA−A′断面図である。な
お、図1及び図2と同一部分には同一符号を付して、そ
の詳しい説明は省略する。
【0056】基本的な構成は第1の実施形態と全く同様
であるが、本実施形態ではトレンチ(DT)5の配置が
第1の実施形態とは異なっている。即ち、第1の実施形
態では、トレンチ5の長辺方向がビット線方向と一致し
ている例を説明したが、本実施形態ではトレンチ5の長
辺方向がワード線方向と一致している。
【0057】このようなトレンチの配置を取ると、トラ
ンジスタのチャネル部をトレンチの上部から避けた領域
に配置することができる。この場合、トランジスタのチ
ャネル部の下にはシリコン基板があり、このシリコン面
からの品質の良いエピタキシャルSi成長を期待でき
る。従って、トランジスタのチャネル領域に良質の半導
体層が使用できることになり、トランジスタの移動度な
どの劣化の少ないトランジスタが形成できる。
【0058】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではない。基板及びその上に形成する第1及
び第2の半導体層は必ずしもSiに限るものではなく、
他の半導体を用いることも可能である。また、キャパシ
タの蓄積電極、接続電極の材料、更には各種の絶縁膜の
材料等は仕様に応じて適宜変更可能である。その他、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施する
ことができる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ト
ランジスタをキャパシタの上部領域に形成する構造を採
用した半導体記憶装置において、2段階のエピタキシャ
ル成長法を用いることにより、エピタキシャル半導体層
の欠陥レベル等を低減でき、トランジスタ形成領域の酸
化膜欠陥等を低減できる。さらに、トランジスタのソー
ス/ドレインの一方とキャパシタの蓄積電極とを電気的
に接続する時に表面接続法を使えるため、接続が安定し
ていて製品の製造歩留まりが向上する。つまり、トラン
ジスタを形成する領域の半導体層の品質確保と、ソース
/ドレインの一方と蓄積電極との接続の安定化をはかる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係わるDRAMの1ビット分
とその隣接パターンを示す平面図。
【図2】図1のA−A′断面図。
【図3】第1の実施形態のDRAM製造工程を示す平面
図と断面図。
【図4】第1の実施形態のDRAM製造工程を示す平面
図と断面図。
【図5】第1の実施形態のDRAM製造工程を示す平面
図と断面図。
【図6】第1の実施形態のDRAM製造工程を示す平面
図と断面図。
【図7】第1の実施形態のDRAM製造工程を示す平面
図と断面図。
【図8】第1の実施形態のDRAM製造工程を示す平面
図と断面図。
【図9】第1の実施形態のDRAM製造工程を示す平面
図と断面図。
【図10】第1の実施形態のDRAM製造工程を示す平
面図と断面図。
【図11】第1の実施形態のDRAM製造工程を示す平
面図と断面図。
【図12】第1の実施形態のDRAM製造工程を示す平
面図と断面図。
【図13】第2の実施形態に係わるDRAMの1ビット
分とその隣接パターンを示す平面図。
【図14】図12のA−A′断面図。
【図15】第3の実施形態に係わるDRAMの1ビット
分とその隣接パターンを示す平面図。
【図16】図15のA−A′断面図。
【図17】従来の問題点を説明するための断面図。
【符号の説明】
1…p型シリコン基板 2…バッファ酸化膜 3…マスクシリコン窒化膜(Si34 ) 4…マスクCVD酸化膜 5…トレンチ(溝) 6…n- 型拡散層 7…キャパシタ絶縁膜(NO膜) 8…n+ ポリSi膜(第1の蓄積電極) 9…カラー酸化膜 10…n+ ポリSi膜(第2の蓄積電極) 11…ストッパ膜(Si34 ) 12…厚膜エピタキシャルSi層(第1の半導体層) 13…マスク酸化膜 14…接続孔 15…側壁酸化膜 16…接続ポリSi膜(接続電極) 17…薄膜エピタキシャルSi層(第2の半導体層) 18…マスク酸化膜 19…SiNマスク層 20…STI素子分離層 21…ゲート絶縁膜 22…ゲート電極(WSi/ポリSi) 23…キャップSiN層 24…ソース/ドレイン拡散層 25…側壁膜 26…ストッパ膜(Si34 ) 27…BPSG膜 28…ビット線コンタクト 29…ビット線 51…熱酸化膜 52…CVD酸化膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板に設けられたトレンチ内に蓄積
    電極を埋め込んで形成されたキャパシタと、前記基板及
    びキャパシタの上部に前記蓄積電極とは絶縁して形成さ
    れた第1の半導体層と、この第1の半導体層を一部除去
    して設けられた接続孔内に、前記蓄積電極とコンタクト
    を取るために埋込み形成された接続電極と、第1の半導
    体層と前記接続電極の上部に形成された第2の半導体層
    と、この第2の半導体層に形成されたトランジスタとを
    具備してなり、 前記接続電極は、基板面内方向において第1の半導体層
    とは絶縁され、基板積層方向において第2の半導体層に
    より前記トランジスタのソース/ドレインの一方と接続
    されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記接続孔の側面は、前記接続電極と第1
    の半導体層とを絶縁分離するために熱酸化膜とCVD酸
    化膜で覆われていることを特徴とする請求項1記載の半
    導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記トレンチは該トレンチの長手方向がワ
    ード線方向と平行となるように形成され、該トレンチの
    上部を避けた領域に前記トランジスタのチャネル領域が
    位置することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】半導体基板にトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチ内にキャパシタ絶縁膜を介して蓄積電極を
    埋込んでキャパシタを形成する工程と、前記キャパシタ
    の上部にストッパ絶縁膜を形成する工程と、前記基板及
    びキャパシタの上に第1の半導体層を形成する工程と、
    第1の半導体層の一部を選択エッチングして前記蓄積電
    極の一部が露出するように接続孔を形成する工程と、前
    記接続孔の側面に側壁絶縁膜を形成する工程と、前記接
    続孔内に接続電極を埋込み形成する工程と、第1の半導
    体層及び前記接続電極上に第2の半導体層を形成する工
    程と、第2の半導体層にMOSトランジスタを形成し、
    かつ該トランジスタのソース/ドレインの一方を前記接
    続電極に接続する工程とを含むことを特徴とする半導体
    記憶装置の製造方法。
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