JPH10317560A - 板材の支持金具 - Google Patents

板材の支持金具

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Publication number
JPH10317560A
JPH10317560A JP15018297A JP15018297A JPH10317560A JP H10317560 A JPH10317560 A JP H10317560A JP 15018297 A JP15018297 A JP 15018297A JP 15018297 A JP15018297 A JP 15018297A JP H10317560 A JPH10317560 A JP H10317560A
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JP
Japan
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coupler
hole
arm assembly
arms
nut
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Application number
JP15018297A
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English (en)
Inventor
Ichiro Takahashi
一朗 高橋
Eisuke Kamebuchi
英助 亀淵
Hisatomo Mochizuki
久智 望月
Norihide Imagawa
憲英 今川
Nobuo Sakane
伸夫 坂根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T I S & Partners Kk
Hitachi Kizai Inc
Original Assignee
T I S & Partners Kk
Hitachi Kizai Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アームの位置と姿勢を調節することができる板
材の支持金具を提供する。 【解決手段】複数の板材12の隣接する辺部又はコーナ
ー部をそれぞれ支持する複数のアーム5bを有し、複数
のアーム5bを構造物に取り付ける板材の支持金具10
において、板材12の面と直交するz方向に伸びる軸ボ
ルト1を構造物に固定し、軸ボルト1にカプラー3を螺
入し、カプラー3を固定するように軸ボルト1にロック
ナット2を螺着し、カプラー3から複数のアーム5bを
張り出したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、構造物に板材を
取り付けるための支持金具に関し、特に板材の位置と姿
勢を調節することができる支持金具に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の建造物では、主として意匠的観点
より、建物の外壁をガラス張りとすることがある。この
ように構造物の壁、屋根、床などにガラス板、金属板、
コンクリート板などの板材を固定するには、通常、次の
ようにして行われる。すなわち構造物に複数のアームを
有する支持金具を固定し、支持金具の各アームと板材の
辺部又はコーナー部とを取付金具によって固定し、こう
して複数の板材を構造物の壁、屋根、床などに沿って固
定する。しかして従来の支持金具は、一体ものの鋳物に
よって形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】支持金具は、通常、溶
接などによって構造物に固定されるが、支持金具の位置
と姿勢を正しく配置しつつ溶接を行うことは困難であ
る。しかるに上記従来の支持金具はアームを含めて一体
に形成されていたから、ひとたび支持金具を構造物に固
定した後には、アームの位置と姿勢を調節することがで
きなかった。そのため従来は支持金具を構造物に固定し
た後に、現場合わせにて板材を支持金具のアームに固定
せざるを得ず、工期の短縮化を妨げる要因となってい
た。したがって本発明は、アームの位置と姿勢を調節す
ることができる板材の支持金具を提供することを課題と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、すなわち、第1の発明
は、複数の板材の隣接する辺部又はコーナー部をそれぞ
れ支持する複数のアームを有し、該複数のアームを構造
物に取り付ける板材の支持金具において、板材の面と直
交する方向に伸びる軸ボルトを構造物に固定し、該軸ボ
ルトにカプラーを螺入し、該カプラーを固定するように
軸ボルトにロックナットを螺着し、カプラーから複数の
アームを張り出したことを特徴とする板材の支持金具で
ある。3次元空間に配置された物体の配置の自由度は、
x軸方向の位置、y軸方向の位置、z軸方向の位置、x
軸周りの回転角度、y軸周りの回転角度、及びz軸周り
の回転角度の都合6だけある。板材の平面方向のうち、
例えば水平方向をx軸方向とし垂直方向をy軸方向と
し、板材の平面方向と直交する方向をz軸方向とする
と、上記第1の発明によれば、カプラーのz軸方向の位
置とz軸周りの回転角度を調節することができ、したが
って複数のアームのz軸方向の位置と姿勢を自在に調節
することができる。
【0005】本発明の第2の発明は、板材の面と直交す
る方向に伸びるカプラーを構造物に取り付け、複数のア
ームをアーム集合体より張り出し、該アーム集合体の中
央に板材の面と直交する方向に伸びる孔を設け、該孔に
カプラーを遊嵌し、アーム集合体の孔の側面の少なくと
も3方向よりカプラーに向けてアジャストボルトを螺着
したことを特徴とする板材の支持金具である。この第2
の発明によれば、アーム集合体のx軸方向の位置とy軸
方向の位置を自在に調節することができる。
【0006】本発明の第3の発明は、板材の面と直交す
る方向に伸びるカプラーを構造物に取り付け、複数のア
ームをアーム集合体より張り出し、該アーム集合体の中
央に板材の面と直交する方向に伸びる孔を設け、該孔に
カプラーを挿通し、アーム集合体の孔の前端面と対向す
るようにカプラーに段差面を形成し、該段差面と孔の前
端面との間にくさび角度が実質的に同一の2枚の台形座
金を介装し、アーム集合体の孔の後端面と対向するよう
にカプラーにナットを螺入し、該ナットと孔の後端面と
の間に互いの当接面で回転摺動する凸球面座金と凹球面
座金を介装し、カプラーの段差面とナットとの間でアー
ム集合体を挟着固定したことを特徴とする板材の支持金
具である。この第3の発明によれば、アーム集合体のx
軸周りの回転角度とy軸周りの回転角度を自在に調節す
ることができる。
【0007】その際、孔の前端面とカプラーの段差面と
の間に1組の球面座金を介装し、孔の後端面とナットと
の間に2枚の台形座金を介装することもできるし、1組
の球面座金を双方の間隔のそれぞれに介装することもで
きる。またこれらの構成において、カプラーの段差面側
に配置された球面座金とカプラーとを一体とすることも
できるし、同様に、ナット側に配置された球面座金とカ
プラーとを一体とすることもできる。すなわちカプラー
の段差面を凸球面又は凹球面に形成し、この段差面と回
転摺動する球面座金を孔の前端面とカプラーの段差面と
の間に介装し、孔の後端面とナットとの間には2枚の台
形座金又は1組の球面座金を介装することもできるし、
孔の前端面とカプラーの段差面との間に2枚の台形座金
又は1組の球面座金を介装し、ナットの下端面を凸球面
又は凹球面に形成し、この下端面と回転摺動する球面座
金を孔の後端面とナットとの間に介装することもできる
し、カプラーの段差面を凸球面又は凹球面に形成し、こ
の段差面と回転摺動する球面座金を孔の前端面とカプラ
ーの段差面との間に介装し、ナットの下端面を凸球面又
は凹球面に形成し、この下端面と回転摺動する球面座金
を孔の後端面とナットとの間に介装することもできる。
【0008】以上において、第1、第2及び第3の発明
はそれぞれ単独で用いることができるほか、第1の発明
と第2の発明、第1の発明と第3の発明、又は第2の発
明と第3の発明を組み合わせて用いることもでき、更
に、第1、第2及び第3の発明をすべて組み合わせて用
いることもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図5は本発明による板材の支持金具の一実施例を
示し、この実施例は、ガラス板材を構造物の壁面に取り
付けるDPG工法に本発明を適用したものである。図1
に示すように、構造物には複数個の支持金具10が取り
付けられており、支持金具10はX字状に形成され、そ
の中央部にて構造物に固定されている。支持金具10の
各アームの先端には、それぞれ取付金具11が取り付け
られており、複数枚のガラス板材12は、その4隅にお
いてこの取付金具11によって支持されている。
【0010】支持金具10は図2に示すように軸ボルト
1を有し、軸ボルト1の一端側は溶接などにより構造物
に固定されている。軸ボルト1にはロックナット2とカ
プラー3とがその順に螺入されており、カプラー3の位
置を定めた後にロックナット2をねじ戻すことにより、
カプラー3が軸ボルト1に固定される。ここで簡単のた
めに、軸ボルト1の方向をz方向と定め、z軸と直交す
る方向にx軸とy軸とを定める。
【0011】カプラー3の上部には、段差面3aが設け
られた後、平行平面部3bとボルト部とが形成されてい
る。カプラーの段差面3a上には、2枚の台形座金4
a,4b、アーム集合体5の孔5a、2枚の球面座金6
a,6b、及びナット7がその順に装着されており、ナ
ット7をカプラー3のボルト部に締め付けることによ
り、ナット7とカプラーの段差面3aとの間で、台形座
金4a,4b、アーム集合体5、及び球面座金6a,6
bが挟着され、こうしてアーム集合体5がカプラー3に
固定される。
【0012】2枚の台形座金4a,4bは実質的に同一
に形成されており、したがって両台形座金4a,4bの
くさび角度は互いに等しい。両台形座金4a,4bのく
さび角度をaとし、台形座金4aのくさびの方向と台形
座金4bのくさびの方向とのなす角度をbとすると、両
台形座金4a,4bの全体のくさびの方向はb/2、す
なわち台形座金4aのくさびの方向と台形座金4bのく
さびの方向とのちょうど中央の方向となり、くさび角度
は2a・cos(b/2)となる。例えば両台形座金4
a,4bのくさび角が1°の場合には、両台形座金4
a,4bのくさびの方向を同方向とすれば全体のくさび
角度は2°となり、両台形座金4a,4bのくさびの方
向のなす角度を120°とすれば全体のくさび角度は1
°となり、両台形座金4a,4bのくさびの方向のなす
角度を180°とすれば全体のくさび角度は0°、すな
わち平行平板となる。こうして両台形座金4a,4bの
設置位置を変更することにより、全体のくさび角度とく
さびの方向とを自在に変更することができる。
【0013】また2枚の球面座金6a,6bのうち、ア
ーム集合体5側に配置した球面座金6aは、ナット7側
の球面座金6bとの当接面を部分凸球面状に形成し、当
接面の反対側の面を平面に形成した凸球面座金に形成さ
れている。また、ナット7側の球面座金6bは、アーム
集合体5側の球面座金6aとの当接面を部分凹球面状に
形成し、当接面の反対側の面を平面に形成した凹球面座
金に形成されている。両球面座金6a,6bの当接面の
曲率半径は同一に形成されており、したがって両球面座
金6a,6bは、その当接面において摺動するに従って
相互の位置関係が回転し、この結果、凸球面座金6aの
下面と凹球面座金6bの上面とは平行ではなくなり、す
なわちくさび角を持つこととなる。
【0014】既述のように台形座金4a,4bの設置位
置を変更することにより、アーム集合体側の台形座金4
bの上面は、カプラーの段差面3aに対して傾斜する。
この結果、アーム集合体5の上面も傾斜し、すなわち凸
球面座金6aの下面も傾斜する。しかるに凹球面座金6
aは凸球面座金6aに対して回転摺動することにより、
その上面を任意の向きに変更することができる。したが
ってナット7をカプラー3のボルト部にねじ込むに従っ
て、凹球面座金6bの上面がナット7の下面と面接触す
るように、凹球面座金6bは自動的に回転摺動する。か
くして台形座金4a,4bの位置を調整した後に、ナッ
ト7をカプラー3のボルト部にねじ込むことにより、ア
ーム集合体5のx軸周りの姿勢とy軸周りの姿勢を所望
の方向に向けつつ、アーム集合体5を確実にカプラー3
に固定することができる。
【0015】なお本実施例ではアーム集合体5側に凸球
面座金6aを配置し、ナット7側に凹球面座金6bを配
置したが、この関係を逆にして、アーム集合体5側に凹
球面座金6bを配置し、ナット7側に凸球面座金6aを
配置することもできる。また本実施例ではカプラーの段
差面3a側に台形座金4a,4bを配置し、ナット7側
に球面座金6a,6bを配置したが、この関係を逆にし
て、カプラーの段差面3a側に球面座金6a,6bを配
置し、ナット7側に台形座金4a,4bを配置すること
もできる。またカプラーの段差面3a側とナット7側と
の双方に、各々2枚の台形座金4a,4bを配置するこ
ともできる。但しこのときには、カプラーの段差面3a
側の2枚の台形座金4a,4bの全体のくさびの方向
と、ナット7側の2枚の台形座金4a,4bの全体のく
さびの方向とを正しく反対向きに配置する必要がある。
これとは逆に、カプラーの段差面3a側とナット7側と
の双方に、各々2枚の球面座金6a,6bを配置するこ
ともできる。このときにはアーム集合体5が自在に回転
することが懸念されるが、アーム集合体5が回転するた
めには、球面座金6a,6bの少なくともいずれか一方
が横移動する必要がある。したがって現実にはナットを
締め付けることにより、アーム集合体5の姿勢は固定さ
れる。
【0016】アーム集合体5からは4本のアーム5bが
X字状に張り出しており、隣接する各アーム5bの間の
付け根部には、アーム集合体の孔5aに向けて4本のア
ジャストボルト8が螺入されている。アーム集合体の孔
5aはカプラー3に遊嵌しており、各アジャストボルト
8の先端はカプラーの平行平面部3bに当接している。
したがってナット7を若干ゆるめた後に、x方向に対向
する一対のアジャストボルト8のうちの一方をゆるめて
他方をねじ込むことにより、アーム集合体5をx方向に
移動することができる。同様に、y方向に対向する一対
のアジャストボルト8のうちの一方をゆるめて他方をね
じ込むことにより、アーム集合体5をy方向に移動する
ことができる。しかる後にナット7をねじ込むことによ
り、アーム集合体5のx−y平面内での位置を所望の位
置としつつ、アーム集合体5を確実にカプラー3に固定
することができる。なお明らかに、アーム集合体5をx
−y平面内で移動するためには、カプラー3に向って少
なくとも3本のアジャストボルト8を螺入すれば良い。
【0017】以上のように本実施例によれば、図3に示
すようにカプラー3を軸ボルト1にねじ込み、又はねじ
戻すことにより、アーム集合体5のz軸方向の位置とz
軸周りの姿勢とを自在に調節することができる。また図
4に示すように台形座金4a,4bの設置位置を調整す
ることにより、アーム集合体5のx軸周りの姿勢とy軸
周りの姿勢とを自在に調節することができる。更に図5
に示すように各アジャストボルト8をねじ込み、又はね
じ戻すことにより、アーム集合体5のx軸方向の位置と
y軸方向の位置とを自在に調節することができる。した
がって各アーム5bの空間的位置と姿勢とを自在に調節
することができる。
【0018】次に図6は別の実施例を示し、カプラーの
段差面3aを凸球面状に形成し、この段差面上に凹球面
状の球面座金9を載置したものである。このように形成
しても、図7に示すように、アーム集合体5のx軸周り
の姿勢とy軸周りの姿勢とを自在に調節することがで
き、しかも球面座金9の枚数を1枚とすることができ
る。なおこの実施例では、カプラーの段差面3aを凸球
面状に形成したが、これを凹球面状に形成することもで
き、そのときには当然に、球面座金9は凸球面状に形成
することとなる。またこの実施例では、ナット7側に凸
球面座金6aと凹球面座金6bを配置しているが、ナッ
ト7側に2枚の台形座金を配置することもできる。更に
ナット7の下面を凸球面又は凹球面に形成して、この下
面と回転摺動するように1枚の球面座金を配置すること
もできる。この場合、カプラーの段差面3a側には、凸
球面座金と凹球面座金を配置することもできるし、2枚
の台形座金を配置することもできる。更にはカプラーの
段差面3aを凸球面又は凹球面に形成して、この段差面
と回転摺動するように1枚の球面座金を配置し、同時に
ナット7の下面も凸球面又は凹球面に形成して、この下
面と回転摺動するように1枚の球面座金を配置すること
もできる。
【0019】
【発明の効果】本発明の第1の発明による板材の支持金
具によれば、複数のアームの軸ボルト方向の位置と軸ボ
ルト方向周りの姿勢を自在に調節することができる。ま
た第2の発明によれば、複数のアームの軸ボルトと直交
する面内での位置を自在に調節することができる。更に
第3の発明によれば、複数のアームの軸ボルトと直交す
る2方向周りの姿勢を自在に調節することができる。し
たがって現場合わせにて板材を支持金具のアームに固定
する必要がなくなり、板材を構造物に取り付けるための
工期を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をガラス板材の取付け部に適用した状態
を示す正面図
【図2】本発明の一実施例を示す部分断面側面図
【図3】該実施例のz軸方向の位置とz軸周りの姿勢を
調節した状態を示す部分断面側面図
【図4】該実施例のx軸周りの姿勢とy軸周りの姿勢を
調節した状態を示す部分断面側面図
【図5】該実施例のx軸方向の位置とy軸方向の位置を
調節した状態を示す部分断面側面図
【図6】別の実施例を示す部分断面側面図
【図7】該実施例のx軸周りの姿勢とy軸周りの姿勢を
調節した状態を示す部分断面側面図
【符号の説明】
1…軸ボルト 2…ロックナット 3…カプラー 3a…段差面 3b…平行平面部 4a,4b…台形座
金 5…アーム集合体 5a…孔 5b…アーム 6a…凸球面座金 6b…凹球面座金 7…ナット 8…アジャストボルト 9…球面座金 10…支持金具 11…取付金具 12…ガラス板材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀淵 英助 東京都江東区東陽二丁目4番2号 日立機 材株式会社内 (72)発明者 望月 久智 東京都江東区東陽二丁目4番2号 日立機 材株式会社内 (72)発明者 今川 憲英 東京都渋谷区神宮前3丁目27番15号 株式 会社ティ・アイ・エス・エンドパートナー ズ内 (72)発明者 坂根 伸夫 東京都渋谷区神宮前3丁目27番15号 株式 会社ティ・アイ・エス・エンドパートナー ズ内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の板材の隣接する辺部又はコーナー部
    をそれぞれ支持する複数のアームを有し、該複数のアー
    ムを構造物に取り付ける板材の支持金具において、 前記板材の面と直交する方向に伸びる軸ボルトを構造物
    に固定し、該軸ボルトにカプラーを螺入し、該カプラー
    を固定するように前記軸ボルトにロックナットを螺着
    し、前記カプラーから前記複数のアームを張り出したこ
    とを特徴とする板材の支持金具。
  2. 【請求項2】複数の板材の隣接する辺部又はコーナー部
    をそれぞれ支持する複数のアームを有し、該複数のアー
    ムを構造物に取り付ける板材の支持金具において、 前記板材の面と直交する方向に伸びるカプラーを構造物
    に取り付け、前記複数のアームをアーム集合体より張り
    出し、該アーム集合体の中央に前記板材の面と直交する
    方向に伸びる孔を設け、該孔に前記カプラーを遊嵌し、
    アーム集合体の前記孔の側面の少なくとも3方向より前
    記カプラーに向けてアジャストボルトを螺着したことを
    特徴とする板材の支持金具。
  3. 【請求項3】複数の板材の隣接する辺部又はコーナー部
    をそれぞれ支持する複数のアームを有し、該複数のアー
    ムを構造物に取り付ける板材の支持金具において、 前記板材の面と直交する方向に伸びるカプラーを構造物
    に取り付け、前記複数のアームをアーム集合体より張り
    出し、該アーム集合体の中央に前記板材の面と直交する
    方向に伸びる孔を設け、該孔に前記カプラーを挿通し、 アーム集合体の前記孔の前端面と対向するように前記カ
    プラーに段差面を形成し、該段差面と前記孔の前端面と
    の間にくさび角度が実質的に同一の2枚の台形座金を介
    装し、 アーム集合体の前記孔の後端面と対向するように前記カ
    プラーにナットを螺入し、該ナットと前記孔の後端面と
    の間に互いの当接面で回転摺動する凸球面座金と凹球面
    座金を介装し、 カプラーの前記段差面と前記ナットとの間で前記アーム
    集合体を挟着固定したことを特徴とする板材の支持金
    具。
  4. 【請求項4】複数の板材の隣接する辺部又はコーナー部
    をそれぞれ支持する複数のアームを有し、該複数のアー
    ムを構造物に取り付ける板材の支持金具において、 前記板材の面と直交する方向に伸びるカプラーを構造物
    に取り付け、前記複数のアームをアーム集合体より張り
    出し、該アーム集合体の中央に前記板材の面と直交する
    方向に伸びる孔を設け、該孔に前記カプラーを挿通し、 アーム集合体の前記孔の前端面と対向するように前記カ
    プラーに段差面を形成し、該段差面と前記孔の前端面と
    の間に互いの当接面で回転摺動する凸球面座金と凹球面
    座金を介装し、 アーム集合体の前記孔の後端面と対向するように前記カ
    プラーにナットを螺入し、該ナットと前記孔の後端面と
    の間にくさび角度が実質的に同一の2枚の台形座金を介
    装し、 カプラーの前記段差面と前記ナットとの間で前記アーム
    集合体を挟着固定したことを特徴とする板材の支持金
    具。
  5. 【請求項5】複数の板材の隣接する辺部又はコーナー部
    をそれぞれ支持する複数のアームを有し、該複数のアー
    ムを構造物に取り付ける板材の支持金具において、 前記板材の面と直交する方向に伸びるカプラーを構造物
    に取り付け、前記複数のアームをアーム集合体より張り
    出し、該アーム集合体の中央に前記板材の面と直交する
    方向に伸びる孔を設け、該孔に前記カプラーを挿通し、 アーム集合体の前記孔の前端面と対向するように前記カ
    プラーに段差面を形成し、前記孔の後端面と対向するよ
    うに前記カプラーにナットを螺入し、 アーム集合体の前記孔の前端面とカプラーの前記段差面
    との間と、前記孔の後端面と前記ナットとの間との双方
    に、互いの当接面で回転摺動する凸球面座金と凹球面座
    金をそれぞれ介装し、 カプラーの前記段差面と前記ナットとの間で前記アーム
    集合体を挟着固定したことを特徴とする板材の支持金
    具。
  6. 【請求項6】複数の板材の隣接する辺部又はコーナー部
    をそれぞれ支持する複数のアームを有し、該複数のアー
    ムを構造物に取り付ける板材の支持金具において、 前記板材の面と直交する方向に伸びるカプラーを構造物
    に取り付け、前記複数のアームをアーム集合体より張り
    出し、該アーム集合体の中央に前記板材の面と直交する
    方向に伸びる孔を設け、該孔に前記カプラーを挿通し、 アーム集合体の前記孔の前端面と対向するように前記カ
    プラーに段差面を形成し、該段差面を凸球面又は凹球面
    に形成し、該段差面と回転摺動する球面座金を該段差面
    と前記孔の前端面との間に介装し、 アーム集合体の前記孔の後端面と対向するように前記カ
    プラーにナットを螺入し、該ナットと前記孔の後端面と
    の間にくさび角度が実質的に同一の2枚の台形座金又は
    互いの当接面で回転摺動する凸球面座金と凹球面座金を
    介装し、 カプラーの前記段差面と前記ナットとの間で前記アーム
    集合体を挟着固定したことを特徴とする板材の支持金
    具。
  7. 【請求項7】複数の板材の隣接する辺部又はコーナー部
    をそれぞれ支持する複数のアームを有し、該複数のアー
    ムを構造物に取り付ける板材の支持金具において、 前記板材の面と直交する方向に伸びるカプラーを構造物
    に取り付け、前記複数のアームをアーム集合体より張り
    出し、該アーム集合体の中央に前記板材の面と直交する
    方向に伸びる孔を設け、該孔に前記カプラーを挿通し、 アーム集合体の前記孔の前端面と対向するように前記カ
    プラーに段差面を形成し、該段差面と前記孔の前端面と
    の間にくさび角度が実質的に同一の2枚の台形座金又は
    互いの当接面で回転摺動する凸球面座金と凹球面座金を
    介装し、 アーム集合体の前記孔の後端面と対向するように前記カ
    プラーにナットを螺入し、該ナットの下端面を凸球面又
    は凹球面に形成し、該下端面と回転摺動する球面座金を
    該下端面と前記孔の後端面との間に介装し、 カプラーの前記段差面と前記ナットとの間で前記アーム
    集合体を挟着固定したことを特徴とする板材の支持金
    具。
  8. 【請求項8】複数の板材の隣接する辺部又はコーナー部
    をそれぞれ支持する複数のアームを有し、該複数のアー
    ムを構造物に取り付ける板材の支持金具において、 前記板材の面と直交する方向に伸びるカプラーを構造物
    に取り付け、前記複数のアームをアーム集合体より張り
    出し、該アーム集合体の中央に前記板材の面と直交する
    方向に伸びる孔を設け、該孔に前記カプラーを挿通し、 アーム集合体の前記孔の前端面と対向するように前記カ
    プラーに段差面を形成し、該段差面を凸球面又は凹球面
    に形成し、該段差面と回転摺動する球面座金を該段差面
    と前記孔の前端面との間に介装し、 アーム集合体の前記孔の後端面と対向するように前記カ
    プラーにナットを螺入し、該ナットの下端面を凸球面又
    は凹球面に形成し、該下端面と回転摺動する球面座金を
    該下端面と前記孔の後端面との間に介装し、 カプラーの前記段差面と前記ナットとの間で前記アーム
    集合体を挟着固定したことを特徴とする板材の支持金
    具。
  9. 【請求項9】アーム集合体の前記孔に前記カプラーを遊
    嵌し、前記孔の側面の少なくとも3方向より前記カプラ
    ーに向けてアジャストボルトを螺着した、請求項3〜8
    のいずれか1項記載の板材の支持金具。
  10. 【請求項10】前記板材の面と直交する方向に伸びる軸
    ボルトを構造物に固定し、該軸ボルトに前記カプラーを
    螺入し、該カプラーを固定するように前記軸ボルトにロ
    ックナットを螺着した、請求項2〜9のいずれか1項記
    載の板材の支持金具。
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