JPH10313468A - 無線選択呼出受信機 - Google Patents

無線選択呼出受信機

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JPH10313468A
JPH10313468A JP9121322A JP12132297A JPH10313468A JP H10313468 A JPH10313468 A JP H10313468A JP 9121322 A JP9121322 A JP 9121322A JP 12132297 A JP12132297 A JP 12132297A JP H10313468 A JPH10313468 A JP H10313468A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信速度変更によるLPFの切り換えを行う
と、LPF通過後のデータ電圧波形は、位相ずれを生じ
るため、データ電圧波形の頂点でのデータが判定でき
ず、不受信・呼び抜けが発生する。 【解決手段】 送信信号の送信速度に応じてLPF−A
・6およびLPF−B・7を備えるとともに、LPF−
A・6の出力から得られる受信情報をもとに作られるL
PF−B・7の出力に対するデータ判定タイミングに対
して、送信速度の変更に伴うフィルタ切り換え時に生じ
る位相ずれ情報をROM14に格納する。そして、RO
M14に格納された位相ずれ情報をもとに、タイミング
作成部11はLPF−B・7の出力に対するデータ判定
タイミングを作る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信途中で送信速
度が変更された無線選択呼出信号を受信する無線選択呼
出受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ポケットベル等、無線により所定
の受信機を選択・呼び出される無線選択呼出受信機が普
及している。この無線選択呼出受信機に対して信号を送
信する送信システムは、加入者の増加によるチャンネル
占有率の上昇を防ぐため、または、送信情報量の増加を
促すために、送信信号の送信速度の高速化を取り入れ、
送信速度の途中変更を行っている。この送信途中で送信
速度が変更された無線選択呼出信号を受信する無線選択
呼出受信機は、送信信号の送信速度(以下では「ビット
レート」と呼ぶ)が変更された場合、そのビットレート
に適応してデジタル信号として処理する必要がある。従
来の無線選択呼出受信機は、送信信号のビットレートが
変更された場合、受信した信号に対してノイズ成分遮断
のために、ビットレート周波数以上の周波数を遮断する
ローパスフィルタ(以下では「LPF」と略記する)を
ビットレートに応じて切り換えている。それとともに、
変更したビットレートに応じたタイミングで受信した信
号のサンプリングを行なっている。なお、LPFは一般
に変更されるビットレートの種類に応じて準備されるた
め、複数のLPFが準備される。
【0003】例えば図4のように、変更前のビットレー
トが1600[bps]で、変更後のビットレートが3
200[bps]であり、タイミングαにおいてビット
レートの変更があるものとする。すると、タイミングα
でビットレート1600[bps]用のLPFからビッ
トレート3200[bps]用のLPFにフィルタが切
り換えられる。それとともに図4(a)において、タイ
ミングα以降で点線で示すようにビットレート切り換え
による位相ずれがないもとして、データを判定するタイ
ミングが、図4(b)に示す破線のように、データを判
定するタイミングを無線選択呼出受信機内にあるクロッ
ク回路からのクロック信号を利用して、1600[H
z]の方形波の立ち下がりから、3200[Hz]の方
形波の立ち下がりに変更される。すなわち、ビットレー
トの切り換え後のビットレートが2倍になった場合、切
り換え前の1/2のタイミングでデータの判定をするこ
とになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の無線選
択呼出受信機において、ビットレート変更によるLPF
の切り換えを行うと、図4(a)の実線で示すLPF通
過後のデータ電圧波形のように、データ電圧波形は、L
PFの切り換えにともなう位相ずれのため、タイミング
α以降において、破線で示す位相ずれが生じない場合の
データ電圧波形と比較してT[μs]進む。それにもか
かわらず、LPFの切り換えの際に生じる位相ずれを考
慮しないで、ビットレート変更後のデータを判定するタ
イミングを作成しているので、図4(a)に示すよう
に、実線で示すLPF通過後のデータ電圧波形の頂点で
のデータが判定できず、不受信・呼び抜けが発生し、情
報受信量増加を促す為の高速送信信号の正確な情報受信
が不可能になる、という問題が発生している。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ビットレート変更によるLPFの切り換えがあ
ってもデータ電圧波形の頂点でのデータが判定でき、不
受信・呼び抜けが発生しなく、情報受信量増加を促す為
の高速送信信号の正確な情報受信が可能な無線選択呼出
受信機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、送信途中で
送信速度が変更された無線選択呼出信号を受信する際
に、ノイズ成分を遮断するために送信信号の送信速度に
応じたフィルタを備えた無線選択呼出受信機であって、
前記フィルタは少なくとも第1のフィルタと第2のフィ
ルタとからなり、前記第1のフィルタの出力から得られ
る受信情報をもとに作られる前記第2のフィルタの出力
に対するデータ判定タイミングに対して、送信速度の変
更に伴うフィルタ切り換え時に生じる位相ずれ情報を格
納し、前記格納された位相ずれ情報を用いて、前記第2
のフィルタの出力に対するデータ判定タイミングを作る
タイミング作成手段を備えたことを特徴とする無線選択
呼出受信機である。また、請求項2に記載の発明は、請
求項1に記載の無線選択呼出受信機において、前記無線
選択呼出受信機が、前記位相ずれ情報を外部から設定で
きる手段をさらに備えたことを特徴としている。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の無線選択呼出受信機において、
前記タイミング作成手段が、送信速度の変更に伴うフィ
ルタ切り換え時に、前記格納された位相ずれ情報を用い
て、前記第1のフィルタの出力から得られる受信情報を
もとに作られる前記第2のフィルタの出力に対するデー
タ判定タイミングをシフトすることにより前記第2のフ
ィルタの出力に対するデータ判定タイミングを作ること
を特徴としている。また、請求項4に記載の発明は、請
求項1乃至請求項2のいずれかに記載の無線選択呼出受
信機において、前記位相ずれ情報が、前記タイミング作
成手段内に格納されることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
無線選択呼出受信機を図面を参照して説明する。図1
は、本発明の一実施形態による無線選択呼出受信機のブ
ロック図である。同図において、符号1は、送信システ
ムから送られる送信信号を受信するためのアンテナを、
符号2はアンテナ1で受信した信号を低周波へ変換する
無線部を、符号3は無線部2により低周波へ変換された
信号を復調する復調部を、符号4は無線選択呼出受信機
の”ON”、”OFF”の切り換えを行うスイッチ(S
W)を、符号8はビットレートに応じてLPFの切り換
えを制御するLPF切り換え部を表している。また、符
号9は送信信号をもとに、送信信号の送信速度であるビ
ットレートの判定を行うビットレート判定部を、符号1
0は復調部3から出力される信号を所定のタイミングで
サンプリングすることによりデータの判定を行うデータ
判定部を、符号11はデータ判定部10が復調部3から
の出力に対してサンプリングするタイミングを作るタイ
ミング作成部を、符号12はクロック信号を出力するク
ロック回路(CLK回路)を、符号13は各処理部を制
御するための制御部を、符号14は無線選択呼出受信機
の識別番号であるアドレス等を記憶したROM(Read O
nly Memory)を表している。なお、ROM14は書き換
え可能な不揮発性メモリであり、図4に示すビットレー
ト変更によるLPFの切り換えにより生じる位相ずれに
関する位相ずれ情報として、位相ずれにより生じる位相
の進み時間であるデータ判定タイミングシフト時間Tも
合わせて記憶している。
【0009】また、符号15は無線選択呼出受信機の外
部からROM14に記憶されている内容を変更するため
のROM書き込み端子を、符号16は制御部13等の無
線選択呼出受信機に送られたメッセージ等を記憶してお
くためのRAM(Random Access Memory)を、符号17
は無線選択呼出受信機に通報があることを使用者に知ら
せるための通報報知部を、符号18は液晶表示装置等で
構成され通報されたメッセージの表示等を行う表示部を
表している。また、復調部3は、無線部2からの信号に
対して周波数−電圧変換(f−V変換)を行うディスク
リミネータ5と、初期ビットレート用のLPFであるL
PF−A・6と、変更後のビットレート用のLPFであ
るLPF−B・7とにより構成されている。
【0010】次に本実施の形態における無線選択呼出受
信機が受信する無線選択呼出信号である完全同期式の送
信信号の一例を以下に説明する。図2は、所定の時間H
をM個の階層に分割し、そのM個の階層を同期部aとN
個のグループに分割する信号途中で、ビットレートを変
更された完全同期式の送信信号の一例を示したものであ
る。図2において、信号を構成するグループの同期部a
は、さらにビットレート変更前の初期のビットレートに
対応した同期部1・b1、現在の階層情報b2、ビット
レート変更後の同期部2・b3により構成される。同期
部1・a1にはビットレート変更情報が含まれており、
本実施の形態の無線選択呼出受信機はそのビットレート
変更情報に従い、階層情報a2を受信した後、ビットレ
ートの変更を行う。このときに、ビットレートに応じた
LPFに切り換えられると共に、タイミング作成部11
によりデータを判定するタイミングがビットレートに応
じて作られる。また、図2において、同期部2・a3の
後に呼び出し対象となる無線選択呼出受信機のアドレス
を格納したアドレス部b1およびメッセージ内容を格納
したメッセージデータ部b2が続き、次の階層の同期部
aで、初期のビットレートに戻る。
【0011】次にこの無線選択呼出受信機の動作を説明
する。図3は、本実施の形態における無線選択呼出受信
機の動作を示すフローチャートである。はじめに、RO
M書きを行うか判断をする(ステップs501)。RO
M書きを行う場合には、ROM14にビットレート切り
換え時のデータ判定タイミングシフト時間Tを無線選択
呼出受信機の外部より設定する(ステップs502)。
なお、この設定は、ROM書き込み端子15を使用し、
制御部13を介してROM14に設定されるものとす
る。一方ROM書きを行なわない場合には、データ判定
タイミングシフト時間Tはそのまま、もしくはデフォル
ト値が設定されるものとする(ステップs503)。な
お、このステップs501〜s503は、復調部3のみ
設計変更がある場合、るいは復調部3を新規設計する場
合において、行われるステップであり、本実施の形態の
無線選択呼出受信機の通常の使用時には、以下のステッ
プs504から動作を開始する。
【0012】はじめに、スイッチ4による電源投入によ
りステップs505以降のステップを実行する(ステッ
プs504)。電源投入があると、制御部13はROM
14に格納されているビットレート切り換え時のデータ
判定タイミングシフト時間Tを読み出し、タイミング作
成部11に格納する(ステップs505)。なお、時間
Tをタイミング作成部11に格納するのは、ビットレー
ト変更にともなうデータを判定するタイミングの変更に
おいて、ROM14からの読み出しによりデータを判定
するタイミングを作る際に時間的な遅れが生じるのを避
けるためである。なお、時間Tは、タイミング作成部1
1を構成するレジスタ等に格納されるものとする。続い
て、制御部13は初期ビットレート情報をビットレート
判定部9に設定する(ステップs506)。その後、送
信システムから送信される送信信号の受信待ち受け状態
に入り(ステップs507)、送信信号の受信があるか
判断する(ステップs508)。なお、受信がない場合
にはステップs507に戻り、受信があるとステップs
509に進む。
【0013】送信信号を受信した場合、ビットレート判
定部9はLPF切り換え部8を介して初期ビットレート
用のLPF−A・6に設定する(ステップs509)。
なお、アンテナ1で受信した信号は、無線部2、復調部
3を介して電圧信号に変換される。ここで、ビットレー
ト判定部9は初期ビットレート情報をタイミング作成部
11に与え、タイミング作成部11はクロック回路12
のクロック信号を使用して初期ビットレートにおけるデ
ータを判定するタイミングを作る。図4のように初期ビ
ットレートを1600[bps]とし、クロック回路1
2の発振周波数を153.6[kHz]とした場合、タ
イミング作成部11は、図4(c)に示すように15
3.6[kHz]から1600[Hz]のタイミングを
作成する。なお、ここでは、1600[Hz]の方形波
の立ち下がりをデータを判定するタイミングとする。一
方データ判定部10は、タイミング作成部により作られ
たタイミングを使用し復調部3を構成するLPF−A・
6より出力された電圧波形よりデータを判定し、ビット
レート判定部9および制御部13に送る。その後、制御
部13は受信処理を行う。
【0014】次に、制御部13は、図2に示す送信信号
の同期部a内の同期部1・a1をサーチし(ステップs
510)、サーチされない場合にはステップs510に
戻る。ところで、一般的に無線選択呼出受信機はバッテ
リーの消費を抑えるために間欠受信動作を行っており、
受信時にはこの間欠受信動作を解除し、無線部2を動作
させる。よって、ステップs510で同期部1・a1が
サーチできない場合は、間欠動作を一定間隔で行いなが
ら同期部1・a1のサーチを行う。受信した信号より同
期部1・a1がサーチできると、ビットレート判定部9
はデータ判定部10から出力されたデータに同期部1に
含まれるビットレート情報の有無を確認する(ステップ
s511)。また、制御部13は、第2図の階層情報a
2により現在受信している階層を確認する(ステップs
512)。そして、制御部13は予めROM14に設定
されている自機が受信すべき階層を確認し、次にどこの
階層で受信すべきかを判断する。
【0015】次にステップs511で確認したビットレ
ート情報に基づき、ビットレート判定部9はビットレー
トの変更があるか判断し(ステップs513)、変更が
ある場合にはステップs514に進み、変更がない場合
にはステップs516に進む。ビットレート変更と判断
された場合、ビットレート判定部9はLPF切り換え部
8を介して変更後のビットレート用のLPFであるLP
F−B・7に切り換える設定を行う(ステップs51
4)。次に、ビットレート判定部9はタイミング作成部
11にビットレート切り換え情報を与える。ビットレー
ト切り換え情報を受けたタイミング作成部11は、ステ
ップs505においてROM14から読み取ったビット
レート切り換え時のデータ判定タイミングシフト時間T
を用いて、位相ずれがない場合のデータを判定するタイ
ミングに対して、その時間Tだけデータを判定するタイ
ミングをシフトすることにより、ビットレート切り換え
後のビットレートのデータを判定するタイミングを作る
(ステップs515)。例えば、図4において、ビット
レートが1600[bps]からタイミングαにおいて
3200[bps]に変更されたものとすると、クロッ
ク回路12からの153.6[kHz]からのクロック
を使用し、初期ビットレートのデータを判定するタイミ
ングの1/2のタイミングである3200[Hz]のタ
イミングとするとともに、そのタイミングをデータ判定
タイミングシフト時間T[μs]進め、3200[H
z]の方形波の立ち下がりをビットレート切り換え後の
データ判定のタイミングとする。データ判定部10は、
タイミング作成部11により作成されたビットレート変
更後のタイミングにより、復調部3を構成するLPF−
B・7から出力される電圧波形よりデータ判定を行い、
制御部13に送る。
【0016】ここで、位相ずれがない場合のデータ判定
タイミングに対し、LPF変更による位相のずれを考慮
したデータ判定タイミングシフト時間Tだけシフトした
タイミングが、タイミング作成部11から出力される。
よって、データ判定部10によるデータ判定は、図4
(a)の実線で示すLPF通過後のすデータ電圧波形の
頂点においてデータが判定でき、その結果不受信・呼び
抜けがなくなり、情報受信量増加を促す為の高速送信信
号の正確な情報受信が可能となる。次に、制御部13
は、図2に示す送信信号の同期部a内の同期部2・a3
をサーチする(ステップs516)。なお、ステップs
513においてビットレート変更無しと判定された場
合、このステップs516では初期ビットレートのまま
同期部2をサーチする。ここで、同期部2・a3がサー
チされない場合にはステップs506に戻り、制御部1
3は初期ビットレートをビットレート判定部9に設定
し、ステップs507で待ち受け状態に入り、ステップ
s512において階層情報a2で確認した情報に従い、
自機が受信すべき階層で間欠受信動作を解除し、次の階
層の信号の受信待ち受けに入る。
【0017】一方、ステップs516において同期部2
・a3のサーチができた場合、制御部13は図2に示す
ブロックのアドレス部b1に、ROM14にあらかじめ
設定されている自機のアドレスがあるか確認し(ステッ
プs517)、確認できた場合にはステップs518に
進み、確認できない場合にはステップs506に戻り、
初期ビットレートの設定を行い、次の階層の受信待ち受
けに入る。自機のアドレスが確認できた場合、制御部1
3は、図2のブロックのメッセージデータ部b2に自機
のアドレスに対応した位置にある自機へのメッセージの
有無を確認する(ステップs518)。自機へのメッセ
ージがサーチできれば、制御部13は、通報報知部17
による報知、および表示部18によるメッセージの表示
を行う(ステップs519)。
【0018】そして、制御部13は使用者が後でも受信
したメッセージを確認できるようにRAM16にメッセ
ージを格納し(ステップs521)、ステップs506
に戻り、初期のビットレートの設定を行うと共に、一連
の受信処理を終了し、次の階層の信号の受信待ち受けに
入る。一方、ステップs518において自機へのメッセ
ージがない場合、制御部13は、通知報知部17による
報知のみを行い(ステップs520)、ステップs50
6に戻り、初期のビットレートの設定を行うと共に、一
連の受信処理を終了し、次の階層の信号の受信待ち受け
に入る。以上のようにして、本実施の形態の無線選択呼
出受信機が動作する。
【0019】なお、本実施の無線選択呼出受信機とし
て、受信のためのビットレートが2種類あり、初期ビッ
トレートからそれより高速なビットレートへ変わる場合
を例にして説明したが、これに限定されるものではな
い。すなわち、変更されるビットレートがさらに多くて
も同様にして対応可能である。なお、この場合、必要に
応じてLFPが複数準備されるものとする。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による無線
選択呼出受信機によれば、下記の効果を得ることができ
る。請求項1に記載の発明によれば、無線選択呼出受信
機は、位相ずれ情報を格納し、この位相ずれ情報を用い
て、送信速度変更後のフィルタの出力に対するデータ判
定タイミングを作るタイミング作成手段を備えている。
このように、フィルタ変更による位相ずれ情報を考慮し
てデータ判定タイミングを作るので、フィルタからのデ
ータ電圧波形の頂点においてデータが判定でき、その結
果不受信・呼び抜けがなくなり、情報受信量増加を促す
為の高速送信信号の正確な情報受信が可能となる。
【0021】また、請求項2に記載の発明によれば、無
線選択呼出受信機は、位相ずれ情報を外部から設定でき
る手段をさらに備えている。フィルタを含む復調部のみ
設計変更がある場合、あるいは復調部を新規設計する場
合において、外部からの位相ずれ情報の設定のみで、不
受信・呼び抜けが防止可能となり、設計効率向上を促す
ことができる。
【0022】また、請求項3に記載の発明によれば、タ
イミング作成手段は、格納された位相ずれ情報をもと
に、データ判定タイミングをシフトすることにより送信
速度変更後のフィルタの出力に対するデータ判定タイミ
ングを作る。これにより、データ判定タイミングをシフ
トするといった簡単な処理で、フィルタ変更による位相
ずれ情報を考慮したデータ判定タイミングを作ることが
でき、フィルタからのデータ電圧波形の頂点においてデ
ータが判定でき、その結果不受信・呼び抜けがなくな
り、情報受信量増加を促す為の高速送信信号の正確な情
報受信が可能となる。
【0023】また、請求項4に記載の発明によれば、位
相ずれ情報は、タイミング作成手段内に格納されてい
る。これにより、送信速度変更にともなうデータを判定
するタイミングの変更において、タイミング作成手段
は、ROM等に格納された位相ずれ情報の読み出す必要
がなくなり、データを判定するタイミングを作る際に時
間的な遅れが生じるのを避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による無線選択呼出受信
機のブロック図である。
【図2】 完全同期式の送信信号の一例を示す図であ
る。
【図3】 無線選択呼出受信機の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】 データを判定するタイミングを説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 復調部 4 スイッチ
(SW) 5 ディスクリミネータ 6 LPF−A 7 LPF−B 8 LPF切り
換え部 9 ビットレート判定部 10 データ判定
部 11 タイミング作成部 12 クロック
回路 13 制御部 14 ROM 15 ROM書き込み端子 16 RAM 17 通報報知部 18 表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信途中で送信速度が変更された無線選
    択呼出信号を受信する際に、ノイズ成分を遮断するため
    に送信信号の送信速度に応じたフィルタを備えた無線選
    択呼出受信機であって、 前記フィルタは少なくとも第1のフィルタと第2のフィ
    ルタとからなり、 前記第1のフィルタの出力から得られる受信情報をもと
    に作られる前記第2のフィルタの出力に対するデータ判
    定タイミングに対して、送信速度の変更に伴うフィルタ
    切り換え時に生じる位相ずれ情報を格納し、 前記格納された位相ずれ情報を用いて、前記第2のフィ
    ルタの出力に対するデータ判定タイミングを作るタイミ
    ング作成手段を備えたことを特徴とする無線選択呼出受
    信機。
  2. 【請求項2】 前記無線選択呼出受信機は、 前記位相ずれ情報を外部から設定できる手段をさらに備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の無線選択呼出受
    信機。
  3. 【請求項3】 前記タイミング作成手段は、 送信速度の変更に伴うフィルタ切り換え時に、前記格納
    された位相ずれ情報を用いて、前記第1のフィルタの出
    力から得られる受信情報をもとに作られる前記第2のフ
    ィルタの出力に対するデータ判定タイミングをシフトす
    ることにより前記第2のフィルタの出力に対するデータ
    判定タイミングを作ることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の無線選択呼出受信機。
  4. 【請求項4】 前記位相ずれ情報は、 前記タイミング作成手段内に格納されることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の無線選択呼
    出受信機。
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