JPH10321572A - 半導体ウェーハの両面洗浄装置及び半導体ウェーハのポリッシング方法 - Google Patents

半導体ウェーハの両面洗浄装置及び半導体ウェーハのポリッシング方法

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JPH10321572A
JPH10321572A JP9139156A JP13915697A JPH10321572A JP H10321572 A JPH10321572 A JP H10321572A JP 9139156 A JP9139156 A JP 9139156A JP 13915697 A JP13915697 A JP 13915697A JP H10321572 A JPH10321572 A JP H10321572A
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roll
cleaning
pair
brush
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JP9139156A
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Naoto Miyashita
直人 宮下
Masayasu Abe
正泰 安部
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Toshiba Corp
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    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • HELECTRICITY
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    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
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    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment
    • H01L21/67028Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like
    • B08B1/32

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウェーハ処理工程中に付着したダスト
を効率的に除去するウェーハ両面洗浄装置及びこの洗浄
装置を用いたポリッシング方法を提供する。 【解決手段】 両面洗浄装置は、互いに反対方向に回転
するように駆動され、その間に半導体ウェーハ1が非接
触で配置される1対のロール状ブラシ3、4と、この1
対のロール状ブラシの近傍に配置され、前記半導体ウェ
ーハがこの1対のロール状ブラシの間に配置されてその
両面を洗浄されている間に、この半導体ウェーハの側面
をブラッシングする少なくとも1つの洗浄ブラシ2とを
具備している。洗浄剤が半導体ウェーハ1に1対のロー
ル状ブラシ3、4から供給されて洗浄される。半導体ウ
ェーハ1は、非接触状態でその両面が洗浄されるので効
率的(短時間、省スペース)にダストを取り除くことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェーハの
製造工程中の洗浄装置に関し、とくに半導体ウェーハを
ポリッシングした後などのウェーハ処理工程中に付着し
たダストを除去する半導体ウェーハの両面を洗浄する装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICやLSIなどの半導体装置は、半導
体基板に形成する集積回路を設計する設計工程、集積回
路を形成するために用いられる電子ビームなどを描画す
るためのマスク作成工程、単結晶インゴットから所定の
厚みのウェーハを形成するウェーハ製造工程、ウェーハ
に集積回路などの半導体素子を形成するウェーハ処理工
程、ウェーハを各半導体基板に分離しパッケージングし
て半導体装置を形成する組立工程及び検査工程等を経て
形成される。ウェーハ処理工程は、複数の工程からな
り、これら工程間において付着したダストを除去するた
めに洗浄処理がさらに加えられる。半導体ウェーハの表
面に付着したダストは、製造された半導体装置を不良品
とする原因になるので、その除去には大きな努力が払わ
れている。従来半導体装置の製造においては、純水や超
純水はもとよりこれらを電気分解して得られた電解イオ
ン水を用いてシリコンなどの半導体基板を洗浄したり、
ポリッシング等を行っている。これまで半導体基板の洗
浄には、フロンなどの弗素系溶剤が用いられていたが、
生活環境に悪影響を及ぼすので敬遠され始め、代わりに
純水や超純水などの水が最も安全な溶剤として利用され
るようになった。純水は、イオン、微粒子、微生物、有
機物などの不純物をほとんど除去した抵抗率が5〜18
MΩcm程度の高純度の水である。
【0003】超純水は、超純水製造装置により水中の懸
濁物質、溶解物質及び高効率に取り除いた純水よりさら
に純度の高い極めて高純度の水である。これらの水(以
下、これらをまとめて純水という)を電気分解すること
によって酸化性の強い陽極イオン水(酸性水)や還元性
の強い陰極イオン水(アルカリ性水)などの電解イオン
水が生成される。半導体ウェーハを洗浄する方法として
は、その裏面を真空吸着式のスピンチャックに保持させ
た状態で半導体ウェーハを回転させる。この状態でノズ
ルから純水などの洗浄液を回転するロール状ブラシに滴
下させる。ロール状ブラシは、洗浄液を用いて半導体ウ
ェーハ上を回転しながらその表面に付着したダストを除
去する。その後、洗浄液の滴下を停止した上で半導体ウ
ェーハを高速回転させ、乾燥させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来技
術により半導体ウェーハの活性領域が形成されている表
面のダストは除去することができる。しかし、ICやL
SIなどの半導体集積回路装置の高集積化により集積回
路の微細化が著しく進み、フォトリソグラフィやエッチ
ング等の工程では半導体ウェーハの裏面や側面のダスト
でさえプロセスに与える影響を無視できなくなってい
る。そこで、半導体ウェーハの両面を同時に洗浄する方
法が開発されたが、洗浄中の半導体ウェーハ保持は何等
かの状態で行われなければならないので両面洗浄を十分
行うことは難しかった。また、従来のロール型枚葉洗浄
装置ではロールの外周から薬品や純水などの処理液を供
給して洗浄を行っていたが、ロールの詰まりやロールか
らの逆汚染の問題があった。しかもウェーハを乾燥させ
るために乾燥用ステージにウェーハを移動させる構造で
あり、装置が複雑かつ大掛かりになっていた。本発明
は、このような事情によりなされたものであり、半導体
ウェーハ処理工程中に付着したダストを効率的に除去す
る半導体ウェーハの両面洗浄装置及びこの両面洗浄装置
を用いた半導体ウェーハのポリッシング方法を提供す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、両面洗浄装置
が互いに反対方向に回転するように駆動され、その間に
半導体ウェーハが非接触で配置される1対のロール状ブ
ラシを具備していることを特徴とする。半導体ウェーハ
は、非接触状態でその両面が洗浄されるので効率的(短
時間、省スペース)にダストを取り除くことができる。
すなわち、本発明の半導体ウェーハの両面洗浄装置は、
互いに反対方向に回転するように駆動され、その間に半
導体ウェーハが非接触で配置される1対のロール状ブラ
シと、前記1対のロール状ブラシの近傍に配置され、前
記半導体ウェーハがこの1対のロール状ブラシの間に配
置されてその両面を洗浄されている間にこの半導体ウェ
ーハの側面をブラッシングする少なくとも1つの洗浄ブ
ラシとを具備していることを第1の特徴とする。また、
本発明の半導体ウェーハの両面洗浄装置は、内部に処理
液が供給される中空部が形成された1対のロール状ブラ
シと、前記各中空部に処理液を供給するパイプと、前記
パイプに取り付けられ、前記処理液の圧力を調整するコ
ントローラと、前記中空部を減圧状態にする減圧手段と
を備え、前記中空部から所定の圧力で前記処理液を前記
半導体ウェーハの第1の主面及び第2の主面の両面に供
給して前記半導体ウェーハを前記1対のロール状ブラシ
と非接触状態で両面同時洗浄を行うことを第2の特徴と
する。
【0006】前記半導体ウェーハの回転を支持する複数
の支持具を備えているようにしても良い。前記1対のロ
ール状ブラシの近傍に配置され、前記半導体ウェーハが
この1対のロール状ブラシの間に配置されてその両面が
洗浄されている間にこの半導体ウェーハの側面を洗浄す
る少なくとも1つの洗浄ブラシとを具備するようにして
も良い。前記1対のロール状ブラシの近傍に配置され、
かつ前記半導体ウェーハに接して配置された少なくとも
1つの電位コントローラを具備するようにしても良
い。。前記電位コントローラは、カーボン回転端子から
なるようにしても良い。前記カーボン回転端子は、前記
支持具に取り付けられるようにしても良い。前記1対の
ロール状ブラシの中空部から前記半導体ウェーハの前記
第1の主面及び第2の主面の両面に吹き付けられる前記
処理液の吹き付け圧は等しいようにしても良い。前記1
対のロール状ブラシは、第1のブラシと第2のブラシと
からなり、前記第1のブラシは前記第2のブラシの上に
配置され、前記第1のブラシに供給される前記処理液の
圧力は、前記第2のブラシに供給される前記処理液の圧
力より小さいようにしても良い。前記1対のロール状ブ
ラシは、表面が起毛又は立毛された熱可塑性合成繊維に
ポリウレタン等を含浸させた人工スエード状の構造物又
はスポンジ状に発泡されたポリウレタンを用いるように
しても良い。
【0007】本発明のポリッシング方法は、半導体ウェ
ーハの被ポリッシング膜をポリッシングする工程と、前
記工程によりポリッシングされた半導体ウェーハを内部
に処理液が供給される中空部が形成された1対のロール
状ブラシの間に配置する工程と、前記中空部から所定の
圧力で前記処理液を前記半導体ウェーハの第1の主面及
び第2の主面の両面に供給して前記半導体ウェーハを前
記1対のロール状ブラシと非接触状態で両面同時洗浄を
行う工程と、真空もしくは減圧状態にして前記両面洗浄
された半導体ウェーハの表面に付着した水分を真空除去
する工程とを有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
の形態を説明する。まず、図1乃至図3を参照して両面
洗浄装置の第1の実施例を説明する。図1は、半導体ウ
ェーハを洗浄する1対のロール状ブラシを備えた両面洗
浄装置の斜視図である。1対のロール状ブラシ3、4
は、中空になっており洗浄用の処理液が供給されるよう
に構成されている。中空部は、閉じられており、ロール
状ブラシ3、4の端部には、それぞれ処理液供給パイプ
5、6が接続されている。中空部は、閉じられている
が、ロール状ブラシ3、4の材質が表面が起毛又は立毛
された熱可塑性合成繊維にポリウレタン等を含浸させた
人工スエード状の構造物もしくはスポンジ状に発泡され
たポリウレタンであるので通気性があり、中空部内に供
給された処理液は内外の圧力差により容易に外部に突出
させることができる。処理液供給パイプ5、6は、処理
液供給ユニット29から導出されている。処理液供給ユ
ニット29からは、イソプロピルアルコール(IPA)
16、オゾン水(ORP+)17、イオン水(酸性水が
ORP+、アルカリ性水がORP−)18、純水20の
いづれかが処理液供給パイプ5、6を介してロール状ブ
ラシ3、4の中空部へ供給される。
【0009】イオン水18は、純水などを電気分解して
得られたものであり、アルカリ性イオン水と酸性イオン
水がある。処理液供給パイプ5、6には、ロール状ブラ
シ3、4と処理液供給ユニット29との間に圧縮ポンプ
からなる水圧コントローラ27、28がそれぞれ配設さ
れている。また、処理液供給パイプ5、6は、圧縮ポン
プ及び水圧コントローラ27、28とロール状ブラシ
3、4との間にそれぞれ真空ポンプ25、26を取り付
けた分岐パイプ30、31が接続されている。また、分
岐パイプ30、31の分岐バルブ23、24とロール状
ブラシ3、4との間には超音波振動装置(1〜1000
MHz)21、22がそれぞれ取り付けられている。と
ころで、処理液のイオン水は、イオン水生成装置から形
成される。図10は、イオン水生成装置の概略断面図で
ある。従来、イオン水生成装置により生成されたイオン
水は、各分野に利用され、とくに半導体装置の製造や液
晶の製造などに多く用いられている。半導体装置の製造
においては、純水や超純水を電気分解して得られたイオ
ン水を用いてシリコンなどの半導体ウェーハを洗浄した
り、半導体ウェーハ表面の被ポリッシング膜をポリッシ
ングする等している。
【0010】純水は、イオン、微粒子、微生物、有機物
などの不純物をほとんど除去した抵抗率が5〜18MΩ
cm程度の高純度の水である。超純水は、超純水製造装
置により水中の懸濁物質、溶解物質及び高効率に取り除
いた純水よりさらに純度の高い極めて高純度の水であ
る。これらの水(以下、これらをまとめて純水という)
を電気分解することによって酸化性の強い陽極イオン水
(酸性水)や還元性の強い陰極イオン水(アルカリ性
水)などのイオン水が生成される。イオン水生成装置1
2における電解槽は、陰極室13と陽極室14とを備
え、陰極室13には陰極が配置され、陽極室14には陽
極が配置されている。これら陰極及び陽極からなる電極
は、白金又はチタンなどの金属や炭素から構成されてい
る。陰極室13で生成される陰極イオン水及び陽極室1
4で生成される陽極イオン水とを効率よく分離するため
に陰極室13と陽極室14とはセラミックや高分子など
の多孔質の隔膜で仕切られている。電解槽の陰極は、直
流電源の負極に接続され、陽極は、その正極に接続され
ている。電解槽では電源からの電源電圧を印加して電解
槽の超純水供給ラインから供給された純水20に、例え
ば、塩化アンモニウムなどの支持電解質を添加した希釈
電解質溶液を電気分解する。この電気分解の結果陰極側
で生成される陰極イオン水はアルカリ性水であり、陽極
側で生成される陽極イオン水は酸性水である。
【0011】陰極室13で生成された陰極イオン水は、
陰極イオン水供給ラインから外部に供給され、陽極室1
4で生成された陽極イオン水は、陽極イオン水供給ライ
ンから外部に供給される。陰極イオン水供給ライン及び
陽極イオン水供給ラインは、バルブ19で1つのイオン
水供給ラインにまとめられて、そこから陽極イオン水も
しくは陰極イオン水がイオン水18として外部に供給さ
れる。通常は陰極室13でアルカリ性水が生成されるの
で、例えば、半導体装置の製造に用いられるポリッシン
グ装置を使用する場合、アルカリ性水を用いてポリッシ
ングを行うには、電解槽に接続された陰極イオン水供給
ラインをイオン水供給ラインとしてアルカリ性水をポリ
ッシング装置の研磨布に供給する。この場合、陽極室1
4で生成される酸性水は不要なので廃棄される。また、
酸性水を用いてポリッシングを行うには、電解槽に接続
された陽極イオン水供給ラインがイオン水供給ラインと
なって酸性水を研磨パッドに供給する。この場合、陰極
室13で生成されるアルカリ性水は不要なので廃棄され
る。前述のようにイオン水には、アルカリ性水と酸性水
があり、電解槽内で希釈された、例えば、HCl、HN
3 、NH4 Cl、NH4 Fなどの電解質溶液を電解す
ることによって任意のpHのイオン水が生成される。
【0012】このイオン水生成装置で生成されたイオン
水が図1の両面洗浄装置に供給されて半導体ウェーハを
洗浄する。図2のロール状ブラシ及び半導体ウェーハの
斜視図に示すように半導体ウェーハ1は、1対の互いに
反対方向に回転している、例えば、50mm径のロール
状ブラシ3、4間に保持されて両面洗浄される。処理液
は、圧縮ポンプ27、28で加圧されてロール状ブラシ
3、4の中空部に供給される。ロール状ブラシ3、4間
に配置された状態の半導体ウェーハ1には、カーボンな
どの導電性材料からなる回転端子11が複数個(図2で
は4個)回転しながら当接されている。この実施例で用
いられている回転端子11は、糸状のカーボンをよって
組み紐状に編んだ構造のものを加工して形成される。回
転端子11は、モータなどで回転され、電位コントロー
ラとして用いられる。この電位コントローラを用いて半
導体ウェーハ表面の電位を必要に応じて所定の値に制御
することができる。このように電位を制御することによ
り付着したダストが除去し易くなる。
【0013】図3は、図2の断面図である。このように
加圧された処理液は、それぞれのロール状ブラシ3、4
の中空部から噴出して半導体ウェーハ1の両面に吹き付
けられる。吹き付け圧がどの中空部からでも等しいの
で、例えば、ウェーハ径15.24〜30.48cm
(6〜12インチ)の半導体ウェーハ1はロール状ブラ
シ3、4間において両者に非接触状態で維持される。こ
れは、ハイドロプレーニング現象により半導体ウェーハ
主面上に液膜が形成されるので、非接触状態が維持でき
ることによる。ロール状ブラシ3、4は、洗浄処理時に
は互いに上下の位置に配置されている。したがって、上
記のように吹付け圧がどの中空部からも実質的に等しく
するには、上に位置するロール状ブラシ4の中空部に供
給される処理液圧力を小さくする必要がある。すなわ
ち、水圧コントローラ27の圧力を水圧コントローラ2
8の圧力より高くするように調整する。以上のような洗
浄装置により、半導体ウェーハの両面とも十分に洗浄処
理を行うことができる。
【0014】ロール状ブラシ3、4の回転速度は、10
〜1000回転/秒である。ロール状ブラシ3、4の材
料である表面が起毛又は立毛された熱可塑性合成繊維に
ポリウレタン等を含浸させた人工スエード状の構造物
は、例えば、ポリエステル65wt%及びポリウレタン
35wt%からなり、重さは、125g/m2 である。
引張強度は、縦4.0kg/cm、横3.0kg/cm
である。このロール状ブラシは、円筒状に形成した前記
人工スエード状構造物の中をくりぬいて形成する。金属
の存在は半導体ウェーハの特性を損なうので、ロール状
ブラシの側面を密閉する部材も、処理液供給パイプもテ
フロンを素材として用いており、金属は使用しない。ロ
ール状ブラシで半導体ウェーハを洗浄した後は、半導体
ウェーハを乾燥させる。乾燥処理は、処理液供給パイプ
5、6から処理液を取り除いてから真空ポンプ25、2
6を利用して中空部内を真空にして回転する半導体ウェ
ーハ表面をバキューム乾燥させる。
【0015】次に、図4乃至図6を参照して、図1に示
す洗浄装置を用いて半導体ウェーハを洗浄する工程を説
明する。ロボットアーム32を利用してシリコンなどの
半導体ウェーハ1を両面洗浄装置の洗浄位置に搬送する
(図4(a))。半導体ウェーハ1が洗浄位置に搬送さ
れたところで支持具33を移動させ半導体ウェーハ1を
これにより支持する。この図では支持具33は4本で構
成されているが、6本を配置すると半導体ウェーハの支
持及び回転が安定する。支持具33の先端部は、半導体
ウェーハ1の縁を支えるように中央部分の径が小さくな
っている円筒状体であり(図4(c))、その材料に
は、例えば、シリコンゴムを用いるので半導体ウェーハ
の回転が円滑に行われる。図2に示す回転端子11をこ
の支持具33に取り付けて両者を一体化することも可能
である。半導体ウェーハ1が支持具33により支持され
てからアーム32を洗浄位置から離すと共にロール状ブ
ラシ3、4を半導体ウェーハ1の上下に近付ける(図4
(b))。そして、ロール状ブラシ3、4を互いに反対
方向に回転させながら処理液供給パイプから供給された
処理液を回転する半導体ウェーハ1の両面に供給し、両
面をこれらブラシで非接触の状態で洗浄する(図5
(a))。
【0016】ウェーハ洗浄が終了したら処理液の供給を
止めて処理液供給パイプに取り付けられた真空ポンプ
(バキュームポンプ)によってロール状ブラシ3、4の
中空部を真空にして回転する半導体ウェーハ1を乾燥
(バキューム乾燥)させる。バキューム乾燥終了後にロ
ール状ブラシ3、4を遠ざける(図5(b))。その後
アーム32で半導体ウェーハ1を保持してから支持具3
3を半導体ウェーハ1から外してこれを遠ざける(図6
(a))。その後、半導体ウェーハ1は、必要に応じて
乾燥室に搬送されスピン乾燥される(図6(b))。乾
燥処理が終了した半導体ウェーハ1は、次工程に送られ
る。IPAを用いた乾燥をバキューム乾燥前に行うこと
も可能である。
【0017】次に、図7を参照して本発明の両面洗浄装
置を利用したポリッシング装置を説明する。図は、ポリ
ッシング装置を含むシステムのブロック図である。この
システムは、半導体ウェーハを前工程から受入れ、半導
体ウェーハ主面に形成されたポリシリコン膜、絶縁膜や
金属膜などの被ポリッシング膜を平坦化するCMP(Che
mical Mecanical Polishing)法によるポリッシングを行
い、洗浄・乾燥の後処理を行って次の工程に送り出すま
でを行う。このシステムでは、ポリッシング装置、ウェ
ーハ洗浄乾燥部及びウェーハ搬入搬出部が具備される。
ポリッシング装置は、回転する研磨盤(図示せず)の上
に研磨パッド64が取り付けられている。研磨パッド6
4は、発泡ポリウレタンやポリウレタン不織布などから
構成されている。回転する研磨パッド64の上に回転す
る半導体ウェーハ62が所定の圧力で押し付けられてそ
の表面の被ポリッシング膜がポリッシングされていく。
ポリッシング時の研磨盤の回転数は20〜200rpm
程度であり、半導体ウェーハの押し付け圧力は50〜5
00g/cm2 である。研磨パッド64上で半導体ウェ
ーハ62をポリッシングする際には、研磨剤供給パイプ
61から供給される研磨剤(スラリー)を研磨パッド6
4のポリッシング面に滴下しながら行う。
【0018】一般に研磨パッドは、一般にウェーハをポ
リッシングする毎にポリッシング特性が劣化していく。
そこで、通常1〜複数枚のウェーハをポリッシング処理
した研磨パッドは適宜ドレッサーでポリッシング面をド
レッシングする。この実施例では、半導体ウェーハ62
をポリッシングしている間にドレッサー63をポリッシ
ング面に押し当ててドレッシングしている。すなわちド
レッシングとポリッシングとを同時に行っている。この
様にすると常にポリッシング特性の良い状態で研磨パッ
ドを利用することができる。ドレッサー63には、セラ
ミックドレッサーやダイヤモンドドレッサーなどが利用
される。ウェーハ処理工程中の半導体ウェーハ64は、
ウェーハ搬入搬出部60のウェーハ供給部66からポリ
ッシング装置部へ搬送される。半導体ウェーハ64は、
ポリッシング処理が行われてからウェーハ洗浄乾燥部6
5へ送られ、本発明の両面洗浄装置で洗浄及び乾燥が行
われる。乾燥された半導体ウェーハ64は、ウェーハ搬
入搬出部60へ送られて、そのウェーハ送出し部67か
ら次工程に搬送される。
【0019】次に、図8及び図9を参照して第2の実施
例の両面洗浄装置を説明する。図8は、半導体ウェーハ
を洗浄する1対のロール状ブラシを備えた両面洗浄装置
を部分的に示す斜視図である。1対のロール状ブラシ
3、4は、中空になっていて、その中に洗浄用の処理液
が供給されるように構成されている。中空部は、閉じら
れており、ロール状ブラシ3、4の端部には、それぞれ
処理液供給パイプ5、6が接続されている。図9は、ロ
ール状ブラシ3の断面図である。ロール状ブラシ3は、
中空になっているが、その側面は、テフロンなどの絶縁
部材からなる封止体36、36′で密閉されている。封
止体36には処理液供給パイプ5が接続されており、こ
のパイプから処理液が供給される。中空部は、閉じられ
ているが、ロール状ブラシ3、4の材質が表面が起毛又
は立毛された熱可塑性合成繊維にポリウレタン等を含浸
させた人工スエード状の構造物もしくはスポンジ状に発
泡されたポリウレタンであるので通気性があり、中空部
内に供給された処理液は内外の圧力差により容易に外部
に突出させることができる。処理液供給パイプ5、6
は、処理液供給ユニット29から導出されている。この
ロール状ブラシは、図1の洗浄装置のものと同じであ
る。したがって、処理液供給パイプに接続される諸設備
は、図1の両面洗浄装置と同じ構造なのでこの部分の記
載を省略する。
【0020】この実施例は、ロール状ブラシのブラシ特
性を回復させるドレッサーを近接して配置すること及び
半導体ウェーハの両面の他にウェーハ側面も洗浄する装
置を配置することに特徴がある。ロール状ブラシ3、4
の斜め上方に近接して板状のドレッサー34、35がそ
れぞれ配置されている。これらは、セラミックドレッサ
ーであり、ロール状ブラシと同じ曲率半径で湾曲してい
る。したがって、ドレッサーが回転するロール状ブラシ
をドレッシングする際に両者が均一に接触するのでロー
ル状ブラシの表面は均一にドレッシングされる。セラミ
ックドレッサーは、アルミナ、シリカ、SiC、SiN
などの無機物粒子の粉末を加圧成型し、高温で焼成する
ことにより得られる。半導体装置の製造において、ドレ
ッサーは、従来ポリッシング装置に用いられる研磨パッ
ドのドレッシングに利用されている。また、例えば、図
7のシステムに用いられるポリッシング装置に搭載され
る研磨パッド上のドレッサー63にはセラミックドレッ
サーなどを用いる。
【0021】半導体ウェーハ1は、1対の互いに反対方
向に回転しているロール状ブラシ3、4間に保持されて
両面洗浄される。処理液は、圧縮ポンプ(水圧コントロ
ーラ)で加圧されてロール状ブラシ3、4の中空部に供
給される。ロール状ブラシ3、4間に配置された状態の
半導体ウェーハ1には、カーボンなどの導電性材料から
なる回転端子11が複数個(図2では4個)回転しなが
ら当接されている。前述のように回転端子11は、洗浄
中の半導体ウェーハ1を支持する支持具33(図4〜図
6参照)に取り付け、支持具が回転端子を兼用するよう
に一体化させても良い。この実施例で用いられている回
転端子11は、糸状のカーボンをよって組み紐状に編ん
だ構造のものを加工して形成されている。回転端子11
は、モータ7などで回転され、電位コントローラとして
用いられる。回転端子は、半導体ウェーハ表面の電位を
必要に応じて所定の値に制御することができる。この実
施例の半導体ウェーハは、ロール状ブラシで洗浄中に側
面も側面ブラシ2により洗浄される。側面ブラシ2は、
ロール状ブラシと同じ様に表面が起毛又は立毛された熱
可塑性合成繊維にポリウレタン等を含浸させた人工スエ
ード状の構造物もしくはスポンジ状に発泡されたポリウ
レタンを材料にしており、回転する半導体ウェーハ1の
側面に当接して側面に付着したダストを除去する。
【0022】ドレッサーは、ロール状ブラシの洗浄特性
を回復させるので、この存在によりロール状ブラシが長
寿命化する。この実施例の両面洗浄装置は、側面ブラシ
の使用によりダストの除去が十分に行われるので高集積
化する半導体装置の製造に十分対応することができる。
次に、第1又は第2の実施例の両面洗浄装置を用いた半
導体ウェーハの洗浄方法について説明する。洗浄に用い
られる処理液には、図1に示すようにIPA、オゾン
水、純水及びイオン水があり、これらの処理液を適宜選
択して洗浄処理を行う。この方法では1つの洗浄工程中
に複数の処理液を用いることができ、処理液の選択や組
み合わせは、前工程の種類によって決められる。処理液
としては、上記以外に、界面活性剤、弗酸、塩酸などの
補助的材料がある。なおイオン水には酸性水とアルカリ
性水が有る。
【0023】洗浄装置ではポリッシング処理などの工程
後に処理液を用いて洗浄し、その後この装置内でそのま
ま乾燥処理を行う。この洗浄工程中に、回転端子から電
位を与えてウェーハ表面の電位を変えて付着したダスト
を表面に付着したダストを除去し易くすることができ
る。処理液に超音波振動を与えてウェーハ表面に付着し
たダストを除去し易くすることができる。洗浄工程中の
全期間に渡って超音波振動を与えることができるが、所
定の期間に限って与えても良い。シーケンス例として
は、A.アルカリ性水による洗浄→酸性水による洗浄→
バキューム乾燥、B.アルカリ性水による洗浄→純水に
よる洗浄→酸性水による洗浄→純水による洗浄→バキュ
ーム乾燥、C.アルカリ性水による洗浄→酸性水による
洗浄→純水による洗浄→IPAによる乾燥→バキューム
乾燥、D.界面活性剤を加えた酸性水による洗浄→バキ
ューム乾燥、E.弗酸若しくは塩酸を含むオゾン水によ
る洗浄→IPAによる乾燥→バキューム乾燥などがあ
る。IPAは、ウェーハ表面の水ガラスの発生を防ぐ。
【0024】ポリッシング処理を施した半導体ウェーハ
の洗浄は、半導体ウェーハに形成されたポリッシング膜
の材質によってシーケンスが異なる。上記シーケンスD
は、ポリシリコン膜やシリコン酸化膜を被ポリッシング
膜とする半導体ウェーハを洗浄するのに適している。金
属膜を被ポリッシング膜とする半導体ウェーハを洗浄す
るには、酸性水による洗浄及び稀弗酸による洗浄を交互
に繰り返すシーケンス(F)を行う。本発明により洗浄
時間は、従来に比較して約1/3に低減される。
【0025】
【発明の効果】本発明は、半導体ウェーハが非接触状態
で両面洗浄が行われるので短時間・省スペースで効率的
にダストを取り除くことができる。また、半導体ウェー
ハの両面だけでなく、側面も効率的に除去することがで
きる。さらに洗浄・乾燥が同じ装置で実施されるのでウ
ェーハ処理を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の両面洗浄装置の斜視図。
【図2】本発明の1対のロール状ブラシと半導体ウェー
ハの斜視図。
【図3】本発明の1対のロール状ブラシと半導体ウェー
ハの断面図。
【図4】本発明の洗浄工程を説明する斜視図。
【図5】本発明の洗浄工程を説明する斜視図。
【図6】本発明の洗浄工程を説明する斜視図。
【図7】本発明の両面洗浄装置を用いたポリッシングシ
ステムのブロック図。
【図8】本発明の両面洗浄装置の斜視図。
【図9】本発明のロール状ブラシの断面図。
【図10】イオン水生成装置の断面図。
【符号の説明】
1、62・・・半導体ウェーハ、 2・・・洗浄ブラ
シ、3、4・・・ロール状ブラシ、 5、6・・・処
理液供給パイプ、7・・・モータ、 8・・・スイッ
チ、 9・・・電源、10・・・接地、 11・・
・回転端子、12・・・イオン水生成装置、 13・
・・陰極室、14・・・陽極室、 16・・・IPA
(イソプロピルアルコール)、17・・・オゾン水、
18・・・イオン水、 19・・・バルブ、20・
・・純水(超純水)、 21、22・・・超音波振動
装置、23、24・・・分岐バルブ、 25、26・
・・バキュームポンプ、27、28・・・圧縮ポンプ
(水圧コントローラ)、29・・・処理液供給ユニッ
ト、 30、31・・・分岐パイプ、32・・・ロボ
ットアーム、 33・・・支持具、34、35・・・
ドレッサー、 36、36′・・・封止体、60・・
・ウェーハ搬出搬入部、 61・・・研磨剤供給パイ
プ、63・・・ドレッサー、 64・・・研磨パッ
ド、65・・・洗浄・乾燥部、 66・・・ウェーハ
供給部、67・・・ウェーハ送り出し部。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに反対方向に回転するように駆動さ
    れ、その間に半導体ウェーハが非接触で配置される1対
    のロール状ブラシと、 前記1対のロール状ブラシの近傍に配置され、前記半導
    体ウェーハがこの1対のロール状ブラシの間に配置され
    てその両面を洗浄されている間にこの半導体ウェーハの
    側面をブラッシングする少なくとも1つの洗浄ブラシと
    を具備していることを特徴とする半導体ウェーハの両面
    洗浄装置。
  2. 【請求項2】 内部に処理液が供給される中空部が形成
    された1対のロール状ブラシと、 前記各中空部に処理液を供給するパイプと、 前記パイプに取り付けられ、前記処理液の圧力を調整す
    るコントローラと、 前記中空部を減圧状態にする減圧手段とを備え、 前記中空部から所定の圧力で前記処理液を前記半導体ウ
    ェーハの第1の主面及び第2の主面の両面に供給して前
    記半導体ウェーハを前記1対のロール状ブラシと非接触
    状態で両面同時洗浄を行うことを特徴とする半導体ウェ
    ーハの両面洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体ウェーハの回転を支持する複
    数の支持具を備えていることを特徴とする請求項2に記
    載の半導体ウェーハの両面洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記1対のロール状ブラシの近傍に配置
    され、前記半導体ウェーハがこの1対のロール状ブラシ
    の間に配置されてその両面が洗浄されている間にこの半
    導体ウェーハの側面を洗浄する少なくとも1つの洗浄ブ
    ラシとを具備していることを特徴とする請求項2又は請
    求項3に記載の半導体ウェーハの両面洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記1対のロール状ブラシの近傍に配置
    され、かつ前記半導体ウェーハに接して配置された少な
    くとも1つの電位コントローラを具備していることを特
    徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の半導
    体ウェーハの両面洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記電位コントローラは、カーボン回転
    端子からなることを特徴とする請求項5に記載の半導体
    ウェーハの両面洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記カーボン回転端子は、前記支持具に
    取り付けられたことを特徴とする請求項3に記載の半導
    体ウェーハの両面洗浄装置。
  8. 【請求項8】 前記1対のロール状ブラシの中空部から
    前記半導体ウェーハの前記第1の主面及び第2の主面の
    両面に吹き付けられる前記処理液の吹き付け圧は等しい
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれかに記
    載の半導体ウェーハの両面洗浄装置。
  9. 【請求項9】 前記1対のロール状ブラシは、第1のブ
    ラシと第2のブラシとからなり、前記第1のブラシは前
    記第2のブラシの上に配置され、前記第1のブラシに供
    給される前記処理液の圧力は、前記第2のブラシに供給
    される前記処理液の圧力より小さいことを特徴とする請
    求項8に記載の半導体ウェーハの両面洗浄装置。
  10. 【請求項10】 前記1対のロール状ブラシは、表面が
    起毛又は立毛された熱可塑性合成繊維にポリウレタン等
    を含浸させた人工スエード状の構造物又はスポンジ状に
    発泡されたポリウレタンを用いることを特徴とする請求
    項1乃至請求項9のいずれかに記載の半導体ウェーハの
    両面洗浄装置。
  11. 【請求項11】 半導体ウェーハの被ポリッシング膜を
    ポリッシングする工程と、 前記工程によりポリッシングされた半導体ウェーハを内
    部に処理液が供給される中空部が形成された1対のロー
    ル状ブラシの間に配置する工程と、 前記中空部から所定の圧力で前記処理液を前記半導体ウ
    ェーハの第1の主面及び第2の主面の両面に供給して前
    記半導体ウェーハを前記1対のロール状ブラシと非接触
    状態で両面同時洗浄を行う工程と、 前記中空部を真空もしくは減圧状態にして前記両面洗浄
    された半導体ウェーハの表面に付着した水分を真空除去
    する工程とを有することを特徴とする半導体ウェーハの
    ポリッシング方法。
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