JP5625616B2 - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

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この発明は内燃機関の可変動弁装置に係り、特に、可変動弁装置の部品群の組付け時またはサービスメンテナンス時のバルブリフト量の初期調整を容易にすることができる内燃機関の可変動弁装置に関する。
車両等に搭載した内燃機関においては、低回転低負荷時の燃焼安定性を高め、高回転高負荷時の出力を確保するように、動弁装置のカム軸に設けた回転カムにより開閉駆動される吸気弁及び排気弁からなるバルブのリフト時期やリフト量を、内燃機関の運転状態に応じて変更する可変動弁装置を備えているものがある。
バルブリフト量を連続的に変化させる可変動弁装置は、従来の内燃機関の動弁装置とは異なり、複雑な機構を設けているため、各バルブのバルブリフト量が均一にならず、各気筒間または各バルブ間におけるバルブリフト量のばらつきが生じる。バルブリフト量のばらつきは、気筒間の出力変動等を招き、ドライバビリティが損なわれることになる。
そのため、可変動弁装置の生産にあたって、部品組付け後にバルブリフト量の初期調整を行う必要がある。
従来の内燃機関の可変動弁装置におけるバルブリフト量の初期調整例としては、可変動弁装置を構成する部品自体を選択勘合することで、リフト量を調整するもの(特開2001−123809号公報)や、複数のシムを用いてシムを選択勘合することで可変動弁装置を構成する部品の初期位相を調整するもの(特開2004−340140号公報)がある。
特開2001−123809号公報 特開2004−340140号公報
ところが、前記特許文献1及び特許文献2の可変動弁装置は、
・グレード分けされた調整用部品を予め準備する必要があり、複数種類の部品設定が必要になる。
・調整用部品を選択勘合することにより作業効率の悪化が懸念される
・グレード分けされた調整用部品を工場に保有するためのスペースが必要となる。
等の問題がある。
この発明は、可変動弁装置を構成する部品の交換やシムを交換することなくバルブリフト量のばらつきを調整でき、バルブリフト量の調整作業を容易にすることができ、また、可変動弁装置全体の構造を簡素化できるようにすることを目的とする。
この発明は、制御軸に本体軸部に対して軸心が偏心する偏心軸部を形成し、回転カムよって揺動するカムフォロアを前記偏心軸部の外周に揺動自在に配置し、バルブを開閉する揺動カムを前記本体軸部に揺動自在に配置し、互いに軸心が偏心した状態で噛み合う外歯歯車と内歯歯車とを備える動力伝達機構によって前記カムフォロアを前記揺動カムに連結し、前記カムフォロアの揺動時に前記動力伝達機構によって前記揺動カムを揺動させる一方、前記制御軸の回転時に前記偏心軸部によって前記外歯歯車と前記内歯歯車のうちどちらか一方を前記本体軸部の軸心を中心に偏心運動させ、この偏心運動により前記バルブに対する前記揺動カムの相対的な位置を変更して前記バルブのリフト量を変更する内燃機関の可変動弁装置において、前記内歯歯車を前記カムフォロアと一体で前記偏心軸部の外周に回転自在に配置し、前記外歯歯車を前記揺動カムと別体で前記本体軸部の外周に回転自在に配置し、前記外歯歯車と前記揺動カムとを前記制御軸を中心とする回転方向の相対的な位相を変更可能な位置調整機構によって連結し、前記位置調整機構は前記外歯歯車から軸方向に突出するとともに前記制御軸の外周に沿って延び、かつ、その径方向の寸法が前記外歯歯車に近い円筒部と、前記円筒部を覆うように前記揺動カムに設けられる空洞部を備え、前記円筒部に径方向外側に突出する突起部を形成する一方、前記空洞部の外周壁に前記突起部を前記制御軸回りに所定角度回転可能な状態で収納する切欠部を形成し、前記切欠部を挟んで互いに対向するとともにネジ孔を有する一対のフランジ部を前記空洞部の外周壁に形成し、前記突起部を互いに対向する方向から挟む調整ネジを前記ネジ孔に装着したことを特徴とする。
この発明の内燃機関の可変動弁装置は、揺動カムと外歯歯車とを位置調整機構によって連結した構造によって、制御軸の本体軸部に配置される外歯歯車と揺動カムとの位相を変えることで部品類の誤差の集積によって生じるバルブリフト量のばらつきを調整できる。
そのため、構成部品の交換やシムを交換することなくバルブリフト量のばらつきを調整でき、バルブリフト量の調整作業を容易にすることができる。
また、この発明の内燃機関の可変動弁装置は、バルブリフト量の調整に関連するネジ孔等を制御軸に設ける必要が無いため制御軸の構造を簡素化でき、可変動弁装置全体の構造を簡素化できる。
図1は位置調整機構の分解斜視図である。(実施例) 図2は位置調整機構の斜視図である。(実施例) 図3は揺動カムの斜視図である。(実施例) 図4は揺動カム及び外歯歯車の斜視図である。(実施例) 図5は可変動弁装置の正面図である。(実施例) 図6はカムフォロアに対する揺動カムの姿勢ずれを示す可変動弁装置の正面図である。(実施例) 図7は突起部の変形例を示すカムフォロア及び外歯歯車の斜視図である。(変形例1)
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図6は、この発明の実施例を示すものである。図5において、1は内燃機関、2はシリンダヘッド、3はシリンダヘッドカバーである。この実施例においては、内燃機関1のクランク軸線を前後方向とし、シリンダ軸線を上下方向とし、クランク軸線及びシリンダ軸線と直交する方向を左右方向として説明する。内燃機関1は、シリンダヘッド2の燃焼室4に連通する吸気ポートあるいは排気ポートからなるポート5を開閉するための、吸気バルブあるいは排気バルブからなるバルブ6を設けている。
バルブ6は、ポート5の開口に接離される先端のバルブヘッド7と、バルブヘッド7に先端側を一体に連結されたバルブステム8とからなる。バルブ6は、前方からの正面視で、上下方向に対し軸線を傾斜させて、バルブステム8をシリンダヘッド2に軸方向移動可能に支持している。バルブ6は、バルブステム8の基端側とシリンダヘッド2との間に、閉弁方向に付勢するバルブスプリングを配設している。
前記内燃機関1は、バルブ6を開閉するローラ式ロッカアーム9を設けている。ローラ式ロッカアーム9は、油圧ラッシュアジャスタ10に一端側を支持されて他端側を揺動され、バルブ6を軸方向に移動させて開閉する。ローラ式ロッカアーム9は、バルブステム8の基端上から右方向に延びるように配置され、左端にバルブステム8の基端に当接される当接部11を備え、中央部に前後方向に指向するローラ軸12により軸支されたローラ13を備え、右端に油圧ラッシュアジャスタ10の球状頂部に支持される支持部14を備えている。
前記内燃機関1は、チェーンあるいはベルトにてクランク軸の回転の1/2で回転されるカム軸15を前後方向に指向させてシリンダヘッド2に軸支している。カム軸15には、バルブ6を開閉駆動するための回転カム16を設けている。回転カム16は、バルブ6をリフトさせない形状のベース円部17と、ベース円部17から径方向に突出されたバルブ6をリフトさせる形状のリフト部18とからなる。
この内燃機関1は、バルブ6のリフト量を連続的に変更する可変動弁装置19を設けている。可変動弁装置19は、カム軸16に平行で前後方向に延びる制御軸20を備えている。制御軸20は、ローラ式ロッカアーム9の上方に配設され、モータ等からなるアクチュエータ21により回転制御される。アクチュエータ21は、制御手段22により駆動制御される。
前記制御軸20には、図1に示すように、本体軸部23の軸心C1に対して軸心が偏心する偏心軸部24を形成している。制御軸20には、偏心軸部24の外周に回転カム16よって揺動するカムフォロア25を揺動自在に配置し、本体軸部23にバルブ6を開閉する揺動カム26を揺動自在に配置している。
前記回転カム16よって揺動するカムフォロア25は、制御軸20の偏心軸部24が摺動自在に貫通する孔部27を有する円筒状のボス部28を備えている。ボス部28は、外周からカム軸15側に向かって突出する一対の前後に平行に配列したローラ支持部29・29を備えている。ローラ支持部29・29の先端には、前後方向に指向するローラ軸30によって、回転カム16に当接されるカム用ローラ31を軸支している。カムフォロア25は、ボス部28の孔部27に制御軸20の偏心軸部24を挿通することで、制御軸20に揺動自在に配置している。
前記バルブ6を開閉する揺動カム26は、図2に示すように、カムフォロア25を挟んで前方と後方との両側にそれぞれ1個ずつ配置している。つまり、揺動カム26は、1つのカムフォロア25に対して2個設けている。したがって、この内燃機関1は、1つの回転カム16により開閉駆動される2個のバルブ6を備え、各バルブ6を開閉する2個のローラ式ロッカアーム9を備え、各ローラ式ロッカアーム9を支持する2個の油圧ラッシュアジャスタ10を備えている。
揺動カム26は、制御軸20の本体軸部23が摺動自在に貫通する孔部32を有する円筒状のボス部33を備えている。ボス部33は、ローラ式ロッカアーム9のローラ13と対向する外周に、カム面34を備えている。カム面34は、制御軸20の軸心C1を中心とする円弧形状であり、バルブ6をリフトさせない形状のベース円部35と、このベース円部35から径方向外側に突出していてバルブ6をリフトさせる形状のリフト部36とからなり、ローラ13に接触する。
前記可変動弁装置19は、カムフォロア25を揺動カム26に動力伝達機構37によって連結している。動力伝達機構37は、互いに軸心が偏心した状態で噛み合う外歯歯車38と内歯歯車39とを備えている。内歯歯車39は、カムフォロア25のボス部28の軸方向両端に一体で形成し、偏心軸部24の外周に回転自在に配置している。外歯歯車38は、揺動カム26と別体で筒形状に形成し、孔部40に本体軸部23を挿通することで本体軸部23の外周に回転自在に配置している。
可変動弁装置19は、カムフォロア25の揺動時に動力伝達機構37によって揺動カム26を揺動させる一方、制御軸20の回転時に偏心軸部24によって外歯歯車38と内歯歯車39のうちどちらか一方、この実施例では内歯歯車39を本体軸部23の軸心C1を中心に偏心運動させ、この偏心運動によりバルブ6に対する揺動カム26の相対的な位置を変更して、バルブ6のリフト量を変更する。
可変動弁装置19の揺動カム26は、本体軸部23に揺動自在に配置している。揺動カム26は、図6に2点鎖線で示すように、本体軸部23への組付け時に、カムフォロア25に対する姿勢(位置)にずれが生じることがある。このずれを調整するために、可変動弁装置19は、外歯歯車38と揺動カム26とを、制御軸20を中心とする回転方向の相対的な位相を変更可能な位置調整機構41によって連結している。
前記位置調整機構41は、外歯歯車38から揺動カム26側に向かい軸方向に突出するとともに制御軸20の外周に沿って延びる円筒部42と、この円筒部42を覆うように揺動カム26のボス部33に設けられる空洞部43とを備えている。外歯歯車38の円筒部42には、径方向外側に突出する突起部44を形成している。一方、空洞部43の外周壁を形成する揺動カム26のボス部33には、図3に示すように、前記突起部44を制御軸20の回りに所定角度回転可能な状態で収納する切欠部45を形成している。
前記空洞部43の外周壁を形成するボス部33には、切欠部45を挟んで互いに対向するとともにネジ孔46を有する一対のフランジ部47を形成している。一対のフランジ部47は、その外側端部が連結部48によって互いに連結されている。一対のフランジ部47の各ネジ孔46には、突起部44を互いに対向する方向から挟む調整ネジ49をそれぞれ装着している。調整ネジ49は、図5に示すように、シリンダヘッド2とヘッドカバー3との接合面50よりヘッドカバー3側の空間51に、その軸線C2がシリンヘッド2とヘッドカバー3との接合面50に略平行な状態で配置されている。
位置調整機構41は、図4に示すように、外歯歯車38の円筒部42を揺動カム26の空洞部43内に配設し、外歯歯車38の円筒部42から突出する突起部44を揺動カム26の切欠部45内に配設し、揺動カム26の一対のフランジ部47の各ネジ孔46に装着した調整ネジ49を締め付けることで、揺動カム26のカムフォロア25に対する姿勢(位置)を調整することができる。
このように、内燃機関1の可変動弁装置19は、動力伝達機構37の内歯歯車39をカムフォロア25と一体で偏心軸部24の外周に回転自在に配置し、外歯歯車38を揺動カム26と別体で本体軸部23の外周に回転自在に配置し、外歯歯車39と揺動カム26とを制御軸20を中心とする回転方向の相対的な位相を変更可能な位置調整機構41によって連結している。
これにより、可変動弁装置19は、制御軸20の本体軸部23に配置される外歯歯車38と揺動カム26との位相を位調整機構41によって変えることで、部品類の誤差の集積によって生じるバルブリフト量のばらつきを調整できる。
そのため、可変動弁装置19は、構成部品の交換やシムを交換することなくバルブリフト量のばらつきを調整でき、バルブリフト量の調整作業を容易にすることができる。
また、この可変動弁装置19は、バルブリフト量の調整に関連するネジ孔等を制御軸20に設ける必要が無いため制御軸20の構造を簡素化でき、可変動弁装置19全体の構造を簡素化できる。
この可変動弁装置19は、外歯歯車28の円筒部42を覆うように揺動カム26に空洞部43を設け、揺動カム26に形成した一対のフランジ部47のネジ孔46に円筒部42から突出する突起部44を互いに対向する方向から挟む調整ネジ49を装着した構造によって、制御軸20の径方向寸法を小型化し、かつその外周に配置される位置調整機構41を構成する部品類を制御軸20の軸心C1近くに配置して可変動弁装置19を小型かつ簡素な構造にできる。
また、この可変動弁装置19は、一対のフランジ部47の外側端部が連結部48によって互いに連結されているので、調整ネジ49を締め付けた場合、一対のフランジ部47に作用する反力を互いに打ち消して空洞部43の外周壁であるボス部33を薄肉化することができる。このため、可変動弁装置19を小型かつ簡素な構造にできる。
さらに、この可変動弁装置19は、位置調整機構41の調整ネジ49を、シリンダヘッド2とヘッドカバー3との接合面50よりヘッドカバー3側の空間51に、その軸線C2がシリンヘッド2とヘッドカバー3との接合面50に略平行な状態で配置した構造によって、調整ネジ49を周辺の空間が広い位置に配置でき、調整ネジ49の軸線C2を接合面50と略平行に配置した構造によって、バルブクリアランスの調整作業を容易にすることができる。
図7は、可変動弁装置19の変形例を示すものである。変形例の可変動弁装置19は、外歯歯車38に形成した突起部44の調整ネジ49に接触する面52が、調整ネジ49側に凸となる曲面に形成されていることを特徴としている。
可変動弁装置19は、突起部44の調整ネジ49に接触する面52を調整ネジ49側に凸となる曲面に形成した構造によって、制御軸20を中心に突起部44が回転して調整ネジ49の軸線C2に対して突起部44が傾いた場合にも、常に調整ネジ49の先端が突起部44と面接触し、調整ネジ49の締付力を安定化することができる。
この発明は、可変動弁装置を構成する部品の交換やシムを交換することなくバルブリフト量のばらつきを調整でき、バルブリフト量の調整作業を容易にすることができ、また、可変動弁装置全体の構造を簡素化できるものであり、可変動弁装置だけでなく、揺動式の動弁装置全般に適応可能である。
1 内燃機関
2 シリンダヘッド
3 シリンダヘッドカバー
6 バルブ
9 ローラ式ロッカアーム
10 油圧ラッシュアジャスタ
15 カム軸
16 回転カム
19 可変動弁装置
22 制御手段
23 本体軸部
24 偏心軸部
25 カムフォロア
26 揺動カム
37 動力伝達機構
38 外歯歯車
39 内歯歯車
41 位置調整機構
42 円筒部
43 空洞部
44 突起部
45 切欠部
46 ネジ孔
47 フランジ部
48 連結部
49 調整ネジ

Claims (2)

  1. 制御軸に本体軸部に対して軸心が偏心する偏心軸部を形成し、
    回転カムによって揺動するカムフォロアを前記偏心軸部の外周に揺動自在に配置し、
    バルブを開閉する揺動カムを前記本体軸部に揺動自在に配置し、
    互いに軸心が偏心した状態で噛み合う外歯歯車と内歯歯車とを備える動力伝達機構によって前記カムフォロアを前記揺動カムに連結し、
    前記カムフォロアの揺動時に前記動力伝達機構によって前記揺動カムを揺動させる一方、
    前記制御軸の回転時に前記偏心軸部によって前記外歯歯車と前記内歯歯車のうちどちらか一方を前記本体軸部の軸心を中心に偏心運動させ、
    この偏心運動により前記バルブに対する前記揺動カムの相対的な位置を変更して前記バルブのリフト量を変更する内燃機関の可変動弁装置において、
    前記内歯歯車を前記カムフォロアと一体で前記偏心軸部の外周に回転自在に配置し、
    前記外歯歯車を前記揺動カムと別体で前記本体軸部の外周に回転自在に配置し、
    前記外歯歯車と前記揺動カムとを前記制御軸を中心とする回転方向の相対的な位相を変更可能な位置調整機構によって連結し
    前記位置調整機構は前記外歯歯車から軸方向に突出するとともに前記制御軸の外周に沿って延び、かつ、その径方向の寸法が前記外歯歯車に近い円筒部と、前記円筒部を覆うように前記揺動カムに設けられる空洞部を備え、
    前記円筒部に径方向外側に突出する突起部を形成する一方、前記空洞部の外周壁に前記突起部を前記制御軸回りに所定角度回転可能な状態で収納する切欠部を形成し、
    前記切欠部を挟んで互いに対向するとともにネジ孔を有する一対のフランジ部を前記空洞部の外周壁に形成し、
    前記突起部を互いに対向する方向から挟む調整ネジを前記ネジ孔に装着したことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  2. 前記調整ネジはシリンダヘッドとヘッドカバーとの接合面より前記ヘッドカバー側の空間にその軸線が前記シリンダヘッドと前記ヘッドカバーとの接合面に略平行な状態で配置されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置。
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