JPH11215043A - 通信端末装置 - Google Patents
通信端末装置Info
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- JPH11215043A JPH11215043A JP10009687A JP968798A JPH11215043A JP H11215043 A JPH11215043 A JP H11215043A JP 10009687 A JP10009687 A JP 10009687A JP 968798 A JP968798 A JP 968798A JP H11215043 A JPH11215043 A JP H11215043A
- Authority
- JP
- Japan
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- unit
- wake
- control unit
- clock
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シーケンス制御機能を有する機能ブロックに
よる無駄な電力消費を低減して、より一層の省電力化を
可能とする。 【解決手段】 無線制御部3及びマンマシン制御部4に
それぞれ専用のクロック供給部31,41を設け、待機
状態においてはCPUを含む自己の各回路部を動作停止
状態に設定するとともに、自己に対応するクロック供給
部31,41のクロック発振動作を停止させるように
し、かつ無線制御部3とマンマシン制御部4との間で起
床指示信号の授受を行って相手を相互に起床させるよう
にしたものである。
よる無駄な電力消費を低減して、より一層の省電力化を
可能とする。 【解決手段】 無線制御部3及びマンマシン制御部4に
それぞれ専用のクロック供給部31,41を設け、待機
状態においてはCPUを含む自己の各回路部を動作停止
状態に設定するとともに、自己に対応するクロック供給
部31,41のクロック発振動作を停止させるように
し、かつ無線制御部3とマンマシン制御部4との間で起
床指示信号の授受を行って相手を相互に起床させるよう
にしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機や携
帯情報端末等のように小形軽量化と低消費電力化が要求
される通信端末装置に関する。
帯情報端末等のように小形軽量化と低消費電力化が要求
される通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、集積化技術や実装技術の発達に伴
い、携帯電話機や携帯情報端末等の通信端末装置の小形
軽量化が進んでいる。この種の装置は一般にそれぞれ集
積化された複数の機能ブロックにより構成される。例え
ば、PHS(Personal Handyphone System)端末装置
は、無線搬送波信号の送受信等を行う無線部や、符号復
号化等のベースバンド信号に対する種々処理を行うベー
スバンド部、無線通信動作を統括制御する無線制御部、
キー入力データの検出や種々情報の表示、着信報知等を
統括制御するマンマシン制御部等により構成される。
い、携帯電話機や携帯情報端末等の通信端末装置の小形
軽量化が進んでいる。この種の装置は一般にそれぞれ集
積化された複数の機能ブロックにより構成される。例え
ば、PHS(Personal Handyphone System)端末装置
は、無線搬送波信号の送受信等を行う無線部や、符号復
号化等のベースバンド信号に対する種々処理を行うベー
スバンド部、無線通信動作を統括制御する無線制御部、
キー入力データの検出や種々情報の表示、着信報知等を
統括制御するマンマシン制御部等により構成される。
【0003】ところで、これらの機能ブロックのうち無
線制御部やマンマシン制御部は、例えばCPUを使用し
てシーケンシャルな制御を実行するため、制御クロック
を必要とする。従来の装置は、この制御クロックを発生
するために例えば1個のクロック発振器を設け、このク
ロック発振器が発生した制御クロックを無線制御部及び
マンマシン制御部にそれぞれ供給するように構成されて
いる。すなわち、シーケンス制御を実行する複数の機能
ブロックが共通のクロックを使用している。
線制御部やマンマシン制御部は、例えばCPUを使用し
てシーケンシャルな制御を実行するため、制御クロック
を必要とする。従来の装置は、この制御クロックを発生
するために例えば1個のクロック発振器を設け、このク
ロック発振器が発生した制御クロックを無線制御部及び
マンマシン制御部にそれぞれ供給するように構成されて
いる。すなわち、シーケンス制御を実行する複数の機能
ブロックが共通のクロックを使用している。
【0004】一方、PHS端末装置等の移動通信端末装
置は、バッテリを電源としていることから低消費電力化
が要求されており、そのため端末装置の動作状態に応じ
て必要な機能ブロックのみを動作させ、他の機能ブロッ
クを動作停止状態に設定するようにしている。例えば、
待ち受け状態では無線制御部を定期的に一定期間だけ受
信動作させてその他の機能ブロックはすべて動作停止状
態に設定し、またユーザが電話帳への登録操作等を行っ
ているときにはマンマシン制御部のみを動作させてその
他の機能ブロックは動作停止状態に設定する。
置は、バッテリを電源としていることから低消費電力化
が要求されており、そのため端末装置の動作状態に応じ
て必要な機能ブロックのみを動作させ、他の機能ブロッ
クを動作停止状態に設定するようにしている。例えば、
待ち受け状態では無線制御部を定期的に一定期間だけ受
信動作させてその他の機能ブロックはすべて動作停止状
態に設定し、またユーザが電話帳への登録操作等を行っ
ているときにはマンマシン制御部のみを動作させてその
他の機能ブロックは動作停止状態に設定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の装
置では、先に述べたように1個のクロック発振器を無線
制御部やマンマシン制御部のようにシーケンス制御機能
を有する複数の機能ブロックで共用するようにしてい
る。このため、例えば無線制御部とマンマシン制御部の
うちの一方のみが動作状態となっているときでも、クロ
ック発振器は動作状態となり、その発振クロックが動作
停止状態となっている機能ブロックにも供給される。こ
のため、本来動作停止状態に設定されているはずの機能
ブロックにおいてその一部回路が上記クロックの供給を
受けることで動作状態となり、この回路で無駄な電力が
消費されてしまうという欠点があった。
置では、先に述べたように1個のクロック発振器を無線
制御部やマンマシン制御部のようにシーケンス制御機能
を有する複数の機能ブロックで共用するようにしてい
る。このため、例えば無線制御部とマンマシン制御部の
うちの一方のみが動作状態となっているときでも、クロ
ック発振器は動作状態となり、その発振クロックが動作
停止状態となっている機能ブロックにも供給される。こ
のため、本来動作停止状態に設定されているはずの機能
ブロックにおいてその一部回路が上記クロックの供給を
受けることで動作状態となり、この回路で無駄な電力が
消費されてしまうという欠点があった。
【0006】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、シーケンス制御機能を
有する機能ブロックによる無駄な電力消費を低減して、
より一層の省電力化を可能とした通信端末装置を提供す
ることにある。
ので、その目的とするところは、シーケンス制御機能を
有する機能ブロックによる無駄な電力消費を低減して、
より一層の省電力化を可能とした通信端末装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、相互に独立して動作する複数のシーケン
ス制御ユニットを備えた通信端末装置において、前記複
数のシーケンス制御ユニットの各々に対応してクロック
発振器を設け、かつ前記各シーケンス制御ユニットに、
自己以外のシーケンス制御ユニットとの間で起床要求信
号の授受を行う起床要求インタフェース部と、動作待機
中に、自己に対応する前記クロック発振器の発振動作を
停止させるとともに、前記起床要求インタフェース部を
除く回路部を動作停止状態に設定する動作停止制御手段
と、動作待機中に、他のシーケンス制御ユニットから送
られた起床要求信号が前記起床要求インタフェース部に
より検出された場合に、自己に対応する前記クロック発
振器の発振動作を開始させるとともに、動作停止状態に
設定されている前記回路部を動作状態に設定する起床制
御手段とを設けたことを特徴とするものである。
にこの発明は、相互に独立して動作する複数のシーケン
ス制御ユニットを備えた通信端末装置において、前記複
数のシーケンス制御ユニットの各々に対応してクロック
発振器を設け、かつ前記各シーケンス制御ユニットに、
自己以外のシーケンス制御ユニットとの間で起床要求信
号の授受を行う起床要求インタフェース部と、動作待機
中に、自己に対応する前記クロック発振器の発振動作を
停止させるとともに、前記起床要求インタフェース部を
除く回路部を動作停止状態に設定する動作停止制御手段
と、動作待機中に、他のシーケンス制御ユニットから送
られた起床要求信号が前記起床要求インタフェース部に
より検出された場合に、自己に対応する前記クロック発
振器の発振動作を開始させるとともに、動作停止状態に
設定されている前記回路部を動作状態に設定する起床制
御手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0008】すなわち、各シーケンス制御ユニットごと
にクロック発振器が設けられ、これらのクロック発振器
は対応するシーケンス制御ユニットにより個別に発振動
作がオンオフ制御される。
にクロック発振器が設けられ、これらのクロック発振器
は対応するシーケンス制御ユニットにより個別に発振動
作がオンオフ制御される。
【0009】従ってこの発明によれば、動作停止状態と
なっているシーケンス制御ユニットに対応するクロック
発振器は、たとえ他のシーケンス制御ユニットが動作状
態になっていてもクロック発振動作を停止する。このた
め、動作停止状態になっているシーケンス制御ユニット
にクロックが供給されることはなくなり、この結果シー
ケンス制御ユニット内の一部回路が動作して電力が消費
される不具合は防止される。従って、シーケンス制御ユ
ニットにおける無駄な電力消費はさらに低減される。
なっているシーケンス制御ユニットに対応するクロック
発振器は、たとえ他のシーケンス制御ユニットが動作状
態になっていてもクロック発振動作を停止する。このた
め、動作停止状態になっているシーケンス制御ユニット
にクロックが供給されることはなくなり、この結果シー
ケンス制御ユニット内の一部回路が動作して電力が消費
される不具合は防止される。従って、シーケンス制御ユ
ニットにおける無駄な電力消費はさらに低減される。
【0010】例えば、待機状態においてマンマシン制御
部等は動作を停止するが、無線制御部は着信監視のため
に定期的に一定期間だけ受信動作を行い、これに伴い無
線制御部に対応するクロック発振器も動作する。しか
し、この場合無線制御部に対応するクロック発振器が発
振動作を行っても、そのクロックがマンマシン制御部に
供給されることはない。従って、マンマシン制御部の一
部回路が動作状態になることはなく、無駄な電力は消費
されない。
部等は動作を停止するが、無線制御部は着信監視のため
に定期的に一定期間だけ受信動作を行い、これに伴い無
線制御部に対応するクロック発振器も動作する。しか
し、この場合無線制御部に対応するクロック発振器が発
振動作を行っても、そのクロックがマンマシン制御部に
供給されることはない。従って、マンマシン制御部の一
部回路が動作状態になることはなく、無駄な電力は消費
されない。
【0011】一方、待機状態においてユーザが電話帳へ
の登録操作等を行っているときには、無線制御部等は動
作停止状態を保持するが、マンマシン制御部は動作す
る。しかし、この場合マンマシン制御部に対応するクロ
ック発振器が発振動作を行っても、そのクロックが無線
制御部に供給されることはない。従って、無線制御部内
の一部回路が動作状態になることはなく、ここでも無駄
な電力消費は防止される。
の登録操作等を行っているときには、無線制御部等は動
作停止状態を保持するが、マンマシン制御部は動作す
る。しかし、この場合マンマシン制御部に対応するクロ
ック発振器が発振動作を行っても、そのクロックが無線
制御部に供給されることはない。従って、無線制御部内
の一部回路が動作状態になることはなく、ここでも無駄
な電力消費は防止される。
【0012】またこの発明では、シーケンス制御ユニッ
ト間で起床要求信号の授受を行って相手を相互に起床さ
せるようにしている。すなわち、すべてのシーケンス制
御ユニットの動作を集中監視する制御ユニットを設ける
ことなく、各シーケンス制御ユニットが相互に起床し合
うようにしている。このため、集中監視する制御ユニッ
トを設ける場合に比べて装置の構成を簡単小型化するこ
とができる。
ト間で起床要求信号の授受を行って相手を相互に起床さ
せるようにしている。すなわち、すべてのシーケンス制
御ユニットの動作を集中監視する制御ユニットを設ける
ことなく、各シーケンス制御ユニットが相互に起床し合
うようにしている。このため、集中監視する制御ユニッ
トを設ける場合に比べて装置の構成を簡単小型化するこ
とができる。
【0013】またこの発明は、各シーケンス制御ユニッ
トが、自己以外のシーケンス制御ユニットとの間で制御
信号の授受を行うための制御信号インタフェース部を備
えている場合に、起床要求インタフェース部を前記制御
信号インタフェース部により兼用することも特徴として
いる。
トが、自己以外のシーケンス制御ユニットとの間で制御
信号の授受を行うための制御信号インタフェース部を備
えている場合に、起床要求インタフェース部を前記制御
信号インタフェース部により兼用することも特徴として
いる。
【0014】このように構成することで、起床要求授受
用の信号線及びインタフェース部を不要にすることがで
き、これにより回路構成の簡単小型化を図ることができ
る。さらにこの発明は、起床要求インタフェース部にお
いて、他のシーケンス制御ユニットとの間を接続する信
号線上の信号エッジの変化を監視し、この信号エッジの
変化が検出された場合に起床要求信号の受信を認識する
ようにしている。
用の信号線及びインタフェース部を不要にすることがで
き、これにより回路構成の簡単小型化を図ることができ
る。さらにこの発明は、起床要求インタフェース部にお
いて、他のシーケンス制御ユニットとの間を接続する信
号線上の信号エッジの変化を監視し、この信号エッジの
変化が検出された場合に起床要求信号の受信を認識する
ようにしている。
【0015】このようにすることで、起床要求インタフ
ェース部又はその機能を有する制御信号インタフェース
部を動作させるためのクロックを不要にすることができ
る。このため、クロック発振器の発振動作を完全に停止
させてその分消費電力をさらに低減することができる。
ェース部又はその機能を有する制御信号インタフェース
部を動作させるためのクロックを不要にすることができ
る。このため、クロック発振器の発振動作を完全に停止
させてその分消費電力をさらに低減することができる。
【0016】一方他の発明は、クロック発振器を、前記
回路部の動作に必要な速度を有する第1のクロックを発
振する第1のクロック発振部と、前記第1のクロックよ
りも低速でかつ前記起床要求インタフェース部の動作に
必要な速度を有する第2のクロックを発振する第2のク
ロック発振部とから構成する。そして、前記第2のクロ
ック発振部から発振される第2のクロックにより起床要
求インタフェース部を常時動作させ、かつ前記動作停止
制御手段は、自己のシーケンス制御ユニットの動作待機
中に、自己に対応する第1及び第2のクロック発振部の
うち第1のクロック発振部の発振動作を停止させること
を特徴としている。
回路部の動作に必要な速度を有する第1のクロックを発
振する第1のクロック発振部と、前記第1のクロックよ
りも低速でかつ前記起床要求インタフェース部の動作に
必要な速度を有する第2のクロックを発振する第2のク
ロック発振部とから構成する。そして、前記第2のクロ
ック発振部から発振される第2のクロックにより起床要
求インタフェース部を常時動作させ、かつ前記動作停止
制御手段は、自己のシーケンス制御ユニットの動作待機
中に、自己に対応する第1及び第2のクロック発振部の
うち第1のクロック発振部の発振動作を停止させること
を特徴としている。
【0017】このように構成することで、起床要求イン
タフェース部又はその機能を有する制御信号インタフェ
ース部を低速クロックにより動作させることができ、こ
れにより起床要求信号の検出をより正確に行うことが可
能となる。なお、クロックを使用するためその分電力が
消費されることになるが、低速クロックを使用するため
その消費電力の増加は最小限度に抑えることが可能であ
る。
タフェース部又はその機能を有する制御信号インタフェ
ース部を低速クロックにより動作させることができ、こ
れにより起床要求信号の検出をより正確に行うことが可
能となる。なお、クロックを使用するためその分電力が
消費されることになるが、低速クロックを使用するため
その消費電力の増加は最小限度に抑えることが可能であ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、この
発明に係わる通信端末装置の第1の実施形態であるPH
S端末の構成の一例を示している。このPHS端末は、
機能ブロック別に分けると、通信回路部1と、音声録音
再生部2と、無線制御部3と、マンマシン制御部4と、
電源回路5とに分けられ、次のように構成される。
発明に係わる通信端末装置の第1の実施形態であるPH
S端末の構成の一例を示している。このPHS端末は、
機能ブロック別に分けると、通信回路部1と、音声録音
再生部2と、無線制御部3と、マンマシン制御部4と、
電源回路5とに分けられ、次のように構成される。
【0019】すなわち、 図示しないPHS基地局から
到来した無線搬送波信号は、アンテナ11で受信された
のち高周波スイッチ(SW)12を介して受信部13に
入力される。この受信部13では、受信された無線搬送
波信号が周波数シンセサイザ14から発生された局部発
振信号とミキシングされて受信中間周波信号または受信
ベースバンド信号に周波数変換される。なお、上記周波
数シンセサイザ14から発生される局部発振周波数は無
線制御部3から指示されたチャネル情報に従う。また、
上記受信部13には受信電界強度検出器(RSSI)1
5が接続されている。このRSSI検出器15では、P
HS基地局から到来した無線搬送波信号の受信電界強度
が検出され、その検出値(RSSI)は無線通信チャネ
ルの空きを判定するために無線制御部3に通知される。
到来した無線搬送波信号は、アンテナ11で受信された
のち高周波スイッチ(SW)12を介して受信部13に
入力される。この受信部13では、受信された無線搬送
波信号が周波数シンセサイザ14から発生された局部発
振信号とミキシングされて受信中間周波信号または受信
ベースバンド信号に周波数変換される。なお、上記周波
数シンセサイザ14から発生される局部発振周波数は無
線制御部3から指示されたチャネル情報に従う。また、
上記受信部13には受信電界強度検出器(RSSI)1
5が接続されている。このRSSI検出器15では、P
HS基地局から到来した無線搬送波信号の受信電界強度
が検出され、その検出値(RSSI)は無線通信チャネ
ルの空きを判定するために無線制御部3に通知される。
【0020】上記受信部13から出力された受信中間周
波信号または受信ベースバンド信号は、ディジタル復調
部16に入力される。ディジタル復調部16では上記受
信中間周波信号または受信ベースバンド信号のディジタ
ル復調処理が行なわれ、これによりTDMA信号が再生
される。
波信号または受信ベースバンド信号は、ディジタル復調
部16に入力される。ディジタル復調部16では上記受
信中間周波信号または受信ベースバンド信号のディジタ
ル復調処理が行なわれ、これによりTDMA信号が再生
される。
【0021】TDMAデコード部17は、無線制御部3
の指示に従い、上記ディジタル復調部16から出力され
たTDMA信号から、自局に割り当てられたタイムスロ
ットに挿入されている制御データ又はディジタル通話信
号を分離する。このうち制御データは無線制御部3に取
り込まれ、無線制御部3はこの制御データをもとに呼制
御等を行う。例えば、制御データが自己宛の着信メッセ
ージだった場合には、マンマシン制御部4にその旨を通
知し、サウンダ46から着信鳴音を発生させるか、又は
バイブレータユニット45を駆動して振動を発生させ
る。
の指示に従い、上記ディジタル復調部16から出力され
たTDMA信号から、自局に割り当てられたタイムスロ
ットに挿入されている制御データ又はディジタル通話信
号を分離する。このうち制御データは無線制御部3に取
り込まれ、無線制御部3はこの制御データをもとに呼制
御等を行う。例えば、制御データが自己宛の着信メッセ
ージだった場合には、マンマシン制御部4にその旨を通
知し、サウンダ46から着信鳴音を発生させるか、又は
バイブレータユニット45を駆動して振動を発生させ
る。
【0022】これに対しディジタル通話信号はADPC
M(Adaptive Differential PulseCode Modulation )
コーデック18及びPCM(Pulse Code Modulation )
コーデック19に順次入力される。ADPCMコーデッ
ク18では、上記ディジタル通話信号の復号処理が行な
われる。PCMコーデック19では、上記ADPCMコ
ーデック18により復号されたディジタル通話信号をア
ナログ通話信号に変換する処理が行われる。そして、こ
のPCMコーデック19から出力されたアナログ通話信
号は、図示しない受話増幅器で増幅されたのち受話用の
レシーバ21から出力される。
M(Adaptive Differential PulseCode Modulation )
コーデック18及びPCM(Pulse Code Modulation )
コーデック19に順次入力される。ADPCMコーデッ
ク18では、上記ディジタル通話信号の復号処理が行な
われる。PCMコーデック19では、上記ADPCMコ
ーデック18により復号されたディジタル通話信号をア
ナログ通話信号に変換する処理が行われる。そして、こ
のPCMコーデック19から出力されたアナログ通話信
号は、図示しない受話増幅器で増幅されたのち受話用の
レシーバ21から出力される。
【0023】また、留守モードが設定されている場合に
は、上記PCMコーデック19から出力されたアナログ
通話信号は音声録音再生部2に入力されて記録される。
なお、このとき音声録音再生部2が半導体メモリを使用
している場合には、ADPCMコーデック18から出力
されたディジタル通話信号が記録される。
は、上記PCMコーデック19から出力されたアナログ
通話信号は音声録音再生部2に入力されて記録される。
なお、このとき音声録音再生部2が半導体メモリを使用
している場合には、ADPCMコーデック18から出力
されたディジタル通話信号が記録される。
【0024】一方、送話用のマイクロホン22に入力さ
れた送話音声信号は、図示しない送話増幅器で増幅され
たのち、PCMコーデック19でディジタル送話信号に
変換される。そして、このディジタル送話信号はADP
CMコーデック18で符号化処理が施されたのち、TD
MAエンコード部23に入力される。
れた送話音声信号は、図示しない送話増幅器で増幅され
たのち、PCMコーデック19でディジタル送話信号に
変換される。そして、このディジタル送話信号はADP
CMコーデック18で符号化処理が施されたのち、TD
MAエンコード部23に入力される。
【0025】このTDMAエンコード部23では、上記
ADPCMコーデック18から出力されたディジタル通
話信号が、TDMA信号の各スロットのうち自己に割り
当てられた送信チャネルスロットに挿入される。TDM
Aエンコード部23で作成されたTDMA信号はディジ
タル変調部24に入力される。なお、無線制御部3から
出力された制御データも、TDMAエンコード部23に
おいてTDMA信号中の制御チャネルスロットに挿入さ
れた後、ディジタル変調部24に入力される。ディジタ
ル変調部24では、上記TDMA信号を基に中間周波信
号ディジタル変調が行われ、その変調出力信号は送信部
25に入力される。
ADPCMコーデック18から出力されたディジタル通
話信号が、TDMA信号の各スロットのうち自己に割り
当てられた送信チャネルスロットに挿入される。TDM
Aエンコード部23で作成されたTDMA信号はディジ
タル変調部24に入力される。なお、無線制御部3から
出力された制御データも、TDMAエンコード部23に
おいてTDMA信号中の制御チャネルスロットに挿入さ
れた後、ディジタル変調部24に入力される。ディジタ
ル変調部24では、上記TDMA信号を基に中間周波信
号ディジタル変調が行われ、その変調出力信号は送信部
25に入力される。
【0026】送信回路15は、上記変調出力信号をシン
セサイザ14から発生された局部発振信号とミキシング
することにより無線搬送波周波数にアップコンバート
し、さらに所定の送信電力レベルに増幅する。そして、
この無線搬送波信号を高周波スイッチ12を介してアン
テナ11からPHS基地局に向け送信する。なお、電源
回路5はバッテリ51の出力を基に所定の電源電圧Vc
cを生成して端末内の各回路部に供給する。
セサイザ14から発生された局部発振信号とミキシング
することにより無線搬送波周波数にアップコンバート
し、さらに所定の送信電力レベルに増幅する。そして、
この無線搬送波信号を高周波スイッチ12を介してアン
テナ11からPHS基地局に向け送信する。なお、電源
回路5はバッテリ51の出力を基に所定の電源電圧Vc
cを生成して端末内の各回路部に供給する。
【0027】ところで、無線制御部3及びマンマシン制
御部4はともにCPUを主制御部として備えたシーケン
ス制御ユニットであり、これらの制御部3,4にはそれ
ぞれ専用のクロック供給部31,41が接続してある。
これらのクロック供給部31,41は、それぞれ上記無
線制御部3及びマンマシン制御部4のCPUが必要とす
る速度のクロックを発振する。
御部4はともにCPUを主制御部として備えたシーケン
ス制御ユニットであり、これらの制御部3,4にはそれ
ぞれ専用のクロック供給部31,41が接続してある。
これらのクロック供給部31,41は、それぞれ上記無
線制御部3及びマンマシン制御部4のCPUが必要とす
る速度のクロックを発振する。
【0028】また無線制御部3及びマンマシン制御部4
には、それぞれシリアルコマンドインタフェース部3
4,48と起床インタフェース部33,47とがそれぞ
れ設けてある。シリアルコマンドインタフェース部3
4,48は、無線制御部3とマンマシン制御部4との間
で種々制御コマンド及びデータを転送するために使用さ
れる。起床インタフェース部33,47は、無線制御部
3とマンマシン制御部4との間で起床指示信号を送受信
するために使用される。起床指示信号の検出は、例えば
シリアル信号線上の信号エッジの変化を検出することで
行われる。
には、それぞれシリアルコマンドインタフェース部3
4,48と起床インタフェース部33,47とがそれぞ
れ設けてある。シリアルコマンドインタフェース部3
4,48は、無線制御部3とマンマシン制御部4との間
で種々制御コマンド及びデータを転送するために使用さ
れる。起床インタフェース部33,47は、無線制御部
3とマンマシン制御部4との間で起床指示信号を送受信
するために使用される。起床指示信号の検出は、例えば
シリアル信号線上の信号エッジの変化を検出することで
行われる。
【0029】無線制御部3は、各種メモリ32に記憶さ
れたプログラムやデータをもとに無線通信に係わる種々
制御を実行する。一方マンマシン制御部4は、各種メモ
リ44に格納されたプログラム及びデータをもとに、先
に述べたサウンダ46及びバイブレータユニット45を
使用した着信報知制御、キー入力部42により入力され
た入力データの識別、通信品質を表す情報や受信デー
タ、キー入力データ、電話帳データ等の種々データの表
示制御をそれぞれ実行する。
れたプログラムやデータをもとに無線通信に係わる種々
制御を実行する。一方マンマシン制御部4は、各種メモ
リ44に格納されたプログラム及びデータをもとに、先
に述べたサウンダ46及びバイブレータユニット45を
使用した着信報知制御、キー入力部42により入力され
た入力データの識別、通信品質を表す情報や受信デー
タ、キー入力データ、電話帳データ等の種々データの表
示制御をそれぞれ実行する。
【0030】また無線制御部3及びマンマシン制御部4
は、ともにバッテリセービングのための動作停止制御機
能と、起床制御機能とを備えている。このうちまず動作
停止制御機能は、自己の制御部が動作する必要のない状
態になったときに、自己の制御部内の各回路部を動作停
止状態に設定するとともに、対応するクロック供給部3
1,41に動作停止信号を与えてクロック発振動作を停
止させる。
は、ともにバッテリセービングのための動作停止制御機
能と、起床制御機能とを備えている。このうちまず動作
停止制御機能は、自己の制御部が動作する必要のない状
態になったときに、自己の制御部内の各回路部を動作停
止状態に設定するとともに、対応するクロック供給部3
1,41に動作停止信号を与えてクロック発振動作を停
止させる。
【0031】一方起床制御機能は、着信期間になった場
合やキー入力部42においてキー入力操作が行われた場
合、さらに他の制御部から起床指示信号が到来した場合
に、対応するクロック供給部31,41に指示を与えて
クロック発振動作を開始させるとともに、CPU等のよ
うに動作停止状態に設定されている自己の各回路部を起
床させて動作可能状態に設定する。
合やキー入力部42においてキー入力操作が行われた場
合、さらに他の制御部から起床指示信号が到来した場合
に、対応するクロック供給部31,41に指示を与えて
クロック発振動作を開始させるとともに、CPU等のよ
うに動作停止状態に設定されている自己の各回路部を起
床させて動作可能状態に設定する。
【0032】次に、以上のように構成されたPHS端末
の動作を説明する。まずPHS端末の電源を投入する
と、無線制御部3は図2に示すごとく、ステップ2aで
リセット状態を解除したのちステップ2bでタスクを初
期化し、しかる後ステップ2cでマンマシン制御部4か
らの起動指示の到来を監視する。
の動作を説明する。まずPHS端末の電源を投入する
と、無線制御部3は図2に示すごとく、ステップ2aで
リセット状態を解除したのちステップ2bでタスクを初
期化し、しかる後ステップ2cでマンマシン制御部4か
らの起動指示の到来を監視する。
【0033】一方マンマシン制御部4は、電源投入によ
りステップ1aでリセット状態を解除したのちステップ
1bでタスクを初期化し、しかるのちステップ1cで起
動指示コマンドを生成して無線制御部3へ送出する。そ
して、待機状態に移行する。この待機状態に移行する際
にマンマシン制御部4は、自己に対応するクロック供給
部41に動作停止信号を与えることによりクロック発振
動作を停止させるとともに、自己のCPUを含む主要回
路部への電源供給を断って動作停止状態に設定する。
りステップ1aでリセット状態を解除したのちステップ
1bでタスクを初期化し、しかるのちステップ1cで起
動指示コマンドを生成して無線制御部3へ送出する。そ
して、待機状態に移行する。この待機状態に移行する際
にマンマシン制御部4は、自己に対応するクロック供給
部41に動作停止信号を与えることによりクロック発振
動作を停止させるとともに、自己のCPUを含む主要回
路部への電源供給を断って動作停止状態に設定する。
【0034】これに対し無線制御部3は、ステップ2c
で上記マンマシン制御部4からコマンドを受信すると、
ステップ2dでこのコマンドが起動指示か否かを判定す
る。そして、起動指示であれば、ステップ2eでPHS
基地局のサーチを行って基地局識別情報(CS−ID)
を受信する。そして、受信したCS−IDが位置登録済
みのCS−IDであるか否かをステップ2fで判定し、
登録済みであればそのまま待機状態に移行し、一方未登
録であればステップ2gにおいて位置登録処理を実行し
たのち待機状態に移行する。待機状態に移行する際に無
線制御部3は、自己に対応するクロック供給部41に動
作停止信号を与えてクロック発振動作を停止させるとと
もに、自己のCPUを含む主要回路部への電源供給を断
って動作停止状態に設定する。
で上記マンマシン制御部4からコマンドを受信すると、
ステップ2dでこのコマンドが起動指示か否かを判定す
る。そして、起動指示であれば、ステップ2eでPHS
基地局のサーチを行って基地局識別情報(CS−ID)
を受信する。そして、受信したCS−IDが位置登録済
みのCS−IDであるか否かをステップ2fで判定し、
登録済みであればそのまま待機状態に移行し、一方未登
録であればステップ2gにおいて位置登録処理を実行し
たのち待機状態に移行する。待機状態に移行する際に無
線制御部3は、自己に対応するクロック供給部41に動
作停止信号を与えてクロック発振動作を停止させるとと
もに、自己のCPUを含む主要回路部への電源供給を断
って動作停止状態に設定する。
【0035】さて、上記待機状態において、発信を行う
ためにユーザがキー入力部42においてダイヤル入力操
作を行ったとする。そうするとマンマシン制御部4及び
無線制御部3は発信のための制御動作を実行する。図3
はその制御手順及び制御内容を示すフローチャートであ
る。
ためにユーザがキー入力部42においてダイヤル入力操
作を行ったとする。そうするとマンマシン制御部4及び
無線制御部3は発信のための制御動作を実行する。図3
はその制御手順及び制御内容を示すフローチャートであ
る。
【0036】すなわち、マンマシン制御部4は、上記キ
ー入力による割り込みをステップ3aで検出して起床
し、続いてステップ3bでキーコードの取得を行う。そ
して、ステップ3cでこのキーコードが数字キーである
か否かを判定し、数字キーであればこのキーコードをス
テップ3dでダイヤルバッファに格納し、次の桁の入力
を待つ。
ー入力による割り込みをステップ3aで検出して起床
し、続いてステップ3bでキーコードの取得を行う。そ
して、ステップ3cでこのキーコードが数字キーである
か否かを判定し、数字キーであればこのキーコードをス
テップ3dでダイヤルバッファに格納し、次の桁の入力
を待つ。
【0037】そうしてダイヤルキーの全桁の入力を終了
して、ユーザが発信キーを押すと、マンマシン制御部4
はステップ3eでこの発信キーの操作を検出してステッ
プ3fに移行し、ここでまず発信指示コマンドを作成す
る。次に、ステップ3gにおいて、起床指示信号を起床
インタフェース部47から無線制御部3に向け送出す
る。そして、この起床指示信号の送出後ステップ3hで
タイマをセットし、ステップ3iでタイムアウトを監視
する。なお、このタイマの計時時間は、上記起床指示信
号を送出してから無線制御部3が起床するまでに必要な
時間よりも若干長く設定される。そして、上記タイマが
タイムアウトすると、マンマシン制御部4はステップ3
jに移行し、ここで上記発信指示コマンドをシリアルコ
マンドインタフェース部48から無線制御部3に向け送
出する。
して、ユーザが発信キーを押すと、マンマシン制御部4
はステップ3eでこの発信キーの操作を検出してステッ
プ3fに移行し、ここでまず発信指示コマンドを作成す
る。次に、ステップ3gにおいて、起床指示信号を起床
インタフェース部47から無線制御部3に向け送出す
る。そして、この起床指示信号の送出後ステップ3hで
タイマをセットし、ステップ3iでタイムアウトを監視
する。なお、このタイマの計時時間は、上記起床指示信
号を送出してから無線制御部3が起床するまでに必要な
時間よりも若干長く設定される。そして、上記タイマが
タイムアウトすると、マンマシン制御部4はステップ3
jに移行し、ここで上記発信指示コマンドをシリアルコ
マンドインタフェース部48から無線制御部3に向け送
出する。
【0038】これに対し無線制御部3は、上記マンマシ
ン制御部4から起床指示信号が到来すると、起床インタ
フェース部33において信号エッジの変化を検出するこ
とで上記起床指示信号の到来を認識する。そして、ステ
ップ4aにおいてCPUに対し割り込みを与え、これに
よりCPUを含むすべての回路部を起床させる。起床す
るとCPUはステップ4bにてコマンド受信準備を行っ
たのち、ステップ4cでコマンドの到来を待ち、この状
態でマンマシン制御部4から発信指示コマンドが到来す
ると、所定の発信処理に移行する。
ン制御部4から起床指示信号が到来すると、起床インタ
フェース部33において信号エッジの変化を検出するこ
とで上記起床指示信号の到来を認識する。そして、ステ
ップ4aにおいてCPUに対し割り込みを与え、これに
よりCPUを含むすべての回路部を起床させる。起床す
るとCPUはステップ4bにてコマンド受信準備を行っ
たのち、ステップ4cでコマンドの到来を待ち、この状
態でマンマシン制御部4から発信指示コマンドが到来す
ると、所定の発信処理に移行する。
【0039】一方、上記待機状態において、PHS基地
局から着信信号が到来した場合には、無線制御部3及び
マンマシン制御部4は着信のための制御動作を実行す
る。図4はその制御手順及び制御内容を示すフローチャ
ートである。
局から着信信号が到来した場合には、無線制御部3及び
マンマシン制御部4は着信のための制御動作を実行す
る。図4はその制御手順及び制御内容を示すフローチャ
ートである。
【0040】すなわち、待機状態において無線制御部3
は、着信監視を行うために例えば1.2secごとに数
十msecずつ受信制御を行っている。そして、ステッ
プ6aで自端末宛の着信を認識すると、ステップ6bに
移行してここでまず起床指示信号を生成し、この信号を
起床インタフェース部33からマンマシン制御部4に向
け送出する。そして、この起床指示信号の送出後、マン
マシン制御部4が起床するのを待つためにタイマ6cを
セットしてステップ6dでそのタイムアウトを監視す
る。そして、タイムアウトが検出されると、次にステッ
プ6eに移行してここで着信通知コマンドをシリアルコ
マンドインタフェース部34からマンマシン制御部4に
向け送出する。そして、以後呼出中状態に移行する。
は、着信監視を行うために例えば1.2secごとに数
十msecずつ受信制御を行っている。そして、ステッ
プ6aで自端末宛の着信を認識すると、ステップ6bに
移行してここでまず起床指示信号を生成し、この信号を
起床インタフェース部33からマンマシン制御部4に向
け送出する。そして、この起床指示信号の送出後、マン
マシン制御部4が起床するのを待つためにタイマ6cを
セットしてステップ6dでそのタイムアウトを監視す
る。そして、タイムアウトが検出されると、次にステッ
プ6eに移行してここで着信通知コマンドをシリアルコ
マンドインタフェース部34からマンマシン制御部4に
向け送出する。そして、以後呼出中状態に移行する。
【0041】これに対しマンマシン制御部4は、上記無
線制御部3から起床指示信号が到来すると、起床インタ
フェース部47において信号エッジの変化を検出するこ
とで上記起床指示信号の到来を認識する。そして、ステ
ップ5aにおいてCPUに対し割り込みを与え、これに
よりCPUを含むすべての回路部を起床させる。起床す
るとCPUは、ステップ5bにてコマンド受信準備を行
ったのち、ステップ5cでコマンドの到来を待ち、この
状態で無線制御部3から着信通知コマンドが到来する
と、サウンダ46から着信鳴音を発生させるか又はバイ
ブレータユニット46を駆動することで着信報知を行
う。なお、このとき着信通知コマンドに発信者の識別情
報が含まれている場合には、この発信者情報を表示部4
3に表示させる。そして、以後呼出中状態に移行する。
線制御部3から起床指示信号が到来すると、起床インタ
フェース部47において信号エッジの変化を検出するこ
とで上記起床指示信号の到来を認識する。そして、ステ
ップ5aにおいてCPUに対し割り込みを与え、これに
よりCPUを含むすべての回路部を起床させる。起床す
るとCPUは、ステップ5bにてコマンド受信準備を行
ったのち、ステップ5cでコマンドの到来を待ち、この
状態で無線制御部3から着信通知コマンドが到来する
と、サウンダ46から着信鳴音を発生させるか又はバイ
ブレータユニット46を駆動することで着信報知を行
う。なお、このとき着信通知コマンドに発信者の識別情
報が含まれている場合には、この発信者情報を表示部4
3に表示させる。そして、以後呼出中状態に移行する。
【0042】なお、以上のように発信又は着信により動
作状態に移行した無線制御部3及びマンマシン制御部4
は、動作終了後に待機状態に復帰する。図5はその制御
手順及び制御内容を示すフローチャートである。
作状態に移行した無線制御部3及びマンマシン制御部4
は、動作終了後に待機状態に復帰する。図5はその制御
手順及び制御内容を示すフローチャートである。
【0043】すなわち、無線制御部3及びマンマシン制
御部4は、動作期間中にともにステップ7aで処理待ち
ジョブがあるか否かを監視しており、ジョブがある場合
にはステップ7bに移行してここで必要なジョブを処理
する。一方、終話処理などが終了して処理待ちのジョブ
がなくなると、ステップ7cに移行してここで他の制御
部から起床指示信号が到来しているか否かを判定し、到
来していればステップ7aに戻ってジョブを実行する
が、到来していなければステップ7dに移行してここで
待機状態に移行するための処理を実行する。待機状態に
移行する処理は、自己に対応するクロック供給部31,
41に動作停止信号を与えてクロック発振動作を停止さ
せる処理と、自己のCPUを含む主要回路部への電源供
給を断って動作停止状態に設定する処理とからなる。
御部4は、動作期間中にともにステップ7aで処理待ち
ジョブがあるか否かを監視しており、ジョブがある場合
にはステップ7bに移行してここで必要なジョブを処理
する。一方、終話処理などが終了して処理待ちのジョブ
がなくなると、ステップ7cに移行してここで他の制御
部から起床指示信号が到来しているか否かを判定し、到
来していればステップ7aに戻ってジョブを実行する
が、到来していなければステップ7dに移行してここで
待機状態に移行するための処理を実行する。待機状態に
移行する処理は、自己に対応するクロック供給部31,
41に動作停止信号を与えてクロック発振動作を停止さ
せる処理と、自己のCPUを含む主要回路部への電源供
給を断って動作停止状態に設定する処理とからなる。
【0044】以上述べたようにこの発明の第1の実施形
態では、無線制御部3及びマンマシン制御部4にそれぞ
れ専用のクロック供給部31,41を設け、待機状態に
おいてはCPUを含む自己の各回路部を動作停止状態に
設定するとともに、自己に対応するクロック供給部3
1,41のクロック発振動作を停止させるようにしてい
る。
態では、無線制御部3及びマンマシン制御部4にそれぞ
れ専用のクロック供給部31,41を設け、待機状態に
おいてはCPUを含む自己の各回路部を動作停止状態に
設定するとともに、自己に対応するクロック供給部3
1,41のクロック発振動作を停止させるようにしてい
る。
【0045】従って、動作停止状態となっている制御部
3,4に対応するクロック供給部31,41は、たとえ
他の制御部4,3が動作状態になっていてもクロック発
振動作を停止する。このため、動作停止状態になってい
る制御部3,4にクロックが供給されることはなくな
り、この結果制御部3,4内の一部回路が動作して電力
が消費される不具合は防止される。すなわち、無線制御
部3及びマンマシン制御部4における無駄な電力消費は
さらに低減される。
3,4に対応するクロック供給部31,41は、たとえ
他の制御部4,3が動作状態になっていてもクロック発
振動作を停止する。このため、動作停止状態になってい
る制御部3,4にクロックが供給されることはなくな
り、この結果制御部3,4内の一部回路が動作して電力
が消費される不具合は防止される。すなわち、無線制御
部3及びマンマシン制御部4における無駄な電力消費は
さらに低減される。
【0046】またこの発明の第1の実施形態では、無線
制御部3とマンマシン制御部4との間で起床指示信号の
授受を行って相手を相互に起床させるようにしている。
すなわち、すべての制御部の動作を集中監視する制御ユ
ニットを設けることなく、各制御部が相互に起床し合う
ようにしている。このため、集中監視する制御ユニット
を設ける場合に比べて、消費電力の大幅な低減と、装置
の簡単小型化を実現できる。
制御部3とマンマシン制御部4との間で起床指示信号の
授受を行って相手を相互に起床させるようにしている。
すなわち、すべての制御部の動作を集中監視する制御ユ
ニットを設けることなく、各制御部が相互に起床し合う
ようにしている。このため、集中監視する制御ユニット
を設ける場合に比べて、消費電力の大幅な低減と、装置
の簡単小型化を実現できる。
【0047】さらに第1の実施形態では、起床インタフ
ェース部33,47において、相手側の制御部との間を
接続するシリアル信号線上の信号エッジの変化を監視
し、この信号エッジの変化が検出された場合に起床指示
信号の受信を認識するようにしている。従って、起床イ
ンタフェース部33,47を動作させるためのクロック
を不要にすることができ、これによりクロック供給部3
1,41の発振動作を完全に停止させてその分消費電力
を低減することができる。
ェース部33,47において、相手側の制御部との間を
接続するシリアル信号線上の信号エッジの変化を監視
し、この信号エッジの変化が検出された場合に起床指示
信号の受信を認識するようにしている。従って、起床イ
ンタフェース部33,47を動作させるためのクロック
を不要にすることができ、これによりクロック供給部3
1,41の発振動作を完全に停止させてその分消費電力
を低減することができる。
【0048】(第2の実施形態)図6は、この発明に係
わる通信端末装置の第2の実施形態を示す回路ブロック
図である。なお、同図において前記図1と同一部分には
同一符号を付して詳しい説明は省略する。
わる通信端末装置の第2の実施形態を示す回路ブロック
図である。なお、同図において前記図1と同一部分には
同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0049】無線制御部6には高速クロック供給部61
及び低速クロック供給部62が専用に設けてあり、また
マンマシン制御部7には高速クロック供給部71及び低
速クロック供給部72が専用に設けてある。
及び低速クロック供給部62が専用に設けてあり、また
マンマシン制御部7には高速クロック供給部71及び低
速クロック供給部72が専用に設けてある。
【0050】高速クロック供給部61,71は、それぞ
れ無線制御部6及びマンマシン制御部7のCPUが必要
とする速度の高速クロックを発振する。一方低速クロッ
ク発振部62,72は、それぞれ上記高速クロックより
低速でかつ無線制御部6及びマンマシン制御部7内に設
けられた起床インタフェース部63,78を動作させる
に足りる速度の低速クロックを発振する。この低速クロ
ックは、上記起床インタフェース部63,78に常時供
給される。なお、低速クロック供給部72が発振した低
速クロックは、マンマシン制御部7内に設けられたキー
入力インタフェース部にも供給される。上記起床インタ
フェース部63,78及びキー入力インタフェース部
は、上記低速クロックに同期して起床指示信号及びコマ
ンドの検出を行う。
れ無線制御部6及びマンマシン制御部7のCPUが必要
とする速度の高速クロックを発振する。一方低速クロッ
ク発振部62,72は、それぞれ上記高速クロックより
低速でかつ無線制御部6及びマンマシン制御部7内に設
けられた起床インタフェース部63,78を動作させる
に足りる速度の低速クロックを発振する。この低速クロ
ックは、上記起床インタフェース部63,78に常時供
給される。なお、低速クロック供給部72が発振した低
速クロックは、マンマシン制御部7内に設けられたキー
入力インタフェース部にも供給される。上記起床インタ
フェース部63,78及びキー入力インタフェース部
は、上記低速クロックに同期して起床指示信号及びコマ
ンドの検出を行う。
【0051】無線制御部6及びマンマシン制御部7は、
それぞれ待機状態に移行する際に、起床インタフェース
部63,78を除いた、CPU等の自己の主要回路部を
動作停止状態に設定するとともに、高速クロック供給部
61,71に動作停止信号を与えてクロック発振動作を
停止させる。
それぞれ待機状態に移行する際に、起床インタフェース
部63,78を除いた、CPU等の自己の主要回路部を
動作停止状態に設定するとともに、高速クロック供給部
61,71に動作停止信号を与えてクロック発振動作を
停止させる。
【0052】また、起床インタフェース部63,78に
おいてマンマシン制御部7及び無線制御部6から送出さ
れた起床指示信号が検出された場合には、対応する高速
クロック供給部61,71に動作開始信号を与えてクロ
ック発振動作を開始させるとともに、動作停止状態に設
定してあるCPU等の自己の回路部を動作状態に設定す
る。
おいてマンマシン制御部7及び無線制御部6から送出さ
れた起床指示信号が検出された場合には、対応する高速
クロック供給部61,71に動作開始信号を与えてクロ
ック発振動作を開始させるとともに、動作停止状態に設
定してあるCPU等の自己の回路部を動作状態に設定す
る。
【0053】このような構成であるから、起床インタフ
ェース部63,78は低速クロックにより動作すること
になり、この結果起床インタフェース部63,78は起
床指示信号を全ビット取り込んだのちに認識することが
可能となり、これにより正確な検出を行うことができ
る。なお、この実施形態では、待機状態においてもクロ
ックが使用されるため電力が消費されることになるが、
低速クロックを使用するためその消費電力の増加は最小
限度に抑えることが可能である。
ェース部63,78は低速クロックにより動作すること
になり、この結果起床インタフェース部63,78は起
床指示信号を全ビット取り込んだのちに認識することが
可能となり、これにより正確な検出を行うことができ
る。なお、この実施形態では、待機状態においてもクロ
ックが使用されるため電力が消費されることになるが、
低速クロックを使用するためその消費電力の増加は最小
限度に抑えることが可能である。
【0054】ちなみに、高速クロックを発生していると
きには数十mAから百mAの電流が消費されるが、低速
クロックのみを発生させた場合には消費電流は1mA以
下となり、消費電力はきわめて小さく抑制できる。
きには数十mAから百mAの電流が消費されるが、低速
クロックのみを発生させた場合には消費電流は1mA以
下となり、消費電力はきわめて小さく抑制できる。
【0055】(第3の実施形態)図7は、この発明に係
わる通信端末装置の第3の実施形態を示す回路ブロック
図である。なお、同図において前記図1と同一部分には
同一符号を付して詳しい説明は省略する。
わる通信端末装置の第3の実施形態を示す回路ブロック
図である。なお、同図において前記図1と同一部分には
同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0056】無線制御部3′及びマンマシン制御部4′
には、それぞれ1個のコマンドインタフェース部35,
47が設けてある。これらのコマンドインタフェース部
35,37は、無線制御部3′とマンマシン制御部4′
との間で発信指示コマンドや着信通知コマンド等のシリ
アルコマンドを転送する機能と、起床指示信号を送受信
する機能とを備えている。そして、シリアルコマンドを
受信する場合には、高速クロックを分周した動作クロッ
クに同期して全ビットを取り込んだ上でコマンドを識別
する。これに対し起床指示信号を受信する場合には、ク
ロックを使用せずに起床指示信号の信号エッジの変化を
検出することで識別する。
には、それぞれ1個のコマンドインタフェース部35,
47が設けてある。これらのコマンドインタフェース部
35,37は、無線制御部3′とマンマシン制御部4′
との間で発信指示コマンドや着信通知コマンド等のシリ
アルコマンドを転送する機能と、起床指示信号を送受信
する機能とを備えている。そして、シリアルコマンドを
受信する場合には、高速クロックを分周した動作クロッ
クに同期して全ビットを取り込んだ上でコマンドを識別
する。これに対し起床指示信号を受信する場合には、ク
ロックを使用せずに起床指示信号の信号エッジの変化を
検出することで識別する。
【0057】このような構成であるから、図1の起床イ
ンタフェース部33,47を無線制御部3′及びマンマ
シン制御部4′から不要にすることができ、これにより
無線制御部3′及びマンマシン制御部4′の回路構成を
簡単小型化できる。
ンタフェース部33,47を無線制御部3′及びマンマ
シン制御部4′から不要にすることができ、これにより
無線制御部3′及びマンマシン制御部4′の回路構成を
簡単小型化できる。
【0058】(その他の実施形態)第3の実施形態で
は、図1に示した無線制御部3及びマンマシン制御部4
における起床インタフェース部33,47を、図7に示
すごとくシリアルコマンドインタフェース部35,49
で兼用する場合について述べたが、図6に示した無線制
御部6及びマンマシン制御部7における起床インタフェ
ース部63,78を、シリアルコマンドインタフェース
部64,79で兼用するように構成してもよい。
は、図1に示した無線制御部3及びマンマシン制御部4
における起床インタフェース部33,47を、図7に示
すごとくシリアルコマンドインタフェース部35,49
で兼用する場合について述べたが、図6に示した無線制
御部6及びマンマシン制御部7における起床インタフェ
ース部63,78を、シリアルコマンドインタフェース
部64,79で兼用するように構成してもよい。
【0059】また、前記各実施形態ではPHS端末の無
線制御部及びマンマシン制御部にこの発明を適用した場
合を例にとって説明したが、シーケンス制御機能を有す
る機能ブロックが他に存在する場合には、これらの他の
シーケンス制御ユニットにこの発明を適用してもよい。
さらにこの発明は携帯電話機や携帯情報端末等の他の通
信端末装置に適用してもよい。
線制御部及びマンマシン制御部にこの発明を適用した場
合を例にとって説明したが、シーケンス制御機能を有す
る機能ブロックが他に存在する場合には、これらの他の
シーケンス制御ユニットにこの発明を適用してもよい。
さらにこの発明は携帯電話機や携帯情報端末等の他の通
信端末装置に適用してもよい。
【0060】その他、シーケンス制御ユニット間におけ
る起床制御手順とその内容、クロック供給部の構成等に
ついても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施できることは勿論である。
る起床制御手順とその内容、クロック供給部の構成等に
ついても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施できることは勿論である。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、複数
のシーケンス制御ユニットの各々に対応してクロック発
振器を設け、かつ各シーケンス制御ユニットに、自己以
外のシーケンス制御ユニットとの間で起床要求信号の授
受を行う起床要求インタフェース部と、動作待機中に自
己に対応するクロック発振器の発振動作を停止させると
ともに、起床要求インタフェース部を除く回路部を動作
停止状態に設定する動作停止制御手段と、起床制御手段
とを設け、動作待機中に他のシーケンス制御ユニットか
ら送られた起床要求信号が起床要求インタフェース部に
より検出された場合に、自己に対応する前記クロック発
振器の発振動作を開始させるとともに、動作停止状態に
設定されている前記回路部を動作状態に設定するように
構成している。
のシーケンス制御ユニットの各々に対応してクロック発
振器を設け、かつ各シーケンス制御ユニットに、自己以
外のシーケンス制御ユニットとの間で起床要求信号の授
受を行う起床要求インタフェース部と、動作待機中に自
己に対応するクロック発振器の発振動作を停止させると
ともに、起床要求インタフェース部を除く回路部を動作
停止状態に設定する動作停止制御手段と、起床制御手段
とを設け、動作待機中に他のシーケンス制御ユニットか
ら送られた起床要求信号が起床要求インタフェース部に
より検出された場合に、自己に対応する前記クロック発
振器の発振動作を開始させるとともに、動作停止状態に
設定されている前記回路部を動作状態に設定するように
構成している。
【0062】従ってこの発明によれば、シーケンス制御
機能を有する機能ブロックによる無駄な電力消費を低減
して、より一層の省電力化を可能とした通信端末装置を
提供することができる。
機能を有する機能ブロックによる無駄な電力消費を低減
して、より一層の省電力化を可能とした通信端末装置を
提供することができる。
【図1】 この発明に係わる通信端末装置の第1の実施
形態であるPHS端末の構成を示す回路ブロック図。
形態であるPHS端末の構成を示す回路ブロック図。
【図2】 図1に示したPHS端末の無線制御部及びマ
ンマシン制御部における起動制御動作を示すフローチャ
ートである。
ンマシン制御部における起動制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】 図1に示したPHS端末の無線制御部及びマ
ンマシン制御部における発信制御動作を示すフローチャ
ート。
ンマシン制御部における発信制御動作を示すフローチャ
ート。
【図4】 図1に示したPHS端末の無線制御部及びマ
ンマシン制御部における着信制御動作を示すフローチャ
ート。
ンマシン制御部における着信制御動作を示すフローチャ
ート。
【図5】 図1に示したPHS端末の無線制御部及びマ
ンマシン制御部における基本遷移動作を示すフローチャ
ート。
ンマシン制御部における基本遷移動作を示すフローチャ
ート。
【図6】 この発明に係わる通信端末装置の第2の実施
形態を示す回路ブロック図。
形態を示す回路ブロック図。
【図7】 この発明に係わる通信端末装置の第3の実施
形態を示す回路ブロック図。
形態を示す回路ブロック図。
1…通信回路部 2…音声録音再生部 3,3′,6…無線制御部 4,4′,7…マンマシン制御部 5…電源回路 11…アンテナ 12…高周波スイッチ 13…受信部 14…周波数シンセ 15…受信電界強度検出器(RSSI) 16…ディジタル復調部 17…TDMAデコード部 18…ADPCMコーデック 19…PCMコーデック 21…レシーバ 22…マイク 23…TDMAエンコード部 24…ディジタル変調部 26…送信部 31,41…クロック供給部 32,44…各種メモリ 33,47,63,78…起床要求インタフェース部 34,48,64,79…シリアルコマンドインタフェ
ース部 35,49…起床要求インタフェース機能を備えたシリ
アルコマンドインタフェース部 42…キー入力部 43…表示部 45…バイブレータユニット 46…サウンダ 51…バッテリ 61,71…高速クロック供給部 62,72…低速クロック供給部
ース部 35,49…起床要求インタフェース機能を備えたシリ
アルコマンドインタフェース部 42…キー入力部 43…表示部 45…バイブレータユニット 46…サウンダ 51…バッテリ 61,71…高速クロック供給部 62,72…低速クロック供給部
Claims (4)
- 【請求項1】 相互に独立して動作する複数のシーケン
ス制御ユニットを備えた通信端末装置において、 前記複数のシーケンス制御ユニットの各々に対応してク
ロック発振器を設け、前記各シーケンス制御ユニット
は、 自己以外のシーケンス制御ユニットとの間で起床要求信
号の授受を行う起床要求インタフェース部と、 動作待機中に、自己に対応する前記クロック発振器の発
振動作を停止させるとともに、前記起床要求インタフェ
ース部を除く回路部を動作停止状態に設定する動作停止
制御手段と、 動作待機中に、他のシーケンス制御ユニットから送られ
た起床要求信号が前記起床要求インタフェース部により
検出された場合に、自己に対応する前記クロック発振器
の発振動作を開始させるとともに、動作停止状態に設定
されている前記回路部を動作状態に設定する起床制御手
段とを備えたことを特徴とする通信端末装置。 - 【請求項2】 前記各シーケンス制御ユニットが、自己
以外のシーケンス制御ユニットとの間で制御信号の授受
を行うための制御信号インタフェース部を備えている場
合に、 前記起床要求インタフェース部は、前記制御信号インタ
フェース部により兼用されることを特徴とする請求項1
記載の通信端末装置。 - 【請求項3】 前記起床要求インタフェース部は、他の
シーケンス制御ユニットとの間を接続する信号線上の信
号エッジの変化を監視し、この信号エッジの変化が検出
された場合に起床要求信号の受信を認識することを特徴
とする請求項1又は2記載の通信端末装置。 - 【請求項4】 前記クロック発振器は、前記回路部の動
作に必要な速度を有する第1のクロックを発振する第1
のクロック発振部と、前記第1のクロックよりも低速で
かつ前記起床要求インタフェース部の動作に必要な速度
を有する第2のクロックを発振する第2のクロック発振
部とを備え、 前記起床要求インタフェース部は、前記第2のクロック
発振部から発振される第2のクロックにより常時動作
し、 かつ前記動作停止制御手段は、自己のシーケンス制御ユ
ニットの動作待機中に、自己に対応する第1及び第2の
クロック発振部のうち第1のクロック発振部の発振動作
を停止させることを特徴とする請求項1又は2記載の通
信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10009687A JPH11215043A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10009687A JPH11215043A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 通信端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11215043A true JPH11215043A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11727137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10009687A Pending JPH11215043A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11215043A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005537546A (ja) * | 2002-08-27 | 2005-12-08 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | マルチモードデバイスのための低電力デュアルプロセッサーアーキテクチャ |
EP1986325A2 (en) | 2007-04-26 | 2008-10-29 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and driving method thereof |
US7467312B2 (en) | 2004-09-30 | 2008-12-16 | Infineon Technologies Ag | Arrangement and method for controlling communication of data between processors |
JP2009238024A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Panasonic Corp | 仮想マルチプロセッサ、システムlsi、携帯電話機器、及び仮想マルチプロセッサの制御方法 |
-
1998
- 1998-01-21 JP JP10009687A patent/JPH11215043A/ja active Pending
Cited By (8)
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US8208972B2 (en) | 2002-08-27 | 2012-06-26 | Qualcomm Incorporated | Low power dual processor architecture for multi mode devices |
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