JP2004241868A - 無線電話装置及びそのバッテリの消費電力低減方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の移動時には間欠受信の受信間隔を短くしたり、受信電界強度が弱い時には間欠的な受信動作の周期を長くする方法があるが、いずれもユーザの着信の確認希望間隔に対応した受信動作の周期の設定ができない。
【解決手段】無線電話装置の電源投入後、ユーザによりファンクションキーが押下されると(ステップS11)、現在のページング受信間隔の設定値が表示部に表示される(ステップS12)。表示されている現在のページング受信間隔の設定値を変更したい場合は、上下キー押下により変更される(ステップS13)。表示部に表示されているページング受信間隔の設定値でよければ、ユーザにより決定キーが押下され、その設定値がLSIに設定される(ステップS15)。
この処理後、無線電話装置は待受け動作を始める。従って、ユーザの意思に応じたページング受信間隔で待受け動作を行うことができる。
【選択図】 図2
【解決手段】無線電話装置の電源投入後、ユーザによりファンクションキーが押下されると(ステップS11)、現在のページング受信間隔の設定値が表示部に表示される(ステップS12)。表示されている現在のページング受信間隔の設定値を変更したい場合は、上下キー押下により変更される(ステップS13)。表示部に表示されているページング受信間隔の設定値でよければ、ユーザにより決定キーが押下され、その設定値がLSIに設定される(ステップS15)。
この処理後、無線電話装置は待受け動作を始める。従って、ユーザの意思に応じたページング受信間隔で待受け動作を行うことができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は無線電話装置及びそのバッテリの消費電力低減方法に係り、特に待受け時に定期的に着信を確認する機能を有する無線電話装置及びその電源であるバッテリの消費電力低減方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
有線回線に接続された基地局や親機との間で無線通信を行う携帯電話機やコードレス電話機の子機などの無線電話装置は、携帯性を目的としてバッテリ(電池)を動作電源としており、基地局や親機の無線通信可能範囲内では自由な場所から通話でき、特に近年の携帯電話機は通話機能だけでなく、電子メール送受信機能その他種々の機能を備えて利便性が向上しているため、広く普及するようになった。
【0003】
このような無線電話装置のうち、携帯電話機では電子メール送受信の場合、電話よりも文字の入力に時間がかかるためにバッテリの消費が大きく、バッテリの寿命が短くなってしまう。また、携帯電話機は電源投入後、通話中以外時、つまり待受け中のときでも定期的に内部の回路の電源をオンして自分宛に着信があるかどうか、基地局からの信号を受信して確認しているため、待受け中であっても少しずつバッテリを消費している。
【0004】
そこで、無線電話装置の使用できる時間を長くするために、バッテリの消費電力を低減する方法が従来より種々提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)。
【0005】
特許文献1記載の従来の無線電話装置では、電話回線に接続された親機と、この親機と無線回線にて接続され通話を行うと共にバッテリで動作する子機とを有する無線電話装置において、電話回線のトラヒックが大きい時間帯では間欠受信の間隔を他の時間帯よりも短くなるように指定することにより、他の無線電話装置との発信・着信時の衝突の可能性を小さくし、他の時間帯では間欠受信の間隔を長くすることにより、子機のバッテリの平均の消費電流を減少させる。
【0006】
また、特許文献2記載の従来の無線電話装置では、基地局や親機などの固定局からの無線信号を受信するための受信部の受信間隔を、装置の移動時には固定局からの信号をいつ受信できるか分からないので短くし、固定局からの信号を受信できず、かつ、装置の停止時には固定局からの信号を受信する可能性が非常に低いので、受信間隔を長くすることにより、バッテリの消費電力を低減するものである。
【0007】
更に、特許文献3記載の従来の無線電話装置では、待ち受け時において、間欠的に受信回路が動作している間に、受信した電界強度を検出し、検出した電界強度が弱い時には制御手段により間欠的な受信動作の周期を長くして消費電力を低減させることにより、サービスエリアの圏外に放置されたり、電源を切り忘れたりしたときのバッテリの浪費を防止できるようにしたものである。
【0008】
【特許文献1】
特開平5−308317号公報(第3頁)
【特許文献2】
特開平10−84308号公報(第4頁)
【特許文献3】
特開平4−345330号公報(第2〜3頁)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、特許文献1記載の従来の無線電話装置では、電話回線のトラヒックが大きい時間帯であるかどうかという時間帯のみによって親機との間欠受信の間隔を決定しており、その時間帯が固定であるためトラヒックの大きい時間帯の変動に対応できず、また、トラヒックの程度に対応した細かな間欠受信間隔の調整ができない。
【0010】
また、特許文献2記載の従来の無線電話装置では、装置の移動時か停止時かにより固定局からの受信間隔を制御し、装置の移動時には間欠受信の受信間隔を短くするようにしたため、地下街その他の電波の届かない範囲で移動しているときには、通信の可能性が無いにも拘らず間欠受信の受信間隔が短くなってしまい、消費電力の低減効果が十分でないという問題がある。
【0011】
更に、特許文献3記載の従来の無線電話装置では、受信電界強度が弱い時には間欠的な受信動作の周期を長くするものであり、ユーザの着信の確認希望間隔に対応した受信動作の周期の設定ができない。
【0012】
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、トラヒックの程度や受信電界強度に関係なく、ユーザの着信の確認希望間隔に対応した受信間隔で待受け動作を行い、バッテリの消費電力を低減し得る無線電話装置及びそのバッテリの消費電力低減方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、第1の発明の無線電話装置は、待受け時に自分宛に着信があるかどうかを確認するために、バッテリから供給される受信部の電源を第1のページング受信間隔毎にオンしてページング信号の受信動作を行う無線電話装置において、第1のページング受信間隔及び第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値のうち、現在設定されているページング受信間隔の設定値を記憶する記憶手段と、第1のページング受信間隔及び一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値の中から、記憶手段に記憶されている現在のページング受信間隔の設定値以外の任意の設定値に任意のタイミングで変更する変更手段と、変更手段による変更後のページング受信間隔の設定値を記憶手段に更新記憶すると共に、変更後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行わせる制御手段とを有する構成としたものである。
【0014】
この発明では、従来と同様の第1のページング受信間隔及びこの第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値の中から、現在のページング受信間隔の設定値以外の任意の設定値に任意のタイミングで変更し、変更後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行うようにしたため、ユーザの意思に応じたタイミングで、ユーザの意思に応じたページング受信間隔で待受け動作を行うことができる。
【0015】
また、上記の目的を達成するため、第2の発明の無線電話装置は、現在設定されているページング受信間隔の設定値を記憶する記憶手段と、第1のページング受信間隔及び一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値を所定時間毎に順次巡回的に切り替える切替手段と、切替手段による切り替え後のページング受信間隔の設定値を記憶手段に更新記憶すると共に、切り替え後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行わせる制御手段とを有する構成としたものである。
【0016】
この発明では、従来と同様の第1のページング受信間隔及びこの第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値を順次巡回的に切り替え、切り替え後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行うようにしたため、所定時間毎のタイミングで、所定順序で異なるページング受信間隔で待受け動作を行うことができる。
【0017】
また、上記の目的を達成するため、第3の発明の無線電話装置は、第2のページング受信間隔の設定値には、無限大の設定値を含むことを特徴とする。この発明では、待受け時にページング受信を行わないため、受信系の電源は実質的にオフとし、かつ、送信系の電源はオンの状態にすることができる。
【0018】
また、上記の目的を達成するため、第4の発明のバッテリの消費電力低減方法は、待受け時に自分宛に着信があるかどうかを確認するために、バッテリから供給される受信部の電源を第1のページング受信間隔毎にオンしてページング信号の受信動作を行う無線電話装置のバッテリの消費電力低減方法において、第1のページング受信間隔及び第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値のうち、現在設定されているページング受信間隔の設定値を表示する第1のステップと、第1のページング受信間隔及び一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値の中から、表示されている現在のページング受信間隔の設定値以外の任意の設定値に任意のタイミングで変更する第2のステップと、第2のステップによる変更後のページング受信間隔の設定値を切り替え表示すると共に、変更後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行わせる第3のステップとを含むことを特徴とする。
【0019】
この発明では、従来と同様の第1のページング受信間隔及びこの第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値の中から、現在のページング受信間隔の設定値以外の任意の設定値に任意のタイミングで変更し、変更後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行うようにしたため、ユーザの意思に応じたタイミングで、ユーザの意思に応じたページング受信間隔で待受け動作を行うことができる。
【0020】
また、上記の目的を達成するため、第5の発明のバッテリの消費電力低減方法は、第2の発明と同様に従来と同様の第1のページング受信間隔及びこの第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値を順次巡回的に切り替え、切り替え後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行うようにしたため、所定時間毎のタイミングで、所定順序で異なるページング受信間隔で待受け動作を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる無線電話装置の一実施の形態の要部のブロック図を示す。本実施の形態の無線電話装置は、キー操作部1と、不揮発性メモリ2と、大規模半導体集積回路(LSI)3と、中央処理装置(CPU)4とで大略構成される。
【0022】
キー操作部1は、数字キーその他の各種キーからなり、ユーザによりダイヤル番号やメール文などの入力の他、ページング(Paging)受信間隔を設定入力することができる。不揮発性メモリ12は、ページング受信間隔を保存しておくための書き換え可能なメモリで、例えばEEPROMにより構成されており、電源をオフしても記憶データは消去されることなく確保されるメモリである。
【0023】
LSI3は設定されたページング受信間隔でLSI3自身の電源を起動し、図示しない無線部を通して入力される信号に基づき、自分宛の着信があるかどうかの判断を行い、着信が無ければ再度LSI3の電源をオフにする機能を備えた回路である。また、CPU4は、ユーザがキー操作部1により設定又は変更したページング受信間隔値をLSI4に設定すると共に、不揮発性メモリ2に対してページング受信間隔を書き込んだり、読み出したりする。バッテリ5は装置の各部に電源電圧を供給する。
【0024】
なお、図1では本発明の要旨とは直接の関係はないので図示を省略したが、無線電話装置は、基地局と無線通信可能な無線部、キー操作部1に入力された入力情報や受信情報などを表示する表示部、送話音声を音声信号に変換するマイク、受話音声信号を音声として発音するスピーカ、無線部に接続され受信信号を復調したり、送話音声信号などを変調して無線部へ供給する信号処理部なども有していることは勿論である。ここで、上記の信号処理部はLSI3内に組み込むことも可能である。
【0025】
次に、本実施の形態の動作について、図2のフローチャートを併せ参照して説明する。無線電話装置はバッッテリの節約のため、すなわち、バッテリ5の消費電力低減のため、待受け中においては基本的にはバッテリ5から供給されるLSI3の電源をオフにしている。しかし、ユーザ宛の着信があるかどうかを待受け中に確認する必要があるために、待受け中であっても定期的にLSI3の電源をオンし、ページング動作を実行して着信の有り無しを判断している。この動作によりバッテリを少しずつ消費することとなる。
【0026】
そこで、本実施の形態では、ページング受信間隔、つまりLSI3を待受け中に起動する間隔をユーザが調節できるようにしてバッテリの寿命を長くするものである。
【0027】
そのため、まず、無線電話装置の電源投入後、ユーザによりキー操作部1のファンクションキーが押下されると(ステップS11)、不揮発性メモリ2に記憶されている現在のページング受信間隔の設定値がCPU4に読み出されて表示部に表示され、ユーザによりページング受信間隔の決定又は変更ができる状態とされる(ステップS12)。表示されている現在のページング受信間隔の設定値を変更したい場合は、キー操作部1の上下キー押下により変更される(ステップS13)。
【0028】
ここで、ページング受信間隔の設定値は、”通常モード”、”節電モード1”、”節電モード2”の3通りの設定値があり、上下キーの押下毎に”通常モード”→”節電モード1”→”節電モード2”と切り替わり、”節電モード2”の状態で上下キーを押下すると、”通常モード”に戻る。なお、上記の節電モード1はページング間隔を数秒とし、節電モード2はページング間隔を数十秒とし、通常モードはページング間隔が節電モード1よりも短い従来と同様の一般的な時間とする。
【0029】
ページング受信間隔の設定値を変更すると、変更後のページング受信間隔の設定値(モード)が表示部に表示される(ステップS12)。表示部に表示されているページング受信間隔の設定値でよければ、ユーザによりキー操作部1の決定キーが押下される。この決定キーの押下情報はCPU4に供給され、CPU4は、表示部に現在表示されているページング受信間隔の設定値を不揮発性メモリ2に書き込み(ステップS14)、またその設定値をLSI3に設定する(ステップS15)。
【0030】
この処理後、無線電話装置は基地局から定期的にページングチャネルで送信されている信号を、LSI3に設定されたページング受信間隔で受信し、着信があるかどうか確認する待受け動作を始める。
【0031】
このように、本実施の形態によれば、ユーザの意思により通常モード、節電モード1、節電モード2の3つのモードの異なるページング受信間隔のうちの一のモードのページング受信間隔を任意に選択設定することができるため、通常時は通常モードとして従来と同様の通常の待受け動作を行うが、電波が届かない場所に在圏する場合は勿論のこと、ユーザ自身が忙しかったり、会議中など着信応答が困難な場合には節電モード2としてページング受信間隔を最も長くしてバッテリの消費電力低減効果を最大とし、ユーザ自身があまり着信応答したくない時などは節電モード1としてページング受信間隔を比較的長くするなどのユーザの意思に応じたページング受信間隔での待受け動作ができ、これにより、無線電話装置の使い勝手の向上とバッテリの消費電力の低減とを両立できる。
【0032】
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、ページング受信間隔の設定値は2種類又は4種類以上でもよく、またページング受信間隔の設定値を数秒から数十秒としているが、無限大、つまりページング受信を行わないという設定値を用意してもよい。設定値が無限大の場合、待受け時にページング受信は行わないため、無線電話装置の受信系の電源をオフにしている状態と実質的に同じであるが、電源はオンであるため発信動作に関しては通常通りすぐさま動作可能である。つまり、この場合は、発信専用の無線電話装置として動作する。
【0033】
また、上記の実施の形態では、ユーザの任意のタイミングでファンクションキーを押下したときに、現在のページング受信間隔の設定値を表示して、現在表示中の設定値から別の設定値に変更可能なように説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、ある時間単位毎にページング受信間隔の設定値を順次巡回的に切り替えて段階的に増減設定するようにすることもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来と同様の第1のページング受信間隔及びこの第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値の中から、現在のページング受信間隔の設定値以外の任意の設定値に任意のタイミングで変更し、変更後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行うことにより、ユーザの意思に応じたタイミングで、ユーザの意思に応じたページング受信間隔で待受け動作を行うようにしたため、無線電話装置の使い勝手の向上とバッテリの消費電力の低減とを両立でき、バッテリの長寿命化ができる。
【0035】
また、本発明によれば、従来と同様の第1のページング受信間隔及びこの第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値を順次巡回的に切り替え、切り替え後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行うことで、所定時間毎のタイミングで、所定順序で異なるページング受信間隔で待受け動作を行うようにしたため、第1のページング受信間隔でのみページング動作を行う従来に比べて、バッテリの消費電力を低減でき、バッテリの長寿命化ができる。
【0036】
更に、本発明によれば、第2のページング受信間隔の設定値には、無限大の設定値を含むようにしたため、無限大の設定値にページング受信間隔が設定された時には、待受け時にページング受信を行わないため、電源投入後は受信系の電源は実質的にオフとなり、かつ、送信系の電源はオンの状態になるため、バッテリの消費電力を低減できると共に、発信専用の無線電話装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線電話装置の一実施の形態の要部のブロック図である。
【図2】図1の動作説明用フローチャートである。
【符号の説明】
1 キー操作部
2 不揮発性メモリ
3 大規模半導体集積回路(LSI)
4 中央処理装置(CPU)
5 バッテリ
【発明の属する技術分野】
本発明は無線電話装置及びそのバッテリの消費電力低減方法に係り、特に待受け時に定期的に着信を確認する機能を有する無線電話装置及びその電源であるバッテリの消費電力低減方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
有線回線に接続された基地局や親機との間で無線通信を行う携帯電話機やコードレス電話機の子機などの無線電話装置は、携帯性を目的としてバッテリ(電池)を動作電源としており、基地局や親機の無線通信可能範囲内では自由な場所から通話でき、特に近年の携帯電話機は通話機能だけでなく、電子メール送受信機能その他種々の機能を備えて利便性が向上しているため、広く普及するようになった。
【0003】
このような無線電話装置のうち、携帯電話機では電子メール送受信の場合、電話よりも文字の入力に時間がかかるためにバッテリの消費が大きく、バッテリの寿命が短くなってしまう。また、携帯電話機は電源投入後、通話中以外時、つまり待受け中のときでも定期的に内部の回路の電源をオンして自分宛に着信があるかどうか、基地局からの信号を受信して確認しているため、待受け中であっても少しずつバッテリを消費している。
【0004】
そこで、無線電話装置の使用できる時間を長くするために、バッテリの消費電力を低減する方法が従来より種々提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)。
【0005】
特許文献1記載の従来の無線電話装置では、電話回線に接続された親機と、この親機と無線回線にて接続され通話を行うと共にバッテリで動作する子機とを有する無線電話装置において、電話回線のトラヒックが大きい時間帯では間欠受信の間隔を他の時間帯よりも短くなるように指定することにより、他の無線電話装置との発信・着信時の衝突の可能性を小さくし、他の時間帯では間欠受信の間隔を長くすることにより、子機のバッテリの平均の消費電流を減少させる。
【0006】
また、特許文献2記載の従来の無線電話装置では、基地局や親機などの固定局からの無線信号を受信するための受信部の受信間隔を、装置の移動時には固定局からの信号をいつ受信できるか分からないので短くし、固定局からの信号を受信できず、かつ、装置の停止時には固定局からの信号を受信する可能性が非常に低いので、受信間隔を長くすることにより、バッテリの消費電力を低減するものである。
【0007】
更に、特許文献3記載の従来の無線電話装置では、待ち受け時において、間欠的に受信回路が動作している間に、受信した電界強度を検出し、検出した電界強度が弱い時には制御手段により間欠的な受信動作の周期を長くして消費電力を低減させることにより、サービスエリアの圏外に放置されたり、電源を切り忘れたりしたときのバッテリの浪費を防止できるようにしたものである。
【0008】
【特許文献1】
特開平5−308317号公報(第3頁)
【特許文献2】
特開平10−84308号公報(第4頁)
【特許文献3】
特開平4−345330号公報(第2〜3頁)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、特許文献1記載の従来の無線電話装置では、電話回線のトラヒックが大きい時間帯であるかどうかという時間帯のみによって親機との間欠受信の間隔を決定しており、その時間帯が固定であるためトラヒックの大きい時間帯の変動に対応できず、また、トラヒックの程度に対応した細かな間欠受信間隔の調整ができない。
【0010】
また、特許文献2記載の従来の無線電話装置では、装置の移動時か停止時かにより固定局からの受信間隔を制御し、装置の移動時には間欠受信の受信間隔を短くするようにしたため、地下街その他の電波の届かない範囲で移動しているときには、通信の可能性が無いにも拘らず間欠受信の受信間隔が短くなってしまい、消費電力の低減効果が十分でないという問題がある。
【0011】
更に、特許文献3記載の従来の無線電話装置では、受信電界強度が弱い時には間欠的な受信動作の周期を長くするものであり、ユーザの着信の確認希望間隔に対応した受信動作の周期の設定ができない。
【0012】
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、トラヒックの程度や受信電界強度に関係なく、ユーザの着信の確認希望間隔に対応した受信間隔で待受け動作を行い、バッテリの消費電力を低減し得る無線電話装置及びそのバッテリの消費電力低減方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、第1の発明の無線電話装置は、待受け時に自分宛に着信があるかどうかを確認するために、バッテリから供給される受信部の電源を第1のページング受信間隔毎にオンしてページング信号の受信動作を行う無線電話装置において、第1のページング受信間隔及び第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値のうち、現在設定されているページング受信間隔の設定値を記憶する記憶手段と、第1のページング受信間隔及び一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値の中から、記憶手段に記憶されている現在のページング受信間隔の設定値以外の任意の設定値に任意のタイミングで変更する変更手段と、変更手段による変更後のページング受信間隔の設定値を記憶手段に更新記憶すると共に、変更後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行わせる制御手段とを有する構成としたものである。
【0014】
この発明では、従来と同様の第1のページング受信間隔及びこの第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値の中から、現在のページング受信間隔の設定値以外の任意の設定値に任意のタイミングで変更し、変更後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行うようにしたため、ユーザの意思に応じたタイミングで、ユーザの意思に応じたページング受信間隔で待受け動作を行うことができる。
【0015】
また、上記の目的を達成するため、第2の発明の無線電話装置は、現在設定されているページング受信間隔の設定値を記憶する記憶手段と、第1のページング受信間隔及び一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値を所定時間毎に順次巡回的に切り替える切替手段と、切替手段による切り替え後のページング受信間隔の設定値を記憶手段に更新記憶すると共に、切り替え後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行わせる制御手段とを有する構成としたものである。
【0016】
この発明では、従来と同様の第1のページング受信間隔及びこの第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値を順次巡回的に切り替え、切り替え後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行うようにしたため、所定時間毎のタイミングで、所定順序で異なるページング受信間隔で待受け動作を行うことができる。
【0017】
また、上記の目的を達成するため、第3の発明の無線電話装置は、第2のページング受信間隔の設定値には、無限大の設定値を含むことを特徴とする。この発明では、待受け時にページング受信を行わないため、受信系の電源は実質的にオフとし、かつ、送信系の電源はオンの状態にすることができる。
【0018】
また、上記の目的を達成するため、第4の発明のバッテリの消費電力低減方法は、待受け時に自分宛に着信があるかどうかを確認するために、バッテリから供給される受信部の電源を第1のページング受信間隔毎にオンしてページング信号の受信動作を行う無線電話装置のバッテリの消費電力低減方法において、第1のページング受信間隔及び第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値のうち、現在設定されているページング受信間隔の設定値を表示する第1のステップと、第1のページング受信間隔及び一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値の中から、表示されている現在のページング受信間隔の設定値以外の任意の設定値に任意のタイミングで変更する第2のステップと、第2のステップによる変更後のページング受信間隔の設定値を切り替え表示すると共に、変更後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行わせる第3のステップとを含むことを特徴とする。
【0019】
この発明では、従来と同様の第1のページング受信間隔及びこの第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値の中から、現在のページング受信間隔の設定値以外の任意の設定値に任意のタイミングで変更し、変更後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行うようにしたため、ユーザの意思に応じたタイミングで、ユーザの意思に応じたページング受信間隔で待受け動作を行うことができる。
【0020】
また、上記の目的を達成するため、第5の発明のバッテリの消費電力低減方法は、第2の発明と同様に従来と同様の第1のページング受信間隔及びこの第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値を順次巡回的に切り替え、切り替え後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行うようにしたため、所定時間毎のタイミングで、所定順序で異なるページング受信間隔で待受け動作を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる無線電話装置の一実施の形態の要部のブロック図を示す。本実施の形態の無線電話装置は、キー操作部1と、不揮発性メモリ2と、大規模半導体集積回路(LSI)3と、中央処理装置(CPU)4とで大略構成される。
【0022】
キー操作部1は、数字キーその他の各種キーからなり、ユーザによりダイヤル番号やメール文などの入力の他、ページング(Paging)受信間隔を設定入力することができる。不揮発性メモリ12は、ページング受信間隔を保存しておくための書き換え可能なメモリで、例えばEEPROMにより構成されており、電源をオフしても記憶データは消去されることなく確保されるメモリである。
【0023】
LSI3は設定されたページング受信間隔でLSI3自身の電源を起動し、図示しない無線部を通して入力される信号に基づき、自分宛の着信があるかどうかの判断を行い、着信が無ければ再度LSI3の電源をオフにする機能を備えた回路である。また、CPU4は、ユーザがキー操作部1により設定又は変更したページング受信間隔値をLSI4に設定すると共に、不揮発性メモリ2に対してページング受信間隔を書き込んだり、読み出したりする。バッテリ5は装置の各部に電源電圧を供給する。
【0024】
なお、図1では本発明の要旨とは直接の関係はないので図示を省略したが、無線電話装置は、基地局と無線通信可能な無線部、キー操作部1に入力された入力情報や受信情報などを表示する表示部、送話音声を音声信号に変換するマイク、受話音声信号を音声として発音するスピーカ、無線部に接続され受信信号を復調したり、送話音声信号などを変調して無線部へ供給する信号処理部なども有していることは勿論である。ここで、上記の信号処理部はLSI3内に組み込むことも可能である。
【0025】
次に、本実施の形態の動作について、図2のフローチャートを併せ参照して説明する。無線電話装置はバッッテリの節約のため、すなわち、バッテリ5の消費電力低減のため、待受け中においては基本的にはバッテリ5から供給されるLSI3の電源をオフにしている。しかし、ユーザ宛の着信があるかどうかを待受け中に確認する必要があるために、待受け中であっても定期的にLSI3の電源をオンし、ページング動作を実行して着信の有り無しを判断している。この動作によりバッテリを少しずつ消費することとなる。
【0026】
そこで、本実施の形態では、ページング受信間隔、つまりLSI3を待受け中に起動する間隔をユーザが調節できるようにしてバッテリの寿命を長くするものである。
【0027】
そのため、まず、無線電話装置の電源投入後、ユーザによりキー操作部1のファンクションキーが押下されると(ステップS11)、不揮発性メモリ2に記憶されている現在のページング受信間隔の設定値がCPU4に読み出されて表示部に表示され、ユーザによりページング受信間隔の決定又は変更ができる状態とされる(ステップS12)。表示されている現在のページング受信間隔の設定値を変更したい場合は、キー操作部1の上下キー押下により変更される(ステップS13)。
【0028】
ここで、ページング受信間隔の設定値は、”通常モード”、”節電モード1”、”節電モード2”の3通りの設定値があり、上下キーの押下毎に”通常モード”→”節電モード1”→”節電モード2”と切り替わり、”節電モード2”の状態で上下キーを押下すると、”通常モード”に戻る。なお、上記の節電モード1はページング間隔を数秒とし、節電モード2はページング間隔を数十秒とし、通常モードはページング間隔が節電モード1よりも短い従来と同様の一般的な時間とする。
【0029】
ページング受信間隔の設定値を変更すると、変更後のページング受信間隔の設定値(モード)が表示部に表示される(ステップS12)。表示部に表示されているページング受信間隔の設定値でよければ、ユーザによりキー操作部1の決定キーが押下される。この決定キーの押下情報はCPU4に供給され、CPU4は、表示部に現在表示されているページング受信間隔の設定値を不揮発性メモリ2に書き込み(ステップS14)、またその設定値をLSI3に設定する(ステップS15)。
【0030】
この処理後、無線電話装置は基地局から定期的にページングチャネルで送信されている信号を、LSI3に設定されたページング受信間隔で受信し、着信があるかどうか確認する待受け動作を始める。
【0031】
このように、本実施の形態によれば、ユーザの意思により通常モード、節電モード1、節電モード2の3つのモードの異なるページング受信間隔のうちの一のモードのページング受信間隔を任意に選択設定することができるため、通常時は通常モードとして従来と同様の通常の待受け動作を行うが、電波が届かない場所に在圏する場合は勿論のこと、ユーザ自身が忙しかったり、会議中など着信応答が困難な場合には節電モード2としてページング受信間隔を最も長くしてバッテリの消費電力低減効果を最大とし、ユーザ自身があまり着信応答したくない時などは節電モード1としてページング受信間隔を比較的長くするなどのユーザの意思に応じたページング受信間隔での待受け動作ができ、これにより、無線電話装置の使い勝手の向上とバッテリの消費電力の低減とを両立できる。
【0032】
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、ページング受信間隔の設定値は2種類又は4種類以上でもよく、またページング受信間隔の設定値を数秒から数十秒としているが、無限大、つまりページング受信を行わないという設定値を用意してもよい。設定値が無限大の場合、待受け時にページング受信は行わないため、無線電話装置の受信系の電源をオフにしている状態と実質的に同じであるが、電源はオンであるため発信動作に関しては通常通りすぐさま動作可能である。つまり、この場合は、発信専用の無線電話装置として動作する。
【0033】
また、上記の実施の形態では、ユーザの任意のタイミングでファンクションキーを押下したときに、現在のページング受信間隔の設定値を表示して、現在表示中の設定値から別の設定値に変更可能なように説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、ある時間単位毎にページング受信間隔の設定値を順次巡回的に切り替えて段階的に増減設定するようにすることもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来と同様の第1のページング受信間隔及びこの第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値の中から、現在のページング受信間隔の設定値以外の任意の設定値に任意のタイミングで変更し、変更後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行うことにより、ユーザの意思に応じたタイミングで、ユーザの意思に応じたページング受信間隔で待受け動作を行うようにしたため、無線電話装置の使い勝手の向上とバッテリの消費電力の低減とを両立でき、バッテリの長寿命化ができる。
【0035】
また、本発明によれば、従来と同様の第1のページング受信間隔及びこの第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値を順次巡回的に切り替え、切り替え後のページング受信間隔の設定値毎に受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行うことで、所定時間毎のタイミングで、所定順序で異なるページング受信間隔で待受け動作を行うようにしたため、第1のページング受信間隔でのみページング動作を行う従来に比べて、バッテリの消費電力を低減でき、バッテリの長寿命化ができる。
【0036】
更に、本発明によれば、第2のページング受信間隔の設定値には、無限大の設定値を含むようにしたため、無限大の設定値にページング受信間隔が設定された時には、待受け時にページング受信を行わないため、電源投入後は受信系の電源は実質的にオフとなり、かつ、送信系の電源はオンの状態になるため、バッテリの消費電力を低減できると共に、発信専用の無線電話装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線電話装置の一実施の形態の要部のブロック図である。
【図2】図1の動作説明用フローチャートである。
【符号の説明】
1 キー操作部
2 不揮発性メモリ
3 大規模半導体集積回路(LSI)
4 中央処理装置(CPU)
5 バッテリ
Claims (6)
- 待受け時に自分宛に着信があるかどうかを確認するために、バッテリから供給される受信部の電源を第1のページング受信間隔毎にオンしてページング信号の受信動作を行う無線電話装置において、
前記第1のページング受信間隔及び該第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値のうち、現在設定されている前記ページング受信間隔の設定値を記憶する記憶手段と、
前記第1のページング受信間隔及び一又は二以上の前記第2のページング受信間隔の各設定値の中から、前記記憶手段に記憶されている現在の前記ページング受信間隔の設定値以外の任意の設定値に任意のタイミングで変更する変更手段と、
前記変更手段による変更後のページング受信間隔の設定値を前記記憶手段に更新記憶すると共に、前記変更後のページング受信間隔の設定値毎に前記受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行わせる制御手段とを有することを特徴とする無線電話装置。 - 待受け時に自分宛に着信があるかどうかを確認するために、バッテリから供給される受信部の電源を第1のページング受信間隔毎にオンしてページング信号の受信動作を行う無線電話装置において、
前記第1のページング受信間隔及び該第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値のうち、現在設定されている前記ページング受信間隔の設定値を記憶する記憶手段と、
前記第1のページング受信間隔及び一又は二以上の前記第2のページング受信間隔の各設定値を所定時間毎に順次巡回的に切り替える切替手段と、
前記切替手段による切り替え後のページング受信間隔の設定値を前記記憶手段に更新記憶すると共に、前記切り替え後のページング受信間隔の設定値毎に前記受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行わせる制御手段とを有することを特徴とする無線電話装置。 - 前記第2のページング受信間隔の設定値には、無限大の設定値を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の無線電話装置。
- 待受け時に自分宛に着信があるかどうかを確認するために、バッテリから供給される受信部の電源を第1のページング受信間隔毎にオンしてページング信号の受信動作を行う無線電話装置のバッテリの消費電力低減方法において、
前記第1のページング受信間隔及び該第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値のうち、現在設定されている前記ページング受信間隔の設定値を表示する第1のステップと、
前記第1のページング受信間隔及び一又は二以上の前記第2のページング受信間隔の各設定値の中から、表示されている前記現在のページング受信間隔の設定値以外の任意の設定値に任意のタイミングで変更する第2のステップと、
前記第2のステップによる変更後のページング受信間隔の設定値を切り替え表示すると共に、前記変更後のページング受信間隔の設定値毎に前記受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行わせる第3のステップとを含むことを特徴とするバッテリの消費電力低減方法。 - 待受け時に自分宛に着信があるかどうかを確認するために、バッテリから供給される受信部の電源を第1のページング受信間隔毎にオンしてページング信号の受信動作を行う無線電話装置のバッテリの消費電力低減方法において、
前記第1のページング受信間隔及び該第1のページング受信間隔よりも長い一又は二以上の第2のページング受信間隔の各設定値のうち、現在設定されている前記ページング受信間隔の設定値を表示する第1のステップと、
前記第1のページング受信間隔及び一又は二以上の前記第2のページング受信間隔の各設定値を所定時間毎に順次巡回的に切り替える第2のステップと、
前記第2のステップによる変更後のページング受信間隔の設定値を切り替え表示すると共に、前記第2のステップによる切り替え後のページング受信間隔の設定値毎に前記受信部の電源をオンしてページング信号の受信動作を行わせる第3のステップとを含むことを特徴とするバッテリの消費電力低減方法。 - 前記第2のページング受信間隔の設定値には、無限大の設定値を含むことを特徴とする請求項4又は5記載のバッテリの消費電力低減方法。
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2003
- 2003-02-04 JP JP2003026570A patent/JP2004241868A/ja active Pending
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