JPH1030414A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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JPH1030414A
JPH1030414A JP9056345A JP5634597A JPH1030414A JP H1030414 A JPH1030414 A JP H1030414A JP 9056345 A JP9056345 A JP 9056345A JP 5634597 A JP5634597 A JP 5634597A JP H1030414 A JPH1030414 A JP H1030414A
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shim
cam
lifter
valve
dimensional cam
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Takao Naruoka
孝夫 成岡
Takehisa Yaegashi
武久 八重樫
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    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/12Transmitting gear between valve drive and valve
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/0015Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque
    • F01L13/0036Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque the valves being driven by two or more cams with different shape, size or timing or a single cam profiled in axial and radial direction
    • F01L13/0042Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque the valves being driven by two or more cams with different shape, size or timing or a single cam profiled in axial and radial direction with cams being profiled in axial and radial direction

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は三次元カムとリフタとの間にシムが介
装された構成を有する内燃機関の動弁装置に関し、シム
とシリンダヘッドとの間に発生する衝突音の低減を図る
ことを課題とする。 【解決手段】カム部25に傾斜面27を形成すると共にカム
軸方向に移動可能な構成とされた三次元カム21と、シリ
ンダヘッド28に摺動自在に嵌装され三次元カム21からバ
ルブ22へ動力を伝達するリフタ23と、三次元カム21とリ
フタ23との間に変位可能な構成で介装されるシム24とを
具備する内燃機関の動弁装置において、前記リフタと前
記シムとの接触面を球状とすると共に、前記三次元カム
21の軸心Gを通る鉛直線Aが前記リフタ23のリフタ軸心
Dに対し、三次元カム21の回転方向(矢印B方向)上流
側にずらして配置した構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の動弁装置
に係り、特に三次元カムとリフタとの間にシムが介装さ
れた構成を有する内燃機関の動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内燃機関(エンジン)の運転状
態(回転数,負荷等)に応じてバルブタイミングやバル
ブリフト量を変化させる可変バルブ機構が知られてい
る。この可変バルブ機構を搭載することにより、エンジ
ン出力や燃費の向上及び排気エミッションの低減が可能
となる。
【0003】この可変バルブ機構を有したエンジンにお
ける動弁装置は、カム部にカム軸方向に傾斜した傾斜面
を形成すると共にカム軸方向に移動可能な構成とされた
三次元カムを有している。そして、この三次元カムのカ
ム軸方向への移動量を制御することにより、バルブタイ
ミングやバルブリフト量を最適化する構成となってい
る。
【0004】この種の動弁装置として、例えば実開平3
−42001号公報に開示されたものが知られている。
図6は同公報に開示された動弁装置を示している。同図
に示されるように、動弁装置1は大略すると三次元カム
2,バルブ3,リフタ4,及びシム5等により構成され
ている。三次元カム2はカム部6とカム軸7とにより構
成されており、カム部6にはカム軸方向に傾斜する傾斜
面8(傾斜角度をαで示す)が形成されている。この三
次元カム2は、図示しないアクチュエータにより矢印X
1,X2方向に移動可能な構成とされている。
【0005】また、バルブ3はエンジンのシリンダヘッ
ド10に設けられた吸気ポート或いは排出ポートに配設
される弁であり、三次元カム2の回転動作に伴い上下移
動し、吸気ポート或いは排出ポートを開閉する。このバ
ルブ3の上部にはリテーナ9が配設されており、このリ
テーナ9はバルブスプリング14により上方向に弾性付
勢されている。従って、バルブ3はバルブスプリング1
4により常時上方向に付勢された構成とされている。
尚、図6において、矢印Z1方向を上方向、また矢印Z
2方向を下方向と定義する。
【0006】リフタ4はバルブ3の上部に配設されてお
り、この頂面は上に凸の球面形状とされた球面状凸部1
1を形成している。このリフタ4は三次元カム2の動力
をバルブ3に伝達する機能を有し、シリンダヘッド10
に形成されたリフタ孔10aに案内され上下動しうる構
成とされている。また、シム5は三次元カム2とリフタ
4との間に介装されるものであり、上部に三次元カム2
と当接する平坦面部12を形成すると共に、下部にリフ
タ4に形成された球面状凸部11と係合する球面状凹部
13を形成している。この球面状凸部11と球面状凹部
13は略同一曲率を有した構成とされており、よってシ
ム5はリフタ4に形成された球面状凸部11に沿って回
転移動可能な構成となっている。
【0007】上記構成において、カム軸7がアクチュエ
ータ(図示せず)によりX1,X2方向に移動すると、
三次元カム2はカム軸方向に傾斜する傾斜面8を有して
いるためバルブタイミングやバルブリフト量を可変する
ことができる。また、三次元カム2の移動に伴いシム5
はリフタ4上で回転移動するため、三次元カム2が移動
してもリフタ4とシム5との接触面積を大きく維持でき
るため耐磨耗性を向上することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記した動
弁装置1はリフタ4上でシム5が回転変位する構成とさ
れており、かつ三次元カム2はX1,X2方向に移動す
る構成とされているため、シム5はリフタ4上で自在に
回転移動する。また、従来の動弁装置1では、シム5を
所定方向に付勢する付勢機構が設けられていなかったた
め、何の規制もなくシム5は移動する。
【0009】特に、カム2がリフト作用に入ると、リフ
ト量に比例したばね力によって、シム5はカム2とリフ
タ4に抑えられその動きが拘束される。しかし、ばね定
数が低い場合や、ばね力の弱いリフト初期においては、
カム2とシム5とのリフトによる接触点の移動や、カム
2が3次元であることによるカム2の傾斜面とシム5と
の接触点の移動により、リフタ4の球面形状にならって
シム5が回転運動を行う。
【0010】よって、例えば図6に実線で示す位置から
一点鎖線で示す位置までシム5が移動した場合を想定す
ると、シム5はシリンダヘッド10と衝突し、これによ
り衝突音が発生してしまうという問題点があった。周知
のように、バルブ3は複数配設された各気筒に対し夫々
複数個配設され、かつバルブ3は高速に上下動するもの
であるため、上記のように各バルブ3に対応する動弁機
構1で衝突音が発生すると、この衝突音はエンジン全体
としては非常に大きな騒音となってしまう。
【0011】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、予めシムをリフターに当接させた状態としておく
ことにより、シムとシリンダヘッドとの間に発生する衝
突音の低減を図ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、下記の手段を講じたことを特徴とするも
のである。請求項1記載の発明では、カム部にカム軸方
向に傾斜した傾斜面を形成すると共に、前記カム軸方向
に移動可能な構成とされた三次元カムと、この三次元カ
ムからバルブへ動力を伝達する動力伝達部材と、この動
力伝達部材と前記三次元カムとの間に変位可能な構成で
介装されるシムとを具備する内燃機関の動弁装置におい
て、前記シムの外周部の一部が、常時前記動力伝達部材
に当接するよう前記シムを付勢するシム付勢機構を設け
たことを特徴とするものである。
【0013】また、請求項2記載の発明では、カム部に
カム軸方向に傾斜した傾斜面を形成すると共に、前記カ
ム軸方向に移動可能な構成とされた三次元カムと、この
三次元カムからバルブへ動力を伝達する動力伝達部材
と、この動力伝達部材と前記三次元カムとの間に変位可
能な構成で介装されるシムとを具備する内燃機関の動弁
装置において、前記動力伝達部材と前記シムとの接触面
を球面状とすると共に、前記三次元カムの軸心を通る鉛
直線が前記動力伝達部材の前記シムを介装する位置の鉛
直線に対し、前記三次元カムの回転方向上流側にずらし
て配置したことを特徴とするものである。
【0014】上記の各手段は次のように作用する。請求
項1記載の発明によれば、シムの外周部の一部が常時動
力伝達部材に当接するようシムを付勢するシム付勢機構
を設けたことにより、シムはその外周部の一部が動力伝
達部材に当接した状態を維持しつつ移動する構成とな
る。このように、常にシムの外周部が動力伝達部材と当
接した状態とすることにより、シムの移動に伴いシムの
外周部が動力伝達部材と改めて当接(衝突)することは
なく、よって衝突音が発生することを防止することがで
きる。
【0015】また、請求項2記載の発明によれば、動力
伝達部材とシムとの接触面を球面状とすることにより、
動力伝達部材に対してシムは自在にかつ滑らかに移動す
ることが可能となる。また、三次元カムの軸心を通る鉛
直線を動力伝達部材のシムを介装する位置の鉛直線に対
し、三次元カムの回転方向上流側にずらして(オフセッ
トさせて)配置したことにより、三次元カムがシムと接
触した状態において、三次元カムのベース円とシムとの
接触位置はカムの軸心を通る鉛直線に対しカムの回転方
向下流側となる。
【0016】このように、三次元カムとシムとの接触位
置、即ち三次元カムがシムを押圧する押圧点が三次元カ
ムの軸心を通る鉛直線よりずれた位置となることによ
り、シムには回転力が発生する。また、上記のように動
力伝達部材とシムとの接触面は球状とされており、シム
は動力伝達部材に対して自在にかつ滑らかに移動するた
め、この回転力によりシムは動力伝達部材上で回転し、
よってシムの外周部の一部は常に動力伝達部材と接触し
た状態となる。
【0017】このように、常にシムの外周部が動力伝達
部材と当接した状態とすることにより、シムの移動に伴
いシムの外周部が動力伝達部材と改めて当接(衝突)す
ることはなくなり、よって衝突音が発生することを防止
することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面と共に説明する。図1は本発明の第1実施例である
内燃機関(エンジン)の動弁装置20を示している。本
実施例では、動弁装置20として直打式の動弁装置を例
に挙げて説明するものとする。図1に示されるように、
本実施例に係る動弁装置20は、大略すると三次元カム
21,バルブ22,リフタ23,及びシム24等により
構成されている。
【0019】三次元カム21はカム部25とカム軸26
とにより構成されている。カム部25は、ベース円25
aから突出した部位であるカムノーズ25bの先端面に
傾斜面27(図3(C)等に明確に現れる)が形成され
ている。またカム軸26は図示しないタイミングギヤ,
タイミングベルト等によりエンジンのクランクシャフト
に接続されており、クランクシャフトの回転に同期して
回転する構成とされている。
【0020】更に、カム軸26の端部にはアクチュエー
タ(図示せず)が配設されており、このアクチュエータ
に駆動されて三次元カム21はカム軸方向、即ち矢印X
1,X2方向(図3(A)に示す)に移動可能な構成と
されている。本実施例では、上記構成とされたカム軸2
6の軸中心を符号Gで示し、以下カム軸心Gというもの
とする。
【0021】一方、バルブ22はエンジンのシリンダヘ
ッド28に設けられた吸気ポート或いは排出ポートを開
閉する弁であり、三次元カム21の回転動作に伴いカム
部25に付勢されて上下移動し、その下端(本実施例で
は図中矢印Z1方向を上方、矢印Z2方向を下方とす
る)に配設されたバルブヘッド22aが吸気ポート或い
は排出ポートを開弁或いは閉弁する構成とされている。
【0022】このバルブ22の上端部にはバルブスプリ
ング29を保持するリテーナ30が配設されている。バ
ルブスプリング29の上端部はリテーナ30に当接して
おり、またバルブスプリング29の下端はバルブシート
31を介してシリンダヘッド28と当接した構成となっ
ている。このバルブスプリング29は、リテーナ30を
介してバルブ22を図中矢印Z1方向に弾性付勢してお
り、従ってバルブ22はバルブスプリング29により常
時上方向(閉弁方向)に付勢された構成とされている。
【0023】リフタ23はバルブ22の上部に配設され
た有底筒状の部材であり、このリフタ23の頂面に形成
されたリフタ頂面32は下に凸の半球面形状とされてい
る(以下、リフタ頂面32を球面状凹部32という)。
このリフタ23は三次元カム21の動力をバルブ22に
伝達する動力伝達部材として機能し、シリンダヘッド2
8に形成されたバルブ孔28aに案内され上下動する構
成とされている。
【0024】また、シム24は三次元カム21とリフタ
23との間に介装されるものであり、上部には三次元カ
ム21と当接する平坦面部33が形成されると共に、下
部には球面状凸部34が形成されている。このシム24
の下部に形成された球面状凸部34は、リフタ23に形
成された球面状凹部32と係合するよう構成されてい
る。即ち、球面状凹部32及び球面状凸部34は同一位
置を中心点O(以下、球中心点Oという)とした半径R
の球面を有した構成とされている。
【0025】上記のように球面状凹部32及び球面状凸
部34は同一位置を球中心点Oとした半径Rの球面を有
しているため、シム24に形成された球面状凸部34は
リフタ23に形成された球面状凹部32に沿って移動可
能の構成となっており、またその移動は滑らかに行われ
る。また、上記したリフタ23の球面状凹部32の上端
部には外方に若干量延出する延出部35が形成されてい
る。また、シム24の上部に位置する平坦面部33の外
周部分には、球面状凸部34の上縁部より外方に延出し
た鍔部36が形成されている。この鍔部36は、後述す
るようにリフタ23に形成された延出部35と常に当接
するよう構成されている。
【0026】ここで、三次元カム21,リフタ23,及
びシム24の配設位置関係について以下説明する。い
ま、上記したようにカム軸26の軸中心をカム軸心G、
球面状凹部32及び球面状凸部34の中心点を球中心点
Oとし、また上記カム軸心Gを通る鉛直線をカム鉛直線
A、三次元カム21とシム24とが当接する位置を接触
位置Sとする。更に、三次元カム21の回転方向が矢印
Bで示す方向であったとする。
【0027】先ず、バルブ22とリフタ23との位置関
係に注目すると、バルブ22の中心軸とリフタ23の中
心軸は、三次元カム21の押圧力を効率よくバルブ22
に伝達するために一致するよう構成されている。この中
心軸は図1に矢印Dで示す一点鎖線であり、以下この中
心軸をリフタ軸心Dというものとする。続いて、三次元
カム21と上記したリフタ軸心Dとの位置関係に注目す
ると、三次元カム21のカム軸心Gを通るカム鉛直線A
とリフタ軸心Dとは、図1に矢印ΔEで示す距離だけ三
次元カム21の回転方向側にオフセットした構成とされ
ている。具体的には、三次元カム21のカム軸心Gを通
るカム鉛直線Aは、リフタ23の中心軸であるリフタ軸
心Dに対し、三次元カム21の回転方向上流側(矢印B
方向側)に寸法ΔEだけずらして配置された構成とされ
ている。
【0028】続いて、上記構成とされた動弁装置20の
動作について、図1に加えて図2及び図3を用いて以下
説明する。尚、図2及び図3は、三次元カム21に形成
されたカムノーズ25bがバルブ22を変位させる角度
範囲、即ち三次元カム21のカムノーズ25bが右水平
位置にある状態(図2(A),図3(A))から左水平
位置にある状態(図2(G),図3(G))までが移動
する約180°にわたる角度範囲の動弁装置20の動作
を示したものである。尚、カムの回転に対するリフト開
始位置、リフト量,リフト終了位置は、カムプロフィル
により決まる。
【0029】また、図2及び図3では三次元カム21の
30°毎の変化を(A)〜(G)の順に示しており、ま
た図2における(A)〜(G)の各図は、図3における
(A)〜(G)の各図と対応するよう図示している。更
に、図示の便宜上、各図においてバルブスプリング2
9,リテーナ30,及びバルブシート31の図示は省略
している。
【0030】先ず、動弁装置20の基本動作について説
明する。前記したように、三次元カム21はクランクシ
ャフトに同期して回転する構成とされている。よって図
2(A)及び図3(A)に示す状態より、三次元カム2
1が回転してカム部25がシム24を押圧すると、この
押圧力はシム24を介してリフタ23に伝達されてバル
ブ22にリフト作用を及ぼす。これにより、バルブ22
はZ2方向に移動を開始する。
【0031】また、カム部25の頂面(カムノーズ25
bの頂面)には傾斜面27が形成されており、かつシム
24に形成された球面状凸部34はリフタ23に形成さ
れた球面状凹部32に沿って移動自在の構成となってい
る。このため、三次元カム21の回転に伴い傾斜面27
が平坦面部33に係合すると、図2及び図3の各図に示
されるようにシム24は傾斜面27に対応してリフタ2
3上で回転する。
【0032】また、上記したようにカム軸26は、図示
しないアクチュエータによりX1,X2方向に移動でき
る構成とされており、またカムノーズ25bの頂面には
上記のように傾斜面27が形成されているため、カム軸
26が図中矢印X1方向或いはX2方向に移動すること
により、バルブ22の移動量を制御することが可能とな
る。
【0033】具体的には、カム軸26が図中矢印X1方
向に移動することによりバルブ22の移動量は小さくな
り低速時に適応したバルブ開閉状態となり、またカム軸
26が図中矢印X2方向に移動することによりバルブ2
2の移動量は大きくなり高速時に適応したバルブ開閉状
態となる。続いて、本実施例に係る動弁装置20の特有
の動作について説明する。
【0034】上記したように、本実施例に係る動弁装置
20は、三次元カム21カムの軸心Gを通るカム鉛直線
Aが、リフタ23の中心軸であるリフタ軸心Dに対し、
三次元カム21の回転方向上流側(矢印B方向側)に寸
法ΔEだけずらして配置された構成とされている。この
ようにカム鉛直線Aをリフタ軸心Dに対して三次元カム
21の回転方向上流側にずらして(オフセットさせて)
配置したことにより、三次元カム21のベース円25a
がシム24と接触した状態において、三次元カム21と
シム24との接触位置Sはカム鉛直線Aに対し三次元カ
ム21の回転方向下流側となる。
【0035】このように、三次元カム21とシム24と
の接触位置S、即ち三次元カム21がシム24を押圧す
る押圧点がカム鉛直線Aよりずれた位置となることによ
り、シム24にはモーメント力(回転力)が作用する。
また、上記のようにリフタ23とシム24との接触面は
同一半径を有する球面状凹部32及び球面状凸部34と
されており、リフタ23に対してシム24は自在にかつ
滑らかに移動する構成とされている。このため、上記の
モーメント力に付勢されてシム24はリフタ23上で回
転する。
【0036】また、リフタ23の球面状凹部32の上端
部には延出部35が形成されると共に、シム24の平坦
面部33の外周部分には外方に延出した鍔部36が形成
されており、この鍔部36と延出部35とは当接するよ
う構成されている。従って、上記のように回転モーメン
ト力に付勢されてシム24はリフタ23上で回転するこ
とにより、シム24の外周部に形成された鍔部36の一
部は常にリフタ23の延出部35と接触した状態とな
る。即ち、上記した三次元カム21,リフタ23,シム
24の位置関係は、シム24に形成された鍔部36が常
時リフタ23に当接されるようシム24を付勢するシム
付勢機構として機能する。
【0037】このように、シム24に形成された鍔部3
6がリフタ23と常に当接した状態となることにより、
三次元カム21の回転に伴いシム24が移動したとして
も、シム24の移動に伴い鍔部36がリフタ23と改め
て当接(衝突)することはなくなり、よって衝突音の発
生を防止することができる。上記した動弁装置20の具
体的動作について図2及び図3を用いて説明する。
【0038】図2(A)及び図3(A)に示される状態
(回転角度0°の状態とする)では、シム24は三次元
カム21のベース円25aと接触しており、この状態で
は図2(A)に矢印TAで示す位置で鍔部36はリフタ
23と当接している。また、図2(B)及び図3(B)
に示される状態(回転角度30°)では、シム24はベ
ース円25aとカムノーズ26bとの境界部分で接触し
ており、この状態では図2(B)に矢印TBで示す位置
で鍔部36はリフタ23と当接している。
【0039】また、図2(C)及び図3(C)に示され
る状態(回転角度60°)では、シム24はカムノーズ
26bの側部と接触しており、この状態では図3(C)
に矢印TCで示す位置で鍔部36はリフタ23と当接し
ている。また、図2(D)及び図3(D)に示される状
態(回転角度90°)では、シム24はカムノーズ26
bの頂部と接触しており、この状態では図3(D)に矢
印TDで示す位置で鍔部36はリフタ23と当接してい
る。
【0040】また、図2(E)及び図3(E)に示され
る状態(回転角度120°)では、シム24はカムノー
ズ26bの側部と接触しており、この状態では図3
(E)に矢印TEで示す位置で鍔部36はリフタ23と
当接している。また、図2(F)及び図3(F)に示さ
れる状態(回転角度150°)では、シム24はベース
円25aとカムノーズ26bとの境界部分で接触してお
り、この状態では図2(F)に矢印TFで示す位置で鍔
部36はリフタ23と当接している。
【0041】更に、図2(G)及び図3(G)に示され
る状態(回転角度180°)では、シム24は三次元カ
ム21のベース円25aと接触しており、この状態では
図2(G)に矢印TGで示す位置で鍔部36はリフタ2
3と当接している。尚、図示しないが三次元カム21の
回転角度が180°〜360°(0°)の範囲において
は、シム24は三次元カム21のベース円25aと接触
した状態、即ち図2(A),(G)及び図3(A),
(G)に示された状態を維持する。従って、三次元カム
21の回転角度が180°〜360°(0°)の範囲に
おいても鍔部36はリフタ23と当接した状態となる。
【0042】図2及び図3から明らかなように、カム鉛
直線Aをリフタ軸心Dに対して三次元カム21の回転方
向上流側にずらして配置することにより、常に鍔部36
はリフタ23と当接した状態となる。即ち、三次元カム
21の回転に伴いシム24が回転しても、シム24の一
部は必ずリフタ23と当接した状態を維持する。よっ
て、三次元カム21の回転によりシム24が移動したと
しても、シム24の移動に伴い鍔部36がリフタ23と
改めて当接(衝突)することはなくなり、リフタ23と
シム24との間で衝突音が発生することを防止すること
ができる。
【0043】尚、シム24の一部がリフタ23と常に当
接する構成としても、この当接位置は図2及び図3にT
A〜TGで示したように三次元カム21の回転に伴い移
動するため、リフタ23とシム24との間に偏磨耗が発
生するようなことはない。次に本発明の第2実施例につ
いて説明する。図4は本発明の第2実施例である動弁装
置40を示している。尚、図4において、前記した図1
に示した第1実施例に係る動弁装置20と対応する構成
については同一符号を附してその説明を省略する。
【0044】前記した第1実施例では、リフタ23の頂
面に球面状凹部32を形成すると共にシム24の下部に
球面状凸部34を形成し、球面状凹部32と球面状凸部
34とが同一位置を球中心点Oとした半径Rの球面を有
した構成とした。これに対し本実施例に係る動弁装置4
0は、リフタ41の頂面に球面状凸部42を形成すると
共にシム43の下部に球面状凹部44を形成したことを
特徴とするものである。この球面状凸部42及び球面状
凸部44は、同一位置を球中心点Oとした半径Rの球面
を有しており、よってシム43はリフタ41上において
自在に移動可能な構成とされている。
【0045】また、本実施例においても、三次元カム2
1カムの軸心Gを通るカム鉛直線Aが、リフタ41の中
心軸であるリフタ軸心Dに対し、三次元カム21の回転
方向上流側(矢印B方向側)に寸法ΔEだけずらして配
置された構成とされている。従って、三次元カム21と
シム43との接触位置Sはカム鉛直線Aに対し三次元カ
ム21の回転方向下流側となる。
【0046】この構成とすることにより、第1実施例に
係る動弁装置20と同様にシム43には回転モーメント
力(回転力)が発生し、この回転モーメント力に付勢さ
れてシム43はリフタ41上で回転し、従ってシム43
の外周下部45は常にリフタ41と接触した状態とな
る。即ち、本実施例においても、上記のように構成され
た三次元カム21,リフタ41,シム43は、シム43
に形成された外周下部45が常時リフタ41に当接され
るようシム43を付勢するシム付勢機構として機能す
る。
【0047】よって、本実施例においても、シム43は
常時リフタ41と当接した状態となるため、三次元カム
21の回転に伴いシム43が移動したとしても、その移
動により外周下部45がリフタ41と当接(衝突)する
ことはなくなり、衝突音の発生を防止することができ
る。続いて、本発明の第3実施例について説明する。
【0048】図5は本発明の第3実施例である動弁装置
50を示している。本実施例に係る動弁装置50は、三
次元カム21からバルブ22へ動力を伝達する動力伝達
部材としてロッカーアーム60を設けたことを特徴とす
るものである。尚、図5において、図1乃至図4を用い
て説明した第1実施例に係る動弁装置20と同一構成に
ついては同一符号を付してその説明を省略する。
【0049】ロッカーアーム60は、一端をロッカーシ
ャフト61に回転可能に軸承されると共に、他端部に形
成された操作部63がバルブ22の上端部に当接した構
成とされている。また、ロッカーアーム60のロッカー
シャフト61から操作部63に至る途中位置に球面状凹
部62が一体的に形成され、この球面状凹部62にシム
24が配設された構成とされている。
【0050】このシム24の上部には三次元カム21が
配設されており、カム軸26の回転に伴い三次元カム2
1も回転し、シム24を押圧付勢する。この際、シム2
4はロッカーシャフト61で変位するが、ロッカーアー
ム60に形成されている球面状凹部62は、前記した第
1実施例に設けられていた球面状凹部32と同一構成と
されている。
【0051】即ち、三次元カム21カムの軸心Gを通る
カム鉛直線Aは、ロッカーアーム60のシム24を介装
する位置の鉛直線D(即ち、球面状凹部62の中心軸。
以下、ロッカーアーム軸線Dという)に対し、三次元カ
ム21の回転方向上流側(矢印B方向側)に寸法ΔEだ
けずらして配置された構成とされている。このようにカ
ム鉛直線Aをロッカーアーム軸線Dに対して三次元カム
21の回転方向上流側にずらして(オフセットさせて)
配置したことにより、三次元カム21のベース円25a
がシム24と接触した状態において、三次元カム21と
シム24との接触位置Sはカム鉛直線Aに対し三次元カ
ム21の回転方向下流側となる。これにより、三次元カ
ム21とシム24との接触位置S、即ち三次元カム21
がシム24を押圧する押圧点がカム鉛直線Aよりずれた
位置となり、シム24にはモーメント力(回転力)が作
用し、このモーメント力に付勢されてシム24はロッカ
ーアーム60上で回転する。
【0052】また、ロッカーアーム60に設けられた球
面状凹部62の上端部には平滑面部64が形成されると
共に、シム24の外周部分には外方には鍔部36が形成
されており、この鍔部36と平滑面部64とは当接する
よう構成されている。従って、上記のように回転モーメ
ント力に付勢されてシム24はロッカーアーム60上で
回転することにより、シム24の外周部に形成された鍔
部36の一部は常にロッカーアーム60の平滑面部64
と接触した状態となる。即ち、上記した三次元カム2
1,シム24,ロッカーアーム60の位置関係は、シム
24に形成された鍔部36が常時ロッカーアーム60に
当接されるようシム24を付勢するシム付勢機構として
機能する。
【0053】このように、シム24に形成された鍔部3
6がロッカーアーム60と常に当接した状態となること
により、三次元カム21の回転に伴いシム24が移動し
たとしても、シム24の移動に伴い鍔部36がロッカー
アーム60と改めて当接(衝突)することはなくなる。
よって、シム24とロッカーアーム60との間における
衝突音の発生を防止することができると共に、両者間に
発生する偏摩耗を抑制することができる。
【0054】尚、上記した各実施例では、いわゆる直動
式動弁装置及びロッカーアーム式動弁装置を例に挙げて
説明したが、本発明の適用はこれらに限定されるもので
はなく、例えばスイングアーム式動弁装置に適用するこ
とができ、更に内燃機関の動弁装置以外のカムを用いた
動弁装置に対しても適用することができるものであるこ
とは勿論である。
【0055】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、常にシムの
外周部が動力伝達部材(リフタ,ロッカーアーム)と当
接する構成とすることにより、シムの移動に伴いシムの
外周部が動力伝達部材と衝突することはなくなり、よっ
て衝突音の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である内燃機関の動弁装置
を示す側面図である。
【図2】本発明の第1実施例である内燃機関の動弁装置
の動作を順を追って示す側面図図である。
【図3】本発明の第1実施例である内燃機関の動弁装置
の動作を順を追って示す正面図(図2におけるA−A矢
視図)である。
【図4】本発明の第2実施例である内燃機関の動弁装置
を示す要部構成図である。
【図5】本発明の第3実施例である内燃機関の動弁装置
を示す図であり、(A)は動弁装置の側面図、(B)は
動弁装置の正面図である。
【図6】従来の内燃機関の動弁装置の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
20,40,50 動弁装置 21 三次元カム 22 バルブ 23,41 リフタ 24,43 シム 25 カム部 25a ベース円 25b カムノーズ 26 カム軸 27 傾斜面 28 シリンダヘッド 30 リテーナ 32,44 球面状凹部 33 平坦面部 34,42,62 球面状凸部 35 延出部 36 鍔部 45 外周下部 60 ロッカーアーム 61 ロッカーシャフト 64 平滑面部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カム部にカム軸方向に傾斜した傾斜面を
    形成すると共に、前記カム軸方向に移動可能な構成とさ
    れた三次元カムと、 該三次元カムからバルブへ動力を伝達する動力伝達部材
    と、 該動力伝達部材と前記三次元カムとの間に変位可能な構
    成で介装されるシムとを具備する内燃機関の動弁装置に
    おいて、 前記シムの外周部の一部が、常時前記動力伝達部材に当
    接するよう前記シムを付勢するシム付勢機構を設けたこ
    とを特徴とする内燃機関の動弁装置。
  2. 【請求項2】 カム部にカム軸方向に傾斜した傾斜面を
    形成すると共に、前記カム軸方向に移動可能な構成とさ
    れた三次元カムと、 該三次元カムからバルブへ動力を伝達する動力伝達部材
    と、 該動力伝達部材と前記三次元カムとの間に変位可能な構
    成で介装されるシムとを具備する内燃機関の動弁装置に
    おいて、 前記動力伝達部材と前記シムとの接触面を球面状とする
    と共に、 前記三次元カムの軸心を通る鉛直線が前記動力伝達部材
    の前記シムを介装する位置の鉛直線に対し、前記三次元
    カムの回転方向上流側にずらして配置されていることを
    特徴とする内燃機関の動弁装置。
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