JPH06311087A - 無線選択呼出受信機 - Google Patents

無線選択呼出受信機

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JPH06311087A
JPH06311087A JP5094631A JP9463193A JPH06311087A JP H06311087 A JPH06311087 A JP H06311087A JP 5094631 A JP5094631 A JP 5094631A JP 9463193 A JP9463193 A JP 9463193A JP H06311087 A JPH06311087 A JP H06311087A
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frame counter
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真一 川島
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昌幸 串田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリセービング効率の悪化を防止し、か
つフレーム同期の精度を向上できる。 【構成】 保持用クロック生成部3は第二発振器7の第
二クロック信号に基づき内部フレームカウンタ回路1の
動作に適する速度のクロック信号bを生成し、同期クロ
ック生成部2は第一発振器6の第一クロック信号に基づ
きクロック信号bと同一速度のクロック信号aを生成す
る。クロック切換器4は受信部制御回路5の制御信号c
に基づき自機に属するグループの呼出信号送信タイミン
グにはクロック信号aを内部フレームカウンタ回路1に
与え、その送信タイミング以外の期間はクロック信号b
を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動通信の無線選択呼
出受信機に利用する。特に、受信機の「オン」「オフ」
で動作クロック信号を切り換えるメッセージ表示機能付
きの無線選択呼出受信機に関すものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無線選択呼出受信機のクロック信
号構成としては消費電流を減らし電池寿命を延ばすため
にツインクロック信号構成が採用されている(特開平2
−5633号公報)。
【0003】一般に、無線選択呼出受信機の制御回路
は、自機が属するグループ以外の受信時間で受信機が
「オフ」のときには低速の第二クロック信号で動作し、
自機が属するグループの受信時間で受信機が「オン」の
ときには高速な処理を必要とするメッセージ取り込みな
どのために高速の第一クロック信号に切り換えて動作を
行っていた。また、内部フレームカウンタ回路などに関
しては、常時低速の第二クロック信号が供給されている
ことが多かった。しかし、最近、送信信号の伝送速度の
高速化に伴い、フレーム同期を維持するにはより速いク
ロック信号が必要となったために、いままで低速の第二
クロック信号で動作させていた内部フレームカウンタ回
路などに高速の第一クロック信号を供給し動作させなけ
ればならなくなった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このよな従来の無線選
択呼出受信機では、高速の第一クロック信号で動作する
内部フレームカウンタ回路を持つ場合に、第一クロック
信号ラン状態でカウンタ動作を維持しようとすると消費
電流が大きくなる問題点があった。また、フレーム同期
信号検出後に、受信機の「オフ」と共に第一クロック信
号を止めてしまうと、フーム同期精度が落ちて次のフレ
ーム同期信号を検出する際に、その分だけ早く受信機を
「オン」しなければならないので、バッテリセービング
効率が悪くなる問題点があった。
【0005】本発明は前記の問題点を解決するもので、
バッテリセービング効率を改善し、かつフレーム同期の
精度を向上できる無線選択呼出受信機を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、基地局から送
信される複数のフレームで構成される送信信号のうち自
機が属するグループの呼出信号送信タイミング以外の期
間は電源を遮断する制御を行う受信部制御回路と、送信
フレームをカウントする内部フレームカウンタ回路と、
所定速度の第一クロック信号を発生する第一発振器と、
前記第一クロック信号の速度より低速の第二クロック信
号を発生する第二発振器とを備え、前記受信部制御回路
は前記送信タイミングの始点で前記第一発振器を起動さ
せこの送信タイミングの終点でこの第一発振器を停止さ
せる制御信号を出力する手段を含む無線選択呼出受信機
において、前記第二クロック信号に基づき前記内部フレ
ームカウンタ回路の動作に適する速度のクロック信号を
生成し前記内部フレームカウンタ回路に与える保持用ク
ロック生成部を備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、前記第一クロック信号に
基づき前記保持用クロック生成部の出力と同速度のクロ
ック信号を生成する同期クロック生成部と、この同期ク
ロック生成部と前記内部フレームカウンタ回路との間に
挿入され前記制御信号に基づき前記送信タイミングには
前記同期クロック生成部の出力を前記内部フレームカウ
ンタ回路に与えそれ以外の期間には前記保持用クロック
生成部の出力を前記内部フレームカウンタ回路に与える
クロック切換器とを備えることができる。
【0008】
【作用】保持用クロック生成部で第二発振器の低速の第
二クロック信号に基づき内部フレームカウンタ回路の動
作に適する速度のクロック信号を生成して常時内部フレ
ームカウンタ回路に与え、自機が属するグループの呼出
信号送信タイミングの期間以外には第一発振器を停止す
ることにより、バッテリセービング効率を改善し、かつ
フレーム同期の精度を向上できる。また、同期クロック
生成部で第一発振器の所定速度の第一クロック信号に基
づき保持用クロック生成部の出力と同一速度のクロック
信号を生成して、前記送信タイミングの期間には、第一
クロック信号に正確に同期し精度のよいこの同期クロッ
ク生成部の出力を内部フレームカウンタ回路に与え、前
記送信タイミング以外の期間には、保持用クロック生成
部の出力を内部フレームカウンタ回路に与えることによ
り、さらにフレーム同期の精度をさらに向上できる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0010】図1は本発明一実施例無線選択呼出受信機
のブロック構成図である。図2は本発明の無線選択呼出
受信機の制御回路のブロック構成図である。図1および
図2において、無線選択呼出受信機は、基地局からの複
数のフレームで構成される送信信号を受信し復調するア
ンテナ20、無線回路30および復調回路40と、復調
回路40からの出力信号のうち自機が属するグループの
呼出信号送信タイミングをROM60の内容に基づき検
出しメッセージを受信する制御回路10と、制御回路1
0の制御により前記送信タイミングを検出したとき警報
音を発生する駆動回路70およびスピーカ80と、制御
回路10の制御により受信したメッセージを表示する表
示器90とを備え、制御回路10は、前記送信タイミン
グ以外の期間は電源スイッチ50を制御して電源を遮断
する受信部制御回路5と、送信フレームをカウントする
内部フレームカウンタ回路1と、所定速度の第一クロッ
ク信号を発生する第一発振器6と、第一クロック信号の
速度より低速の第二クロック信号を発生する第二発振器
7とを含み、受信部制御回路5は前記送信タイミングの
始点で第一発振器6を起動させこの送信タイミングの終
点で第一発振器6を停止させる制御信号cを出力する手
段を含む。
【0011】ここで本発明の特徴とするところは、制御
回路10の構成にある。本発明の制御回路は、前記第二
クロック信号に基づき内部フレームカウンタ回路1の動
作に適する速度のクロック信号bを生成して内部フレー
ムカウンタ回路1に与える保持用クロック生成部3を備
えたことにある。
【0012】また、制御回路10は、前記第一クロック
信号に基づき保持用クロック生成部3の出力と同速度の
クロック信号aを生成する同期クロック生成部2と、同
期クロック生成部2と内部フレームカウンタ回路1との
間に挿入され制御信号cに基づき前記送信タイミングに
は同期クロック生成部2の出力クロック信号aを内部フ
レームカウンタ回路1に与えそれ以外の期間には保持用
クロック生成部3の出力クロック信号bを内部フレーム
カウンタ回路1に与えるクロック切換器4とを含む。
【0013】このような構成の無線選択呼出受信機の動
作について説明する。図3は本発明の無線選択呼出受信
機の動作を説明するための送信信号、受信機の「オン」
「オフ」および内部フレームカウンタ回路のクロック信
号のタイミング図である。図1〜図3において、いま、
自機が属するグループが1であるとすると、受信部制御
回路5は同期引き込み完了後において、受信機の「オ
ン」「オフ」のバッテリセービング動作を図2に示すよ
うに行う。このバッテリセービングと同時に受信部制御
回路5は受信機の「オン」「オフ」のタイミングで内部
フレームカウンタ回路1に供給するクロック信号の切り
換えを行う。ここで、クロック切換器4には同期クロッ
ク生成部2の出力のクロック信号aと、保持用クロック
生成部3の出力のクロック信号bが入力されていて、制
御信号cによりクロック信号が選択される。受信機の
「オン」の時には、制御信号cでクロック切換器4から
クロック信号aが選択され、内部フレームカウンタ回路
1に供給される。また受信機の「オフ」のときは制御信
号cでクロック切換器4から、クロック信号bが選択さ
れ、内部フレームカウンタ回路1に供給される。
【0014】前述のように、本実施例は、受信機の「オ
ン」のときすなわち自グループの受信期間でのみ所定速
度の第一クロック信号が動作し、自グループ以外の受信
期間では低速の第二クロック信号で動作することによ
り、全グループで高速クロックを使用する方法に比べて
消費電流を低減できることができ、これにより受信機の
消費電力を減らして、電池の寿命を延長させることでき
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、バッテ
リセービング効率の悪化を防止し、かつフレーム同期の
精度を向上できる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例無線選択呼出受信機のブロック
構成図。
【図2】本発明の無線選択呼出受信機の制御回路のブロ
ック構成図。
【図3】本発明の無線選択呼出受信機の送信信号、受信
機の「オン」「オフ」および内部フレームカウンタ回路
のクロック信号のタイミングを示す図。
【符号の説明】
1 内部フレームカウンタ回路 2 同期クロック生成部 3 保持用クロック生成部 4 クロック切換器 5 受信部制御回路 6 第一発振器 7 第二発振器 10 制御回路 20 アンテナ 30 無線回路 40 復調回路 50 電源スイッチ 60 ROM 70 駆動回路 80 スピーカ 90 表示器 a、b クロック信号 c 制御信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局から送信される複数のフレームで
    構成される送信信号のうち自機が属するグループの呼出
    信号送信タイミング以外の期間は電源を遮断する制御を
    行う受信部制御回路と、送信フレームをカウントする内
    部フレームカウンタ回路と、所定速度の第一クロック信
    号を発生する第一発振器と、前記第一クロック信号の速
    度より低速の第二クロック信号を発生する第二発振器と
    を備え、前記受信部制御回路は前記送信タイミングの始
    点で前記第一発振器を起動させこの送信タイミングの終
    点でこの第一発振器を停止させる制御信号を出力する手
    段を含む無線選択呼出受信機において、 前記第二クロック信号に基づき前記内部フレームカウン
    タ回路の動作に適する速度のクロック信号を生成し前記
    内部フレームカウンタ回路に与える保持用クロック生成
    部を備えたことを特徴とする無線選択呼出受信機。
  2. 【請求項2】 前記第一クロック信号に基づき前記保持
    用クロック生成部の出力と同速度のクロック信号を生成
    する同期クロック生成部と、この同期クロック生成部と
    前記内部フレームカウンタ回路との間に挿入され前記制
    御信号に基づき前記送信タイミングには前記同期クロッ
    ク生成部の出力を前記内部フレームカウンタ回路に与え
    それ以外の期間には前記保持用クロック生成部の出力を
    前記内部フレームカウンタ回路に与えるクロック切換器
    とを備えた請求項1記載の無線選択呼出受信機。
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