JP2512543Y2 - 板材支持具 - Google Patents

板材支持具

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JP2512543Y2
JP2512543Y2 JP5423393U JP5423393U JP2512543Y2 JP 2512543 Y2 JP2512543 Y2 JP 2512543Y2 JP 5423393 U JP5423393 U JP 5423393U JP 5423393 U JP5423393 U JP 5423393U JP 2512543 Y2 JP2512543 Y2 JP 2512543Y2
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博行 小寺
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昭和鋼機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、左右に並んで配置さ
れた複数の板材のうちの隣接する2つの板材を同時に支
持するための板材支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、外壁を板ガラス(板材)によって
構成した建築物には、美観の向上を図るために、板ガラ
スを方立を用いることなく、板材支持具により点押さえ
方式で支持するようにしたものがある。
【0003】点押さえ方式に用いられる板材支持具とし
ては、例えば図11(A),(B)に示すものがある。
この板材支持具Aは、建築物の室内側に設置された補強
柱Cに外側へ向かって水平に延びる支持軸bを固定し、
この支持軸bの先端部に支持腕cを回動自在に設け、こ
の支持腕cの両端部に固定部dを固定したものであり、
固定部dの先端部には球面部eが形成されている。
【0004】一方、支持すべき2枚の板ガラスG,Gに
は孔fがそれぞれ形成され、各孔fには球面座gが嵌合
固定されている。そして、球面座gに固定部dの球面部
eを回動自在に嵌合することにより、2枚の板ガラス
G,Gの互いに隣接する端部を板材支持具Aによってそ
れぞれ支持するようになっている。なお、図6に示すよ
うに、板ガラスGは、その下端部を枠体F1によりセッ
ティングブロックB,Bを介して支持される一方、その
上端部を枠体F2によって支持されている。
【0005】ところで、地震等によって建築物に層間変
位が生じた場合、板ガラスGは、いずれかのセッティン
グブロックBを中心として時計方向または反時計方向へ
回動する(以下、ロッキングという。)。また、板ガラ
スGは補強柱Cに対して左右方向へ相対的に変位する
(以下、スエーという。)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の板材支持具
Aにおいては、ロッキングおよびスエーに対処すること
が困難であるという問題があった。すなわち、ロッキン
グが発生した場合、例えば2枚の板ガラスG,Gが図6
において左側のセッティングブロックBを中心として反
時計方向へ回動した場合には、図11において左側に位
置する板ガラスGの右端部が上方へ変位し、右側に位置
する板ガラスGが下方へ変位する。この場合、2枚の板
ガラスG,Gの変位量が同一であれば、支持腕cが回動
自在であるから、支持腕cが回動することによって板ガ
ラスG,Gの変位を吸収する。したがって、板ガラス
G,Gに応力が発生することがない。
【0007】ところが、セッティングブロックDが板ガ
ラスGの中心からずれているため、2枚の板ガラスG,
Gの上下方向への変位量は互いに異なっている。このた
め、支持腕cは2枚の板ガラスG,Gの変位に追随して
回動することができず、板ガラスG,Gの変位を十分に
吸収することができない。この結果、板ガラスG,Gに
応力が発生し、特に大地震が発生した場合には、板ガラ
スGが破壊されおそれがあった。なお、一つの板材支持
具Aで1枚の板ガラスGだけを支持すようにすれば、上
記の問題が発生することはないが、そのようにすると板
材支持具Aの設置個数が2倍必要になってしまう。
【0008】また、板ガラスGと補強柱Cとの間にスエ
ーが発生した場合には、板材支持具Aが補強柱Cに固定
されているため、スエーには全く対処することができな
い。このため、スエーの発生に伴って板ガラスGに応力
が生じ、破壊されるおそれがあった。
【0009】この考案は、上記の問題を解決するために
なされたもので、板ガラス等の板材にロッキングまたは
スエーに伴って応力が発生するのを防止し、これによっ
て板材が破壊されるのを防止することができる板材支持
具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記の目的
を達成するためになされたもので、左右方向に並べられ
た複数の板材のうちの隣接する2つの板材を同時に支持
する板材支持具であって、支持具本体と、この支持具本
体に上下方向へ移動可能に、かつ回動可能に設けられた
中間部材と、この中間部材に、その回動中心を挟んで左
右にそれぞれ配置され、左右方向へ移動可能に、かつ回
動可能に設けられた一対の支持部材とを備え、上記一対
の支持部材には隣接する2つの板材の互いに対向する端
部を保持する保持部が設けられていることを特徴として
いる。
【0011】
【作用】ロッキングが発生すると、一対の支持部のうち
の一方が上方へ移動し、他方の支持部が下方へ移動す
る。これによって、中間部材が回動せしめられる。この
とき、一対の支持部の移動量が異なるため、中間部材の
回動中心は、上方へ移動する必要があるが、これは中間
部材が支持具本体に対して上方へ移動することによって
吸収される。また、支持部材の上下方向への移動と中間
部材の回動とにより、支持部材は中間部材に対して左右
方向へ相対移動する。板材のスエーは、支持部材が中間
部材に対して左右方向へ移動することによって吸収され
る。
【0012】
【実施例】以下、この考案の一実施例について図1〜図
10を参照して説明する。まず、図6に基づいてこの考
案に係る板材支持具1の設置状況について説明すると、
符号S1,S2は上下の床スラブであり、それぞれの外側
の端部には枠体F1,F2が設置されている。左右に並べ
られた複数の板ガラス(板材)Gは、下側の枠体F2
よりセッティングブロックBを介して支持されるととも
に、上側の枠体F1によって保持されている。また、上
下の床スラブF1,F2間には、補強柱Sが二つの板ガラ
スG,G間の目地に対向するようにして立設固定されて
いる。補強柱Cには、この考案に係る板材支持具1が固
定されており、この板材支持具1によって左右に隣接す
る二つの板ガラスG,Gの各左右の端部が同時に支持さ
れている。なお、図6(C)に示すように、補強柱Cに
代え、左右に配設された補強桟C′が用いられることも
ある。
【0013】次に、板材支持具1を図1〜図5に基づい
て説明する。なお、図4および図5においては、図示の
都合上図1〜図3に図示されたワッシャ等の付属的構成
要素を省略している。図1および図4に示すように、補
強柱Cの室外側を向く面には、アンカーボルト11が固
定されており、このアンカーボルト11には、ブラケッ
ト12固定されている。このブラケット12の両側部に
は、支持ボルト13,13が固定されている。各支持ボ
ルト13の頭部13aには、板材支持具1の支持具本体
2が固定されている。
【0014】支持具本体2は、略直方体状をなす主部2
1と、この主部21の上下の両端部に設けられた板部2
2、23とから構成されており、主部21の左右の両側
面24,25は波状面に形成されている。また、主部2
1には左右の両側面間を貫通する貫通孔26が形成され
ている。この貫通孔26には、各支持ボルト13の頭部
13aを貫通したボルト27が挿通され、ナット28に
よってによって固定されている。これにより、主部21
が支持ボルト13に固定されている。なお、貫通孔26
は、上下に長い長孔として形成されており、頭部13a
に形成された波面と両側面24,25との噛み合い位置
を代えることにより、主部21の支持ボルト13に対す
る上下方向の位置を変えることができるようになってい
る。
【0015】また、図5に示すように、上記板部22、
23間には、筒状をなす二つのガイド29.29が固定
されている。ガイド29には、中間部材3が設けられて
いる。この中間部材3は、スライダ(可動部材)4と面
板(回動部材)5とから構成されている。スライダ4に
は、図に示すように、上下に貫通するガイド孔41、4
1が形成されている。このガイド孔41には、上記ガイ
ド29が摺動自在に挿入されており、これによってスラ
イダ4が支持具本体2に上下方向移動可能に支持されて
いる。
【0016】スライダ4の前面(室外側を向く面)に
は、ねじ孔42が形成されており、このねじ孔42には
枢軸43が螺合固定されている。この枢軸43には、面
板5が回動自在に支持されている。この面板5は、図5
および図7に示すように、中央部の薄板部51と左右の
半円部52,53とからなるものとであり、薄い板部5
1の中央部には、挿通孔54が形成されている。この挿
通孔54に上記枢軸43が回動可能に挿入されることに
より、面板5がスライダ4に回動可能に支持されてい
る。
【0017】面板5の半円部52,53には、左右方向
に延びる長孔55,56がそれぞれ形成されている。各
長孔55,56には、連結ボルト57,58がスリーブ
59,60を介して回動可能に、かつ長孔55,56の
長手方向へ移動可能に挿通されている。長孔55,56
を挿通した各連結ボルト57,58の先端部は、支持部
材6A,6Bに螺合固定されており、これによって面板
5に支持部材6A,6Bが回動可能に、かつ左右方向へ
移動可能に支持されている。
【0018】支持部材6Aは、図5および図8に示すよ
うに、半円部52とほぼ同形状をなす対向板部61と、
この対向板部61の一側面に形成されたフランジ部62
と、このフランジ部62の下部に形成され、室外側へ向
かって延びる連結部63と、この連結部63の先端部に
形成されたフランジ部64とから構成されている。対向
面部61には、ねじ孔65が形成されており、このねじ
孔65に上記連結ボルト57(58)が螺合固定される
ことにより、支持部材6Aが面板5に対して回動可能に
かつ左右方向へ移動可能に支持されている。
【0019】また、フランジ部62とフランジ部64と
は、互いに同形状の半円状をなしており、これら二つの
フランジ部62,64と連結部63とにより、上方から
見て略コ字状をなす保持部66が形成されている。さら
に、一方のフランジ部62の他方のフランジ部64側を
向く面の外周部には、突出部67が形成されている。な
お、支持部材6Bは、連結部63が上部に形成されてい
る点を除き、支持部材6Aと同様に形成されているの
で、同様な部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0020】上記保持部66には、ゴム等の弾性を有す
る材質からなるライナー7Aが装着されている。このラ
イナー7Aは、装着部66と同様な形状をなしており、
互いに対向した一対の板部71,72と、この一対の板
部71,72の間に形成された略四角形状の筒部73と
から構成されている。一方の板部71の他方の板部2側
を向く面の外周部には凹部74が形成されている。ま
た、筒部73には、その一端から他端まで延びるスリッ
ト75が形成されている。
【0021】そして、ライナー7Aは、板部71,72
が一対のフランジ62,64に接触し、凹部74にスリ
ット75から連結部63が挿入され、さらに凹部74に
突出部67が嵌め込まれることにより、支持部材6Aに
装着固定されている。なお、ライナー7Aと支持部材6
Aとの固定強度を高めるに、両者の接触部は互いに接着
固定されている。勿論、同様にしてライナー7Bが他方
の支持部材6にも固定されている。
【0022】上記ライナー7A,7Bの板部71,72
の間隔は、板ガラスGの厚さより若干狭くなっており、
図2(B)に示すように、そこには板ガラスGの端部が
筒部74に接触するまで端部が圧入されている。つま
り、板ガラスG支持部材6A,6Bの一対のフランジ部
62,64により板部71,72を介して挟持固定され
ている。そして、支持部材6,6によって支持された隣
接する二つの板ガラスG,Gに支持部材6A,6Bの各
連結部63,63が入り込んでいる。この場合、連結部
63,63が上下に互いに離れているので、連結部6
3,63が対向する場合に比して板ガラスG,Gの間の
目地を狭くすることができる。
【0023】なお、図3に示すように、支持部材6A,
6Bに板ガラスG,Gを支持させた後、フランジ部6
2、64の間および板ガラスG,G間の目地には、シー
ル材8が充填され、それらの間が気密に密封される。
【0024】上記構成の板材支持具1によって支持され
た板ガラスG,Gが層間変位によってロッキングした場
合には、図10に示すように、一方の板ガラス(図10
の場合は左側の板ガラス)Gが上方へ移動し、他方のガ
ラス(右側の板ガラス)Gが下方へ移動する。すると、
これに追随して支持部材6Aが上方へ移動し、支持部材
6Bが下方へ移動する。一対の支持部材6A,6Bが上
下方向へ移動すると、面板5が枢軸43を中心として回
動する。また、一対の支持部材6A,6Bが上下方向へ
移動するとともに、面板5が回動する結果、一対の支持
部材6A,6Bは、面板5に対して長孔55、56の長
手方向へ互いに離れるように相対移動する。
【0025】ここで、面板5の回動中心(枢軸43の中
心)をO、支持部材6A,6Bの回動中心(軸58,5
9の中心)をR,Lとすると、板ガラスG,Gの上下方
向への移動量が互いに異なるため、面板5は回動すると
同時に回動中心Oが回転中心O′まで上方へ移動する。
つまり、面板5が上方へ移動する。この面板5の上方へ
の移動を許容するため、面板5を回動自在に支持するス
ライダ4が支持具本体2に対して上下方向へ移動可能に
なっているのである。
【0026】このように、板ガラスG,Gがロッキング
して上下方向へ移動した場合には、支持部材6A,6B
がそれに追随して、上下方向へ移動するとともに、面板
5に対して長孔54,55の長手方向へ移動し、さらに
面板5が回動するとともに、上方へ移動する。これによ
り、板ガラスG,Gの上下方向への移動が支持具本体2
に伝わることなく吸収される。したがって、板ガラス
G,Gに応力が発生することがなく、その破損を防止す
ることができる。
【0027】また、板ガラスG,Gが支持柱Cに対して
スエーした場合には、板ガラスG,Gのスエーに伴って
一対の支持具6A,6Bが面板5に対して長孔6A,6
Bの長手方向、つまり左右方向へ移動する。これによ
り、板ガラスG,Gのスエーが吸収されるので、板ガラ
スG,Gに応力が発生することがなく、その破損を防止
することができる。
【0028】なお、実際には板ガラスG,Gのロッキン
グとスエーとは同時に発生するので、図10(C)に示
すように、回転中心Oは回転中心O″へ移動することに
なる。また、層間変位により板ガラスG,Gの上部が下
部に対して左方へ移動する場合について説明したが、右
方へ移動する場合も同様である。
【0029】また、上記の実施例においては、板ガラス
G,Gに孔を明けることなく、支持部材6A,6Bによ
って板ガラスG,Gの端部を両面から挟持するようにし
ているので、板ガラスG,Gに孔を明ける必要がなく、
その分だけ費用を軽減することができるという効果が得
られる。しかも、上記のように、一対の支持部材6A,
6Bの各連結部63,63を上下にずらして配置してい
るので、目地の間隔を狭くすることができる。
【0030】なお、この考案は、上記の実施例に限定さ
れるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において適
宜変更可能である。例えば、上記の実施例においては、
中間部材3を互いに別体であるスライダ4と面板5とか
ら構成しているが、中間部材3を一体に形成してもよ
い。その場合には、中間部材3を支持具本体2に対して
上下方向へ移動可能に、かつ回動可能に設ければよい。
【0031】また、上記の実施例においては、保持部6
6によって板ガラスGの端部を挟持させるようにしてい
るが、このような保持部66に代え、図11に示す従来
例のように、板ガラスGに形成された孔fに挿入される
ことによって板ガラスGを支持するようなものとしても
よい。
【0032】さらに、この考案の板材支持具1は、板ガ
ラスGの支持に用いることができるのみならず、他の板
材、例えばアルミニウム等からなる他の板材にも適用す
ることができるのは勿論である。
【0033】
【考案の効果】以上説明したように、この考案の板材支
持具によれば、支持具本体に、中間部材を回動可能に、
かつ上下方向移動可能に設け、中間部材に支持部材を左
右方向へ移動可能に設けているので、板材に層間変位に
伴うロッキングおよびスエーが発生したとしても、それ
によって板材に応力が発生するのを防止することがで
き、よって板材が破壊されるのを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すもので、図1(A)
はその平面図、図1(B)はその側面図である。
【図2】図2(A)は同実施例を室外側から見た図であ
り、図2(B)は図2(A)の一部省略B−B断面図で
ある。
【図3】同実施例の斜視図である。
【図4】同実施例の補強柱から支持具本体までの構造を
示す分解斜視図である。
【図5】同実施例の支持具本体から支持部材までの構造
を示す分解斜視図である。
【図6】同実施例の板材支持具が板ガラスを支持した状
態を示すもので、図6(A)は室外側から見た図、図6
(B)は側断面図。図6(C)は補強部材の他の例を示
す図6(B)と同様の図である。
【図7】同実施例の面板を示す図であって、図7(A)
はその正面図、図7(B),(C)はそれぞれ図7
(A)のB−B、C−C断面図である。
【図8】同実施例の支持部材を示す図であって、図8
(A)はその正面図、図8(B)はその側面図、図8
(C)はその平面図、図8(D),(E)はそれぞれ図
8(A)のD−D、E−E断面図である。
【図9】同実施例のライナーを示す図であって、図9
(A)はその正面図、図9(B)はその側面図、図9
(C)はその平面図、図9(D),(E)はそれぞれ異
なる方向から見た斜視図である。
【図10】同実施例の作用を説明するための図であっ
て、図10(A)は層間変位が生じていない状態を示
し、図10(B)はロッキングが発生した状態を示し、
図10(C)はロッキングとスエーとが同時に生じた状
態を示している。
【図11】従来の板材支持具を示す図であって、図11
(A)はその斜視図、図11(B)は図11(A)のB
−B断面図である。
【符号の説明】
G 板ガラス(板材) 1 板材支持具 2 支持具本体 3 中間部材 4 スライダ(可動部材) 5 面板(回動部材) 6A 支持部材 6B 支持部材 62 フランジ部 63 連結部 64 フランジ部 65 保持部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右方向に並べられた複数の板材のうち
    の隣接する2つの板材を同時に支持する板材支持具であ
    って、支持具本体と、この支持具本体に上下方向へ移動
    可能に、かつ回動可能に設けられた中間部材と、この中
    間部材に、その回動中心を挟んで左右にそれぞれ配置さ
    れ、左右方向へ移動可能に、かつ回動可能に設けられた
    一対の支持部材とを備え、上記一対の支持部材には隣接
    する2つの板材の互いに対向する端部を保持する保持部
    が設けられていることを特徴とする板材支持具。
  2. 【請求項2】 上記中間部材は、上記支持具本体に上下
    方向へ移動可能に設けられた可動部材と、この可動部材
    に回動可能に設けられた回動部材とから構成されてお
    り、上記回動部材に上記一対の支持部材が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の板材支持具。
  3. 【請求項3】 上記挟持部は、上記板材をその両面から
    挟持する一対のフランジ部と、この一対のフランジ部を
    連結する連結部とから構成されており、一対の支持部材
    の各連結部は、フランジ部から他方の支持部材側に向か
    って突出して形成され、かつ互いに上下に離れて設けら
    れていることを特徴とする請求項2に記載の板材支持
    具。
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