JP4270253B2 - 内燃機関の可変動弁機構 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の可変動弁機構に関する。
内燃機関のクランクシャフトに連動して吸気弁あるいは排気弁を開閉駆動すると共に、制御軸の回転に伴って吸気弁あるい排気弁のリフト特性を可変とする可変動弁機構が従来から広く知られている。このような可変動弁機構においては、内燃機関本体に対する上記制御軸の気筒列方向に沿った位置決めを行う必要があり、上記制御軸の気筒列方向に沿った位置決めを行う軸方向位置決め機構を備えている。
また、このような可変動弁機構としては、上記制御軸の回転可能範囲を機械的に規制するストッパ機構が設けられ、このストッパ機構による回転可能範囲よりも小さい範囲で該制御軸の制御目標値が設定されたものが特許文献1に開示されている。この特許文献1においては、上記ストッパ機構が、シリンダヘッドに固定されたアクチュエータプレートから制御軸側へ向けて延びる制御軸軸方向に沿った2本のストッパと、制御軸に設けられ、制御軸半径方向に沿って延びるストッパピンとから大略構成されている。尚、上記2本のストッパは、適宜間隔を空けて設けられている。
特開2005−226543号公報
しかしながら、上述の特許文献1においては、可変動弁機構を構成する上で必要となる上記ストッパ機構と上述の軸方向位置決め機構とが個別に構成されることになるため、レイアウト上の多くのスペースが必要となり、総じて可変動弁機構が大型化してしまう虞がある。
そこで、本発明は、クランクシャフトの回転に連動して作動し、吸気弁又は排気弁を開閉駆動すると共に、制御軸の回転に伴って吸気弁又は排気弁のリフト特性を可変とする内燃機関の可変動弁機構において、上記制御軸は、内燃機関本体側の制御軸軸受に回転可能に支持されるジャーナル部と、該ジャーナル部に隣接し、上記制御軸の外周面から突出して該制御軸の制御軸軸方向の移動を規制するフランジ部と、を有し、上記フランジ部は、内燃機関本体側のフランジ受け部に回転可能に支持されていると共に、上記フランジ部の外周には、制御軸半径方向外側に向かって突出して上記制御軸の回転範囲を規制するストッパ突出片が形成されていることを特徴としている。これによって、制御軸の気筒列方向に沿った位置決めを行う機構と、制御軸の回転可能範囲を機械的に規制する機構と、が一体化する。
本発明によれば、制御軸の制御軸軸方向の移動を規制するフランジ部に、制御軸の回転範囲を規制するストッパ突出片が形成されているため、全体として可変動弁機構を小型化することができると共に、可変動弁機構の組み立て性の向上を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、可変動弁機構1を簡略的に示す斜視図である。この可変動弁機構1は、クランクシャフト(図示せず)の回転に機械的に連動して吸気弁11を開閉駆動するとともに、制御軸12の回転に伴って吸気弁11のリフト特性、詳しくは吸気弁11のバルブリフト量及び作動角の双方を連続的に変化させるリフト作動角可変機構(VEL)を示している。この可変動弁機構1は、例えば前述の特許文献1等によって公知となっているので、その概要のみを説明する。
可変動弁機構1は、シリンダヘッド上部のラダーカムブラケット21(後述)に回転自在に支持され、吸気弁11の上方を気筒列方向に延びる駆動軸2と、この駆動軸2に圧入等により固定され、この駆動軸2と一体的に回転する駆動偏心軸部3と、駆動軸2の上方位置に同じラダーカムブラケット21によって回転自在に支持されるとともに駆動軸2と平行に配置された制御軸12と、この制御軸12に圧入等により固定され、制御軸12と一体的に回転する制御偏心軸部18と、この制御偏心軸部18に揺動自在に支持された中間部材としてのロッカアーム6と、駆動軸2に揺動可能に取り付けられた揺動カム(動弁カム)9と、を備えている。駆動偏心軸部3とロッカアーム6の一端とはアーム状の第1リンク4によって連係されており、ロッカアーム6の他端と揺動カム9とは、一端がリング状をなす第2リンク8によって連係されている。
駆動軸2は、図示せぬタイミングチェーンないしはタイミングベルトを介して機関のクランクシャフトによって駆動され、クランクシャフトと機械的に連動して軸周りに回転する。駆動偏心軸部3は、円形外周面を有し、この外周面の中心が駆動軸2の軸心から所定量だけ偏心している。ロッカアーム6は、略中央部が制御偏心軸部18によって揺動可能に支持されている。ロッカアーム6の一端部には、連結ピン5を介して第1リンク4が連結され、他端部には、連結ピン7を介して第2リンク8が連結されている。制御偏心軸部18は、制御軸12の軸心から所定量だけ偏心している。従って、制御軸12の角度位置に応じてロッカアーム6の揺動中心が変化する。
揺動カム9の先端部と第2リンク8とは連結ピン17を介して連結されている。この揺動カム9の下面には、駆動軸2と同心状の円弧をなす基円面と、この基円面から所定の曲線を描いて延びるカム面と、が連続して形成されており、これらの基円面ならびにカム面が、揺動カム9の揺動位置に応じてタペット(バルブリフタ)10の上面に対向・当接するようになっている。すなわち、基円面はベースサークル区間として、リフト量が0となる区間であり、揺動カム9が揺動してカム面がタペット10に接触すると、吸気弁11がバルブスプリング反力に抗して押し下げられて、吸気弁11が徐々にリフトしていくことになる。
制御軸12は、図1に示すように、制御軸12一端側に設けられた制御軸アクチュエータ13によって所定回転角度範囲内で回転するように構成されている。この制御軸アクチュエータ13は、例えばサーボモータのような電動モータからなり、制御軸12の回転角位置を保持する機能を有し、機械的連動機構であるウォームギヤ機構15を介して制御軸12と機械的に連係されている。
ウォームギヤ機構15は、制御軸アクチュエータ13の出力軸13aに固定され、この出力軸13aと一体的に回転するウォーム15aと、制御軸12の一端に圧入等により固定され、この制御軸12とともに回転するウォームホイール15bと、により構成されている。ウォームホイール15bの外周には、ウォーム15aに噛み合うウォームギヤが形成されている。
制御軸12及びその制御偏心軸部18の回転角位置は、ポテンショメータ等の制御軸センサ14によって検出されている。この制御軸センサ14の検出信号に基づいて、制御装置(制御手段)19が制御軸アクチュエータ13へ制御信号を出力し、制御軸12の回転角位置が目標値となるようにクローズドループ制御される。
この可変動弁機構1の作用を簡単に説明すると、駆動軸2が回転すると、駆動偏心軸部3,第1リンク4,ロッカアーム6,第2リンク8を経由して揺動カム9が揺動する。この揺動カム9によって、タペット10が押圧され、図示せぬバルブスプリングのばね力に抗して吸気弁11が開閉作動する。また、制御軸アクチュエータ13により制御軸12の角度位置を変更すると、ロッカアーム6の初期位置が変化して、揺動カム9によるバルブリフト特性が連続的に変化する。つまり、リフトならびに作動角を、両者同時に、連続的に拡大,縮小させることができる。各部のレイアウトによるが、例えば、リフト・作動角の大小変化に伴い、吸気弁11の開時期と閉時期とがほぼ対称に変化する。
尚、気筒列方向に延びている駆動軸2及び制御軸12は気筒列を構成する複数の気筒に共用されるのに対して、可変動弁機構1(リフト作動角可変機構)の構成部品である揺動カム9、ロッカアーム6、第1リンク4、第2リンク8等は気筒列を構成する個々の気筒毎に独立して設けられている。
ここで、この可変動弁機構1は、図2〜図5に示すように、内燃機関のシリンダヘッド(図示せず)の上部に支持固定されている。
上記シリンダヘッドは、ヘッド本体として機能するヘッドロア(図示せず)の上面に、複数の軸受キャップを枠状のフレームとともに一体に形成したいわゆるラダーフレーム構造のラダーカムブラケット21を着脱可能に装着したもので、ヘッドアッパとして機能するこのラダーカムブラケット21は複数のヘッドアッパ取付ボルト(図示せず)により上記ヘッドロアに締結固定されている。ここで、図2中の31が、上記ヘッドアッパ取付ボルトが挿入されるヘッドアッパ取付ボルト挿入穴である。
そして、駆動軸2及び制御軸12は双方ともに平行状態を保ちながら気筒列方向に延びていて、駆動軸2は上記ヘッドロアとラダーカムブラケット21とによって軸方向に沿った複数箇所で挟持されるようにして回転可能に支持されている。一方、制御軸12はラダーカムブラケット21上面に載置された上で、このラダーカムブラケット21と、キャップ締結用ボルト(図示せず)によりボルト締め固定される軸受けキャップ22と、によって軸方向に沿った複数箇所で回転可能に支持されている。換言すると、制御軸12は、そのジャーナル部12aが、制御軸12を回転可能に支持する制御軸軸受の軸受本体部であるカムラダーブラケット21の制御軸軸受部23と、上記制御軸軸受のキャップ部としての軸受けキャップ22とによって回転可能に支持されている。
軸受けキャップ22は、制御軸12を跨ぐように配置され、制御軸12の軸直角方向で制御軸12を挟む2本のキャップ締結用ボルト(図示せず)によりラダーカムブラケット21に対して固定されている。ここで、図2中の32が、上記キャップ締結用ボルトが挿入されるキャップ締結用ボルト挿入穴である。
制御軸12には、制御軸12の一端側のジャーナル部12aに隣接する位置に、制御軸12の外周面から突出して制御軸12の軸方向の移動を規制する鍔状のフランジ部24が形成されている。このフランジ部24は、制御軸軸方向に沿って所定の厚みを有し、隣接するジャーナル部12aを支持する制御軸軸受部23から張り出したフランジ受け部25に回転可能に支持されている。つまり、フランジ受け部25は制御軸軸受部23と実質的には一体となっている。
このフランジ部24の外周には、制御軸半径方向外側に向かって突出し、制御軸12の回転範囲を規制する略円弧状のストッパ突出片26が形成されている。このストッパ突出片26は、制御軸軸方向に沿った厚さがフランジ部24の制御軸軸方向に沿った厚さと同じ厚さであって、制御軸12の回転に伴い、ストッパ突出片26がフランジ受け部25の上面であるストッパ突出片受け面25aに面接触するよう形成されている。詳述すると、ストッパ突出片26は、フランジ部24の外周面に対して直交し、制御軸12の回転に伴いストッパ突出片受け面25aに面接触可能な一対の起立壁27,27と、これら起立壁27,27の上端に挟まれたフランジ部24と同心の円弧である外周壁28と、によって構成されている。
一方、ストッパ突出片受け面25aは、制御軸軸受部23と軸受けキャップ22との合わせ面に連続するよう形成されており、より具体的には、ラダーカムブラケット21上面に載置された状態の制御軸12の軸心を通る平面と一致するように形成されている。さらに言えば、ストッパ突出片受け面25aと、制御軸軸受部23と軸受けキャップ22との合わせ面とが同一平面上に位置するように構成されている。
そして、このストッパ突出片受け面25aに、ストッパ突出片26の起立壁27が面接触することで、制御軸12の機械的な回転可能範囲が規制されている。但し、上述したように制御軸12を正確にクローズドループ制御できるように、実際に制御目標値となり得る制御軸12の制御回転範囲は、上記の機械的な回転可能範囲よりも小さく設定されている。
つまり、ストッパ突出片26の一方の起立壁27がストッパ突出片受け面25aに突き当てられる機械的な回転可能範囲の最小側限界位置は、制御軸12の制御目標値の最小値よりも更に小作動角側に余裕をもって設定されている。同様に、ストッパ突出片26の他方の起立壁27がストッパ突出片受け面25aに突き当てられる機械的な回転可能範囲の最大側限界位置は、制御軸12の制御目標値の最大値よりも更に大作動角側に余裕をもって設定されている。
このように構成された内燃機関の可変動弁機構においては、制御軸12の制御軸軸方向の移動を規制するフランジ部24に、制御軸12の機械的な回転可能範囲を規制するストッパ突出片26が一体に形成されているので、制御軸12の機械的な回転可能範囲を規制する構成を簡素化することができ、全体として可変動弁機構1を小型化することができると共に、可変動弁機構1の組み立て性の向上を図ることができる。
そして、制御軸12側のストッパ突出片26と、シリンダヘッド側のストッパ突出片受け面25aとが、面接触するよう構成されているので、ストッパ突出片26をストッパ突出片受け面25aに突き合わせた際に、機械的な回転可能範囲の最大側限界位置もしくは最小限界位置を安定して維持することができるので、この状態で行うバルブリフト量の調整を容易にかつ正確に実施することができ、気筒間のバルブリフト量のばらつきを一層低減することができる。
また、ストッパ突出片受け面25aと、制御軸軸受部23と軸受けキャップ22との合わせ面とが同一平面上に位置するように構成されているので、ストッパ突出片受け面25aと、制御軸軸受部23と軸受けキャップ22との合わせ面とを同時に機械加工することができ、相対的に生産性を向上させることができる。
上記実施形態から把握し得る本発明の技術的思想について、その効果とともに列記する。
(1) クランクシャフトの回転に連動して作動し、吸気弁又は排気弁を開閉駆動すると共に、制御軸の回転に伴って吸気弁又は排気弁のリフト特性を可変とする内燃機関の可変動弁機構において、上記制御軸は、内燃機関本体側の制御軸軸受に回転可能に支持されるジャーナル部と、該ジャーナル部に隣接し、上記制御軸の外周面から突出して該制御軸の制御軸軸方向の移動を規制するフランジ部と、を有し、上記フランジ部は、内燃機関本体側のフランジ受け部に回転可能に支持されていると共に、上記フランジ部の外周には、制御軸半径方向外側に向かって突出して上記制御軸の回転範囲を規制するストッパ突出片が形成されている。これによって、制御軸の気筒列方向に沿った位置決めを行う機構と、制御軸の回転可能範囲を機械的に規制する機構と、が一体化する。そのため、制御軸の制御軸軸方向の移動を規制するフランジ部に、制御軸の回転範囲を規制するストッパ突出片が形成されているため、全体として可変動弁機構を小型化することができると共に、可変動弁機構の組み立て性の向上を図ることができる。
(2) 上記(1)に記載の内燃機関の可変動弁機構において、上記ストッパ突出片は、上記制御軸の回転に伴い該ストッパ突出片が突き当たる上記フランジ受け部のストッパ突出片受け面に対して面接触するよう形成されている。これによって、ストッパ突出片をストッパ突出片受け面に突き合わせた際に、制御軸を機械的な回転可能範囲の最大側限界位置もしくは最小限界位置を安定して維持することができるので、この状態で行うバルブリフト量の調整を容易にかつ正確に実施することができ、気筒間のバルブリフト量のばらつきを一層低減することができる。
(3) 上記(2)に記載の内燃機関の可変動弁機構において、上記制御軸軸受は、内燃機関本体側に設けられた軸受本体部と、該軸受本体部と伴に上記ジャーナル部を回転可能に挟持するキャップ部と、を有し、上記フランジ受け部のストッパ突出片受け面と、上記軸受本体部と上記キャップ部との合わせ面とが同一平面上に位置するように構成されている。これによって、ストッパ突出片受け面と、制御軸軸受部と軸受けキャップとの合わせ面とを同時に機械加工することができ、相対的に生産性を向上させることができる。
(4) 上記(3)に記載の内燃機関の可変動弁機構は、具体的には、上記軸受本体部と、上記フランジ受け部とが一体に形成されている。これによって、可変動弁機構の構成を簡素化することができる。
本発明に係る内燃機関の可変動弁機構の概略構成を示す斜視図。 シリンダヘッドの上部に支持固定された本発明に係る内燃機関の可変動弁機構の要部の概略構成を示す斜視図。 本発明に係る内燃機関の可変動弁機構の要部の正面図。 本発明に係る内燃機関の可変動弁機構の要部の側面図。 本発明に係る内燃機関の可変動弁機構の要部の平面図。
符号の説明
1…可変動弁機構
2…駆動軸
12…制御軸
24…フランジ部
25…フランジ受け部
26…ストッパ突出片

Claims (4)

  1. クランクシャフトの回転に連動して作動し、吸気弁又は排気弁を開閉駆動すると共に、制御軸の回転に伴って吸気弁又は排気弁のリフト特性を可変とする内燃機関の可変動弁機構において、
    上記制御軸は、内燃機関本体側の制御軸軸受に回転可能に支持されるジャーナル部と、該ジャーナル部に隣接し、上記制御軸の外周面から突出して該制御軸の制御軸軸方向の移動を規制するフランジ部と、を有し、
    上記フランジ部は、内燃機関本体側のフランジ受け部に回転可能に支持されていると共に、上記フランジ部の外周には、制御軸半径方向外側に向かって突出して上記制御軸の回転範囲を規制するストッパ突出片が形成されていることを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  2. 上記ストッパ突出片は、上記制御軸の回転に伴い該ストッパ突出片が突き当たる上記フランジ受け部のストッパ突出片受け面に対して面接触するよう形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の可変動弁機構。
  3. 上記制御軸軸受は、内燃機関本体側に設けられた軸受本体部と、該軸受本体部と伴に上記ジャーナル部を回転可能に挟持するキャップ部と、を有し、
    上記フランジ受け部のストッパ突出片受け面と、上記軸受本体部と上記キャップ部との合わせ面とが同一平面上に位置するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の可変動弁機構。
  4. 上記軸受本体部と、上記フランジ受け部とが一体に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の可変動弁機構。
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