JP2007278097A - 可変動弁機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、可変動弁機構に関し、簡単な構造で、リフト量およびバルブタイミングの双方を高い自由度で可変とすることを目的とする。
【解決手段】可変動弁機構10は、バルブ12の開弁特性を可変とするものである。揺動アーム28には、ロッカーアーム16のロッカーローラ22を押圧する押圧面30が形成されている。カム24と揺動アーム28との間には中間部材26が介在している。中間部材26は、中間アーム34に支持されている。第1制御軸36の回転させると、中間アーム34の揺動中心であるピン40の位置が変化する。第2制御軸38の回転させると、揺動アーム28の揺動中心であるピン44の位置が変化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の気筒に設けられたバルブの開弁特性を可変とする可変動弁機構に関する。
内燃機関の吸気弁あるいは排気弁のバルブタイミング(開弁位相)を連続的に変化させることのできる可変バルブタイミング機構(以下、VVT機構と称する)が広く実用化されている。このVVT機構は、タイミングギヤとカムシャフトとの間に、油圧を用いた回転機構を設け、カムシャフトの位相を変化させることにより、バルブタイミングを連続的に進角あるいは遅角することができる。
また、例えば特開2003−239712号公報に開示されているように、バルブのリフト量や作用角(開弁期間)を連続的に変化させることのできる可変動弁機構も開発が進められており、一部実用化もされている。この可変動弁機構を火花点火内燃機関の吸気弁に適用すれば、スロットルバルブによらずに吸入空気量を制御する、いわゆるノンスロットル運転が可能となる。ノンスロットル運転によれば、ポンピングロスを大幅に低減することができるので、燃費性能の向上が図れる。
特開2003−239712号公報 特開2002−371816号公報 特開2004−108302号公報 特開平7−63023号公報
リフト量を連続的に可変とする従来の可変動弁機構では、バルブタイミングは、リフト量に応じて一義的に決まってしまう。つまり、リフト量と、バルブタイミングとを独立に変化させることはできず、バルブタイミングのみを自由に変化させることはできない。
しかしながら、出力向上や排気エミッション低減を図るには、リフト量だけでなく、バルブタイミングも、運転状態に応じて高い自由度で変化させる必要がある。このため、従来、リフト量を連続的に可変とする可変動弁機構を搭載する場合には、バルブタイミングを可変とするVVT機構を更に搭載しているのが現状である。それら2種の可変機構を搭載する結果、構造の複雑化・大型化、部品点数の増大、製造コストアップといった問題が生じている。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、簡単な構造で、リフト量およびバルブタイミングの双方を高い自由度で可変とすることのできる可変動弁機構を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、内燃機関の気筒に設けられたバルブと該バルブを駆動するカムとの間に介在し前記バルブの開弁特性を可変とする可変動弁機構であって、
前記バルブを開弁させるための押圧力が入力される入力部と、
前記入力部を押圧する押圧面を有し前記カムの回転に伴って揺動する揺動アームと、
前記カムと前記揺動アームとの間に介在し前記カムの押圧力を前記揺動アームに伝達する中間部材と、
前記中間部材を支持し前記カムの回転に伴って揺動する中間アームと、
前記中間アームの揺動中心位置を可変とする第1可変機構と、
前記揺動アームの揺動中心位置を、前記中間アームの揺動中心位置と独立して可変とする第2可変機構と、
を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記第1可変機構は、その回転位置が制御される第1制御軸を有し、
前記中間アームは、前記第1制御軸の中心から偏心した箇所が揺動中心となるように前記第1制御軸に回動可能に連結されており、
前記第2可変機構は、前記第1制御軸と同軸的に設けられ、その回転位置が前記第1制御軸と独立に制御される第2制御軸を有し、
前記揺動アームは、前記第2制御軸の中心から偏心した箇所が揺動中心となるように前記第2制御軸に回動可能に連結されていることを特徴とする。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記第2可変機構により前記揺動アームの揺動中心位置を移動させたとき、前記入力部と前記押圧面との接触点が前記押圧面上を相対的に移動することを特徴とする。
また、第4の発明は、第1乃至第3の発明の何れかにおいて、
前記揺動アームは、前記中間部材に押圧される被押圧面を有し、
前記中間アームの揺動中心位置の移動に伴うリフト量およびバルブタイミングの変化のうち、リフト量の変化を、前記揺動アームの揺動中心位置の移動によって相殺する状態が得られるように、前記押圧面および前記被押圧面の形状が設定されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、中間アームの揺動中心位置と、揺動アームの揺動中心位置とをそれぞれ独立に変化させることができる。中間アームの揺動中心位置を移動させると、カムと揺動アームとの間で中間部材が移動することにより、リフト量およびバルブタイミングの双方が変化する。そして、揺動アームの揺動中心位置を移動させると、リフト量を増幅または縮小することができる。そして、第1の発明の可変動弁機構は、中間アームの揺動中心位置の移動方向および移動量と、揺動アームの揺動中心位置の移動方向および移動量との組み合わせ方によって、多様な状態をとることができる。このため、リフト量およびバルブタイミングの双方を高い自由度で可変とすることができる。
第2の発明によれば、第1可変機構および第2可変機構を簡単な構造で実現することができる。また、第1制御軸と第2制御軸とを同軸的に配置することにより、省スペース化が図れ、小型化することができる。
第3の発明によれば、揺動アームの揺動中心位置の移動に伴い、入力部と押圧面との接触点が押圧面上を相対的に移動する。このため、押圧面の形状によって、所望の可変特性を付与することができる。
第4の発明によれば、中間アームの揺動中心位置の移動に伴うリフト量およびバルブタイミングの変化のうち、リフト量の変化を相殺して、リフト量を揃えることができる。つまり、第4の発明によれば、リフト量をほぼ一定に保ったままでバルブタイミングを連続的に可変とすることができる。このため、カムシャフトの位相を変化させるいわゆるVVT機構を併設する必要がないので、構造の簡素化・小型軽量化、部品点数の削減、および製造コストの低減が図れる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の可変動弁機構を示す側面図である。図1に示す可変動弁機構10は、バルブ12を開閉させるものである。バルブ12は、内燃機関の吸気弁あるいは排気弁である。バルブ12は、バルブスプリング14により、閉弁方向(図中の上方向)に付勢されている。
可変動弁機構10は、ロッカーアーム16を有している。ロッカーアーム16の一端は、バルブ12のバルブステム18の端部に当接している。ロッカーアーム16の他端は、シリンダヘッド(図示せず)に支持された支点20になっている。ロッカーアーム16は、支点20を中心として揺動する。ロッカーアーム16の中央部には、ロッカーローラ22が円滑に回転可能に設置されている。なお、支点20は、油圧ラッシュアジャスタ(図示せず)を介して支持されていても良い。
可変動弁機構10は、カム24の押圧力をロッカーローラ22へ伝達する。ロッカーローラ22が押圧されると、ロッカーアーム16がバルブステム18を押圧して、バルブ12が開弁する。カム24は、内燃機関のクランク軸に同期して、クランク軸の2分の1の速度で図中の時計回りに回転する。
カム24とロッカーローラ22との間には、中間部材26と、揺動アーム28とが介在している。カム24の押圧力は、中間部材26および揺動アーム28を介して、ロッカーローラ22へ伝達される。揺動アーム28には、ロッカーローラ22と接触してこれを押圧する湾曲した押圧面30と、中間部材26に押圧される湾曲した被押圧面32とが形成されている。揺動アーム28の基端部は、第2制御軸38に対し、回動可能に連結されている。
中間部材26は円柱状の部材である。この中間部材26は、中間アーム34の先端部に固定されている。中間アーム34の基端部は、第1制御軸36に対し、回動可能に連結されている。なお、中間部材26には、カム24と接触する部分や、被押圧面32と接触する部分に、回転自在なローラが設けられていても良い。
図2は、揺動アーム28、中間部材26、および中間アーム34を示す斜視図である。図2に示すように、中間アーム34の基端部には、後述するピン40を挿通するためのピン孔42が形成されている。図示の構成では、2本の中間アーム34によって中間部材26が支持されている。また、揺動アーム28の基端部には、後述するピン44を挿通するためのピン孔46が形成されている。
本実施形態では、各気筒に対しバルブ12が吸気弁または排気弁として二つ並んで設置され、その二つのバルブ12は共通のカム24により駆動される。また、その二つのバルブ12に対し、揺動アーム28は別々に設けられる。一方、図2に示す中間部材26は、二つのバルブ12のための中間部材26が一体となったものである。すなわち、中間部材26の図2中の上側の部分と下側の部分とは別々の揺動アーム28に接触し、中間部材26の中央部がカム24に接触する。
図3は、揺動アーム28および中間アーム34を取り外した状態の第1制御軸36および第2制御軸38を示す図である。図3に示すように、第2制御軸38は中空になっており、その中空部に第1制御軸36が同軸的に挿通されている。第1制御軸36には、径方向に突出する突出部48が設けられている。突出部48は、第2制御軸38に形成された開口部50から、外部へ突出している。突出部48の先端付近には、ピン40が設置されている。このピン40が中間アーム34のピン孔42に挿入することにより、中間アーム34が第1制御軸36に連結される。中間アーム34は、ピン40を中心として回動可能である。
第2制御軸38にも、径方向に突出する突出部52が設けられている。突出部52の先端付近には、ピン44が設置されている。このピン44が揺動アーム28のピン孔46に挿入することにより、揺動アーム28が第2制御軸38に連結される。揺動アーム28は、ピン44を中心として回動可能である。
図3は、第1制御軸36および第2制御軸38のうち、一つの気筒の二つのバルブ12に対応する部分を示したものである。この部分においては、二つのバルブ12に対応する二組の突出部52が設けられており、各組の突出部52に揺動アーム28がそれぞれ連結される。二組の突出部52の間には、第1制御軸36の突出部48が位置している。この突出部48に、二つのバルブ12に対して共用される中間部材26を支持した図2に示す中間アーム34が連結される。
第1制御軸36および第2制御軸38は、その回転位置を独立して制御可能になっている。第1制御軸36および第2制御軸38の各々に対しては、そのような回転位置の制御を可能とする図示しない駆動機構が設けられている。その駆動機構としては、例えば、電気モータを駆動源とし、ウォームギヤを伝達機構とするものを用いることができる。
図1に示すように、中間アーム34の揺動中心であるピン40の位置は、第1制御軸36の中心から偏心した位置にある。このため、第1制御軸36の回転位置を変えることにより、中間アーム34の揺動中心位置を移動させることができる。中間アーム34の揺動中心位置を移動させることにより、中間部材26の位置を移動することができる(図4、図5参照)。
また、揺動アーム28の揺動中心であるピン44の位置は、第2制御軸38の中心から偏心した位置にある。このため、第2制御軸38の回転位置を変えることにより、揺動アーム28の揺動中心位置を移動させることができる。揺動アーム28の揺動中心位置を移動させると、ロッカーローラ22と押圧面30との接触点は、押圧面30上を相対的に移動する(図4、図5参照)。
以上説明したように、可変動弁機構1では、中間アーム34の揺動中心位置が可変であるのみならず、揺動アーム28の揺動中心位置もが可変である。このことにより、可変動弁機構1は、バルブ12のリフト量だけでなく、バルブタイミング(開弁位相)をも高い自由度で可変とすることができる。
すなわち、リフト量を連続的に可変とする従来の可変動弁機構では、リフト量を一定としたままでバルブタイミングを変化させることはできなかった。これに対し、本実施形態の可変動弁機構1では、以下に説明するように、リフト量を一定としたままでバルブタイミングを変化させることができる。
図1に示す状態では、ロッカーローラ22は押圧面30のほぼ中央に接触しており、中間部材26は被押圧面32のほぼ中央に接触している。そして、カム24の中心と、中間部材26の中心と、ロッカーローラ22の中心とが、側面視でほぼ一直線上に位置している。これにより、この状態では、カム24のカム山(カムノーズ)54がもたらす変位がロッカーローラ22にほとんどそのまま伝達されるので、カム山54の高さとほぼ同じリフト量が得られる。このような図1に示す状態を以下「位相中立・通常リフト状態」と称する。
図1の位相中立・通常リフト状態から、揺動アーム28の揺動中心位置を動かすことなく、中間アーム34の揺動中心位置のみを図中の反時計回りに変位させたと仮定すると、中間部材26は、カム24の回転方向と反対方向に移動し、早いタイミングでカム山54に接触するようになる。すなわち、バルブタイミングが進角する。また、この場合には、図1に示す状態と比べて、中間部材26と被押圧面32との接触点が揺動アーム28の揺動中心から遠くなる。このため、揺動アーム28の振幅が小さくなり、その結果、リフト量が小さくなる。このような状態を以下「位相進角・小リフト状態」と称する。
上記位相進角・小リフト状態から、揺動アーム28の揺動中心位置を図中の時計回りに変位させると、図4に示す状態となる。この状態では、位相進角・小リフト状態と同様に、バルブタイミングは進角している。また、ロッカーローラ22は、揺動アーム28の中央より先端側に接触している。揺動アーム28の中央より先端側の部分では、先端側にいくほど、押圧面30と被押圧面32との距離が大きくなっている。
図4に示す状態でカム山54が中間部材26を介して揺動アーム28を押すと、ロッカーローラ22と押圧面30との接触点Pは、揺動アーム28の更に先端方向へ移動する。すなわち、バルブ12がリフトする過程で、接触点Pは押圧面30と被押圧面32との距離が大きくなる方向へ移動する。このため、ロッカーローラ22はカム山54の高さよりも大きく変位する。つまり、この状態では、バルブ12のリフト量は、位相進角・小リフト状態よりも増幅され、図1の位相中立・通常リフト状態のときとほぼ同じリフト量となる。このような図4に示す状態を「位相進角・通常リフト状態」と称する。
一方、図1の位相中立・通常リフト状態から、揺動アーム28の揺動中心位置を動かすことなく、中間アーム34の揺動中心位置のみを図中の時計回りに変位させたと仮定すると、中間部材26は、カム24の回転方向と同方向に移動し、遅いタイミングでカム山54に接触するようになる。すなわち、バルブタイミングが遅角する。また、この場合には、図1に示す状態と比べて、中間部材26と被押圧面32との接触点が揺動アーム28の揺動中心に近くなる。このため、揺動アーム28の振幅が大きくなり、その結果、リフト量が大きくなる。このような状態を以下「位相遅角・大リフト状態」と称する。
上記位相遅角・大リフト状態から、揺動アーム28の揺動中心位置を図中の反時計回りに変位させると、図5に示す状態となる。この状態では、位相遅角・大リフト状態と同様に、バルブタイミングは遅角している。また、ロッカーローラ22は、揺動アーム28の中央より基端側に接触している。揺動アーム28の中央より基端側の部分では、先端側にいくほど、押圧面30と被押圧面32との距離が小さくなっている。
図5に示す状態でカム山54が中間部材26を介して揺動アーム28を押すと、ロッカーローラ22と押圧面30との接触点Pは、揺動アーム28の先端方向へ移動する。すなわち、バルブ12がリフトする過程で、接触点Pは押圧面30と被押圧面32との距離が小さくなる方向へ移動する。このため、ロッカーローラ22はカム山54の高さよりも小さく変位する。つまり、この状態では、バルブ12のリフト量は、位相遅角・大リフト状態よりも縮小され、図1の位相中立・通常リフト状態のときとほぼ同じリフト量となる。このような図5に示す状態を「位相遅角・通常リフト状態」と称する。
以上説明したように、可変動弁機構1によれば、図5の位相遅角・通常リフト状態から、図1の位相中立・通常リフト状態を経て、図4の位相進角・通常リフト状態に至るまでの間で、リフト量を一定に保ったまま、バルブタイミングを連続的に変化させることができる。すなわち、可変動弁機構1によれば、バルブ12の開弁特性のうちのバルブタイミングのみを可変とすることができる。このため、カムシャフトの位相を変化させるいわゆるVVT機構を別個に設ける必要がない。それゆえ、構造の簡素化・小型軽量化、部品点数の削減、および製造コストの低減が図れる。
また、可変動弁機構1は、上述した5つの状態以外にも、中間アーム34の揺動中心位置の移動方向および移動量と、揺動アーム28の揺動中心位置の移動方向および移動量との組み合わせ方によって、多様な状態をとることができる。その結果、リフト量と、バルブタイミングとを高い自由度で可変とすることができる。
ところで、上述した実施の形態1では揺動アーム28がロッカーアーム16を介してバルブ12を間接的に押圧する構成について説明したが、本発明ではロッカーアーム16がなく揺動アーム28がバルブ12を直接的に押圧する構成としてもよい。また、本発明では、第1制御軸36と第2制御軸38とは、同軸上になくてもよい。
また、上述した実施の形態1においては、ロッカーローラ22が前記第1の発明における「入力部」に、第1制御軸36、突出部48、およびピン40が前記第1の発明における「第1可変機構」に、第2制御軸38、突出部52、およびピン44が前記第1の発明における「第2可変機構」に、それぞれ相当している。
本発明の実施の形態1の可変動弁機構(位相中立・通常リフト状態)を示す側面図である。 揺動アーム、中間部材、および中間アームを示す斜視図である。 揺動アームおよび中間アームを取り外した状態の第1制御軸および第2制御軸を示す図である。 本発明の実施の形態1の可変動弁機構(位相進角・通常リフト状態)を示す側面図である。 本発明の実施の形態1の可変動弁機構(位相遅角・通常リフト状態)を示す側面図である。
符号の説明
10 可変動弁機構
12 バルブ
14 バルブスプリング
16 ロッカーアーム
20 支点
22 ロッカーローラ
24 カム
26 中間部材
28 揺動アーム
30 押圧面
32 被押圧面
34 中間アーム
36 第1制御軸
38 第2制御軸
40,44 ピン
54 カム山

Claims (4)

  1. 内燃機関の気筒に設けられたバルブと該バルブを駆動するカムとの間に介在し前記バルブの開弁特性を可変とする可変動弁機構であって、
    前記バルブを開弁させるための押圧力が入力される入力部と、
    前記入力部を押圧する押圧面を有し前記カムの回転に伴って揺動する揺動アームと、
    前記カムと前記揺動アームとの間に介在し前記カムの押圧力を前記揺動アームに伝達する中間部材と、
    前記中間部材を支持し前記カムの回転に伴って揺動する中間アームと、
    前記中間アームの揺動中心位置を可変とする第1可変機構と、
    前記揺動アームの揺動中心位置を、前記中間アームの揺動中心位置と独立して可変とする第2可変機構と、
    を備えることを特徴とする可変動弁機構。
  2. 前記第1可変機構は、その回転位置が制御される第1制御軸を有し、
    前記中間アームは、前記第1制御軸の中心から偏心した箇所が揺動中心となるように前記第1制御軸に回動可能に連結されており、
    前記第2可変機構は、前記第1制御軸と同軸的に設けられ、その回転位置が前記第1制御軸と独立に制御される第2制御軸を有し、
    前記揺動アームは、前記第2制御軸の中心から偏心した箇所が揺動中心となるように前記第2制御軸に回動可能に連結されていることを特徴とする請求項1記載の可変動弁機構。
  3. 前記第2可変機構により前記揺動アームの揺動中心位置を移動させたとき、前記入力部と前記押圧面との接触点が前記押圧面上を相対的に移動することを特徴とする請求項1または2記載の可変動弁機構。
  4. 前記揺動アームは、前記中間部材に押圧される被押圧面を有し、
    前記中間アームの揺動中心位置の移動に伴うリフト量およびバルブタイミングの変化のうち、リフト量の変化を、前記揺動アームの揺動中心位置の移動によって相殺する状態が得られるように、前記押圧面および前記被押圧面の形状が設定されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の可変動弁機構。
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