JPH10320841A - 光ディスク原盤加工方法及び、マスタリング装置 - Google Patents

光ディスク原盤加工方法及び、マスタリング装置

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JPH10320841A
JPH10320841A JP9127694A JP12769497A JPH10320841A JP H10320841 A JPH10320841 A JP H10320841A JP 9127694 A JP9127694 A JP 9127694A JP 12769497 A JP12769497 A JP 12769497A JP H10320841 A JPH10320841 A JP H10320841A
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groove
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signal
optical
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Hideaki Yamada
英明 山田
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】グルーブとプレピット群で構成される書き換え
型光ディスクで、グルーブと同一ら旋上にないプレピッ
ト群、例えばグルーブの中心から2分の1トラックピッ
チ分外周及び内周へシフトさせてプレピット群を記録す
る物理フォーマットの光ディスク原盤のレーザ加工にお
いて、1つの加工レーザビームで高効率かつ容易に行え
るようにする。 【解決手段】マスタリング装置の光学光路上に光偏向器
101を設置することにより、1つのレーザビームを光
偏向する。この方法によって、任意の複数の位置、例え
ばグルーブ中心位置と、その位置から2分の1トラック
ピッチ分内周及び外周へシフトさせた位置の3ヶ所を1
回の加工走査でレーザ加工を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク原盤加
工工程に関するものであり、特に光ディスク原盤加工方
法また、その機能を搭載したマスタリング装置及び、そ
れにより加工された光ディスク原盤とその原盤より成形
され製造された光ディスク基板に関する。
【0002】
【従来の技術】ランド及びグルーブ記録の書き換え型光
媒体において、1周毎にグルーブとランドがスイッチン
グするトラック構成で、そのトラックセクター情報がグ
ルーブと同一ら旋上にないプレピット群、例えばグルー
ブ中心より、トラックピッチの2分の1だけ外周及び内
周にシフトさせたプレピット群によって、ランドとグル
ーブの該情報を1回の走査で読み取ることを可能とした
物理フォーマットを、一回の加工走査で1トラック上の
グルーブ及びプレピット群をレーザ加工で満足させるた
めに、グルーブを加工するレーザビームと2分の1トラ
ックピッチ分外周にシフトさせたプレピット群を加工す
るレーザビームと、同内周へシフトさせたプレピット群
を加工するレーザビームの少なくとも3つのレーザビー
ムを必要とする。または、2つのレーザビームで、加工
時のマスタリング装置の送りトラックピッチを物理フォ
ーマットにおけるトラックピッチの2分の1にすること
により加工が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術である少なくとも3つのレーザビームでレーザ加工す
る方法では、マスタリング装置の光学系が巨大化、複雑
化してしまうこととレーザビーム干渉のキャンセルが非
常に困難であるといった問題点を有する。また、マスタ
リング装置の送りピッチを物理フォーマットにおけるト
ラックピッチの2分の1のトラックピッチでレーザ加工
する方法では、加工時間が2倍必要になることと、加工
信号発生器が複雑になってしまうといった問題点を有す
る。
【0004】そこで本発明は、このような問題点を解決
するもので、その目的とするところは、上記請求項1ま
たは、上記請求項4に記載の物理フォーマットの光ディ
スク原盤を1つのレーザビームで、一回の加工走査で1
トラック上のグルーブ及びプレピット群を高効率、かつ
容易にレーザ加工する方法と、その機能を備えたマスタ
リング装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、マスタリング
装置の光学系の光路上に光偏向器を搭載し、レーザビー
ムを光偏向することにより、1トラック上のグルーブと
その中心から例えば、±2分の1トラックピッチシフト
し記録するプレピット群を一回の加工走査でレーザ加工
することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を、図
面により詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の実施形態に関わる光ディ
スク原盤加工方法を示す光路図で、ここでは、プレピッ
ト群をシフトするためのレーザビーム偏向に音響光学光
偏向器101を用いた構成図を示してある。音響光学光
偏向器101に入射角(ブラッグ角)を設ける機能と、
水平方向のみ絞り込む機能を兼ね備えたウェッジドシリ
ンドリカルレンズ102と、音響光学光偏向器101通
過後、出射角修復と再度コリメートするウェッジドシリ
ンドリカルレンズ103と、音響光学光偏向器101で
構成される光偏向ユニットによりレーザビームに光偏向
を施す。光偏向を施されたレーザビーム107、10
8、及び109は、中間レンズ104と対物レンズ10
5によりマスターガラス原盤106上に結像する。音響
光学光偏向器101は、トランスデューサ110より印
可される音波周波数により出射偏向角をコントロールす
ることができるため、音響光学光偏向器101の結晶に
音響光学光偏向器101の中心伝播周波数の音波をトラ
ンスデューサ110より印可した時、音響光学光偏向器
101への入射角と出射角が等しくなるよう光偏向ユニ
ットの調整を施しておく。従って、音響光学光偏向器1
01にその中心伝播周波数を印可したとき、レーザビー
ムはレーザビーム107の光路をとる。従って、このレ
ーザビーム107により、例えば、上記請求項1また
は、上記請求項4に記載の物理フォーマットにおけるグ
ルーブをレーザ加工する。
【0008】上記請求項1または4に記載の物理フォー
マットにおけるグルーブの中心より2分の1トラックピ
ッチ分外周に記録するプレピット群を例えばID1,2
とする。また同内周に記録するプレピット群を例えば、
ID3,4とした場合、トランスデューサ110より音
響光学光偏向器101の結晶に印可する音波周波数を、
音響光学光偏向器101の中心伝播周波数より高くする
ことにより、レーザビームは、レーザビーム109の光
路をとることになる。従って、このレーザビーム109
により、グルーブ中心より2分の1トラックピッチ分外
周に記録するID1,2群のレーザ加工を施す。また、
トランスデューサ110より音響光学光偏向器101の
結晶へ印可する音波周波数を音響光学光偏向器101の
中心伝播周波数より低くすることにより、レーザビーム
は、レーザビーム108の光路をとることになる。従っ
て、レーザビーム108によりグルーブ中心より2分の
1トラックピッチ分内周に記録するID3,4群のレー
ザ加工を施す。本実施の形態は対物レンズ105を有限
焦点光学系で図示しているため、中間レンズ104を用
いているが、対物レンズ105が無限焦点光学系であっ
ても中間レンズ104が不要になるだけであり、音響光
学光偏向器101及び、ウェッジドシリンドリカルレン
ズ102,103で構成される光偏向ユニットの変更は
特に不必要である。光偏向ユニットの構成を電界光学光
偏向器に変更しても、制御方法の変更が必要になるだけ
で、上記機能は十分果たすことができる。その時、電界
光学光偏向器の入射レーザビームは電界光学光偏向器に
合わせコリメートしておく必要がある。
【0009】次に図面により上記制御方法について詳細
に説明する。
【0010】図2は、光偏向ユニットに音響光学光偏向
器101を用いた時の制御方法の一例を示す構成図であ
る。上記請求項1に記載の物理フォーマットを満足させ
るために、トランスデューサ110に印可する信号は、
アナログ電圧信号生成部201と、タイミング回路部2
02と、電圧−周波数変換部203と、自動周波数制御
部204及び、増幅部205の構成により生成される。
アナログ電圧信号生成部201では、グルーブ加工信号
と、例えばID1,2及び、ID3,4のプレピット群
加工信号をそれぞれ検出し、マスターガラス原盤106
上でのそれぞれのレーザビーム結像の相対的位置、つま
りレーザビーム偏向量を、電圧アナログ信号として生成
し出力する機能を備えている。タイミング回路部202
は音響光学光偏向器のレーザビームの偏向に要する変位
時間と加工信号の切り替わり時間、例えばグルーブ加工
信号303からID1,2プレピット群加工信号304
への切り替わり時間、ID1,2プレピット群加工信号
304からID3,4プレピット群加工信号305への
切り替わり時間、更に、ID3,4プレピット群加工信
号305からグルーブ加工信号303への切り替わり時
間及び、トランスデューサ110から発した音波がレー
ザビームと相互作用するまでの遅延時間を考慮して、ア
ナログ電圧信号生成部201より生成されるそれぞれの
信号のタイミングを調整する機能を有する。この調整機
能により、加工信号の切り替わりのタイミングで加工さ
れたグルーブまたは、プレピットの後端がシフトされた
次のグルーブまたは、プレピットの方向へ尾をひいてし
まうといった問題また逆に、上記のタイミングで、加工
されたグルーブまたはプレピットの先端がシフトされる
前に加工されたグルーブまたは、プレピットの方向へ尾
をひいてしまうといった問題を解消している。タイミン
グ回路部202ではこれら問題の防止と共に、グルーブ
にある周波数で、隣接トラックと同相のウォブリングを
施すといった上記請求項4に記載の物理フォーマットを
満足させるためのグルーブのウォブリング信号生成機能
と、その信号の位相補償機能を有する。電圧−周波数変
換部203では、タイミング回路部202より受けたレ
ーザビーム偏向量に基づいたアナログ電圧信号を、その
電圧に基づいた周波数信号に変換する機能を有する。こ
の時、タイミング回路部202から出力されるアナログ
電圧信号の中心値、例えば0ボルトの時に、電圧−周波
数変換部203からの出力信号周波数を音響光学光偏向
器101の中心伝播周波数になるように調整を施すと制
御が容易になる。自動周波数制御部204はID1,2
及び、ID3,4のようにプレピット群を例えば2分の
1トラックピッチ分外周または、内周へシフトさせるた
めのレーザビーム偏向信号とグルーブをある周波数でウ
ォブリングを施すための信号以外の要因、例えば温度ド
リフト等で音響光学光偏向器101のトランスデュサー
110に印可する平均周波数が音響光学光偏向器101
の中心周波数に対し変動することを抑制する機能を有す
る。自動周波数制御部204は、電圧−周波数変換部2
03が出力する信号周波数を検出し、その平均周波数が
音響光学光偏向器101の中心伝播周波数と一致するよ
うに、常に電圧−周波数変換部203へ帰還をかける。
増幅部205は、電圧−周波数変換部203から出力さ
れる信号を音響光学光偏向器101のトランスデューサ
110を駆動可能な信号レベルに変換する機能を有す
る。
【0011】次に図面により上記アナログ電圧信号生成
部201と電圧−周波数変換部203の動作について詳
細に説明する。
【0012】図3は、上記アナログ電圧信号生成部20
1が生成するレーザビーム偏向のアナログ電圧信号30
1,302とグルーブ加工信号303とID1,2プレ
ピット群加工信号304及び、ID3,4プレピット群
加工信号305を示した図である。グルーブ加工信号3
03が出力されているとき、アナログ電圧信号生成部は
安定した0ボルトを出力し、グルーブ加工信号303が
オフと同時に、アナログ電圧信号生成部201は、レー
ザビームをグルーブの中心に対し2分の1トラック分外
周へシフトさせるべく例えば、プラス方向へ非線形的に
アナログ電圧信号を出力する。その後、ID1,2プレ
ピット群加工信号304が出力される。ID1,2プレ
ピット群加工信号304出力終了後、アナログ電圧信号
生成部201は、レーザビームをグルーブの中心に対し
2分の1トラックピッチ分内周へシフトさせるべく例え
ば、マイナス方向へ非線形的にアナログ電圧信号を出力
する。その後、ID3,4プレピット群加工信号305
が出力される。ID3,4プレピット群加工信号出力終
了後、アナログ電圧信号生成部201は再度安定した0
ボルトを出力する。その後、加工信号はグルーブ加工信
号303の出力となる。
【0013】次に図面により上記タイミング回路部20
2の動作について詳細に説明する。
【0014】図4は、上記アナログ電圧信号生成部20
1が生成するレーザビームを光偏向させるためのアナロ
グ電圧信号302に、タイミング調整を施した信号40
1とグルーブを、ある周波数で隣接するトラックと同相
でウォブリングを施すための信号402及び、グルーブ
加工信号303とID1,2プレピット群加工信号30
4及び、ID3,4プレピット群加工信号305にタイ
ミング調整を施した加工信号403を示した図である。
図5は、上記タイミング回路部202のブロック図の一
例である。タイミング回路部202は音響光学光偏向器
101の変位時間と、グルーブ加工信号303と、ID
1,2及びID3,4プレピット群加工信号304,3
05のそれぞれの切り替わり時間と音響光学光偏向器1
01の結晶内で、トランスデューサ110から発せられ
た音波がレーザビームと相互作用するまでの遅延時間を
考慮して、アナログ電圧信号生成部201より生成され
るアナログ電圧信号301,302と加工信号303,
304,305のタイミング調整可能となるよう、それ
ぞれの信号系に独立に遅延回路部501を設けてある。
上記請求項4に記載の物理フォーマットに対応する手段
としてウォブルデータをWOBBLE DATA ROM
502にストレージしておく。ストレージされたデータ
の出力するタイミングを、グルーブ加工時に隣接するト
ラックと同相にさせるために、ID1,2,3,4プレ
ピット群加工信号と、グルーブ加工信号を生成する原信
号クロック503により、分周回路部504を駆動させ
る。アドレスバス509を介し、分周回路部504から
出力される原信号クロック分周信号により、WOBBL
E DATA ROM502のアドレスを指定する。指定
されたアドレスの、あらかじめストレージされていたウ
ォブルデータをデータバス510を介し、D/Aコンバ
ータ505へ出力する。グルーブ加工信号303に遅延
回路部501によりタイミング調整を施した加工信号4
03のグルーブ立ち上がりエッジを、ワンショット回路
部506で検出し、それが出力するパルス信号により分
周回路部504がプリセットされる。その結果、WOB
BLE DATA ROM502のアドレス0番地が指定
される。アナログウォブル信号402は、WOBBLE
DATA ROM502に基づいて、D/Aコンバータ
505によって生成されるため、隣接するトラックと位
相が補償されたアナログウォブル信号402が出力され
ることになる。例えば、WOBBLE DATA ROM
502のアドレス0番地からのデータを、位相0度から
スタートさせることにより、グルーブの開始時は常に位
相0度から始まることになる。アナログウォブル信号
は、アナログ電圧信号302を遅延回路部501により
タイミング調整されたアナログ電圧信号401と加算回
路部507により合成され更に、適正な出力レベルに変
換を施し、電圧−周波数変換部203へ出力する。
【0015】次に、図面により上記電圧−周波数変換部
203の動作について詳細に説明する。
【0016】図6は、電圧−周波数変換部203がタイ
ミング回路部202から受けるレーザビーム偏向のため
のアナログ電圧信号602と、音響光学光偏向器101
の中心伝播周波数を示すアナログ電圧信号601と、ア
ナログ電圧信号602に基づいて、電圧−周波数変換部
203により周波数変換された周波数信号603を図示
したものである。周波数信号603の平均周波数は、自
動周波数制御部204により音響光学光偏向器101の
中心伝播周波数と一致するよに制御される。音響光学光
偏向器101の中心伝播周波数を示すアナログ電圧信号
601を例えば、0ボルトに調整すれば、レーザビーム
の光偏向のためのアナログ電圧信号602の積分値は0
となる。周波数変換された周波数信号603は増幅部2
05により、トランスデーュサ110を駆動可能な信号
レベルに変換される。上記のとおり、音響光学光偏向器
101は、レーザビームに光偏向を施し上記請求項1ま
たは4に記載の物理フォーマットを、1つのレーザビー
ムで一回の加工走査によって1トラック上のグルーブ及
びプレピット群の加工が可能となる。
【0017】電界光学光偏向器を用いた場合、上記電圧
−周波数変換部203の機能が不要となり、その代わり
アナログ電圧信号401及び402を電界光学光偏向器
を駆動可能な信号レベルに変換するドライバーを例え
ば、タイミング回路部202の後に接続するだけで、上
記請求項1または4に記載の物理フォーマットを1つの
レーザビームで一回の加工走査によって1トラック上の
グルーブ及びプレピット群の加工が可能となる。
【0018】更に、2つのレーザビームを保有するマス
タリング装置のとき、もう一方のレーザビームスポット
径の絞り込みを変えておくことにより、例えば、上記記
載のID1,2,3,4と言ったプレピット群及びグル
ーブとは違った特性、例えば、加工レーザのパワーを変
更するだけでは適正な特性を得る事のできない特性を持
つプレピットまたはグルーブが任意のエリアに存在する
ことをも含有する物理フォーマットに於いて、加工エリ
アが変わった時点で、その都度レーザスポット径の調整
を施さなくても一回の加工工程で、高効率なレーザ加工
が可能となる。
【0019】以上説明した内容は、本発明の実施形態に
関するものであり、本発明がこれのみに限定されること
を意味するものではない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、上
記請求項1または4に記載の複雑な物理フォーマット
を、多数のレーザービームを形成し使用することなく、
光偏向器によるレーザビームの光偏向により、1つのレ
ーザビームで一回の加工走査により容易に加工できる。
更に、本発明の方法をシステム化しマスタリング装置に
搭載することにより、その光学系が複雑化、巨大化する
ことなく、高効率でかつ量産性にも優れたマスタリング
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる光ディスク原盤の加
工法方を示す光路図。
【図2】音響光学光偏向器を用いた時の制御方法の一例
を示す構成図。
【図3】アナログ電圧信号生成部が生成する信号波形を
示す図。
【図4】タイミング回路部が生成する信号波形を示す
図。
【図5】タイミング回路部の構成図。
【図6】電圧−周波数変換部が生成する信号波形を示す
図。
【符号の説明】
101 音響光学光偏向器 102、103 ウェッジドシリンドリカルレンズ 104 中間レンズ 105 対物レンズ 106 マスターガラス原盤 107、108,109 レーザビーム 110 トランスデューサ 201 アナログ電圧信号生成部 202 タイミング回路部 203 電圧−周波数変換部 204 自動周波数制御部 205、506 増幅部 206、302,401,402,602 アナログ電
圧信号 207 グルーブ加工信号 208、403 ID1,2プレピット群加工信号 209、403 ID3,4プレピット群加工信号 501 遅延部 502 WOBBLE DATA ROM 503 原信号クロック 504 分周回路部 505 D/Aコンバータ 507 加算回路部 601 音響光学光偏向器の中心伝播周波数に基づくア
ナログ電圧信号 603 周波数信号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランド及びグルーブ記録の書き換え型光媒
    体において、1周毎にグルーブとランドがスイッチング
    するトラック構成で、そのトラックセクター情報がグル
    ーブと同一ら旋上にないプレピット群、例えばグルーブ
    中心より、トラックピッチの2分の1だけ外周及び内周
    にシフトさせたプレピット群によって、ランドとグルー
    ブの該情報を1回の走査で読み取ることを可能とした物
    理フォーマットを持つ光ディスク原盤の加工方法におい
    て、該情報のプレピット群を、音響光学効果を利用した
    光偏向器または、電界光学効果を利用した光偏向器を利
    用して、加工に利用するレーザビームに光偏向を施し、
    一回の加工走査で、1トラック上のグルーブ及びプレピ
    ット群をレーザ加工することを特徴とする光ディスク原
    盤の加工方法。
  2. 【請求項2】上記請求項1による加工方法機能を備えた
    ことを特徴とするマスタリング装置。
  3. 【請求項3】上記請求項1の加工方法または、上記請求
    項2のマスタリング装置を用いて加工した光ディスク原
    盤及び、それから成形し製造された光ディスク基板。
  4. 【請求項4】上記請求項1に記載の物理フォーマットに
    加え、更に例えば、グルーブをある周波数により隣接す
    るトラックと同相でウォブリングを施した物理フォーマ
    ットを持つ光ディスク原盤の加工において、上記ウォブ
    リング信号をデジタルデータとしてROMにストレージ
    しておき、プレピット群及びグルーブ加工信号を生成す
    る原信号クロックに同期させ上記データを出力する。こ
    の方法により、位相補償が施され生成されたウォブリン
    グ信号と、2分の1トラックピッチ分グルーブの中心よ
    り外周及び内周に、レーザビームを光偏向する信号とを
    合成した信号を光偏向器に印可し、その信号に基づいた
    光偏向により、一回の加工走査で1トラック上のグルー
    ブ及びプレピット群をレーザ加工することを特徴とした
    光ディスク原盤加工方法。
  5. 【請求項5】上記請求項4による加工方法機能を備えた
    ことを特徴とするマスタリング装置。
  6. 【請求項6】上記請求項4の加工方法または、上記請求
    項5のマスタリング装置を用いて加工した光ディスク原
    盤及び、それから成形し製造された光ディスク基板。
  7. 【請求項7】上記請求項4に記載のウォブリング信号生
    成と位相補償方法及びタイミング調整を含む信号発生
    器。
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